JP2007322140A - フィールド機器の異常診断装置及び方法 - Google Patents

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    • G05B21/02Systems involving sampling of the variable controlled electric

Abstract

【課題】フィールド機器の異常診断におけるオペレータの負担を軽減すると共に、高効率且つ正確な異常診断を実現する。
【解決手段】基準値の取得タイミングを規定する取得条件を診断対象機器に対応して個別に記憶する取得条件記憶手段と、前記取得条件に基づいて前記診断対象機器から前記基準値を取得する基準値取得手段と、当該基準値取得手段により取得した基準値を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する基準値記憶手段と、当該基準値記憶手段に記憶されている基準値の適用タイミングを規定する適用条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する適用条件記憶手段と、前記適用条件に基づいて前記基準値記憶手段から読み出した基準値と、前記診断対象機器から取得した実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィールド機器(例えば、差圧伝送器や流量計、バルブポジショナ等)の異常診断装置及び方法に関する。
図5は、従来におけるフィールド機器の異常診断システムの構成概略図である。この図において、符号F1〜Fnはプラント内のプロセス装置に設置され、各種プロセス値を計測するフィールド機器(例えば、差圧伝送器や流量計、バルブポジショナ等)であり、符号HTは各フィールド機器F1〜Fnの異常診断を行なうホスト機器である。ホスト機器HTと各フィールド機器F1〜Fnとはバスライン等で接続されており、ホスト機器HTは、各フィールド機器F1〜Fnから上記バスラインを介して伝送されるプロセス値に基づいて、各フィールド機器F1〜Fnの異常診断を行なう。また、ホスト機器HTは、予め求めておいた異常診断に用いる基準値を、各フィールド機器F1〜Fnに対応して個別に記憶する記憶装置を備えている。なお、この基準値とは、フィールド機器から正常時に伝送されるプロセス値の時系列データに基づいて算出した所定のパラメータ(例えば時系列データの平均値や分散値などの統計的パラメータ)の値である。また、基準値は、システムの実運用前以外でも求められる。
図6は、従来のホスト機器HTにおける異常診断動作を示すフローチャートである。まず、ホスト機器HTは、オペレータから診断開始の指示を受けると、診断対象となるフィールド機器(診断対象機器)に対応する基準値を記憶装置から取得する(ステップS1)。そして、ホスト機器HTは、診断対象機器の診断周期が到来したか否かを判断し(ステップS2)、診断周期が到来していない場合(「No」)、診断周期が到来するまで待機する。一方、ステップS2において、診断周期が到来した場合(「YES」)、ホスト機器HTは、オペレータから基準値の再取得の指示があるか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3において、オペレータから基準値の再取得の指示がない場合(「No」)、ホスト機器HTは、診断対象機器から伝送されるプロセス値の時系列データに基づいて算出される上記パラメータを実測値として取得する(ステップS4)。一方、ステップS3において、オペレータから基準値の再取得の指示があった場合(「YES」)、ホスト機器HTは基準値の再取得を行い(ステップS5)、ステップS4の処理に移行する。ここで、基準値の再取得とは、診断対象機器から伝送されるプロセス値の時系列データに基づいて新たな基準値を算出し、この新たな基準値を前回記憶していた基準値に上書きすることである。そして、ホスト機器HTは、記憶装置から診断対象機器の基準値を読み出し、当該基準値と上記実測値とを比較することにより、診断対象機器の異常診断を行なう(ステップS6)。ホスト機器HTは、上記ステップS2〜S6の処理を診断周期毎に繰り返す。なお、基準値は診断対象機器の種類に応じて当然変わるため、上記ステップS1〜S6の処理は、診断対象機器毎に行われることになる。
上述したように、オペレータから基準値の再取得の指示があった場合、ホスト機器HTは基準値の再取得を行う。これは、プラントの運転状況(季節や負荷などに依存)等の環境の変化に応じて基準値を切り替える必要があるためである。例えば、差圧伝送器における導圧管の詰まりを診断する方法の1つとして、正常時における差圧揺動分散値(基準値)と診断時における差圧揺動分散値(実測値)との比率に基づいて導圧管の詰まりを診断する方法がある。これら差圧揺動分散値は導圧管の詰まり状態に応じて変化するだけでなく、計測対象物である流体の流量の影響も受けて変化するパラメータであるため、流量の変化に応じて基準値を切り替えなければ正確な診断を行なうことができない。
基準値の再取得が発生する要因としては、例えば上記のような計測対象物の流量変化の他、計測対象物の種類の変更や温度変化、診断対象機器周辺のノイズ変化等、様々なプラントの運転状況の変化が考えられる。また、このようなプラントの運転状況は、季節や運転時刻などの時間や、負荷などに応じて時々刻々と変化するものである。
特開平11−341107号公報 特開2005−032086号公報 特開2001−313659号公報 特開2001−092777号公報 特開平07−059175号公報 特開平08−008842号公報 特開2000−068853号公報
しかしながら、上記のように、従来ではオペレータが基準値の再取得の必要性を判断し、ホスト機器に対して基準値の再取得を指示する必要があった。従って、オペレータは診断対象機器の診断周期が到来する度に、プラントの運転状況から基準値の再取得の必要性を判断し、必要性があればホスト機器を操作しなければならないため、オペレータへの負担が大きく、且つ非常に非効率的であった。
また、基準値は再取得される度に更新される(上書きされる)ため、過去の基準値を再び適用することが不可能であった。従って、プラントの運転状況が変化する度に基準値を再取得する他なく、より非効率さを増大させていた。具体的に説明すると、例えば診断対象機器から得られるプロセス値の時系列データに基づいて算出した統計的パラメータ(平均値や分散値など)を基準値として用いる場合、プロセス制御に直接関わる通信の合間(例えば10秒に1回)にプロセス値を取得すると、200個の時系列データを取得するのに約33分かかることになる。つまり、基準値を再取得する度に、毎回約33分の時間が必要となり、効率的な異常診断システムの運用に大きな悪影響を及ぼしていた。
さらに、基準値の再取得を行なう必要性があるにも関わらず、オペレータのミスによりホスト機器に基準値の再取得を指示しなかった場合、不正確な診断結果を得ることになるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、フィールド機器の異常診断におけるオペレータの負担を軽減すると共に、高効率且つ正確な異常診断を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第1の解決手段として、診断対象となる診断対象機器から正常時に入力されるプロセス値に基づいて得られる基準値と、診断時に入力されるプロセス値に基づいて得られる実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断装置であって、前記基準値の取得タイミングを規定する取得条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する取得条件記憶手段と、前記取得条件に基づいて前記診断対象機器から前記基準値を取得する基準値取得手段と、当該基準値取得手段により取得した基準値を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する基準値記憶手段と、当該基準値記憶手段に記憶されている基準値の適用タイミングを規定する適用条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する適用条件記憶手段と、前記適用条件に基づいて前記基準値記憶手段から読み出した基準値と、前記診断対象機器から取得した実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記取得条件記憶手段は、所定の時間が経過した場合に基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第3の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記取得条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値と閾値との比較結果に応じて前記基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第4の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記取得条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値の時系列データに基づいて算出される所定のパラメータと閾値との比較結果に応じて前記基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第5の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記取得条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値が安定化した場合に基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第6の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記取得条件記憶手段は、プロセスシーケンスが変化した場合に基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第7の解決手段として、上記第1〜6のいずれかの解決手段において、前記適用条件記憶手段は、所定の時間が経過した場合に前記基準値記憶手段から基準値を読み出すことを、前記適用条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第8の解決手段として、上記第1〜6のいずれかの解決手段において、前記適用条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値と閾値との比較結果に応じて前記基準値記憶手段から基準値を読み出すことを、前記適用条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第9の解決手段として、上記第1〜6のいずれかの解決手段において、前記適用条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値の時系列データに基づいて算出される所定のパラメータと閾値との比較結果に応じて前記基準値記憶手段から基準値を読み出すことを、前記適用条件として記憶することを特徴とする。
また、本発明では、フィールド機器の異常診断装置に係る第10の解決手段として、上記第1〜9のいずれかの解決手段において、前記取得条件及び適用条件を入力するための入力手段をさらに備え、前記取得条件記憶手段及び適用条件記憶手段は、前記入力手段から入力される前記取得条件及び適用条件を記憶することを特徴とする。
一方、本発明では、フィールド機器の異常診断方法に係る第1の解決手段として、診断対象となる診断対象機器から正常時に入力されるプロセス値に基づいて得られる基準値と、診断時に入力されるプロセス値に基づいて得られる実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断方法であって、前記基準値の取得タイミングを規定する取得条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶し、前記基準値の適用タイミングを規定する適用条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶し、前記取得条件に基づいて前記診断対象機器から前記基準値を取得し、当該取得した基準値を前記診断対象機器に対応して個別に記憶し、前記適用条件に基づいて読み出した基準値と、前記診断対象機器から取得した実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なうことを特徴とする。
本発明によれば、従来ではオペレータが判断していた基準値の再取得のタイミングを自動化することにより、フィールド機器の異常診断におけるオペレータの負担を軽減すると共に、高効率且つ正確な異常診断を実現することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は本実施形態におけるフィールド機器の異常診断システムの構成概略図である。この図において、符号F1〜Fnはプラント内のプロセス装置に設置され、各種プロセス値を計測するフィールド機器(例えば、差圧伝送器や流量計、バルブポジショナ等)であり、符号HT1は各フィールド機器F1〜Fnの異常診断を行なうホスト機器(異常診断装置)である。
本ホスト機器HT1は、例えばPC(Perspnal Computer)であり、図1に示すように、入力部(入力手段)1、外部インターフェース2、制御演算部(基準値取得手段、異常診断手段)3、取得条件データベース(取得条件記憶手段)4、適用条件データベース(適用条件記憶手段)5、基準値データベース(基準値記憶手段)6及び表示部7から構成されている。
入力部1は、例えばキーボードであり、オペレータの操作入力を示す操作信号を制御演算部3に出力する。外部インターフェース2は、各フィールド機器F1〜Fnとバスライン等で接続されており、上記バスラインを介して伝送される各フィールド機器F1〜Fnが計測したプロセス値を制御演算部3に出力する。
制御演算部3は、所定の制御プログラム、入力部1から入力される操作信号、外部インターフェース2から入力される各プロセス値に基づいて本ホスト機器HT1の全体動作を制御するものである。より具体的には、この制御演算部3は、オペレータが入力部1を操作することにより入力した基準値の取得条件及び適用条件を、それぞれ取得条件データベース4、適用条件データベース5に記憶する。なお、ここで取得条件とは基準値の取得タイミングを規定する条件であり、適用条件とは基準値データベース6に記憶されている基準値の適用タイミングを規定する条件のことである。また、本実施形態では、基準値とは、診断対象となるフィールド機器(診断対象機器)から正常時に伝送されるプロセス値の時系列データに基づいて算出した所定のパラメータ(例えば時系列データの平均値や分散値などの統計的パラメータ)の値である。
また、この制御演算部3は、上記取得条件に基づき所定の取得タイミングになると、外部インターフェース2から入力される診断対象機器のプロセス値の時系列データから基準値を求め、この新たに求めた基準値を基準値データベース6に記憶する。さらに、この制御演算部3は、上記適用条件に基づき所定の適用タイミングになると、基準値データベース6に記憶されている基準値を読み出し、当該基準値と診断対象機器のプロセス値の時系列データから算出される統計的パラメータの実測値とを比較することにより、診断対象機器の異常診断を行う。なお、この制御演算部3の詳細な動作については後述する。
取得条件データベース4は、上記制御演算部3の制御の下、基準値の取得条件を診断対象機器に応じて個別に記憶する。適用条件データベース5は、上記制御演算部3の制御の下、基準値の適用条件を診断対象機器に応じて個別に記憶する。基準値データベース6は、上記制御演算部3の制御の下、新たに取得した基準値を診断対象機器に応じて個別に記憶する。なお、この基準値データベース6には、初期設定として標準的な基準値が診断対象機器に応じて個別に記憶されている。
表示部7は、例えば液晶モニタであり、制御演算部3の制御の下、オペレータに基準値の取得条件及び適用条件の入力を促すための条件入力画面や、各診断対象機器の異常診断結果などを表示する。
次に、このように構成された本フィールド機器の異常診断システム、特に本ホスト機器HT1の動作について詳細に説明する。
図2は、本ホスト機器HT1(制御演算部3)の動作を示すフローチャートである。
まず、制御演算部3は、オペレータによる入力部1の操作によって診断開始の指示を受けると、表示部7に条件入力画面を表示させる(ステップS10)。オペレータは、表示部7に表示された条件入力画面の指示に従って入力部1を操作し、基準値の取得条件及び適用条件を入力する。この時、これら条件は各診断対象機器毎に入力される。そして、制御演算部3は、入力された取得条件を診断対象機器に応じて個別に取得条件データベース4に記憶すると共に、適用条件を診断対象機器に応じて個別に適用条件データベース5に記憶する(ステップS11)。
図3(a)に、取得条件データベース4に記憶される基準値の取得条件の一例を示す。この図に示すように、取得条件データベース4には、例えばフィールド機器F1の基準値の取得条件1として、「YYYY年ZZ月DD日 HH時MM分SS秒に基準値を取得し、アドレスA1に保存」が記憶され、取得条件2として、「パラメータ1が閾値Xを越えた場合に基準値を取得し、アドレスA2に保存」が記憶されている。なお、ここでアドレスとは、基準値データベース6内における記憶先アドレスを指している。
この内、取得条件1は、基準値を取得するタイミングを時間によって規定したものである。このような条件を採用することにより、プラントの運転状況が季節や運転時刻などの時間によって変化する場合に、自動的に基準値の再取得を行うことができる。また、取得条件2は、パラメータ1と閾値Xとの比較結果によって基準値を取得するタイミングを規定したものである。このような条件を採用することにより、例えば計測対象物の流量や温度が閾値Xを越えて大きく変化した場合などに、自動的に基準値の再取得を行うことができる。なお、ここでパラメータ1とは、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値でも良いし、プロセス値の時系列データに基づいて算出される所定のパラメータでも良い。
さらに、基準値の取得条件は、上記のものに限らず、例えば診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値が安定化した場合に基準値を取得することや、プロセスシーケンスが変化した場合に基準値を取得することなどを取得条件として採用しても良い。ここで、プロセスシーケンスの変化とは、工程の順序に変化が生じた場合などである。このようなプロセスシーケンスの変化を検出する方法としては、所定のプロセス値やパラメータの変化を監視することで実現できる。その他、計測対象物の種類の変化や、診断対象機器の周辺のノイズの変化などをトリガとして基準値を再取得しても良い。また、取得条件は2つだけでなく、1つでも良いし、複数設定しても良い。
一方、図3(b)に、適用条件データベース5に記憶される基準値の適用条件の一例を示す。この図に示すように、適用条件データベース5には、例えばフィールド機器F1の基準値の適用条件1として、「YYYY年ZZ月DD日 JJ時MM分SS秒に基準値としてアドレスA1のデータを適用」が記憶され、適用条件2として、「パラメータ2が閾値Yを越えた場合に基準値としてアドレスA2のデータを適用」が記憶されている。
この内、適用条件1は、取得条件1と同様に、基準値を適用するタイミングを時間によって規定したものである。また、適用条件2は、取得条件2と同様に、パラメータ2と閾値Yとの比較結果によって基準値を適用するタイミングを規定したものである。これらのような条件を採用することにより、プラントの運転状況に応じて再取得した基準値を任意に、且つ繰り返し使用することができる。なお、ここでパラメータ2とは、取得条件2と同様に、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値でも良いし、プロセス値の時系列データに基づいて算出される所定のパラメータでも良い。また、適用条件は2つだけでなく、1つでも良いし、複数設定しても良い。
続いて、制御演算部3は、基準値データベース6から初期設定として記憶されている基準値1を取得する(ステップS12)。なお、以下では説明の便宜上、フィールド機器F1が診断対象機器として指定されている場合を想定して説明する。
そして、制御演算部3は、診断対象機器の診断周期が到来したか否かを判断し(ステップS13)、診断周期が到来していない場合(「No」)、診断周期が到来するまで待機する。一方、ステップS13において、診断周期が到来した場合(「YES」)、制御演算部3は、取得条件データベース4に記憶されているフィールド機器F1の取得条件1が満たされているか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14において、フィールド機器F1の取得条件1が満たされている場合(「YES」)、制御演算部3は、外部インターフェース2を介して入力されるフィールド機器F1のプロセス値の時系列データから算出される新たな基準値2を、図4に示すように、基準値データベース6のアドレスA1に記憶し(ステップS15)、ステップS16に移行する。一方、ステップS14において、フィールド機器F1の取得条件1が満たされていない場合(「No」)、制御演算部3は、取得条件データベース4に記憶されているフィールド機器F1の取得条件2が満たされているか否かを判断する(ステップS16)。
ステップS16において、フィールド機器F1の取得条件2が満たされている場合(「YES」)、制御演算部3は、外部インターフェース2を介して入力されるフィールド機器F1のプロセス値の時系列データから算出される新たな基準値3を、図4に示すように、基準値データベース6のアドレスA2に記憶し(ステップS17)、ステップS18に移行する。一方、ステップS16において、フィールド機器F1の取得条件2が満たされていない場合(「No」)、制御演算部3は、適用条件データベース5に記憶されているフィールド機器F1の適用条件1が満たされているか否かを判断する(ステップS18)。
ステップS18において、フィールド機器F1の適用条件1が満たされている場合(「YES」)、制御演算部3は、基準値データベース6のアドレスA1に記憶されている基準値2を取得(適用)し(ステップS19)、ステップS20に移行する。一方、ステップS18において、フィールド機器F1の適用条件1が満たされていない場合(「No」)、制御演算部3は、適用条件データベース5に記憶されているフィールド機器F1の適用条件2が満たされているか否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20において、フィールド機器F1の適用条件2が満たされている場合(「YES」)、制御演算部3は、基準値データベース6のアドレスA2に記憶されている基準値3を取得(適用)し(ステップS21)、ステップS22に移行する。一方、ステップS20において、フィールド機器F1の適用条件2が満たされていない場合(「No」)、制御演算部3は、外部インターフェース2を介して入力されるフィールド機器F1のプロセス値の時系列データから実測値を算出する(ステップS22)。そして、制御演算部3は、ステップS18またはステップS20で取得した基準値と、ステップS22で取得した実測値とを比較することにより、フィールド機器F1の異常診断を行い、当該異常診断結果を示す画面を表示部7に表示させる(ステップS23)。制御演算部3は、上記ステップS13〜S23までの処理を診断周期毎に繰り返す。
上記の説明では、フィールド機器F1の1台が診断対象機器として説明したが、他のフィールド機器についても同様である。また、複数のフィールド機器が診断対象機器となる場合は、上記ステップS12〜23までの処理が、各診断対象機器毎に行われる。なお、上記の説明では、診断周期毎に取得条件の確認及び基準値の再取得を行っていたが、これに限らず、他の期間に取得条件の確認及び基準値の再取得を別ルーチンで行なっても良い。
以上のように、本実施形態によれば、予め設定された基準値の取得条件に基づいて、自動的にプラントの運転状況に応じた基準値を取得するので、オペレータは最初に取得条件及び適用条件の設定だけすれば良く、従って、オペレータの負担を軽減することができ、高効率な異常診断を実現することが可能である。また、従来ではオペレータが判断していた基準値の再取得タイミングを自動化することにより、当該再取得タイミングの見落としなどの人為的ミスを防止することができ、正確な異常診断を行うことができる。さらに、再取得した基準値を複数保存しておくことにより、過去に使用した基準値を再び適用することができ、異常診断の効率向上に寄与することができる。
また、本発明は上記実施形態に限らず、以下のような変形例が考えられる。
例えば、ホスト機器HT1にフィールド機器として温度計、流量計及び差圧伝送器が接続され、その内、流量計及び差圧伝送器が診断対象機器とする。そして、これら流量計及び差圧伝送器の基準値の取得条件を「温度計の温度が閾値Xを越えた場合に基準値を取得し、アドレスA1に保存」、適用条件を「温度計の温度が閾値X’を越えた場合に基準値としてアドレスA1のデータを適用」と設定した場合を想定する。
この場合、ホスト機器HT1は、流量計及び差圧伝送器の異常診断を行う際、診断対象機器以外のフィールド機器(つまり温度計)からの情報を下に、2台の診断対象機器の基準値を取得することになる。すなわち、このように、複数の診断対象機器の基準値取得スケジューリングを1つの条件にて行うようにすることにより、より広範囲にわたって基準値の自動スケジューリングを行うことが可能となる。
本発明の一実施形態におけるフィールド機器の異常診断システムの構成概略図である。 本発明の一実施形態におけるホスト機器(異常診断装置)HT1の動作フローチャート図である。 本発明の一実施形態における基準値の取得条件と適用条件を示す一例である。 本発明の一実施形態における基準値データベース6に記憶される基準値を示す一例である。 従来のフィールド機器の異常診断システムの構成概略図である。 従来のホスト機器HTの動作フローチャート図である。
符号の説明
HT1…ホスト機器(異常診断装置)、1…入力部(入力手段)、2…外部インターフェース、3…制御演算部(基準値取得手段、異常診断手段)、4…取得条件データベース(取得条件記憶手段)、5…適用条件データベース(適用条件記憶手段)、6…基準値データベース(基準値記憶手段)、7…表示部、F1〜Fn…フィールド機器

Claims (11)

  1. 診断対象となる診断対象機器から正常時に入力されるプロセス値に基づいて得られる基準値と、診断時に入力されるプロセス値に基づいて得られる実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断装置であって、
    前記基準値の取得タイミングを規定する取得条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する取得条件記憶手段と、
    前記取得条件に基づいて前記診断対象機器から前記基準値を取得する基準値取得手段と、
    当該基準値取得手段により取得した基準値を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する基準値記憶手段と、
    当該基準値記憶手段に記憶されている基準値の適用タイミングを規定する適用条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶する適用条件記憶手段と、
    前記適用条件に基づいて前記基準値記憶手段から読み出した基準値と、前記診断対象機器から取得した実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断手段と
    を具備することを特徴とするフィールド機器の異常診断装置。
  2. 前記取得条件記憶手段は、所定の時間が経過した場合に基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする請求項1記載のフィールド機器の異常診断装置。
  3. 前記取得条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値と閾値との比較結果に応じて前記基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする請求項1記載のフィールド機器の異常診断装置。
  4. 前記取得条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値の時系列データに基づいて算出される所定のパラメータと閾値との比較結果に応じて前記基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする請求項1記載のフィールド機器の異常診断装置。
  5. 前記取得条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値が安定化した場合に基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする請求項1記載のフィールド機器の異常診断装置。
  6. 前記取得条件記憶手段は、プロセスシーケンスが変化した場合に基準値を取得することを、前記取得条件として記憶することを特徴とする請求項1記載のフィールド機器の異常診断装置。
  7. 前記適用条件記憶手段は、所定の時間が経過した場合に前記基準値記憶手段から基準値を読み出すことを、前記適用条件として記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のフィールド機器の異常診断装置。
  8. 前記適用条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値と閾値との比較結果に応じて前記基準値記憶手段から基準値を読み出すことを、前記適用条件として記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のフィールド機器の異常診断装置。
  9. 前記適用条件記憶手段は、診断対象機器または他のフィールド機器から入力されるプロセス値の時系列データに基づいて算出される所定のパラメータと閾値との比較結果に応じて前記基準値記憶手段から基準値を読み出すことを、前記適用条件として記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のフィールド機器の異常診断装置。
  10. 前記取得条件及び適用条件を入力するための入力手段をさらに備え、
    前記取得条件記憶手段及び適用条件記憶手段は、前記入力手段から入力される前記取得条件及び適用条件を記憶することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のフィールド機器の異常診断装置。
  11. 診断対象となる診断対象機器から正常時に入力されるプロセス値に基づいて得られる基準値と、診断時に入力されるプロセス値に基づいて得られる実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう異常診断方法であって、
    前記基準値の取得タイミングを規定する取得条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶し、
    前記基準値の適用タイミングを規定する適用条件を前記診断対象機器に対応して個別に記憶し、
    前記取得条件に基づいて前記診断対象機器から前記基準値を取得し、
    当該取得した基準値を前記診断対象機器に対応して個別に記憶し、
    前記適用条件に基づいて読み出した基準値と、前記診断対象機器から取得した実測値とを比較することにより、前記診断対象機器の異常診断を行なう
    ことを特徴とするフィールド機器の異常診断方法。
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