JP2007322042A - 床置形空気調和機 - Google Patents

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Tatsuhiro Kobayashi
達弘 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の床置型空気調和機の風回路は、エアガイダー高さによって投入できる室内熱交換器の大きさが決まっており、本体サイズを同じにしての本体性能向上が困難な構造であると同時に、吸入グリルに吸い込み口が必要なためデザインの制約が大きいとの課題を有していた。
【解決手段】2つの独立した風回路構造を採用することによって、本体同サイズでの風回路性能の向上と本体性能の向上を図れる風回路構造を提供できると同時に、吸入グリルのデザインの自由度を大幅に向上できる構造となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は下部の吸入グリルより吸込んだ空気を上部の吹き出しグリルより室内に吹き出す構成の床置形空気調和機に関するものである。
従来、この種の床置型空気調和機の風回路構成については、特許文献1に記載されたものが知られている。
図4は従来の床置型空気調和機の本体斜視図を示すものである。図4に示すように、本体前面部には、上部より吹き出しグリル101、中部の前面パネル102、下部の吸入グリル103が設けられており、下部の吸入グリル103より吸込んだ空気を上部の吹き出しグリル101より室内に吹き出す構成となっている。
又、本体は側板104,105、天板106、底板107、後ろ板108で骨格を形成している。
さらに図5は従来の床置型空気調和機の本体断面図を示すものである。前記骨格内部には、風回路構成部品であるエアガイダー109、モーター110、ファン111が設置されている。エアガイダー109の上部には、室内熱交換器114が高さが最大になるように斜めに設置されている。このような構造のため風回路構成において室内熱交換器114の高さが大きな割合を有する構造となっている。
特開平6−101866号公報
しかしながら、前記従来の構成では、以下のような課題を有していた。
本体高さが決定しているとエアガイダーの高さによって投入できる室内熱交換器の高さが決定されてしまうため、本体性能を向上させるためには本体サイズを高くするか横幅を大きくせざるをえなかった。又室内熱交換器自体も本体サイズを同サイズで性能向上させるためには熱交列数増加しかないため高コストになる。また吸入グリルには吸入口が設けられ、吸入口の面積を大きくすれば吸い込む風量は増加するが、デザイン的な制約となり吸入グリルのデザイン性の制約となっている。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、前記した従来の欠点を解決するために行ったものであって、その目的として床置空気調和機の風回路の吸い込み部を高性能な風回路を配置することで熱交換器性能を向上させるとともに本体サイズを小型化、もしくは本体性能を向上させる。さらに前面吸入口を減少させることでデザイン性のすぐれた床置形空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の床置形空気調和機は、1つのモータの前後に背面用送風機、前面用送風機を設置し、前面、背面から独立した2つの風回路を設けたものである。又従来の送風機の前面部だけでなく側面部にも吸入口を設置したものである。
これによって、吸入面積を増加させて高性能の風回路を設けることで前面のデザイン部である吸入グリル部の吸入口面積を減少させ、デザインの自由度を向上させることができる。
また、上部に送り出す2つの風回路の風量割合を調整できるように送風機の奥行き高さを異なる高さの送風器を配置することによって、上部風回路構成部品である熱交換器の性能を向上させることができる。
本発明の床置形空気調和機は、風回路の吸い込み部に前面からの風回路用に前面用送風機を背面風回路に背面用送風機をもつ2系統の風回路をもつことで吸い込み部の風回路性能を向上させることができ、さらに前面、背面用に各側板部にも吸い込み部を有するため、デザイン性の関係する前面の吸入グリル部の吸い込み口面積を減少させることができるため、デザインの自由度が向上する。さらに前面用送風機と背面用送風機の奥行き高さを異なる高さとすることで上部熱交換器に最適な風速分布を与えることが可能なため熱交換器性能を向上させることができ、本体サイズを大きくすることなく風回路性能を向上させることで、本体性能を向上させることができる。又風回路性能の向上を本体サイズの小型化、もしくはコスト低減に使用することもできる。
第1の発明は、本体背面部の後ろ板部に吸い込み口を有し、前面下方部にモーターと背面用送風機ならびに背面用エアガイダーを有し、さらに前面用送風機ならびに前面用エアガイダーを有し、本体前面部に吸い込み口を持つ吸入グリルを有し風回路部に2つの独立した吸い込み用風回路をもつことで、上方部に配置した熱交換器と吹き出し口で高性能な風回路を構成するものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の背面用の後ろ板部の吸い込み口と背面用側板部にも吸入口を有し、さらに前面部においても前記吸入グリル部の吸い込み口と側板部にも前面用吸い込み口を有することで前面吸入グリル部の吸い込み面積を減少させ、吸入グリルのデザイン性を向上できる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の背面用送風機の高さと前面用送風機の奥行き高さを異なる高さとして風回路上部に配置されている熱交換器に吹き付ける風量を前後で最適風量に調整することができ、配置された熱交換器の性能を向上させることができるため、本体サイズの小型化もしくは熱交換器の合理化等が行える。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における床置型空気調和機本体斜視図を示すものである。
図1において、1は吹出しグリル、2は前面パネル、3は吸入グリルであり、この3点の部品によって本体前面が構成されている。又本体自体は、側版5、6ならびに天板4、底板7、後ろ板8で骨格を構成しており、この骨格内部にモーター10、背面用送風機11、エアガイダー12を配置し、さらに前面用送風機13、前面用エアガイダー14、を配置し、この構成によって前と後に2つの独立した風回路を有することで風回路性能を向上させている。
図2は本発明の第1の実施の形態における床置型空気調和機の背面斜視図を示すものである。
図2において、背面吸い込み部15のほかに側板5、ならびに6に背面風回路用吸い込み口16(左右共)、前面吸い込み口17(左右共)を設けることで風回路構成上の吸い込み面積の増加を図れる構成となっている。このため前面部の吸入グリル3に設けてある吸い込み口を減少させることが可能となり、吸入グリルのデザイン性を向上できるとともに風回路性能を向上できる。
図3は本発明の第1の実施の形態における床置形空気調和機の本体断面図を示すものである。
図3において、風回路下部に配置された前後の2つの独立した風回路を構成する前記背面用送風機11と前面用送風機13の奥行き寸法を異なる寸法としてそれに合わせた各オリフィスを配置することでこの2つの風回路から上部熱交換器18へ送りだす風量を調整することが可能となり、従来このような熱交換機の配置の場合、下部への風量が少ないため、熱交換機性能を十分に発揮することは困難であるが、最適な風速分布を熱交換器に供給することができるため、風回路性能の向上によって本体性能も向上させることができる。また性能向上分は本体サイズの小型化、熱交換器の合理化等に振り分けることも可能となる構造となっている。
以上のように、本実施の形態においては背面用の後ろ板部の吸い込み口と背面用側板部にも吸入口を有し、さらに前面部においても前記吸入グリル部の吸い込み口と側板部にも前面用吸い込み口を有し、前面下方部に背面用送風機、背面用エアガイダーと、前面用送風機、前面用エアガイダーとの2つの独立した吸い込み用風回路を有し、背面用送風機の高さと前面用送風機の奥行き高さを異なる高さとすることにより、デザインの自由度を向上させつつ吸入面積を増加させ更に上部熱交換器に最適な風速分布を与えることで、高性能な風回路を構成しながら、本体サイズの小型化もしくは熱交換器の合理化等が行うことができる。
以上のように、本発明にかかる床置形空気調和機は、本体サイズを変更することなしに大幅な風回路性能向上が可能となるので、マルチエアコン等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における床置型空気調和機本体斜視図 本発明の実施の形態1における床置型空気調和機の背面斜視図 本発明の実施の形態1における床置形空気調和機の本体断面図 従来の床置型空気調和機の本体斜視図 従来の床置型空気調和機の本体断面図
符号の説明
1 吹出しグリル
2 前面パネル
3 吸入グリル
4 天板
5 側版右
6 側版左
7 底板
8 後ろ板
9 エアガイダー
10 モーター
11 背面用送風機
12 背面用エアガイダー
13 前面用送風機
14 前面用エアガイダー
15 背面吸い込み部
16 背面風回路用吸い込み口
17 前面吸い込み口
18 上部熱交換器

Claims (3)

  1. 本体背面部の後ろ板部に吸い込み口を有し、前面下方部にモーターと背面用送風機ならびに背面用エアガイダーを有し、さらに前面用送風機ならびに前面用エアガイダーを有し、本体前面部に吸い込み口を持つ吸入グリルを有し、上方部に熱交換器と吹き出し口を有して構成されることを特徴とする床置形空気調和機。
  2. 背面用の後ろ板部の吸い込み口と背面用側板部にも吸入口を有し、さらに前面部においても前記吸入グリル部の吸い込み口と側板部にも前面用吸い込み口を有することを特徴とする請求項1に記載の床置形空気調和機。
  3. 前記背面用送風機の奥行き高さと前面用送風機の奥行き高さを異なる高さとして本体風回路を構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の床置形空気調和機。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713946U (ja) * 1971-03-15 1972-10-18
JP2000257897A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Reitekku:Kk 室内空調装置及びその設置方法
JP2006064218A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Daikin Ind Ltd 床置き型空気調和機

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