JP2007321609A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッカーアームが入力側アーム体と出力側アーム体とに分割構成される内燃機関の動弁装置において、エンジンの冷間時から熱間時にかけてタペットクリアランスを適正範囲に保ち、バルブ駆動を良好に保つ。
【解決手段】ロッカーアーム18が入力側アーム体21と出力側アーム体22とに分割構成される内燃機関の動弁装置において、前記各アーム体21,22間に熱に応じて膨縮する線膨張部29を備え、該線膨張部29の膨縮により前記ロッカーアーム18の力点f1、支点f2、作用点f3のなす角度θ1を増減させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、四ストロークエンジン等の内燃機関の動弁装置に関する。
従来、上記動弁装置において、シリンダヘッドに、吸気又は排気通路を開閉するバルブと、該バルブとカムシャフト(アーム入力手段)との間に跨るロッカーアームと、該ロッカーアームを揺動自在に枢支するロッカーシャフト(アーム支持部)とを備え、前記ロッカーアームが入力側アーム体と出力側アーム体とに分割構成されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭60−75606号公報
上記動弁装置において、各アーム体は、一体のロッカーアームとしての作動を可能とするべく、互いに当接可能な係止面を有する。各係止面間には所定のクリアランス(タペットクリアランスに相当)が形成されるが、エンジンが暖機運転を経て所定の作動温度に達した際には、各部品の熱膨張等により前記クリアランスが増減して適正範囲から外れることがあるため、部品間の打音の発生やバルブリフトタイミング及びバルブリフト量への影響等を無くすためにもこのような点の改善が要望されている。
そこでこの発明は、ロッカーアームが入力側アーム体と出力側アーム体とに分割構成される内燃機関の動弁装置において、エンジンの冷間時から熱間時にかけてタペットクリアランスを適正範囲に保ち、バルブ駆動を良好に保つことを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、シリンダヘッド(例えば実施例のシリンダヘッド12)に、吸気又は排気通路(例えば実施例の吸気又は排気ポート13a,13b)を開閉するバルブ(例えば実施例のバルブ14)と、該バルブとアーム入力手段(例えば実施例のカムシャフト16)との間に跨るロッカーアーム(例えば実施例のロッカーアーム18,118,218,318,418,518)と、該ロッカーアームを揺動自在に枢支するアーム支持部(例えば実施例のロッカーシャフト17)とを備え、前記ロッカーアームが入力側アーム体(例えば実施例の入力側アーム体21、121,221)と出力側アーム体(例えば実施例の出力側アーム体22、122,222)とに分割構成される内燃機関(例えば実施例のエンジン1)の動弁装置において、前記各アーム体間に熱に応じて膨縮する線膨張部(例えば実施例の線膨張部29、129,229,329)を備え、該線膨張部の膨縮により前記ロッカーアームの力点、支点、作用点のなす角度(例えば実施例のアーム屈曲角度θ1,θ2,θ3)を増減させることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記各アーム体の基部(例えば実施例の基部23,25)が前記アーム支持部に揺動自在に枢支され、前記線膨張部が前記各アーム体の基部に隣接して配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記線膨張部が、少なくとも一方のアーム体の基部から他方のアーム体の基部に向けて一体かつ線形に突出してなることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記線膨張部には、前記シリンダヘッドからエンジンオイルが供給されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記入力側アーム体の入力部(例えば実施例の入力部24)を前記アーム入力手段側へ付勢すると共に前記出力側アーム体の出力部(例えば実施例の出力部26)を前記バルブ側へ付勢する弾性部材(例えば実施例のスプリング31)を備え、少なくとも一方のアーム体に前記弾性部材の付勢力による他方のアーム体との相対変位を所定の位置で規制するストッパー(例えば実施例のストッパー33a,33b)を備えることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、シリンダヘッド周辺の熱に応じて線膨張部を膨張又は収縮させ、ロッカーアームの力点、支点、作用点のなす角度を増減させることで、エンジンの冷間時から熱間時にかけてタペットクリアランスを適正範囲に保ち、バルブ駆動を良好に保つことができる。
請求項2に記載した発明によれば、線膨張部がロッカーアームの揺動中心に近付くこととなり、ロッカーアームの揺動マスを小さくしてバルブ駆動ロスを低減させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、線膨張部をアーム体の基部に一体形成することで、部品点数を削減してロッカーアームの組み付け性の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明によれば、線膨張部にエンジンオイルを直接的に供給することで、ロッカーアームの作動を良好に保つと共に線膨張部の熱追従性の向上を図ることができる。
請求項5に記載した発明によれば、ロッカーアームをシリンダヘッドに組み付けた状態においては、ロッカーアームとアーム入力手段及びバルブとの間のクリアランスを弾性的に無くすことができると共に、ロッカーアームのシリンダヘッドへの組み付け作業時には、ストッパーの作用により弾性部材の付勢力による各アーム体の相対変位を所定の位置で規制した状態で当該作業を行うことができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1に示す四ストローク単気筒エンジン(以下、単にエンジンという)1において、そのクランクケース2の前部上側にはシリンダ3が立設され、該シリンダ3内におけるピストン4の往復動がコンロッド5を介してクランクケース2前部内のクランクシャフト6の回転動に変換される。クランクシャフト6の回転動力は、クランクケース2後部内のクラッチ7及びトランスミッション8を介して出力される。なお、図中符号9はバランサを示す。
シリンダ3は、クランクケース2の前部上側に取り付けられるシリンダ本体11と、該シリンダ本体11の先端側に取り付けられるシリンダヘッド12とを有してなる。シリンダヘッド12の先端側にはヘッドカバー12aが取り付けられる。
また、エンジン1はSOHC(シングルオーバーヘッドカムシャフト)式であり、シリンダヘッド12には、燃焼室に通じる吸排気ポート13a,13bがそれぞれ形成される。これら各ポート13a,13bの燃焼室側開口は、それぞれ吸気又は排気バルブ14a,14bにより開閉される。
各バルブ14a,14bは、各ポート13a,13bの燃焼室側開口に整合する傘状のバルブ体から棒状のステム15a,15bを上方に延出してなる。各ステム15a,15bはシリンダ側面視V字状をなして延び、その先端側をシリンダヘッド12上の動弁室内に突出させる。
各ステム15a,15b先端側にはリテーナを介してバルブスプリングのバネ力が入力され、該バネ力により前記バルブ体が上方に付勢されて各ポート13a,13bの燃焼室側開口を閉塞する。一方、バルブスプリングのバネ力に抗して各ステム15a,15b(バルブ14a,14b)を下方に移動させることで、前記各バルブ体が各ポート13a,13bの燃焼室側開口から離間してこれらを開放させる。
各ステム15a,15bの上部間には、クランクシャフト6と平行をなす単一のカムシャフト16が配置される。カムシャフト16は、不図示のカムチェーンを介してクランクシャフト6と連係して回転駆動する。カムシャフト16には、各バルブ14a,14b駆動用のカム16aが一体に設けられる。
カムシャフト16の上方には、これと平行をなす吸気側及び排気側ロッカーシャフト17a,17bが前後に配置される。各ロッカーシャフト17a,17bには、対応するカム16aとステム先端とに跨って前後に延びる吸気側又は排気側ロッカーアーム18a,18bの前後中間部がそれぞれ揺動自在に枢支される。
そして、カムシャフト16の回転駆動に伴い各カム16aの外周パターンに応じて対応するロッカーアーム18a,18bが揺動することで、対応するバルブ14a,14bがそのステム15a,15bに沿って往復動して各ポート13a,13bの燃焼室側開口を開閉させる。
以下、各バルブ14a,14bをバルブ14、各ステム15a,15bをステム15、各ロッカーシャフト17a,17bをロッカーシャフト17、各ロッカーアーム18a,18bをロッカーアーム18と総称する。
図2,3に示すように、ロッカーアーム18のカム16a側端部における図中下側には、カム16a外周面が摺接する摺接面19が形成される。一方、ロッカーアーム18のバルブ14側端部には、ステム15先端に当接するタペットボルト20が螺着される。
ここで、ロッカーアーム18は、ロッカーシャフト17とカムシャフト16との間に渡る入力側アーム体21と、ロッカーシャフト17とバルブ14との間に渡る出力側アーム体22とに分割構成される。
入力側アーム体21は、ロッカーシャフト17に貫通支持される基部23からカムシャフト16側に延出してなり、その先端部(入力部)24の図中下側には前記摺接面19が形成される。一方、出力側アーム体22は、ロッカーシャフト17に貫通支持される基部25からバルブ14側に延出してなり、その先端部(出力部)26には前記タペットボルト20が螺着される。これら両アーム体21,22は、それぞれの基部23,25がロッカーシャフト17に同軸で揺動自在に枢支されると共に、該ロッカーシャフト17回りに相対的に揺動自在である。
なお、図3においては、例えば入力側アーム体21の基部23が分岐し、この基部23内に出力側アーム体22の基部25が入り込み、一方の基部23で他方の基部25をロッカーシャフト17の軸方向で挟み込むようにして組み付けているが、これを出力側アーム体22の基部25で入力側アーム体21の基部23を挟み込むようにしてもよい。また、図11に示すように、何れの基部23,25も分岐させずにこれらをロッカーシャフト17の軸方向で対向させるように組み付けてもよく、かつ図12に示すように、何れの基部23,25も分岐させてこれらをロッカーシャフト17の軸方向で互い違いに重ね合わせるように組み付けてもよい。
以下、ロッカーシャフト17の軸方向視において、前記摺接面19とカム16aとの接点を力点f1、ロッカーシャフト17の軸中心を支点f2、タペットボルト20とステム15先端との接点を作用点f3とし、前記力点f1及び支点f2を結ぶ直線と支点f2及び作用点f3を結ぶ直線とが、ロッカーアーム18の図中下側(バルブ14が位置する側)に形成する角度を、ロッカーアーム18の屈曲角度(以下、アーム屈曲角度という)θ1として説明する。
ここで、両アーム体21,22の基部23,25における例えば図中上側には、ロッカーシャフト17の周方向で互いに対向する対向面27,28がそれぞれ形成される。両対向面27,28間には所定のクリアランスが形成され、該クリアランスを増加させるべく両アーム体21,22が相対的に揺動することで、前記アーム屈曲角度θ1が減少し、前記クリアランスを減少させるべく両アーム体21,22が相対的に揺動することで、前記アーム屈曲角度θ1が増加する。
そして、両アーム体21,22の対向面27,28間には、例えばアルミニウム合金製のアーム体21,22よりも熱膨張率が大きい材料(例えば〜)からなり、アーム体21,22に対して両対向面27,28間のクリアランス方向での線膨張係数が大きくされた線膨張部29が介設される。この線膨張部29がシリンダヘッド12周りの熱に応じて膨縮(膨張又は収縮)することで、前記アーム屈曲角度θ1が増減可能である。
前記アーム屈曲角度θ1が増加すると、前記摺接面19又はタペットボルト20がカム16a又はステム15先端から離間し、タペットクリアランス(バルブクリアランス、バルブラッシュ)を増加させるように作用する。一方、前記アーム屈曲角度θ1が減少すると、前記摺接面19又はタペットボルト20がカム16a又はステム15先端に近接し、タペットクリアランスを減少させるように作用する。
したがって、前記線膨張部29を高温であるほど膨張する材料で構成し、エンジン1の冷間時にタペットクリアランスを適正値に調整しておけば、該エンジン1が暖機運転を経て所定の作動温度に達した際に、各部品の熱膨張等によりタペットクリアランスが増加する場合でも、前記線膨張部29の熱膨張によりタペットクリアランスが減少するように作用することで、該タペットクリアランスの増減が相殺され、エンジン1の冷間時から熱間時にかけてタペットクリアランスが適正値に保たれる。
また、前記線膨張部29を高温であるほど収縮する材料で構成し、エンジン1の冷間時にタペットクリアランスを適正値に調整しておけば、該エンジン1が暖機運転を経て所定の作動温度に達した際に、各部品の熱膨張等によりタペットクリアランスが減少する場合でも、前記線膨張部29の熱収縮によりタペットクリアランスが増加するように作用することで、該タペットクリアランスの増減が相殺され、エンジン1の冷間時から熱間時にかけてタペットクリアランスが適正値に保たれる。
以上説明したように、上記第一実施例における内燃機関の動弁装置は、シリンダヘッド12に、吸気又は排気ポート13a,13bを開閉するバルブ14と、該バルブ14とカムシャフト16との間に跨るロッカーアーム18と、該ロッカーアーム18を揺動自在に枢支するロッカーシャフト17とを備え、前記ロッカーアーム18が入力側アーム体21と出力側アーム体22とに分割構成されるエンジン1に適用されるものであって、前記各アーム体21,22間に熱に応じて膨縮する線膨張部29を備え、該線膨張部29の膨縮により前記ロッカーアーム18の力点f1、支点f2、作用点f3のなす角度θ1を増減させるものである。
この構成によれば、シリンダヘッド12周辺の熱に応じて線膨張部29を膨張又は収縮させ、各ロッカーアーム18の力点f1、支点f2、作用点f3のなす角度θ1を増減させることで、エンジン1の冷間時から熱間時にかけてタペットクリアランスを適正範囲に保ち、バルブ駆動を良好に保つことができる。また、油圧式ラッシュアジャスタを設ける場合と比べて簡素な構成となり、部品点数を抑えてコスト及び重量の低減を図ることができる。
また、上記動弁装置においては、前記各アーム体21,22の基部23,25が前記ロッカーシャフト17に同一軸線回りで揺動自在に枢支され、前記線膨張部29が前記各アーム体21,22の基部23,25間に配置されることで、線膨張部29がロッカーアーム18の揺動中心に近付くこととなり、ロッカーアーム18の揺動マスを小さくしてバルブ駆動ロスを低減させることができる。
次に、この発明の第二実施例について図4を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例のものに対して、例えば入力側アーム体21の基部23に線膨張部129を一体形成した点を主に異なるもので、前記第一実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示すロッカーアーム118において、入力側アーム体21の基部23における例えば上側には、ロッカーシャフト17の周方向に沿うようにして出力側アーム体22の前記対向面28に向けて延びる線膨張部129が一体形成される。
線膨張部129は例えば入力側アーム体21と同一材料からなり、ロッカーアーム118の長手方向での長さがその断面積に対して比較的長く形成されることで、前記長手方向での線膨張係数が大きくされる。この線膨張部129がシリンダヘッド12周りの熱に応じて膨縮することで、前記アーム屈曲角度θ1を増減可能であり、もってタペットクリアランスをエンジン1の冷間時から熱間時にかけて適正値に保つことが可能である。
以上説明したように、上記第二実施例における内燃機関の動弁装置は、前記線膨張部129が、入力側アーム体21の基部23から出力側アーム体22の基部25に向けて一体かつ線形に突出してなることで、前記第一実施例と同様の効果に加え、部品点数を削減してロッカーアーム118の組み付け性の向上を図ることができる。なお、線膨張部を出力側アーム体22に設けたり、両アーム体21,22に設けて互いに突き当てるようにしてもよい。
次に、この発明の第三実施例について図5を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例のものに対して、前記アーム屈曲角度θ1を減少させるべく各アーム体21,22を付勢するトーションコイルスプリング(以下、単にスプリングという)31を備える点を主に異なるもので、前記第一実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示すロッカーアーム218において、スプリング31は、ロッカーアーム218の一側においてロッカーシャフト17と略同軸となるように配置され、その接線方向に延びる一対のコイル端部を各アーム体21,22の図中上部にそれぞれ係止させることで、該スプリング31のバネ力により各アーム体21,22の先端側を図中下方に付勢し、もって前記アーム屈曲角度θ1を減少させるように作用する。
ここで、各アーム体21,22の基部23,25における例えば図中下側には、ロッカーシャフト17の周方向で互いに対向する入力側又は出力側当接面32a,32bを有する入力側又は出力側ストッパー33a,33bがそれぞれ形成される。各ストッパー33a,33bは、それぞれの当接面32a,32bを互いに当接させることで、前記スプリング31の付勢力による各アーム体21,22の相対的な揺動を規制する。この状態で、各アーム体21,22とスプリング31とを一体的に取り扱うことが可能である。
各ストッパー33a,33bが各アーム体21,22の相対変位を規制した状態において、ロッカーアーム218は、シリンダヘッド12に組み付けられて所定のタペットクリアランスを形成した状態(以下、ロッカーアーム218の組み付け状態という)に対し、前記アーム屈曲角度θ1をやや狭めた状態となる。この状態のロッカーアーム218をシリンダヘッド12に組み付ける際には、前記アーム屈曲角度θ1をスプリング31の付勢力に抗してやや広げるべく両アーム体21,22を相対変位させ、両ストッパー33a,33bの当接面32a,32bを互いに離間させた状態として、該ロッカーアーム218をシリンダヘッド12に組み付ければよい。
ロッカーアーム218をシリンダヘッド12に組み付けた後には、スプリング31の付勢力により入力側アーム体21の先端部(入力部)24はカムシャフト16側へ付勢され、摺接面19がカム16a外周面に押し付けられる。一方、出力側アーム体22の先端部(出力部)26はバルブ14側へ付勢され、タペットボルト20がステム15先端に押し付けられる。すなわち、タペットクリアランスが弾性的に0となる。なお、スプリング31のバネ力はバルブスプリングのバネ力よりも十分小さいものとする。
以上説明したように、上記第三実施例における内燃機関の動弁装置は、前記入力側アーム体21の入力部24をカムシャフト16側へ付勢すると共に前記出力側アーム体22の出力部26を前記バルブ14側へ付勢するスプリング31を備え、両アーム体21,22に前記スプリング31の付勢力による他方のアーム体との相対変位を所定の位置で規制するストッパー33a,33bを備えることで、前記第一実施例と同様の効果に加え、ロッカーアーム218をシリンダヘッド12に組み付けた状態においては、ロッカーアーム218とカムシャフト16及びバルブ14との間のクリアランスを弾性的に無くすことができると共に、ロッカーアーム218のシリンダヘッド12への組み付け作業時には、ストッパー33a,33bの作用によりスプリング31の付勢力による各アーム体21,22の相対変位を所定の位置で規制した状態で当該作業を行うことができる。
次に、この発明の第四実施例について図6を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例のものに対して、前記アーム屈曲角度θ1を増加させるべく各アーム体21,22を付勢するトーションコイルスプリング(以下、単にスプリングという)131を備える点を主に異なるもので、前記第一実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図6に示すロッカーアーム318において、スプリング131は、ロッカーアーム318の一側においてロッカーシャフト17と略同軸となるように配置され、その接線方向に延びる一対のコイル端部を各アーム体21,22の下部に係止させることで、該スプリング131のバネ力により各アーム体21,22の先端側を図中上方に向けて付勢し、もって前記アーム屈曲角度θ1を増加させるように作用する。
ロッカーアーム318をシリンダヘッド12に組み付けた後には、スプリング131の付勢力により入力側アーム体21の先端部(入力部)24はカムシャフト16と反対側へ付勢され、出力側アーム体22の先端部(出力部)26はバルブ14と反対側へ付勢される。このとき、各アーム体21,22の対向面27,28間に線膨張部29が挟み込まれることで、前記スプリング131の付勢力による各アーム体21,22の相対的な揺動が規制される。この状態で、ロッカーアーム318が前記組み付け状態に保たれ、各アーム体21,22、線膨張部29、及びスプリング131を一体的に取り扱ってシリンダヘッド12に組み付けることが可能となる。
以上説明したように、上記第四実施例における内燃機関の動弁装置は、前記入力側アーム体21の入力部24をカムシャフト16と反対側へ付勢すると共に前記出力側アーム体22の出力部26をバルブ14と反対側へ付勢するスプリング131を備えることで、前記第一実施例と同様の効果に加え、ロッカーアーム318を前記組み付け状態に保ち、該ロッカーアーム318の組み付け及びタペットクリアランス調整を容易に行うことができる。
次に、この発明の第五実施例について図7を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例のものに対して、前記ロッカーアーム18の線膨張部29にエンジンオイルを直接的に供給する点を主に異なるもので、前記第一実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
エンジン1のシリンダヘッド12(ヘッドカバー12a)には、エンジン1運転時にエンジンオイルを流通可能なオイル通路34が形成されると共に、ロッカーアーム18の線膨張部29に向けて前記オイル通路34内のエンジンオイルを噴射可能なオイル噴射口35が形成される。これにより、線膨張部29がシリンダヘッド12回りの温度変化をエンジンオイルの温度から直接的に検知して膨縮し、もってエンジン1の温度により早く追従させることができ、タペットクリアランスを良好に保つことが可能である。
以上説明したように、上記第五実施例における内燃機関の動弁装置は、前記線膨張部29に前記シリンダヘッド12からエンジンオイルが直接的に供給されることで、前記第一実施例と同様の効果に加え、ロッカーアーム18の作動を良好に保つと共に線膨張部29の熱追従性の向上を図ることができる。
次に、この発明の第六実施例について図8を参照して説明する。
この実施例は、前記第一実施例のものに対して、入力側アーム体121がロッカーシャフト17に揺動自在に枢支される一方、出力側アーム体122が入力側アーム体121にロッカーシャフト17とは別軸の連結軸36を介して揺動自在に枢支される点を主に異なるもので、前記第一実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示すロッカーアーム418において、入力側アーム体121は、ロッカーアーム418に貫通支持される前記基部23からカムシャフト16側及びバルブ14側にそれぞれ延出してなり、そのカムシャフト16側の先端部(前記入力部)24の図中下側には前記摺接面19が形成される。また、ロッカーアーム418のバルブ14側の先端部にはアーム支持部37が形成され、このアーム支持部37に、出力側アーム体122の基部125が、ロッカーシャフト17と平行をなす連結軸36を介して揺動自在に連結される。出力側アーム体122は、その基部125からバルブ14側に延出してなり、その先端部(前記出力部)26には前記タペットボルト20が螺着される。
以下、ロッカーシャフト17の軸方向視において、前記力点f1及び支点f2を結ぶ直線と支点f2及び作用点f3を結ぶ直線とが、ロッカーアーム418の図中下側(バルブ14が位置する側)に形成する角度を、ロッカーアーム18の屈曲角度(以下、アーム屈曲角度という)θ2として説明する。
ここで、アーム支持部37及び基部125における例えば図中上側には、連結軸36の周方向で互いに対向する対向面127,128がそれぞれ形成される。両対向面127,128間には所定のクリアランスが形成され、該クリアランスを増加させるべく両アーム体121,122が相対的に揺動することで、前記アーム屈曲角度θ2が減少し、前記クリアランスを減少させるべく両アーム体121,122が相対的に揺動することで、前記アーム屈曲角度θ2が増加する。
そして、両アーム体121,122の対向面127,128間には、例えばアルミニウム合金製のアーム体121,122よりも熱膨張率が大きい材料からなり、アーム体121,122に対して対向面127,128間のクリアランス方向での線膨張係数が大きくされた線膨張部229が介設される。この線膨張部229がシリンダヘッド12周りの熱に応じて膨縮(膨張又は収縮)することで、前記アーム屈曲角度θ2を増減可能であり、もってタペットクリアランスをエンジン1の冷間時から熱間時にかけて適正値に保つことが可能である。
以上説明したように、上記第六実施例における内燃機関の動弁装置は、前記入力側アーム体121がロッカーシャフト17に揺動自在に枢支される一方、前記出力側アーム体122が前記入力側アーム体121にその揺動軸線と平行かつ別軸の軸線回りに揺動自在に枢支されることで、前記第一実施例と同様の効果に加え、シリンダヘッド12周りの設計自由度を向上させることができる。
次に、この発明の第七実施例について図9を参照して説明する。
この実施例は、前記各実施例のものに対し、長手方向中間部が枢支されるセンタピボット式のロッカーアームではなく、長手方向一端部が枢支されるエンドピボット式(スイングアーム式)のロッカーアーム518を用いる点を主に異なるもので、前記各実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
ロッカーアーム518は、ロッカーシャフト17とバルブ14のステム15先端とに跨って延びるもので、そのロッカーシャフト17側の一端部が該ロッカーシャフト17に揺動自在に枢支される。ロッカーアーム518の長手方向中間部における図中上側には、その上方に位置するカムシャフト16のカム16a外周面が摺接する摺接面19が形成される。また、ロッカーアーム518のバルブ14側端部には、ステム15先端に当接するタペットボルト20が螺着される。そして、カムシャフト16の回転駆動に伴いロッカーアーム518が揺動すると、そのバルブ14側端部が図中上下に変位し、バルブ14をそのステム15に沿って往復動させて対応するポートの燃焼室側開口を開閉させる。
ここで、ロッカーアーム518は、ロッカーシャフト17とカムシャフト16との間に渡る入力側アーム体221と、該入力側アーム体221の長手方向中間部とバルブ14との間に渡る出力側アーム体222とに分割構成される。
入力側アーム体221は、ロッカーシャフト17に貫通支持される基部123からカムシャフト16側に延出してなり、その先端部(入力部)124の図中上側には前記摺接面19が形成される。また、長手方向中間部にはアーム支持部137が形成され、このアーム支持部137に、出力側アーム体222の基部225が、ロッカーシャフト17と平行をなす連結軸136を介して揺動自在に連結される。出力側アーム体222は、前記基部225からバルブ14側に延出してなり、その先端部(出力部)126には前記タペットボルト20が螺着される。
以下、ロッカーシャフト17の軸方向視において、前記摺接面19とカム16aとの接点を力点f1’、ロッカーシャフト17の軸中心を支点f2’、タペットボルト20とステム15先端との接点を作用点f3’とし、前記力点f1’及び支点f2’を結ぶ直線と力点f1’及び作用点f3’を結ぶ直線とが、ロッカーアーム518の図中下側(バルブ14が位置する側)に形成する角度を、ロッカーアーム518の屈曲角度(以下、アーム屈曲角度という)θ3として説明する。
ここで、入力側アーム体121の先端部の図中下側及び出力側アーム体22の長手方向中間部の図中上側には、互いに対向する対向面227,228がそれぞれ形成される。両対向面227,228間には所定のクリアランスが形成され、該クリアランスを増加させるべく両アーム体221,222が相対的に揺動することで、前記アーム屈曲角度θ3が減少し、前記クリアランスを減少させるべく両アーム体221,222が相対的に揺動することで、前記アーム屈曲角度θ3が増加する。
そして、両アーム体221,222の対向面227,228間には、例えばアルミニウム合金製のアーム体221,222よりも熱膨張率が大きい材料からなり、アーム体221,222に対して対向面227,228間のクリアランス方向での線膨張係数が大きくされた線膨張部329が介設される。この線膨張部329がシリンダヘッド12周りの熱に応じて膨縮(膨張又は収縮)することで、前記ロッカーアーム518の屈曲角度θ3を増減可能である。
前記アーム屈曲角度θ3が増加すると、前記摺接面19又はタペットボルト20がカム16a又はステム15先端から離間し、タペットクリアランスを増加させるように作用する。一方、前記アーム屈曲角度θ3が減少すると、前記摺接面19又はタペットボルト20がカム16a又はステム15先端に近接し、タペットクリアランスを減少させるように作用する。したがって、シリンダヘッド12周りの熱に応じて線膨張部329が膨縮して前記アーム屈曲角度θ3を増減させることで、タペットクリアランスをエンジン1の冷間時から熱間時にかけて適正値に保つことが可能である。
以上説明したように、上記第七実施例における内燃機関の動弁装置は、バルブ14とロッカーシャフト17との間に跨るスイングアーム式のロッカーアーム518を備え、該ロッカーアーム518が入力側アーム体221と出力側アーム体222とに分割構成されるエンジン1に適用されるものであって、前記各アーム体221,222間に熱に応じて膨縮する線膨張部329を備え、該線膨張部329の膨縮により前記各ロッカーアーム518の力点f1’、支点f2’、作用点f3’のなす角度θ3を増減させるものである。
この構成においても、前記第一実施例と同様、タペットクリアランスの増減を抑えてバルブ駆動を良好に保つと共に、部品点数を抑えてコスト及び重量の低減を図ることができる。
次に、この発明の第八実施例について図10を参照して説明する。
この実施例は、前記第七実施例と同様にスイングアーム式のロッカーアーム618を用いると共に、該ロッカーアーム618のピボット部に線膨張部429を設けた点を主に異なるもので、前記各実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
ロッカーアーム618は、シリンダヘッド12に支持されるロッカーピボット38とバルブ14のステム15先端とに跨って延びるもので、そのロッカーピボット38側端部が該ロッカーピボット38に揺動自在に枢支される。ロッカーアーム618の長手方向中間部における図中上側には、その上方に位置するカムシャフト16のカム16a外周面が摺接する摺接面19が形成される。また、ロッカーアーム618のバルブ14側端部には、ステム15先端に当接するタペットボルト20が螺着される。そして、カムシャフト16の回転駆動に伴いロッカーアーム618が揺動すると、そのバルブ14側端部が図中上下に変位し、バルブ14をそのステム15に沿って往復動させて対応するポートの燃焼室側開口を開閉させる。
ここで、ロッカーピボット38とシリンダヘッド12との間には、例えばアルミニウム合金製のシリンダヘッド12及びロッカーアーム618よりも熱膨張率が大きい材料からなり、ロッカーアーム618に対してシリンダヘッド12とロッカーピボット38との間のクリアランス方向での線膨張係数が大きくされた線膨張部429が介設される。この線膨張部429がシリンダヘッド12周りの熱に応じて膨縮(膨張又は収縮)することで、ロッカーピボット38が図中上下に変位可能である。
ロッカーピボット38が図中下方に変位すると、前記摺接面19又はタペットボルト20がカム16a又はステム15先端から離間し、タペットクリアランスを増加させるように作用する。一方、ロッカーピボット38が図中上方に変位すると、前記摺接面19又はタペットボルト20がカム16a又はステム15先端に近接し、タペットクリアランスを減少させるように作用する。したがって、シリンダヘッド12周りの熱に応じて線膨張部429が膨縮することで、タペットクリアランスをエンジン1の冷間時から熱間時にかけて適正値に保つことが可能である。
以上説明したように、上記第八実施例における内燃機関の動弁装置は、シリンダヘッド12に、バルブ14とロッカーピボット38との間に跨るスイングアーム式のロッカーアーム618を備えるエンジン1に適用されるものであって、前記ロッカーピボット38とシリンダヘッド12との間に熱に応じて膨縮する線膨張部429を備えたものである。
この構成においても、前記第一実施例と同様、タペットクリアランスの増減を抑えてバルブ駆動を良好に保つと共に、部品点数を抑えてコスト及び重量の低減を図ることができる。
なお、この発明は上記各実施例に限られるものではなく、例えばシリンダヘッドに二本のカムシャフトを備えたDOHCエンジンや、クランクシャフト近くにカムシャフトを備えてシリンダヘッド上の動弁室内に突出するプッシュロッドを介してロッカーアームを作動させるOHVエンジンに適用してもよい。
ロッカーアームがカムローラを介してカムに当接するものやタペットボルトを介さずにバルブに当接するものであってもよい。
そして、上記各実施例における構成はこの発明の一例であり、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるエンジンの側面図である。 上記エンジンのロッカーアームの側面図である。 図2のA矢視図である。 この発明の第二実施例における図2に相当する側面図である。 この発明の第三実施例における図2に相当する側面図である。 この発明の第四実施例における図2に相当する側面図である。 この発明の第五実施例における図2に相当する側面図である。 この発明の第六実施例における図2に相当する側面図である。 この発明の第七実施例における図2に相当する側面図である。 この発明の第八実施例における図2に相当する側面図である。 上記ロッカーアームの変形例を示す図3に相当する矢視図である。 上記ロッカーアームの他の変形例を示す図3に相当する矢視図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
12 シリンダヘッド
13a 吸気ポート(吸気通路)
13b 排気ポート(排気通路)
14 バルブ
16 カムシャフト(アーム入力手段)
17 ロッカーシャフト(アーム支持部)
18,118,218,318,418,518,618 ロッカーアーム
21,121,221 入力側アーム体
22,122,222 出力側アーム体
23,123 基部
24,124 入力部
25,125,225 基部
26,126 出力部
29、129,229,329,419 線膨張部
31,131 スプリング(弾性部材)
33a,33b ストッパー
38 ロッカーピボット(アーム支持部)
f1,f1’ 作用点
f2,f2’ 支点
f3,f3’ 作用点
θ1,θ2,θ3 アーム屈曲角度(角度)

Claims (5)

  1. シリンダヘッドに、吸気又は排気通路を開閉するバルブと、該バルブとアーム入力手段との間に跨るロッカーアームと、該ロッカーアームを揺動自在に枢支するアーム支持部とを備え、前記ロッカーアームが入力側アーム体と出力側アーム体とに分割構成される内燃機関の動弁装置において、
    前記各アーム体間に熱に応じて膨縮する線膨張部を備え、該線膨張部の膨縮により前記ロッカーアームの力点、支点、作用点のなす角度を増減させることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. 前記各アーム体の基部が前記アーム支持部に揺動自在に枢支され、前記線膨張部が前記各アーム体の基部に隣接して配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の動弁装置。
  3. 前記線膨張部が、少なくとも一方のアーム体の基部から他方のアーム体の基部に向けて一体かつ線形に突出してなることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の動弁装置。
  4. 前記線膨張部には、前記シリンダヘッドからエンジンオイルが供給されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の内燃機関の動弁装置。
  5. 前記入力側アーム体の入力部を前記アーム入力手段側へ付勢すると共に前記出力側アーム体の出力部を前記バルブ側へ付勢する弾性部材を備え、少なくとも一方のアーム体に前記弾性部材の付勢力による他方のアーム体との相対変位を所定の位置で規制するストッパーを備えることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の内燃機関の動弁装置。

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