JP2007321374A - 水栓の取付構造 - Google Patents

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智人 江口
Yukihiro Inoue
幸宏 井上
Toshiro Takanashi
登士郎 高梨
Teruaki Sato
輝昭 佐藤
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Abstract

【課題】水栓本体を前後方向に調整してカウンターの前板にぴったりと当たるように設置することのできる水栓の取付構造を提供する。
【解決手段】浴室壁面4bに取り付けられた天板5aと前板5bを備えたカウンター5の該天板5aの下側かつ該前板5bの浴室壁面4b側の空間に、前記壁面4bに固定させて水栓のクランク脚9を設け、該クランク脚9に水栓本体6背面に突設したソケット部8を前後調整可能に接続して、水栓本体6の背面を前記カウンター5の前板5b前面に当接させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、カウンターに水栓を取り付ける水栓の取付構造に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、カウンターに埋め込まれる水栓本体と、水栓本体に設けられてカウンターから突設された操作部と、一端側が水道配管に接続され他端側が水栓本体に接続されて水道配管からの湯水を水栓本体へ供給する接続管とを備え、接続管はカウンターの内部空間にて浴室壁面に固定されて、接続管により水栓本体が支持されてなる埋込水栓が存在する。
特開2000−282523号公報
上記特許文献1に開示されている水栓の取付構造では、水栓本体はカウンターの内部空間に配置され、操作部のみがカウンターの前板前面に突出されて配置されている構造であり、前後調整はできない構造であるため、水栓本体の操作部をぴったりとカウンターの前板に当接させて配置させることが困難な場合が生ずるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、水栓本体をカウンターの前板にぴったりと当接させて設置でき、また、水栓本体の交換が容易となる水栓の取付構造を提供せんとするものであり、その請求項1は、浴室壁面に取り付けられた天板と前板を備えたカウンターの該天板の下側かつ該前板の浴室壁面側の空間に、前記壁面に固定させて水栓のクランク脚を設け、該クランク脚に水栓本体背面に突設したソケット部を前後調整可能に接続して、水栓本体の背面を前記カウンターの前板前面に当接させたことである。
また、請求項2は、前記水栓本体のソケット部は、背面方向に向かって略直線状に設けられ、該ソケット部の外周には雄ネジが形成され、該雄ネジに螺合される袋ナットが前記クランク脚から前記カウンター前板側へ突出されたユニオンの外周に設けられて構成され、該ユニオンの先端が前記ソケット部内に水密に差し込まれるとともに、前記袋ナットが前記ソケット部に螺合されて前記水栓本体が前記クランク脚に接続されていることである。
本発明の水栓の取付構造は、浴室壁面に取り付けられた天板と前板を備えたカウンターの該天板の下側かつ該前板の浴室壁面側の空間に、前記壁面に固定させて水栓のクランク脚を設け、該クランク脚に水栓本体背面に突設したソケット部を前後調整可能に接続して、水栓本体の背面を前記カウンターの前板前面に当接させたことにより、クランク脚に対し水栓本体のソケット部を前後方向に調整して、水栓本体の背面をカウンターの前板にぴったりと合わせて配置させることができ、施工が容易で、水栓をすっきりとした状態でカウンターに取り付けることができるものとなる。
また、前記水栓本体のソケット部は、背面方向に向かって略直線状に設けられ、該ソケット部の外周には雄ネジが形成され、該雄ネジに螺合される袋ナットが前記クランク脚から前記カウンター前板側へ突出されたユニオンの外周に設けられて構成され、該ユニオンの先端が前記ソケット部内に水密に差し込まれるとともに、前記袋ナットが前記ソケット部に螺合されて前記水栓本体が前記クランク脚に接続されていることにより、水栓本体の背面のソケット部内にクランク脚から突出されたユニオンの先端を差し込んで、前後方向に位置調整することができ、施工が容易であり、水栓本体の背面をカウンターの前板にぴったりと合わせて配置させることができる。また、水栓本体の交換も容易なものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の平面概略構成図であり、浴室1は、壁パネル4a,4b,4cで壁面が形成されて、内部に浴槽2が設けられ、この浴槽2のエプロン2aから浴槽2と対向する壁パネル4aに向かって、壁パネル4bに沿ってカウンター5が洗い場3に設けられており、このカウンター5の前面に水栓本体6が取り付けられている。
図2は、水栓本体とクランク脚とカウンターの分解斜視図であり、カウンター5は、上面側の天板5aと、天板5aの前端で垂設された前板5bで構成されており、横方向中央部には開口5cが形成され、この開口5cの前面に水栓本体6が位置合わせして取り付けられるものである。
水栓本体6は、下向きの吐水口6aが中央部に形成され、左端側には温度調節用の温調ハンドル6bが設けられ、右端側には、吐水と止水の切り替えを行うための切替ハンドル6cが設けられている。また、水栓本体6の背面には、後方側へ突出して水用および湯用のそれぞれのソケット部8,8が設けられている。
この水栓本体6を浴室の壁パネル4bに支持させるために、壁パネル4bには水用および湯用のそれぞれのクランク脚9,9が固定される。
クランク脚9および水栓本体6は、図3の縦断面拡大図で示すように組み付けられて設置されるものである。
なお、図4には、クランク脚9と水栓本体6を接続する構成部材の分解斜視図を示す。
図3および図4において、クランク脚9は、上端側に水栓本体6側へ突出して上接続部9aが一体形成されており、この上接続部9aの外周には雄ネジが形成されている。また、クランク脚9の下端側には、後方側へ一体状に下接続部9bが突出されており、この下接続部9bの外周にも雄ネジが形成されている。
壁パネル4bには、水道配管に接続された給水エルボ10の前端側が裏側から室内側へ貫通して設けられ、この給水エルボ10の内周の雌ネジにクランク脚9の下接続部9bの雄ネジを螺合させて、給水エルボ10にクランク脚9を接続することができる。なお、給水エルボ10の外周の雄ネジに固定フランジ11を螺合させて、固定フランジ11を壁パネル4bに締め付けることにより、給水エルボ10が壁パネル4bに固定され、同時に壁パネル4bにクランク脚9が固定されるものである。
このように壁パネル4bに固定されるクランク脚9の上接続部9aの内周には、ユニオン12の右端側が螺合されて、ユニオン12がクランク脚9から前方側へ突出され、このユニオン12の外周には係止凸部12bがリング状に形成されており、また、ユニオン12の前端側の外周にはオーリング13,13が嵌め込まれている。
なお、オーリング13を外嵌させたユニオン12の先端側は、水栓本体6の背面から突出されたソケット部8内に水密に差し込むことができる外径寸法に設定されている。
なお、ソケット部8の外周には雄ネジ8aが形成されており、この雄ネジ8aに螺合できる袋ナット14がユニオン12の外周に設けられており、この袋ナット14は、係止凸部12bに当接することで前方側への抜脱が防止されている。また、クランク脚9の上接続部9aの外周の雄ネジには、ロックナット15が螺合されている。
なお、図3は、カウンターの前板5bに丸孔5dが形成されたタイプであり、この丸孔5d内に前面側から水栓本体6のソケット部8が挿入されて、前板5bに水栓本体6の背面が当接されて配置されるものである。
即ち、袋ナット14を回して、水栓本体6のソケット部8に対するクランク脚9側のユニオン12の差し込み代を前後方向に調整し、確実に水栓本体6の背面をカウンターの前板5bの前面に当接させて取り付けることができ、この状態で袋ナット14をロックナット15で係止凸部12bに押し付け、袋ナット14を固定することができるものである。
このような水栓本体6の取付構造では、クランク脚9が壁パネル4bに強固に固定されており、このクランク脚9で水栓本体6が支持されるため、水栓本体6はカウンター5で支持する必要はなく、取り付け強度が良好に確保されるものである。
なお、水栓本体6を別のタイプの水栓に交換する場合には、ロックナット15を緩め、袋ナット14を回転させて、水栓本体6のソケット部8をユニオン12から良好に抜き取ることができ、水栓本体6の交換作業も極めて容易に行なうことができるものとなり、新たな水栓本体のソケット部8にユニオン12を差し込んで前後方向を調整して、新たな水栓本体6の背面を確実にカウンターの前板5bに当接させ、すっきりとした状態でカウンター5に水栓本体6を取り付けできるものとなる。
なお、図5に縦断面拡大図で示すものは、壁パネル4bの裏側に鞘管ボックス16を設け、この鞘管ボックス16内に給水エルボ10を設けた場合の水栓の取付構造を示すものであり、壁パネル4bの裏側に配置される鞘管ボックス16は、壁パネル4bの室内側から給水エルボ10に対しフランジ17を被せて、固定ネジ18を給水エルボ10に螺合させてフランジ17を締め付け、強固に鞘管ボックス16および給水エルボ10を壁パネル4bに固定するものであり、この固定した給水エルボ10に対し、図3と同様なクランク脚9を接続して、クランク脚9を壁パネル4bに固定するものである。
このクランク脚9にも、図3と同様なユニオン12が突出され、ユニオン12の外周には袋ナット14が配置されており、このユニオン12は、水栓本体6の背面から後方へ突出されたソケット部8内に差し込まれるものであり、図3と部材の構造は同一なものである。
図5では、壁パネル4bとクランク脚9の円筒部背面との間の寸法bは、例えば24mmとなっており、図3の場合には、壁パネル4bとクランク脚9の円筒部背面との間の寸法aは14mmですむが、図5の場合には、クランク脚の位置が10mm室内側に移動しており、このような場合にはソケット部8内に差し込まれるユニオン12の差し込み代を大とすることにより、このaとbの寸法差を良好に吸収することができ、水栓本体6の背面を確実にカウンターの前板5bの前面に当接させて、すっきりとした状態で水栓本体6を設置できるものである。
このようにソケット部8とユニオン12との差し込み代が調整できて、水栓本体6を前後方向に位置調整できるため、クランク脚9の壁パネル4bに対する取り付け位置を変更しても、水栓本体6の背面をカウンターの前板5bにぴったりと当接させることができ、施工が容易なものとなる。
なお、カウンター5は図6の分解図で示すように、壁パネル4bに横方向に所定間隔で固定された4個のブラケット20,20,20,20に支持されて壁パネル4bに取り付けられるものであり、このカウンター5の横方向左右端には隙間調整用の排水流路部材7,7がそれぞれ設けられている。
この各排水流路部材7は、浴槽のエプロン2a或いは壁パネル4aに当接される当接面7aと、洗い場3側へ排水勾配を有する上面部7bと、上面部7bの前端で垂下された前面部7cを備えており、上面部7bがカウンターの天板5aの裏側に差し込まれ、また、前面部7cがカウンターの前板5bの裏側に差し込まれて、カウンター5に対し排水流路部材7の差し込み代を調整して、浴槽のエプロン2aおよび壁パネル4aに左右の排水流路部材7を当接させ、カウンター5の左右の隙間を無くすことができるものである。
即ち、壁パネル4aやエプロン2aが正確に組み付けられていなくても、この左右の排水流路部材7により隙間を無くして、すっきりとしたカウンター5の設置状態が得られるものである。
図7のカウンター5裏面から見た要部拡大斜視図で示すように、カウンターの天板5aの裏面に、垂下ネジ25,25が設けられた板金24が固定されており、一方、この板金24に重ね合わされるフランジ26が排水流路部材7に設けられており、このフランジ26には、垂下ネジ25,25が嵌まり込む横長状の横溝26a,26aが形成され、横溝26a,26aにより、カウンター5に対する排水流路部材7の差し込み代を左右方向に調整することができ、ぴったりと排水流路部材7をエプロン2a或いは壁パネル4aに当接させた状態で、垂下ネジ25にそれぞれ蝶ナット27を締め付けて、排水流路部材7をカウンター5に固定することができるものである。
なお、カウンター5の底側には、ネジ23により底板21,21が取り付けられ、中央部には下カバー22が着脱可能に取り付けられるものである。
実施例では、カウンター5は天板5aと前板5bが一体のものを例示しているが、別体でも良く、別体にした場合は、天板5aのみの交換が可能となり、また天板5aと前板5bの素材や色を異なるものとすることで、意匠性を向上させることができる。
浴室の平面概略構成図である。 カウンターと水栓本体とクランク脚の分解斜視図である。 カウンターと水栓本体とクランク脚を組み付けて壁パネルに固定した状態の縦断面拡大構成図である。 クランク脚と水栓本体を接続する構成部材の分解斜視図である。 鞘管ボックスを用いた場合の図3に対応する縦断面拡大構成図である カウンターの構成部材の分解斜視図である。 カウンターを裏側から見た要部拡大斜視構成図である。
符号の説明
1 浴室
2 浴槽
2a エプロン
3 洗い場
4a,4b,4c 壁パネル
5 カウンター
5a 天板
5b 前板
6 水栓本体
6a 吐水口
7 排水流路部材
7a 当接面
7b 上面部
7c 前面部
8 ソケット部
8a 雄ネジ
9 クランク脚
9a 上接続部
9b 下接続部
10 給水エルボ
11 固定フランジ
12 ユニオン
12a 雄ネジ
12b 係止凸部
13 オーリング
14 袋ナット
15 ロックナット
16 鞘管ボックス
17 フランジ
18 固定ネジ
20 ブラケット
21 底板
22 下カバー
24 板金
25 垂下ネジ
26 フランジ
26a 横溝
27 蝶ナット

Claims (2)

  1. 浴室壁面に取り付けられた天板と前板を備えたカウンターの該天板の下側かつ該前板の浴室壁面側の空間に、前記壁面に固定させて水栓のクランク脚を設け、該クランク脚に水栓本体背面に突設したソケット部を前後調整可能に接続して、水栓本体の背面を前記カウンターの前板前面に当接させたことを特徴とする水栓の取付構造。
  2. 前記水栓本体のソケット部は、背面方向に向かって略直線状に設けられ、該ソケット部の外周には雄ネジが形成され、該雄ネジに螺合される袋ナットが前記クランク脚から前記カウンター前板側へ突出されたユニオンの外周に設けられて構成され、該ユニオンの先端が前記ソケット部内に水密に差し込まれるとともに、前記袋ナットが前記ソケット部に螺合されて前記水栓本体が前記クランク脚に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の水栓の取付構造。
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