JP2007321339A - 間仕切りパネル及び間仕切り装置 - Google Patents

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欣憲 陣出
Nobuko Ito
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Abstract

【課題】任意の模様や図形をインクジェットプリンターなどにてプリントしたクロスを貼着した間仕切りパネルであって、カラフルな間仕切りパネルの提供する。
【解決手段】インクが周囲に滲むのを防止するためにポリエステル樹脂系からなる処理液を含浸させた比較的厚めのクロス表面に、コンピュータにて画面に任意の模様、図形、又は文字などを形成し、この画像をプリンターへ送信してプリントし、これを表面に貼着した間仕切りパネル。
【選択図】図3

Description

本発明は任意の模様や図形をインクジェットプリンターなどにてプリントしたクロスを表面に貼り付けた間仕切りパネル及び間仕切り装置に関するものである。
間仕切り装置とは建物の大きな空間を所定の部屋に仕切るもので、近年では各種の間仕切り装置が用いられている。すなわち、建物本体は大きな空間として建設し、その後の内装工事にて適当な大きさの部屋に仕切ることが出来る為に、便利である。又、間仕切り装置にて仕切られた部屋の内部に、さらに打ち合わせ室や更衣室などの空間を仕切る為のローパーティションを据え付ける場合も多い。
ところで、間仕切りパネルには、(a)表面に金属製の表面板を貼着したもの、(b)ケイ酸カルシウム板を貼り付けたもの、(c)シートやフイルムを貼着したもの、(d)表面にクロスを貼り合わせたものが存在している。これらの間仕切りパネルは用途によって使い分けされているが、次のような問題も存在している。
(a)表面に金属板を貼着したパネル
金属製の表面板は塗装されるが、塗装に際して色ムラや色ダレが発生し、生産工程中には表面にキズが付いたり、該キズによって塗装が剥げ落ちる場合がある。又、施工現場への搬送中や施工中に物に当って窪みが発生する等の突発的な不具合も発生する。このように金属製の表面板はキズ付き易く、僅かなキズも目立ち易い。
又、金属製の表面材は塗装されるが、一般にアイボリー系が採用され、仕切られた空間が冷たくて無機質な雰囲気になりがちである。勿論、色々な色彩に塗装することは可能であるが、あくまでも単色であり、その為に如何なる色彩のパネルであっても仕切られる空間は画一的な雰囲気となってしまう。
(b)ケイ酸カルシウム板を貼り付けたパネル
ケイ酸カルシウム板は施工現場への搬送中に、振動や物との接触、及び据付作業中の不手際により、角が欠ける場合がある。表面に模様や図形を形成することは可能であるが、コストは非常に高くなってしまう。
(c)シートやフイルムを表面に貼着したパネル
上記シートやフイルムは期間が経過すると剥がれる場合もあり、生産工程中の不手際によりシワが発生してパネルの外観が損なわれる。そして、シートやフイルムには色々な模様や図形を形成することは可能であるが、コストは高くなる。
(d)クロスを貼着したパネル
クロスを表面に貼り合わせたクロス貼りパネルは、表面がクロスであることで仕切られた空間の温かみを感じる。しかし、従来のクロス貼りパネルはあくまでも単色カラーのクロスであり、上記金属製の表面板を貼着したパネルにて構成される間仕切り装置と同じである。一方、上記単色カラーのクロスはクロスメーカから購入し、工場で在庫として保管しているが、特定のカラーに顧客からの要望が集中した場合など、在庫が不足して生産がストップしてしまう。
このように従来の間仕切りパネルには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、任意の模様や図形をプリントしたクロスを貼着した間仕切りパネル及び間仕切り装置を提供する。
本発明に係る間仕切りパネルはクロスを貼着したクロスパネルであるが、従来のような単色カラーのクロスではなく、模様や図形又は文字をプリントしたクロスが使用される。該クロスは表面材に接着剤を介して貼り合わされる。上記模様、図形、文字などはコンピューターにて簡単に作成することが出来、この模様や図形などをプリンターにてクロス面にプリントされる。
上記プリンターとしてはインクジェットプリンターが一般的であるが、レーザープリンターやインパクトプリンターを使用することもある。又、インクとしては顔料や染料が使用されるが、染料の場合にはプリントしただけでは鮮明な色彩が形成されない為に加熱処理される発色工程が必要となる。従って、工程的には顔料を用いてのプリントの方が好ましい。
本発明に係る間仕切りパネルはクロス貼りされるが、該クロスは顧客の要望に応じた模様、図形、色彩をコンピューターにて作成し、この画像を上記プリンターへ送信してクロス面にプリントする。プリントされたクロスは表面材に接着剤を介して貼り合わされ、カラフルで個性的な間仕切りパネルが出来上がる。
本発明に係るクロス貼りパネルは、表面がクロスである為に物に接触してもキズ付いたり、物が当っても窪んだりすることを防止できる。勿論、これは従来のクロス貼りパネルと同じであるが、本発明のクロス貼りパネルは単一色ではなく、色々な模様や図形、又は文字を形成している。従って、間仕切り装置で構成される壁面に模様や図形、又は文字を形成した部屋を作り出すことが出来、従来に存在しない感覚及び雰囲気の空間となる。
特にインテリア関連のショップでは、壁面に形成される模様や図形がショップの雰囲気を向上させ得る。又、会社の入口に設ける受付として据え付けられるローパーティションを本発明のパネルにて構成することで宣伝効果が得られ、社名などの文字を表示出来、インターネットのホームページのアドレスを記載することも可能である。
これらの模様や図形、又は文字は顧客の要求に応じて個々に製作しなくてはならないが、本発明では上記模様、図形、又は文字をコンピューターにて作成し、該コンピューターのデーターをプリンターへ送信してプリントすることが出来る。すなわち、顧客の要望に応えて各種の模様、図形、文字を形成した間仕切りパネルを迅速に提供できる。
図1はローパーティションの具体例であり、該ローパーティションで仕切られた空間は打ち合わせ室を構成している。ローパーティションのパネル1,1,2,2・・、3,3・・はその高さが低くて天井まで達しておらず、背丈に相当する高さ寸法としている。従って、床面から起立して倒れないように連結され、必要に応じて転倒防止用の脚を取付ける場合もある。
図2はパネル1,1の連結構造を示している具体例である。勿論、本発明はパネルの連結構造を限定するものではないが、複数枚のパネルで構成されるローパーティションは連結部を介して上記パネル1,1,2,2・・、3,3・・が連結されている。パネル1,1の側端には凹部4,4が形成され、この凹部4,4の底には繋ぎ材5,5が固定され、繋ぎ材5,5にはツメ6,6・・を設けている。
両パネル1,1の間にはスタッド7が起立し、該スタッド7は凹部4,4に収容されている。そして、繋ぎ材5,5から延びているツメ6,6・・がスタッド7に形成しているスリット溝に係止することで、パネル1,1はスタッド7を介して連結している。ところで、パネル1は芯材となるペーパーコア8の両面には表面材9,9が貼着され、そして該表面材9,9の表面にはクロス10,10が貼り合わされている。
クロス10,10は接着剤を介して貼られ、クロスパネルを構成している。ここで、上記表面材9,9は金属板であったり、木板であったりする。クロス10,10を貼り合わすことが出来る平坦な板状体であれば特に材質を限定しない。ところで、上記クロス10は無地ではなく、模様や図形、又は文字が形成され、カラフルなパネル1を形成している点に本発明の特徴がある。
図3は上記パネル1の表面に形成した模様を表す1具体例である。該パネル1の表面には○印11,11・・が縦方向及び横方向に等間隔で配列され、これら○印11,11・・はクロス10にプリントされている。○印はコンピューターの画面に簡単に作成することが出来、この画像をインクジェットプリンターへ送信してプリントすることが出来る。○印11,11・・の色彩は任意であり、下地カラー色彩もコンピューターで自由に選択することが出来る。
又、このような○印11,11・・ではなく、模様をパネル1の表面に形成することも可能である。風景や建物又は草花をデジタルカメラで写し、これをコンピュータに取り込んでインクジェットプリンターにてクロス面にプリントすることも可能である。例えば、富士山や東京タワーを模った模様をパネル面に形成することが出来る。一方、フリー素材のイラストや写真を利用し、これをコンピューターに取り込むこともある。
ところで、パネル1の表面に貼着されるクロスは比較的厚く、その為にプリントされるインクが周囲に滲む場合があり、これを防止する為にポリエステル樹脂系からなる処理液をクロスに含浸させる。その結果、ポリエステル樹脂液の微粒子から成る厚さ数ミクロン以下、好ましくは1ミクロン以下の薄い処理層がクロス繊維表面を完全に覆うようになり、さらに加熱乾燥が進むと、より強固な微粒子間接着が起こる。
こうしてクロスの繊維表面に形成された処理層は微粒子間隙に無数の微細孔を持つ多孔質構造を成している。この多孔質処理層はプリントインクを強力に吸収する性質を有し、しかも一旦微細孔内部に吸収されたプリントインクは容易に再放出されないためにプリント時にインクの滲みが無く、しかも特別な付加的処理加工(プリント後加工)を施さなくても安定したプリント性が得られる。
そして、プリントの後に50〜150℃の温度で乾燥処理される。尚、当該処理に用いられる乾燥温度は50〜150℃の間でクロスの特性(融点や熱分解など)も考慮の上で適宜に決定されるべきであるが、この範囲外の温度では水分除去や粒子間の化学反応による接着が不十分であったり、微粒子に分解反応が起きたりすることがある。また、クロス原料の種類や厚さによって適正な塗布量も適宜に決定されるべきであるが、一般的には固着量で0.1〜2g/m程度に設定されることが多い。
ローパーティションの具体例。 ローパーティションを構成するパネル断面及び連結構造。 パネル表面に形成される図形を表す具体例。
符号の説明
1 パネル
2 パネル
3 パネル
4 凹部
5 繋ぎ材
6 ツメ
7 スタッド
8 ペーパーコア
9 表面材
10 クロス
11 ○印


Claims (3)

  1. 表面にクロスを貼着した間仕切りパネルにおいて、コンピュータにて画面に模様、図形、又は文字などを形成し、この画像をプリンターへ送信してクロス面にプリントし、これを表面に貼着したことを特徴とする間仕切りパネル。
  2. ポリエステル樹脂系からなる処理液を付着させた後、50〜150℃の加工温度で処理したクロスを用いてプリントした請求項1記載の間仕切りパネル。
  3. 複数枚のパネルを連結して構成される間仕切り装置において、パネル表面にはクロスを貼着し、該クロスにはコンピュータの画面に形成した模様、図形、又は文字などをプリンターにて表面にプリントし、該クロスを貼着したパネルを据え付けて構成したことを特徴とする間仕切り装置。
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