JP2007321331A - 雪庇切笠木の取り付け部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】別部品としてのベースプレートや雪庇切笠木用のブラケットを不要とし、またそれらを取り付ける作業も不要としてコストダウンを図るようにした雪庇切笠木の取り付け部構造を提供する。
【解決手段】パラペット1上を覆うようにパラペット1の所定位置に埋設されたアンカープラグ21に対し雄ねじ部材22により固定されるアルミニウム製の笠木3と、笠木3の上に一体に設けられたブラケット5に下端が支持されるアルミニウム製の雪庇切笠木4とからなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の屋上の周囲に設けられるパラペットの上端に設けられる雪庇切笠木の取り付け部構造に関するものである。
従来のこの種雪庇切笠木の取り付け部構造としては、例えば特許文献1に開示されているように、建物の屋上のパラペットの幅よりもやや大き目に作られてパラペット上にねじ止めされた笠木ブラケットに係止されて取り付けられる笠木と、この笠木の下側で前記笠木ブラケットから位置をずらしてパラペット上にねじ止めされ上面が笠木の裏面に当接するように取り付けられるベースプレートと、このベースプレートに頭部が支持され軸部が前記笠木の孔部を上向きに貫通するボルトと、前記笠木の孔部から上方に突出する軸部に孔部が嵌合し軸部にナットを螺合させることにより前記笠木上に取り付けられる雪庇切笠木用のブラケットと、前記笠木上に載せられるように前記雪庇切笠木用のブラケットに下端部が支持された雪庇切笠木とからなるものが知られている。
特開2004−131924号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている雪庇切笠木の取り付け部構造は、笠木の上に雪庇切笠木を取り付けるためにベースプレートや雪庇切笠木用のブラケットが必要であり、部品点数が多く、またこれらを取り付けるための手間が必要で、コストアップになるという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、別部品としてのベースプレートや雪庇切笠木用のブラケットを不要とし、またそれらを取り付ける作業も不要としてコストダウンを図るようにした雪庇切笠木の取り付け部構造を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の雪庇切笠木の取り付け部構造は、パラペット上を覆うようにパラペットの所定位置に埋設されたアンカープラグに対しねじ止めされるアルミニウム製の笠木と、笠木の上に一体に設けられたブラケットに下端が支持されるアルミニウム製の雪庇切笠木とからなり、前記ブラケットは笠木の水平板部上に形成されて鉛直立ち上がり部の上端外側に係合溝を備えた外側支持部と、鉛直立ち上がり部の上端に前記外側支持部側に傾斜する傾斜片を備えるとともに鉛直立ち上がり部の高さ方向中間部に前記外側支持部側とは反対側に水平に突出する突出片を備えた内側支持部とからなり、前記雪庇切笠木は鉛直方向に向く外壁板と、この外壁板の上端から下向きに傾斜する内壁板と、この内壁板の下端に内壁板の傾斜角と同角度で同方向に傾斜し前記内側支持部の傾斜片に外面に裏面が当接するように設けられた凹条部と、前記外壁板と内壁板との間に補強板部と、前記外壁板の下端内面に前記外側支持部の係合溝に係合するように設けられた係合片とから構成され、前記外壁板の下端内面の係合片を前記外側支持部の係合溝に係合させた状態で前記傾斜片に対し凹条部をねじ止めしてなることを特徴とする。
請求項2に記載の雪庇切笠木の取り付け部構造は、笠木はパラペットの上端面を後側部においてほぼ3分の1程度覆う水平板部と、この水平板部の後端部に下向きに直角に連設されパラペットの外壁面上端を覆う下向き板部とからなることを特徴とする。
請求項3に記載の雪庇切笠木の取り付け部構造は、笠木はパラペットの上端面を全幅に亘って覆うように作られていることを特徴とする。
以上のように、本発明の雪庇切笠木の取り付け部構造は、雪庇切笠木を支持するブラケットは笠木の水平板部上に一体に形成されているので、別部品としてのベースプレートや雪庇切笠木用のブラケットを不要とし、またそれらを取り付ける作業も不要としてコストダウンを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
先ず、図1〜図3に示す第1の実施の形態について説明すると、1は鉄筋コンクリート造りの建物の屋上の周囲に設けられるパラペットで、このパラペット1は上端から内壁面に亘って防水材2で覆われている。3は防水材2の上からパラペット1の後側部を覆うように設けられるアルミニウム製の笠木で、この笠木3の上には雪庇切笠木4の下端を支持するブラケット5が一体に設けられている。前記笠木3は前記パラペット1の上端面を後側部においてほぼ3分の1程度覆う水平板部6と、この水平板部6の後端部に下向きに直角に連設されパラペット1の外壁面上端を覆う下向き板部7とからなり、前記水平板部6上に鉛直立ち上がり部8の上端外側に係合溝9を備えた外側支持部10と、鉛直立ち上がり部11の上端に前記外側支持部10側に傾斜する傾斜片12を備えるとともに鉛直立ち上がり部11の高さ方向中間部に前記外側支持部10側とは反対側に水平に突出する突出片13を備えた内側支持部14とからなるブラケット5が一体に形成されている。
前記雪庇切笠木4も笠木3と同様にアルミニウム製で、この雪庇切笠木は鉛直方向に向く外壁板15と、この外壁板15の上端から下向きに傾斜する内壁板16と、この内壁板16の下端に内壁板16の傾斜角と同角度で同方向に傾斜し前記内側支持部14の傾斜片12に外面に裏面が当接するように設けられた凹条部17と、前記外壁板15と内壁板16との間に水平方向に設けられた上側の補強板部18と、前記外壁板15と凹条部17の上端部との間に水平方向に設けられた下側の補強板部19と、前記下側の補強板部19から下側に延びる前記外壁板15の下端内面に前記外側支持部10の係合溝9に係合するように設けられた係合片20とから構成されている。
前記笠木3は防水材2の上からパラペット1の後側部を覆うように載置され、パラペット1の所定位置に埋設されたアンカープラグ21に雄ねじ部材22を螺入させることによりパラペット1上に固定される。この笠木3の上には前述のようにブラケット5が一体に設けられており、このブラケット5に対し前記雪庇切笠木4を取り付ける。詳しくは、雪庇切笠木4の外壁板15の下端内面の係合片20はブラケット5の外側支持部10の係合溝9に係合し、凹条部17の裏面は内側支持部14の傾斜片12に当接して凹条部17を傾斜片12に雄ねじ部材23により固定することによりブラケット5に支持される。そして、前記凹条部17には凹条部17を隠すように見切板24が嵌め込まれてセットされ、この見切板24の下端に取り付けたパッキン25を前記防水材2の上面に押し当てている。以上のようにブラケット5に支持された雪庇切笠木4の外壁板15の下端は前記笠木3の下向き板部7の上端に外側から重なり、外壁板15は笠木3の下向き板部7とほぼ面一状に揃うようになる。なお、前記笠木3や雪庇切笠木4はパラペット1の全長に亘って配設されるものである。
次に、図4に示す第2の実施の形態について説明すると、前記第1の実施の形態では笠木3はパラペット1の上端面を後側部においてほぼ3分の1程度覆う大きさに作られているが、第2の実施の形態のように笠木3はパラペット1の上端面を全幅に亘って覆う大きさに作られていても良い。他の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
本発明の第1の実施の形態における笠木の斜視図である。 同雪庇切笠木の取り付け状態を示す側面断面図である。 同雪庇切笠木の取り付け状態を示す途中破断斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における雪庇切笠木の取り付け状態を示す側面断面図である。
符号の説明
1 パラペット
2 防水材
3 笠木
4 雪庇切笠木
5 ブラケット
6 水平板部
7 下向き板部
8 鉛直立ち上がり部
9 係合溝
10 外側支持部
11 鉛直立ち上がり部
12 傾斜片
13 突出片
14 内側支持部
15 外壁板
16 内壁板
17 凹条部
18,19 補強板部
20 係合片
21 アンカープラグ
22 雄ねじ部材
23 雄ねじ部材
24 見切板
25 パッキン

Claims (3)

  1. パラペット上を覆うようにパラペットの所定位置に埋設されたアンカープラグに対しねじ止めされるアルミニウム製の笠木と、笠木の上に一体に設けられたブラケットに下端が支持されるアルミニウム製の雪庇切笠木とからなり、前記ブラケットは笠木の水平板部上に形成されて鉛直立ち上がり部の上端外側に係合溝を備えた外側支持部と、鉛直立ち上がり部の上端に前記外側支持部側に傾斜する傾斜片を備えるとともに鉛直立ち上がり部の高さ方向中間部に前記外側支持部側とは反対側に水平に突出する突出片を備えた内側支持部とからなり、前記雪庇切笠木は鉛直方向に向く外壁板と、この外壁板の上端から下向きに傾斜する内壁板と、この内壁板の下端に内壁板の傾斜角と同角度で同方向に傾斜し前記内側支持部の傾斜片に外面に裏面が当接するように設けられた凹条部と、前記外壁板と内壁板との間に補強板部と、前記外壁板の下端内面に前記外側支持部の係合溝に係合するように設けられた係合片とから構成され、前記外壁板の下端内面の係合片を前記外側支持部の係合溝に係合させた状態で前記傾斜片に対し凹条部をねじ止めしてなることを特徴とする雪庇切笠木の取り付け部構造。
  2. 笠木はパラペットの上端面を後側部においてほぼ3分の1程度覆う水平板部と、この水平板部の後端部に下向きに直角に連設されパラペットの外壁面上端を覆う下向き板部とからなることを特徴とする請求項1記載の雪庇切笠木の取り付け部構造。
  3. 笠木はパラペットの上端面を全幅に亘って覆うように作られていることを特徴とする請求項1記載の雪庇切笠木の取り付け部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07207860A (ja) * 1994-01-26 1995-08-08 Masami Suzuki パラペット天場の防水構造
JPH1061132A (ja) * 1996-08-16 1998-03-03 Abc Trading Co Ltd 笠 木
JP2004131924A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Daiken Co Ltd 雪庇切笠木の取り付け部構造

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