JP2007320573A - 包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも2本のボトルと該ボトルを包む筒状包装材とで構成される包装体であって、筒状包装材の周方向の複数箇所に切り込みを入れ、2箇所の該切り込みに挟まれた部分を筒の内側へ折り込み反転させた折り込み部が設けられ、該折り込み部の上側の縁部が第1のボトルの底部に接するとともに該折り込み部の下側の縁部が第2のボトルの肩部に接しており、かつ第1のボトルの底部と第2のボトルの肩部より突出した蓋部の頂部とが離間した状態を維持するように該折り込み部が設けられてなる包装体である。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1では、薄肉化されたプラスチックボトルと該プラスチックボトルの胴部を被覆する特定形状の板紙による筒状体とからなる複合容器が提案されている。
また、特許文献2では、収容するボトルの係止手段として筒状包装材に切り込みを入れた複合容器が開示されている。
しかしながら、これらの包装体は、いずれも1本のボトルを収容するものであり、2本以上のボトルを筒状包装材に収容した場合、上側のボトル底面が下側のボトルの蓋部の頂部と接するので、上側のボトル底面に印刷される、製造ロット番号、バーコード、製造日、品質保証期限等の製造管理情報を見ることができないという問題があった。
製造管理情報を視認できることにより、筒状包装材等に製造管理情報を印刷又は刻印する必要がなく、また、製造管理情報を印刷又は刻印した紙等の封入が省けるため、包装体の生産性が飛躍的に向上することとなった。
本発明の包装体10は、図1及び2に示すように、ボトルA11、ボトルB12及び筒状包装材20からなる。ここで、ボトルの数は2本に限られず、3本以上であってもよい。また、ボトルA11とボトルB12の形状は同一であってもよいし、異なっていてもよい。
ボトルAの底部11−a及びボトルBの底部12−aには、製造ロット番号、バーコード、製造日、品質保証期限等の製造管理情報が印刷又は刻印されている。そして、ボトルBの肩部12−bより蓋部12−cが突出していることを要する。
まず、筒状包装材20に上側の切れ込み21−a及び下側の切れ込み21−bを、同じ長さで、周方向に所定間隔でずれることなく設ける。(図3−a)
次に、上側の切れ込み21−a及び下側の切れ込み21−bに挟まれた部分を筒の内側へ折り込み反転させて、筒の内部に折り込み部23を形成する。(図3−b)
そして、筒状包装材20の下段にボトルB12を下から差し込む。ボトルB12は、折り込み部23の下側の縁部23−bにボトルBの肩部12−bが接することにより位置決めされ、固定される。(図3−c)
その後、筒状包装材20の上段にボトルA11を上から差し込む。ボトルA11は、折り込み部23の上側の縁部23−aにボトルAの底部11−aが接することにより位置決めされ、固定される。(図3−d)
折り込み部23の幅の寸法は、ボトルBの蓋部12−cの上下の寸法より大きいので、ボトルAの底部とボトルBの蓋部の頂部との間の離間部分24が形成され、その離間部分24により、ボトルAの底部11−aの製造管理情報を上側の切れ込み21−a及び下側の切れ込み21−bに挟まれた部分を通して斜め外から視認できる。(図3−e)
図4に示す筒状包装材20には、第1セットの上側の切れ込み21−aと第1セットの下側の切れ込み21−bからなる第1の切れ込みセットと、第2セットの上側の切れ込み22−aと第2セットの下側の切れ込み22−bからなる第2の切れ込みセットとが設けられ、切れ込み21−a及び21−bに挟まれた部分を筒の内側へ折り込み反転させた折り込み部23と、切れ込み22−a及び22−bに挟まれた部分を筒の内側へ折り込み反転させた折り込み部23との2組の折り込み部が形成されている。これら2組の折り込み部23の第1の折り込み部の上側の縁部23−a及び第2の折り込み部の上側の縁部23−cにボトルAの底部11−aが接しており、第1の折り込み部の下側の縁部23−b及び第2の折り込み部の下側の縁部23−dにボトルBの肩部12−bが接している。折り込み部23の幅の寸法をボトルBの蓋部12−cの上下間の寸法より大きくしており、ボトルAの底部11−aとボトルBの蓋部12−cの頂部との間に離間部分24が存在するため、ボトルAの底部11−aの製造管理情報を視認できる。折り込み部23が複数あると、ボトルA11及びボトルB12がより安定に収容されるので好ましい。
上記の第1の折り込み部と第2の折り込み部とが筒状包装材20の略同一半径内で相互に略180度反対側に対向することが、複数のボトルのより安定な位置決め及び固定を得るために好ましい。
まず、筒状包装材20の側面に上側の切れ込み21−a及び22−a並びに下側の切れ込み21−b及び22−bを設ける。切れ込み21−aと22−aとは、同一半径内であって、180度反対側に対向している。切れ込み21−bと22−bとの関係も同じである。また、切れ込み21−aと21−bとの関係及び切れ込み22−aと22−bとの関係は、図3−aと同様である。(図5−a)
次に、上側の切れ込み21−a及び下側の切れ込み21−bに挟まれた部分並びに上側の切れ込み22−a及び下側の切れ込み22−bに挟まれた部分を、夫々筒の内側へ折り込み反転させて、筒の内部に2組の折り込み部23を形成する。(図5−b)
そして、筒状包装材20の下段にボトルB12を下から差し込む。ボトルB12は、第1の折り込み部の下側の縁部23−b及び第2の折り込み部の下側の縁部23−dにボトルBの肩部12−bが接することにより位置決めされ、固定される。(図5−c)
その後、筒状包装材20の上段にボトルA11を上から差し込む。ボトルA11は、第1の折り込み部の上側の縁部23−a及び第2の折り込み部の上側の縁部23−cにボトルAの底部11−aが接することにより位置決めされ、固定される。(図5−d)
折り込み部23の幅の寸法は、ボトルBの蓋部12−cの上下の寸法より大きいので、図1〜3の実施態様と同様に、ボトルAの底部とボトルBの蓋部の頂部との間の離間部分24が形成され、その離間部分24により、ボトルAの底部11−aの製造管理情報を第1セットの上側の切れ込み21−a及び下側の切れ込み21−bに挟まれた部分並びに第2セットの上側の切れ込み22−a及び下側の切れ込み22−bに挟まれた部分を通して斜め外から視認できる。(図5−e)
このように、折り込み部23が複数あると、視認するための開口部が増え、視認性が向上する。
また、本発明においては、上側の切れ込み21−a及び下側の切れ込み21−bに挟まれた部分を通してボトルAの底部11−aの製造管理情報を視認すればよいので、筒状包装材20は、必ずしも透明である必要は無いが、ボトルAの底部11−aに印刷又は刻印された製造管理情報を筒状包装材20の周囲どこからでも視認できるようにするためには、筒状包装材20が透明であることが好ましい。透明で視認できれば、無色であっても、着色であってもよい。
11:ボトルA
11−a:ボトルAの底部
12:ボトルB
12−a:ボトルBの底部
12−b:ボトルBの肩部
12−c:ボトルBの蓋部
20:筒状包装材
21−a:第1セットの上側の切れ込み
21−b:第1セットの下側の切れ込み
22−a:第2セットの上側の切れ込み
22−b:第2セットの下側の切れ込み
23:折り込み部
23−a:第1の折り込み部の上側の縁部
23−b:第1の折り込み部の下側の縁部
23−c:第2の折り込み部の上側の縁部
23−d:第2の折り込み部の下側の縁部
24:ボトルAの底部とボトルBの蓋部の頂部との間の離間部分
Claims (4)
- 少なくとも2本のボトルと該ボトルを包む筒状包装材とで構成される包装体であって、筒状包装材の周方向の複数箇所に切り込みを入れ、2箇所の該切り込みに挟まれた部分を筒の内側へ折り込み反転させた折り込み部が設けられ、該折り込み部の上側の縁部が第1のボトルの底部に接するとともに該折り込み部の下側の縁部が第2のボトルの肩部に接しており、かつ第1のボトルの底部と第2のボトルの肩部より突出した蓋部の頂部とが離間した状態を維持するように該折り込み部が設けられてなる包装体。
- 2箇所の該切込みが平行であると共に、筒状包装材の筒の延長方向と垂直である請求項1に記載の包装体。
- 折り込み部が複数設けられてなる請求項1又は2に記載の包装体。
- 筒状包装材が透明である請求項1〜3のいずれかに記載の包装体。
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2006
- 2006-05-30 JP JP2006149860A patent/JP4825585B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4825585B2 (ja) | 2011-11-30 |
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