JP2007319830A - 排ガス処理方法および排ガス処理システム - Google Patents

排ガス処理方法および排ガス処理システム Download PDF

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史郎 今津
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Abstract

【課題】悪臭成分を含有する排ガスを低いランニングコストによって効率よく処理できる排ガス処理方法および排ガス処理システムを提供する。
【解決手段】この排水処理システムは、前段の排ガス処理装置3と後段の脱臭装置22とを備える。前段の排ガス処理装置3は上部散水部4と下部水槽部5とマイクロナノバブル発生槽13とを有する。前段,後段の排ガス処理装置3,22によって洗浄水にマイクロナノバブルを含有させて洗浄水に含まれる微生物をマイクロナノバブルで活性化し、活性化した微生物によって排ガスに含まれる悪臭ガス成分に対して洗浄水方式の2段階の排ガス処理を効率良く行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、排ガス処理方法および排ガス処理システムに関し、マイクロナノバブルを活用した排ガス処理方法,排ガス処理システムに関する。この発明は、例えば、排水が発生することなく、また悪臭含有排ガスの処理が可能な排ガス処理方法および排ガス処理システムに関する。
この発明は、より具体的には排ガス処理システムの構成の一例として、マイクロナノバブル発生槽を別個に有する前段の排ガス処理装置と後段の排ガス処理装置とを備える1つ目の方式と、マイクロナノバブル発生槽を別個に有する前段の排ガス処理装置とオゾン発生機を有する後段の排ガス処理装置とを備える2つ目の方式とに関する。この2つ目の方式は、特にオゾン処理による悪臭対策を盛り込んだ排ガス処理システムとなる。この2つのタイプの排ガス処理システムは両方とも、排ガス中の揮発性有機化合物を活用してマイクロナノバブルを効率的に発生させると共に微生物を活性化して排ガス中の揮発性有機化合物を分解処理することができる。
この発明は、一例として、前段の排ガス処理装置と後段の排ガス処理装置において、洗浄水にマイクロナノバブルを含有させて、排ガスの脱臭が可能な排ガス処理方法および排ガス処理システムに関するものである。
排ガス中の悪臭成分や揮発性有機化合物は、近隣住民に対する企業の社会的責任の観点や、公害防止上の大気汚染の観点から言えば処理を要するものである。
特に、排ガス中の悪臭成分や揮発性有機化合物は確実に処理することが必要であるが、従来はエネルギーを浪費する燃焼法が一般的であった。この燃焼法は、エネルギーの浪費となる上にランニングコストが高いことから、省エネルギーと環境が重要視される時代では合理的な処理方式とは言えない。
特開2005−152701号公報
そこで、この発明の課題は、悪臭成分を含有する排ガスを低いランニングコストによって効率よく処理できる排ガス処理方法および排ガス処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の排ガス処理方法は、微生物を含有する洗浄水にマイクロナノバブルを含有させ、
上記マイクロナノバブルを含む洗浄水によって、悪臭含有排ガスを洗浄水方式で処理する。
この発明の排ガス処理方法によれば、洗浄水にマイクロナノバブルを含有させて、洗浄水に含まれる微生物をマイクロナノバブルで活性化して、悪臭含有排ガスを洗浄水方式で処理できる。よって、活性化した微生物によって、排ガスに含まれる悪臭ガス成分を効率よく処理できる。
なお、上記排ガスが含有する悪臭ガス成分としては、一例として、アンモニア、トリメチルアミン、アセトアルデヒド、硫化水素、メチルメルカブタンなどが挙げられるが、その他の悪臭ガス成分であってもよい。
また、一実施形態の排ガス処理方法は、上記マイクロナノバブルを含む洗浄水で上記悪臭含有排ガスを処理し、次に、オゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水で上記悪臭含有排ガスを処理する。
この実施形態の排ガス処理方法によれば、マイクロナノバブルを含む洗浄水で排ガス中の有機物を処理できると共に、オゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水で排ガス中の悪臭を処理できる。
また、一実施形態の排ガス処理方法では、上記悪臭含有排ガスは、揮発性有機化合物含有排ガスである。
この実施形態の排ガス処理方法によれば、洗浄水に含まれるマイクロナノバブルで活性化した微生物でもって、上記悪臭含有排ガスが含有する揮発性有機化合物を処理できる。
なお、上記排ガスが含有する揮発性有機化合物としては、例えば、イソプロピールアルコール、アセトン、酢酸ブチル等が挙げられるが、その他の揮発性有機化合物であってもよい。
また、一実施形態の排ガス処理システムは、微生物を含有する洗浄水にマイクロナノバブルを含有させ、上記マイクロナノバブルを含む洗浄水によって、悪臭含有排ガスを洗浄水方式で処理する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、洗浄水にマイクロナノバブルを含有させて、洗浄水に含まれる微生物をマイクロナノバブルで活性化して、悪臭含有排ガスを洗浄水方式で処理できる。よって、活性化した微生物によって、排ガスに含まれる悪臭ガス成分を効率よく処理できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムは、前段の洗浄水方式の排ガス処理装置と、後段の洗浄水方式の排ガス処理装置とを備える。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段および後段の排ガス処理装置によって、2段階の排ガス処理を行うので、マイクロナノバブルで活性化した微生物によって、悪臭を含有する排ガスをより確実に処理できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記悪臭含有排ガスをマイクロナノバブルを含む洗浄水で洗浄し、上記後段の排ガス処理装置は、上記悪臭含有排ガスをオゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水で洗浄する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置によって排ガス中の有機物をマイクロナノバブルを含む洗浄水で処理できると共に、後段の排ガス処理装置によって排ガス中の悪臭をオゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水で処理できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記悪臭含有排ガスを洗浄水で洗浄する洗浄水方式の主処理部と、上記主処理部とは別個に設置されると共に上記洗浄水にマイクロナノバブルを含有させるマイクロナノバブル発生機が設置されたマイクロナノバブル発生槽とを有し、上記後段の排ガス処理装置は、オゾン発生機とマイクロナノバブル発生機を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の主処理部とは別個に設置されたマイクロナノバブル発生槽において、確実にマイクロナノバブルを発生させて、洗浄水に含まれる微生物を活性化できる。この活性化した微生物によって、排ガスに含まれる悪臭成分や揮発性有機化合物を効率よく微生物分解できる。また、後段の排ガス処理装置では、オゾン発生機とマイクロナノバブル発生機によってオゾンマイクロナノバブルを発生させて、悪臭を確実に酸化分解処理できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置および上記後段の排ガス処理装置は、上記悪臭ガス含有排ガスにマイクロナノバブルを含有する洗浄水を散水する上部散水部と、上記上部散水部からの洗浄水が導入されると共に上記マイクロナノバブルを含有する洗浄水を上記散水部に送水する下部水槽部とを有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段と後段の排ガス処理装置の上部散水部において、悪臭ガス含有排ガスにマイクロナノバブルを含有する洗浄水を散水すると共に、この洗浄水は下部水槽部と上部散水部との間で循環される。したがって、上部散水部では、排ガス中の成分を洗浄水に吸収できると共に、下部水槽では、マイクロナノバブルで微生物を活性化して、洗浄水中の成分を分解できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記下部水槽部に設置されたひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の下部水槽部に設置されたひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物に、マイクロナノバブルで活性化した微生物を固定化し繁殖させることができる。よって、微生物による洗浄水中の成分の分解を促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記下部水槽に設置されたリング型ポリ塩化ビニリデン充填物を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の下部水槽部に設置されたリング型ポリ塩化ビニリデン充填物に、マイクロナノバブルで活性化した微生物を固定化し繁殖させることができる。よって、微生物による洗浄水中の成分の分解を促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記下部水槽に、網袋に入った活性炭が設置されている。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の下部水槽部に設置された網袋に入った活性炭に、マイクロナノバブルで活性化した微生物を固定化し繁殖させることができる。よって、微生物による洗浄水中の成分の分解を促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記下部水槽に、曝気設備が設置されている。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の下部水槽内を曝気設備によって撹拌することができるので、下部水槽における微生物処理性能が安定する。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記下部水槽に、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物と曝気設備が設置されている。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の下部水槽部に設置されたひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物に、マイクロナノバブルで活性化した微生物を固定化し繁殖させることができる上に、曝気設備によって下部水槽内を撹拌できる。よって、微生物による洗浄水中の成分の分解をより一層促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前段の排ガス処理装置は、上記下部水槽に、リング型ポリ塩化ビニリデン充填物と曝気設備が設置されている。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、前段の排ガス処理装置の下部水槽部に設置されたリング型ポリ塩化ビニリデン充填物に、マイクロナノバブルで活性化した微生物を固定化し繁殖させることができる上に、曝気設備によって下部水槽内を撹拌できる。よって、微生物による洗浄水中の成分の分解をより一層促進できる。
この発明の排ガス処理方法によれば、洗浄水にマイクロナノバブルを含有させて、洗浄水に含まれる微生物をマイクロナノバブルで活性化して、活性化した微生物によって、排ガスに含まれる悪臭ガス成分を効率よく処理できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に、この発明の排ガス処理システムの第1実施形態を模式的に示す。この第1実施形態は、前段の洗浄水方式の排ガス処理装置3と後段の洗浄水方式の排ガス処理装置22を備える。
前段の排ガス処理装置3は、上部散水部4と下部水槽部5で構成される洗浄方式の主処理部と、この主処理部とは別個に設置されたマイクロナノバブル発生槽13とを有する。
図1において、符号1は排気入口であり、排気ファン2によって、排ガスが、排ガス処理装置3内に導入される。この排ガスは、一例として、半導体工場や液晶工場からの悪臭と揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)を含有している。
排ガス処理装置3の上部散水部4には、下から順に、多孔板10、その上のプラスチック充填材9が設置されている。このプラスチック充填材9としては一例として商品名テラレットと呼ばれる充填材が用いられる。
排気ファン2によって導入された悪臭と揮発性有機物とを含有する排ガスは、上部散水部4に導入されて、マイクロナノバブルを含有する洗浄水が、散水されることで、排ガス成分が洗浄水の中に吸収されて処理される。なお、排ガス処理装置3の上部散水部4では、プラスチック充填材9のさらに上方に所定の距離をおいて、散水ノズル8が設置されており、この散水ノズル8からプラスチック充填材9に洗浄水を散水している。
散水ノズル8には洗浄水配管7が接続されている。そして、下部水槽5に貯留されている洗浄水を散水ポンプサクション配管20で散水ポンプ6に導き、洗浄水配管7を経由して、洗浄水を散水ノズル8から散水している。この散水された洗浄水は、上部散水部4の最下部4Aに集まり、出口配管12を経由して、マイクロナノバブル発生槽13に導入される。マイクロナノバブル発生槽13には、マイクロナノバブル発生機17が設置され、マイクロナノバブルを発生している。このマイクロナノバブルによって、水流18を起こしマイクロナノバブル発生槽13内を撹拌している。このマイクロナノバブル発生槽13では、洗浄水中の排ガス成分としての揮発性有機化合物の存在によって、マイクロバブルが発生し易くなる。
また、マイクロナノバブル発生機17は、マイクロナノバブルを発生するために、空気が必要となるが、必要量の空気は、バルブ16と空気吸い込み管15から確保している。そして、マイクロナノバブル発生機17は、配管によって循環ポンプ14と接続しており、循環ポンプ14はマイクロナノバブル発生槽13内の洗浄水をマイクロナノバブル発生機17に必要圧力状態で供給している。必要圧力状態で供給すると、マイクロナノバブルが効率よく発生する。必要圧力とは、一例として1.5kg/cm以上を意味する。
このマイクロナノバブル発生槽13からオーバーフロウ(自然流下)した洗浄水は、オーバーフロー管19を通って下部水槽5に流入する。この下部水槽5では、マイクロナノバブルで活性化された微生物によって、洗浄水に含まれる排ガス成分としての悪臭ガス成分や揮発性有機化合物を分解処理できる。
一方、悪臭と揮発性有機物を含有する排ガスは、前段の排ガス処理装置3で処理された後も微量の悪臭成分が残っているので、被処理ガスとして、第1排ガス出口11より出て、ダクト21を通って後段の排ガス処理装置としての脱臭装置22に導入される。なお、上記微量の悪臭成分としては、例えば、アンモニア等がある。
この脱臭装置22は、上部散水部23と下部水槽部24から構成されている。脱臭装置22の上部散水部23は、下から多孔板32、その上に商品名テラレットと呼ばれるプラスチック充填材31が設置されている。
排気ファン2によって導入された悪臭と揮発性有機物とを含有する排ガスは、上部散水部23に導入されて、マイクロナノバブルを含有する洗浄水が散水される。これにより、排ガス中の排ガス成分が洗浄水の中に吸収されて処理される。なお、脱臭装置22の上部散水部23に設置された多孔板32,プラスチック充填材31のさらに上方に、所定の距離をおいて、散水ノズル33が設置されている。この散水ノズル33はプラスチック充填材31に洗浄水を散水している。
散水ノズル33は洗浄水配管34に接続されている。そして、下部水槽24に貯留されている洗浄水を、散水ポンプサクション配管20で散水ポンプ25に導き、洗浄水配管34を経由して散水ノズル33から散水している。この散水ノズル33から散水された洗浄水は、プラスチック充填材31と多孔板32を通って、下部水槽24の表面に散水される。
下部水槽24には、マイクロナノバブル発生機27が設置され、マイクロナノバブルを発生している。このマイクロナノバブルは洗浄水の水流28を起こして、下部水槽24内を撹拌している。また、マイクロナノバブル発生機27は、マイクロナノバブルを発生するために空気が必要となるが、必要量の空気はバルブ29と空気吸い込み管36から確保している。そして、マイクロナノバブル発生機27は、配管によって循環ポンプ26と接続しており、循環ポンプ26は、下部水槽24内の洗浄水をマイクロナノバブル発生機27に必要圧力状態で供給している。これにより、マイクロナノバブル発生機27はマイクロナノバブルを効率よく発生できる。上記必要圧力とは、例えば、1.5kg/cm以上を意味する。
よって、後段の排ガス処理装置である脱臭装置22では、マイクロナノバブルを含有した洗浄水によって、悪臭を含有する排ガスに対して、脱臭処理を行うこととなる。この脱臭装置22によって脱臭処理をされた排ガスは、第2排ガス出口35から排出される。一方、脱臭装置22の下部水槽24では、マイクロナノバブルで洗浄水中の微生物を活性化して、洗浄水中の排ガス成分を分解できる。
上述のように、この実施形態では、前段の排ガス処理装置3と後段の脱臭装置22とで、2段の排ガス処理を行うので、マイクロナノバブルで活性化した微生物によって、悪臭を含有する排ガスをより確実に処理できる。
なお、一般に、水中に界面活性剤、塩類、アルコール類が存在すると、マイクロナノバブルが良く発生する現象がある。すなわち、この実施形態では、微生物をマイクロナノバブルで活性化しているが、排ガス中の揮発性有機化合物を活用して、洗浄水にマイクロナノバブルを効率良く発生させることができ、かつ、そのマイクロナノバブルを含む洗浄水で微生物を活性化している。この実施形態では、排ガス中の揮発性有機化合物を巧に活用して、排ガス処理に役立てている。また、この実施形態では、排ガス処理装置3の洗浄水は、下部水槽5において確実に微生物処理できて、排ガス処理装置3の上部散水部4にリサイクル使用可能となるので、排ガス処理装置3から排水が発生しないようにすることが可能となる。
また、マイクロナノバブル発生機17とマイクロナノバブル発生機27は、一例として市販されているものを採用できるが、メーカーを限定するものではない。具体的一例として、マイクロナノバブル発生機として、株式会社ナノプラネット研究所と株式会社オーラテックのものを採用できる。
ここで、3種類のバブルについて説明する。
(i) 通常のバブル(気泡)は水の中を上昇して、ついには表面でパンとはじけて消滅する。
(ii) マイクロバブルは、直径が10〜数10ミクロン(μm)以下の気泡径を有する気泡で、発生後の収縮運動によりマイクロナノバブルに変化する。
(iii) ナノバブルは、数100nm以下の直径を有する気泡と言われており、マイクロナノバブルとは、マイクロバブルとナノバブルとが混合したバブルと説明できる。
なお、上記排ガスが含有する悪臭ガス成分としては、一例として、アンモニア、トリメチルアミン、アセトアルデヒド、硫化水素、メチルメルカブタンなどが挙げられるが、その他の悪臭ガス成分であってもよい。また、上記排ガスが含有する揮発性有機化合物の一例としては、イソプロピールアルコール、アセトン、酢酸ブチル等が挙げられるが、その他の揮発性有機化合物も該当することは勿論である。
(第2の実施の形態)
次に、図2に、この発明の排ガス処理システムの第2実施形態を示す。この第2実施形態は、図1の第1実施形態における脱臭装置22の下部水槽24において、マイクロナノバブル発生機27に接続した空気吸い込み管36の先にオゾン発生機30が付加されている点のみが、前述の第1実施形態と異なる。よって、この第2実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細説明を省略し、前述の第1実施形態と異なる部分を説明する。
この第2実施形態では、脱臭装置22の空気吸い込み管36の先端に接続されたオゾン発生機30がオゾンを発生するので、マイクロナノバブル発生機27はオゾンマイクロナノバブルを発生する。よって、この脱臭装置22では、オゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水によって、悪臭ガスを処理することとなる。すなわち、オゾンマイクロナノバブルを含有する洗浄水によれば、悪臭ガスに対する酸化力が増加して、悪臭ガスを強力に処理することができる。
(第3の実施の形態)
次に、図3にこの発明の排ガス処理システムの第3実施形態を示す。この第3実施形態は、図2の第2実施形態における前段の排ガス処理装置3の下部水槽5の中に、固定金具38で固定されたひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材41が充填されている点のみが、前述の第2実施形態と異なる。よって、この第3実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
この第3実施形態では、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5には、マイクロナノバブルで活性化した微生物がひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材41に繁殖する。よって、この繁殖した微生物によって、洗浄水中に吸収された揮発性有機化合物を合理的に短時間で分解することができる。また、マイククロナノバブルを含んだ洗浄水は、マイククロナノバブルを含んでいない洗浄水と比較すると、排ガス中の揮発性有機化合物の除去率が良いことが、実験により確認できている。
よって、この第3実施形態によれば、排ガス中の揮発性有機化合物を合理的に効率よく処理できる。なお、前段の排ガス処理装置3では、排ガス中の悪臭成分もある程度は処理されるが、微量のアンモニア等の悪臭成分が残存する。この残存した微量の悪臭成分は、後段の脱臭装置22で処理されることとなる。
また、マイクロナノバブル発生槽13が、前段の排ガス処理装置3の主処理部(上部散水部4と下部水槽部5)とは別個に設置されているので、微生物でマイクロナノバブル発生機17の洗浄水吸い込み口が詰まることを回避できる。
(第4の実施の形態)
次に、図4に、この発明の排ガス処理システムの第4実施形態を示す。この第4実施形態は、図2の第2の実施形態における前段の排ガス処理装置3の下部水槽5の中に、網籠39に中に充填されているリング型ポリ塩化ビニリデン充填材40を備える点のみが前述の第2実施形態と異なる。よって、この第4実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて、詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
この第4実施形態では、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5では、マイクロナノバブルで活性化した微生物がリング型ポリ塩化ビニリデン充填材40に繁殖する。この繁殖した微生物によって、洗浄水中に吸収された揮発性有機化合物を合理的に短時間で分解することとなる。また、マイククロナノバブルを含んだ洗浄水は、マイククロナノバブルを含んでいない洗浄水と比較すると、排ガス中の揮発性有機化合物の除去率が良いことが、実験により確認できている。
よって、この第4実施形態によれば、排ガス中の揮発性有機化合物を合理的に効率よく処理できる。なお、前段の排ガス処理装置3では、排ガス中の悪臭成分もある程度は処理されるが、微量のアンモニア等の悪臭成分が残存する。この残存した微量の悪臭成分は、後段の脱臭装置22で処理されることとなる。
(第5の実施の形態)
次に、図5に、この発明の排ガス処理システムの第5実施形態を示す。この第5実施形態は、図2の第2実施形態における排ガス処理装置3の下部水槽5の中に、網袋44の中に収容された活性炭43が網籠42の中に充填されている点のみが前述の第2実施形態と異なる。よって、この第5実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて、詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
この第5実施形態では、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5では、網袋44の中に充填された活性炭43に、マイクロナノバブルで活性化した微生物が繁殖する。この繁殖した微生物は、洗浄水中に吸収された排ガス成分としての揮発性有機化合物を合理的に短時間で分解することとなる。また、マイククロナノバブルを含んだ洗浄水は、マイククロナノバブルを含んでいない洗浄水と比較すると、排ガス中の揮発性有機化合物の除去率が良いことが、実験により確認できている。
よって、この第5実施形態によれば、排ガス中の揮発性有機化合物を合理的に効率よく処理できる。なお、前段の排ガス処理装置3では、排ガス中の悪臭成分もある程度は処理されるが、微量のアンモニア等の悪臭成分が残存する。この残存した微量の悪臭成分は、後段の脱臭装置22で処理されることとなる。
(第6の実施の形態)
次に、図6に、この発明の排ガス処理システムの第6実施形態を示す。この第6実施形態は、図2の第2実施形態における前段の排ガス処理装置3の下部水槽5の中に、空気配管46でブロワー47に接続されている散気管45が曝気設備として設置されている点のみが、前述の第2実施形態と異なる。よって、この第6実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて、詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
この第6実施形態では、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5の中に設置された散気管45は、ブロワー47と空気配管47から供給される空気を吐出して、矢印で示すような水流28を生じさせて、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5内を空気撹拌することができる。よって、この第6実施形態では、下部水槽5内が充分に撹拌されると同時に曝気されるので、マイクロナノバブルで活性化した好気性微生物が繁殖して、排ガスに含まれる揮発性有機化合物を分解することができる。なお、前段の排ガス処理装置3で残存した微量の悪臭成分は、後段の脱臭装置22で処理されることとなる。
(第7の実施の形態)
次に、図7に、この発明の排ガス処理システムの第7実施形態を示す。この第7実施形態は、図2の第2実施形態における排ガス処理装置3の下部水槽5の中に空気配管46でブロワー47に接続された散気管45が曝気設備として設置されている点と、下部水槽5の中に固定金具38で固定されたひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物41が充填されている点とが、前述の第2実施形態と異なる。よって、この第7実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて、詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
この第7実施形態では、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5の中に設置された散気管45が、ブロワー47と空気配管47から供給された空気を吐出することで、矢印で示すような水流28を生じさせて、下部水槽5内を空気撹拌できる。
したがって、下部水槽5内の撹拌が充分されると同時に曝気されるので、マイクロナノバブルで活性化された好気性微生物が、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物41に固定化、繁殖して、排ガス成分としての揮発性有機化合物を分解することができる。なお、この前段の排ガス処理装置3で残存した微量の悪臭成分は、後段の脱臭装置22で処理されることとなる。
(第8の実施の形態)
次に、図8に、この発明の排ガス処理システムの第8実施形態を示す。この第8実施形態は、図2の第2実施形態における排ガス処理装置3の下部水槽5の中に、空気配管46でブロワー47に接続されている散気管45が曝気設備として設置されている点と、下部水槽5において網袋44に収容されている活性炭43が網籠42に充填されている点とが、前述の第2実施形態と異なる。よって、この第8実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて、詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
この第8実施形態では、前段の排ガス処理装置3の下部水槽5の中に設置されている散気管45は、ブロワー47と空気配管47から供給された空気を吐出して、矢印で示すような水流28を生じさせて、下部水槽5内を空気撹拌することができる。したがって、この第8実施形態では、前段の排ガス処理装置3において、下部水槽5内が充分に撹拌されると同時に曝気される。したがって、下部水槽5では、マイクロナノバブルで活性化した好気性微生物が、網袋44に収容されている活性炭43に固定化、繁殖して、排ガス成分としての揮発性有機化合物を分解することとなる。なお、この前段の排ガス処理装置3で残存した微量の悪臭成分は、後段の脱臭装置22で処理されることとなる。
(実験例)
図2に示す排ガス処理システムに対応する実験装置を製作した。この実験装置における排ガス処理装置3の容量を2mとし、マイクロナノバブル発生槽13の容量を0.5mとし、脱臭装置22の容量を2mとして実験装置を製作した。そして、この実験装置に、悪臭(アンモニア臭)とアセトン含有排ガスを導入して、約1ケ月の試運転を行った。この試運転後、排気入口1での排ガスのアンモニア濃度およびアセトン濃度と、第2排ガス出口35でのアンモニア濃度およびアセトン濃度を測定して、除去率を測定した。その結果、アンモニア除去率が96%であり、アセトンの除去率が94%であった。
この発明の排ガス処理システムの第1実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第2実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第3実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第4実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第5実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第6実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第7実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理システムの第8実施形態を模式的に示す図である。
符号の説明
1 排気入口
2 排気ファン
3 前段の排ガス処理装置
4 上部散水部
5 下部水槽
6 散水ポンプ
7 洗浄水配管
8 散水ノズル
9 プラスチック充填材
10 多孔板
11 第1排ガス出口
12 出口配管
13 マイクロナノバブル発生槽
14 循環ポンプ
15 空気吸い込み管
16 バルブ
17 マイクロナノバブル発生機
18 水流
19 オーバーフロー管
20 散水ポンプサクション配管
21 ダクト
22 脱臭装置
23 上部
24 下部
25 散水ポンプ
26 循環ポンプ
27 マイクロナノバブル発生機
28 水流
29 バルブ
30 オゾン発生機
31 プラスチック充填材
32 多孔板
33 散水ノズル
34 洗浄水配管
35 第2排ガス出口
36 空気吸い込み管
38 固定金具
39 網籠
40 リング型ポリ塩化ビニリデン充填材
41 ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材
42 網籠
43 活性炭
44 網袋
45 散気管
46 空気配管
47 ブロワー

Claims (14)

  1. 微生物を含有する洗浄水にマイクロナノバブルを含有させ、
    上記マイクロナノバブルを含む洗浄水によって、悪臭含有排ガスを洗浄水方式で処理することを特徴とする排ガス処理方法。
  2. 請求項1に記載の排ガス処理方法において、
    上記マイクロナノバブルを含む洗浄水で上記悪臭含有排ガスを処理し、
    オゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水で上記悪臭含有排ガスを処理することを特徴とする排ガス処理方法。
  3. 請求項1に記載の排ガス処理方法において、
    上記悪臭含有排ガスは、揮発性有機化合物含有排ガスであることを特徴とする排ガス処理方法。
  4. 微生物を含有する洗浄水にマイクロナノバブルを含有させ、上記マイクロナノバブルを含む洗浄水によって、悪臭含有排ガスを洗浄水方式で処理することを特徴とする排ガス処理システム。
  5. 請求項4に記載の排ガス処理システムにおいて、
    前段の洗浄水方式の排ガス処理装置と、
    後段の洗浄水方式の排ガス処理装置とを備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  6. 請求項5に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、上記悪臭含有排ガスをマイクロナノバブルを含む洗浄水で洗浄し、
    上記後段の排ガス処理装置は、上記悪臭含有排ガスをオゾンマイクロナノバブルを含む洗浄水で洗浄することを特徴とする排ガス処理システム。
  7. 請求項6に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記悪臭含有排ガスを洗浄水で洗浄する洗浄水方式の主処理部と、
    上記主処理部とは別個に設置されると共に上記洗浄水にマイクロナノバブルを含有させるマイクロナノバブル発生機が設置されたマイクロナノバブル発生槽とを有し、
    上記後段の排ガス処理装置は、オゾン発生機とマイクロナノバブル発生機を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  8. 請求項7に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置および上記後段の排ガス処理装置は、
    上記悪臭ガス含有排ガスにマイクロナノバブルを含有する洗浄水を散水する上部散水部と、
    上記上部散水部からの洗浄水が導入されると共に上記マイクロナノバブルを含有する洗浄水を上記散水部に送水する下部水槽部とを有することを特徴とする排ガス処理システム。
  9. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記下部水槽部に設置されたひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  10. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記下部水槽に設置されたリング型ポリ塩化ビニリデン充填物を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  11. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記下部水槽に、網袋に入った活性炭が設置されていることを特徴とする排ガス処理システム。
  12. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記下部水槽に、曝気設備が設置されていることを特徴とする排ガス処理システム。
  13. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記下部水槽に、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填物と曝気設備が設置されていることを特徴とする排ガス処理システム。
  14. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前段の排ガス処理装置は、
    上記下部水槽に、リング型ポリ塩化ビニリデン充填物と曝気設備が設置されていることを特徴とする排ガス処理システム。
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