JP2007319519A - 姿勢安定補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーブル上にうつ伏せの姿勢で眠る場合に、呼吸を妨げることなく自然なリラックスした姿勢を保つことができ、また、身体の一部を浮かせたり横向きの姿勢を保つ等の多目的の使用が可能になる姿勢安定補助具を提供する。
【解決手段】樹脂シートのような柔軟で気密性の材料を用い、外周部に設けた閉鎖可能な空気給排口2から注入した空気によって丸みのある長方体形状に膨らませることができる第1の空気袋3aと第2の空気袋3bを形成し、この第1の空気袋3aと第2の空気袋3bは、並列に並べた状態で接し合う側面の下部位置を互いに溶着や接着することで固定一体化されている。
【選択図】図1
【解決手段】樹脂シートのような柔軟で気密性の材料を用い、外周部に設けた閉鎖可能な空気給排口2から注入した空気によって丸みのある長方体形状に膨らませることができる第1の空気袋3aと第2の空気袋3bを形成し、この第1の空気袋3aと第2の空気袋3bは、並列に並べた状態で接し合う側面の下部位置を互いに溶着や接着することで固定一体化されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、喘息の患者が座位の状態で就眠するときに、最もリラックスできる姿勢を保つことができるように使用するほか、病人のオムツを替える場合や床ずれ防止のために身体の一部を寝具から浮かせたり、身体の向きを一定に保つ等の目的のために使用する姿勢安定補助具に関する。
例えば、喘息の患者は、特に夜中や明け方に発作や咳き込みが発生することが多く、発作による咳き込みによって苦しさと共に体力を消耗し、横になると咳き込みがひどくなり、これを避けるため、就眠時に布団やベッド上でうつ伏せになったり、寝具上で横にならずに椅子やソファーに座り、膝やテーブル上にうつ伏せ状態で眠る場合が往々にしてある。
このような場合、従来は、膝やテーブル上に枕や座布団等の敷物を置き、これに頭部を載せるようにうつ伏せの姿勢を保つようにしている。
また、歩行ができないような病人の介護において、排便の処理は体の一部を持ち上げてオムツの交換を行わなければならないと共に、長期にわたって同一姿勢で寝ていると、寝具への当接部位に床ずれが発生する。
従来、寝た状態で身体の一部を浮かせたり、横向きの姿勢を保つ場合、タオルや座布団を丸めて使用している。
ところで、膝やテーブル上にうつ伏せの姿勢で眠る場合に使用する枕や座布団等の敷物は、頭部を載せたときの安定性が悪く、どうしても顔面が敷物に密着することで呼吸が困難になり、これを嫌って顔を横向けるような不自然な姿勢を余儀なくされ、リラックスした姿勢を保てないという問題がある。
また、寝た状態で身体の一部を浮かせたり、横向きの姿勢を保つために、タオルや座布団を丸めて使用した場合、高さの設定が細かく行えなかったり、簡単にずれ動いて目的の姿勢を保つことができないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、上記のような問題点を解決するため、うつ伏せの姿勢で眠る場合に、頭部を載せたときの安定性が良く、呼吸を妨げることなく自然なリラックスした姿勢を保つことができ、また、寝た状態で身体の一部を浮かせたり、横向きの姿勢を保つ等の多目的の使用が可能になる姿勢安定補助具を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、樹脂シートのような柔軟で気密性の材料を用い、外周部に設けた閉鎖可能な空気給排口から注入した空気によって丸みのある長方体形状に膨らませることができる第1の空気袋と第2の空気袋を形成し、この第1の空気袋と第2の空気袋は、並列に並べた状態で接し合う側面の下部位置を互いに溶着や接着することで固定一体化されて姿勢安定補助具を形成している。
上記第1の空気袋と第2の空気袋は、例えば、幅20cm、高さ45cm、長さ60cmの丸みのある長方体形状に形成され、それぞれ独自に空気給排口で空気の給排が行え、使用条件に応じて膨らませ状態を自由に選択でき、接し合う側面の上部は離れているので膨らませ状態を変えることにより、第1の空気袋と第2の空気袋の高さを段付き状態に変化させたり、一方の空気袋だけを膨らませた状態にすることができる。
姿勢安定補助具の使用において、例えば、テーブル上にうつ伏せの姿勢で眠る場合、一方空気袋の膨らみ量を多く、他方空気袋の膨らみ量を少なく設定し、テーブル上に置いた姿勢安定補助具を両手で囲んで保持するような姿勢で、一方空気袋の上に頭部を載せるようにすればよく、両手で囲んで保持した姿勢安定補助具の上に載せた頭の安定性が向上し、膨らみ量の多い一方空気袋の上に頭部を載せることで、鼻や口の部分を膨らみ量の少ない他方空気袋の上に位置させることができ、うつむいても鼻や口の部分を塞ぐことがないのでリラックスした姿勢を保つことができる。
上記第1の空気袋と第2の空気袋の下部に扁平なウエイト部材を磁石や面ファスナーを用いて着脱自在に取付けるようすることができ、このウエイト部材は、扁平で10kg程度の重量を有し、平面的に姿勢安定補助具よりも小さく形成され、姿勢安定補助具の下部に取付けると、姿勢安定補助具の移動発生を防ぎ、安定した使用状態が得られる。
この発明によると、長方体形状に膨らませることができるように形成された第1の空気袋と第2の空気袋を用い、この第1の空気袋と第2の空気袋を並列に並べた状態で、接し合う側面の下部位置を互いに接着することで第1の空気袋と第2の空気袋を固定一体化して姿勢安定補助具を形成したので、喘息の患者がうつ伏せの姿勢で眠る場合、一方空気袋の膨らみ量を多く、他方空気袋の膨らみ量を少なく設定し、膝やテーブル上に置いた膨らませ状態の姿勢安定補助具を両手で囲んで保持するような姿勢で、膨らみ量を多くした一方空気袋の上に頭部を載せるようにすればよく、両手で囲んで保持した姿勢安定補助具の上に載せた頭の安定性が向上し、膨らみ量の多い一方空気袋の上に頭部を載せ、鼻や口の部分を膨らみ量を少なく設定した他方空気袋の上に位置させることで、うつむいても鼻や口の部分を塞ぐことがないのでリラックスした姿勢を保つことができ、座位の状態で安定した眠りが得られることになる。
また、第1の空気袋と第2の空気袋は、それぞれ独自に空気の給排が行え、使用条件に応じて膨らませ状態を自由に選択でき、接し合う側面の上部は離れているので膨らませ状態を変えることにより、第1の空気袋と第2の空気袋の高さを段付き状態に変化させたり、一方の空気袋だけを膨らませた状態にすることができ、寝た状態で身体の一部を浮かせたり、横向きの姿勢を保つ背当て等の多目的の使用が可能になる。
更に、ウエイト部材を姿勢安定補助具の下部に取付けると、テーブルや寝具に対して姿勢安定補助具の移動発生を防ぎ、安定した使用状態が得られる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1と図2のように、姿勢安定補助具1は、樹脂シートのような柔軟で気密性と強度ある材料を用い、外周部に設けた閉鎖可能な空気給排口2から注入した空気によって丸みのある長方体形状に膨らませることができる第1の空気袋3aと第2の空気袋を3bを用い、この第1の空気袋3aと第2の空気袋3bは、並列に並べた状態で接し合う側面の下部位置を互いに溶着や接着することで固定一体化されて形成されている。
上記第1の空気袋3aと第2の空気袋3bは、共に等しい大きさと形状を有し、例えば、幅Wが20cm、高さHが45cm、長さLが60cmの丸みのある長方体形状に形成され、空気給排口2でそれぞれ独自に空気の給排が行え、使用条件に応じて膨らませ状態を自由に選択でき、接し合う側面は下から25cm程度の高さで長さ方向の全長が溶着や接着によって固定化され、この固定化された部分から上部は離れているので、膨らませ状態を変えることにより、第1の空気袋3aと第2の空気袋3bの高さを段付き状態に変化させたり、一方の空気袋3a又は3bだけを膨らませた状態にすることができる。
上記姿勢安定補助具1は、その下部に配置されるウエイト部材4と永久磁石5や面ファスナーを用いて固定することができるようになっている。
このウエイト部材4は、例えば、幅20cm、高さ10cm、長さ30cmの大きさを有し、砂のような重量のある材料を外装材で包んで姿勢安定補助具1よりも平面的に小さく形成され、ウエイト部材4の上面と姿勢安定補助具1の下面に複数の対となって吸着する永久磁石5や面ファスナーが設けられている。
この発明の姿勢安定補助具は、上記のような構成であり、次にその使用方法を説明する。
姿勢安定補助具1は、使用しないとき空気を抜くことによって扁平な嵩低い状態にすることができ、例えば、喘息の患者が座位のままテーブル上や寝具の上にうつ伏せの姿勢で眠る場合、空気給排口2からの空気の注入によって姿勢安定補助具1を膨らませ、このとき、一方空気袋3aの膨らみ量を多くして保形性のある高反発状態にし、他方空気袋3bは膨らみ量を少なく設定して保形性の少ない低反発状態にすることにより、一方空気袋3aと他方空気袋3bの上面に段差が生じる状態にする。
上記のような姿勢安定補助具1を、図3に示すように、テーブルや寝具の上に他方空気袋3bが手前にくるように置き、この姿勢安定補助具1を両手で囲んで保持するようなうつ伏せ姿勢で、一方空気袋3aの上に頭部を載せるようにする。
姿勢安定補助具1は、両空気袋3a、3bを膨らませることで、両手で周囲を囲んで安定よく保持しやすい形状と大きさになり、膨らみ量の多い一方空気袋3aの上に頭部を載せることで頭の安定性が向上し、鼻や口の部分を膨らみ量の少ない柔らかな他方空気袋3bの上に位置させることができ、柔らかな他方空気袋3bは、うつむいても鼻や口の部分を塞ぐことがないのでリラックスした姿勢を保つことができ、うつ伏せ状態での就眠が可能になる。
このとき、上記姿勢安定補助具1の下部に扁平なウエイト部材4を取付けるようにすると、ウエイト部材4の重量によって姿勢安定補助具1の移動発生を防ぎ、安定した使用状態が得られることになる。
上記姿勢安定補助具1は、上記のような使用のほかに、寝たきりの病人が用便するときの腰を浮かすためのクッションや、床ずれ防止のための背当てなどに使用することができる。
上記のクッションや背当てとして用いる場合は、一方空気袋3aと他方空気袋3bの膨らませ状態を略等しくしたり、一方空気袋3aを適宜膨らませて他方空気袋3bの空気を抜いた状態とする等、使用する部位や目的に合わせて両空気袋3a、3bの膨らませた状態を変化させるようにすればよい。
1 姿勢安定補助具
2 空気給排口
3a 第1の空気袋
3b 第2の空気袋
4 ウエイト部材
5 磁石
2 空気給排口
3a 第1の空気袋
3b 第2の空気袋
4 ウエイト部材
5 磁石
Claims (2)
- 柔軟で気密性の材料を用い、閉鎖可能な空気給排口から注入した空気によって丸みのある長方体形状に膨らませることができるように形成された第1の空気袋と第2の空気袋の組合わせからなり、この第1の空気袋と第2の空気袋を並列に並べた状態で、接し合う側面の下部位置を互いに接着することで第1の空気袋と第2の空気袋を固定一体化した姿勢安定補助具。
- 上記第1の空気袋と第2の空気袋の下部に扁平なウエイト部材を着脱自在に取付けるようにした請求項1に記載の姿勢安定補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006154654A JP2007319519A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | 姿勢安定補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006154654A JP2007319519A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | 姿勢安定補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007319519A true JP2007319519A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38852794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006154654A Pending JP2007319519A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | 姿勢安定補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007319519A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015008076B3 (de) * | 2015-06-26 | 2016-02-04 | Christel Berthold | Modulluftmatratze |
CN105996573A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-12 | 叶陈雷 | 一种新型空气沙发 |
CN109998831A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-12 | 山东省千佛山医院 | 上肢抬高垫 |
-
2006
- 2006-06-02 JP JP2006154654A patent/JP2007319519A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105996573A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-12 | 叶陈雷 | 一种新型空气沙发 |
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