JP2007319293A - ハンガー及びキャビネット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、衣類の視認性を損なうことなく、ハンガーに掛けた衣類の幅及び丈を容易に小さくすることできるハンガーを提供する。
【解決手段】ハンガー10の本体12は、中央部16の両側に軸22を介して折り返し部18が連結され、更にその外側には、軸24を介して折り返し部20が連結されている。折り返し部18,20には、本体12にかけた衣類34のずれを防止するためのバンド26,28が設けられる。本体裏面12Bには、フック14の根元近傍に、クリップ30の一端側が回動可能に取り付けられている。ハンガー10に衣類34を掛けて、折り返し部18,20を折り返すと、衣類34も一緒に折り畳まれて幅が小さくなる。更に、折り返し線Lに沿って衣類34を折り返し、裾42をクリップ30で挟むと、丈も小さくすることができるため、衣類34の陳列スペースを削減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、衣類を掛けるハンガー及びそれを利用したキャビネットに関し、更に具体的には、ハンガーに掛けた衣類の陳列ないし収納スペースの削減に関するものである。
店舗などで販売する衣類は、折り畳んだ商品を棚に重ねたりハンガーに掛けたりして陳列される。棚に積み重ねると陳列スペースは少なく済むが、衣類のデザインを確認するためには、ハンガーに掛けての陳列が効果的である。しかしながら、通常は、Tシャツなどのシャツ類をハンガーに掛けると、ハンガーの幅に見合った長さや奥行を有する陳列スペースが必要となる。そこで、以下の特許文献1及び2に示すように、掛けた衣類の幅を小さくして収納ないし陳列スペースを節約する技術が提案されている。前記特許文献1には、ハンガーに掛けた衣類の袖の位置を保持するための開口部を備えた道具が示されている。また、特許文献2には、衣服の折り畳み台紙本体の上方部に、肩幅方向に拡幅自在の一対の翼片を備えたハンガーを着脱可能に取り付けることが開示されている。
特開2002−272587公報 実開平7−14965号公報
しかしながら、以上のような背景技術には次のような不都合がある。まず、前記特許文献1に記載の技術では、ハンガーに衣類を掛けたのちに道具に袖を通すため、衣類の幅を狭くするために手間がかかる。前記特許文献2に記載の技術でも、ハンガー自体の幅を縮めた後に台紙に沿って衣類を折り畳むため、同様に手間がかかる。また、特許文献1及び2記載の技術はともに、ハンガーのみでは衣類の幅を簡単に縮めることができない。更に、幅を縮めることができても、ハンガーに掛かった衣類の身頃がそのまま垂れ下がる。このため、裾が床や棚などに触れないように、衣類の丈に見合った高さが必要となり、陳列スペースの高さを低く抑えることができないという不都合がある。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、簡単な構成でありながら、衣類の視認性を損なうことなく、ハンガーに掛けた衣類の幅及び丈を容易に小さくすることができるハンガーを提供することである。他の目的は、前記ハンガーを利用することによって、衣類の陳列(ないし収納)スペースの削減又は有効活用ができるキャビネットを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明のハンガーは、衣類の肩部を掛けるハンガー本体の略中央部にフックを備えたハンガーであって、前記ハンガー本体の両端側を中央側へ向けて2つ以上に折り畳み可能とするとともに、該ハンガー本体に、前記フック側へ向けて折り返された衣類の縁部を挟む挟持手段を設けたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記挟持手段が、一端が前記ハンガー本体の上端近傍に回動可能に取り付けられており、他端側が前記ハンガー本体との間に前記衣類の縁部を挟み込み可能な挟持片,を有することを特徴とする。他の形態は、前記ハンガー本体に、前記衣類のずれを防止するためのずれ防止手段を設けたことを特徴とする。
本発明のキャビネットは、衣類を陳列ないし収納するためのキャビネットであって、請求項1〜3のいずれかに記載のハンガーのフックを掛ける吊掛手段を有するとともに、前記ハンガーに掛けて折り畳まれた状態の衣類を保持する第1の衣類保持部,前記衣類を広げた状態で保持する保持手段を有する第2の衣類保持部,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記第1の衣類保持部が、前記第2の衣類保持部の上方に1段以上設けられていることを特徴とする。他の形態は、前記保持手段が、前記衣類を広げた状態で挟む一対の透明板,該一対の透明板の縁部を把持するフレーム,該フレームを前記第2の衣類保持部内に立設支持する支持手段,を含むことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、略中央部にフックを備えたハンガー本体の両端側を、中央側へ向けて2つ以上に折り畳み可能にするとともに、前記フック側へ向けて折り返された衣類の縁部を挟む挟持手段を前記ハンガー本体に設けることとした。このため、ハンガーに掛けた衣類を手早く畳み、幅及び丈を容易に小さくすることができる。また、前記ハンガーに掛けて幅及び丈を小さくした衣類を保持する第1の衣類保持部と、前記衣類を広げた状態で保持する第2の衣類保持部をキャビネットに設けることで、衣類の良好な視認性を確保しながら、陳列ないし収納スペースの削減又は有効活用ができるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1及び図2を参照しながら、本発明の実施例1を説明する。図1は、本実施例のハンガーの構造を示す図であり、(A)及び(B)はハンガーを広げた状態を正面及び裏面から見た図,(C)は折り畳み中のハンガーを裏面から見た図,(D)〜(F)は折り畳み完了後のハンガーを正面,裏面,側面から見た図である。図2は、本実施例の作用を示す図である。本実施例のハンガー10は、衣類の肩部を掛ける本体12の略中央部上端にフック14を備えており、図2(A-1)に示すように、広げた状態では通常のハンガーと同様に衣類34を掛けることが可能となっている。
前記本体12は、前記フック14が設けられた略中央部16と、その両端側に連結された折り返し部18と、更にその外側に連結された折り返し部20により構成されており、略中央部16から外側の折り返し部20へ向けて前記本体12の高さ(上下方向の幅)が徐々に狭くなっている。前記内側の折り返し部18は、軸22を用いた蝶番構造により前記略中央部16に対して折り返し可能に連結され、外側の折り返し部20は、軸24を用いた蝶番構造により前記内側の折り返し部18に対して折り返し可能に連結されている。本実施例では、外側の折り返し部20は、図1(C)に示すように、本体表面12A側へ向けて折り返され、内側の折り返し部18は、本体裏面12B側へ向けて折り返される構成となっている。これによって、前記本体12は、図1(D)〜(F)に示すように、横幅を縮めた状態に折り畳み可能となっている。
前記内側の折り返し部18の略中央部には、例えばゴムなどの弾性材料により形成されたリング状のバンド26が設けられ、外側の折り返し部20の略中央部にも、同様のバンド28が設けられる。これらバンド26及び28は、前記ゴム材などの摩擦力を利用して、前記本体12にかけた衣類34のずれ(ないし滑り)を防止するためのものである。
更に、前記本体裏面12Bの略中央部上端近傍には、図1(B)に示すように、前記フック14の根元近傍に回動可能に設けられた軸32に、一方の端部30Aが接続されたクリップ30が設けられている。該クリップ30は、図1(C)に示すように、前記軸32を支点として回動することによって、他方の端部30B側を本体12から持ち上げ可能となっている。なお、本実施例では、前記クリップ30は、図1(E)に示すように、本体12を折り畳んだときに、端部30Bが、前記軸24の上端を挟み込むような長さ及び形状に設定されている。前記本体12としては、例えば、木材,合成樹脂,金属などが用いられ、前記フック14及びクリップ30としては、例えば金属などが用いられるが、他の公知の各種の材料を用いるようにしてもよい。
次に、図2を参照して、本実施例の作用を説明する。図2(A-1)〜(A-3)は前記ハンガー10に衣類34を掛けた状態を示す正面図及び側面図であり、それに対応するハンガー10のみの状態が図2(B-1)〜(B-3)に示されている。なお図示の例では、前記衣類34としてTシャツを例に挙げて説明している。前記衣類34は、正面の胸部付近にロゴ46を有しており、図2(A-1)に示すように、フック14を襟ぐり36から外へ引き出すことによって、図2(B-1)に示す広げた状態のハンガー10に肩部38を掛けることができる。この状態の衣類34の幅及び丈を縮めるときは、まず、本体12の外側の折り返し部20を表面12A側へ折り畳み、次いで、内側の折り返し部18を裏面12B側へ向けて、図2(B-2)に示すように折り畳む。すると、前記折り返し部18及び20とともに、衣類34の袖40も、図2(A-2)に示すように背面側に折り畳まれる。最後に、衣類34の身頃の裾42を、図2(A-2)に破線で示す折り返し線Lに沿ってフック14側へ向けて折り返し、図2(A-3)及び図2(B-3)に示すように、クリップ30の端部30Bで前記裾42を挟む。以上のようにすると、手早く衣類34を折り畳んで、幅及び丈を縮めることができる。また、このとき、Tシャツのデザインの主要部であるロゴ46は見ることができるため、Tシャツ34の視認性を損なうことがない。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)本体12の両端側を、中央部16へ向けて折り畳むことで、ハンガー10に掛けた衣類34も同時に折り畳むことができるとともに、横幅を小さくして陳列スペースを小さく収めることができる。
(2)前記横幅を小さくした衣類34の裾42を、本体12のフック14側へ向けて折り返し、前記裾42を、本体裏面12Bに設けたクリップ30で挟むこととしたので、陳列に要する高さを低く抑えることができる。
(3)ロゴ46が見えるように折り畳むことにより、衣類34のデザインなどの視認性を損なうことがない。
(4)バンド26及び28を設けることとしたので、本体12にかけた衣類34のずれや滑りを防止することができる。
次に、図3〜図6を参照しながら、本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする。本実施例は、前記実施例1のハンガー10を用いた衣類陳列用のキャビネットである。図3は、本実施例のキャビネットの外観を示す斜視図,図4は、本実施例のキャビネットの正面図である。図5は、前記キャビネットの土台部を示す図であり、(A)は斜視図,(B)は前記(A)をA−A線に沿って切断し矢印方向に見た断面図である。図6はキャビネットの棚部を示す図であり、(A)は棚の分解図,(B)は前記棚の吊掛部を示す平面図である。図3及び図4に示すように、本実施例のキャビネット50は、前記衣類34を広げた状態で陳列する土台部52と、前記ハンガー10に掛けて畳んだ衣類34を陳列する棚54A〜54Cからなる棚部54により構成されている。
まず、土台部52について説明する。土台部52は、図4及び図5(A)に示すように、底板56の略中央部に立設された支柱66の上端に上板64が固定された構造となっており、前記底板56と上板64の間の空間に、衣類34を広げた状態で収納した複数のパネルケース74が略放射状に立設支持されている。前記底板56及び上板64は略円盤状である。前記底板56の中央部には、縁部よりも厚みを有する段差部58が形成されており、該段差部58の周縁部近傍には、前記パネルケース74の差込棒84の下端を嵌めるためのダボ穴60が、適宜間隔で複数設けられている。前記段差部58と底板56の縁部の間には、勾配62が形成されている。
前記支柱66の上端には、略筒状のキャップ68が被せられ、その重なり部分に、図示しないボルトなどを略水平方向から螺合して支柱66の先端に固定する。前記キャップ68の端部には、フランジ部70が設けられており、該フランジ部70には、前記差込棒84の上端を差し込むためのダボ穴72が適宜間隔で設けられている。前記ダボ穴72は、底板56側のダボ穴60と位置及び数が一致するように形成されている。なお、前記フランジ部70の上面には、前記上板64と後述する軸98の下端側のフランジ部102が、図示しない穴を貫通するボルト114とナット116により固定される。前記底板56及び上板64としては、例えば、オーク材などが用いられ、前記支柱66,キャップ68,フランジ部70としては、例えば、スチール材などが用いられる。
以上のような土台部52に支持されるパネルケース74は、図5(B)に示すように、一対の略方形状の透明パネル76A,76Bの間に前記衣類34を挟み、前記透明パネル76A及び76Bの縁部を、ゴムなどのパッキン77A,77Bを介して、一対のフレーム78A及び78Bで挟み込む構成となっている。前記フレーム78A及び78Bは、ボルト80の軸部を、該フレーム78A,78B及びパッキン77A,77Bの開口部に貫通させ、その先端にナット82を螺合させることにより、衣類34を挟んだ状態で固定される。また、一方のフレーム78Bには、前記ダボ穴60及び72に先端が嵌合可能な差込棒84が、立設方向に沿って設けられている。前記透明パネル76A,76Bとしては、例えばアクリルパネルが利用され、前記フレーム78A,78B,差込棒84としては、例えばスチール材が用いられる。また、前記パッキン77A,77Bとしては、例えばゴムなどが利用される。このような構成のパネルケース74は、前記差込棒84の上端をまず、上板64のダボ穴72に差し込み、次いで、底板56のダボ穴60に下端を嵌め込むことにより、土台部52に立設支持される。なお、前記パネルケース74は、前記差込棒84を軸として可動である。
次に、図6も参照して棚部54について説明する。なお、棚部54を構成する棚54A〜54Cは、基本的に同様の構成となっているため、ここでは、棚54Bを例に挙げて説明する。図6(A)に示すように、棚54Bは、略リング状かつ断面略L字状の一対の上フレーム92と下フレーム94の上下に、それぞれ略円盤状の棚板90を重ね、上下の棚板90を、フランジ部100及び102を両端に備えた軸98により支持している。前記上フレーム92と下フレーム94の間には、ルーバーを構成する複数のバー96が、適宜間隔で垂直方向に設けられている。
前記軸98は、上方のフランジ部100近傍に、前記ハンガー10を吊り下げるための吊掛部106を備えている。該吊掛部106は、図6(B)に示すように、略同心円状に配置された2つのリング体108A,108Bを備えており、これらが連結バー110により連結されている。また、内側のリング体108Bは、前記軸98に対して回転可能な軸受け104の外周面に、他の連結バー112により連結されている。本実施例では、図3に示すように、内側のリング体108Bにハンガー10を吊り下げることにより、畳んだ衣類34を略放射状に陳列可能となっている。なお、リング体108A及び108Bの間隔や径を調整することにより、外側のリング体108Aに前記ハンガー10を吊り下げるようにしてもよい。
そして、前記上フレーム92と棚板90、下フレーム94と棚板90は、それぞれボルト114とナット116により固定される。また、棚54Bの軸98の下方のフランジ部102は、棚54Cの軸98の上方のフランジ部100との間に棚板90を挟み、ボルト114及びナット116により固定される。また、棚54Bの軸98の上方のフランジ部100は、棚54Aの軸98の下方のフランジ部102との間に棚板90を挟み、ボルト114及びナット116により固定される。以上のようにして、棚54Cの上に、順次棚54B,54Aを組立固定したら、図4に示すように、棚54Aの上面に、棚板90を介して天板118を乗せ、ボルト114により固定する。以上のような棚部54を構成する各部の材料としては、前記天板118として例えばオーク材を使用するほかは、スチール材などが用いられる。
次に、本実施例の作用を説明する。図3に示すように、土台部52には、パネルケース74内に広げた状態で挟み込まれた衣類34が陳列される。また、棚54A〜54Cには、ハンガー10に掛けて畳んだ衣類34が陳列される。このとき、例えば、棚54A〜54Cには、それぞれ異なるサイズの衣類34を掛けるようにする。例えば、棚54AにはSサイズ,棚54BにはMサイズ,棚54CにはLサイズという具合である。このようにすると、まず、土台部52に陳列された衣類34を見て、正面及び背面側の色や模様を確認してデザインを選び、次に、前記棚54A〜54Cの中から、同じデザインの所望サイズの衣類34を選びだす。このとき、必要であれば、外側のリング体108Aを回すことによって、内側のリング体108Bに掛かったハンガー10及び衣類34の位置を回転させてずらすことができる。
このように、実施例2によれば、土台部52に衣類34を広げて陳列し、その上方に複数の棚54A〜54Cを設けて、ここに前記ハンガー10を利用して小さく畳んだ衣類34を陳列することとしたので、衣類34の視認性を損なうことなく、陳列スペースを有効活用できるという効果がある。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例に示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、前記実施例1では、図2(A-2)に示す折り返し線Lに沿って衣類34の裾42を折り返すこととしたが、本体12の高さ(上下方向の幅)を長めに設定し、該本体12の下端縁に沿って衣類34を折り畳むようにしてもよい。また、折り畳み幅も一例であり、長袖の衣類にハンガー10を適用する場合には、折り返し部18や20の長さを若干長めにするなど、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例で示した材質も一例であり、必要に応じて、公知の各種の材質のものを使用してよい。
(3)前記実施例1では、本体12の両側を3つ折りにすることとしたが、これも一例であり、3つ折り以外の折り畳み方をしてもよい。また、前記実施例では、折り返し部20を表面12A側に、折り返し部18を裏面12B側に折り返すこととしたが、これも一例であり、同様の効果を奏するように、折り畳み方向は適宜変更してよい。更に、軸22及び24を利用した折り畳み方法も一例であり、公知の各種の折り畳み機構を適用してよい。
(4)前記本体12を折り畳んだときに、その折り重なった部分が開かないようにするためのストッパ手段などを設けるようにしてもよい。
(5)前記実施例1では、中央部16の裏面にクリップ30を一つ設けることとしたが、必要に応じて更に他のクリップを設けるようにしてもよい。
(6)前記実施例1では、衣類34を丈方向に2つ折りし、クリップ30の端部30Bで裾42を挟むこととしたが、丈方向に3つ折りにし、その縁部を前記クリップ30で挟んで固定するようにしてもよい。
(7)前記実施例1に示したバンド26,28も一例であり、これら衣類34のずれ防止(滑り止め)用のバンド26,28は、必要に応じて設けるようにすればよい。
(8)前記実施例2のキャビネット50も一例であり、前記ハンガー10に掛けた衣類34を陳列する部分と、前記衣類34を広げて陳列する部分を備えていれば、必要に応じて適宜設計変更してよい。例えば、実施例2では、3段の棚54A〜54Cを設けることとしたが、棚数は必要に応じて適宜増減してよい。また、棚54A〜54C内にハンガー10を吊るす構造も一例であり、同様の効果を奏するように適宜変更してよい。更に、パネルケース74を用いた陳列方法も一例であり、通常のハンガーに衣類34を掛けてパイプに吊り下げるなど、衣類34を広げた状態で陳列することができれば、適宜設計変更してよい。
(9)前記実施例では、Tシャツを例に挙げて説明したが、本発明のハンガー及びキャビネットは、Yシャツ,セーター,ジャケット,ズボンなど、公知の各種の衣類全般に適用可能である。
本発明によれば、略中央部にフックを備えたハンガー本体の両端側を、中央側へ向けて2つ以上に折り畳み可能にするとともに、前記フック側へ向けて折り返された衣類の縁部を挟む挟持手段を前記ハンガー本体に設けることとしたので、シャツ類などの衣類を掛けるハンガーやそれを利用したキャビネットの用途に適用できる。特に、前記ハンガーとともに衣類を簡単に折り畳んで幅及び丈を小さくすることができるため、陳列用のハンガー及びキャビネットの用途に好適である。
本発明の実施例1のハンガーの構造を示す図である。 前記実施例1の作用を示す図である。 本発明の実施例2のキャビネットの外観を示す斜視図である。 前記実施例2のキャビネットの正面図である。 前記実施例2のキャビネットの土台部を示す図であり、(A)は斜視図,(B)は前記(A)をA−A線に沿って切断し矢印方向に見た断面図である。 前記実施例2のキャビネットの棚部を示す図であり、(A)は棚の分解図,(B)は前記棚の吊掛部を示す平面図である。
符号の説明
10:ハンガー
12:本体
12A:正面
12B:裏面
14:フック
16:中央部
18,20:折り返し部
22,24:軸
26,28:バンド
30:クリップ
30A,30B;端部
32:軸
34:衣類
36:襟ぐり
38:肩部
40:袖
42:裾
46:ロゴ
50:キャビネット
52:土台部
54:棚部
54A〜54C:棚
56:底板
58:段差部
60:ダボ穴
62:勾配
64:上板
66:支柱
68:キャップ
70:フランジ部
72:ダボ穴
74:パネルケース
76A,76B:透明板
77A,77B:パッキン
78,78A,78B:フレーム
80:ボルト
82:ナット
84:差込棒
90:棚板
92:上フレーム
94:下フレーム
96:バー
98:軸
100,102:フランジ部
104:軸受け
106:吊掛部
108A,108B:リング体
110,112:連結バー
114:ボルト
116:ナット
118:天板
L:折り返し線

Claims (6)

  1. 衣類の肩部を掛けるハンガー本体の略中央部にフックを備えたハンガーであって、
    前記ハンガー本体の両端側を中央側へ向けて2つ以上に折り畳み可能とするとともに、該ハンガー本体に、前記フック側へ向けて折り返された衣類の縁部を挟む挟持手段を設けたことを特徴とするハンガー。
  2. 前記挟持手段が、
    一端が前記ハンガー本体の上端近傍に回動可能に取り付けられており、他端側が前記ハンガー本体との間に前記衣類の縁部を挟み込み可能な挟持片,
    を有することを特徴とする請求項1記載のハンガー。
  3. 前記ハンガー本体に、前記衣類のずれを防止するためのずれ防止手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のハンガー。
  4. 衣類を陳列ないし収納するためのキャビネットであって、
    請求項1〜3のいずれかに記載のハンガーのフックを掛ける吊掛手段を有するとともに、前記ハンガーに掛けて折り畳まれた状態の衣類を保持する第1の衣類保持部,
    前記衣類を広げた状態で保持する保持手段を有する第2の衣類保持部,
    を備えたことを特徴とするキャビネット。
  5. 前記第1の衣類保持部が、前記第2の衣類保持部の上方に1段以上設けられていることを特徴とする請求項4記載のキャビネット。
  6. 前記保持手段が、
    前記衣類を広げた状態で挟む一対の透明板,
    該一対の透明板の縁部を把持するフレーム,
    該フレームを前記第2の衣類保持部内に立設支持する支持手段,
    を含むことを特徴とする請求項4又は5記載のキャビネット。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200479381Y1 (ko) * 2015-02-06 2016-01-21 김영민 옷 클립

Cited By (1)

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KR200479381Y1 (ko) * 2015-02-06 2016-01-21 김영민 옷 클립

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