JP2007319258A - テニスボール回収器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回収袋内に回収したテニスボールの一部が回収口側に逆流するのを阻止することのできるテニスボール回収器を提供することにある。
【解決手段】 テニスボールaの回収口2の後部側に後方に延びる網状の回収袋3を取り付け、回収袋3の回収口2近くに回収袋内のテニスボールaが逆流するのを防ぐくびれ4を設けると共に、回収口2の上部に前方に向けて斜め上方に延びる柄杆5を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、グランド上に転がった多数のテニスボールを回収するためのテニスボール回収器に関するものである。
グランド上に転がった多数のテニスボールを回収するための回収器として、たとえば特開2002−325865のテニスボール拾集具が出願されている。
特開2002−325865
しかしながら、上記特開2002−325865は、テニスボールの拾集口となる口枠金の後部に取り付けられた網状の拾集袋の開口断面が、拾集口と同じ大きさの開口断面で後方に延びているため、収集袋内に収集したテニスボールの一部が収集口側に逆流して収集袋内から外側にこぼれ出易いという問題があった。
また、テニスボールを回収するためにこのテニスボール拾集具の柄杆をつかんで前方に引きずりながら移動させるとき、柄杆が垂直に取り付けられているので、腕への負担が大きくなり、その分テニスボール拾集作業における疲労が大きかった。
この疲労を小さくするために垂直に取り付けられている柄杆を前方に傾けると、口枠金も前方に傾くことになり、口枠金の下部の傾斜誘導面の角度も急角度になり、テニスボールが入りにくくなるため、柄杆を前方に傾けてのテニスボールの拾集作業は行ないにくかった。
この疲労を小さくするために垂直に取り付けられている柄杆を前方に傾けると、口枠金も前方に傾くことになり、口枠金の下部の傾斜誘導面の角度も急角度になり、テニスボールが入りにくくなるため、柄杆を前方に傾けてのテニスボールの拾集作業は行ないにくかった。
テニスボール拾集具の柄杆をつかんで持ち上げたとき、柄杆が垂直に取り付けられているので回収口が斜め上向きにならず横向きになるため、テニスボールが回収口付近まで多く入っている場合には簡単にこぼれ出ることがある。
本発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、回収袋内に回収したテニスボールの一部が回収口側に逆流するのを阻止することのできるテニスボール回収器を提供することにある。
請求項1の発明は、テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けたことにより、上記課題を解決したものである。
請求項2の発明は、テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けると共に、回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延びる柄杆を設けたことにより、上記課題を解決したものである。
請求項1、2の発明によれば、網状の回収袋の回収口近くにくびれを設けたので、このくびれにより回収袋内のテニスボールが逆流して回収口からこぼれ出るのを簡単に防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延びる柄杆を設けたことにより、テニスボールを回収するためにこのテニスボール回収器の柄杆をつかんで前方に引きずりながら移動させるとき、柄杆が垂直に取り付けられている場合に比べ小さい力で移動させることができ、その分テニスボール回収作業における疲労の低減を図ることができる。
請求項2の発明によれば、回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延びる柄杆を設けたことにより、このテニスボール回収器の柄杆をつかんで持ち上げたとき、柄杆が垂直に取り付けられている場合には回収口が斜め上向きにならないのに対して、本発明では回収口が斜め上向きになるので、テニスボールが回収口付近まで多く入っていても簡単にこぼれ出ることがない。
本発明のテニスボール回収器1は、回収袋3内のテニスボールaが逆流して回収口2からこぼれ出るのを簡単に防ぐことができるものである。
テニスボール回収器1は、テニスボールの回収口2、回収口2の後部側に後方に延びる網状の回収袋3、回収袋3の回収口2の近くに設けられたくびれ4、回収口2の上部に前方に向けて斜め上方に向けて設けられた柄杆5などから構成されている。
テニスボールの回収口2はたとえば四角形枠の形状からなる。回収口2はテニスボールaを回収する際にはテニスボールaの流入口となる部分である。回収口2はたとえばその幅はテニスボール5個分前後、高さはテニスボール3個分前後の広さになっており多くのテニスボールが回収できるようになっている。
回収袋3は、たとえば網目の袋状になっており、回収したボールを蓄えるものである。回収袋3は、例えばテニスボール40個前後が入る大きさである。材料は布が考えられるが、合成繊維など柔軟素材であれば良い。
くびれ4は、回収袋3内に回収したテニスボールaが逆流して回収口2からこぼれ出るのを防ぐ役割をはたすもので、回収袋3の回収口2の近くに設けられている。くびれ4の大きさは、幅2個前後、高さ1.5個前後ほどである。くびれ4から前方の回収口2まではテーパ状に広がっていてテニスボールaがスムーズに入り易くなっている。くびれ4から後方側は段差状になっていてテニスボールaが逆流しにくくなっている。
柄杆5は、テニスボール回収器1でテニスボールaを回収する場合に手で掴む部分で、回収口2の上部に前方に向けて斜め上方に向けて設けられている。テニスボールaを回収するためにこのテニスボール回収器1を前方に引きずりながら移動させるとき、柄杆が垂直に取り付けられている場合に比べ小さい力で移動させることができ、その分テニスボール回収作業における疲労の低減を図ることができる。また、このテニスボール回収器1の柄杆5をつかんで持ち上げたとき、回収口2が斜め上向きになるので、テニスボールが回収口付近まで多く入っていても簡単にこぼれ出ることがない。
次に、上記発明を実施するための最良の形態の構成に基づくテニスボール回収器の使用方法について以下説明する。
グランドに多数転がっているテニスボールaを回収する際、柄杆5を持ち、テニスボール回収器1を転がっているテニスボール付近まで引きずり誘導する。テニスボールaは、柄杆5を引きずる勢いで回収口2を乗り越え、回収口2内に入り込む。
回収口2から入ったテニスボールaは、回収口2からくびれ4までのテーパ状に広がっている底面上をスムーズに転がり、くびれ4に差し掛かり、くびれ4を通過する。多数のテニスボールが入った場合も、テニスボールは、柄杆5を引きずる勢いで、連続してくびれ4を通過する。
くびれ4を通過したテニスボールaは回収袋3に入る。くびれ4と回収袋3は段差状になっているので、テニスボールaは、回収口2方向に逆流することはない。また、多数のテニスボールが回収された場合も、くびれ4の口が狭いので逆流することはない。
また、繰り返しテニスボールaを回収するときも、くびれ4と回収袋3に段差があり、テニスボールaが回収袋3から逆流しないので、スムーズにテニスボールaを回収することができる。
回収した多数のテニスボールを別の容器に移し換えるときなど、回収袋3を持ち上げるときは、柄杆5を握って垂直方向に回収袋3を持ち上げる。このとき、柄杆5が回収口2に対し、斜め上向きになっているので回収口2が上方を向き、テニスボールaが回収口2からこぼれ出ることがない。
1、テニスボール回収器
2、回収口
3、回収袋
4、くびれ
5、柄杆
a、テニスボール
2、回収口
3、回収袋
4、くびれ
5、柄杆
a、テニスボール
請求項1の発明は、テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる柔軟素材からなる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けたことにより、上記課題を解決したものである。
請求項2の発明は、テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる柔軟素材からなる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けると共に、回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延び且つ回収口の上部両端に端部がそれぞれ連結されるU字型の柄杆を設けたことにより、上記課題を解決したものである。
柄杆5は、テニスボール回収器1でテニスボールaを回収する場合に手で掴む部分で、回収口2の上部に前方に向けて斜め上方に向けて設けられている。また、図1から直接的かつ一義的に特定されるように、柄杆5はU字型の形状を有し、U字型の両端部は回収口2の上部両端にそれぞれ連結されている。テニスボールaを回収するためにこのテニスボール回収器1を前方に引きずりながら移動させるとき、柄杆が垂直に取り付けられている場合に比べ小さい力で移動させることができ、その分テニスボール回収作業における疲労の低減を図ることができる。また、このテニスボール回収器1の柄杆5をつかんで持ち上げたとき、回収口2が斜め上向きになるので、テニスボールが回収口付近まで多く入っていても簡単にこぼれ出ることがない。
請求項1の発明は、テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる柔軟素材からなる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けると共に、前方に向けて開口する回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延び且つ回収口の上部両端に端部がそれぞれ連結されるU字型の柄杆を設け、柄杆の垂直方向持ち上げ時の回収口を斜め上向きとしたことにより、上記課題を解決したものである。
柄杆5は、テニスボール回収器1でテニスボールaを回収する場合に手で掴む部分で、図1及び図2から直接的かつ一義的に特定されるように、前方に向けて開口する回収口2の上部に前方に向けて斜め上方に向けて設けられている。また、図1から直接的かつ一義的に特定されるように、柄杆5はU字型の形状を有し、U字型の両端部は回収口2の上部両端にそれぞれ連結されている。テニスボールaを回収するためにこのテニスボール回収器1を前方に引きずりながら移動させるとき、柄杆が垂直に取り付けられている場合に比べ小さい力で移動させることができ、その分テニスボール回収作業における疲労の低減を図ることができる。また、図3から直接的かつ一義的に特定されるように、このテニスボール回収器1の柄杆5をつかんで垂直方向に持ち上げたとき、回収口2が斜め上向きになるので、テニスボールが回収口付近まで多く入っていても簡単にこぼれ出ることがない。
請求項1の発明は、テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる柔軟素材からなり且つ全表面が網目の袋状からなる回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けると共に、前方に向けて開口する回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延び且つ回収口の上部両端に端部がそれぞれ連結されるU字型の柄杆を設け、柄杆の垂直方向持ち上げ時の回収口を斜め上向きとしたことにより、上記課題を解決したものである。
回収袋3は、図1〜図3から直接的かつ一義的に特定されるように、全表面が網目の袋状になっており、回収したボールを蓄えるものである。回収袋3は、例えばテニスボール40個前後が入る大きさである。材料は布が考えられるが、合成繊維など柔軟素材であれば良い。
Claims (2)
- テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けたことを特徴とするテニスボール回収器。
- テニスボールの回収口の後部側に後方に延びる網状の回収袋を取り付け、回収袋の回収口近くに回収袋内のテニスボールが逆流するのを防ぐくびれを設けると共に、回収口の上部に前方に向けて斜め上方に延びる柄杆を設けたことを特徴とするテニスボール回収器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150474A JP2007319258A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | テニスボール回収器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150474A JP2007319258A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | テニスボール回収器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007319258A true JP2007319258A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38852546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006150474A Pending JP2007319258A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | テニスボール回収器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007319258A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143219A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Ritsuko Kuroda | 卓球用集球具 |
CN104667492A (zh) * | 2015-03-19 | 2015-06-03 | 岑溪市东正动力科技开发有限公司 | 一种网球拾球器 |
CN106075844A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 可折叠的便携式篮球车 |
CN110975245A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-04-10 | 绍兴文理学院 | 一种智能捡网球装置 |
-
2006
- 2006-05-30 JP JP2006150474A patent/JP2007319258A/ja active Pending
Cited By (5)
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