JP2007318687A - 携帯電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】高機能のカメラをその周辺部品とともに筐体内に組み込む際の有利な構造を与えることによって、高性能のカメラを備えた携帯電子機器の小型化を実現するための具体的方途について提案する。
【解決手段】電子部品の内蔵される第1筐体12と、第2筐体13とを有し、前記第1筐体12と前記第2筐体13とをヒンジ構造11を介して揺動可能に連結した携帯電子機器であって、前記ヒンジ構造11は、前記第1筐体12から突出させた中空の凸部14を、前記第2筐体13の端縁に設けた凹部15に嵌め込むとともに互いを回動可能に軸支して構成され、前記第1筐体12の前記凸部14の内部には、前記電子部品29との間で電気的に接続される第1基板34と、前記第2筐体13内から配される第1のケーブルが接続されるコネクタ27bとが配され、前記第1基板12は、前記凸部14の突出方向側の面に前記コネクタ27bが接合され、前記突出方向と反対側に前記電子部品29が配置される。
【選択図】図11
【解決手段】電子部品の内蔵される第1筐体12と、第2筐体13とを有し、前記第1筐体12と前記第2筐体13とをヒンジ構造11を介して揺動可能に連結した携帯電子機器であって、前記ヒンジ構造11は、前記第1筐体12から突出させた中空の凸部14を、前記第2筐体13の端縁に設けた凹部15に嵌め込むとともに互いを回動可能に軸支して構成され、前記第1筐体12の前記凸部14の内部には、前記電子部品29との間で電気的に接続される第1基板34と、前記第2筐体13内から配される第1のケーブルが接続されるコネクタ27bとが配され、前記第1基板12は、前記凸部14の突出方向側の面に前記コネクタ27bが接合され、前記突出方向と反対側に前記電子部品29が配置される。
【選択図】図11
Description
本発明は、携帯電子機器、中でもヒンジ構造を介して2つの筐体を揺動可能に連結した携帯電子機器に関するものである。
携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)を典型例とする携帯電子機器は、そのディスプレイ上により多くの情報を表示するために、ディスプレイが大型化する傾向にあり、それに伴いディスプレイ部分と操作部分とを分割して機器の操作性を向上する形態のものが主流となっている。中でも、ヒンジ構造を介して2つの筐体を揺動可能に連結した、いわゆる折り畳み形式が特に携帯電話機に用いられている。
この種の折り畳み形式の携帯電話機では、前記した利点があるものの、折り畳んだ際の厚みが持ち運びに不適当であることが問題になる。とりわけ、近年の携帯電話機は、多機能化が進められた結果、カメラやモバイル機能が組み込まれて部品点数が増加し、これらを内包する筐体の厚み増加も余儀なくされている。
かような技術的背景から、筐体内における部品の配置や組み込み構造を工夫して、筐体を薄肉化する試みがなされている。
例えば、小型化が難しいカメラ部品について、特許文献1には、ヒンジを構成する突出部の内部空間を含む筐体内にカメラ部を配置することが記載されている。
特開2005−124127号公報
例えば、小型化が難しいカメラ部品について、特許文献1には、ヒンジを構成する突出部の内部空間を含む筐体内にカメラ部を配置することが記載されている。
ところが、近年、携帯電話機に組み込まれるカメラについても多機能化が進み、例えば光学系の焦点距離の切り替え機能を付加したり、カメラ機能の制御ソフト用の回路基板を組み込む等、カメラ周辺部品の点数も増加の傾向にあり、これが筐体の薄型化を阻害する要因になっている。
この点、特許文献1には、カメラ部の収容手法について記載されているが、その周辺部品の収め方まで提案するものではなく、特に高機能のカメラを組み込む際のカメラ並びにその周辺部品の組み込み構造を具体的に提示することは、製品の小型化に当り不可欠である。
そこで、本発明は、高機能のカメラをその周辺部品とともに筐体内に組み込む際の有利な構造を与えることによって、高性能のカメラを備えた携帯電子機器の小型化を実現するための具体的方途について提案することを目的とする。
すなわち、本発明は、電子部品の内蔵される第1筐体と、第2筐体とを有し、前記第1筐体と前記第2筐体とをヒンジ構造を介して揺動可能に連結した携帯電子機器であって、
前記ヒンジ構造は、前記第1筐体から突出させた中空の凸部を、前記第2筐体の端縁に設けた凹部に嵌め込むとともに互いを回動可能に軸支して構成され、前記第1筐体の前記凸部の内部には、前記電子部品との間で電気的に接続される第1基板と、前記第2筐体内から配される第1のケーブルが接続されるコネクタとが配され、前記第1基板は、前記凸部の突出方向側の面に前記コネクタが接合され、前記突出方向と反対側に前記電子部品が配置されていることを特徴とする携帯電子機器である。
前記ヒンジ構造は、前記第1筐体から突出させた中空の凸部を、前記第2筐体の端縁に設けた凹部に嵌め込むとともに互いを回動可能に軸支して構成され、前記第1筐体の前記凸部の内部には、前記電子部品との間で電気的に接続される第1基板と、前記第2筐体内から配される第1のケーブルが接続されるコネクタとが配され、前記第1基板は、前記凸部の突出方向側の面に前記コネクタが接合され、前記突出方向と反対側に前記電子部品が配置されていることを特徴とする携帯電子機器である。
また、本発明において、前記凸部は、前記コネクタの最長手方向が前記ヒンジ構造の回動軸方向に一致するように配されることが好ましい。
同様に、前記電子部品は、焦点切り替えレバーを有するカメラであり、前記凸部には、外側に一部が露出されるとともに前記凸部内部にて前記焦点切り替えレバーに係合する操作ノブが移動可能に配され、前記第1基板には、前記操作ノブの移動に伴い操作され、前記カメラの制御を切り換えるスイッチが設けられていることが好ましい。
さらに、前記第1筐体の内部には、ディスプレイと、当該ディスプレイへの信号供給を行う第2基板とが内包され、前記第2基板は、前記第1のケーブルとは独立して前記第2筐体内から配される第2のケーブルが電気的に接続されていることが好ましい。
本発明によれば、高機能のカメラをその周辺部品とともに筐体内のデッドスペースに効率良く組み込めるため、高性能のカメラを備えかつ薄型の携帯電子機器の提供が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る折り畳み形式の携帯電話機の側面図である。図2は、図1の携帯電話機の閉じた状態の斜視図である。図3は、図1の携帯電話機の開いた状態の斜視図である
図1に示すように、携帯電子機器である携帯電話機10は、ヒンジ構造11を介して2つの筐体、第1筐体12及び第2筐体13を揺動可能に連結してなり、図2に示すように、第1筐体12及び第2筐体13はヒンジ構造11を中心に折り畳むことができる。第1筐体12の外表面には、後述するカメラ29のレンズ面が位置するカメラ窓12aが設けられている。
図1に示すように、携帯電子機器である携帯電話機10は、ヒンジ構造11を介して2つの筐体、第1筐体12及び第2筐体13を揺動可能に連結してなり、図2に示すように、第1筐体12及び第2筐体13はヒンジ構造11を中心に折り畳むことができる。第1筐体12の外表面には、後述するカメラ29のレンズ面が位置するカメラ窓12aが設けられている。
このヒンジ構造11は、図3に示すように、第1筐体12から折り畳んで閉状態としたときに第2筐体13に向かう方向(ディスプレイ16に対して垂直な表示視認方向)に突出させた中空の凸部14を、第2筐体13の端縁の略中央が切り欠かれて形成される凹所15に納められて構成される。さらに第2筐体13の凹所15の両脇には離間して一対のヒンジ軸受け13a及び13bが設けられ、このヒンジ軸受け13a及び13bは第1筐体12の短手方向における凸部14の両側面に設けられたヒンジ部品14a、14b(図11参照)に、それぞれ回動可能に組み付けられて互いに第1筐体12は第2筐体13に軸支される。また、ヒンジ軸受け13aとヒンジ部品14a、ヒンジ軸受け13bとヒンジ部品14bのぞれぞれの組は、一方(この例では13aと14aの組)が互いの筐体の開状態、閉状態を保持するための回動方向に対する付勢手段が内蔵され、他方(この例では13bと14bの組)は内部が筒状に形成されて第1筐体12内部と第2筐体13内部とを結ぶケーブル28a、28bが挿通される。
また、図示例で第1筐体12は、少なくともディスプレイ16、カメラ29(電子部品の一例)、ディスプレイ用のメイン基板19(第2基板)、及びカメラ基板34(第1基板)を内包する。
図4は、本発明の携帯電話機の分解斜視図である。図4に示すように、第1筐体12は、メイン表示器(ディスプレイ)16が装着される下ケース17、ディスプレイ16の背面に取り付けられて補強および静電対策を行う補強板金18、メイン基板19、サブ表示器20を保持したサブ表示器ホルダ21が装着される上ケース22、及び化粧パネル(加飾プレート)23を有しており、これら各部材を記載順に積み重ねて組み立てられている。また、下ケース17には、前記凸部14が設けられている。なお、プレス成形により形成される補強板金18は、薄板状のメイン表示器16を補強すると共に表示器の静電気対策を兼ねており、サブ表示器ホルダ21の枠部を取り付けて位置決め固定するための爪(係止手段)18aを4個有している。この爪18aは、例えば、板金からの切り起こしにより別部品を設けることなく形成され、サブ表示器ホルダ21の枠部に4箇所設けられた爪受け部に挿入係止する。
図4は、本発明の携帯電話機の分解斜視図である。図4に示すように、第1筐体12は、メイン表示器(ディスプレイ)16が装着される下ケース17、ディスプレイ16の背面に取り付けられて補強および静電対策を行う補強板金18、メイン基板19、サブ表示器20を保持したサブ表示器ホルダ21が装着される上ケース22、及び化粧パネル(加飾プレート)23を有しており、これら各部材を記載順に積み重ねて組み立てられている。また、下ケース17には、前記凸部14が設けられている。なお、プレス成形により形成される補強板金18は、薄板状のメイン表示器16を補強すると共に表示器の静電気対策を兼ねており、サブ表示器ホルダ21の枠部を取り付けて位置決め固定するための爪(係止手段)18aを4個有している。この爪18aは、例えば、板金からの切り起こしにより別部品を設けることなく形成され、サブ表示器ホルダ21の枠部に4箇所設けられた爪受け部に挿入係止する。
メイン基板19には、メイン表示器16の駆動用デバイス等(図示しない)が実装されており、上ケース22の外表面に取り付けられる化粧パネル23には、サブ表示器20の表示面を露出させる開口22a、23bが開口している。化粧パネル23の開口23bには、アクリル樹脂等の透明部材からなるカメラレンズカバー23aが装着される。
第2筐体13は、下ケース24及び上ケース25と、これらの間で挟持されるとともに操作キー(図示しない)が装着されている下側回路基板(図示しない)とを有しており、これら各部材を記載順に積み重ねて組み立てられている。さらに下側回路基板への給電を行う駆動用のバッテリ(図示しない)が下ケース24外面に設けられたバッテリー収納部に装着された後、バッテリリッド26によりバッテリー収納部は蓋がされる。
さらに、前記化粧パネル23および上ケース22を取り外した状態の第1筐体12を、図5に示す。図5に示すように、化粧パネル23及び上ケース22を取り外した状態の第1筐体12の補強板金18の上には、主にディスプレイ16の駆動用回路や第1のケーブル28aが接続されて第2筐体13からの給電や描画信号や音声信号などの導通を行うLCDコネクタ端子27を搭載したメイン基板19が載置され、このメイン基板19とは別途に、カメラ29及びそのカメラ基板やメイン基板19から音声信号が供給されるスピーカ31等をまとめたカメラモジュール24が、メイン基板19に隣り合うように配される。
特にカメラモジュール24は、少なくともカメラ基板とカメラの一部は凸部14内に入り込むように下ケース17に形成した凸部14の設けられる領域に組み込まれている。そして、第1のケーブル28aは、第2筐体13内の回路基板からヒンジ部品14bを介してカメラモジュール24下を経由し、メイン基板19とカメラモジュール24との間の隙間を通ってメイン基板19の実装面上に引き回された上でLCDコネクタ端子27aに接続され、メイン基板19と第2筐体13側の回路基板とを複数のラインにて接続導通している。その際、カメラ基板34には電気的には接続されない。
そして、複数のラインの中にはグランド(基準電位)ラインが含まれ、メイン基板19に第2筐体13側の回路基板と等しくなるよう基準電位が供給されるグランドラインのパターンが形成されることとなる。また、補強板金18はメイン基板の補強板金に対向する面に設けられたグランドパターンに当接して基準電位に維持されている。
図6は、カメラモジュールの分解斜視図である。図6に示すように、カメラモジュール24は、カメラ29と、カメラ29の底面に装着するカメラベース30とからなり、図示例の場合は、カメラモジュール24をスピーカ31が組み込まれるスピーカホルダ32に形成したカメラホルダ部32aにカメラ29を組み入れ一体化させた形にて、下ケース17に形成した凸部14内の、第1筐体12内部空間と連続する空間内に組み込まれる。このスピーカホルダ32は、カメラ29とスピーカ31を固定すると共に、表面の金属コーティングによりシールドされている。
カメラベース30は、カメラ関連機能部品(後述する操作ノブ44が摺動可能に端部にて取り付けられる非導電性のマクロホルダ)33とカメラ基板34とをカメラ29の底面側から順に積層して配置したものである。マクロホルダ33には、静電気対策用のヒンジ側グランド板金35が装着され、カメラ基板34には、静電気対策用のカメラ基板34、タブ36とマクロスイッチ37が設置されている。
なお、マクロホルダ33にはレール33bが形成されており、このレール部33bに、押し子と係合部の形成される操作ノブ44(図2参照)が摺動可能に取り付けられる。また、カメラ29はレンズの焦点距離を変更させるレバー29aを備えており、操作ノブ44がスライドされるとレバー29aを係合部にて動かして焦点距離を変更しつつ、カメラ基板34上のマクロスイッチ37を押し子で押圧する。この押圧されて生じる信号はケーブル28bを介して下側回路基板上の図示しない制御部に伝達され、制御ソフト上もカメラからの入力信号が標準撮影モードとマクロ(近接撮影)モードとで切り替えがなされたことを検出できるよう構成され、カメラ29の焦点距離並びに制御ソフトの同時切り替えを可能とする。
次に図7は、カメラベース30にヒンジ側グランド板金35、を装着する状態を説明する斜視図である。図8は、カメラ用基板に装着されたヒンジ側グランド板金35を示す斜視図である。図7に示すように、ヒンジ側グランド板金35は、挟持部35aと、挟持部35aの一端に連続するカメラ基板用の第1接点部35b、及び挟持部(係合部)35aの他端に連続するサブ基板用の第2接点部35cを有している。ヒンジ側グランド板金35は、金属製の薄い板体を屈曲して形成されて弾性を有しており、マクロホルダ33を挟持部35aにより挟み込み、マクロホルダ33の固定爪33aを挟持部35aの孔35dに係止させて、マクロホルダ33に固定装着され、マクロホルダのスピーカホルダ32(カメラホルダ)側(すなわちカメラ29への対向面側)に第1接点部35bを、カメラ基板34側に第2接点部35cをそれぞれ導通可能に配されることになる。(図8参照)。
図9は、ヒンジ側グランド板金35及びカメラ基板タブとスピーカホルダ32の接触箇所を示し、(a)は斜視説明図、(b)はスピーカホルダ32の裏面の斜視図である。図9に示すように、マクロホルダ33に装着される(図8参照)ヒンジ側グランド板金35は、第1接点部35bをスピーカホルダ32の裏面側の接触面32bに接触させると共に、第2接点部35cをカメラ基板34に接触させている。また、カメラ基板34のカメラ基板タブ36は、金属製の板バネからなり、その接点36aは、スピーカホルダ32の裏面側の接触面32cに接触させている。なお、図の簡略化のためにマクロホルダ33は省略している。
また、カメラ基板34は、第2筐体13内の回路基板からヒンジ部品14bを介してカメラ基板34の裏面(スピーカホルダ32の配される面の裏側の面)まで引き回される第2のケーブル28bがカメラ基板34の裏面に設けられるカメラ基板コネクタ端子27bに接続されて、第2筐体13側の回路基板との間で複数のラインにて接続導通される。ところでこのコネクタ27bは多くの接続ピンを有するため、その配列方向となる一辺が特に長く形成される矩形状の外観を有している。
凸部14の内部は、一対のヒンジ軸受け13a、b間の方向においては一定の幅を保ちつつ、突出方向において略先細り状に形成されている。コネクタ27bは、その長辺の方向がヒンジ軸受け13a、b間方向(すなわち回転軸方向)に一致するようにカメラ基板34の凸部14突出方向側の面に配されて、カメラ基板34が凸部14内に配されると凸部14内の最深部に干渉することなく収まるように構成されている。
凸部14の内部は、一対のヒンジ軸受け13a、b間の方向においては一定の幅を保ちつつ、突出方向において略先細り状に形成されている。コネクタ27bは、その長辺の方向がヒンジ軸受け13a、b間方向(すなわち回転軸方向)に一致するようにカメラ基板34の凸部14突出方向側の面に配されて、カメラ基板34が凸部14内に配されると凸部14内の最深部に干渉することなく収まるように構成されている。
また、後述するように、外部からの静電気の対策のための構造や電気的接続がカメラ基板34の一方の面にて行われるが、コネクタ27bはこの対策面とは反対側に配されるため静電気の影響も少なくすることが出来る。
なお、メイン基板19と第2筐体13側との電気的接続をはかるためのケーブル28aは、ケーブル28bとは別系統で設けられ、図3や図5に示すように、前記カメラモジュール24とメイン基板19との間を通る経路にてメイン基板19のコネクタ27aに接続される。
そして、ケーブル28a、28b内に含まれる複数のラインの中にはグランド(基準電位)ラインが含まれ、これらがそれぞれのコネクタを用いて接続導通することにより、メイン基板19およびカメラ基板34にそれぞれ形成されるグランドラインのパターンに、第2筐体13側の回路基板のグランドパターンと等しくなるよう基準電位が供給されることとなる。
なお、メイン基板19と第2筐体13側との電気的接続をはかるためのケーブル28aは、ケーブル28bとは別系統で設けられ、図3や図5に示すように、前記カメラモジュール24とメイン基板19との間を通る経路にてメイン基板19のコネクタ27aに接続される。
そして、ケーブル28a、28b内に含まれる複数のラインの中にはグランド(基準電位)ラインが含まれ、これらがそれぞれのコネクタを用いて接続導通することにより、メイン基板19およびカメラ基板34にそれぞれ形成されるグランドラインのパターンに、第2筐体13側の回路基板のグランドパターンと等しくなるよう基準電位が供給されることとなる。
また、カメラ基板タブ36は、カメラ基板34のカメラ基板コネクタ端子27bから基準電位接続されるグランドパターン上に半田付けされて基準電位に維持されている。さらに、第2接点部35cは同じくカメラ基板34のグランドパターン上に形成される接点に当接して導通する。これらにより、スピーカホルダ32は2系統でカメラ基板34のグランドパターン、ひいては第2筐体13内の下側回路基板のグランドと導通することとなる。
図10は、ヒンジ側グランド板金35とスピーカホルダ32の接触状態を示す説明図である。図10に示すように、カメラ基板34の上に組み込まれたヒンジ側グランド板金35は、第1接点部35bと第2接点部35cが何れも撓んだ状態になり、第1接点部35bをスピーカホルダ32の接触面32bに、第2接点部35cをカメラ基板34に、それぞれ圧接させた状態になる。
このように、ヒンジ側グランド板金35により、カメラ29が組み込まれたスピーカホルダ(カメラホルダ)32とカメラ基板(サブ基板)34との間に静電気経路が形成されることになる。
このように、ヒンジ側グランド板金35により、カメラ29が組み込まれたスピーカホルダ(カメラホルダ)32とカメラ基板(サブ基板)34との間に静電気経路が形成されることになる。
図11は、第1筐体側の第1筐体グランド板金38の取り付け状態を示し、(a)はグランド板金取り付け前の斜視説明図、(b)はグランド板金取り付け後の斜視説明図である。図11に示すように、第1筐体12の凸部14内側には、メイン基板19が配置される側の所定箇所に、第1筐体グランド板金38が取り付けられ固定されている。図12は、第1筐体グランド板金の斜視図である。図12に示すように、第1筐体グランド板金38は、係止部38aと、係止部38aの一端に連続するメイン基板用の第1接点部38b、及び係止部38aの他端に連続するスピーカホルダ用の第2接点部38cを有している。第1筐体グランド板金38は、金属製の薄い板体により形成されてバネ性を有しており、係止部38aにより第1筐体12の凸部14内に形成されたリブに固定装着される(図11参照)。つまり、ヒンジ側グランド板金35及び第1筐体グランド板金38により、導電性のスピーカホルダ(カメラホルダ)32を介して、メイン基板(ディスプレイ基板)19及びカメラ基板(サブ基板)34との間でグランド接続されることとなる。
さらに、図11(C)にて凸部14内の空洞にカメラモジュール24を組み込む順序を説明する。まず、第2筐体13のヒンジ軸受13b内を介して伸ばされている2本のケーブル28a、bのそれぞれのコネクタ27a、bを順にヒンジ部品14bをくぐらせる。そしてコネクタ27aをメイン基板19に設けた雌コネクタに、コネクタ27bをカメラ基板34に設けた雌コネクタにそれぞれ接合する。そしてケーブル28a側は図4にて示したように、ディスプレイ16、補強板金18、メイン基板19、サブ表示器20を保持したサブ表示器ホルダ21の順に下ケース17に装着される。次にケーブル27b側、すなわち凸部14内側は、空洞内部からケーブル28の挿通される状態でヒンジ部品14bを第2筐体13のヒンジ軸受13bに挿通されるよう嵌め込む。またヒンジ部品14aについても第2筐体13のヒンジ軸受13aに挿通されるよう嵌め込むとともに、不図示のストッパーを組み込んでヒンジ部品14a、bがヒンジ軸受13a、bから抜け落ちないようにする。これによりヒンジ11が回動可能となる。そして、カメラ29を取り付けたカメラベース30を、ヒンジ部品14a、b間にてコネクタ27bがヒンジ軸線方向に長手方向が一致する向きで凸部14内空洞に組み込む。その上で、カメラ29を覆うように位置するようにスピーカホルダ(カメラホルダ)32を取り付けることになる。
また、図13は、第1筐体グランド板金38とメイン基板及びスピーカホルダの静電気対策用接触箇所を示す斜視説明図である。図13に示すように、凸部14に装着された(図11参照)第1筐体グランド板金38は、第1接点部38bをメイン基板19の表面側の接触面19aに接触させると共に、第2接点部38cをスピーカホルダ32の表面側の接触面32dに接触させている。つまり、第1筐体グランド板金38は、メイン基板19及びスピーカホルダ32が凸部14に取り付けられた後に、凸部14内のメイン基板19とスピーカホルダ32間のリブに取り付けられて、第1接点部38b及び第2接点部38cの何れもメイン基板19及びスピーカホルダ32に、上方から接触して導通させている。
ところで、静電気の進入経路を図2を用いて説明しておく。携帯電話機10において想定される静電気が進入し易い箇所は隙間のある箇所であり、スピーカホルダ32及びカメラベース30付近に関する場合、化粧パネル23のカメラレンズカバー23aに設けたフラッシュ部の窓Aとカメラ部の窓B、スピーカ部の放音用の孔C、及びマクロノブ44の露出部Dがある。
このような静電気の進入経路に対し、静電気対策用の経路を説明する。フラッシュ部の窓A・カメラ部の窓Bについては、フラッシュ部の窓A(カメラ部の窓B)→カメラレンズカバー23a(裏側面の窓周縁に導電性メッキ処理されている)→メイン基板タブ19a(カメラレンズカバー23a裏に当接する)→メイン基板19のグランドヘ導通して分散されるような経路となる。なお、カメラ部の窓Bについては、カメラ部の窓B→カメラレンズカバー23a→カメラ基板34タブ36→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路としても良い。
このような静電気の進入経路に対し、静電気対策用の経路を説明する。フラッシュ部の窓A・カメラ部の窓Bについては、フラッシュ部の窓A(カメラ部の窓B)→カメラレンズカバー23a(裏側面の窓周縁に導電性メッキ処理されている)→メイン基板タブ19a(カメラレンズカバー23a裏に当接する)→メイン基板19のグランドヘ導通して分散されるような経路となる。なお、カメラ部の窓Bについては、カメラ部の窓B→カメラレンズカバー23a→カメラ基板34タブ36→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路としても良い。
スピーカ部の孔Cについては、スピーカ部の孔C→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路となる。操作ノブ44の筐体への取り付け箇所における隙間からの静電気侵入については、操作ノブ44→ヒンジ側グランド板金35又はサブ板タブ36→スピーカホルダ32→第1筐体グランド板金38→メイン基板19のグランドへの経路となる。このように、カメラ29とマクロスイッチ37などのカメラ関連部品のみのカメラ基板34を設け、メイン基板19とは別系統で、ケーブル28bで操作キー側の下側回路基板へ直接引き回すことを実現したカメラ基板34上に、静電気対策用のヒンジ側グランド板金35と、静電気対策用のカメラ基板タブ36を搭載し、外部(ヒンジ部周辺)から入ってきた静電気をメイン基板19のグランドへ導くための経路を確保している。そして、このようにスピーカホルダを導電材料で構成し、さらにメイン基板、カメラ基板との隙間にて薄い板金で構成した2つのグランド板金により接続することで、隙間を効率よくして機器が大型化することも無く、カメラ基板34へ進入する静電気をケーブル28bのみで下側回路基板のグランドに逃がす場合に比べてもう1系統のラインを設けることができ、それぞれのグランドライン系統における導電量を分散できて強力なグランドラインを確保するばかりでなく、ケーブル28bにて流れるカメラの制御信号線への悪影響を少しでも少なくすることができる。
また、カメラ29を組み入れ一体化させたスピーカホルダ32を通して、外部から入ってきた静電気をグランドに導くための経路として、第1筐体12に第1筐体グランド板金38を追加してメイン基板19のグランドに静電気を導く。
従って、これら静電気対策用のグランド板金35、38により、複数の経路でカメラへの確実に静電気をメイン(LCD)基板19あるいは下側回路基板のグランドに導くことができる。
従って、これら静電気対策用のグランド板金35、38により、複数の経路でカメラへの確実に静電気をメイン(LCD)基板19あるいは下側回路基板のグランドに導くことができる。
そして、ヒンジ側グランド板金35は、バネの挟み込む形状を利用してマクロホルダ33に装着した後、固定爪33aにより固定している。これにより、順に上から落とし込むように組み立てられているので、組み込み性を損なわずに静電気対策を施すことができる。また、グランドを、スピーカホルダ32を介して、カメラベース30とメイン基板19を接続している。これにより、スピーカホルダ32を介して静電気(加えて、ノイズ等)対策を施すことができる。また、カメラベース30とメイン基板19が分かれる構造において、2つの基板を繋ぐことでグランドの強化ができる。
更に、カメラ29が組み込まれたスピーカホルダ32から、カメラ基板34或いはメイン基板19とそれぞれのケーブル27a、bを通って、下ケース24の下側回路基板のバッテリ側グランドに繋がる経路、即ち、2系統の静電気経路がループ状に形成されるので、インピーダンスが低下した状態で安定し、スピーカホルダ32のカメラ29に対するシールド性能が向上する。
以上の構成により、本発明によれば、ヒンジ構造のために必要となる筐体の凸部内の特に部品実装スペースとして使用しにくい狭所に、カメラなどの電子部品やコネクタを効率よく配することが出来、筐体内部を有効に利用して機器をコンパクトにまとめることが出来るようになる。
また、先細り形状となりがちな凸部内部であっても、ヒンジ構造を得るためのヒンジ軸受け間の領域は、突出先端まで一定の長さが維持される。よって、コネクタの配置方向について、最も長手となる方向がヒンジ構造におけるヒンジ回動軸に一致するように配することにより、最もデッドスペースとなりがちな凸部の突出方向の先端部分を極力有効に利用することが出来ることになり、筐体内部スペースの有効利用にさらに貢献することが出来る。
さらに、凸部内部にカメラなどの電子部品およびその関連部品を局所的にまとめたことにより、例えば焦点切り換え構造のようなレバーの操作とスイッチの操作といった複数の動作を要して物理的に移動を要するような部品を必要とする場合であっても、互いの作用点が近接して配されるため、ヒンジ構造周辺を用いて部品をコンパクトにまとめることが出来る。また、操作ノブのような人の手により触れる必要のある部品であった場合は筐体外表面に少なくとも一部を露出させなければならないが、操作される対象となる部品がヒンジ構成をなす凸部にてまとまっているため、そもそも外表面の有効に利用されていない凸部の表面にて操作ノブの一部を露出させるよう構成することが出来、有限である筐体の外表面も有効に利用することが出来る。
ところで、ケーブルの基板への接続には、雄コネクタと雌コネクタがそれぞれ基板とケーブルとに設けられ、これらが接合されることにより信号送受が行えるよう構成されているのが一般的であり、ケーブルの要する信号線の数によりコネクタのピン数が決定される。すなわち信号線数が多くなればなるほどコネクタの外形が大きくなってしまう。ところが、ディスプレイ制御やカメラ制御が複雑化し、近年、ケーブルは多数の信号線を要するようになってきている。さらに、第1筐体と第2筐体とが揺動可能に接続されている場合、このようなケーブルはヒンジ構造内部のヒンジ軸受け内を挿通させて互いの筐体内の基板を接続させているが、コネクタの外形が大きくなってしまうとこのヒンジ軸受けを挿通させることが困難になる場合もある。このような場合、ヒンジ軸受けの形状に工夫を加えて挿通可能にすることも考えられるが、その場合は汎用品の利用が困難になる。しかし、本発明の実施形態にて説明したようにケーブルを28a、bの二つに分けることにより、それぞれのコネクタを小型化できるためにヒンジ軸受けへの挿通が容易となり、使用する部品の選択範囲が広がり、ひいては工数削減・コストダウンに貢献することも出来る。また、コネクタを複数に分け、上述したように少なくとも一つのコネクタをデッドスペースとなる狭所を用いて納められるようにしているため、デッドスペースではないメイン基板上などにてコネクタに割くスペースを極力小さくできるため、機器の小型化に貢献することが出来る。
なお、本発明の説明について、携帯電子機器として携帯電話機を例に用いて説明したがこれに限定されるものではなく、PDAやPHS、ポータブルゲーム機やポータブルナビゲーションシステムなどの小型化を要する類の電子機器であれば適用可能であることは言うまでもない。
10 携帯電話機
11 ヒンジ構造
12 第1筐体
12a カメラ窓
13 第2筐体
13a、13b ヒンジ軸受け
14 凸部
15 凹所
16 メイン表示器、
17、24 下ケース
18 補強板金
19 メイン基板
20 サブ表示器
21 サブ表示器ホルダ
22、25 上ケース
23 化粧パネル
23a カメラレンズカバー
26 バッテリリッド
27a、b コネクタ端子
28a、b ケーブル
29 カメラ
30 カメラベース
31 スピーカ
32 スピーカホルダ
32a カメラホルダ部
33 カメラ関連機能部品(マクロホルダ)
33a 固定爪
34 カメラ基板
35 ヒンジ側グランド板金、
35a 挟持部
35b、38b 第1接点部
35c、38c 第2接点部
35d 孔
36 カメラ基板タブ
37 マクロスイッチ
38 第1筐体グランド板金
38a 係止部
44 操作ノブ
A フラッシュ部の窓
B カメラ部の窓
C スピーカ部の孔
D 操作ノブの露出部
11 ヒンジ構造
12 第1筐体
12a カメラ窓
13 第2筐体
13a、13b ヒンジ軸受け
14 凸部
15 凹所
16 メイン表示器、
17、24 下ケース
18 補強板金
19 メイン基板
20 サブ表示器
21 サブ表示器ホルダ
22、25 上ケース
23 化粧パネル
23a カメラレンズカバー
26 バッテリリッド
27a、b コネクタ端子
28a、b ケーブル
29 カメラ
30 カメラベース
31 スピーカ
32 スピーカホルダ
32a カメラホルダ部
33 カメラ関連機能部品(マクロホルダ)
33a 固定爪
34 カメラ基板
35 ヒンジ側グランド板金、
35a 挟持部
35b、38b 第1接点部
35c、38c 第2接点部
35d 孔
36 カメラ基板タブ
37 マクロスイッチ
38 第1筐体グランド板金
38a 係止部
44 操作ノブ
A フラッシュ部の窓
B カメラ部の窓
C スピーカ部の孔
D 操作ノブの露出部
Claims (4)
- 電子部品の内蔵される第1筐体と、第2筐体とを有し、前記第1筐体と前記第2筐体とをヒンジ構造を介して揺動可能に連結した携帯電子機器であって、
前記ヒンジ構造は、前記第1筐体から突出させた中空の凸部を、前記第2筐体の端縁に設けた凹部に嵌め込むとともに互いを回動可能に軸支して構成され、
前記第1筐体の前記凸部の内部には、前記電子部品との間で電気的に接続される第1基板と、前記第2筐体内から配される第1のケーブルが接続されるコネクタとが配され、
前記第1基板は、前記凸部の突出方向側の面に前記コネクタが接合され、前記突出方向と反対側に前記電子部品が配置されていることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記凸部は、前記コネクタの最長手方向が前記ヒンジ構造の回動軸方向に一致するように配されることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記電子部品は、焦点切り替えレバーを有するカメラであり、
前記凸部には、外側に一部が露出されるとともに前記凸部内部にて前記焦点切り替えレバーに係合する操作ノブが移動可能に配され、
前記第1基板には、前記操作ノブの移動に伴い操作され、前記カメラの制御を切り換えるスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電子機器。 - 前記第1筐体の内部には、ディスプレイと、当該ディスプレイへの信号供給を行う第2基板とが内包され、
前記第2基板は、前記第1のケーブルとは独立して前記第2筐体内から配される第2のケーブルが電気的に接続されている請求項1、2または3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006148868A JP2007318687A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 携帯電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006148868A JP2007318687A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 携帯電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007318687A true JP2007318687A (ja) | 2007-12-06 |
Family
ID=38852102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006148868A Withdrawn JP2007318687A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 携帯電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007318687A (ja) |
-
2006
- 2006-05-29 JP JP2006148868A patent/JP2007318687A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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