JP2007317964A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型の半導体素子を製造する際に、バックグラインドやエッチングによる研削塵の影響を回避するとともに、支持部材を再利用することによる生産効率の低下を回避すること。
【解決手段】半導体ウエハーの表面に半導体素子の表面側素子構造部33を作製した後、半導体ウエハーの裏面を研削し、所望の厚さとする。つぎに、裏面研削後の半導体ウエハーの表面側素子構造部33側の面に、PET基板40を貼り合わせる。そして、PET基板40を貼り合わせた状態のまま、半導体ウエハーの裏面に裏面構造を作製し、裏面構造が作製された半導体ウエハーからPET基板40を剥離させた後に、半導体ウエハーをチップ状に切断する。
【選択図】図3

Description

この発明は、ウエハー裏面の処理が必要な半導体素子の製造方法に関し、特に絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTとする)などの電力用半導体素子の製造方法に関する。
従来、コンピュータや通信機器の主要部分には、多数のトランジスタや抵抗などを、電気回路を構成するようにむすびつけて、1チップ上に集積した集積回路(IC)が多用されている。このようなICの中で、電力用半導体素子を含むものは、パワーICと呼ばれており、電力用半導体素子の一つにIGBTがある。
IGBTは、高速スイッチング特性および電圧駆動特性を有するMOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)と、低オン電圧特性を有するバイポーラトランジスタをワンチップに構成したパワー素子である。その応用範囲は、汎用インバータ、ACサーボ、無停電電源(UPS)またはスイッチング電源などの産業分野から、電子レンジ、炊飯器またはストロボなどの民生機器分野へと拡大してきている。また、新しいチップ構造を用いた、より低オン電圧のIGBTが開発されており、IGBTを用いた応用装置の低損失化や高効率化が図られてきている。
IGBTには、パンチスルー(以下、PTとする)型、ノンパンチスルー(以下、NPTとする)型、フィールドストップ(以下、FSとする)型の構造があり、nチャネル型の縦型二重拡散構造のものが主流である。従って、本明細書では、nチャネル型IGBTを例にして説明するが、pチャネル型IGBTでも同様である。
PT型IGBTは、p半導体基板上にnバッファ層とn活性層をエピタキシャル成長させたエピタキシャルウエハーを用いて形成される。そのため、例えば耐圧600V系の素子では、活性層の厚さは70μm程度であるが、p半導体基板を含む総厚さは200〜300μm程度になる。PT型IGBTでは、n活性層中の空乏層がnバッファ層に到達する。
図12は、低ドーズ量の浅いpコレクタ層を有するNPT型IGBTの1/2セル分の構成を示す断面図である。図12に示すように、例えばFZウエハーよりなるn半導体基板を活性層1とし、その表面側に、pベース領域2が選択的に形成されている。ベース領域2の表面層には、nエミッタ領域3が選択的に形成されている。また、基板表面上には、ゲート酸化膜4を介してゲート電極5が形成されている。
エミッタ電極6は、エミッタ領域3およびベース領域2に接触しているとともに、層間絶縁膜7によりゲート電極5から絶縁されている。基板裏面には、pコレクタ層8およびコレクタ電極9が形成されている。NPT型の場合には、活性層1の厚さがPT型よりも厚くなるが、素子全体としては、PT型の素子に比べて、大幅に薄くなる。また、エピタキシャル基板を用いずに、FZ基板を用いているため、安価である。
図13は、FS型IGBTの1/2セル分の構成を示す断面図である。図13に示すように、基板表面側の素子構造は、図12に示すNPT型の素子と同じである。基板裏面側には、n活性層1とpコレクタ層8との間に、nバッファ層10が設けられている。FS型の場合、活性層1の厚さは、PT型と同じ70μm程度(耐圧600V系)であり、素子全体の厚さは100〜200μm程度である。
図14は、逆阻止型IGBTの1/2セル分の構成を示す断面図である。図14に示すように、逆阻止型IGBTは、pコレクタ層8と接するように分離層11が形成される以外は、図12に示すNPT型の素子と同様の構造である。逆阻止型IGBTは、従来型のIGBTの基本性能に加え、逆方向耐圧性を有し、直流を介さずに交流−交流交換をおこなうマトリクスコンバータの半導体スイッチに用いられる。
マトリクスコンバータは、従来型のコンバータと異なり、コンデンサが不要であり、電源高調波が削減される。一方で、マトリクスコンバータの入力は交流であるため、半導体スイッチには逆方向耐圧性が必要とされる。このため、従来型のIGBTを用いた半導体スイッチの場合は、逆阻止用のダイオードを直列に接続する必要があった。一方で、逆阻止型IGBTを用いた半導体スイッチによれば、ダイオードを直列に接続する必要がないため、導電損失を半減することができ、マトリクスコンバータの変換効率を大幅に向上させることができる。逆阻止型IGBTの製造には、基板表面から100μm以上の厚さの深い接合の形成技術と、100μm以下の厚さの極薄ウエハーの生産技術が不可欠なものとなっている。
また、最近では、総合損失をより低減するため、ウエハーを薄く削り、デバイス厚をできるだけ薄くする試みがなされている。例えば、耐圧600V系の素子の場合、FS型IGBTの厚さは70μm程度が想定されている。耐圧クラスが低くなると、素子の厚さはさらに薄くなる。このような厚さのFS型IGBTまたはそれに類似したデバイスの製造方法として、以下に説明するように、FZウエハーを研磨する方法が知られている。
図15〜19は、従来のFZウエハーを用いたFS型IGBTの製造プロセスを示す図である。図15に示すように、まず、活性層1となるnFZウエハーの表面側に、ベース領域、エミッタ領域、SiO2などからなるゲート酸化膜、ゲート電極、BPSGなどからなる層間絶縁膜、Al−Si膜などからなるエミッタ電極およびポリイミド膜などからなる絶縁保護膜を有する表面側素子構造部12を作製する(図15)。
ついで、ウエハーの裏面を、バックグラインドやエッチングなどの手段により研削して、ウエハーを所望の厚さ、例えば70μmの厚さとする(図16)。なお、エッチングの場合、厳密には研削ではないが、本明細書では、ウエハーを薄くする手段については問わないので、エッチングを含めて研削とする。
ついで、ウエハーの裏面から、例えばn型不純物であるリン(P)と、p型不純物であるボロン(B)のイオン注入をおこない、電気炉で350〜500℃の熱処理(アニール)をおこない、バッファ層10およびコレクタ層8を形成する(図17)。ついで、ウエハーの裏面、すなわちコレクタ層8の表面に、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)および金(Au)などの複数の金属を蒸着し、コレクタ電極9を形成する(図18)。
最後に、コレクタ電極9側にダイシングテープ13を貼り付けてダイシングをおこない、ウエハーを複数のチップ14に切断する(図19)。そして、各チップ14のコレクタ電極9を固定部材に半田付けするとともに、表面側素子構造部12の電極にアルミワイヤ電極をワイヤボンディング装置により固着する。
しかし、上述した従来方法によって、例えば70μm厚程度の薄い素子を作製しようとすると、バックグラインドまたはエッチングによる裏面研削(図16参照)後のウエハーの厚みが薄いため、その後の裏面側に対するイオン注入や電極の蒸着時にウエハーに割れが発生しやすい。
このため、表面側素子構造部を作製した後、裏面研削前のウエハー(厚い状態のウエハー)にポリエチレンテレフタレート(PET)層を含む支持基板を貼り合わせ、その状態で裏面研削および裏面側工程をおこなう方法が提案されている(例えば、下記特許文献1および2参照。)。また、裏面研削によって薄くなったウエハーにガラス基板を貼り合わせ、その状態で裏面側工程をおこなう方法が提案されている(例えば、下記特許文献3参照。)。
特開2004−106515号公報(段落番号0014,0046,0047,0058参照) 特開2003−077869号公報(請求項1,2,6参照) 特開2005−129652号公報(段落番号0034参照)
しかしながら、上述した従来の製造工程によれば、ウエハーにPETの支持基板を貼り合わせる際、貼り合わせ時の位置ずれを考慮して支持基板の外径をウエハーの外径より0.5〜2mm程度大きくするのが一般的である。このため、支持基板とウエハーとの間に径方向の隙間が生じ、その隙間にバックグラインドによる研削塵がたまってしまうという問題点がある。エッチングや洗浄をおこなっても、この研削塵を除去するのは困難である。
また、裏面研削後の薄い状態のウエハーにガラス基板を貼り合わせる場合、上述した問題点は生じないが、ガラス基板は高価であるため、ガラス基板を使用するたびに廃棄したのでは、生産性が低下してしまうという問題点がある。一方で、支持部材であるガラス基板がウエハーよりも大きいため、裏面電極の蒸着時にガラス基板の外周部に金属膜(裏面電極)が付着してしまう。このため、ガラス基板を再利用するためには、ガラス基板の外周部に付着した金属膜を王水によって剥離し、洗浄する工程が必要となり、作業効率が低下してしまうという問題点がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、半導体ウエハーの裏面を研削して薄ウエハー化する際に、研削塵がたまるのを防ぐことができる半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。また、この発明は、薄ウエハーが割れるのを防ぐためにウエハーに貼り合わされる支持部材を再利用しなくてもよい半導体素子の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる半導体素子の製造方法は、半導体ウエハーの表面に半導体素子の表面側素子構造部を作製する工程と、前記表面側素子構造部が作製された前記半導体ウエハーの裏面を研削する工程と、裏面研削後の前記半導体ウエハーの前記表面側素子構造部が作製された側の面を樹脂製支持部材に貼り合わせる工程と、前記樹脂製支持部材に貼り合わされた状態のまま前記半導体ウエハーの裏面に裏面構造を作製する工程と、前記裏面構造が作製された前記半導体ウエハーから前記樹脂製支持部材を剥離させる工程と、前記樹脂製支持部材の剥離後、前記半導体ウエハーをチップ状に切断する工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、半導体ウエハーの表面側に半導体素子の表面側素子構造部を作製し、裏面を研削して薄くした後、半導体ウエハーの表面側に支持部材を接合し、この状態でウエハー裏面に対する処理をおこなう。これにより、ウエハー裏面に対する処理をおこなっている間のウエハーの割れを低減させることができる。また、裏面研削後に支持部材を接合するので、裏面研削時に発生する研削塵がウエハーに残ることがない。
また、請求項2の発明にかかる半導体素子の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記樹脂製支持部材は、ポリエステル系樹脂シートであることを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、半導体ウエハーと貼り合わされる支持部材として、安価なポリエステル系樹脂シートを用いることによって、支持部材を再利用する必要がないので、再利用のための工程が不要となり、半導体素子の生産効率を向上させることができる。
また、請求項3の発明にかかる半導体素子の製造方法は、請求項2に記載の発明において、前記ポリエステル系樹脂シートは、加熱発泡により剥離可能な接着シートを介して前記半導体ウエハーに貼り合わされることを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、接着シートを加熱発泡させることによって、半導体ウエハーと支持部材(ポリエステル系樹脂シート)とを容易に剥離することができる。
また、請求項4の発明にかかる半導体素子の製造方法は、請求項2に記載の発明において、前記ポリエステル系樹脂シートは、UV硬化型樹脂層を介して前記半導体ウエハーに貼り合わされることを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、ピール剥離によって、半導体ウエハーと支持部材(ポリエステル系樹脂シート)とを容易に剥離することができる。
また、請求項5の発明にかかる半導体素子の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記樹脂製支持部材は、剛性を有するシートであることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、半導体ウエハーと貼り合わせる支持部材として、安価な高剛性シートを用いることによって、支持部材を再利用する必要がないので、再利用のための工程が不要となり、半導体素子の生産効率を向上させることができる。
また、請求項6の発明にかかる半導体素子の製造方法は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記裏面構造を作製する際に、静電チャック式の吸着プレートに前記樹脂製支持部材を貼り合わせて金属蒸着膜を形成することを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、金属蒸着膜の形成時における半導体ウエハーの最高到達温度を40℃〜50℃程度にすることができるので、樹脂製支持部材が溶解するのを防止することができる。
この発明にかかる半導体素子の製造方法によれば、半導体ウエハーの裏面を研削して薄ウエハー化する際に、研削塵がたまるのを防ぐことができるという効果を奏する。また、この発明にかかる半導体素子の製造方法によれば、薄ウエハーが割れるのを防ぐためにウエハーに貼り合わされる支持部材を再利用しなくてもよいという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体素子の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1〜8は、実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。以下に説明する実施の形態1〜3では、nドープのエピタキシャルウエハーを用いてFS型IGBTを作製する場合を例にして説明するが、FZウエハーを用いてFS型IGBTを作製する場合でも、同様の工程で製造プロセスを進めることができる。また、NPT型IGBTや逆阻止型IGBT、MOS−FET、ダイオードなどの製造時にも、同様に適用することができる。
まず、以下のようにしてウエハー表面に表面側素子構造部を作製する。はじめに、n半導体基板31の上に、エピタキシャル層32を成長させたエピタキシャルウエハーの表面側、すなわちエピタキシャル層32の表面に、SiO2などのゲート酸化膜とポリシリコンなどからなるゲート電極を堆積し、これらを加工する。そして、その表面にBPSGなどの層間絶縁膜を堆積し、これを加工することによって、絶縁ゲート構造を作製する。
つづいて、pベース層を形成し、その中にnエミッタ層を形成する。そして、アルミ・シリコン膜などからなる表面電極、すなわちエミッタ電極を形成し、400℃〜500℃程度で熱処理をおこなって、アルミ・シリコン膜などを安定した接合性を有する低抵抗配線とする。その上全面に、ポリイミドなどの絶縁保護膜を積層する。
さらに、ウエハー表面に、個々のチップ外周に沿う格子状のポリイミド保護膜を形成する。ここまでで、ウエハー表面に表面側素子構造部33ができあがる(図1)。この表面側素子構造部33を作製する際の拡散工程において、エピタキシャル層32にn型不純物が拡散し、エピタキシャル層32が活性層となる。以下、表面側素子構造部33が作製された側の面をウエハー表面とし、その反対側の面をウエハー裏面とする。
つぎに、バックグラインドやエッジングなどによってウエハー裏面(n半導体基板31側)を研削し、表面側素子構造部33を含むウエハー全体の厚さが所望の厚さ、例えば70μmで、かつn半導体基板31が、例えば5μmの厚さで残るようにする(図2)。なお、バックグラインドをおこなう際は、一定の剛性および柔軟性を備え、凹凸を吸収できるバックグラインドテープ(例えば、高バンプ吸収テープや三井化学株式会社製の型式M265など)を用いる。これにより、バックグラインド時のウエハーの割れ率を大幅に低減することができる。
つぎに、表面側素子構造部33の表面に、PET(ポリエチレンテレフタレート)基板40を貼り合わせる(図3)。PET基板40は、図4に示すように、基材となるPETフィルム41に発泡テープ42が貼り合わされてできており、PETフィルム41が支持部材として機能する。ウエハーに対しては、発泡テープ42側が接着される。PETフィルム41の厚さは、例えば100μmであり、発泡テープ42の厚さは、例えば50μmであり、PET基板40全体の厚さは150μmである。発泡テープ42は、加熱発泡により剥離可能な加熱発泡テープ型シートで、ウエハーとの接着時に気泡が入らないものを用いる。また、発泡テープ42は、耐熱温度が高く、アウトガスが少なく、剥離しやすいものがよい。また、基材としては、PETフィルム41の他、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体)やPO(ポリオフィレン)などの他の樹脂基材を用いてもよい。
つづいて、ウエハーの裏面から、p型不純物であるボロンを、ドーズ量が例えば1×1013cm-2〜1×1014cm-2で、加速電圧が例えば20keV〜100keVでイオン注入する。その後、ウエハー裏面にレーザーを照射してアニールをおこない、コレクタ層となるp層34を形成する(図5)。特に限定しないが、ここでは、レーザーとして、XeClパルスレーザー(波長:308nm、半値幅:49ns、周波数:100Hz)を用いる。そして、例えば1回の照射エリアを約1mm角とし、50%〜90%オーバーラップさせて照射する。このレーザーアニールによって、ウエハー裏面のp層34のみを活性化させることができるので、PET基板40の耐熱温度に関係なく熱処理をおこなうことができる。なお、XeClレーザーに代えて、YAG2ωレーザー、YAG3ωレーザーやXeFレーザーを用いてもよい。
つづいて、ウエハー裏面に、例えばアルミニウム、チタン、ニッケル、金を蒸着し、4層からなる裏面電極35を形成する(図6)。ここで、裏面電極35を形成する金属の蒸着は、静電チャック方式を用いておこなう。静電チャック方式は、吸着プレートとウエハーの間に電圧を印加し、この間に発生した力によって被吸着物質をウエハーに吸着させる蒸着方式である。ここでは、吸着プレートにPET基板40を隙間なく貼り合わせて蒸着をおこなう。これにより、4層成膜時の最高到達温度を40℃〜50℃程度にすることができるので、蒸着中にPETフィルム41が溶解するのを防止することができる。また、PETフィルム41の温度マージンを大きく取ることができるので、支持部材として利用できる樹脂基材の種類も拡大することとなる。
なお、静電チャック方式を用いず、低温スパッタ方式によって金属膜の蒸着をおこなうこともできる。この方式によっても、4層成膜時の最高到達温度は110℃程度であり、PETフィルム41の溶解温度より低くすることができる。
その後、PET基板40をホットプレート上に置き、発泡テープ42を加熱発泡させる(図7)。このときの加熱温度は、例えば、発泡テープ42の剥離温度が120℃の場合、120℃〜130℃程度である。これにより、ウエハーとPETフィルム41とを容易に剥離することができる。
そして、ウエハー裏面にダイシングテープ36を貼り合わせ、複数のチップ37に切断する(図8)。図示省略するが、各チップ37は、裏面電極35を介して配線基板などの固定部材に半田付けされる。そして、各チップ37のウエハー表面側の電極には、アルミワイヤ電極が超音波ワイヤボンディング装置により固着される。
図9は、裏面電極形成後のウエハーの割れ率と裏面研削後のウエハーの厚さとの関係を示す説明図である。実施の形態1のように製造工程を進めた場合、すなわち、ウエハーの裏側の研削後にPETフィルム41を発泡テープ42を介してウエハーと貼り合わせ、静電チャック方式で金属蒸着をおこなった場合のウエハーの割れ率およびウエハーの厚さの関係を、図9中三角のプロットで示す(実施例)。この実施例では、バックグラインド時に、高バンプ吸収テープをバックグランドテープとして用いている。
比較のため、支持部材を貼らずに製造工程をおこなった場合(背景技術参照)のウエハーの割れ率およびウエハーの厚さの関係を、図9中四角のプロットで示す(従来例)。図9に示すように、実施の形態1のように製造工程を進めた場合には、裏面研削後のウエハーの厚さを70μmまで薄くしても、金属蒸着後の割れ率はほぼゼロと極めて小さい。それに対して、従来例では、裏面研削後のウエハーの厚さを90μm、80μm、および70μmとしたときの割れ率は、それぞれ40%、80%、および95%と高くなってしまう。
以上説明したように、実施の形態1にかかる製造方法によれば、裏面研削後のウエハーにPETフィルム41を貼り合わせて裏面工程を進める。これにより、裏面研削前のウエハーに支持部材を接合した場合のような研削塵による影響を受けることなく、薄型のウエハーを製造することができる。
また、従来のように、支持部材を接合させた後にバックグラインドをおこなうと、接着層や支持部材の影響によって、ウエハーのTTV(平坦度)が悪化してしまう。それに対して、実施の形態1では、ウエハーに支持部材を接合させる前にバックグラインドをおこなっているので、ウエハーのTTVを向上させることができる。
また、支持部材として安価なPETフィルム41を用いるので、支持部材の再利用を考慮する必要がない。このため、例えば、支持部材としてガラス基板を用いた場合のように、UV照射によってウエハーから剥離する工程や、王水によってガラス基板を洗浄する工程をおこなう必要がないので、半導体素子の生産効率を向上させることができる。また、発泡テープ42を介してウエハーとPETフィルム41とを貼り合わせているので、加熱発泡によってウエハーからPETフィルム41を容易に剥離することができる。
(実施の形態2)
図10および図11は、実施の形態2にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。実施の形態1では、支持部材であるPETフィルム41を発泡テープ42によってウエハーと貼り合わせた。実施の形態2では、UV照射によって硬化するUV硬化型樹脂を介してPETフィルム41をウエハーに貼り合わせる。なお、実施の形態2でも、実施の形態1と同様に、nドープのエピタキシャルウエハーを用いて、70μmの厚さのFS型IGBTを作製する場合を例にして説明する。また、実施の形態1と同様の処理をおこなう工程については、図示および詳細な説明を省略する。
まず、実施の形態1と同様の手順によって、ウエハー表面に表面側素子構造部33を作製する(図1参照)。つぎに、バックグラインドやエッジングなどによってウエハー裏面(n半導体基板31側)を研削する(図2参照)。なお、バックグラインド時には、実施の形態1と同様に、バックグラインドテープを用いるのが望ましい。
つぎに、表面に表面側素子構造部33の表面に、UV硬化型樹脂層43を介してPETフィルム41を貼り合わせる。詳細には、PETフィルム41の表面にUV硬化型樹脂であるUVレジンを塗布し、その上にウエハーの表面側素子構造部33を貼り合わせる。そして、PETフィルム41側から紫外線を照射してUVレジンを硬化させ、この硬化によって、PETフィルム41とウエハーとの接合強度を高める(図10)。
つづいて、ウエハーの裏面から、p型不純物であるボロンをイオン注入し、レーザーアニールをおこなって、コレクタ層となるp層34を形成する(図5参照)。イオン注入やレーザーアニールなどの条件は、実施の形態1と同様である。
つづいて、ウエハー裏面に、例えばアルミニウム、チタン、ニッケル、金を蒸着し、4層からなる裏面電極35を形成する(図6参照)。このときの蒸着は、実施の形態1と同様に、静電チャック方式を用いた低温スパッタ法によりおこなう。また、静電チャック方式を用いず、低温スパッタ方式によって金属膜の蒸着をおこなうこともできる。
その後、PETフィルム41およびUV硬化型樹脂層43をピール剥離することによって、ウエハーからPETフィルム41とUV硬化型樹脂層43とを剥離する(図11)。具体的には、例えば、図示しない別の接着シートをPETフィルム41上に貼り合わせ、その接着シートごとウエハーから引き離すことによって、PETフィルム41を剥離する。
そして、ウエハー裏面にダイシングテープ36を貼り合わせ、複数のチップ37に切断する(図8参照)。各チップ37は、裏面電極35を介して配線基板などの固定部材に半田付けされ、各チップ37のウエハー表面側の電極には、アルミワイヤ電極が超音波ワイヤボンディング装置により固着される。
以上説明したように、実施の形態2にかかる製造方法によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、UV硬化型樹脂層を介してウエハーにPETフィルム41を貼り合わせているので、ピール剥離によってウエハーからPETフィルム41を容易に剥離することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1および2では、裏面研削後にウエハーに貼り合わせる支持部材として、PETフィルムを用いたが、実施の形態3では、支持部材として高剛性テープを用いる。これにより、PETフィルムと同様に、安価な素材を支持部材として利用し、効率よく薄型の半導体素子を製造することができる。
なお、実施の形態3でも、実施の形態1および2と同様に、nドープのエピタキシャルウエハーを用いて、70μmの厚さのFS型IGBTを作製する場合を例にして説明する。また、実施の形態1および2と同様の処理をおこなう工程については、図示および詳細な説明を省略する。
まず、実施の形態1と同様の手順によって、ウエハー表面に表面側素子構造部33を作製する(図1参照)。つぎに、バックグラインドやエッジングなどによってウエハー裏面(n半導体基板31側)を研削する(図2参照)。なお、バックグラインド時には、実施の形態1と同様に、バックグラインドテープを用いるのが望ましい。
つぎに、表面側素子構造部33の表面に、高剛性テープを貼り合わせる(図3参照)。高剛性テープは、高い剛性を有する接着シートである。高剛性テープとして、例えば、日東電工株式会社製の型式150KLや三井化学株式会社製の型式M265などを用いることができる。また、高剛性を有するものであればこれ以外のものを支持部材として用いてもよい。
つづいて、ウエハーの裏面から、p型不純物であるボロンをイオン注入し、レーザーアニールをおこなって、コレクタ層となるp層34を形成する(図5参照)。イオン注入やレーザーアニールなどの条件は、実施の形態1と同様である。
つづいて、ウエハー裏面に、例えばアルミニウム、チタン、ニッケル、金を蒸着し、4層からなる裏面電極35を形成する(図6参照)。このときの蒸着は、実施の形態1と同様に、静電チャック方式を用いた低温スパッタ法によりおこなう。ここでは、吸着プレートに高剛性テープを隙間なく貼り合わせて蒸着をおこなう。これにより、4層成膜時の最高到達温度を40℃〜50℃程度にすることができるので、蒸着中に高剛性テープが溶解するのを防止することができる。
その後、高剛性シートをピール剥離することによって、ウエハーから高剛性シートを剥離する(図7参照)。具体的には、例えば図示しない別の接着シートを高剛性シートに貼り合わせ、その接着シートごとウエハーから引き離すことによって、高剛性シートを剥離する。
そして、実施の形態1と同様にウエハー裏面にダイシングテープ36を貼り合わせ、複数のチップ37に切断する(図8参照)。各チップ37は、裏面電極35を介して配線基板などの固定部材に半田付けされ、各チップ37のウエハー表面側の電極には、アルミワイヤ電極が超音波ワイヤボンディング装置により固着される。
以上説明したように、実施の形態3によれば、支持部材として安価な高剛性シートを用いているので、支持部材の再利用を考慮する必要がない。従って、実施の形態1と同様に、半導体素子の生産効率を向上させることができる。また、ピール剥離によってウエハーから高剛性シートを容易に剥離することができる。
以上のように、本発明にかかる半導体素子の製造方法は、デバイス厚の薄い半導体素子を製造するのに有用であり、特に、汎用インバータ、ACサーボ、無停電電源(UPS)またはスイッチング電源などの産業分野や、電子レンジ、炊飯器またはストロボなどの民生機器分野に用いられるIGBTなどの電力用半導体素子の製造に適している。
実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態1にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 裏面電極形成後のウエハーの割れ率と裏面研削後のウエハーの厚さとの関係を示す説明図である。 実施の形態2にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 実施の形態2にかかる半導体素子の製造方法の製造プロセスを示す図である。 低ドーズ量の浅いpコレクタ層を有するNPT型IGBTの1/2セル分の構成を示す断面図である。 FS型IGBTの1/2セル分の構成を示す断面図である。 逆阻止型IGBTの1/2セル分の構成を示す断面図である。 従来のFZウエハーを用いたFS型IGBTの製造プロセスを示す図である。 従来のFZウエハーを用いたFS型IGBTの製造プロセスを示す図である。 従来のFZウエハーを用いたFS型IGBTの製造プロセスを示す図である。 従来のFZウエハーを用いたFS型IGBTの製造プロセスを示す図である。 従来のFZウエハーを用いたFS型IGBTの製造プロセスを示す図である。
符号の説明
31 n半導体基板
32 エピタキシャル層
33 表面側素子構造部
34 p
35 裏面電極
36 ダイシングテープ
37 チップ
40 PET基板
41 PETフィルム
42 発泡テープ
43 UV硬化型樹脂層

Claims (6)

  1. 半導体ウエハーの表面に半導体素子の表面側素子構造部を作製する工程と、
    前記表面側素子構造部が作製された前記半導体ウエハーの裏面を研削する工程と、
    裏面研削後の前記半導体ウエハーの前記表面側素子構造部が作製された側の面を樹脂製支持部材に貼り合わせる工程と、
    前記樹脂製支持部材に貼り合わされた状態のまま前記半導体ウエハーの裏面に裏面構造を作製する工程と、
    前記裏面構造が作製された前記半導体ウエハーから前記樹脂製支持部材を剥離させる工程と、
    前記樹脂製支持部材の剥離後、前記半導体ウエハーをチップ状に切断する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 前記樹脂製支持部材は、ポリエステル系樹脂シートであることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造方法。
  3. 前記ポリエステル系樹脂シートは、加熱発泡により剥離可能な接着シートを介して前記半導体ウエハーに貼り合わされることを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  4. 前記ポリエステル系樹脂シートは、UV硬化型樹脂層を介して前記半導体ウエハーに貼り合わされることを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の製造方法。
  5. 前記樹脂製支持部材は、剛性を有するシートであることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造方法。
  6. 前記裏面構造を作製する際に、静電チャック式の吸着プレートに前記樹脂製支持部材を貼り合わせて金属蒸着膜を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の半導体素子の製造方法。


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