JP2007317265A - 回折格子とその製造方法、及び光ピックアップ装置 - Google Patents

回折格子とその製造方法、及び光ピックアップ装置 Download PDF

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JP2007317265A JP2006143733A JP2006143733A JP2007317265A JP 2007317265 A JP2007317265 A JP 2007317265A JP 2006143733 A JP2006143733 A JP 2006143733A JP 2006143733 A JP2006143733 A JP 2006143733A JP 2007317265 A JP2007317265 A JP 2007317265A
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Abstract

【課題】光量損失を抑制することができる回折格子を提供する。
【解決手段】透明基材2の両主面上に夫々形成され、低屈折率材料3aと高屈折率材料4
aとを交互に配置してなる第1及び第2の回折格子部5、6とを備え、第1の回折格子部
5は第2の波長に対して低屈折率材料3aと高屈折率材料4aとの位相差が2πとなるよ
うに低屈折率材料3aと高屈折率材料4aの格子深さを夫々設定し、第1の波長に対して
回折効率が所定の値となるように低屈折率材料3aの幅寸法と回折格子部の周期との比を
0.5以外の値に設定する。また第2の回折格子部6は、第1の波長に対して低屈折率材
料3bと高屈折率材料4bとの位相差が2πとなるように低屈折率材料3bと高屈折率材
料4bの格子深さを夫々設定し、第2の波長に対して回折効率が所定の値となるように低
屈折率材料3bの幅寸法と回折格子部の周期との比を0.5以外の値に設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、異なる複数の波長を回折可能な応回折格子、及びその回折格子を備えた光ピ
ックアップ装置に関するものである。
近年、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)といった異なる種類
の光記憶媒体(以下、光ディスクと称す)から情報を再生したり、情報を記録したりする
光ピックアップ装置が開発されている。
上記のような光ピックアップ装置においては、レーザ光を集光させたレーザスポットが
光ディスクの情報記録面に形成されているトラックを追従するようにトラッキング制御が
行われている。トラッキング制御方法としては、3ビーム法や差動プッシュプル法が広く
利用され、これら3ビーム法や差動プッシュプル法では、レーザ光源からの1つのレーザ
光を3ビーム化するために回折格子が用いられている。
また、近年、光ピックアップ装置の小型化及び低コスト化を図るために、例えばDVD
用の波長帯(650nm)のレーザ光を出射する半導体レーザと、CD用の波長帯(78
5nm)のレーザ光を出射する半導体レーザとを1つのチップ内に形成した所謂モノリシ
ック集積型の2波長レーザ光源が実用化されている。
しかしながら、従来の回折格子は、2波長レーザ光源から出射される2つの異なる波長
のレーザ光を夫々回折して3ビーム化することができないという問題点があった。
そこで、2つの異なる波長のレーザ光を回折可能な回折格子が提案されている。例えば
、特許文献1には、断面形状が凹凸状で、格子の凸部の幅と格子周期との比を0.5以外
の値に設定し、凸部と凹部との透過光の位相差が一方の波長の光に対して2πであり、他
方の波長の光に対して0次回折効率が所定の値に調整されている回折格子を、透光性基板
上の夫々の面に形成した2波長対応の回折格子が開示されている。
図12は、特許文献1に開示されている従来の2波長対応回折格子の構造を示した図で
ある。なお、図8においては、説明を分かり易くするために波長λ1と波長λ2とのレーザ
光線の光路を分離して記載しているが、実際は各波長の光線は同一の光路を伝搬すること
になる。
この図12(a)(b)に示す2波長対応回折格子100は、ガラス等からなる透明基
板101の入射面側に断面形状が周期的な凹凸からなり均一の屈折率を有する回折格子1
02を形成すると共に、透明基板101の出射面側に同じく断面形状が周期的な凹凸から
なり均一の屈折率を有する回折格子103を形成する。これにより、2波長レーザ光源1
0から波長λ1のレーザ光が出射された場合は、回折格子102により波長λ1のレーザ光
をメインビームとなる0次回折光I1(0)と、そのサイドビームとなる二つの±1次回
折光I1(±1)とに回折するようにしている。また2波長レーザ光源10から波長λ2
レーザ光が出射された場合は、回折格子103により波長λ2のレーザ光をメインビーム
となる0次回折光I2(0)と、そのサイドビームとなる二つの±1次回折光I2(±1)
とに回折するようにしている。
また、図12に示す従来の2波長対応回折格子100においては、回折格子102の幅
寸法W11と格子周期P11との比W11/P11(以下、デューティ比という)を0.5以外の
値に設定することにより、DVD用の波長λ1の0次回折光I1(0)と1次回折光I1
±1)の回折効率とが所定の値となるように調整している。また同様に回折格子103の
デューティ比W12/P12を0.5以外の値に設定することにより、CD用の波長λ2の0
次回折光I2(0)と1次回折光I2(±1)の回折効率が所定の値となるように調整して
いる。
特開2001−281432公報
ところで、回折格子における光量損失は、周知の通り回折格子のデューティ比の値が0
.5のときに最も小さくなり、0.5から離れるに従って大きくなる。
このため、上記図12に示した2波長対応回折格子100のように0次回折光と1次回
折光の回折効率が所定の値となるように、回折格子のデューティ比の値を0.5以外の値
を調整すると、回折格子における光量損失が大きくなり、高い光量が求められる例えばD
VDに情報の書き込みを行う光記録装置の光ピックアップ装置等に適用できないという問
題点があった。
そこで、本発明は上記したような点を鑑みてなされたものであり、回折効率の調整を行
うために回折格子のデューティ比の値を0.5以外の値に調整する場合でも光量損失を抑
制することができる回折格子を提供することを目的とする。またそのような回折格子を備
えた光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の回折格子は、複数の異なる波長のうち、少なくとも
一つの波長の光が入射する回折格子であって、透明基材と、透明基材の両主面上に夫々形
成され、第1の屈折率を有する第1の屈折率材料と第1の屈折率材料とは異なる第2の屈
折率を有する第2の屈折率材料とを交互に配置してなる第1及び第2の回折格子部と、を
備え、第1の回折格子部は、第2の波長に対して第1の屈折率材料と第2の屈折率材料と
の位相差が2πとなるように第1の屈折率材料と第2の屈折率材料の格子深さを夫々設定
し、第1の波長に対して回折効率が所定の値となるように第1の屈折率材料の幅寸法と回
折格子部の周期との比を0.5以外の値に設定し、第2の回折格子部は、第1の波長に対
して第1の屈折率材料と第2の屈折率材料との位相差が2πとなるように第1の屈折率材
料と第2の屈折率材料の格子深さを夫々設定し、第2の波長に対して回折効率が所定の値
となるように第1の屈折率材料の幅寸法と回折格子部の周期との比を0.5以外の値に設
定した。
本発明の回折格子によれば、第1の屈折率材料と第2の屈折率材料とを交互に配置して
透明基板の両側の表面上に第1及び第2の回折格子部を夫々形成したことで、第1及び第
2の屈折率材料を選択することが可能になる。これにより、第1及び第2の回折格子部の
幅寸法と格子周期との比を0.5以外の値に調整する場合でも、従来よりその値を0.5
に近づけることが可能になり、第1及び第2の回折格子部における光量損失を抑制するこ
とができる。
また本発明の回折格子は、複数の異なる波長のうち、少なくとも一つの波長の光が入射
する回折格子であって、透明基材と、第1の屈折率を有する第1の屈折率材料と第1の屈
折率材料とは異なる第2の屈折率を有する第2の屈折率材料とを透明基材の主面上に交互
に配置した回折格子部と、を備え、回折格子部は、第1及び第2の波長を含む波長帯域に
対して回折効率が所定の値となるように、第1の屈折率材料の幅寸法と回折格子部の周期
との比を0.5以外の値に設定すると共に、前記第1及び第2の屈折率材料の格子深さを
夫々設定した。
本発明の回折格子によれば、第1の屈折率材料と第2の屈折率材料とを交互に配置して
透明基板の表面上に回折格子部を形成したことで、第1及び第2の屈折率材料を選択する
ことが可能になる。これにより、回折格子部の幅寸法と格子周期との比を0.5以外の値
に調整する場合でも、従来よりその値を0.5に近づけることが可能になり回折格子部に
おける光量損失を抑制することができる。
また本発明の回折格子は、第1の屈折率材料をSiO2、第2の屈折率材料を誘電体で
あるTiO2またはTa25とした。このように第1の屈折率材料をSiO2、第2の屈折
率材料をTiO2またはTa25のように、夫々の材料として誘電体を用いると、例えば
、高い信頼性が要求される車載用の光ディスク装置の光ピックアップ装置に好適な回折格
子を実現することができる。
また本発明の回折格子は、第1の屈折率材料を紫外線硬化樹脂又は熱硬化樹脂、第2の
屈折率材料を誘電体であるTiO2またはTa25とした。このように第1の屈折率材料
として樹脂材料、第2の屈折率材料として誘電体を用いると回折格子のコストダウンを図
ることができる。特に、このような構成の回折格子は、使用条件が穏やかで、且つ低価格
化が求められる家庭用の光ディスク装置の光ピックアップに好適である。
また本発明の光ピックアップ装置は、少なくとも2つの異なる波長の光を出射する光源
と、光源から出射光を光記録媒体に集光する対物レンズとを備え、光記録媒体に情報の記
録又は/及び再生を行う光ピックアップ装置であって、光源と対物レンズとの間の光路中
に、本発明の回折格子を配置するようにした。このように光ピックアップ装置を構成すれ
ば、回折格子と2つの異なる波長の光を出射する光源としてモノリシック集積型2波長レ
ーザとを組み合わせて使用した場合でも、CDやDVD等の異なる種類の光記録媒体に情
報の記録又は再生を確実に行うことができる。
また本発明の回折格子の製造方法は、透明基材の一方の主面上に第1の屈折率を有する
第1の屈折率材料を形成する工程と、第1の屈折率材料の表面上に感光樹脂を塗布する工
程と、感光性樹脂を選択的に露光する工程と、感光性樹脂を現像する工程と、感光性樹脂
により覆われていない領域の第1の屈折率材料をエッチングする工程と、透明基材の表面
上に第1の屈折率材料とは異なる第2の屈折率を有する第2の屈折率材料を形成する工程
と、感光性樹脂を剥離する工程とからなる第1の回折格子部を形成する第1の工程と、透
明基材の他方の主面上に第1の屈折率を有する第1の屈折率材料を形成する工程と、第1
の屈折率材料の表面上に感光樹脂を塗布する工程と、感光性樹脂を選択的に露光する工程
と、感光性樹脂を現像する工程と、感光性樹脂により覆われていない領域の第1の屈折率
材料をエッチングする工程と、透明基材の表面上に第1の屈折率材料とは異なる第2の屈
折率を有する第2の屈折率材料を形成する工程と、感光性樹脂を剥離する工程とからなる
第2の回折格子部を形成する第2の工程とからなる。このようにすれば本発明の回折格子
を作製することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る2波長対応回折格子の構造を示した図である。
なお、図1においては、説明を分かり易くするために、波長λ1と波長λ2とのレーザ光線
の光路を分離して記載しているが、実際は各波長の光線は同一の光路を伝搬することにな
る。
この図1(a)(b)に示す2波長対応回折格子1は、ガラス等の透明基材からなる透
明基板2の一方の表面上に、低屈折率(第1の屈折率)を有する低屈折率材料(第1の屈
折率材料)3aと、この低屈折率材料3aとは異なる高屈折率(第2の屈折率)を有する
高屈折率材料(第2の屈折率材料)4aとを交互に配置した第1の回折格子部5を形成す
ると共に、他方の表面上に低屈折率を有する低屈折率材料3bと、この低屈折率材料3b
とは異なる高屈折率を有する高屈折率材料4bとを交互に配置した第2の回折格子部6を
形成するようにしている。
この場合、第1の回折格子部5は、第1の波長であるDVD用の波長λ1(650nm
)に対して回折効率が所定の値となるように低屈折率材料3aの幅寸法W1と回折周期P1
とのデューティ比W1/P1を0.5以外の値に設定すると共に、第2の波長であるCD用
の波長λ2(785nm)に対して低屈折率材料3aと高屈折率材料4aとの位相差が2
πとなるように低屈折率材料3aと高屈折率材料4aの格子深さを夫々設定することによ
り構成している。
また第2の回折格子部6は、CD用の波長λ2に対しては回折効率が所定の値となるよ
うに低屈折率材料3bの幅寸法W2と格子周期P2とのデューティ比W2/P2を0.5以外
の値に設定すると共に、波長λ1に対して低屈折率材料3bと高屈折率材料4bとの位相
差が2πとなるように低屈折率材料3bと高屈折率材料4bの格子深さを夫々設定するこ
とにより構成している。
図2は、回折格子部のデューティ比と回折効率の関係を示した図であり、(a)は0次
回折効率を、(b)は1次回折効率を夫々示した図である。
この図2(a)に示すように第1及び第2の回折格子部5、6の0次回折効率は、通常
デューティ比の値が0.5のときに最も小さな値となり、0.5の値から離れるにしたが
って大きくなる。一方、図2(b)に示すように第1及び第2の回折格子部5、6の±1
次回折効率は、デューティ比の値が0.5のときに最も大きな値になり、0.5の値から
離れるにしたがって小さくなる。
そこで、本実施形態の2波長対応回折格子1においては、第1及び第2の回折格子部5
、6における夫々の波長λ1、λ2の0次回折効率と1次回折効率が夫々所定の値となるよ
うに第1及び第2の回折格子部5、6のデューティ比を0.5以外の値に調整するように
している。
これにより、2波長レーザ光源10から波長λ1のレーザ光が出射された場合は、第1
の回折格子部5により波長λ1のレーザ光を所定の回折効率でメインビームとなる0次回
折光I1(0)と、そのサイドビームとなる二つの±1次回折光I1(±1)とに回折し、
2波長レーザ光源10から波長λ2のレーザ光が出射された場合は、第2の回折格子部6
により波長λ2のレーザ光を所定の回折効率でメインビームとなる0次回折光I2(0)と
、そのサイドビームとなる二つの±1次回折光I2(±1)とに回折するようにしている
図8に示した従来の2波長対応回折格子100は、凹部を空気により構成しているため
屈折率は1となり、波長λ1、λ2の0次回折効率と1次回折効率とが夫々所定の値となる
ように回折格子のデューティ比を夫々調整し、例えばCDの波長光を3ビーム化するため
に0次回折光と1次回折光との比率を15:1に調整した場合は、デューティ比が0.5
の値から大きくずれて、第1及び第2の回折格子部5、6における光量損失が大きくなっ
てしまうという問題点があった。
これに対して、本実施形態の2波長対応回折格子1においては、透明基板2の両側の表
面上に夫々低屈折率材料3a、3bと高屈折率材料4a、4bとを交互に配置して第1及
び第2の回折格子部5、6を形成することによって、低屈折率材料3a、3b及び高屈折
率材料4a、4bを任意に選択することが可能となった。
従って、低屈折率材料3a、3b及び高屈折率材料4a、4bを適宜選択することで、
第1及び第2の回折格子部5、6のデューティ比を0.5以外の値に調整した場合におい
ても、第1及び第2の回折格子部5、6における光量損失を抑制することが可能になる。
また本実施形態の2波長対応回折格子1においては、低屈折率材料3を屈折率波長分散
が小さい材料、高屈折率材料4を屈折率波長分散が大きい材料を夫々用いるようにした。
具体的には、例えば低屈折率材料3として誘電体であるSiO2、高屈折率材料4として
同じく誘電体であるTiO2又はTa25を夫々用いるようにした。このように低屈折率
材料3をSiO2、高屈折率材料をTiO2またはTa25等の誘電体材料に構成すると、
例えば、高い信頼性が要求される車載用の光ディスク装置の光ピックアップ装置に好適な
回折格子を実現することができる。
また本実施形態の2波長対応回折格子1は、低屈折率材料3を紫外線硬化樹脂又は熱硬
化樹脂、高屈折率材料4をTiO2またはTa25等の誘電体材料により構成した。この
ように低屈折率材料3として樹脂材料を用いると、2波長対応回折格子1のコストダウン
を図ることができる。特に、このような構成の2波長対応回折格子1は、使用条件が穏や
かで、且つ低価格化が求められる家庭用の光ディスク装置の光ピックアップに好適とされ
る。
図3は本発明の第2の実施形態に係る2波長対応回折格子の構造を示した図である。
この図3に示す2波長対応回折格子20は、ガラス等からなる透明基材2と、低屈折率
(第1の屈折率)を有する低屈折率材料(第1の屈折率材料)3と、低屈折率材料3とは
異なる屈折率で、且つ低屈折率材料3の屈折率より高い高屈折率(第2の屈折率)を有す
る高屈折率材料(第2の屈折率材料)4とからなる。そして、透明基材2の出射面側に低
屈折率材料3と高屈折率材料4とを交互に配置することにより、透明基材2の表面に断面
形状が周期的な凹凸となる回折格子を形成するようにしている。
そしてこの場合も、所定の波長帯域における回折効率がほぼ一定となるように低屈折率
材料3の幅W3と周期P3とのデューティ比W3/P3を0.5以外の値に設定すると共に、
低屈折率材料3と高屈折率材料4との格子深さ(厚さ)を適宜設定するようにした点に特
徴がある。
図4は、2波長対応回折格子20における波長と回折効率との関係を示した図である。
この図4に示すように2波長対応回折格子20は、少なくともDVD用の波長λ1(65
0nm)からCD用の波長λ2(785nm)までの波長帯域における0次回折光I(0
)とその±1次回折光I(±1)の回折効率の値をほぼ同じにすることができる。
ここで、図5を参照しながら、低屈折率材料3と高屈折率材料4との格子深さと回折効
率との関係を説明する。
図5は、2波長対応回折格子20の回折格子部分を示した拡大断面図であり、この図5
に示すように、低屈折率材料3の屈折率をnL、高屈折率材料4の屈折率をnH、回折格子
のピッチをP、低屈折率材料3部分の幅をW、低屈折率材料3の格子深さをdL、高屈折
率材料4の格子深さをdHとする。
回折格子のm次光の回折効率をηmとすると、回折効率ηmは、P、W、Γによって式(
1)のような関数によって示すことができる。
Figure 2007317265
位相変調量Γは波長により変化するため、異なる波長で回折効率ηmを同じ値にするた
めには、波長が変化しても位相変調量Γが変化しないように補償すれば良い。
ここで、位相変調量Γは式(2)のように示すことができる。
Figure 2007317265
また、格子材料の屈折率は波長分散を持つため、波長λ1での低屈折率材料3の屈折率
をnL1、高屈折率材料4の屈折率をnH1、波長λ2での低屈折率材料3の屈折率をnL2
高屈折率材料4の屈折率をnH2とすると、波長λ1における位相変調量をΓ1、及び波長λ
2における位相変調量をΓ2は、下記式(3)、(4)のように示すことができる。
Figure 2007317265

Figure 2007317265
そして、波長λ1及びλ2における回折効率を同じにするには、Γ1=Γ2であれば良いか
ら、
Figure 2007317265
を満足するように各条件を設定すれば良い。
ここで、一例として、低屈折率材料3をSiO2、高屈折率材料4をTa25、波長λ1
を660nm、波長λ2を785nmとすると、各波長λ1及びλ2におけるSiO2、Ta
25の屈折率は、
波長λ1(660nm) SiO2=1.470、Ta25=2.164
波長λ2(785nm) SiO2=1.467、Ta25=2.147
となる。
これらの値を上記した式(5)に代入すると、下記式(6)の結果が得られる。
Figure 2007317265
従って、この式(6)を満たすように低屈折率材料3の格子深さdLと、高屈折率材料
4の格子深さdHを設定すれば、DVD用の波長λ1における0次回折光I(0)の回折効
率とCD用の波長λ2における0次回折光I(0)の回折効率をほぼ同じに設定すること
ができる。なお、説明は省略するが、同様にDVD用の波長λ1における1次回折光I(
±1)の回折効率と、CD用の波長λ2における1次回折光I(±1)の回折効率もほぼ
同じに設定することができる。
ここで、回折光量比(0次回折光/1次回折光)=15.0に設定する場合を考えると
、波長λ1における位相変調量Γ1=0.123とすれば良いので、式(3)よりdH=1
430nm、式(6)よりdL=3718nmが得られる。
図6は、低屈折率材料3の格子深さdL=3718nm、高屈折率材料4の格子深さdH
=1430nmに設定したときの波長と回折効率との関係をシミュレーションした結果を
示した図である。
この図6に示すシミュレーション結果からも、DVD用の波長λ1からCD用の波長λ2
における0次回折光I(0)及び1次回折光I(±1)の回折効率をほぼ同じに設定でき
ることが確認された。
このように構成される2波長対応回折格子20においては、前述の通り透明基板2の表
面上に低屈折率材料3と高屈折率材料4とを交互に配置して回折格子部を形成するように
している。この場合、第1及び第2の屈折率材料を適宜選択することによって、回折格子
部のデューティ比を0.5以外の値に調整した場合でも、回折格子における光量損失を抑
制することができる。
また上記2波長対応回折格子20においても、例えば低屈折率材料3として誘電体であ
るSiO2、高屈折率材料4として同じく誘電体であるTiO2又はTa25を夫々用いる
ようにすると、例えば、高い信頼性が要求される車載用の光ディスク装置の光ピックアッ
プ装置に好適な回折格子を実現することができる。
ここで、以下に本実施形態に係る2波長対応回折格子1の製造方法について、図7及び
8を参照しつつ詳細に説明する。
まず、第1の回折格子部5を形成工程について説明する。図7(a)に示すように透明
ガラス基板2を用意し、図7(b)に示すように透明ガラス基板2の表面上に真空蒸着機
やスパッタ成膜等の成膜装置を用いてSiO23を形成する。次に、図7(c)に示すよ
うに前記SiO23の表面上にフォトレジスト31を塗布し、図7(d)に示すように回
折格子の仕様に基づいて所定の寸法でパターニングされたマスク32を用いてフォトレジ
スト31を露光し、このフォトレジスト31を現像したのが図7(e)に示す図である。
そして、図7(f)に示すようにフォトレジストの感光部31aにより覆われていない領
域の前記SiO23をエッチングにより除去する。次に、図7(g)に示すように透明ガ
ラス基板2及びフォトレジスト31aの表面上に真空蒸着機やスパッタ成膜等の成膜装置
を用いてTa254を形成する。そして、図7(h)に示すように剥離液を用いて、フォ
トレジスト31aを剥離して第1の回折格子部5が完成する。
次に、第2の回折格子部6を形成工程について説明する。図8(a)に示すように裏面
に第1の回折格子部5が形成された透明ガラス基板2を用意し、図8(b)に示すように
透明ガラス基板2の表面上に真空蒸着機やスパッタ成膜等の成膜装置を用いてSiO2
を形成する。次に、図8(c)に示すように前記SiO23の表面上にフォトレジスト3
1を塗布し、図8(d)に示すように回折格子の仕様に基づいて所定の寸法でパターニン
グされたマスク32を用いてフォトレジスト31を露光し、このフォトレジスト31を現
像したのが図8(e)に示す図である。そして、図8(f)に示すようにフォトレジスト
の感光部31aにより覆われていない領域の前記SiO23をエッチングにより除去する
。次に、図8(g)に示すように透明ガラス基板2及びフォトレジスト31aの表面上に
真空蒸着機やスパッタ成膜等の成膜装置を用いてTa254を形成する。そして、図8(
h)に示すように剥離液を用いて、フォトレジスト31aを剥離して第2の回折格子部6
が形成されて2波長対応回折格子1が完成する。
また2波長対応回折格子20は、低屈折率材料3を紫外線硬化樹脂又は熱硬化樹脂、高
屈折率材料4をTiO2またはTa25等の誘電体材料により構成した。このように低屈
折率材料3として樹脂材料を用いると、2波長対応回折格子20のコストダウンを図るこ
とができる。特に、このような構成の2波長対応回折格子20は、使用条件が穏やかで、
且つ低価格化が求められる家庭用の光ディスク装置の光ピックアップに好適とされる。
以下に、低屈折率材料3に紫外線硬化樹脂を用いた場合の2波長対応回折格子1の製造
方法について、図9及び10を参照しつつ詳細に説明する。
まず、第1の回折格子部5を形成工程について説明する。図9(a)に示すように透明
ガラス基板2を用意し、図9(b)に示すように透明ガラス基板2の表面上に真空蒸着機
やスパッタ成膜等の成膜装置を用いてTa2534を形成する。次に、図9(c)に示す
ように前記Ta2534の表面上にフォトレジスト31を塗布し、図9(d)に示すよう
に回折格子の仕様に基づいて所定の寸法でパターニングされたマスク32を用いてフォト
レジスト31を露光し、このフォトレジスト31を現像したのが図9(e)に示す図であ
る。そして、図9(f)に示すようにフォトレジストの感光部31aにより覆われていな
い領域の前記Ta2534をエッチングにより除去し、図9(g)に示すようにフォトレ
ジスト感光部31aを剥離する。次に、図9(h)に示すように透明ガラス基板2及びT
2534の表面上に紫外線硬化樹脂33を塗布する。そして、図9(j)に示すように
、前記透明ガラス基板2の表面2aとは反対側の主表面2bから紫外線を照射して紫外線
硬化樹脂33を露光する。ここで、前記紫外線硬化樹脂のTa2534により遮蔽されて
いない領域は感光して硬化することとなる。次に、図9(k)に示すように剥離液を用い
て、感光していない(硬化していない)領域の紫外線硬化樹脂33bを剥離すれば第1の
回折格子部5が完成する。
次に、第2の回折格子部6を形成工程について説明する。図10(a)に示すように裏
面に第1の回折格子部5が形成された透明ガラス基板2を用意し、図10(b)に示すよ
うに透明ガラス基板2の表面上に真空蒸着機やスパッタ成膜等の成膜装置を用いてTa2
534を形成する。次に、図10(c)に示すように前記Ta2534の表面上にフォ
トレジスト31を塗布し、図10(d)に示すように回折格子の仕様に基づいて所定の寸
法でパターニングされたマスク32を用いてフォトレジスト31を露光し、このフォトレ
ジスト31を現像したのが図10(e)に示す図である。そして、図10(f)に示すよ
うにフォトレジストの感光部31aにより覆われていない領域の前記Ta2534をエッ
チングにより除去し、図10(g)に示すようにフォトレジスト感光部31aを剥離する
。次に、図10(h)に示すように透明ガラス基板2及びTa2534の表面上に紫外線
硬化樹脂33を塗布する。そして、図10(j)に示すように、前記透明ガラス基板2の
表面2aとは反対側の主表面2bから紫外線を照射して紫外線硬化樹脂33を露光する。
ここで、前記紫外線硬化樹脂のTa2534により遮蔽されていない領域は感光して硬化
することとなる。次に、図10(k)に示すように剥離液を用いて、感光していない(硬
化していない)領域の紫外線硬化樹脂33bを剥離すれば第2の回折格子部6が形成され
て2波長対応回折格子1が完成する。
なお、本実施形態の2波長対応回折格子1、20は、フォトリソグラフィ法を用いてド
ライエッチング又はリフトオフにより格子を作製しても良いし、或いはナノインプリント
技術と呼ばれるナノオーダーのパターンを有する金型を利用して格子を作製するようにし
ても良い。ナノインプリント技術を利用して格子パターンを作製する場合は、上記したフ
ォトリソグラフィ法に比べて安価に格子を製造することが可能になる。但し、ナノインプ
リント技術を使用する場合は、格子材料に樹脂を用いる必要があるため、低屈折率材料3
に紫外線硬化樹脂又は熱効果樹脂を用いることが好ましい。
図11は上記した本実施形態の2波長対応回折格子1、20を備えた光ピックアップ装
置の構成を示した図である。
この図11に示す光ピックアップ装置は、2波長レーザ光源10から出射された光が2
波長対応回折格子1(20)において0次回折光と±1次回折光に回折される。2波長対
応回折格子1(20)において回折された0次回折光と±1次回折光はビームスプリッタ
21を透過し、コリメートレンズ22により平行光にされた後、対物レンズ23により光
ディスク30の情報記録面上に集光される。そして、光ディスク30で反射された光が再
び対物レンズ23、及びコリメートレンズ22を透過し、ビームスプリッタ21により反
射されて光検出器24の受光面において受光されることになる。
このように本実施形態の2波長対応回折格子1(20)を用いて光ピックアップ装置を
構成すれば、レーザ光源として2波長レーザ光源10を使用した場合でも、CDやDVD
等の異なる種類の光ディスクに対して情報の記録又は再生を確実に行うことが可能になる
なお、本実施の形態では、本発明の回折格子の一例として、異なる2つの波長に対応し
た2波長対応回折格子を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、透明基材
2の表面上に形成する低屈折率材料3と高屈折率材料4との格子深さを変えることによっ
て、例えばBlu−ray Disc等に用いられる青紫色レーザ(405nm)を含む
波長帯域において、波長依存性の小さい回折格子を実現することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る2波長対応回折格子の構造を示した図。 回折格子部のデューティ比と回折効率との関係を示した図。 本発明の第2の実施形態に係る2波長対応回折格子の構造を示した図。 図3に示した2波長対応回折格子における波長と回折効率との関係を示した図。 図3に示した波長対応回折格子の回折格子部を拡大して示した図。 シミュレーション結果を示した図。 本発明の実施形態に係る2波長対応回折格子の製造方法を示した図。 本発明の実施形態に係る2波長対応回折格子の製造方法を示した図。 本発明の実施形態に係る2波長対応回折格子の製造方法を示した図。 本発明の実施形態に係る2波長対応回折格子の製造方法を示した図。 本実施形態の2波長対応回折格子を備えた光ピックアップ装置の構成を示した図。 従来の2波長対応回折格子の構造を示した図。
符号の説明
1、20…2波長対応回折格子、2…透明基板、3、3a、3b…低屈折率材料、4、
4a、4b…高屈折率材料、10…半導体レーザ、21…ビームスプリッタ、22…コリ
メートレンズ、23…対物レンズ、24…光検出器、30…光ディスク

Claims (6)

  1. 複数の異なる波長のうち、少なくとも一つの波長の光が入射する回折格子であって、
    透明基材と、
    前記透明基材の両主面上に夫々形成され、第1の屈折率を有する第1の屈折率材料と該
    第1の屈折率材料とは異なる第2の屈折率を有する第2の屈折率材料とを交互に配置して
    なる第1及び第2の回折格子部と、を備え、
    前記第1の回折格子部は、第2の波長に対して前記第1の屈折率材料と前記第2の屈折
    率材料との位相差が2πとなるように前記第1の屈折率材料と前記第2の屈折率材料の格
    子深さを夫々設定し、
    第1の波長に対して回折効率が所定の値となるように前記第1の屈折率材料の幅寸法と
    回折格子部の周期との比を0.5以外の値に設定し、
    前記第2の回折格子部は、前記第1の波長に対して前記第1の屈折率材料と前記第2の
    屈折率材料との位相差が2πとなるように前記第1の屈折率材料と前記第2の屈折率材料
    の格子深さを夫々設定し、
    前記第2の波長に対して回折効率が所定の値となるように前記第1の屈折率材料の幅寸
    法と回折格子部の周期との比を0.5以外の値に設定したことを特徴とする回折格子。
  2. 複数の異なる波長のうち、少なくとも一つの波長の光が入射する回折格子であって、
    透明基材と、
    第1の屈折率を有する第1の屈折率材料と該第1の屈折率材料とは異なる第2の屈折率
    を有する第2の屈折率材料とを前記透明基材の主面上に交互に配置した回折格子部と、を
    備え、
    前記回折格子部は、前記第1及び第2の波長を含む波長帯域に対して回折効率が所定の
    値となるように、前記第1の屈折率材料の幅寸法と回折格子部の周期との比を0.5以外
    の値に設定すると共に、前記第1及び第2の屈折率材料の格子深さを夫々設定したことを
    特徴とする回折格子。
  3. 前記第1の屈折率材料をSiO2、前記第2の屈折率材料を誘電体であるTiO2または
    Ta25としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の回折格子。
  4. 前記第1の屈折率材料を紫外線硬化樹脂又は熱硬化樹脂、前記第2の屈折率材料を誘電
    体であるTiO2またはTa25としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の回折格
    子。
  5. 少なくとも2つの異なる波長の光を出射する光源と、前記光源から出射光を光記録媒体
    に集光する対物レンズとを備え、光記録媒体に情報の記録又は/及び再生を行う光ピック
    アップ装置であって、
    前記光源と前記対物レンズとの間の光路中に、請求項1乃至4の何れか1項に記載の回
    折格子が配置されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 透明基材の一方の主面上に第1の屈折率を有する第1の屈折率材料を形成する工程と、
    前記第1の屈折率材料の表面上に感光樹脂を塗布する工程と、
    前記感光性樹脂を選択的に露光する工程と、
    前記感光性樹脂を現像する工程と、
    前記感光性樹脂により覆われていない領域の前記第1の屈折率材料をエッチングする工
    程と、
    前記透明基材の表面上に前記第1の屈折率材料とは異なる第2の屈折率を有する第2の
    屈折率材料を形成する工程と、
    前記感光性樹脂を剥離する工程とからなる第1の回折格子部を形成する第1の工程と、
    前記透明基材の他方の主面上に第1の屈折率を有する第1の屈折率材料を形成する工程
    と、
    前記第1の屈折率材料の表面上に感光樹脂を塗布する工程と、
    前記感光性樹脂を選択的に露光する工程と、
    前記感光性樹脂を現像する工程と、
    前記感光性樹脂により覆われていない領域の前記第1の屈折率材料をエッチングする工
    程と、
    前記透明基材の表面上に前記第1の屈折率材料とは異なる第2の屈折率を有する第2の
    屈折率材料を形成する工程と、
    前記感光性樹脂を剥離する工程とからなる第2の回折格子部を形成する第2の工程と
    からなることを特徴とする回折格子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100894321B1 (ko) * 2008-01-29 2009-04-24 도시바삼성스토리지테크놀러지코리아 주식회사 회절격자 및 이를 이용한 광픽업 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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