JP2007317015A - 印刷システム、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷データを送信するホストPC1−1と、ホストPC1−1にネットワーク2を介して接続され、ホストPC1−1から受信する印刷データを所定の地紋パターンに重ね合わせ印刷可能なプリンタ1−6とを有する印刷システム100に於いて、セキュリティを向上させること。
【解決手段】 ユーザ認識部1−13が、非接触型社員証2−1を介して印刷物を取得する操作者を個人認証し、印刷データに印刷物を取得する操作者の特定情報を含ませる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷物の情報漏洩防止を目的として、印刷内容の背景に地紋パターンを埋め込んで印刷を行う印刷システムに関するものである。特に、地紋に埋め込む情報として、画像形成装置を操作するユーザの社員証情報を非接触で取得し、その情報を地紋に埋め込んで印刷する印刷システム、及びその印刷システムに用いられる画像形成装置に関するものである。
従来、印刷内容に地紋を埋め込んで印刷する印刷システムとしては、例えば特許文献1に開示されているような印刷システムがあった。この印刷システムでは、印刷を行うホストコンピュータに予めインストールされているドライバが、印刷開始時に、管理者用ホストに問い合わせし、印刷を行おうとしているユーザが情報漏洩防止の対象となっているかどうかを判断する。その結果、ユーザが情報漏洩防止の対象となるユーザであれば、印刷内容(印刷データ)に地紋を埋め込んでから印刷を開始する。このようにして印刷物の情報漏洩が防止されている。ここで、地紋に埋め込まれる情報は、ユーザと印刷を行うホストコンピュータとを特定できる情報であった。
特開2004−260273号公報
しかしながら、上記の印刷システムでは、地紋に埋め込まれる情報は、印刷を行ったホストコンピュータの情報とそのホストコンピュータへログインしたユーザ名のみであった。従って、実際に印刷装置から印刷物を手に取った人物を特定できないため、悪意をもった人間が不正にパスワードを取得し、他人のコンピュータにアクセスし、重要情報を取得できるという解決すべき課題が残されていた。
印刷データを送信するホスト端末装置と、該ホスト端末装置にネットワークを介して接続され、上記ホスト端末装置から受信する印刷データを所定の地紋パターンに重ね合わせ印刷可能な画像形成装置とを有する印刷システムであって、上記地紋パターンは、印刷物を取得する操作者の特定情報を含むことを主要な特徴とする。
地紋パターンに印刷物を取得する操作者の特定情報を含めることによって、実際に画像形成装置から印刷物を手に取った人物を特定出来るようになるので、悪意をもった人間が不正にパスワードを取得し、他人のコンピュータにアクセスし、重要情報を取得することが出来なくなるので、セキュリティが向上するという効果を得る。
図1は、実施例1の印刷システムの構成図である。
図に示すように、実施例1の印刷システム100は、ホストPC1−1と、プリンタ1−6と、ネットワーク2とを含む。このシステムによって、ホストPC1−1から送信された印刷データが、ネットワーク2を経由してプリンタ1−6で受信され、地紋印刷が実行される。以下に、ホストPC1−1の構成について説明し、続いてプリンタ1−6の構成について説明する。
図に於いて、ホストPC1−1は、アプリケーション1−3と、PC名−ログイン名格納部1−4と、ネットワーク情報格納部1−5とを備え、更に、図示しないCPUが、所定の制御プログラムを実行することによって起動・生成されるドライバ1−2が予めインストールされている。
アプリケーション1−3は、ホストPC1−1上で動作し、ユーザがドライバ1−2に対して印刷動作の指示を行う部分である。PC名―ログイン名格納部1−4は、ホストPC1−1のコンピュータ名、現在ログインしているユーザのログイン名を格納するメモリ領域である。ネットワーク情報格納部1−5は、ホストPC1−1のIPアドレスとMACアドレス等を格納する不揮発性のメモリ領域である。
ドライバ1−2は、上記のように、図示しないCPUが予めインストールされている所定の制御プログラムを実行することによって起動・生成される、社員番号インストール登録部1−2−1、地紋埋め込み指定部1−2−2、情報取得部1−2−3、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4を備えている。
社員番号インストール登録部1−2−1は、ドライバ1−2がインストールされるときにユーザに入力させた社員番号を格納しておく不揮発性のメモリ領域である。地紋埋め込み指定部1−2−2は、ドライバ1−2がプリンタ1−6へ送信する印刷ジョブデータに対して、地紋印刷を行うための指定情報を付加して、プリンタ1−6へ送信する部分である。情報取得部1−2−3は、ドライバ1−2がプリンタ1−6に対して地紋印刷を指定する際に、地紋に埋め込む情報として必要な関連情報を、アプリケーション1−3、PC名−ログイン名格納部1−4、ネットワーク情報格納部1−5から取得する部分である。ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4は、ユーザがドライバ1−2を使用して印刷を行おうとするとき、ユーザに対してジョブ名と印刷パスワードの入力要求を表示し、入力を受け付ける部分である。
次に、プリンタ1−6の構成について説明する。プリンタ1−6は、印刷データ受信部1−7、受信バッファ1−8、ジョブ制御部1−9、地紋印刷データ格納部1−10、地紋印刷情報格納メモリ1−11、操作パネル制御部1−12、ユーザ認識部1−13、管理者通知部1−14、画像形成部1−15、地紋形成埋め込み部1−16、印刷制御部1−17の各構成部分を備える。
印刷データ受信部1−7は、ホストPC1−1にインストールされているドライバ1−2が送信した印刷ジョブデータをネットワーク2を経由して受信する部分である。受信バッファ1−8は、印刷データ受信部1−7が受信した印刷ジョブデータを一時的に格納しておくメモリ領域である。この受信バッファ1−8にアクセスし、ジョブ制御部1−9と画像形成部1−15は、印刷データを取得することができるように構成されている。
ジョブ制御部1−9は、受信された印刷ジョブデータに対して、地紋印刷及び通常印刷に必要な印刷制御を行う部分であり、後に説明する各種の制御手段を有している。その内容については、後で別途説明する。
地紋印刷データ格納部1−10は、地紋印刷を行う印刷ジョブデータを一旦保存しておく記憶領域(例えばHDD)である。地紋印刷情報格納メモリ1−11は、印刷ジョブデータを地紋印刷データ格納部1−10へ格納した時に、格納場所を示すための情報(HDDのファイル名)を格納するメモリ領域である。
操作パネル制御部1−12は、プリンタ1−6の操作パネルに装備されている複数の入力スイッチと液晶ディスプレイへの文字列表示を制御する部分である。ユーザ認識部1−13は、ユーザが個々に所持する非接触型ICカード(例えばRFIDカードで作られた社員証)がプリンタ1−6に近付けられた時に、その存在を認識して非接触型ICカード中の情報を読み出すための、非接触型ICカードリーダの機構を持ち、その制御を行う部分である。
管理者通知部1−14は、プリンタ1−6の管理者のメールアドレスを不揮発性メモリ領域に保持しており、プリンタ内部で発生したトラブル情報をメールにし、ネットワークを通じて管理者に通知する機能を有する部分である。画像形成部1−15は、ジョブ制御部1−9から印刷ジョブデータを受け取り、そのコマンドを解析して印刷するための画像を形成し、印刷画像と地紋パタン画像を重ね合わせて一つの画像に合成する処理を行う部分である。印刷制御部1−17は、プリンタ1−6に備える印刷機構を動作させることにより最終的に実際の印刷動作を行う部分である。
以下に、上記ジョブ制御部1−9に戻って、その内容を詳細に説明する。
図2は、実施例1のジョブ制御部の機能を示すブロック図である。
図に示すように、ジョブ制御部1−9は、その内部に地紋印刷判断手段1−9−1、地紋印刷データ格納処理手段1−9−2、ジョブパスワード認証手段1−9−3、印刷ジョブ選択手段1−9−4、ユーザ比較手段1−9−5、ユーザ不一致メッセージ表示応答制御手段1−9−6、及び、地紋印刷データ取出し手段1−9−7を備えている。
地紋印刷判断手段1−9−1は、印刷ジョブデータの先頭領域を解析し、印刷ジョブが地紋印刷であるか通常印刷であるかを判断する手段である。地紋印刷データ格納処理手段1−9−2は、地紋印刷を行う印刷ジョブデータを地紋印刷データ格納部1−10(図1)に格納すると共に、上記印刷ジョブデータと対応させて地紋印刷情報を地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)に格納する手段である。
ジョブパスワード認証手段1−9−3は、ユーザに対して操作パネル制御部1−12(図1)からジョブパスワードを入力させ、入力されたジョブパスワードに一致する地紋印刷データがあるか否かを地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)から検索して判断する手段である。印刷ジョブ選択手段1−9−4は、パスワードに一致した地紋印刷ジョブデータのジョブ名の一覧を操作パネルに表示し、ユーザから印刷開始したいジョブ名を選択させる手段である。
ユーザ比較手段1−9−5は、ユーザ認識部1−13(図1)から、ユーザが所持する非接触型社員証に格納されている社員証情報を取得し、上記選択された地紋印刷を行う印刷ジョブのユーザと一致するか否かを比較判断する手段である。ユーザ不一致メッセージ表示応答制御手段1−9−6は地紋印刷ジョブデータを送信したユーザと、プリンタ1−6から印刷起動をかけようとしたユーザが異なっていた場合に、警告メッセージとして「ユーザ不一致。あなたの印刷が地紋印刷されます。よろしいですか?」を操作パネルに表示し、印刷開始の可否をユーザに問い合わせる手段である。
地紋印刷データ取出し手段1−9−7は、ユーザが選択したジョブ名に対応する地紋印刷データを地紋印刷データ格納部1−10(図1)から取出し、画像形成部1−15(図1)に受け渡しする手段である。また同時に、地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)から、地紋に埋め込むための情報を取出し、画像形成部1−15(図1)に受け渡す手段である。
本実施例で用いられる非接触型社員証について説明する。
図3は、実施例1の非接触型社員証の構成図である。
図に示すように非接触型社員証2−1は、個人識別情報格納メモリ2−2と、データ通信部2−3と、制御部2−4とを備え、RFIDによる非接触型ICカードで作られたものである。
個人識別情報格納メモリ2−2は、非接触型ICカード2−1の所有者を識別するための社員番号及び非接触型ICカードの種別に関する情報を保持する記憶領域である。個人識別情報格納メモリ2−2へ格納するデータフォーマットについては後に説明する。データ通信部2−3は、自身が備えるアンテナ機構を通じて、プリンタ1−6のユーザ認識部1−13が備えている非接触型ICカードリーダとデータ通信する部分である。制御部2−4は、プリンタ1−6(図1)のユーザ認識部1−13(図1)が備えている非接触型ICカードリーダからのデータ読出し指示を認識し、個人識別情報格納メモリ2−2に格納してある社員証情報等を、上記データ通信部2−3を通じて非接触で送信する部分である。
次に、各データのデータフォーマットについて説明する。
図4は、地紋印刷データのフォーマットの説明図である。
地紋印刷データフォーマット3−1は、地紋印刷モード指定情報3−2、ジョブ名3−3、ジョブパスワード3−4、社員番号3−5、その他地紋埋め込み情報3−6、及び印刷データ3−7を含む。
地紋印刷モード指定情報3−2は、その印刷データが地紋印刷であることを示す特定の文字列が格納されるデータ領域である。ジョブ名3−3は、その印刷データを識別するためのジョブ名を表す文字列が格納されるデータ領域である。プリンタ1−6(図1)で地紋印刷を行う際には、ここに格納された文字列が印刷ジョブ名としてプリンタ1−6の操作パネル上に表示される。ジョブパスワード3−4は、その地紋印刷データをプリンタ1−6で選択する際に事前に入力するパスワードを格納しておくデータ領域である。社員番号3−5は、その印刷データを送信したユーザの社員番号を格納するデータ領域である。その他地紋埋め込み情報3−6は、ジョブ名と社員番号以外の地紋に埋め込むその他の情報を格納しておくデータ領域である。印刷データ3−7は、印刷コマンドデータが格納されるデータ領域である。
図5は、地紋印刷情報の登録形式の説明図である。
この図は、地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)に登録される情報のフォーマットを示している。地紋印刷情報フォーマット4−1は、Next Pointer4−2、ジョブ名4−3、ジョブパスワード4−4、及び社員番号4−5を含む。
Next Pointer4−2は、地紋印刷情報を複数登録した時に次の地紋印刷情報を辿るためのポインタである。ジョブ名4−3及びジョブパスワード4−4及び社員番号4−5は、前記地紋印刷データフォーマット3−1のデータ構造におけるジョブ名3−3−及びジョブパスワード3−4及び社員番号3−5と同等のデータが格納される領域である。ファイル名4−6は、地紋印刷データを地紋印刷データ格納部1−10へ格納した時の格納先を示すためのファイル名である。
図6は、非接触型社員証のデータフォーマットの説明図である。
この図は、非接触型社員証2−1(図1)の内部にある個人識別情報格納メモリ2−2へ格納するデータのフォーマットである。非接触型社員証の個人識別情報フォーマット5−1は、カード媒体識別ID5−2、カード規格情報5−3、及び社員番号5−4を含む。
カード媒体識別ID5−2は、非接触型社員証2−1が非接触型社員証のカードリーダと一対一の通信を行う際に通信先を特定するためのアドレス情報が格納されているデータ領域である。カード規格情報5−3は、非接触型社員証2−1が、本実施例のプリンタで使用可能なことを示す情報が格納されているデータ領域である。社員番号5−4は、非接触型社員証の所有者を識別するための社員番号を格納するデータ領域である。
次に本実施例の印刷システムの動作について説明する。
動作説明の前提条件を以下のように定める。
[前提条件1]
ホストPC1−1(図1)のユーザは、非接触型社員証2−1(図3)を所持している。非接触型社員証2−1は、社員証の発行管理者によって、個人識別情報格納メモリ2−2(図3)の中に社員番号が予め格納されているものとする。
[前提条件2]
ユーザは、ホストPC1−1(図1)から機密情報ファイルが不正に印刷されて社外に持ち出しされることを防止する目的で、特殊なドライバ1−2(図1)をホストPC1−1(図1)にインストールしている。その際にユーザの社員番号を入力してインストールしてあり、社員番号インストール登録部1−2−1(図1)に予めユーザの社員番号が格納されている。一方、プリンタ1−6(図1)の管理者通知部1−14(図1)には、プリンタ1−6の管理者によって、管理者のメールアドレスが予め格納されているものとする。
以上、説明した本実施例の印刷システムが、[前提条件1]、及び[前提条件2]のもとにホストPC1−1(図1)のユーザがプリンタ1−6(図1)に対して印刷データを送信する時の動作についてフローチャートに沿って説明する。
図7は、実施例1のPCの印刷データ送信時のフローチャートである。
図のステップS101からステップS106までステップ順に説明する。
ステップS101
ユーザが印刷したいファイルをアプリケーション1−3(図1)で開き、アプリケーション1−3(図1)に対して印刷メニューを選択すると、ドライバ1−2(図1)が起動してドライバ画面が表示される。ユーザはドライバ1−2(図1)の印刷開始ボタン(図示しない)を押下する。ユーザからの印刷開始指示を認識したドライバ1−2(図1)は、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4(図1)を起動する。
ステップS102
ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4(図1)は、ドライバ1−2(図1)の画面上に任意の印刷ジョブ名と任意のジョブパスワードを入力させる入力画面を表示し、ユーザに印刷ジョブ名とジョブパスワードの入力を求める。この入力要求画面に対して、ユーザは、後にプリンタ1−6(図1)の操作パネルからジョブ名とジョブパスワードを入力する(例えば、ジョブ名として“JobName”、ジョブパスワードとして“1111”を入力する)。入力内容の受け取りが完了すると、ドライバ1−2(図1)は情報取得部1−2−3(図1)を起動する。
ステップS103
情報取得部1−2−3(図1)は、アプリケーション1−3(図1)から現在印刷しようとしているファイルのファイル名と所有者名を取得する。
ステップS104
情報取得部1−2−3(図1)は、PC名−ログイン名格納部1−4(図1)からホストPC1−1のコンピュータ名及び現在ホストPC1−1にログインしているユーザのログイン名を取得する。
ステップS105
情報取得部1−2−3(図1)は、ネットワーク情報格納部1−5(図1)からホストPC1−1のIPアドレスとMACアドレスを取得する。
ステップS106
情報取得部1−2−3(図1)の動作が完了すると、ドライバ1−2(図1)は、地紋埋め込み指定部1−2−2(図1)を起動する。地紋埋め込み指定部1−2−2(図1)は、図4に示す地紋印刷データフォーマット3−1に従った地紋印刷データを作成する。その際、地紋印刷モード指定情報3−2には、地紋印刷を指定するための特定の文字列(例えばDIGITAL_WATERMARK_PRINT=ENABLE)を格納する。ジョブ名3−3には、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4からユーザが入力したジョブ名を取得して、(例えば、DIGITAL_WATERMARK_JOBNAME=“JobName1”のような文字列を)格納する。ジョブパスワード3−4には、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4からユーザが入力したジョブパスワードを取得して、(例えば、DIGITAL_WATERMARK_JOBPASSWORD=“1111”のような文字列を)格納する。社員番号3−5には、社員番号インストール登録部1−2−1に格納されている社員番号を取得して、(例えばDIGITAL_WATERMARK_IDNO=“1001”のような文字列)を格納する。その他地紋埋め込み情報3−6には、情報取得部1−2−3が収集した各種情報(ファイル名、所有者名、コンピュータ名、ログイン名、IPアドレス、MACアドレス)を格納する(例えば、DIGITAL_WATERMARK_OTHERINFO=(“filename1”,“fileuser1”,“computer1”,“loginuser1”,“XX.XX.XX.XX.”“YY−YY−YY−YY−YY−YY−YY”)のような文字列を格納する。)。印刷データ3−7には、地紋印刷の対象となるページを印刷するための印刷コマンドデータを生成して格納する。以上のようにして地紋印刷データフォーマット3−1に従った印刷データの生成が終わると、ドライバ1−2(図1)は上記印刷データをネットワークを通じてプリンタ1−6(図1)へ送信する。
次に、プリンタ1−6(図1)が地紋印刷データを受信した時の動作について説明し、地紋印刷データがプリンタ1−6の内部に一旦溜め込まれる動作について説明する。
図8は、実施例1のプリンタの地紋印刷データ受信時の動作フローチャートである。
図のステップS201からステップS211までステップ順に説明する。
ステップS201
印刷データ受信部1−7(図1)は、ホストPC1−1(図1)のドライバ1−2(図1)から送信された地紋印刷データを受信する。
ステップS202
印刷データ受信部1−7(図1)が受信した印刷データを受信バッファ1−8(図1)に格納し、そのポインタ情報をジョブ制御部1−9(図1)へ通知する。
ステップS203
ジョブ制御部1−9(図1)が、受信バッファ1−8(図1)へのポインタを受け取り、地紋印刷判断手段1−9−1(図2)を呼び出す。
ステップS204
地紋印刷判断手段1−9−1(図2)が、受信データのヘッダ領域(つまり地紋印刷モード指定情報3−2(図4)のデータ領域に地紋印刷であることを明示する所定の文字列があるかどうか)をチェックし、受信データが地紋印刷データであるかどうかを判断する。
ステップS205
受信データが地紋印刷データであった場合には、ステップS206へ進み、そうでない場合にはステップS208へ進む。
ステップS206
地紋印刷データ格納処理手段1−9−2(図2)が、印刷データを全て受信し、地紋印刷データ格納部1−10(図1)へ保存する。
ステップS207
地紋印刷データ格納処理手段1−9−2(図2)が、地紋印刷データ格納部1−10(図1)に保存した印刷データとリンクさせて、地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)内に、地紋印刷データフォーマット3−1(図4)に従った地紋印刷情報を作成する。このとき作成される地紋印刷情報(図5)において、ジョブ名4−3(図5)及びジョブパスワード4−4(図5)及び社員番号4−5(図5)のデータ領域には、上記地紋印刷データ(図4)中のジョブ名3−3及びジョブパスワード3−4及び社員番号3−5に格納されているデータのコピーが格納される。また、ファイル名4−6には、上記地紋印刷データを地紋印刷データ格納部1−10(図1)へ格納した時のファイル名が格納される。また、Next Pointer4−1には、地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)へ、複数の地紋印刷情報を登録したときに、次の地紋印刷情報を辿るためのポインタが格納される。その内容について図を用いて説明する。
図9は、地紋印刷情報格納メモリへの登録例説明図である。
この図は、三個の地紋印刷情報を登録したときの例を示す。この図が示すように、各地紋印刷情報は、先頭ポインタから辿ることができる。以上のようにして、ホストPC1−1(図1)から送信された認証印刷データが、プリンタ1−6(図1)の地紋印刷データ格納部1−10(図1)及び地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)に登録される。以上の動作により、地紋印刷データは受信直後すぐに印刷されるのではなく、一旦プリンタ1−6内部に溜め込まれ、フローを終了する。
ステップS208
一方、ステップS205で受信データが地紋印刷でなかった場合、即ち、ホストPC1−1以外のコンピュータからドライバ1−2のような地紋印刷を行う特殊なドライバでない通常のドライバから送信された通常の印刷データを受信した場合は、ジョブ制御部1−9(図1)が画像形成部1−15(図1)に対して、受信バッファ1−8(図1)へのポインタを渡すと共に、通常印刷であることを通知する。
ステップS209
画像形成部1−15(図1)が、通常印刷モードとして印刷画像を形成する。
ステップS210
画像形成部1−15(図1)が、形成した画像を、印刷制御部1−17(図1)へ受け渡す。
ステップS211
印刷制御部1−17(図1)は、画像形成部1−15(図1)で形成された画像を受け取り、実際の印刷動作を行ってフローを終了する。
次に、プリンタ1−6の内部に一旦溜め込まれた地紋印刷データをプリンタ1−6(図1)が地紋印刷する動作について説明する。
図10は、実施例1のプリンタの地紋印刷の動作フローチャート(その1)である。
図11は、実施例1のプリンタの地紋印刷の動作フローチャート(その2)である
図のステップS301からステップS322までステップ順に説明する。
ステップS301
予め地紋印刷データをプリンタ1−6(図1)に送信して内部にデータを溜め込んだユーザは、プリンタ1−6の操作パネル(図示しない)の正面まで出向き、操作パネルを操作して、ジョブパスワード入力画面を選択する。
ステップS302
プリンタ1−6内の操作パネル制御部1−12(図1)が、ジョブパスワード認識手段1−9−3(図2)と接続し、操作パネルがパスワード受付状態となる。
ステップS303
ユーザは、ホストPC1−1(図1)から地紋印刷データを送信時にドライバ1−2(図1)に入力したジョブパスワードを、プリンタ1−6の操作パネルに対して入力する。
ステップS304
ジョブパスワード認証手段1−9−3(図2)が、入力されたジョブパスワードと、地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)に格納されている(複数の)地紋印刷情報のジョブパスワード4−4(図5)との照合を行う。
ステップS305
その照合の結果、ジョブパスワードが一致する地紋印刷情報がなかった場合は、ステップS306に進み、有った場合にはステップS307へ進む。
ステップS306
ジョブパスワード認証手段1−9−3(図2)は、ユーザに対して、入力したジョブパスワードに、一致するジョブがプリンタ1−6に登録されていないことを、操作パネルのディスプレイ上に表示し、動作フローを終了する。
ステップS307
一方、ステップS305にて、ジョブパスワードが一致する地紋印刷があった場合は、ジョブパスワード認証手段1−9−3が、ジョブパスワードの一致するジョブ名を全てリストアップし、印刷ジョブ選択手段1−9−4(図2)に通知する。
ステップS308
印刷ジョブ選択手段1−9−4(図2)がステップS307でリストアップしたジョブ名を、操作パネル上に表示し、ユーザに選択を求める。
ステップS309
ユーザが操作パネルから、印刷起動をかけたいジョブのジョブ名を選択する。
ステップS310
ユーザ比較手段1−9−5(図2)が、ユーザ認識部1−13(図2)を通じてユーザが所持する非接触型社員証2−1(図3)と非接触で通信し、個人識別情報格納メモリ2−2の社員番号5−4のデータ領域に格納されている社員番号を取得する。
ステップS311
続いて、ユーザが操作パネルから選択したジョブの社員番号と、上記ユーザの所持する社員証から取得した社員番号が一致していた場合は、ステップS316へ進み、一致していない場合にはステップS312へ進む。
ステップS312
ユーザ不一致メッセージ表示応答手段1−9−6(図2)が、「ユーザ不一致です。あなたのIDが地紋印刷されます。よろしいですか?」の警告をディスプレイ表示し、ユーザからの応答を受け付ける。
ステップS313
ユーザから印刷開始指示があった場合、ステップS316へ進み、無かった場合はステップS314へ進む。
ステップS314
ユーザの要望通り印刷は行わない。
ステップS315
ユーザ不一致メッセージ表示応答制御手段1−9−6(図2)は、管理者通知部1−14(図1)を呼び出し、地紋に埋め込みするはずであった情報(すなわち、印刷開始を拒否したユーザの社員証(図6)から取り出した社員番号5−4、および、ホストPC1−1側から送信された図4に示すジョブ名3−3、社員番号3−5、その他地紋埋め込み情報3−6の情報)を、プリンタ1−6の管理者へメールで通知する。そして動作フローを終了する。この動作により、ユーザ不一致の警告に対して印刷開始を取り止めした(不正使用した)ユーザがいた事を、プリンタ1−6の管理者は知ることが出来るようになる。
ステップS316
一方、ステップS311で、ユーザが操作パネルから選択したジョブの社員番号と、上記ユーザの所持する社員証から取得した社員番号が一致していた場合は、地紋印刷データ取出し手段1−9−7(図2)が、地紋印刷データ格納部1−10(図1)から社員番号が一致した地紋印刷情報ファイル名4−6(図5)を参照し、対応する地紋印刷データを地紋印刷データ格納部1−10(図1)から取り出す。
ステップS317
ジョブ制御部1−9(図1)が、画像形成部1−15(図1)に対して、地紋印刷を指示する。その際、印刷データ3−7と、地紋埋め込み情報(すなわち、非接触型社員証2−1から取り出した社員番号5−4、および、ホストPC1−1側から送信されたジョブ名3−3、社員番号3−5、その他地紋埋め込み情報3−6)を合わせて受け渡しする。
ステップS318
画像形成部1−15(図1)が、一旦通常印刷と同じように印刷データ3−7(図4)を解析・処理して印刷画像を形成する。そして、形成した画像を地紋形成埋め込み部1−16(図1)に受け渡す。その際、地紋埋め込み情報を合わせて受け渡しする。
ステップS319
地紋形成埋め込み部1−16(図1)が、地紋埋め込み情報(すなわち、非接触型社員証2−1から取り出した社員番号5−4、および、ホストPC1−1側から送信されたジョブ名3−3、社員番号3−5、その他地紋埋め込み情報3−6の情報)を埋め込んだ地紋を形成し、印刷画像と合成する。そして合成した結果を画像形成部1−15(図1)に返す。
ステップS320
画像形成部1−15(図1)が、上記地紋と合成された画像を印刷制御部1−17(図1)へ受け渡す。
ステップS321
印刷制御部1−17(図1)が、画像を印刷する。
ステップS322
ジョブ制御部1−9(図1)が、印刷制御部1−17(図1)の印刷終了により、印刷し終わった地紋印刷情報および対応するデータを、地紋印刷情報格納メモリ1−11(図1)および地紋印刷データ格納部1−10(図1)から削除してフローを終了する。以上説明した動作によって、印刷を行ったユーザの社員番号を地紋パターンの中に埋め込んで、地紋印刷を行うことが実現できる。
以上説明したように、本実施例によれば、印刷を行ったユーザの社員番号を地紋パターンの中に埋め込んで、地紋印刷を行うことが実現できる。また、ホストPC1−1から印刷起動をかけたユーザと、その用紙を手に取ったユーザの社員番号が異なっていた場合に、両方の社員番号とも地紋の中に埋め込んで印刷することが出来る。更に、ユーザ不一致の警告に対して印刷開始を取り止めした(不正使用した)ユーザがいた場合は、その旨をプリンタ1−6の管理者に通知することが出来る。以上の結果、本実施例を採用した印刷システムでは、セキュリティが向上するという効果を得る。例えば、印刷した用紙が社外に情報漏洩した場合には、その用紙の地紋に埋め込んだ情報を専用のツールで読み出すことによって、その用紙を印刷して手に取ったユーザの社員番号を割り出すことが出来るから、情報漏洩に対する抑止効果を高めることが出来るという効果を得る。
図12は、実施例2の印刷システムの構成図である。
図に示すように、実施例2の印刷システム200は、ホストPC10−1と、プリンタ1−6と、ネットワーク2とを含む。このシステムによって、ホストPC10−1から送信された印刷データが、ネットワーク2を経由してプリンタ1−6で受信され、地紋印刷が実行される。以下に、実施例1と相違するホストPC10−1のみについて説明する。以下の説明では、実施例1と同様の部分には実施例1と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図に於いて、ホストPC10−1は、アプリケーション1−3と、PC名−ログイン名格納部1−4と、ネットワーク情報格納部1−5とを備え、更に、図示しないCPUが所定の制御プログラムを実行することによって起動・生成されるドライバ10−2が予めインストールされている。本実施例の特徴として、本実施例のホストPC10−1が採用しているOSのファイルシステムは、ファイルの属性情報として重要度を含んでいるものとする。つまり、ホストPC10−1で作成された機密情報を含んだファイルは、ユーザがファイルの重要度の属性値を、重要度高(例えば、丸秘やAAAやAAなど)として設定しているものとする。
ドライバ10−2は、上記のように、図示しないCPUが予めインストールされている所定の制御プログラムを実行することによって起動・生成される、社員番号インストール登録部1−2−1、地紋埋め込み指定部1−2−2、情報取得部1−2−3、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4、重要ファイル判断部10−2−5、及び、地紋印刷開始確認メッセージ表示応答制御部10−2−6を備えている。実施例1で説明したドライバ1−2と比べて、重要ファイル判断部10−2−5、及び、地紋印刷開始確認メッセージ表示応答制御部10−2−6が追加された構成である。
重要ファイル判断部10−2−5は、情報取得部1−2−3を通じて、アプリケーション1−3が現在編集中であるファイルの属性情報の中から重要度の属性値を取得し、そのファイル重要度高であるかどうか(例えばAA以上)を判断する部分である。
地紋印刷開始確認メッセージ表示応答制御部10−2−6は、ユーザが印刷しようとしたファイルが重要度高であった場合に、警告メッセージとして「重要ファイルを印刷しようとしています。あなたのIDが地紋印刷されます。よろしいですか?」を操作パネルに表示し、印刷開始の可否をユーザに問い合わせする部分である。
次に本実施例の印刷システムの動作について説明する。
動作説明の前提条件を以下のように定める。
[前提条件1]
ホストPC10−1(図12)のユーザは、非接触型社員証2−1(図3)を所持している。非接触型社員証2−1は、社員証の発行管理者によって、個人識別情報格納メモリ2−2(図3)の中に社員番号が予め格納されているものとする。
[前提条件2]
ユーザは、ホストPC10−1(図12)から機密情報ファイルが不正に印刷されて社外に持ち出しされることを防止する目的で、特殊なドライバ1−2(図12)をホストPC10−1(図12)にインストールしている。その際にユーザの社員番号を入力してインストールしており、社員番号インストール登録部1−2−1(図1)に予めユーザの社員番号が格納されている。一方、プリンタ1−6(図10)の管理者通知部1−14(図10)には、プリンタ1−6の管理者によって、管理者のメールアドレスが予め格納されているものとする。
[前提条件3]
上記2つの前提条件は実施例1と同様であるが、本実施例では更に、ユーザはホストPC10−1上に存在するファイルのうちで重要ファイルであるものについては、各々についてファイルの重要度の属性値を重要度高(例えば、丸秘やAAAやAAなど)として予め設定してあるものとする。
以上、説明した本実施例の印刷システムが、[前提条件1]、[前提条件2]、及び、[前提条件3]のもとにホストPC10−1(図12)のユーザがプリンタ1−6(図12)に対して印刷データを送信する時の動作についてフローチャートに沿って説明する。尚、プリンタ1−6(図12)の動作は実施例1と同様なので説明を省略する。
図13は、実施例2のPCの印刷データ送信時のフローチャートである。
図のステップS401からステップS411までステップ順に説明する。
ステップS401
ユーザが印刷したいファイルをアプリケーション1−3(図12)で開き、アプリケーション1−3に対して印刷メニューを選択すると、ドライバ10−2(図12)が起動してドライバ画面が表示される。ユーザはドライバ10−2の印刷開始ボタンを押下する。ユーザからの印刷開始指示を認識したドライバ10−2は、重要ファイル判断部10−2−5(図12)を起動する。
ステップS402
重要ファイル判断部10−2−5(図12)は、情報取得部1−2−3(図12)を通じて、アプリケーション1−3(図12)が現在編集中であるファイルの属性情報の中から重要度の属性値を取得し、そのファイルが重要度高であるかどうか(例えばAA以上)を判断する。
ステップS403
上記ファイルが重要ファイルでなかった場合は、ステップS404へ進み、重要であった場合にはステップS405へ進む。
ステップS404
ドライバ10−2(図12)は、地紋印刷を行わないときの通常の印刷データをプリンタ10−6(図12)に送信する。つまり、編集中のファイルが重要ファイルでなかった場合は、プリンタ10−6(図12)は地紋印刷を行わないで通常印刷を行い、印刷が完了する。
ステップS405
ドライバ10−2(図12)は地紋印刷開始確認メッセージ表示応答制御部10−2−6(図12)を起動する。起動された地紋印刷開始確認メッセージ表示応答制御部10−2−6(図12)は、警告メッセージとしてドライバ画面上に「重要ファイルを印刷しようとしています。あなたのIDが地紋印刷されます。よろしいですか?」を操作パネルに表示し、印刷開始の可否をユーザに問い合わせする。この応答要求画面に対して、ユーザは印刷開始の可否を指示する。
ステップS406
この応答要求画面に対して、ユーザは印刷開始の可否を指示する。印刷開始が取り止めされた場合は、動作フローを終了し印刷は中止され、フローは終了する。一方、印刷開始が了解された場合は、ステップS407へ進む。
ステップS407
ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4(図12)は、ドライバ10−2(図12)の画面上に任意の印刷ジョブ名と任意のジョブパスワードを入力させる入力画面を表示し、ユーザに印刷ジョブ名とジョブパスワードを入力させる。この入力要求画面に対して、ユーザは、後にプリンタ1−6(図12)の操作パネルから入力することになるジョブ名とジョブパスワードを入力する(例えば、ジョブ名として“JobName”、ジョブパスワードとして“1111”を入力する)。入力内容の受け取りが完了すると、ドライバ10−2(図12)は情報取得部1−2−3(図12)を起動する。
ステップS408
情報取得部1−2−3(図12)は、アプリケーション1−3(図12)から現在印刷しようとしているファイルのファイル名と所有者名を取得する。
ステップS409
情報取得部1−2−3(図12)は、PC名−ログイン名格納部1−4(図12)からホストPC1−1のコンピュータ名及び現在ホストPC1−1にログインしているユーザのログイン名を取得する。
ステップS410
情報取得部1−2−3(図12)は、ネットワーク情報格納部1−5(図12)からホストPC10−1のIPアドレスとMACアドレスを取得する。
ステップS411
情報取得部1−2−3(図12)の動作が完了すると、ドライバ10−2(図12)は、地紋埋め込み指定部1−2−2(図12)を起動する。地紋埋め込み指定部1−2−2(図12)は、図4に示す地紋印刷データフォーマット3−1に従った地紋印刷データを作成する。その際、地紋印刷モード指定情報3−2には、地紋印刷を指定するための特定の文字列(例えばDIGITAL_WATERMARK_PRINT=ENABLE)を格納する。ジョブ名3−3には、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4からユーザが入力したジョブ名を取得して、(例えば、DIGITAL_WATERMARK_JOBNAME=“JobName1”のような文字列を)格納する。ジョブパスワード3−4には、ジョブ名−ジョブパスワード入力部1−2−4からユーザが入力したジョブパスワードを取得して、(例えば、DIGITAL_WATERMARK_JOBPASSWORD=“1111”のような文字列を)格納する。社員番号3−5には、社員番号インストール登録部1−2−1に格納されている社員番号を取得して、(例えばDIGITAL_WATERMARK_IDNO=“1001”のような文字列)を格納する。その他地紋埋め込み情報3−6には、情報取得部1−2−3が収集した各種情報(ファイル名、所有者名、コンピュータ名、ログイン名、IPアドレス、MACアドレス)を格納する(例えば、DIGITAL_WATERMARK_OTHERINFO=(“filename1’’,“fileuser1”,“computer1”,“loginuser1”,“XX.XX.XX.XX.”“YY−YY−YY−YY−YY−YY−YY”)のような文字列を格納する。)。印刷データ3−7には、地紋印刷の対象となるページを印刷するための印刷コマンドデータを生成して格納する。以上のようにして地紋印刷データフォーマット3−1に従った印刷データの生成が終わると、ドライバ10−2(図12)は上記印刷データをネットワークを通じてプリンタ1−6(図12)へ送信する。
以上説明したように、本実施例によれば、ユーザが予め設定しておいた重要ファイルに対してのみ地紋印刷が行われるようになるので、地紋を埋め込む必要がない情報ファイルについては通常印刷を行うことが出来るようになる。これにより、セキュリティレベルを保ちながらシステムの利便性を向上させることが出来るという効果を得る。また、実施例1と比べて、地紋印刷を行っても良いかの問い合わせをプリンタ上ではなく、印刷データ送信する前にホストPCの画面上で問い合わせできるようになるため、ネットワークやプリンタ内の印刷データ格納領域について、資源の節約が出来るようになるという効果を得る。
実施例1では、社員証として非接触型ICカードの例で説明したが、カードをカードリーダ装置に通して認識させる従来のカードパスシステムに置き換えても良い。また、実施例1では、地紋として、人間が眼で見ただけではその模様の意味がわからないようなパターンを背景に描画するという電子透かし技術を用いた例で説明したが、人間の目で見てわかる文字列の形で用紙の余白などに印刷するような方式(可視できるウォーターマーク印刷機能を使用した方式)であっても良い。また、実施例1では、操作パネル制御部がユーザ不一致の警告メッセージを操作パネルの液晶パネル上に文字列として表示する例で説明したが、ユーザ不一致を警告する別の方法として、操作パネル制御部がブザー音を鳴らしたり、操作パネル制御部がランプ光を点灯/点滅させたりする方法も考えることが出来る。また、実施例2では、重要ファイルのためユーザの社員番号が地紋に埋め込まれて印刷される旨の印刷可否応答メッセージを表示したが、この警告メッセージに対してユーザが印刷を中止した場合に単純に印刷動作を終了するのではなく、実施例1と同じようにプリンタ装置の管理者にメールで通知するような対策も行うことが出来る。
実施例1の印刷システムの構成図である。 実施例1のジョブ制御部の機能を示すブロック図である。 実施例1の非接触型社員証の構成図である。 地紋印刷データのフォーマットの説明図である。 地紋印刷情報の登録形式の説明図である。 非接触型社員証のデータフォーマットの説明図である。 実施例1のPCの印刷データ送信時のフローチャートである。 実施例1のプリンタの地紋印刷データ受信時の動作フローチャートである。 地紋印刷情報格納メモリへの登録例説明図である。 実施例1のプリンタの地紋印刷の動作フローチャート(その1)である。 実施例1のプリンタの地紋印刷の動作フローチャート(その2)である。 実施例2の印刷システムの構成図である。 実施例2のPCの印刷データ送信時のフローチャートである。
符号の説明
1−1 ホストPC
1−2 ドライバ
1−2−1 社員番号インストール登録部
1−2−2 地紋埋め込み指定部
1−2−3 情報取得部
1−2−4 ジョブ名−ジョブバスワード入力部
1−3 アプリケーション
1−4 PC名−ログイン名格納部
1−5 ネットワーク情報格納部
1−6 プリンタ
1−7 印刷データ受信部
1−8 受信バッファ
1−9 ジョブ制御部
1−10 地紋印刷データ格納部
1−11 地紋印刷情報格納メモリ
1−12 操作パネル制御部
1−13 ユーザ認識部
1−14 管理者通知部
1−15 画像形成部
1−16 地紋形成埋め込み部
1−17 印刷制御部
2 ネットワーク
2−1 非接触型社員証
100 印刷システム

Claims (14)

  1. 印刷データを送信するホスト端末装置と、該ホスト端末装置にネットワークを介して接続され、前記ホスト端末装置から受信する印刷データを所定の地紋パターンに重ね合わせて印刷可能な画像形成装置とを有する印刷システムであって、
    前記地紋パターンは、印刷物を取得する操作者の特定情報を含むことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記地紋パターンは、前記印刷物に対応する印刷起動者の特定情報を、更に、含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記印刷物を取得する操作者を個人認証するユーザ認証部を備えることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記ユーザ認証部は、
    前記印刷物を取得する操作者のパスワード、及び社員番号の内少なくとも一方の情報に基づいて個人認証することを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
  5. 前記社員番号は、非接触型カードリーダを介して取得されることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記ユーザ認証部は、
    前記印刷物を取得する操作者の個人認証が出来ないと、ユーザ不一致警報を出力する警報手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  7. 前記ホスト端末装置は、
    前記印刷データが重要ファイルであるか否かを判断する重要ファイル判断部を、更に、備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  8. 前記重要ファイル判断部が、重要ファイルであると判断すると、印刷開始の可否をユーザに問い合わせする地紋印刷開始確認メッセージ表示応答制御部を、更に、備えることを特徴とする請求項7に記載の印刷システム。
  9. 所定のホスト端末装置から受信する印刷データを所定の地紋パターンに重ね合わせて印刷可能な画像形成装置であって、
    前記地紋パターンは、印刷物を取得する操作者の特定情報を含むことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記地紋パターンは、前記印刷物に対応する印刷起動者の特定情報を、更に、含むことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記印刷物を取得する操作者を個人認証するユーザ認証部を、更に備えることを特徴とする請求項9、又は請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記ユーザ認証部は、
    前記印刷物を取得する操作者のパスワード、及び社員番号の内少なくとも一方の情報に基づいて個人認証することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記社員番号は、非接触型カードリーダを介して取得されることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記ユーザ認証部は、
    前記印刷物を取得する操作者の個人認証が出来ないと、ユーザ不一致警報を出力する警報手段を備えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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