JP2007316114A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンスの作業性を向上させることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】このカラーレーザプリンタ1は、前面にカバー11が設けられた装置本体1aの後側において上下方向に延設される排紙用の垂直搬送路Lb,Lcと、垂直搬送路Lb,Lcの前方に略垂直に並設され、後方に隣接して配される中間転写ベルト31に画像を転写する4つの画像転写機構30Y,30M,30C,30Kとを備えている。各画像転写機構は、それぞれ、感光体ドラム33と、感光体ドラム33上に潜像を形成する発光ダイオード37aを有するダイオードヘッド37と、感光体ドラム33上の潜像を顕像化する現像装置34とを、その各々が装置本体1aに対して着脱可能に含んでいる。そして、ダイオードヘッド37が、感光体ドラム33と一体的に装置本体1aに対して着脱されるように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の画像転写部を具備した画像形成装置に関する。
従来、複数の画像転写部を具備したカラーレーザプリンタ等の画像形成装置が知られている。
例えば、特許文献1には、装置本体の中央付近に内装された縦置きの中間転写ベルトの前方に複数の画像転写部が配設される構成の画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、装置本体後部に上下方向に延びる搬送路を備えており、この搬送路の上端部から前方に向けて用紙が排出されるようになっている。また、画像転写部は、感光体ドラム、光学装置としてのレーザスキャナユニット(LSU)および現像装置等からなり、装置本体の前面に設けられたカバーを開放することで、当該画像転写部の各構成部材を順次個別に装置本体から取り外せるようになっている。
特開2004−272015号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、画像転写部の各構成部材が装置本体に対して個別に着脱するようになっていることから、例えばメンテナンスで各構成部材を装置本体から順次個別に取り外した後に再び装置本体に取り付けた際には、光学装置と感光体ドラムとの間の位置精度が取外し前と取付け後とで変化している場合がある。これにより、取付け後に光学装置と感光体ドラムとの位置合せを行う必要があるので、メンテナンスの作業性が低下するという問題点がある。
また、特許文献1のカラーレーザプリンタでは、光学装置として比較的大型のLSUを用いているため、光学装置を他の構成部材とユニット化させ難く、また、装置本体の高さ寸法を小さくするのが困難である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、メンテナンスの作業性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の請求項1に記載の画像形成装置は、前面にカバーが設けられた装置本体の後側において上下方向に延設され、上端部から前方に向けて用紙を排出する排紙用の第1搬送路と、前記第1搬送路の前方に略垂直に並設され、後方に隣接して配される所定の被転写体に画像を転写する複数の画像転写部とを備えた画像形成装置であって、前記複数の画像転写部は、それぞれ、感光体ドラムと、前記感光体ドラム上に潜像を形成する光学装置と、前記感光体ドラム上の潜像を顕像化する現像装置とを、その各々が前記装置本体に対して着脱可能に含み、前記光学装置が、少なくとも前記感光体ドラムと一体的に前記装置本体に対して着脱されることを特徴とする。
この発明の請求項1に記載の画像形成装置では、上記のように、画像転写部の各構成部材が装置本体に対して着脱可能であるのに加えて、光学装置を感光体ドラムと一体的に装置本体に対して着脱させるように構成したので、例えばメンテナンスで画像転写部の各構成部材を装置本体から各々取り外した後に再び当該装置本体に取り付けた場合に、光学装置と感光体ドラムとの間の位置精度が取外し前と取付け後とで変化することがない。これにより、取付け後に光学装置と感光体ドラムとの位置合せを行う必要がないので、メンテナンスの作業性を向上させることができる。
上記請求項1に記載の画像形成装置において、前記光学装置は、発光ダイオードを有するダイオードヘッドであることが好ましい(請求項2)。このように、光学装置としてレーザスキャナユニット(LSU)よりも小型の発光ダイオード(LED)を有するダイオードヘッドを用いたので、光学装置と感光体ドラムとを容易にユニット化することができる。また、この場合、光学装置としてレーザスキャナユニットを用いた場合に比べて、装置本体の高さ寸法を小さくすることができる。
上記請求項2に記載の画像形成装置において、好ましくは、前記被転写体は、前記装置本体の中央付近にその上部が下部よりも前方に位置するように傾斜して配設される中間転写ベルトを含み、前記第1搬送路の上端部から排出された用紙を受け止める排紙トレイと、前記第1搬送路と前記中間転写ベルトとの間で前記排紙トレイの下面に沿って延設されるとともに、その一端が前記第1搬送路に接続され、両面印刷時に前記第1搬送路から用紙を引き込む用紙反転用の第2搬送路とをさらに備えている(請求項3)。このように構成すれば、上記請求項2に記載の小型のダイオードヘッドを光学装置として用いる構成を合理的に利用して、排紙トレイの下方の装置本体内に余剰スペースを確保することができるので、両面印刷時の用紙反転に使用される第2搬送路を装置本体内に設けることができる。これによって、用紙反転時に当該用紙の一部が一時的に第1搬送路上端部の排紙口から装置本体外の排紙トレイ上に押し出されなくなるので、使用者が排紙トレイ上に一時的に押し出された用紙を誤って把持することに起因して用紙のジャムが発生するのを防止することができる。
この発明の画像形成装置によれば、メンテナンス等で画像転写部の各構成部材を装置本体から各々取り外した後に再び当該装置本体に取り付けた場合に、光学装置と感光体ドラムとの間の位置精度が取外し前と取付け後とで変化することがないので、取付け後に光学装置と感光体ドラムとの位置合せを行う必要がなくなる。これにより、メンテナンスの作業性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるカラーレーザプリンタの全体構成を示した斜視図であり、図2は、図1に示したカラーレーザプリンタの側断面図である。また、図3は、図2に示したカラーレーザプリンタにおける両面印刷動作を説明するための側断面図であり、図4〜図8は、図2に示したカラーレーザプリンタのメンテナンス時における各構成部材の取外し方法を説明するための側断面図である。まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態によるカラーレーザプリンタ1の全体構成について説明する。なお、本実施形態では、本発明の画像形成装置をカラーレーザプリンタ1に適用した例について説明する。
本実施形態のカラーレーザプリンタ1は、図1および図2に示すように、前面にカバー11が設けられた箱型の装置本体1aを有しており、その装置本体1a内に設けられた搬送路Lに沿って用紙Pを搬送しながら、図略の端末等から送信された画像データに基づいて前記用紙Pに画像を形成するものである。カバー11は、ヒンジ11aで装置本体1aに回動可能に取り付けられている。搬送路Lは、当該カラーレーザプリンタ1の前方から後方に略水平に延びる画像形成用の水平搬送路Laと、水平搬送路Laの後端部から略垂直に立ち上がる排紙用の垂直搬送路(第1搬送路)Lb,Lcとを有しており、側面視で略L字状となるように構成されている。すなわち、このカラーレーザプリンタ1では、垂直搬送路Lb,Lcが装置本体1aの後側に位置しており、カバー11を開けた状態での搬送路Lの露出を抑制するようになっている。
また、カラーレーザプリンタ1は、この装置本体1a内に用紙Pを貯留する挿脱自在の給紙カセット21を備えた給紙部2と、この給紙部2の駆動で給紙カセット21から繰り出された用紙Pを搬送しながら当該用紙Pに画像を転写する画像形成部3と、この画像形成部3で用紙Pに転写された画像に対して定着処理を施す定着部4とが内装されるとともに、装置本体1aの上面に定着部4で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部5が設けられることによって構成されている。
給紙部2には、給紙カセット21の前方上側位置にピックアップローラ22が設けられ、このピックアップローラ22の駆動によって給紙カセット21に貯留されている用紙Pが1枚ずつピックアップされるとともに、その用紙Pを給紙ローラ23、24および25によって搬送路Lの水平搬送路Laに送り出し、さらに、レジストローラ26によって一時待機させた後、所定のタイミングで画像形成部3に向けて送り出されるようになっている。
画像形成部3は、画像転写機構30と、この画像転写機構30によってその表面にトナー像が転写される中間転写ベルト(被転写体)31と、この中間転写ベルト31上のトナー像を給紙カセット21から送り込まれた用紙Pにさらに転写するための2次転写ローラ32とを備えている。
本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、中間転写ベルト31が装置本体1aの中央付近にその上部が下部よりも前方に位置するように傾斜して配設されており、画像転写機構30が中間転写ベルト31の前方に隣接して配設されている。
画像転写機構30は、上流側(図2では上側)から下流側に向けて順次配設されたイエロー用転写機構(画像転写部)30Yと、マゼンタ用転写機構(画像転写部)30Mと、シアン用転写機構(画像転写部)30Cと、ブラック用転写機構(画像転写部)30Kとを備えている。
各転写機構30Y、30M、30Cおよび30Kには、それぞれの中央位置に感光体ドラム33が配されているとともに、各感光体ドラム33の前方上側に現像装置34と、現像装置34にトナーを供給するトナー容器38とが設けられている。そして、図2で反時計回りの方向に回転する感光体ドラム33の周面に現像装置34からトナーが供給され、これによって感光体ドラム33の周面にトナー像が形成されるようになっている。
また、各感光体ドラム33の後方下側には感光体ドラム33周面の残留トナーを除去してクリーニングするドラムクリーニング装置35が設けられるとともに、感光体ドラム33の前方下側には帯電器36が設けられており、ドラムクリーニング装置35によって清浄化処理された感光体ドラム33の周面は、新たな帯電処理のために帯電器36へ向かうことになる。
ここで、本実施形態では、感光体ドラム33の前方位置には、発光ダイオード(LED)37aを有する比較的小型のダイオードヘッド(光学装置)37が設けられている。このようにレーザスキャナユニットよりも小型のダイオードヘッド37を用いるとともに、中間転写ベルト31を装置本体1aの中央付近に傾斜させて配設することによって、装置本体1a内の垂直搬送路Lb,Lcと中間転写ベルト31との間に十分な余剰スペースを確保することができ、また、装置本体1aの高さサイズ等を小さくすることもできる。このダイオードヘッド37は、帯電器36によって一様に帯電された感光体ドラム33の周面に、図略の画像読取り装置から入力された画像データに基づくレーザー光を照射するものであり、これによって各感光体ドラム33の周面に静電潜像が形成されるようになっている。この静電潜像に現像装置34からトナーが供給されることにより、感光体ドラム33の周面にトナー像が形成され、このトナー像が中間転写ベルト31によって搬送されつつある用紙Pに転写されるのである。
また、このような画像形成部3の画像転写機構30(各転写機構30Y、30M、30Cおよび30K)の各構成部材は、装置本体1aに対して各々着脱可能に構成されている。具体的には、感光体ドラム33、現像装置34、ドラムクリーニング装置35、帯電器36、ダイオードヘッド37およびトナー容器38が各々装置本体1aに対して着脱可能であり、さらに、本実施形態では、感光体ドラム33、ドラムクリーニング装置35、帯電器36およびダイオードヘッド37が露光ユニットUとしてユニット化された状態で装置本体1aに対して一体的に着脱可能となっている。このため、着脱動作に伴って感光体ドラム33、ドラムクリーニング装置35、帯電器36およびダイオードヘッド37間で互いの位置精度が変化することがない。なお、ダイオードヘッド37がレーザスキャナユニットに比べて十分に小さいことから、容易に、ダイオードヘッド37を他の部材とともにユニット化することができる。
中間転写ベルト31は、各転写機構30Y、30M、30Cおよび30Kの後方位置において、表面側が感光体ドラム33の周面にそれぞれ当接するように駆動ローラ31aおよび従動ローラ31b間に張設されている。各感光体ドラム33の後方上側には、中間転写ベルト31を介して1次転写ローラ31cがそれぞれ設けられており、中間転写ベルト31は、これらの1次転写ローラ31cに押えられることにより、各感光体ドラム33から離間するのが防止されるようになっている。
そして、駆動ローラ31aの駆動により中間転写ベルト31が時計回りの方向に周回することによって、各感光体ドラム33上に形成されたトナー画像が、1次転写ローラ31cにより重ね塗り状態で中間転写ベルト31の表面に順次転写される。そして、中間転写ベルト31の表面に形成されたカラー画像が、2次転写ローラ32と駆動ローラ31aとの間で用紙Pに転写され、これによって用紙Pにカラーの転写画像が形成されるようになっている。
また、従動ローラ31bの前方上側には、ベルトクリーニング装置39が設けられており、用紙Pへのトナー像の転写処理後の中間転写ベルト31の表面に残留しているトナーが、このベルトクリーニング装置39によって取り除かれ、これによって清浄化した中間転写ベルト31が感光体ドラム33に供給されるようになっている。
定着部4は、画像形成部3で用紙Pに転写された転写画像に定着処理を施すものであり、通電発熱体により加熱される熱ローラ41と、この熱ローラ41に対向配置され、周面が熱ローラ41の周面に押圧当接される加圧ローラ42とを備えている。
そして、画像形成部3で2次転写ローラ32により用紙Pに転写された転写画像は、当該用紙Pが熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する際の加熱による定着処理で用紙Pに定着される。
そして、定着処理の施された用紙Pは、搬送ローラ13,14および排紙ローラ51によって垂直搬送路LbおよびLcを通って装置本体1aの上部に形成された排紙部5の排紙トレイ52上に排出されるようになっている。
ここで、本実施形態では、カラーレーザプリンタ1は、垂直搬送路Lbと垂直搬送路Lcとの境界部に回動可能に設けられた切替手段15と、切替手段15の直下位置から前方斜め上に向けて延びる反転用搬送路(第2搬送路)L2とを備えている。この反転用搬送路L2は、装置本体1a内の垂直搬送路LbおよびLcと中間転写ベルト31との間の余剰スペースで排紙トレイ52の下面に沿って延設されており、両面印刷時に切替手段15を時計回りの方向に回動させることで垂直搬送路Lbから用紙Pを引き込むようになっている。
また、反転用搬送路L2の下方の余剰スペースには、当該カラーレーザプリンタ1の各種動作制御を行うための制御基板12a、電源基板12bおよび高圧印加基板12cが配されている。
また、カラーレーザプリンタ1は、搬送路Lの水平搬送路Laと給紙部2との間に配設されるスイッチバック部6を備えており、用紙Pの両面に画像形成処理を施与可能なようになっている。
すなわち、画像形成部3で一方の面に画像形成処理を施されて定着部4で定着処理を施された用紙Pが、搬送ローラ14の正回転によって定着部4から引き出される。このとき、制御基板12aからの両面印刷指示信号を受けて、切替手段15が時計回りの方向に回動することで用紙Pの先端が反転用搬送路L2に導かれる。その後、該搬送ローラ14の逆回転によって用紙Pの搬送方向が切り替えられ、用紙Pがスイッチバック部6に送り込まれる。これにより、用紙Pが装置本体1aの外部に押し出されることなく用紙Pをスイッチナック部6に送り込むことができる。
そして、スイッチバック部6の搬送ローラ6aによりスイッチバック搬送路L1を通って画像形成部3に送り込まれた用紙Pは、その他方の面に画像形成処理を施された後、定着部4で定着処理を施され、再び搬送ローラ14の正回転によって定着部4から引き出される。このとき、制御基板12aからの用紙排出指示信号を受けて、切替手段15が反時計回りの方向に回動することで用紙Pの先端が垂直搬送路Lcに導かれ、排紙部5の排紙トレイ52上に排出されるように構成されている。
次に、メンテナンス時における画像転写機構30の各構成部材の装置本体1aに対する着脱方法について説明する。
まず、図1に示したカラーレーザプリンタ1の前面のカバー11を開放し、図4に示すように、装置本体1a内を外部に露出させる。そして、図5に示すように、装置本体1aの前面側に位置するトナー容器38を装置本体1aから離脱させた後、図6に示すように、現像装置34を装置本体1aから離脱させる。次に、感光体ドラム33、ドラムクリーニング装置35、帯電器36およびダイオードヘッド37からなる露光ユニットUを装置本体1aから離脱させる。なお、図示していないが、中間転写ベルト31も装置本体1aに対して着脱可能であり、上記露光ユニットUを取り外した後に装置本体1aから離脱させるようになっている。
このようにして画像転写機構30の各構成部材を装置本体1aから取り外してメンテナンスを行った後、再び上記各構成部材を上述した手順とは逆の手順で、つまり、露光ユニットU、現像装置34およびトナー容器38の順で装置本体1aに取り付ける。このように、感光体ドラム33とダイオードヘッド37とがユニット化されて装置本体1aに対して一体的に着脱可能に構成されているため、取付け後に感光体ドラム33と発光ダイオード37aとの位置合せを行う必要がない。
本実施形態では、上記のように、画像転写部3の画像転写機構30の各構成部材が装置本体1aに対して着脱可能であるのに加えて、ダイオードヘッド37を感光体ドラム33と一体的に装置本体1aに対して着脱させるように構成したので、例えばメンテナンスで画像転写機構30の各構成部材を装置本体1aから各々取り外した後に再び当該装置本体1aに取り付けた場合に、ダイオードヘッド37と感光体ドラム33との間の位置精度が取外し前と取付け後とで変化することがない。これにより、取付け後にダイオードヘッド37と感光体ドラム33との位置合せを行う必要がないので、メンテナンスの作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像転写機構30にレーザスキャナユニット(LSU)よりも小型の発光ダイオード37aを有するダイオードヘッド37を設けたので、ダイオードヘッド37と感光体ドラム33とを容易にユニット化することができる。また、画像転写機構30にレーザスキャナユニットを設ける場合に比べて、装置本体1aの高さ寸法を小さくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、小型のダイオードヘッド37を画像転写機構30に設ける構成を合理的に利用して、排紙トレイ52の下方の装置本体1a内に余剰スペースを確保することができるので、両面印刷時の用紙反転に使用される反転用搬送路L2を装置本体1a内に設けることができる。これによって、用紙反転時に当該用紙Pの一部が一時的に垂直搬送路Lcの上端部の排紙口から装置本体1a外の排紙トレイ52上に押し出されなくなるので、使用者が排紙トレイ52上に一時的に押し出された用紙Pを誤って把持することに起因して用紙Pのジャムが発生するのを防止することができる。また、上記余剰スペースに各基板12a〜12cを纏めて配設することができるので、基板12a〜12cに接続される線材の引回し処理を簡略化することができる。
なお、上記実施形態では、本発明を、画像転写機構30で形成されたトナー像を中間転写ベルト31に転写しさらに中間転写ベルト31上のトナー像を用紙Pに2次転写する、いわゆる中間転写ベルト方式のカラーレーザプリンタ1に適用した例について示したが、これに限らず、画像転写機構30で形成されたトナー像を、装置本体1a後部の垂直搬送路Lb,Lcに沿って略垂直に配された搬送ベルトにより搬送される用紙Pに直接転写する、いわゆる直接転写方式のカラーレーザプリンタにも適用可能である。この場合、搬送ベルトで搬送される用紙Pが本発明の「被転写体」に相当する。また、カラー方式であればプリンタ以外の複写機やファクシミリ、それらの複合機等にも適用可能である。
また、上記実施形態では、中間転写ベルト31を装置本体1aの中央付近に傾斜して配設する例について示したが、これに限らず、中間転写ベルト31が垂直搬送路Lb,Lcの前方でかつ画像転写機構30の後方に位置しているならば、中間転写ベルト31を装置本体1aの中央付近以外の領域に配設してもよいし、傾斜させることなく垂直に配設してもよい。
本発明の一実施形態によるカラーレーザプリンタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示したカラーレーザプリンタの側断面図である。 図2に示したカラーレーザプリンタにおける両面印刷動作を説明するための側断面図である。 図2に示したカラーレーザプリンタのカバーを開けた状態を示した側断面図である。 図4に示したカラーレーザプリンタからトナー容器を取り外した状態を示した側断面図である。 図5に示したカラーレーザプリンタから現像装置を取り外した状態を示した側断面図である。 図6に示したカラーレーザプリンタから露光ユニットを取り外した状態を示した側断面図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
1a 装置本体
11 カバー
30Y イエロー用転写機構(画像転写部)
30M マゼンタ用転写機構(画像転写部)
30C シアン用転写機構(画像転写部)
30K ブラック用転写機構(画像転写部)
31 中間転写ベルト(被転写体)
33 感光体ドラム
34 現像装置
37 ダイオードヘッド(光学装置)
37a 発光ダイオード
52 排紙トレイ
Lb,Lc 垂直搬送路(第1搬送路)
L2 反転用搬送路(第2搬送路)
P 用紙
U 露光ユニット

Claims (3)

  1. 前面にカバーが設けられた装置本体の後側において上下方向に延設され、上端部から前方に向けて用紙を排出する排紙用の第1搬送路と、前記第1搬送路の前方に略垂直に並設され、後方に隣接して配される所定の被転写体に画像を転写する複数の画像転写部とを備えた画像形成装置であって、
    前記複数の画像転写部は、それぞれ、
    感光体ドラムと、
    前記感光体ドラム上に潜像を形成する光学装置と、
    前記感光体ドラム上の潜像を顕像化する現像装置とを、その各々が前記装置本体に対して着脱可能に含み、
    前記光学装置が、少なくとも前記感光体ドラムと一体的に前記装置本体に対して着脱されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光学装置は、発光ダイオードを有するダイオードヘッドであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記被転写体は、前記装置本体の中央付近にその上部が下部よりも前方に位置するように傾斜して配設される中間転写ベルトを含み、
    前記第1搬送路の上端部から排出された用紙を受け止める排紙トレイと、
    前記第1搬送路と前記中間転写ベルトとの間で前記排紙トレイの下面に沿って延設されるとともに、その一端が前記第1搬送路に接続され、両面印刷時に前記第1搬送路から用紙を引き込む用紙反転用の第2搬送路とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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