JP2007314107A - 流体圧パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、中立剛性を確保しながら、ハンドル操作に応じて滑らかにトーションバーの剛性を変えることができる流体圧パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】出力軸2に固定されたトーションバー3と、入力軸1との間に介在し、トーションバー3と入力軸1との間のトルクを伝達し、軸方向位置が可変なトルク伝達ピストン4を備え、駆動側流体Fをトルク伝達ピストン4に作用させ、その流体圧力が高くなるにつれトルク伝達ピストン4の軸方向位置が入力軸1から出力軸2へのトーションバー3を介したトルク伝達長さが長くなる位置になるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンドルに連結された入力軸とステアリング部に連結された出力軸とをトーションバーで連結し、このトーションバーの捩じれに応じた流体圧駆動力により操舵力を補助する流体圧パワーステアリング装置に関する。
油圧などを用いた流体圧パワーステアリング装置では、トーションバーは、低速時には入力軸から出力軸に伝わるトルクへの感度を良くすること、つまり、剛性が小さくなることが要請される一方、高速時には、剛性が大きくなって、操舵安定性を確保できることが要請される。
つまり、トーションバーは、相反する二つの特性、つまり、高剛性と低剛性との二つの特性を満たすことが要請されるが、この要請に応えるべく種々の流体圧パワーステアリング装置が提案されている。
図4は、本出願人の提案した特許文献1に記載された流体圧パワーステアリング装置を示すものであって、(a)は、その要部縦断面図、(b)は(a)の横断面図である。
この流体圧パワーステアリング装置20は、ハンドル(不図示)に連結された入力軸11と、ステアリング部19に連結された出力軸12とをトーションバー13で連結し、このトーションバー13の捩じれに応じた流体圧駆動力により操舵力を補助するもので、全体として、ステアリングケース19aに収容されている。
トーションバー13は、その両端の一方は入力軸11に固定され、他方は出力軸12に固定され、入力軸11と出力軸12との間のトルクを伝達するものである。トーションバー13の中間部分は、その両端に比べ、より小さい外径の中実軸となっていて、トルク剛性を小さくして、トルク感度が良くなるようにしている。
入力軸11は、トーションバー13を覆い囲み、ほぼ出力軸12に達するように構成されたインナーバルブ11aを備えている。
出力軸12は、ピニオンギヤ12cを備え、このピニオンギア12cにより、ステアリングラック19bを移動させて、車輪の操舵を可能にしている。
出力軸12には、同期回転するようにアウターバルブ17が設けられ、このアウターバルブ17は、入力軸11のインナーバルブ11aを流体密に覆い囲み、このインナーバルブ11aに対して相互回転可能となっている。
アウターバルブ17とインナーバルブ11aとには、両者の相互回転位置関係に応じて、ステアリングラック19bを移動させる流体圧シリンダ(不図示)に対して正逆いずれかの方向に作動流体の流れを制御する流体溝(不図示)が設けられている。
こうして、この流体圧パワーステアリング装置20によれば、ハンドルを操作すると、入力軸11から、トーションバー13を介して出力軸12に操作トルクが伝達されるが、その際、その操作トルクによって、トーションバー13が捩じれる。
この捩じれによって、出力軸12と同期回転するアウターバルブ17とインナーバルブ11aとの間に一定の相互回転位置関係の変化(回転角度差)が生じ、これにより流体圧シリンダに対する作動流体の流れが生じ、ステアリングラック19bがハンドルの操作方向に移動させるように移動して、操舵力を補助する。
この流体圧パワーステアリング装置20は、上記のようにパワーステアリング装置の基本機能を達成しながら、更に、その中立剛性を高めるために、イニシャルセットフォース機構14を備えている。
このイニシャルセットフォース機構14は、出力軸12と同期回転するアウターバルブ17の内側に方形の空間を確保すべく設けられた壁面14aと、この壁面14aに自身の付勢力により固定されるバネ部材14bと、このバネ部材14bによりインナーバルブ11a側に対して所定の位置で当接するように付勢されたローラ14cとを備えている。
このローラ14cは、インナーバルブ11aの外周の一部に形成された平坦面11dに設けられた位置決め凹所11eに嵌まり込んでいる。
このような構成のイニシャルセットフォース機構14によれば、バネ部材14bの付勢力により、ローラ14cはこの初期中立状態の安定位置を維持しようとし、これにより、出力軸12に対する入力軸11、ひいてはトーションバー13の中立状態の剛性、つまり、中立剛性を高め、高速時の操舵安定性を確保している。
しかしながら、このようなイニシャルセットフォース機構14を用いた流体圧パワーステアリング装置20においては、本当の意味での中立剛性を変化させているわけではないと考えられる。
つまり、位置決め凹所11eにローラ14cが嵌まり込んだ中立状態から、ローラ14cが押し出されるまでは入力軸11と出力軸12とが回転方向で拘束され、押し出され始めると初めて入力軸11と出力軸12との間での回転差が許容される中立剛性が発生することになっている。
このため、剛性が比較的に大きく変化し、それがハンドルの滑らかな操作に違和感を与え、改善が望まれていた。
特許文献2と特許文献3も、上記特許文献1と同様の機構により、剛性の問題を解決しているが、同様の違和感の問題は残っていた。
特許文献4は、通常より高い剛性のトーションバーを用いて、中立剛性を確保しながら、ハンドル操作開始後には、このトーションバーの捩じりを油圧アシストして、トルク感度を増加させるようにしているが、関係する装置の内部構成が複雑になり、その点での改善が望まれていた。
特開平10−297511号公報(第2図、第12図) 特開平11−91600号公報(図3、図6) 特開平11−91601号公報(図3) 特開平6−219295号公報(図4、図5)
本発明は、上記問題を改善しようとするもので、簡単な構成で、中立剛性を確保しながら、ハンドル操作に応じて滑らかにトーションバーの剛性を変えることができる流体圧パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
本発明の流体圧パワーステアリング装置は、ハンドルに連結された入力軸とステアリング部に連結された出力軸とをトーションバーで連結し、このトーションバーの捩じれに応じた流体圧駆動力により操舵力を補助する流体圧パワーステアリング装置であって、
前記トーションバーの一方端を前記入力軸または前記出力軸のいずれか一方の軸(以下「一方軸」という。)に固定し、前記トーションバーの非固定部分と、前記入力軸または前記出力軸の他方の軸(以下、「他方軸」という。)との間に介在し、前記トーションバーと前記他方軸との間のトルクを伝達し、前記トーションバーと前記他方軸との間の軸方向位置が可変なトルク伝達ピストンを備え、
前記流体圧駆動力を発生させる作動流体(以下、「駆動側流体」という。)を前記トルク伝達ピストンに作用させ、その流体圧力が高くなるにつれ前記トルク伝達ピストンの軸方向位置が前記入力軸から前記出力軸への前記トーションバーを介したトルク伝達長さが長くなる位置になるようにしたことを特徴とする。
本発明の流体圧パワーステアリング装置によれば、入力軸から出力軸へのトルクの伝達を、これら両者間のトルクは伝達し、両者間の軸方向位置が自由となるトルク伝達ピストンを介して行い、駆動側流体を前記トルク伝達ピストンに作用させ、その流体圧力が高くなるにつれ前記トルク伝達ピストンの軸方向位置が前記入力軸から前記出力軸への前記トーションバーを介したトルク伝達長さが長くなる位置になるようにしたので、中立剛性を確保しながら、ハンドル操作に応じて滑らかにトーションバーの剛性を変えることができる。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の流体圧パワーステアリング装置の一例を示す縦断面図、図2(a)は、図1の要部拡大図、(b)は、(a)のAA断面図である。
図1の流体圧パワーステアリング装置10は、ハンドルHに連結された入力軸1とステアリング部9に連結された出力軸2とをトーションバー3で連結し、このトーションバー3の捩じれに応じた流体圧駆動力により操舵力を補助するものである。
この流体圧パワーステアリング装置10は、上述の各部に加え、トルク伝達ピストン4、絞り弁5、付勢手段としてのスプリング6、アウターバルブ7及び流体密ハウジング8
を備え、特に、トルク伝達ピストン4によりトーションバー3の捩じれ剛性を可変としていることを特徴とする。
入力軸1、この入力軸1に備えられたインナーバルブ1a、出力軸2、出力軸2に備えられたピニオンギア2c、トーションバー3、アウターバルブ7、ステアリング部9、ステアリング部9のステアリングケース9a及びステアリングラック9bは、本発明の背景技術として説明した図4(a)の流体圧パワーステアリング装置20に備えられた入力軸11、インナーバルブ1a、出力軸12、ピニオンギア12c、トーションバー13、アウターバルブ17、ステアリング部19、ステアリングケース19a及びステアリングラック19bと、それらの基本的な構成と機能は同一であるので、重複説明を省略する。
要するに、この流体圧パワーステアリング装置10は、上記各部品により、流体圧パワーステアリング装置の基本的機能を達成している。
ただし、この図1では、図4(a)に比べ、油圧系統などについて、より詳しく図示しているので、その点について、以下説明する。
この流体圧パワーステアリング装置10においては、ステアリングケース9aは、図4(a)のものが2分割されて、本体側となるステアリングケース9aとされ、このステアリングケース9aに対して、出力軸2の着脱が容易になる部分で非本体側となる流体密ハウジング8が流体密に着脱されるようになっている。
この流体密ハウジング8には、アウターバルブ7とインナーバルブ1aとで構成される制御バルブCVへの流体口4hが4箇所設けられている。
それらの4つの流体口4hの内、2つの流体口4hは、流体圧シリンダ9cのシリンダ本体9dのピストン9eで仕切られる二つの流体室9g、9hにそれぞれ接続されており、残る2つの流体口4hの一方は流体圧ポンプ10aに、他方は流体タンク10bに接続されている。
なお、流体密ハウジング8とインナーバルブ1aとの間の部分であって、アウターバルブ7で仕切られる空間の内、入力軸1側を入力側バルブ室R1、出力軸2側を出力側バルブ室R2とする。
また、流体圧ポンプ10aから送り出される作動流体は、トーションバー13の捩じれに応じた流体圧駆動力を発生させる作動流体であって、これを駆動側流体Fと称し、流体タンク10bに戻される作動流体を、戻り側流体Gと称する。
このような構成で、制御バルブCVは、アウターバルブ7とインナーバルブ1aに設けられた流体溝(不図示)の相互回転位置関係に応じて、流体圧ポンプ10aから送り出され流体口4hから流入した駆動側流体Fを流体室9gに送り出し、流体室9hから戻る戻り側流体Gを出力側バルブ室R1に戻す正方向流れと、同様に流入した駆動側流体Fを流体室9hに送り出し、流体室9gから戻る戻り側流体Gを出力側バルブ室R1に戻す正方向のとの切替とその流量の制御が可能である。
流体圧シリンダ9cのピストン9eは、ロッド9fに固定されており、このロッド9fによってハンドルHによるステアリングラック9bへの操作力を補う操舵力が与えられるようになっている。
こうして、この流体圧パワーステアリング装置10によって、ハンドルHを正方向(例えば、右折する方向とする。)に操作すれば、トーションバー3は正方向に捩じれ、制御バルブCVは作動流体の正方向流れを生じさせ、ステアリングラック9bを正方向に移動させ、ハンドルHを逆方向(例えば、右折する方向とする。)に操作すれば、同様の連鎖によりステアリングラック9bを逆方向に移動させるという基本機能が達成される。
なお、この流体圧パワーステアリング装置10は、車速が高速になるにつれ作動流体の圧力を低くするように絞り弁5を備えている。
さて、この流体圧パワーステアリング装置10は、その基本機能に加え、上述の通りトルク伝達ピストン4によりトーションバー3の捩じれ剛性を可変としていることを特徴とするが、そのトルク伝達ピストン4とそれに関連する部分について図2を主に用いて以下に説明する。
トーションバー3は、その両端が入力軸1と出力軸2とに固定されて両者間のトルクを伝達するものである点は変わりはないが、その両端より外径の小さい中間部分である捩じれ軸部3aの適所にセレーション3bが形成されている。
一方、トーションバー3の捩じれ軸部3aを覆い囲むインナーバルブ1aの内周側にも、セレーション3bに対応した位置にセレーション1bが形成されている。
トルク伝達ピストン4は、全体として円筒形状であり、その外周にインナーバルブ1aのセレーション1bに対応した外セレーション4eを、その内周にトーションバー3のセレーション3bに対応した内セレーション4fを備えている。
これらのセレーション3b、1b、4e、4fはいずれもトルクは伝達するが軸方向には相互に拘束しない程度のはめあいとされ、滑動可能なタイプのものである。
よって、トーションバー3のセレーション3bと、インナーバルブ1aのセレーション1bとの間に挟まれたトルク伝達ピストン4は、トーションバー3とインナーバルブ1aとの間のトルクの伝達はするが、これらの両者間でその軸方向位置、つまり入力軸1と出力軸2との間の位置が自由に移動できるものである。
トルク伝達ピストン4は、図2(b)に示すように、円筒形の中心軸を分割面として右方体4aと左方体4bとに分割され、双方を貫通するように設けられた貫通孔4cと、この貫通孔4cを貫通し、右方体4aと左方体4bとを一体化するようにそれぞれに締まりばめされる貫通ピン4dとを備え、一体化されている。
この一体化のための連結手段として、図示した状態では、円周上に一箇所ピンが設けられているが、必要に応じて、トーションバー3に対して、対称的に複数配置してもよい。要するに、右方体4aと左方体4bとが強固に結合できれば良い。
トルク伝達ピストン4をこのような分割構成としたのは、トーションバー3のセレーション3b部分は、その両端より外径の小さい部分であって、トルク伝達ピストン4を嵌合させるためには、トーションバー3の軸端から軸方向に入れることはできないため、セレーション3bの軸直角方向から2分割して嵌合させるしかないからである。
なお、トルク伝達ピストン4の分割一体化のための貫通孔4cと、貫通ピン4dとは、図2(b)でも解るように、外セレーション4e及び内セレーション4fに対して、相互に支障のないような態様で形成されている。
トルク伝達ピストン4は、上記分割一体化構造に対応して、その出力軸2側の側面に流体密に当接された流体シール4gを備えている。
この流体シール4gは、その外周と内周部分は、対応する部分にあるインナーバルブ1aのセレーション1bと、トーションバー3のセレーション3bとにそれぞれ対応した形状となっていて、これらのセレーション1b、3bの溝に対して流体シール機能を発揮するものである。
トルク伝達ピストン4の入力軸1側には、トーションバー3の捩じれ軸部3aに外挿状態で、インナーバルブ1aのセレーション1b部分に内挿状態の付勢手段6が設けられている。
この付勢手段6は、トーションバー3の入力軸1側に対して、トルク伝達ピストン4を出力軸2側へ付勢するもので、その付勢力は、トルク伝達ピストン4が入力軸1に近づくほど大きくなる、具体的には、その軸方向位置に比例して大きくなるものである。
また、この付勢手段6は、伸縮可能な範囲において、入力軸1側、トルク伝達ピストン4側でそれぞれの相手方に対して離間しないように配置されているものとする。
付勢手段6としては、具体的には、バネ鋼で製されるスプリングが好適であるが、付勢手段6に要求される上記条件を満たすものであればよく、スプリングには限定されない。
トルク伝達ピストン4の果たすべき機能に関連して、インナーバルブ1aには、アウターバルブ7側から流体タンク10bへ戻る低圧の作動流体を、トルク伝達ピストン4の入力軸1側に流通させる入力側流体通路1dと、流体ポンプ10aから供給される作動流体をトルク伝達ピストン4の出力軸2側に流通させる出力側流体通路1eとが備えられている。
ここで、トルク伝達ピストン4で仕切られたインナーバルブ1a内の空間の内、入力軸1側で、入力側流体通路1dが設けられた方を入力側内室R3、出力軸2側で、出力側流体通路1eが設けられた方を出力側内室R4とする。
また、図2(a)に示すように、トルク伝達ピストン4の軸方向位置Lをトーションバー3の捩じり軸部3aの基部からトルク伝達ピストン4の捩じり軸部3aの基部側端面まで、つまり、入力軸1からトーションバー3の捩じり軸部3aにトルクが伝達される位置までの長さとする。
流体密ハウジング8の出力側流体通路1eに対応する部分には、絞り弁5からの絞られた駆動側流体Fを導入するための導入口8aが設けられている。
この絞り弁5は、より効果的に出力側内室R4の圧力を発生させるために設けられているが、制御バルブCVの相対回転に応じて、駆動側流体Fの圧力も適正方向に変化することから、必要に応じて設ければよいものである。
このような構成で、このトルク伝達ピストン4を備えた流体圧パワーステアリング装置10では、出力側バルブ室R2の駆動側流体Fは出力側内室R4にも充填され、入力側バルブ室R1のは入力側内室R3にも充填されることになる。
すると、ハンドルHが中立状態で、流体圧ポンプ10aが作動していない状態では、駆動側流体Fと戻り側流体Gとの間に圧力差はなく、トルク伝達ピストン4の両側には作動流体による差圧は発生しない。
この状態で、付勢手段6はその自然長の状態、つまり、圧縮がない場合の最も長い状態であり、この状態で、トルク伝達ピストン4の軸方向位置Lを、入力軸1から出力軸2へのトーションバー3を介したトルク伝達長さLが最も短くなる状態で維持するように構成されている。
したがって、この状態で、トーションバー3のトルク伝達長さLは最短で、そのトルク伝達剛性は最も大きくなっており、流体圧パワーステアリング装置の中立剛性が高められた状態となっている。
次に、流体圧ポンプ10aを作動させた状態で、ハンドルHを正方向(右方向)あるいは逆方向(左方向)へ操作すると、その操作量に応じてより多量で圧力の高い駆動側流体Fが送り出され、その駆動側流体Fが出力側内室R4に供給される。
これに伴い、入力側内室R3は常時低圧の流体タンク10bに連通していることから、駆動側流体Fと戻り側流体Gとの間により大きい圧力差が生じ、トルク伝達ピストン4にはその圧力差により、付勢手段6の付勢力に抗して、トルク伝達ピストン4の軸方向位置Lを長くしようとする力が作用する。
なお、トルク伝達ピストン4には、流体シール4gが設けられているので、圧力差があっても高圧の駆動側流体Fが低圧の戻り側流体G側へ漏れ出す量が非常に少なく、この圧力差を支障のない程度に維持する。
このトルク伝達ピストン4への力は、付勢手段(スプリング)6の付勢力と均衡する所までトルク伝達ピストン4を押した後は、その軸方向位置Lを維持し、変動があれば、それに応じて比例的に変動する。
こうして、この流体圧パワーステアリング装置10によれば、中立剛性を高く維持しながら、駆動側流体Fをトルク伝達ピストン4に作用させ、その流体圧力が高くなるにつれトルク伝達ピストン4の軸方向位置Lが入力軸1から出力軸2へのトーションバー3を介したトルク伝達長さLが長くなる位置に、つまりトーションバー3のトルク剛性が柔らかくなるようになっており、これにより、ハンドル操作に応じて滑らかにトーションバーの剛性を変えることが可能となっている。
また、上記を達成するための構成については、従来に比べた主な追加部品は、トルク伝達ピストン4、付勢手段6であるので、簡単な構成となっている。
導入口8aから導入される駆動側流体Fは、絞り弁5によって、車速が高速になるにつれ、その流体圧力が低くなるように絞られるので、トーションバー3のトルク剛性が大きくなり、高速安定性を達成することができる。
なお、絞り弁5による流体圧力の調整は、上記例に限らず、車速に対応して必要に応じて任意の特性に変更することが可能である。
付勢手段6は、この流体圧パワーステアリング装置10の実際の使用態様ではトルク伝達ピストン4が重力を受けて、その重量が付勢手段として作用する態様で用いられ、その場合に駆動側流体Fと戻り側流体Gとの間の差圧を操作することで、駆動側流体Fの流体圧力に応じたトルク伝達ピストン4の軸方向位置Lを長くするようにできるので、その場合は、不要なものである。
しかしながら、付勢手段6を不要とする場合でも、付勢手段6の自由長による、トルク伝達ピストン4の軸方向位置Lを最短に維持する機能については、何らかの代替手段が必要であり、例えば、入力軸内室R3へのアキュムレータ装着などが挙げられる。
また、流体シール4gも、トルク伝達ピストン4の両側間の、セレーション1bと4eとの間、及びセレーション3bと4fとの間における作動流体の漏れが、ステアリング部9によって発生する操舵力の減少が少なく、高圧の駆動側流体Fの圧力が支障のない程度に維持できるものであれば、不要なものである。
なお、この実施例1では、トーションバー3の先端は入力軸1にピン結合されているが、これは、ここで、入力軸1からトーションバー3にトルク伝達をするものではなく、あくまでも、入力軸1の軸方向の位置決めのためである。
したがって、他の手段で入力軸1の位置決めが可能であれば、本発明のトルク伝達という観点からは、このピン結合は不要なものである。
よって、この実施例1は、トーションバー3の基部を出力軸2に固定したものの例示であるが、他例として、トーションバーを入力軸に固定するように構成してもよい。
つまり、トーションバーを固定する側は、入力軸、出力軸のどちらでもよく、特許請求の範囲では、この観点から、トーションバーを固定する側を一方軸、固定しない側を他方軸と定義している。
図3(a)、(b)は、本発明の流体圧パワーステアリング装置の他例を示す縦断面図である。
図3(a)の流体圧パワーステアリング装置10Aは、図1、2の流体圧パワーステアリング装置10に比べ、トルク伝達ピストン4Aに設けられた外セレーション4jが入力軸1Aに対して、その内側にトーションバー3Aの無い位置でセレーション嵌合している点、つまり、トルク伝達ピストン4Aの内外のセレーションが軸方向に同じ位置にない点が異なっている。以下により詳しく説明する。
この流体圧パワーステアリング装置10Aは、図1、2の流体圧パワーステアリング装置10と同様に、入力軸1A、出力軸2、トーションバー3A、トルク伝達ピストン4A、絞り弁5、付勢手段6A、アウターバルブ7、流体密ハウジング8、ステアリング部9、流体圧ポンプ10a及び流体圧タンク10bを備えているが、これらの内、符号にA付きの部分については、その部分の構成が異なっている。
なお、図3(a)では、絞り弁5、流体密ハウジング8、ステアリング部9、流体圧ポンプ10a、流体圧タンク10bを示していないが、これらは備えられているものとする。
入力軸1Aは、その入力側端部に、トーションバ3Aの端部ではなく、トルク伝達ピストン4Aの端部である外セレーション4jとセレーション嵌合するセレーション1fが設けられている点が図1、2の入力軸1と異なる。
入力軸1Aのインナーバルブ1a′は、その外周部分は、図1、2の入力軸1のインナーバルブ1aと同じであるが、その内周側は、セレーションのない滑らかな内周部1gとなっている点が異なっている。
トーションバー3Aは、出力軸2との結合部分は、図1、2のトーションバー3と同じであるが、入力軸1Aと結合する端部がなく、その捩じれ軸部3a′の外周には、セレーション3b′が軸端まで形成されている。
トルク伝達ピストン4Aは、図1、2のトルク伝達ピストン4の円筒外形形状とほぼ同形状の円筒部4hと、この円筒部4hと外セレーション4jとを接続すると共に、後述するように外セレーション4jの移動可能範囲内において、その移動を阻害せず、入力軸1Aに入力される操作トルクでも捩じれることなく、十分な剛性を有した軸部4iとを備えている。
トルク伝達ピストン4Aは、更に、円筒部4hから軸部4iの内側の一定深さの部分にまで設けられ、トーションバー3Aのセレーション3b′に対応した内セレーション4f′を備えている。
円筒部4hの外周には、セレーションはなく、その代わりに、Oリング溝4kが設けられ、このOリング溝4kにOリング4mが嵌め込まれて、入力軸1Aのインナーバルブ1a′の内周部1gとの間の流体シールを維持している。
トルク伝達ピストン4Aとトーションバー3A及び入力軸1Aとのセレーション嵌合は、主に入力軸1A側の嵌合において嵌合位置は異なるものの、実質的に、図1、2の場合と同じものであるので、トルク伝達ピストン4Aはこれら両者間のトルクは伝達するが、その軸方向位置L、つまり、トーションバー3Aのトルク伝達長さLは、自由に変化するものである。
スプリングで構成された付勢手段6Aは、トルク伝達ピストン4Aの円筒部4hの出力軸2側、つまり、駆動側流体Fが作用する側に設けられ、引っ張りによる負の付勢力を用いている点が、図1、2の付勢手段6と異なっている。
この付勢手段は、第1実施例である図1、2のように、トルク伝達ピストン4Aに対して入力軸1Aに配置していても良く、その場合は、第1実施例と同じように圧縮による正の付勢力を有しているものであれば良い。
このような構成の流体圧パワーステアリング装置10Aによっても、付勢手段6Aの自然長によって、ハンドルHが中立状態で、トルク伝達ピストン4Aの円筒部4hに差圧が発生しない状態の軸方向位置Lを最も短いものとして、トーションバー3Aの中立剛性を高いものとすることができる。
また、駆動側流体Fは、付勢手段6Aの負の付勢力に抗して、トルク伝達ピストン4Aを移動させるので、結果、この流体圧パワーステアリング装置10Aによれば、図1、2の流体圧パワーステアリング装置10と同様の効果を発揮することができる。
加えて、この流体圧パワーステアリング装置10Aにおいては、トルク伝達ピストン4Aの円筒部4hと入力軸1Aのインナーバルブ1a′の内周部1gとの間の流体シールは、セレーションがないので、Oリング4mという簡単な構成のもので、より確実に達成することができる。
なお、図3(a)に示すように、トーションバー3Aがトルク伝達ピストン4Aとセレーション嵌合した状態のトルク伝達ピストン4A側の内セレーション4f′の余分長さL2は、その状態でのトルク伝達ピストン4Aと入力軸1Aとのセレーション嵌合長さL3に比べて、短くなっている。
これは、このようにしておくと、例え、付勢手段6Aを用いない場合で、最大限、トルク伝達ピストン4Aが、トーションバー3Aの捩じれ軸部3a′の先端がトルク伝達ピストン4Aの内セレーション4jの奥底に突き当たるような、軸方向位置Lが短くなる位置に移動したとしても、トルク伝達ピストン4Aと入力軸1Aとのセレーション嵌合は維持され、トルク伝達ピストン4Aが入力軸1Aから脱落することがなく、機能性が確保されるからである。
図3(b)の流体圧パワーステアリング装置10Bは、図3(a)の流体圧パワーステアリング装置10Aに比べ、トルク伝達ピストン4Bとトーションバー3Bとのトルクは伝達し、軸方向位置関係が変化可能という連結が、セレーション嵌合ではなく、いわゆるピン軸方向長溝係合構造となっている点が異なっている。
つまり、トーションバー3Bの捩じれ軸部3a′の外周には、セレーションはなく、代わりに、軸方向に一定幅と深さの矩形の長溝3dが形成され、一方、トルク伝達ピストン4Bの内周側もセレーションはなく、滑らかな内周面4nとなっており、代わりに、軸部4iから内周面4nに貫通して、トーションバー3Bの長溝3dに嵌まり込む嵌合ピン4oが備えられている点が異なっている。
このようなトルク伝達ピストン4Bの嵌合ピン4oとトーションバー3Bの長溝3dとによるピン軸方向長溝係合構造によっても、セレーション嵌合と同様に、トルク伝達は可能で、軸方向位置は自由な連結が可能である。
したがって、このような構成の流体圧パワーステアリング装置10Bは、図3(a)の流体圧パワーステアリング装置10Aと同様の効果を発揮する。
セレーション嵌合は、深さの小さい溝が円周を等分するように多数設けられて嵌合するものであるので、小さいスペースで嵌合面積を多くとれ、その分、より大きな力を伝達することができるという長所がある。
一方、ピン軸方向長溝係合構造では、長孔の加工は最低1箇所でよく、一方側は嵌合ピンを設けるだけでよいので、加工が簡単である、という長所がある。
以上説明した流体圧パワーステアリング装置は、は特許請求の範囲に記載された本発明の例示にすぎず、本発明は、これらの例示に限定されるものではない。
また、上記の実施例に含まれる各部の組み合わせは、上記例のものに限定されず、他の組み合わせも可能である。例えば、実施例1で、圧縮タイプの付勢手段6を用いているが、これを実施例2のような引っ張りタイプの付勢手段6Aとしてもよい。
さらに、ハンドルが中立状態で、かつ、トルク伝達ピストンに差圧が発生しない状態において、トーションバーの捩じれが可能な軸方位位置Lを短い方向にもっていくことができるように付勢手段が働いておれば、トルク伝達ピストンに対して付勢手段がどちらの側に配置されていても良い。
また、実施例2ようなピン軸方向長溝係合構造を、実施例1に用いてもよい。
流体圧パワーステアリング装置には、油圧を用いるものの他、作動流体として作動油以外の流体、例えば、水や高分子作動流体などを用いるものを含むものである。
本発明の流体圧パワーステアリング装置は、簡単な構成で、中立剛性を確保しながら、ハンドル操作に応じて滑らかにトーションバーの剛性を変えることが要請される産業分野に、特に自動車などの車両に好適に用いることができる。
本発明の流体圧パワーステアリング装置の一例を示す縦断面図 (a)は、図1の要部拡大図、(b)は、(a)のAA断面図 (a)、(b)は、本発明の流体圧パワーステアリング装置の他例を示す縦断面図 (a)は、本発明の背景技術となる流体圧パワーステアリング装置の一例を示す要部縦断面図、(b)は、(a)の横断面図
符号の説明
1〜1A 入力軸
2 出力軸
3〜3B トーションバー
4〜4B トルク伝達ピストン
5 絞り弁
6 付勢手段
7 ロータリースリーブ
8 流体密ハウジング
9 ステアリング部
10〜10B 流体圧パワーステアリング装置
CV 制御バルブ
F 駆動側流体
G 戻り側流体
H ハンドル

Claims (5)

  1. ハンドルに連結された入力軸とステアリング部に連結された出力軸とをトーションバーで連結し、このトーションバーの捩じれに応じた流体圧駆動力により操舵力を補助する流体圧パワーステアリング装置であって、
    前記トーションバーの一方端を前記入力軸または前記出力軸のいずれか一方の軸(以下「一方軸」という。)に固定し、
    前記トーションバーの非固定部分と、前記入力軸または前記出力軸の他方の軸(以下、「他方軸」という。)との間に介在し、前記トーションバーと前記他方軸との間のトルクを伝達し、前記トーションバーと前記他方軸との間の軸方向位置が可変なトルク伝達ピストンを備え、
    前記流体圧駆動力を発生させる作動流体(以下、「駆動側流体」という。)を前記トルク伝達ピストンに作用させ、その流体圧力が高くなるにつれ前記トルク伝達ピストンの軸方向位置が前記入力軸から前記出力軸への前記トーションバーを介したトルク伝達長さが長くなる位置になるようにしたことを特徴とする流体圧パワーステアリング装置。
  2. トルク伝達ピストンに、前記駆動側流体による流体圧力に抗して、前記駆動側流体による前記トルク伝達ピストンの位置変化量に応じた付勢力で前記トルク伝達ピストンを付勢する付勢手段を作用させたことを特徴とする請求項1記載の流体圧パワーステアリング装置。
  3. 付勢手段は、トルク伝達ピストンに作動流体の差圧が発生しない状態で、前記トルク伝達ピストンの軸方向位置を、前記入力軸から前記出力軸への前記トーションバーを介したトルク伝達長さが最も短くなる状態で維持するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の流体圧パワーステアリング装置。
  4. 車速が高速になるにつれ駆動側作動流体の流体圧力を低くする絞る絞り弁を備え、この絞り弁により、トルク伝達ピストンに作用する作動流体の流体圧力を低くするようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の流体圧パワーステアリング装置。
  5. トルク伝達ピストンと、トーションバー及び他方軸の少なくとも一方との関係が、ピン軸方向長溝係合構造となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の流体圧パワーステアリング装置。
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