JP2007313676A - Idカード作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】正確な暗証情報を入力することができるとともに、当該暗証情報を簡易に且つ安全に管理することができるIDカード作成システムを提供する。
【解決手段】申請者からの申請書の提出によってIDカードの発行申請を受け付ける受付装置1を備えるIDカード作成システムAにおいて、受付装置1は、申請者が申請者の暗証番号情報を入力する暗証番号入力部15と、暗証番号入力部15により入力された暗証番号を、当該申請書に出力する暗証番号プリント部16と、を備えるよう構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、IDカード作成システムに関する。
従来、申請者からの発行申請に応じて運転免許証等のIDカードを作成するIDカード作成システム(IDカード作成・管理システム)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、IDカード作成システムは、例えば、申請者からの申請書等の提出によってIDカードの発行申請を受け付ける受付装置と、当該申請者の顔を撮影して顔画像情報を取得する撮影装置と、当該申請者の個人情報を記憶する個人情報データベースと、個人情報データベースに記憶された個人情報を含むIDカード情報を記憶するICチップ等の記憶媒体を有し、且つ、当該個人情報の一部と撮影装置により取得された顔画像情報とが表面(券面)に出力されたIDカードを作成する作成装置と、を備えて構成される。
ここで、IDカードが有するICチップ等に記憶されるIDカード情報には、例えば、当該IDカード情報の読み出し/書き込みのアクセス制限を行う、暗証番号も含まれている。
従来、暗証番号は、例えば、IDカード作成システム中の入力手段を用いて申請者やオペレータにより入力されると、所定の用紙に印字されるようになっている。そして、この暗証番号が印字された用紙は、例えば、IDカードの発行申請時に、申請者により申請書とともに提出されるようになっている。
特開平7−89272号公報
しかしながら、申請書と暗証番号が印字された用紙とが別々だと、ユーザにとって煩わしいという問題や、当該用紙を紛失し易くなるという問題が生じる。
また、オペレータが暗証番号を入力すると、誤った暗証番号が入力される可能性が高くなるという問題や、第三者(オペレータ)が暗証番号を知得できてしまうという問題が生じる。
本発明の課題は、正確な暗証情報を入力することができるとともに、当該暗証情報を簡易に且つ安全に管理することができるIDカード作成システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
申請者からの申請書の提出によってIDカードの発行申請を受け付ける受付装置を備えるIDカード作成システムにおいて、
前記受付装置は、
前記申請者が暗証情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された暗証情報を、前記申請書に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のIDカード作成システムにおいて、
前記申請者の顔を撮影して顔画像情報を取得する撮影装置を備え、
前記撮影装置は、
前記出力手段により暗証情報が出力された申請書から、当該暗証情報を読み取る暗証情報読取手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載のIDカード作成システムにおいて、
前記申請者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
前記暗証情報読取手段により読み取られた暗証情報と前記個人情報記憶手段に記憶された個人情報とを記憶する記憶媒体を有し、且つ、当該個人情報の一部と前記撮影装置により取得された顔画像情報とが表面に出力されたIDカードを作成する作成装置と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項2又は3に記載のIDカード作成システムにおいて、
前記撮影装置は、
前記暗証情報読取手段により暗証情報が読み取られた申請書中の暗証情報部分を削除することによって、或いは、当該暗証情報部分に所定のマスキング処理を施すことによって、当該暗証情報の読み取りを不可能にする読取不可能処理手段と、
前記読取不可能処理手段により暗証情報の読み取りが不可能とされた申請書から、当該申請書画像情報を読み取る申請書画像情報読取手段と、
を備え、
前記申請書画像情報読取手段により読み取られた申請書画像情報を記憶する申請書画像情報記憶手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項4に記載のIDカード作成システムにおいて、
前記撮影装置は、
前記個人情報記憶手段に記憶された個人情報のうち、前記作成装置により作成されるIDカードの表面に出力されない個人情報を、プリント出力するプリント出力手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、申請者が暗証情報を入力することができ、さらに、申請書に暗証情報をプリント出力することができる。したがって、従来のような問題、すなわち、オペレータが暗証情報を入力することにより生じる問題や、申請書と暗証情報が印字された用紙とが別々であるために生じる問題が生じないため、正確な暗証情報を入力することができるとともに、当該暗証情報を簡易に且つ安全に管理することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、申請書に出力された暗証情報が、自動的に読み取られる。したがって、例えば、従来は受付装置と撮影装置の両方において申請者に暗証情報を入力させる必要があったが、その必要がないため、IDカードの作成時間を短縮できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、暗証情報や個人情報を備えたIDカードを作成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、IDカードの作成工程で暗証情報が不要になると、申請書からも申請書画像情報からも、暗証情報を知得することができなくなる。したがって、例えば、IDカードの作成後に、申請書や申請書画像情報が保存等されても、当該申請書や申請書画像情報からは暗証情報が漏洩することがないため、暗証情報を高いセキュリティー下で管理することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、作成されるIDカードが有する記憶媒体には記憶されるが当該IDカードの表面には出力されない個人情報、すなわち、IDカードにおいて記憶媒体のみに出力される個人情報を目視によって確認することができるため、正確なIDカードを作成することができる。また、作成装置によりIDカードが作成される前に、当該確認をすることができるため、IDカードの作成し直し等を防止することができることとなって、省資源化等を図ることができる。
以下、図を参照して、本発明にかかるIDカード作成システムAの最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施の形態では、例えば、IDカード作成システムAにより、申請者からのIDカードの更新発行申請に応じてIDカードを作成する形態を例示して説明することとする。
<IDカード作成システムの構成>
まず、IDカード作成システムAの構成について、図1〜4を参照して説明する。
IDカード作成システム1は、例えば、図1に示すように、申請者からの申請書等の提出によってIDカードの更新発行申請を受け付ける受付装置1と、当該申請者の顔を撮影する撮影装置3と、受付装置1により受け付けられた申請者からのIDカードの更新発行申請に従って当該申請者のIDカードを作成する作成装置5と、ネットワークNを介して、受付装置1と撮影装置3と作成装置5とに接続されるサーバ装置7と、などを備えて構成される。
ネットワークNは、例えば、専用線により構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの回線形態を適用することが可能である。
申請者から提出された申請書には、例えば、申請者の個人情報(ID番号、住所、氏名、国籍・本籍、生年月日など)等が記入されている。
また、申請書には、例えば、暗証情報としての暗証番号がプリント出力される「暗証番号プリント欄」が設けられている。
(サーバ装置)
サーバ装置7は、例えば、図1に示すように、個人情報データベース81と、申請書画像情報データベース82と、などを有する記憶装置8と接続している。
個人情報データベース81は、例えば、個人情報記憶手段として、申請者の個人情報を記憶している。
申請書画像情報データベース82は、例えば、申請書画像情報記憶手段として、撮影装置3の申請書画像情報読取部36(後述)により読み取られた申請書画像情報を記憶している。
(受付装置)
受付装置1は、例えば、申請者からの申請書や更新前のIDカード(以下、「旧IDカード」という)の提出によって、IDカードの更新発行申請を受け付ける装置である。
具体的には、受付装置1は、例えば、図2に示すように、券面情報読取部11と、個人情報読取部12と、表示部13と、第1入力部14と、暗証番号入力部15と、暗証番号プリント部16と、制御部17と、などを備えて構成される。
券面情報読取部11は、例えば、申請者により提出された旧IDカードの表面(券面)から、券面情報を読み取って、制御部17に出力する。
ここで、券面情報とは、例えば、個人情報のうちの一部の情報であり、IDカードの表面(券面)に出力された情報である。
券面情報読取部11としては、例えば、スキャナや光学式文字読取装置(OCR装置)などが適用可能である。
個人情報読取部12は、例えば、申請者により提出された旧IDカードが有する記憶媒体としてのICチップや磁気テープなど(以下、「ICチップ等」という)から、当該ICチップ等に記憶された個人情報等を読み出して、制御部17に出力する。
個人情報読取部12としては、例えば、リーダ/ライタユニット(R/Wユニット)や磁気読取装置などが適用可能である。
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等から構成され、制御部17から入力される表示信号に従って所与の表示処理を行う。
第1入力部14は、例えば、カーソルキー、文字/数字キー、各種機能キーなどから構成され、オペレータのキー操作に伴う押下信号を、制御部17に出力する。
具体的には、第1入力部14は、例えば、記憶装置8が有する個人情報データベース81に記憶された個人情報を更新するために、オペレータが申請書に記入された個人情報等を入力する際に操作される。
暗証番号入力部15は、例えば、テンキー等から構成され、申請者のキー操作に伴う押下信号を、制御部17に出力する。
具体的には、暗証番号入力部15は、例えば、入力手段として、申請者が申請者の暗証番号(例えば、4桁の数字)を入力する際に操作される。
暗証番号プリント部16は、例えば、出力手段として、制御部17から入力される制御信号に従って、暗証番号入力部15により入力された暗証番号を、申請者により提出された申請書の「暗証番号プリント欄」にプリント出力する。
ここで、「暗証番号プリント欄」にプリント出力される暗証番号は、例えば、暗証番号そのままであってもよいし、或いは、暗号化された暗証番号(例えば、バーコード化された暗証番号)であってもよい。
制御部17は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)171と、RAM(Random Access Memory)172と、ROM(Read Only Memory)173と、などを備えている。
CPU171は、ROM173に記憶された受付装置1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM172は、CPU171によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
ROM173は、受付装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU171によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM173に記憶されている。
(撮影装置)
撮影装置3は、例えば、IDカードの更新発行申請を行った申請者の顔を撮影して顔画像情報を取得する装置である。
具体的には、撮影装置3は、例えば、図3に示すように、ID番号読取部31と、暗証番号読取部32と、撮影部33と、確認用情報プリント部34と、第2入力部35と、申請書画像情報読取部36と、制御部37と、などを備えて構成される。
ID番号読取部31は、例えば、受付装置3の暗証番号プリント部16により暗証番号がプリント出力された申請書から、ID番号を読み取って、制御部37に出力する。
ID番号読取部31としては、例えば、スキャナやOCR装置などが適用可能である。
暗証番号読取部32は、例えば、暗証情報読取手段として、受付装置1の暗証番号プリント部16により暗証番号がプリント出力された申請書の「暗証番号プリント欄」から、当該暗証番号を読み取って、制御部37に出力する。
暗証番号読取部32としては、例えば、スキャナやOCR装置、バーコードリーダなどが適用可能である。
撮影部33は、例えば、制御部37から入力される制御信号に従って、申請者の顔を撮影し、所定の処理を施して当該顔画像情報を生成し、そして、制御部37に出力する。
確認用情報プリント部34は、例えば、プリント出力手段として、確認用情報を、所定の用紙にプリント出力する。
ここで、確認用情報とは、例えば、記憶装置8の個人情報データベース81に記憶された個人情報のうち、作成装置5により作成されるIDカードの表面(券面)に出力されない個人情報、すなわち、IDカードが有するICチップ等には記憶されるが、IDカードの表面(券面)には出力されない個人情報(例えば、申請者の国籍・本籍等)である。
第2入力部35は、例えば、カーソルキー、文字/数字キー、各種機能キーなどから構成され、オペレータや申請者のキー操作に伴う押下信号を、制御部37に出力する。
具体的には、第2入力部35は、例えば、確認用情報プリント部34によりプリント出力された確認用情報を確認した申請者が、当該確認用情報が正しいか、或いは、正しくないかを入力する際に操作される。
申請書画像情報読取部36は、例えば、申請書画像情報読取手段として、読取不可能処理プログラム3731を実行したCPU371(後述)により暗証番号の読み取りが不可能とされた申請書から、申請書画像情報を読み取って、制御部37に出力する。そして、当該申請書画像情報は、制御部37により、ネットワークNを介して、サーバ装置7に転送されて、記憶装置8が有する申請書画像情報データベース82に記憶される。
申請書画像情報読取部36としては、例えば、スキャナ等が適用可能である。
制御部37は、例えば、図3に示すように、CPU371と、RAM372と、ROM373と、などを備えている。
CPU371は、ROM373に記憶された撮影装置3用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM372は、CPU371によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
ROM373は、撮影装置3で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU371によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM373に記憶されている。
具体的には、ROM373は、例えば、図3に示すように、読取不可能処理プログラム3731と、取得・転送プログラム3732と、などを記憶している。
読取不可能処理プログラム3731は、例えば、暗証番号読取部32により暗証番号が読み取られた申請書中の暗証番号部分に所定のマスキング処理を施すことによって、当該暗証番号の読み取りを不可能にする機能を、CPU371に実現させる。
ここで、所定のマスキング処理とは、例えば、暗証番号を塗りつぶす等の処理である。
CPU371は、かかる読取不可能処理プログラム3731を実行することによって、読取不可能処理手段として機能する。
取得・転送プログラム3732は、例えば、ID番号読取部31により読み取られたID番号を含む個人情報を、ネットワークN及びサーバ装置7を介して、記憶装置8が有する個人情報データベース81から取得するとともに、当該取得した個人情報と、暗証番号読取部32により読み取られた暗証番号と、撮影部33により生成された顔画像情報となどを、ネットワークNを介して、作成装置5に転送する機能を、CPU371に実現させる。
(作成装置)
作成装置5は、例えば、撮影装置3の暗証番号読取部32により読み取られた暗証番号や記憶装置8が有する個人情報データベース81に記憶された個人情報を記憶するICチップ等を有し、且つ、当該個人情報の一部や撮影装置3により取得された顔画像情報が表面(券面)に出力されたIDカードを作成する装置である。
具体的には、作成装置5は、例えば、図4に示すように、IDカード作成部51と、制御部52と、などを備えて構成される。
IDカード作成部51は、例えば、制御部52から入力される制御信号に従って、暗証番号読取部32により読み取られた暗証番号や個人情報データベース81に記憶された個人情報などを記憶するICチップ等を有し、且つ、個人情報データベース81に記憶された個人情報の一部や撮影部33により生成された顔画像情報などが表面(券面)に出力されたIDカードを作成する。
具体的には、IDカード作成部51は、例えば、R/Wユニットや磁気書込装置などから構成され、撮影装置3から転送された暗証番号や個人情報などを、IDカードに組み込まれたICチップや磁気テープなどに記憶させる。
さらに、IDカード作成部51は、例えば、撮影装置3から転送された個人情報の一部や顔画像情報などを、IDカードの表面にプリント出力する。
制御部52は、例えば、図4に示すように、CPU521と、RAM522と、ROM523と、などを備えている。
CPU521は、ROM523に記憶された作成装置5用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM522は、CPU521によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
ROM523は、作成装置5で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU521によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM523に記憶されている。
<IDカード作成処理>
次に、IDカード作成システムAによるIDカードの作成に関する処理について、図5及び6のフローチャートを参照して説明する。
ここで、実線で囲んだ処理は、IDカード作成システムAを構成する各装置が実行する処理であり、破線で囲んだ処理は、当該各装置のオペレータや申請者が実行する処理である。
まず、受付装置1において、申請者から申請書や旧IDカードが提出されて、券面情報読取部11が、当該提出された旧IDカードの表面(券面)から券面情報を読み取り(ステップS11)、個人情報読取部12が、当該提出された旧IDカードが有するICチップ等から個人情報等を読み取ると(ステップS12)、受付装置1のCPU171は、ステップS11で読み取られた券面情報や、ステップS12で読み取られた個人情報等を、表示部13に表示させる(ステップS13)。
次いで、受付装置1のオペレータが、ステップS13で表示部13に表示された券面情報や個人情報等と、申請書に記入された個人情報等とを比較して、申請者の個人情報等の確認を行う(ステップS14)。
そして、表示部13に表示された券面情報や個人情報等と、申請書に記入された個人情報等が一致しない場合には、例えば、記憶装置8が有する個人情報データベース81の内容が、オペレータによる第1入力部14の操作によって申請書に記入された内容と一致するように、更新される。
次いで、申請者による暗証番号入力部15の操作によって、暗証番号が入力されると(ステップS15)、CPU171は、暗証番号プリント部16に制御信号を入力して、ステップS15で入力された暗証番号を、申請書の「暗証番号プリント欄」にプリント出力させる(ステップS16)。
次いで、撮影装置3において、ステップS16で暗証番号がプリント出力された申請書が受け付けられ、ID番号読取部31が、当該受け付けられた申請書からID番号を読み取り(ステップS17)、暗証番号読取部32が、当該受け付けられた申請書から暗証番号を読み取り(ステップS18)、撮影部33により申請者の顔が撮影されて顔画像情報が生成されると(ステップS19)、CPU371は、取得・転送プログラム3732を実行して、ステップS17で読み取られたID番号を含む個人情報を、記憶装置8が有する個人情報データベース81から取得する(ステップS20)。
次いで、CPU371は、確認用情報プリント部34に制御信号を入力して、ステップS20で取得された個人情報のうちの確認用情報を、プリント出力させる(ステップS21)。
次いで、申請者が、ステップS21でプリント出力された確認用情報を確認する(ステップS22)。
次いで、CPU371は、ステップS22で確認用情報を確認した申請者による第2入力部35の操作によって、確認用情報が正しいと入力されたか、或いは、正しくないと入力されたかを判断する(ステップS23)。
ステップS23で、申請者による第2入力部35の操作によって、確認用情報が正しくないと入力されたと判断すると(ステップS23;No)、CPU371は、本処理を終了する。
そして、申請者は、再度、受付装置1(受付装置1のオペレータ)に申請書と旧IDカードを提出し、IDカード作成システムAは、再度、ステップS11以降の処理を実行する。
一方、ステップS23で、申請者による第2入力部35の操作によって、確認用情報が正しいと入力されたと判断すると(ステップS23;Yes)、CPU371は、読取不可能処理プログラム3731を実行して、申請書中の暗証番号部分に所定のマスキング処理を施す(ステップS24)。
次いで、申請書画像情報読取部36が、申請書から、申請書画像情報を読み取ると(ステップS24)、CPU371は、ステップS25で読み取られた申請書画像情報を、サーバ装置7に転送し、記憶装置8が有する申請書画像情報データベース82に記憶させる(ステップS26)。
次いで、CPU371は、取得・転送プログラム3732を実行して、ステップS20で取得された個人情報と、ステップS18で読み取られた暗証番号と、ステップS19で生成された顔画像情報となどを、作成装置5に転送する(ステップS27)。
次いで、作成装置5において、ステップS27で撮影装置3から転送された個人情報と、暗証番号と、顔画像情報となどが受信されると、作成装置5のCPU521は、IDカード作成部51に制御信号を入力して、当該受信された暗証番号や個人情報などを記憶するICチップ等を有し、且つ、当該受信された個人情報の一部や顔画像情報などが表面(券面)に出力されたIDカードを作成させ(ステップS28)、本処理を終了する。
以上説明した本発明におけるIDカード作成システムAによれば、申請者からの申請書や旧IDカードの提出によってIDカードの発行申請(更新発行申請)を受け付ける受付装置1を備え、受付装置1は、暗証番号入力部15によって、申請者が申請者の暗証番号を入力することができ、暗証番号プリント部16によって、暗証番号入力部15により入力された暗証番号を、申請者により提出された申請書にプリント出力することができる。
すなわち、申請者が暗証番号を入力することができ、さらに、申請書に暗証番号をプリント出力することができる。したがって、従来のような問題(すなわち、オペレータが暗証番号を入力することにより生じる問題や、申請書と暗証番号が印字された用紙とが別々であるために生じる問題)が生じないため、正確な暗証番号を入力することができるとともに、当該暗証番号を簡易に且つ安全に管理することができる。
また、IDカード作成システムAによれば、申請者の顔を撮影して顔画像情報を取得する撮影装置3を備え、撮影装置3は、暗証番号読取部32によって、申請書の「暗証番号プリント欄」から、受付装置1の暗証番号プリント部16によりプリント出力された暗証番号を読み取ることができる。
すなわち、申請書にプリント出力された暗証番号が、自動的に読み取られる。したがって、例えば、従来は受付装置1と撮影装置3の両方において申請者に暗証番号を入力させる必要があったが、その必要がないため、IDカードの作成時間を短縮できる。
また、IDカード作成システムAによれば、個人情報データベース81によって、申請者の個人情報を記憶することができ、作成装置5によって、撮影装置3の暗証番号読取部32により読み取られた暗証番号や個人情報データベース81に記憶された個人情報を記憶するICチップ等の記憶媒体を有し、且つ、当該個人情報の一部や撮影装置3により取得された(撮影部33により生成された)顔画像情報が表面(券面)に出力されたIDカードを作成することができる。
また、撮影装置3は、読取不可能処理プログラム3731を実行したCPU371によって、暗証番号読取部32により暗証番号が読み取られた申請書中の暗証番号部分に所定のマスキング処理を施すことによって、当該暗証番号の読み取りを不可能にすることができ、申請書画像情報読取部36によって、読取不可能処理プログラム3731を実行したCPU371により暗証番号の読み取りが不可能とされた申請書から、当該申請書画像情報を読み取ることができ、申請書画像情報データベース82によって、申請書画像情報読取部36により読み取られた申請書画像情報を記憶することができる。
すなわち、IDカードの作成工程で暗証番号が不要になると、申請書からも申請書画像情報からも、暗証番号を知得することができなくなる。したがって、例えば、IDカードの作成後に、申請書や申請書画像情報が保存等されても、当該申請書や申請書画像情報からは暗証番号が漏洩することがないため、暗証番号を高いセキュリティー下で管理することができる。
また、撮影装置3は、確認用情報プリント部34によって、個人情報データベース81に記憶された個人情報のうち、作成装置5により作成されるIDカードの表面(券面)に出力されない個人情報を、所定の用紙にプリント出力することができる。
すなわち、作成されるIDカードが有するICチップ等の記憶媒体には記憶されるが、当該IDカードの表面(券面)には出力されない個人情報(すなわち、IDカードにおいてICチップ等のみに出力される個人情報)を目視によって確認することができるため、正確なIDカードが作成することができる。また、作成装置3によりIDカードが作成される前に、当該確認をすることができるため、IDカードの作成し直し等を防止することができることとなって、省資源化等を図ることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、暗証番号読取部32により暗証番号が読み取られた申請書中の暗証番号部分に所定のマスキング処理を施すことによって、当該申請書からの当該暗証番号の読み取りを不可能にするようにしたが、例えば、当該申請書中の暗証番号部分を切断等して削除することによって、当該申請書からの当該暗証番号の読み取りを不可能にするようにしてもよい。
また、申請書からの暗証番号の読み取りが不可能とされた後に、申請書画像情報を読み取るようにしたが、例えば、逆に、申請書画像情報を読み取った後に、申請書からの暗証番号の読み取りが不可能とされるようにしてもよい。この場合、読み取られた申請書画像情報中の暗証番号部分を削除することによって、或いは、当該暗証番号部分に所定のマスキング処理を施すことによって、読み取られた申請画像情報からの暗証番号の読み取りを不可能にする必要がある。
暗証番号入力部15が、暗証番号を申請書の「暗証番号プリント欄」にプリント出力するようにしたが、例えば、申請者が、暗証番号を申請書の「暗証番号プリント欄」に手で記入するようにしてもよい。
撮影装置3に、例えば、申請者により操作が可能なテンキー等から構成される番号入力部を備え、ID番号読取部31によるID番号の読み取りや暗証番号読取部32による暗証番号の読み取りに失敗した場合に、申請者に、当該番号入力部を操作させて、ID番号や暗証番号を入力させるようにしてもよい。
本実施の形態では、IDカードの更新発行申請に応じてIDカードを作成するようにしたが、例えば、IDカードの新規発行申請に応じてIDカードを作成するようにしてもよい。
本発明におけるIDカード作成システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す受付装置の機能的構成を示すブロック図である。 図1に示す撮影装置の機能的構成を示すブロック図である。 図1に示す作成装置の機能的構成を示すブロック図である。 本発明におけるIDカード作成システムによるIDカードの作成に関する第1処理を説明するためのフローチャートである。 本発明におけるIDカード作成システムによるIDカードの作成に関する第2処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 受付装置
3 撮影装置
5 作成装置
15 暗証番号入力部(入力手段)
16 暗証番号プリント部(出力手段)
32 暗証番号読取部(暗証情報読取手段)
34 確認用情報プリント部(プリント出力手段)
36 申請書画像情報読取部(申請書画像情報読取手段)
81 個人情報データベース(個人情報記憶手段)
82 申請書画像情報データベース(申請書画像情報記憶手段)
371 CPU(読取不可能処理手段)
3731 読取不可能処理プログラム(読取不可能処理手段)
A IDカード作成システム

Claims (5)

  1. 申請者からの申請書の提出によってIDカードの発行申請を受け付ける受付装置を備えるIDカード作成システムにおいて、
    前記受付装置は、
    前記申請者が暗証情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された暗証情報を、前記申請書に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするIDカード作成システム。
  2. 請求項1に記載のIDカード作成システムにおいて、
    前記申請者の顔を撮影して顔画像情報を取得する撮影装置を備え、
    前記撮影装置は、
    前記出力手段により暗証情報が出力された申請書から、当該暗証情報を読み取る暗証情報読取手段を備えることを特徴とするIDカード作成システム。
  3. 請求項2に記載のIDカード作成システムにおいて、
    前記申請者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
    前記暗証情報読取手段により読み取られた暗証情報と前記個人情報記憶手段に記憶された個人情報とを記憶する記憶媒体を有し、且つ、当該個人情報の一部と前記撮影装置により取得された顔画像情報とが表面に出力されたIDカードを作成する作成装置と、
    を備えることを特徴とするIDカード作成システム。
  4. 請求項2又は3に記載のIDカード作成システムにおいて、
    前記撮影装置は、
    前記暗証情報読取手段により暗証情報が読み取られた申請書中の暗証情報部分を削除することによって、或いは、当該暗証情報部分に所定のマスキング処理を施すことによって、当該暗証情報の読み取りを不可能にする読取不可能処理手段と、
    前記読取不可能処理手段により暗証情報の読み取りが不可能とされた申請書から、当該申請書画像情報を読み取る申請書画像情報読取手段と、
    を備え、
    前記申請書画像情報読取手段により読み取られた申請書画像情報を記憶する申請書画像情報記憶手段を備えることを特徴とするIDカード作成システム。
  5. 請求項4に記載のIDカード作成システムにおいて、
    前記撮影装置は、
    前記個人情報記憶手段に記憶された個人情報のうち、前記作成装置により作成されるIDカードの表面に出力されない個人情報を、プリント出力するプリント出力手段と、
    を備えることを特徴とするIDカード作成システム。
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