JP4826464B2 - 文書登録プログラムおよびシステムおよび装置 - Google Patents

文書登録プログラムおよびシステムおよび装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4826464B2
JP4826464B2 JP2006347815A JP2006347815A JP4826464B2 JP 4826464 B2 JP4826464 B2 JP 4826464B2 JP 2006347815 A JP2006347815 A JP 2006347815A JP 2006347815 A JP2006347815 A JP 2006347815A JP 4826464 B2 JP4826464 B2 JP 4826464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
registered
registration
unit
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006347815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008158857A (ja
Inventor
幸史 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006347815A priority Critical patent/JP4826464B2/ja
Publication of JP2008158857A publication Critical patent/JP2008158857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4826464B2 publication Critical patent/JP4826464B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Description

本発明は、文書登録プログラムおよびシステムおよび装置に関する。
昨今、企業内で取り扱われる文書にセキュリティ管理の必要性が問われている。
そのため、企業内で取り扱われる極秘文書や秘密文書などの機密書類を、ユーザによって操作範囲を制限して管理することができる文書管理システムが存在する。
特許文献1には、電子文書のアクセス権限を含む付帯情報が設定された複数種類のテンプレートに関する情報が記憶される情報管理サーバ1よりユーザがテンプレートを選択し、その選択されたテンプレートに設定された付帯情報を、アップロードする電子文書と対応付けて記憶して、機密性を維持しつつ汎用性を向上させることができる情報管理システム、情報管理方法およびプログラムが提案されている。
また、特許文献2には、電子文書を作成する作成者端末と、電子文書に係わるセキュリティルールを生成し電子文書のセキュリティの属性とそのセキュリティルールとに基づいてアクセス制御リストを生成するポリシーサーバと、電子文書にかかわる権限を管理する権限管理サーバとを通信回線を介して接続し、組織のセキュリティルールに従って文書コンテンツデータにACLを添付することを目的とするアクセス制御リスト添付システム、オリジナルコンテンツ作成者端末、ポリシーサーバ、オリジナルコンテンツデータ管理サーバ、プログラム及び記録媒体が提案されている。
特開2006−185212号公報 特開2006−48340号公報
しかし、特許文献1や特許文献2などの従来の技術では、文書管理が行われる文書のアクセス制御は、一度セキュリティルールの設定を行った登録された文書に対して行われていた。
また、電子文書や紙文書を統一的に取り扱う文書管理装置では、登録する文書の形態が電子文書か紙文書かによって、適用できるセキュリティルールと適用できないセキュリティルールが存在することになる。
また、従来の技術では、セキュリティルールを設定するユーザが操作を許可されないセキュリティルールを設定することができる可能性もあった。
その為、セキュリティルールを文書に設定する時点で、そのセキュリティルールのうえでは入手が許可されないユーザが紙文書として文書を入手することができる場合が存在するというセキュリティ上の抜け穴の問題があった。
それで、この発明は、セキュリティルールを設定する時点で、設定可能なセキュリティルールを制限した上で設定を行う文書登録プログラムおよびシステムおよび装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為、請求項1の発明の文書登録プログラムは、コンピュータを、登録する文書を電子文書または紙文書のいずれかの形態で受け付ける登録文書受付手段、前記登録文書受付手段で受け付けた文書が電子文書として登録されるか紙文書として登録されるかを受け付ける文書形態受付手段、前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出する抽出手段、前記抽出手段で抽出した処理制約規則を表示する表示手段、前記表示手段により表示された処理制約規則の中からユーザ所望の処理制約規則を受け付け処理制約規則受付手段、前記処理制約規則受付手段により受け付けた処理制約規則に基づき前記登録文書受付手段で受け付けた文書を登録処理する登録処理手段として機能させるためのように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記抽出手段は、前記登録文書受付手段で受け付けた文書の処理権限の認証を行う認証手段による認証に基づき前記処理制約規則を抽出するように構成される。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記登録文書受付手段は、紙文書を画像読取装置より電子情報として読み取り、前記抽出手段は、前記画像読取装置の性能に基づき前記処理制約規則を抽出するように構成される。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の発明が、前記抽出手段は、前記登録処理手段で登録された文書を用紙に印刷する印刷手段の性能に基づき前記処理制約規則を抽出するように構成される。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明が、前記印刷手段は、印刷する用紙に前記登録処理手段で登録された文書以外の情報を追加して印刷を行う性能を有するように構成される。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の発明が、前記印刷手段は、印刷する用紙に前記登録処理手段で登録された文書以外の情報を電子透かし情報として埋め込んで印刷する性能を有するように構成される。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の発明において、前記登録処理手段は、前記登録文書受付手段で受け付けた文書に識別番号を付与する採番手段を更に備え、前記採番手段によって付与された番号と前記処理制約規則受付手段によって受け付けた処理制約規則とを組にして記憶し、前記印刷手段は、前記採番手段によって採番された識別番号を、前記登録処理手段で登録された文書以外の情報として追加して印刷するように構成される。
また、請求項8の発明は、請求項1からいずれかの発明において、前記処理制約規則受付手段は、前記処理制約規則受付手段によって受け付けた処理制約規則のなかから前記登録処理手段で登録することができない処理制約規則を拒絶する拒絶手段を更に備えるように構成される。
また、請求項9の発明は、請求項8に記載の発明が、前記拒絶手段は、前記認証手段によって認証される前記コンピュータの操作者に基づいて処理制約規則を拒絶するように構成される。
また、請求項10の発明は、請求項8に記載の発明が、前記拒絶手段は、前記画像読取装置の性能に基づいて処理制約規則を拒絶するように構成される。
また、請求項11の発明は、請求項8に記載の発明が、前記拒絶手段は、前記印刷手段の性能に基づいて処理制約規則を拒絶するように構成される。
また、請求項12の発明の文書登録システムは、登録する文書を電子文書または紙文書のいずれかの形態で受け付ける登録文書受付手段と、文書に対応して該文書の処理制約規則を管理する管理手段と、前記登録文書受付手段で受け付けた文書が電子文書として登録されるか紙文書として登録されるかを受け付け文書形態受付手段と、前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した処理制約規則を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された処理制約規則の中からユーザ所望の処理制約規則を受け付け処理制約規則受付手段と、前記処理制約規則受付手段により受け付けた処理制約規則に基づき前記登録文書受付手段で受け付けた文書を登録処理する登録処理手段とを備えるように構成される。
また、請求項13の発明の文書登録装置は、登録する文書を電子文書または紙文書のいずれかの形態で受け付ける登録文書受付手段と、前記登録文書受付手段で受け付けた文書が電子文書として登録されるか紙文書として登録されるかを受け付け文書形態受付手段と、前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した処理制約規則を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された処理制約規則の中からユーザ所望の処理制約規則を受け付け処理制約規則受付手段と、前記処理制約規則受付手段により受け付けた処理制約規則に基づき前記登録文書受付手段で受け付けた文書を登録処理する登録処理手段とを備えるように構成される。
請求項1または12または13の発明によれば、登録する文書の形態に基づいた処理制約規則に文書を登録することができるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、登録する文書の処理権限の認証に基づいた処理制約規則に文書を登録することができるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、紙文書を電子情報として読取る画像読取装置の性能に基づいた処理制約規則に文書を登録することができるという効果を奏する。
請求項4の発明によれば、印刷装置の性能に基づいた処理制約規則に文書を登録することができるという効果を奏する。
請求項5の発明によれば、登録される文書データが用紙に印刷される際に、登録される文書データ以外の情報が追加されて印刷されるという効果を奏する。
請求項6の発明によれば、登録される文書データが用紙に印刷される際に、登録される文書データ以外の情報が電子透かし情報として埋め込まれて印刷されるという効果を奏する。
請求項7の発明によれば、登録される文書データが用紙に印刷される際に、文書を登録した処理制約規則と組にされた番号が文書データに追加して印刷されるという効果を奏する。
請求項8の発明によれば、ユーザが選択しても登録することができない処理制約規則を拒絶することができるという効果を奏する。
請求項9の発明によれば、ユーザ情報に基づいて、ユーザが選択しても登録することができない処理制約規則を拒絶することができるという効果を奏する。
請求項10の発明によれば、紙文書を電子情報として読取る画像読取装置の性能に基づいて、ユーザが選択しても登録することができない処理制約規則を拒絶することができるという効果を奏する。
請求項11の発明によれば、印刷装置の性能に基づいて、ユーザが選択しても登録することができない処理制約規則を拒絶することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる文書登録プログラムおよびシステムおよび装置の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる文書登録装置を含む文書登録システムの構成を示す構成図である。
図1に示すように文書登録システム1は、文書登録装置2、パーソナルコンピュータ3、サーバA(4)、サーバB(5)、サーバC(6)が通信回線7に接続されて相互に通信可能な状態である。
文書登録装置2は、印刷、コピー、ファックス、スキャンの機能を有する複合機であり、本発明に係わる機能として表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、紙文書読取機能24、紙文書出力機能25、文書登録機能26を有する。
パーソナルコンピュータ3は、電子文書入力機能27を有し、電子文書入力機能27を実行するプログラムを記憶する。
サーバA(4)は、文書リポジトリ機能30を有し、文書リポジトリ機能30を実行するプログラムを記憶する。
サーバB(5)は、文書管理機能29を有し、文書管理機能29を実行するプログラムを記憶する。
サーバC(6)は、セキュリティルールDB(Data Base)機能28を有し、セキュリティDB機能28を実行するプログラムを記憶する。
表示機能21は、文書が登録される際に、設定可能なセキュリティルールを表示する。
入力機能22は、登録文書のパターンを受け付け、また、ユーザが選択した所望のセキュリティルールを受け付ける。
ユーザ認証機能23は、文書を登録するユーザの本人の真正性を確認して、ユーザ認証を行う。
紙文書読取機能24は、スキャナによって紙文書を読取って電子文書に変換する。
紙文書出力機能25は、電子文書を紙に印刷して排紙する。
文書登録機能26は、セキュリティルールDB機能28にセキュリティルールの問い合わせを行う。
更に、文書登録機能26は、入力機能22より受け付けたパターンやユーザ認証機能23で認証されたユーザに基づいて、設定可能なセキュリティルールを選び表示機能21に表示させる。
更に、文書登録機能26は、入力機能22よりユーザが所望するセキュリティルールを受け付け、紙文書読取機能24或いは電子文書読取機能より入力される電子文書に採番を行い、受け付けたセキュリティルールと採番したID(IDentifier)とを組にして文書管理機能29に設定記憶させる。
更に、文書登録機能26は、入力機能22より受け付けたパターンに応じて、採番された電子文書にIDを埋め込んで紙文書出力機能25に印刷させる、或いは、採番された電子文書にIDを埋め込んで暗号化し文書リポジトリ機能30に記憶させる。
電子文書入力機能27は、登録する電子文書を文書登録機能26に送る。
文書リポジトリ機能30は、採番されたIDが埋め込まれて暗号化された電子文書を記憶する。
文書管理機能29は、登録する文書に採番したIDとその文書に設定するセキュリティルールとを組にして記憶する。
セキュリティルールDB機能28は、文書登録システム1で文書に設定されるセキュリティルールを記憶する。
文書登録装置2と通信回線7で接続されたサーバA(4)、サーバB(5)、サーバC(6)と情報のやり取りをして、セキュリティルールを受信したり、登録する文書とセキュリティルールを関連付けてサーバに登録させたり、登録する文書を電子文書としてサーバに登録させたりする機能を司る。
次に、文書登録システム1における機能構成について図2を参照して説明する。
図2は、文書登録システム1における機能について示した構成図である。
図2に示すように、文書登録システム1において、文書登録装置2は、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、紙文書読取機能24、紙文書出力機能25、文書登録機能26を有する。
また、パーソナルコンピュータ3は、電子文書入力機能27を有する。
また、サーバA(4)は、セキュリティルールDB機能28を有する。
また、サーバB(5)は、文書管理機能29を有する。
また、サーバC(6)は、文書リポジトリ機能30を有する。
そして、図2に示すように、文書登録装置2の文書登録機能26が文書登録システム1における他の機能間で情報のやり取りを行う。
次に、文書登録装置2の構成について図3を参照して説明する。
図3は、文書登録装置2の構成を示したブロック図である。
文書登録装置2は、制御部11、表示部11、入力部12、ユーザ認証部13、紙文書読取部14、紙文書出力部15、文書登録部16、記憶部17、通信I/F部18、外部記憶媒体I/F部を有する。
制御部11は、文書登録装置2の統括的な制御を行い、文書登録機能26を司る文書登録部16を有する。
表示部11は、液晶の表示装置から構成され、文書登録装置2の表示機能21を司り、ユーザに情報を表示する。
ユーザに表示される情報は、設定可能なセキュリティルールや文書登録指示画面などである。
入力部12は、操作ボタンで構成され、文書登録装置2の入力機能22を司り、ユーザが文書登録装置2に入力する情報を受け付ける。
ユーザ認証部13は、ユーザ認証を行うデバイスで構成され、文書登録装置2のユーザ認証機能23を司る。
ユーザ認証部13は、例えば、社員証のIC(Integrated Circuit)カードを読取るICカード読取リーダなどのデバイスで構成される、或いは、ユーザIDとパスワードによるユーザ認証アプリケーションによって構成される。
紙文書読取部14は、スキャナで構成され、文書登録装置2の紙文書読取機能24を司り、紙文書を電子文書として読取る。
紙文書出力部15は、文書登録装置2の紙文書出力機能25を司り、電子文書を紙に印刷する際に採番したIDを機械可読な状態で印刷して排紙する。
機械可読な状態にする手段は、電子透かしや各種バーコードや用紙に付与するICタグなどが可能である。
記憶部17は、各種記憶装置で構成され、文書登録装置2を動作させるプログラムが記憶される。
なお、本発明を通信手段により提供することはもちろん、CDROM(Compact Disk Read Only Memory)等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
通信インタフェース(以下、図面と共にI/Fと呼ぶ)部18は、通信回線6と接続され、通信回線6に接続されるパーソナルコンピュータ3やサーバA(4)、サーバB(5)、サーバC(6)と情報の授受を行う。
外部記憶媒体I/F部19は、電子文書が記憶される外部記憶媒体20のインタフェースである。
この外部記憶媒体I/F部19は、文書登録装置2に電子文書が入力される際の入力元となる。
外部記憶媒体20は、例えば持ち運び可能なUSBメモリーが可能である。
通常はパーソナルコンピュータ3から電子文書が文書登録装置2に送信されるが、ユーザが外部記憶媒体20に電子文書を入力してその外部記憶媒体20を文書登録装置2の外部記憶媒体I/F部19に接続して、文書管理装置10から電子文書がアクセス可能とすることもできる。
次に、文書に設定するセキュリティルールの構成について図4を参照して説明する。
図4は、文書登録システム1で文書に設定されるセキュリティルールの模式図であり、図4(a)、(b)、(c)に各種セキュリティルールの例を示す。
図4(a)に示すセキュリティルールの例にして説明すると、文書登録システム1で使用されるセキュリティルールは、セキュリティルール名が記載される項目と、電子文書化可能フラグが記載される項目と、紙文書化可能フラグが記載される項目と、アクセスコントロールリスト(以下、ACL(Access Control List)と呼ぶ)が記載される項目がある。
図4(a)に示すセキュリティルールでは、セキュリティルール名が記載される項目にはセキュリティルール名である「社内向け開示情報」が記載される。
また、電子文書化可能フラグが記載される項目には、この「社内向け開示情報」のセキュリティルールが電子文書化可能であるか否かを示すためのフラグが立てられる。
電子文書化可能である場合には「1」のフラグが立てられ、電子文書化不可能である場合には、「0」が記載される。
また、紙文書化可能フラグが記載される項目には、この「社内向け開示情報」のセキュリティルールが紙文書化可能であるか否かを示すためのフラグが立てられる。
紙文書化可能である場合には「1」のフラグが立てられ、紙文書化不可能である場合には、「0」が記載される。
ここで電子文書化可能とは、電子文書として操作が許可されることを示す内容であり、電子文書化可能なセキュリティルールが設定されると、ユーザはその電子文書をセキュリティルールが許可する範囲内で電子文書としての操作をすることが可能となる。
また、紙文書化可能とは、紙文書化可能なセキュリティルールが設定されると、ユーザはその紙文書をセキュリティルールが許可する範囲内でコピーや複写などの操作をすることが可能となる。
例えば、電子文書化可能フラグに「1」のフラグが立てられ紙文書化可能フラグに「0」が記載されたセキュリティルールでは、そのセキュリティルールが設定された電子文書は、許可される範囲内で電子文書としての操作が行われるが、紙文書化可能フラグが立てられてないので紙に印刷する動作は許可されない。
このように電子文書化可能フラグ或いは紙文書化可能フラグに「1」のフラグが立てられた状態を「電子文書化可能フラグが立てられた」或いは「紙文書化可能フラグが立てられた」と表現する。
また、ACLが記載される項目には、セキュリティルールの対象となるユーザ/グループと、許可する操作の内容と、ルールを適用する有効期限と、印刷時の制限と、スキャン時の制限とが記載される。
図4(a)に示すセキュリティルール「社内向け開示情報」では、「一般社員」がルールの対象となり、そのルールは「閲覧」だけを許可する内容であり、有効期限は「2020/1/1」までであるアクセスコントロールが一つ記載される。
このようにセキュリティルール「社内向け開示情報」では、「一般社員」に対して「閲覧」が許可されるので、電子文書化可能フラグの項目に「1」のフラグが立てられている。
セキュリティルール「社内向け開示情報」のもう一つのアクセスコントロールとして、「総務部」がルールの対象となり、そのルールは「閲覧・印刷」だけを許可する内容であり、有効期限は「2020/1/1」までであり、印刷時に「禁複写を重畳印刷」するように制限がされたアクセスコントロールが記載される。
このようにセキュリティルール「社内向け開示情報」では、「総務部」に対して「禁複写を重畳印刷」するように制限が加わっても紙面への印刷が許可されるので、紙文書化可能フラグの項目に「1」のフラグが立てられている。
また、図4(b)に示すセキュリティルール「人事機密」では、アクセスコントロールとして、「人事部」がルールの対象となり、そのルールは「閲覧・編集」だけを許可し、有効期限は「2010/1/1」までであるアクセスコントロールが記載される。
このようにセキュリティルール「人事機密」では、印刷の操作が許可されていないので、電子文書化可能フラグが立てられて紙文書化可能フラグが立てられていない。
紙文書化可能フラグが立てられていないセキュリティルールは、文書登録システム1上、紙文書に対して設定されることはない。
また、図4(c)に示すセキュリティルール「XX開発内資料」では、「XX開発部」がルールの対象となり、そのルールは「閲覧、編集、印刷、コピー、スキャン」だけを許可する内容であり、有効期限は「2007/1/1」までであり、印刷時に「ID埋め込み」をするように制限され、スキャン時に「カラー400dpi以上」の解像度でスキャンを行う制限されたアクセスコントロールが一つ記載される。
セキュリティルール「XX開発内資料」のもう一つのアクセスコントロールとして、「YY開発部」がルールの対象となり、そのルールは「閲覧」だけを許可する内容であり、有効期限は「2007/1/1」までであるアクセスコントロールが記載される。
このようにセキュリティルール「XX開発内資料」には電子文書化可能フラグが立てられるのに加えて、「XX開発部」に対して「ID埋め込み」の制限が加わった印刷が許可されるので紙文書化可能フラグも立てられている。
また、セキュリティルール「XX開発内資料」には「XX開発部」に対してスキャン時の制限として「カラー400dpi以上」という解像度でスキャンを行う制限があるので、文書登録システム1において、XX開発部の人間がスキャンを行って紙文書を登録しようとする場合には、スキャン時に「カラー400dpi以上」という制限が満たされないとこのセキュリティルールを紙文書に設定して登録することは行われない。
次に、文書登録装置2の表示部11に表示される文書登録初期画面500について図5を参照して説明を行う。
図5は、表示部11に表示される文書登録初期画面500を示す画面構成図である。
ユーザが文書登録装置1を使用して文書登録を行う場合、表示部11に図5に示す文書登録初期画面500が表示される。
文書登録初期画面500では、ユーザが、文書を入力する手段と登録文書の形態とに応じて4つのうちから1つのパターンを選択できるように表示が行われる。
パターン1は、文書を入力する手段は紙文書として紙文書読取部14から文書を入力し、登録文書の形態を紙文書として紙文書出力部15より出力させるパターンである。
また、パターン2は、文書を入力する手段は紙文書として紙文書読取部14から文書を入力し、登録文書の形態を電子文書としてサーバA(4)に登録させるパターンである。
また、パターン3は、文書を入力する手段は電子文書として外部記憶媒体20或いはパーソナルコンピュータ3より文書を入力し、登録文書の形態を紙文書として紙文書出力部15より出力させるパターンである。
また、パターン4は、文書を入力する手段は電子文書として外部記憶媒体20或いはパーソナルコンピュータ3より文書を入力し、登録文書の形態を電子文書としてサーバA(4)に登録させるパターンである。
ユーザは文書を登録する際に、このように表示される文書登録初期画面500よりパターンを選択する。
次に、文書登録初期画面500でパターンが選択された後に表示される設定可能セキュリティルール表示画面600について図6を参照して説明する。
図6は、文書登録装置2の表示部11に表示される設定可能セキュリティルール表示画面600を示す画面構成図である。
設定可能セキュリティルール表示画面600は、図5を参照して説明した文書登録初期画面500よりパターンが選択された後に表示される。
図6に示すように、設定可能セキュリティルール表示画面600には、ユーザ情報と装置情報と設定可能セキュリティルールが表示される。
ユーザ情報には、操作される日時と前の画面である文書登録初期画面600で選択されたパターンとユーザ認証部13で認証されたユーザの所属や氏名が表示される。
文書登録部16は、セキュリティルールDBに記憶されるセキュリティルールからユーザが選択することができる設定可能セキュリティルールを選ぶ際に、ユーザ情報を選ぶ基準とする。
すなわち、文書登録部16は、日時に基づいて有効期限内であるセキュリティルールを選び、パターンに基づいて操作する文書に適したセキュリティルールを選び、ユーザの所属や氏名に基づいてそのユーザを対象としたセキュリティルールを選ぶ。
操作する文書に適したセキュリティルールは、セキュリティルールに記載される電子文書化可能フラグと紙文書化可能フラグとに基づいて選ばれる。
具体的には、文書登録初期画面500で登録する文書の形態が紙文書のパターンが選択されると紙文書化可能フラグが立てられているセキュリティルールが選ばれ、文書登録初期画面500で登録する文書の形態が電子文書のパターンが選択されると電子文書化可能フラグが立てられているセキュリティルールが選ばれる。
また、装置情報には、文書登録システム1において紙文書読取機能24を司る紙文書読取部14のスキャナの性能と、文書登録システム1において紙文書出力機能25を司る紙文書出力部15の印刷性能とが表示される。
文書登録部16は、セキュリティルールDBに記憶されるセキュリティルールからユーザが選択することができる設定可能セキュリティルールを選ぶ際に、装置情報も選ぶ基準とする。
すなわち、スキャナの性能を超えるスキャン時の制限が設けられるセキュリティルールは設定可能セキュリティルールから除外し、また、印刷性能を超える印刷時の制限が設けられるセキュリティルールも設定可能セキュリティルールから除外する。
例えば、紙文書読取部14のスキャナの性能が600dpiの時には、1000dpi以上をスキャン時の制限とするセキュリティルールは設定可能セキュリティルールから除外する。
このように文書登録部16が、セキュリティルールDBに記録されるセキュリティルールから、ユーザ情報に適したセキュリティルールを選択し、更に、装置情報を超える制限が設けられたセキュリティルールは除外して、残ったセキュリティルールを設定可能セキュリティルールとして表示する。
図6に示すように、設定可能セキュリティルール表示画面600の画面下部に設定可能セキュリティルールが表示され、ユーザは表示される設定可能セキュリティルールから設定するセキュリティルールを選択してOKボタン601を押下する。
このように、文書登録初期画面500でパターンが選択された後に、設定可能セキュリティルール表示画面600よりセキュリティルールの選択が行われる。
また、文書登録初期画面500で紙文書として登録するパターンが選択されたのにセキュリティルールDBに紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールが存在しない場合には、セキュリティルール表示画面600に紙文書としての形態を許すセキュリティルールが存在しないことを表示して登録処理は中止される。
また、文書登録初期画面500で電子文書として登録するパターンが選択されたのにセキュリティルールDBに電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールが存在しない場合には、セキュリティルール表示画面600に電子文書としての形態を許すセキュリティルールが存在しないことを表示して登録処理は中止される。
次に、文書登録システム1における処理であって、文書入力手段が紙文書で登録文書の形態が紙文書であるパターン1における処理について図7を参照して説明する。
図7は、パターン1を処理する文書登録システム1の機能構成図である。
まず、文書を登録するユーザは、登録する文書内容が記載された紙文書を紙文書読取機能24を司る紙文書読取部14に配置し、ユーザ認証機能23を使用してユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われると、ユーザ情報が、ユーザ認証機能を司るユーザ認証部13から文書登録機能26を司る文書登録部16に送られる(S701)。
次に、ユーザは、表示部11に表示される文書登録初期画面500より、入力手段が紙文書で登録文書形態が紙文書であるパターン1を選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたパターン1の情報は、入力機能22を司る入力部12より文書登録部16に送られる(S702)。
文書登録機能26は、登録文書形態が紙文書であるパターンを受け付けたので、サーバC(6)のセキュリティルールDB機能28に紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールの問い合わせを行う(S703)。
セキュリティルールDB機能28は、記憶するセキュリティルールの中から紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを文書登録部16に送る(S703)。
文書登録機能26は、紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを受信すると、ユーザ認証機能23によって認証されたユーザが紙文書への印刷か複写をすることができるセキュリティルールを選ぶ。
その際選ばれるセキュリティルールは、認証されたユーザを含むグループが紙文書への印刷か複写を許可されるセキュリティルールであればよい。
更に、文書登録機能26は、選んだセキュリティルールから、文書読取部14のスキャナの性能や紙文書出力部15の印刷性能を超える制限が設けられるセキュリティルールを除外する。
除外されて残ったセキュリティルールは、設定可能セキュリティルール表示画面500に設定可能セキュリティルールとして、表示機能21を司る表示部11に表示される(S704)。
ユーザは、設定可能セキュリティルール表示画面500より所望のセキュリティルールを選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたユーザ所望のセキュリティルールの情報は文書登録機能26を司る文書登録部17に送られる(S705)。
文書登録機能26は、ユーザが所望するセキュリティルールの情報を受け取ると、紙文書読取機能を司る紙文書読取部14に紙文書を読取らせる。
ユーザが選択した所望のセキュリティルールにスキャン時の制限が記載されていると、紙文書読取機能24がその制限に沿ってスキャンを実行する。
文書登録機能26は、紙文書読取機能24が読取った電子データを受け取り(S706)、受け取った電子データにIDを採番する。
そして、文書登録機能26は、紙文書の電子データに採番したIDとユーザが所望するセキュリティルールとを組にして文書管理機能29を司るサーバB(5)に記憶させる(S707)。
文書管理機能29によって、IDとセキュリティルールとが組にされてサーバB(5)に記憶されると、次に文書登録機能26は、IDが採番された電子データを紙文書出力機能25を司る紙文書出力部15に送る。
紙文書出力部15に送られた電子データは、紙文書出力機能25によって、印刷紙面の一部に採番されたIDが機械可読な状態で埋め込まれて印刷される。
紙文書出力機能25によって印刷が行われる際には、文書管理機能29によってIDと組にして記憶されたセキュリティルールの印刷時の制限に沿って印刷実行される。
記憶されるセキュリティルールに印刷時の制限が記されてない場合は、上記のように、採番されたIDが機械可読な状態で埋め込まれて印刷実行される。
記憶されるセキュリティルールの印刷時の制限とは、例えば、機械可読な電子透かしとして採番されたIDを埋め込んで印刷を行う制限や、印刷紙面の一部に「コピー禁止」といった文字や印刷日時等の情報を埋め込んで印刷を行うなどの制限である。
このように、文書登録システム1において、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、紙文書読取機能24、紙文書出力機能25、文書登録機能26、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29が働き、文書の入力手段が紙文書で登録文書の形態が紙文書であるパターン2の文書登録が行われる。
そして、紙文書出力部15より出力されるIDが印刷された紙文書は、そのIDと組にされてサーバB(5)に記憶されたセキュリティルールによって管理される。
次に、文書登録システム1における処理であって、文書入力手段が紙文書で登録文書の形態が電子文書であるパターン2における処理について図8を参照して説明する。
図8は、パターン2を処理する文書登録システム1の機能構成図である。
まず、文書を登録するユーザは、登録する文書内容が記載された紙文書を紙文書読取機能24を司る紙文書読取部14に配置し、ユーザ認証機能23を使用してユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われると、ユーザ情報が、ユーザ認証機能を司るユーザ認証部13から文書登録機能26を司る文書登録部16に送られる(S801)。
次に、ユーザは、表示部11に表示される文書登録初期画面500より、入力手段が紙文書で登録文書形態が電子文書であるパターン2を選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたパターン2の情報は、入力機能22を司る入力部12より文書登録部16に送られる(S802)。
文書登録機能26は、登録文書形態が電子文書であるパターンを受け付けたので、サーバC(6)のセキュリティルールDB機能28に電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールの問い合わせを行う(S803)。
セキュリティルールDB機能28は、記憶するセキュリティルールの中から電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを文書登録部16に送る(S803)。
文書登録機能26は、電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを受信すると、ユーザ認証機能23によって認証されたユーザが電子文書として操作が許されているセキュリティルールを選ぶ。
その際選ばれるセキュリティルールは、認証されたユーザを含むグループが電子文書として操作が許されているセキュリティルールであればよい。
更に、文書登録機能26は、選んだセキュリティルールから、文書読取部14のスキャナの性能を超える制限が設けられるセキュリティルールを除外する。
除外されて残ったセキュリティルールは、設定可能セキュリティルール表示画面500に設定可能セキュリティルールとして、表示機能21を司る表示部11に表示される(S804)。
ユーザは、設定可能セキュリティルール表示画面500より所望のセキュリティルールを選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたユーザ所望のセキュリティルールの情報は文書登録機能26を司る文書登録部17に送られる(S805)。
文書登録機能26は、ユーザが所望するセキュリティルールの情報を受け取ると、紙文書読取機能を司る紙文書読取部14に紙文書を読取らせる。
ユーザが選択した所望のセキュリティルールにスキャン時の制限が記載されていると、紙文書読機能24がその制限に沿ってスキャンを実行する。
文書登録機能26は、紙文書読取機能24が読取った紙文書の電子データを受け取り(S806)、受け取った電子データにIDを採番する。
そして、文書登録機能26は、IDが採番された紙文書の電子データとユーザが所望するセキュリティルールとを組にして文書管理機能29を司るサーバB(5)に記憶させる(S807)。
文書管理機能29によって、IDが採番された電子データとセキュリティルールとが組としてサーバB(5)に記憶されると、次に文書登録機能26は、紙文書の電子データに採番されたIDを埋め込み、そのIDが埋め込まれたデータを暗号化して文書リポジトリ機能30を司るサーバA(4)に記憶させる(S808)。
このように、文書登録システム1において、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、紙文書読取機能24、文書登録機能26、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29、文書リポジトリ機能30が働き、文書の入力手段が紙文書で登録文書の形態が電子文書であるパターン2の文書登録が行われる。
そして、サーバC(6)に記憶された電子データは、電子データに採番されたIDと組にされてサーバB(5)に記憶されたセキュリティルールによって管理される。
次に、文書登録システム1における処理であって、文書入力手段が電子文書で登録文書の形態が紙文書であるパターン3における処理について図9を参照して説明する。
図9は、パターン3を処理する文書登録システム1の機能構成図である。
まず、文書を登録するユーザは、登録する文書内容が記載された電子文書を電子文書入力機能27を司るパーソナルコンピュータ3から文書登録装置2に送信して、文書登録機能26を司る文書登録部16に電子文書を送る(S901)。
文書登録部16に電子文書を送る手段は、パーソナルコンピュータ3より送信される以外に、送る電子文書を外部記憶媒体20に記憶させ、文書登録装置2の外部記憶媒体I/F部19にその外部記憶媒体20を接続させることで文書登録部16に外部記憶媒体20内の電子文書を送ることができる状態にする手段も可能である。
その後ユーザは、文書登録装置2のユーザ認証機能23を使用してユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われると、ユーザ情報が、ユーザ認証機能を司るユーザ認証部13から文書登録機能26を司る文書登録部16に送られる(S902)。
そして、ユーザは、表示部11に表示される文書登録初期画面500より、入力手段が電子文書で登録文書形態が紙文書であるパターン3を選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたパターン3の情報は、入力機能22を司る入力部12より文書登録部16に送られる(S903)。
文書登録機能26は、登録文書形態が紙文書であるパターンを受け付けたので、サーバC(6)のセキュリティルールDB機能28に紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールの問い合わせを行う(S904)。
セキュリティルールDB機能28は、記憶するセキュリティルールの中から紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを文書登録部16に送る(S904)。
文書登録機能26は、紙文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを受信すると、ユーザ認証機能23によって認証されたユーザが紙文書への印刷か複写をすることができるセキュリティルールを選ぶ。
その際選ばれるセキュリティルールは、認証されたユーザを含むグループが紙文書への印刷か複写を許可されるセキュリティルールであればよい。
更に、文書登録機能26は、選んだセキュリティルールから、紙文書出力部15の印刷性能を超える制限が設けられるセキュリティルールを除外する。
除外されて残ったセキュリティルールは、設定可能セキュリティルール表示画面500に設定可能セキュリティルールとして、表示機能21を司る表示部11に表示される(S905)。
ユーザは、設定可能セキュリティルール表示画面500より所望のセキュリティルールを選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたユーザ所望のセキュリティルールの情報は文書登録機能26を司る文書登録部17に送られる(S906)。
文書登録機能26は、ユーザが所望するセキュリティルールの情報を受け取ると、パーソナルコンピュータ3から送られた電子文書或いは外部記憶媒体I/F部19に接続された外部記憶媒体20から入手する電子文書に採番を行う。
そして、文書登録機能26は、電子文書に採番したIDとユーザが所望するセキュリティルールとを組にして文書管理機能29を司るサーバB(5)に記憶させる(S907)。
文書管理機能29によって、IDとセキュリティルールとが組にされてサーバB(5)に記憶されると、次に文書登録機能26は、IDが採番された電子文書を紙文書出力機能25を司る紙文書出力部15に送る。
紙文書出力部15に送られた電子文書は、紙文書出力機能25によって、印刷紙面の一部に採番されたIDが機械可読な状態で埋め込まれて印刷される。
紙文書出力機能25によって印刷が行われる際には、文書管理機能29によってIDと組にして記憶されたセキュリティルールの印刷時の制限に沿って印刷実行される。
記憶されるセキュリティルールの印刷時の制限が記されてない場合は、上記のように、採番されたIDが機械可読な状態で埋め込まれて印刷実行される。
記憶されるセキュリティルールの印刷時の制限とは、例えば、機械可読な電子透かしとして採番されたIDを埋め込んで印刷を行う制限や、印刷紙面の一部に「コピー禁止」といった文字や印刷日時等の情報を埋め込んで印刷を行うなどの制限である。
このように、文書登録システム1において、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、紙文書出力機能25、文書登録機能26、電子文書入力機能27、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29が働き、文書の入力手段が電子文書で登録文書の形態が紙文書であるパターン3の文書登録が行われる。
そして、紙文書出力部15より出力されるIDが印刷された紙文書は、そのIDと組にされてサーバB(5)に記憶されたセキュリティルールによって管理される。
次に、文書登録システム1における処理であって、文書入力手段が電子文書で登録文書の形態が電子文書であるパターン4における処理について図10を参照して説明する。
図10は、パターン4を処理する文書登録システム1の機能構成図である。
まず、文書を登録するユーザは、登録する文書内容が記載された電子文書を電子文書入力機能27を司るパーソナルコンピュータ3から文書登録装置2に送信して、文書登録機能26を司る文書登録部16に電子文書を送る(S1001)。
文書登録部16に電子文書を送る手段は、パーソナルコンピュータ3より送信される以外に、送る電子文書を外部記憶媒体20に記憶させ、文書登録装置2の外部記憶媒体I/F部19にその外部記憶媒体20を接続させることで文書登録部16に外部記憶媒体20内の電子文書を送ることができる状態にする手段も可能である。
その後ユーザは、文書登録装置2のユーザ認証機能23を使用してユーザ認証を行う。
ユーザ認証が行われると、ユーザ情報が、ユーザ認証機能を司るユーザ認証部13から文書登録機能26を司る文書登録部16に送られる(S1002)。
そして、ユーザは、表示部11に表示される文書登録初期画面500より、入力手段が電子文書で登録文書形態が電子文書であるパターン4を選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたパターン4の情報は、入力機能22を司る入力部12より文書登録部16に送られる(S1003)。
文書登録機能26は、登録文書形態が電子文書であるパターンを受け付けたので、サーバC(6)のセキュリティルールDB機能28に電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールの問い合わせを行う(S1004)。
セキュリティルールDB機能28は、記憶するセキュリティルールの中から電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを文書登録部16に送る(S1004)。
文書登録機能26は、電子文書化可能フラグが立てられたセキュリティルールを受信すると、ユーザ認証機能23によって認証されたユーザが電子文書として操作が許されているセキュリティルールを選ぶ。
その際選ばれるセキュリティルールは、認証されたユーザを含むグループが電子文書として操作が許されているセキュリティルールであればよい。
そのようにして選ばれたセキュリティルールは、設定可能セキュリティルール表示画面500に設定可能セキュリティルールとして、表示機能21を司る表示部11に表示される(S1005)。
ユーザは、設定可能セキュリティルール表示画面500より所望のセキュリティルールを選択して入力機能22を使用して入力する。
選択されたユーザ所望のセキュリティルールの情報は文書登録機能26を司る文書登録部17に送られる(S1006)。
文書登録機能26は、ユーザが所望するセキュリティルールの情報を受け取ると、パーソナルコンピュータ3から送られた電子文書或いは外部記憶媒体I/F部19に接続された外部記憶媒体20から入手する電子文書に採番を行う。
そして、文書登録機能26は、電子文書に採番したIDとユーザが所望するセキュリティルールとを組にして文書管理機能29を司るサーバB(5)に記憶させる(S1007)。
文書管理機能29によって、IDが採番された電子データとセキュリティルールとが組としてサーバB(5)に記憶されると、次に文書登録機能26は、電子文書に採番されたIDを埋め込み、そのIDが埋め込まれたデータを暗号化して文書リポジトリ機能30を司るサーバA(4)に記憶させる(S1008)。
このように、文書登録システム1において、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、電子文書入力機能27、文書登録機能26、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29、文書リポジトリ機能30が働き、文書の入力手段が電子文書で登録文書の形態が電子文書であるパターン4の文書登録が行われる。
そして、サーバC(6)に記憶された電子文書データは、電子データに採番されたIDと組にされてサーバB(5)に記憶されたセキュリティルールによって管理される。
次に、本実施例に係わる文書登録システムの構成として、図1を参照して説明した文書登録システム1とは異なる他の文書登録システムの構成を図11乃至13を参照して説明する。
図11は、文書登録機能26が文書登録装置2に設置されるのではなくパーソナルコンピュータに設置される文書登録システムを示した構成図である。
図11に示すように、本実施例に係わる文書登録システムに必要な各機能のうち、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、電子文書入力機能27、文書登録機能26がパーソナルコンピュータに設置され、紙文書読取機能24がスキャナ装置に設置され、紙文書出力機能25は印刷装置に設置される文書登録システムも構成可能である。
なお、図11に示す文書登録システムでは、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29、文書リポジトリ機能30は文書登録システム1と同様にネットワーク上のサーバ上に設置される。
次に、文書登録機能26が文書登録装置2に設置されるのではなくスキャナ装置に設置される文書登録システムについて図12を参照して説明する。
図12は、文書登録機能26が文書登録装置2に設置されるのではなくスキャナ装置に設置される文書登録システムを示した構成図である。
図12に示すように、本実施例に係わる文書登録システムに必要な各機能のうち、紙文書読取機能24と文書登録機能26がスキャナ装置に設置され、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、電子文書入力機能27がパーソナルコンピュータに設置され、紙文書出力機能25が印刷装置に設置される文書登録システムも構成可能である。
なお、図12に示す文書登録システムでは、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29、文書リポジトリ機能30は文書登録システム1と同様にネットワーク上のサーバ上に設置される。
次に、文書登録機能26が文書登録装置2に設置されるのではなく印刷装置に設置される文書登録システムについて図13を参照して説明する。
図13は、文書登録機能26が文書登録装置2に設置されるのではなく印刷装置に設置される文書登録システムを示した構成図である。
図13に示すように、本実施例に係わる文書登録システムに必要な各機能のうち、紙文書出力機能25と文書登録機能26が印刷装置に設置され、表示機能21、入力機能22、ユーザ認証機能23、電子文書入力機能27がパーソナルコンピュータに設置され、紙文書読取機能24がスキャナ装置に設置される文書登録システムも構成可能である。
なお、図13に示す文書登録システムでは、セキュリティルールDB機能28、文書管理機能29、文書リポジトリ機能30は文書登録システム1と同様にネットワーク上のサーバ上に設置される。
なお、本実施例では、文書登録機能26によって設定可能なセキュリティルールが選ばれて表示機能21によって表示部11に表示されるように説明したが、表示部11にサーバA(4)より受け取ったセキュリティルールが全て表示されるように構成されてもよい。
そして、全てのセキュリティルールが表示された後にユーザが選択したセキュリティルールが設定可能でない場合にはそのセキュリティルールは拒絶されるように構成される。
また、本実施例では、本発明に係わる文書登録プログラムおよびシステムおよび装置は、ユーザによって文書登録初期画面500よりパターンが選択されて、その選択されたパターンに見合うセキュリティルールが電子文書化可能フラグ或いは紙文書化可能フラグを基にサーバA(4)から文書登録機能26に送られるように説明したが、文書登録初期画面500よりパターンが選択されずに表示部11にはセキュリティルールDB機能28が記憶する全てのセキュリティルールが表示され、ユーザによって選択されたセキュリティルールが設定可能でない場合にそのセキュリティルールが拒絶されるように構成してもよい。
また、本実施例では、本発明に係わる文書登録プログラムおよびシステムおよび装置は、ユーザによって文書登録初期画面500よりパターンが選択されて、その選択されたパターンに見合うセキュリティルールが電子文書化可能フラグ或いは紙文書化可能フラグを基にサーバA(4)より文書登録機能26に送られるように説明したが、文書登録初期画面500よりパターンが選択されずに、文書登録機能26は、ユーザ認証機能23によって読取られたユーザ情報と紙文書読取機能24を司る紙文書読取部14のスキャナ性能と紙文書出力機能25を司る紙文書出力部15の印刷性能とに基づいて設定可能なセキュリティルールを表示機能21に表示するように構成されてもよい。
その場合には、ユーザは、表示機能21に表示されるセキュリティルールの電子文書化可能フラグ或いは紙文書化可能フラグを視認して所望のセキュリティルールを選択する。
この発明は、文書登録プログラムおよびシステムおよび装置において利用可能である。
この発明によれば、文書の入力手段や登録する文書の形態、或いは、認証されるユーザ情報に基づいて、文書と一緒に登録する文書管理のセキュリティルールの種類を制限することができる。
文書登録装置2を含む文書登録システム1の構成を示す構成図。 文書登録システム1における機能について示した構成図。 文書登録装置2の構成を示したブロック図。 セキュリティルールの模式図。 文書登録初期画面500の画面構成図。 設定可能セキュリティルール表示画面600の画面構成図。 パターン1の処理を示す機能構成図。 パターン2の処理を示す機能構成図。 パターン3の処理を示す機能構成図。 パターン4の処理を示す機能構成図。 文書登録機能26がパーソナルコンピュータに設置される文書登録システムの構成図。 文書登録機能26がスキャナ装置に設置される文書登録システムの構成図。 文書登録機能26が印刷装置に設置される文書登録システムの構成図。
符号の説明
1 文書登録システム
2 文書登録装置
3 パーソナルコンピュータ
4 サーバA
5 サーバB
6 サーバC
7 通信回線7
10 制御部
11 表示部
12 入力部
13 ユーザ認証部
14 紙文書読取部
15 紙文書出力部
16 文書登録部
17 記憶部
18 通信I/F部
19 外部記憶媒体I/F部
21 表示機能
22 入力機能
23 ユーザ認証機能
24 紙文書読取機能
25 紙文書出力機能
26 文書登録機能
27 電子文書入力機能
28 セキュリティルールDB機能
29 文書管理機能
30 文書リポジトリ機能

Claims (13)

  1. コンピュータを、
    登録する文書を電子文書または紙文書のいずれかの形態で受け付ける登録文書受付手段、
    前記登録文書受付手段で受け付けた文書が電子文書として登録されるか紙文書として登録されるかを受け付ける文書形態受付手段、
    前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、
    前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段で抽出した処理制約規則を表示する表示手段、
    前記表示手段により表示された処理制約規則の中からユーザ所望の処理制約規則を受け付け処理制約規則受付手段、
    前記処理制約規則受付手段により受け付けた処理制約規則に基づき前記登録文書受付手段で受け付けた文書を登録処理する登録処理手段
    として機能させるための文書登録プログラム。
  2. 前記抽出手段は、
    前記登録文書受付手段で受け付けた文書の処理権限の認証を行う認証手段による認証に基づき前記処理制約規則を抽出する請求項1記載の文書登録プログラム。
  3. 前記登録文書受付手段は、
    紙文書を画像読取装置より電子情報として読み取り、
    前記抽出手段は、
    前記画像読取装置の性能に基づき前記処理制約規則を抽出する請求項1または2に記載の文書登録プログラム。
  4. 前記抽出手段は、
    前記登録処理手段で登録された文書を用紙に印刷する印刷手段の性能に基づき前記処理制約規則を抽出する請求項1乃至3のいずれか記載の文書登録プログラム。
  5. 前記印刷手段は、
    印刷する用紙に前記登録処理手段で登録された文書以外の情報を追加して印刷を行う性能を有する請求項4に記載の文書登録プログラム。
  6. 前記印刷手段は、
    印刷する用紙に前記登録処理手段で登録された文書以外の情報を電子透かし情報として埋め込んで印刷する性能を有する請求項5に記載の文書登録プログラム。
  7. 前記登録処理手段は、
    前記登録文書受付手段で受け付けた文書に識別番号を付与する採番手段を更に備え、
    前記採番手段によって付与された番号と前記処理制約規則受付手段によって受け付けた処理制約規則とを組にして記憶し、
    前記印刷手段は、
    前記採番手段によって採番された識別番号を、前記登録処理手段で登録された文書以外の情報として追加して印刷する請求項5または6に記載の文書登録プログラム。
  8. 前記処理制約規則受付手段は、
    前記処理制約規則受付手段によって受け付けた処理制約規則のなかから前記登録処理手段で登録することができない処理制約規則を拒絶する拒絶手段を更に備える請求項1乃至7にいずれか記載の文書登録プログラム。
  9. 前記拒絶手段は、
    前記認証手段によって認証される前記コンピュータの操作者に基づいて処理制約規則を拒絶する請求項8に記載の文書登録プログラム。
  10. 前記拒絶手段は、
    前記画像読取装置の性能に基づいて処理制約規則を拒絶する請求項8に記載の文書登録プログラム。
  11. 前記拒絶手段は、
    前記印刷手段の性能に基づいて処理制約規則を拒絶する請求項8に記載の文書登録プログラム。
  12. 登録する文書を電子文書または紙文書のいずれかの形態で受け付ける登録文書受付手段と、
    文書に対応して該文書の処理制約規則を管理する管理手段と、
    前記登録文書受付手段で受け付けた文書が電子文書として登録されるか紙文書として登録されるかを受け付け文書形態受付手段と、
    前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、
    前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は前記管理手段が管理する処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した処理制約規則を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された処理制約規則の中からユーザ所望の処理制約規則を受け付け処理制約規則受付手段と、
    前記処理制約規則受付手段により受け付けた処理制約規則に基づき前記登録文書受付手段で受け付けた文書を登録処理する登録処理手段と
    を備える文書登録システム。
  13. 登録する文書を電子文書または紙文書のいずれかの形態で受け付ける登録文書受付手段と、
    前記登録文書受付手段で受け付けた文書が電子文書として登録されるか紙文書として登録されるかを受け付け文書形態受付手段と、
    前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により電子文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ電子文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、
    前記登録文書受付手段により登録する文書を電子文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が電子文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出し、前記登録文書受付手段により登録する文書を紙文書として受け付けるとともに、前記文書形態受付手段により紙文書として登録されると受け付けた場合は予め設定された処理制約規則の中から前記登録文書受付手段で受け付けた形態が紙文書で、かつ紙文書としての登録形態を許容する処理制約規則を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出した処理制約規則を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された処理制約規則の中からユーザ所望の処理制約規則を受け付け処理制約規則受付手段と、
    前記処理制約規則受付手段により受け付けた処理制約規則に基づき前記登録文書受付手段で受け付けた文書を登録処理する登録処理手段と
    を備える文書登録装置。
JP2006347815A 2006-12-25 2006-12-25 文書登録プログラムおよびシステムおよび装置 Expired - Fee Related JP4826464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006347815A JP4826464B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 文書登録プログラムおよびシステムおよび装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006347815A JP4826464B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 文書登録プログラムおよびシステムおよび装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008158857A JP2008158857A (ja) 2008-07-10
JP4826464B2 true JP4826464B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=39659686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006347815A Expired - Fee Related JP4826464B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 文書登録プログラムおよびシステムおよび装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4826464B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5140522B2 (ja) * 2008-09-05 2013-02-06 株式会社Pfu 電子化カルテ管理装置および電子化カルテ管理方法
JP6415495B2 (ja) 2016-08-09 2018-10-31 株式会社ミスミ 設計支援装置、設計支援システム、サーバ及び設計支援方法
JP7265126B2 (ja) * 2019-02-26 2023-04-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038372A (ja) * 2003-06-23 2005-02-10 Ricoh Co Ltd アクセス制御判断システム及びアクセス制御執行システム
JP2006251932A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Canon Inc セキュリティ管理方法、装置およびセキュリティ管理用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008158857A (ja) 2008-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8199339B2 (en) Printing system and method for securely producing self-authenticating documents
JP4975459B2 (ja) 複写管理システム、出力装置、複写装置、およびコンピュータプログラム
US8340346B2 (en) Information processing device, information processing method, and computer readable medium
CN101515989B (zh) 图像处理装置、图像处理方法、及成像装置
JP5031472B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム
JP2007011422A (ja) 文書処理方法および文書処理装置並びにプログラム
KR100855668B1 (ko) 화상처리장치 및 그 제어방법과, 컴퓨터 판독가능한기억매체
JP4158826B2 (ja) 画像処理装置及び同処理方法並びに画像処理プログラム
JP2008301480A (ja) Cacセキュリティ及びドキュメントセキュリティの向上
JP4826464B2 (ja) 文書登録プログラムおよびシステムおよび装置
US6792547B1 (en) Digital integrated apparatus, image input-output system, and user authentication method
US8208157B2 (en) System and apparatus for authorizing access to a network and a method of using the same
JP2006079448A (ja) データ管理方法、データ管理装置およびデータ管理サーバ
JP5365360B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2006211027A (ja) 画像形成装置及び画像処理システム
JP2006254325A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法
JP2008227633A (ja) 通信装置
KR102063440B1 (ko) Qr 코드가 삽입된 출력물의 출력 방법 및 시스템
JP2007272566A (ja) 印刷システム
JP2011130306A (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
US8411297B2 (en) Image forming apparatus and image forming system involving sharing member information and a check image being associated with each other
US20080222721A1 (en) Digital multiple apparatus
JP5266117B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP5141092B2 (ja) 文書管理システム、文書処理装置および文書管理プログラム
JP2006005605A (ja) セキュリティ文書管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4826464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370