JP2007313069A - 低周波治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体に導子コードのコード巻取り機構を有し、導子と治療器本体を収納する収納ケースを備えた低周波治療器において、本体サイズを小型化し、かつ、導子の収納を容易にする。
【解決手段】低周波治療器は、導子4と、この導子4を本体1と接続する導子コード6と、導子4及び本体1を収納する収納ケース5と、導子コード6を本体1内に巻き取るコード巻取り機構とを備え、導子コード6は、コード巻取り機構によるコード巻取り長さを位置決めするためのストッパ7を有する。これにより、本体1サイズを必要最小限に小型化できると共に、収納時に、導子コード6を収納ケース5に収納し易いコード長さに止めることができるので、簡単に導子を収納することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体に電気的な刺激を与え、凝り、痛み、こり等の治療を行う低周波治療器に関する。
従来から、人体の治療部位に低周波パルス電圧を印加して治療を行なう低周波治療器がある。この種の低周波治療器において、導子と、導子を本体と接続するコードと、このコードを本体内部又は別体収納部に自動巻き取り可能なコード巻取り機構とを有したものがある。例えば、特許文献1に示されるように、本体内部に導子コードを巻き取る巻取装置と、この巻取装置の巻取り方向を含む平面に沿ってスライド自在な粘着パッド収納プレートを設けたものが知られている。
ところが、このような低周波治療器においては、導子(粘着パッド)を収納する粘着パッド収納プレートも含めた収納部が治療器本体と一体型となっているため、この治療器本体が必要以上に大きくなり、治療時に使い難いものになってしまうという問題があった。また、収納部サイズを小さくしようとすると、導子の大きさを小さくする必要があり、このため、導子を治療部位にきちんと貼り付けなければ、十分な治療効果が得られないことになる。
実開平5−29547号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、治療器本体に導子コードのコード巻取り機構を有して、導子を収納する収納ケースを治療器本体と別体とすることにより、本体サイズを必要最小限とし、かつ、導子を簡単に収納することができる低周波治療器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、低周波電流を人体に流すための導子と、この導子を治療器本体と接続する導子コードと、前記導子及び前記治療器本体を収納する収納ケースとを備え、前記導子コードを前記治療器本体内に巻き取るコード巻取り機構と、を備えた低周波治療器において、前記導子コードは、前記コード巻取り機構によるコード巻取り長さを位置決めするためのストッパを有するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の低周波治療器において、前記収納ケースは、該治療器本体に設けられたコード巻取り口付近に、前記治療器本体を収納した状態で前記導子コードが入る隙間を有するものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の低周波治療器において、前記収納ケースは、前記治療器本体を収納した状態で、該治療器本体に設けられたコード巻取り口付近に切欠きを有するものである。
請求項4の発明は、請求項1に記載の低周波治療器において、前記収納ケースは、前記導子を収納配置する位置決め機構を有するものである。
請求項5の発明は、請求項1に記載の低周波治療器において、前記導子は、前記導子コードを接続する接続端子部を有し、前記収納ケースは、前記導子を収納配置して前記接続端子部を配置する位置決め機構を有し、前記治療器本体は、前記収納ケースに収納されたときに前記導子の接続端子部に対向する面を前記接続端子部と略同形状としたものである。
請求項1の発明によれば、導子コードを収納する本体とは別に、導子を収納する収納ケースを有することにより、本体サイズを必要最小限に小型化でき、かつ、収納時に、導子コードを収納ケースに収納し易いコード長さに止めることができるので、簡単に導子を収納することができる。
請求項2の発明によれば、コード巻取り口付近でコードを自由に曲げられるので、本体と導子を収納ケースに収納時に導子コードを本体と収納ケースの間に挟み込むことを防止することができる。
請求項3の発明によれば、本体を収納ケースに収納時に導子コードの挟み込みを防止できると共に、本体と収納ケースを分離せず一体の状態で切欠き部から導子コードを本体の外部に引き出せるので、本体を収納ケースに置いたままでも使用することができ、使用スペースが小さくなり、使用利便性が高まる。
請求項4の発明によれば、収納時における導子の位置決めができるため、導子コードの挟み込み等がなく、より収納し易くなる。
請求項5の発明によれば、収納時の本体と収納ケースとの全体の厚みを薄くすることができるので、治療器全体の省スペース保管が可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る低周波治療器について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の低周波治療器10の外観を示し、図2は、同治療器10の上面から見た図を示し、図3は、同治療器10の筐体2を示す。図1において、低周波治療器10は、筐体2と操作板3を有する治療器本体1(以下、本体という)と、低周波電流を人体に流すための導子4と、本体1及び導子4を収納する収納ケース5とを備え、導子4は、導子4と本体1とを接続する導子コード6を有し、この導子コード6には、コードの巻取り長さを規制するストッパ7が設けられている。また、筐体2は、本体1の各種低周波治療に必要な機能部を含むハウジングであり、操作板3は、本体1の上面に配設されて筐体2のカバーとなり、本体1を操作のための表示部3a、動作選択スイッチ3b、治療範囲設定スイッチ3c、電源スイッチ3d等を備える。
図2に示すように、導子4は、この導子4を人体に貼り付ける導子パッド41と、導子パッド41に導子コード6を接続する山形状の接続端子部42とを有している。各導子4は、紙面の左側(A側)に2個、右側(B側)に2個ずつの4本の導子コード6により本体1と接続されている。本体1は、操作板3での操作により選択された4つの導子4の中の任意の何れか2つに低周波出力を加え、その選択された導子間に電流を流すよう設定されている。
また、図3に示すように、筐体2は、筐体2を形成する略矩形の周壁21を有し、この周壁21は、導子4の挿入側の正面の側面21aと、裏面側の側面21bと、それら側面を接続する2つの側面21cとを備えている。また、筐体2は、A側とB側の各導子コード6を筐体2内にそれぞれ自動巻き取りする2つの自動巻取り機構8と、本体1の側面に設けられた導子コード6の巻き取りを開始させる巻取りスイッチ9と、各導子コード6が筐体2内に巻き取られるコード入口となる巻取り口部11とを有する。また、自動巻取り機構8は、その内部にゼンマイバネ(図示なし)と、このゼンマイバネを固定し、かつ導子コード6を収納するリール状の巻取り板(図示なし)とを有している。この巻取り板は、回転機能を持ち、常に導子コード6を巻き取る方向に力が掛かる構造になっており、また、この巻き取りの回転を停止するための停止機構も有し、この停止機構は巻取りスイッチ9により外部から解除されるようになっている。
このような本体1の構成において、使用時に、導子コード6はA側、B側の両方またはいずれか一方から2本同時に引っ張り出されて最適な長さで使用される。そして、収納時には、本体1の側面にある巻取りスイッチ9の操作により、導子コード6はゼンマイバネにより巻き取られてコード巻取り機構8内に収納される。また、導子コード6には、導子コード6の先端に接続される導子4よりも手前に、成形樹脂等によるストッパ7が装着されている。この導子コード6に取り付けられたストッパ7は、筐体2内のコード巻取り機構8が導子コード6を巻取る際、筐体2の巻取り口部11において、導子コード6のコード巻取り長さを位置決めする役割を果す。
図4、図5を参照して、導子コード6の巻取り口部11の詳細について説明する。図4は、巻取り口部11を筐体2の上面から見た図3のC部の拡大を示し、図5は、図4の巻取り口部11の導子コード6の挿入側から見た側面を示す。これらの図において、巻取り口部11は、周壁21のA側、B側の各コーナ付近に位置し、導子コード6の引き出しをガイドする空洞のコード引出口22と、このコード引出口22の内側にあって導子コード6の通るU字型の入口溝23とを有する。このU字型の入口溝23は、導子コード6の通る付近において凸型の半円部23aを成している。また、操作板3は、操作板3上面から略直角に下方に突出する突出部31を有し、この突出部31は、筐体2上部が操作板3で覆われたとき入口溝23に嵌合し、その先端部は凹型の半円31aを成している。この半円31aと半円23aとは、突出部31と入口溝23が嵌合されたときに略円形の貫通孔23bを形成する。
上記巻取り口部11においては、貫通孔23bの直径d1は、導子コード6の直径d2と、導子コード6に装着される円筒形のストッパ7の外形の直径d3との合計よりも小さく設計されている。従って、コードを巻き取っても、導子コード6はストッパ7の位置で止まるようになる。例えば、実際の例として、丸穴の貫通孔23bの直径d1を約3.6mm、導子コード6の線の直径d2を約1.3mm、円筒形のストッパ7の断面の直径d3を約3.0mmとすると、d1(3.6mm)<d2+d3(1.3mm+3.0mm=4.3mm)となり、導子コード6を必ずストッパ7の位置で止めることができる。また、これにより、コード収納時においても、ストッパ7により導子コード6を導子2から数cm残った状態にできる。
また、本体1は、収納時には、導子コード6を筐体2内に巻き取って、巻取り口部11におけるストッパ7により導子コード6を止めた状態で、導子4と共に収納ケース5に収納される。このとき、導子4は、導子コード6を繋げたままで収納ケース5に収納され、その収納位置は、収納された筐体2の底面と収納ケース5の底面との間に収納される。このとき、収納時の導子コード6の巻取り口部11からのコード残りの長さは、ストッパ7の位置で調整され、導子4を収納ケース5内に収納するために丁度よい長さとなるように好適に設定される。これにより、本体1及び導子4を収納ケース5に収納した状態において、導子コード6のコード残り長さが常に一定にでき、導子4をいつでも簡単に短時間で収納することができる。
このように本実施形態の低周波治療器10によれば、導子コード6を巻き取る本体1とは別に、本体1と導子4を収納する収納ケース5を備え、対を成す導子4の一方の導子コード6にストッパ7を設けたことにより、本体1サイズを必要最小限に小型化できると共に、収納時に、導子4を収納ケース5に収納し易いように導子コード6のコード残りの長さを設定することができるので、簡単に導子4を収納することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る低周波治療器について、図6を参照して説明する。本実施形態の低周波治療器10は、前記第1の実施形態と基本的には同じ構成を成し、巻取り口部11付近の本体1と収納ケース5との間に、収納時に導子コード6が入る隙間54を備えたものである。
図6において、本体1の筐体2は、正面側の側面21a及び裏面側の側面21bと一体構成の底面24を有する。また、収納ケース5は、筐体2の各側面21a、21b、及び底面24に対向する側面51、52と底面53を備える。各導子4は、2個づつ対となって、互いの導子パッド41を重ね合わせて、収納ケース5の底面53に収納配置されている。筐体2の側面21aは、巻取り口部11付近における底面24とのコーナ部において、筐体2内にL型に凹んだ凹み部25を有する。この凹み部25は、側面21aとそれぞれ略直角、略平行を成し、L字型の側面を形成する側面25aと側面25bで形成され、側面25aは幅d4を有する。これにより、凹み部25の側面25bは、側面21aから側面25aの幅d4だけ、側面21aから離れた位置に配設され、側面25bと収納ケース5の側面51との間に隙間54が形成される。
また、本体1を収納ケース5に収納時には、筐体2の底面24と収納ケース5の底面53との間に、導子4を収納できるように間隔d5の隙間が形成される。また、本体1と導子4を収納ケース5に収納時において、側面25bの巻取り口部11には、前記第1の実施形態と同様に導子コード6を通す貫通孔23bが形成される。ここで、例えば、導子コード6の径を1.3mmとし、ストッパ7の径を3.0mmとした場合、d4を約10mm、d5を約15mm程度に設定すると、導子4の収納時に、導子コード6を無理なく湾曲させ収納ケース5と筐体2との間に挟むことなく収納することができる。
このように、本実施形態の低周波治療器10によれば、導子コード6の巻取り口部11付近の側面21aと底面24とのコーナ部における筐体2内にL型の凹み部25を備えたことにより、収納ケース5に本体1を収納した状態で導子コード6が入る隙間54を形成することができる。これにより、収納ケース5に本体1と導子4を収納時に、導子コード6を収納ケース5と筐体2との間に挟むことなく収納することができる。
次に、上記第2の実施形態に係る低周波治療器の変形例について、図7を参照して説明する。本実施形態の低周波治療器10は、前記第2の実施形態と基本的には同じ構成を成し、本体1の巻取り口部11付近において、略水平面に対する筐体2の側壁21aの傾斜を、収納ケース5の側壁51の傾斜に比べて小さくし、筐体2と収納ケース5との間に導子コード6が入る隙間55を備えたものである。
図7において、筐体2における巻取り口部11を有する側面21aは、水平面に対して筐体2の内側において傾斜角θ1を成し、収納ケース5における側壁51は、水平面に対して収納ケース5の内側において傾斜角θ2を成し、傾斜角θ2は傾斜角θ1より大きく形成されている。これにより、筐体2の側面21aと収納ケース5の側壁51との間には隙間55が形成される。ここで、例えば、側面21aと側面51との当たる位置と巻取り口部11の貫通孔23bとの間隔d6を約10mmとし、傾斜角θ2を75°、傾斜角θ1を45°とした場合には、巻取り口部11と収納ケース5との間隔d7(巻取り口部11より側壁51に垂線を下ろした距離)は、d7=10tan30°からd7は約6mmとなる。これにより、前記実施形態と同様に、導子コード6の径d2を1.3mm、ストッパ7の径d3を3.0mmとした場合、d7(6mm)>(d2+d3)(4.3mm)より、導子4の収納時に、導子コード6を収納ケース5と筐体2との間に挟むことなく収納することができる。なお、本体1を収納した時に本体1の巻取り口部11付近にコードが入るすき間を作る方法は上記以外のものでもよい。
次に、本発明の第3の実施形態に係る低周波治療器について、図8を参照して説明する。本実施形態の低周波治療器10は、前記第1の実施形態と基本的には同じ構成を成し、収納ケース5は、本体1の巻取り口部11(コード巻取り口)付近に切欠き部12を有した点で異なる。
図8(a)において、収納ケース5は、本体1を収納した状態で、本体1に設けられた巻取り口部11付近に対向する側壁51の部分に切欠き部12を備えている。これにより、収納ケース5と本体1とが嵌合した時に、巻取り口部11からの導子コード6が収納ケース5の当たりそうな側壁51の箇所が切り欠かれて空いている。従って、収納時に巻取り口部11のコード出口から収納ケース5の切欠き部12を通して筐体2の下にコードを曲げて収納でき、収納時に導子コード6が収納ケース5に挟まないようにできる。
このように、本実施形態の低周波治療器10によれば、収納ケース5に、筐体2の巻取り口部11付近に対向する切欠き部12を備えたことにより、収納時に導子コード6を収納ケース5に挟まないようにできる。また、本体1を収納ケース5に収納したままでも導子コード6の引き出し/巻取りが可能となるので、本体1を収納ケース5に乗せたままでも使用できる。これにより、本体1を使用時に、収納ケース5を他の場所に置いておく必要がなくなり利便性が高まる。なお、収納ケース5に切欠きを作る方法は上記以外のものでもよい。
次に、本発明の第4の実施形態に係る低周波治療器について、図9を参照して説明する。本実施形態の低周波治療器10は、前記第1の実施形態と基本的には同じ構成を成し、収納ケース5は、導子4を収納配置するリブ13(位置決め機構)を備えた点で異なる。
図9(a)において、収納ケース5は、その底面53において、2つの導子4を配置して位置決めするリブ13を備える。このリブ13は、導子4の導子パッド41の先端側を位置決めするリブ13aと、導子4の接続端子部42側における導子コード6の両側の2箇所で位置決めするリブ13bとを有する。これにより、導子パッド41がリブ13a、13bにより位置決めされて収納配置される。また、収納ケース5では、図9(b)に示すように、2つの導子4は、収納ケース5において、収納ケース5の中心Lに対して対称に配置されて、図9(c)に示すように、側面51に切欠き部12を有している。これにより、図9(d)に示すように、導子4は、収納ケース5の決められた位置に配置され、本体1を収納した場合も、導子コード6は切欠き部12により筐体2と収納ケース5に挟まれることなくスムーズに巻取り口部11から巻き取られる。
このように、本実施形態の低周波治療器10によれば、収納ケース5内に導子4を置く位置を決めるリブ13を備えたことにより、収納時には、リブ13で決められた位置に導子4を配置できるので、導子4の収納位置が常に一定となり、巻取り口部11のストッパ7からの導子コード6の長さが一定に決められるので収納時にコードが絡んだり、かみ込んだりしない。また、収納ケース5が導子4のサイズに比べて大きい場合にも、収納ケース5内で導子4の位置の移動を防ぐことができ、巻取り口部11のストッパ7からの導子コード6の長さの変動を抑えて一定にできるので、導子4を収納し易くなる。なお、収納ケース5につけるリブ13の位置、形状などは上記以外でもよい。
次に、本発明の第5の実施形態に係る低周波治療器について、図10を参照して説明する。本実施形態の低周波治療器10は、前記第1の実施形態と基本的には同じ構成を成し、収納ケース5は、導子4を収納配置して接続端子部42を配置するリブ13(位置決め機構)を備え、本体1は、収納ケース5に収納されたときに接続端子部42に対向する面を接続端子部42と略同形状とした点で異なる。
図10(a)、(c)において、導子4は、導子パッド41上に導子コード6と接続する山形状の接続端子部42を有し、収納ケース5は、その底面53に導子4を収納配置して接続端子部42を配置するリブ13(位置決め機構)を有する。また、筐体2は、側面21a、21cによる筐体2のコーナ部に筐体2内に凹む凹み部26が形成され、この凹み部26に巻取り口部11が形成される。また、筐体2は、収納ケース5に収納されたときに、導子4の接続端子部42に対向する底面24の位置に接続端子部42と略同形状の窪部24aを備えている。
上記構成において、筐体2に凹み部26を設けたことにより、巻取り口部11付近の筐体2と収納ケース5間に隙間ができ、巻取り口部11からの導子コード6は、導子4の収納時に収納ケース5と筐体2に挟まれないようにできる。また、導子4は、リブ13により収納ケース5の底面53に収納配置され位置決めされ、同時に接続端子部42の底面53における収納位置も決定される。
また、筐体2の底面24に位接続端子部42と略同形状の窪部24aを形成したことにより、導子4が筐体2の底面24の窪部24aと収納ケース5の底面53の間に収納されたときに、導子4の接続端子部42は、底面24の窪部24aの中に収納されるので、筐体2の底面24と収納ケース5の底面53の間の間隔を短くすることができる。これにより、接続端子部42は、通常、導子パッド41よりも厚みが厚いので、収納時の治療器10全体の高さを高くする要因となっていたが、窪み部24aに位接続端子部42を収納することにより、収納ケース5の高さを低くし、治療器10全体の高さを低くすることができる。また、リブ13は、接続端子部42を直接位置決めするものであってもよい。
このように、本実施形態の低周波治療器10によれば、収納ケース5に導子4を収納配置して接続端子部42を配置する位置決め用のリブ13を設け、本体1において位置決めされた接続端子部42に対向する底面24に接続端子部42と略同形状の窪部24aを設けたことにより、収納時の治療器10の厚みを薄くすることができ、省スペース保管が可能となる。なお、収納ケースにつけるリブの位置、形状などは上記以外でもよい。
次に、上記第5の実施形態に係る低周波治療器の変形例について、図11を参照して説明する。本実施形態の低周波治療器10は、前記第5の実施形態と基本的には同じ構成を成し、収納時に導子4の接続端子部42に対向する収納ケース5の底面53にも接続端子部42と略同形状の窪み部53aを形成したものである。
図11において、本実施形態の低周波治療器10は、筐体2の底面24における接続端子部42と略同形状の窪み部24aに加え、収納ケース5の底面53において、導子4の接続端子部42に対向する面に接続端子部42と略同形状の窪み部53aを形成している。また、収納ケース5は、巻取り口部11付近に切欠き部12を有し、底面53の裏側に支持脚56を備えている。また、導子4は、収納ケース5に収納されるとき、対となる2つの導子4毎に各導子パッド41面を重ねて一体として収納されている。そして、一方の導子4の接続端子部42が収納ケース5の底面53の窪み部53aに収納されて位置決めされ、筐体2が収納ケース5に収納されると、筐体2の窪み部24aが他方の導子4の接続端子部42を内包する形で収納する。
このように、上記変形例によれば、2つの導子4の接続端子部42が共に、収納ケース5及び筐体2のそれぞれの底面24、53の窪み部24a、53aに収納されるので、筐体2と収納ケース5の間隔を極めて接近させて導子4を収納することができる。これにより、筐体2と収納ケース5の収納時の全体の高さを小さくでき、治療器10を薄くすることができる。
上述した各種実施形態及びそれらの変形例に係る低周波治療器10によれば、導子コード6を巻き取るコード巻取り機構8を備えた本体1と、この本体1とは別に本体1と導子4とを収納する収納ケース5を備えた低周波治療器において、導子コード6にコード巻取り機構8によるコード巻取り長さを位置決めするためのストッパ7を装着した。これにより、本体1のサイズを必要最小限にして、収納時には、コード巻取り後、導子コード6のコード残り長さを、収納ケース5に収納し易い一定の長さに設定することができるので、本体1と導子4を簡単に収納ケース5に収納することができる。
なお、本発明は、上記実施形態等に限られるものでなく、さらに適宜に変更することができる。例えば、本実施形態では、導子コードが4本の場合を示したがこれ以外の本数でも同様に適用される。また、ストッパは、導子コード上でストップ位置を固定できるものであれば材質は問わない。
本発明の第1の実施形態に係る低周波治療器の外観図。 上記低周波治療器の上面図。 上記低周波治療器の筐体の構成図。 上記低周波治療器の筐体の導子コードの巻取り口部を説明する図。 上記図4の側面図。 本発明の第2の実施形態に係る低周波治療器の構成図。 上記第2の実施形態の変形例の構成図。 (a)は本発明の第3の実施形態の構成図、(b)は(a)の本体収納時の外観図。 (a)は本発明の第4の実施形態に係る低周波治療器の構成図、(b)〜(d)はそれぞれ(a)の正面側の内部側面図、正面側の側面図、及び側面側の内部側面図。 (a)は本発明の第5の実施形態に係る低周波治療器の構成図、(b)、(c)はそれぞれ(a)の本体収納時の外観図及び内部側面図。 上記第5の実施形態の変形例の構成図。
符号の説明
1 本体(治療器本体)
4 導子
5 収納ケース
6 導子コード
7 ストッパ
10 低周波治療器
11 巻取り口部(コード巻取り口)
12 切欠き部
13、13a、13b リブ(位置決め機構)
42 接続端子部
54 隙間

Claims (5)

  1. 低周波電流を人体に流すための導子と、この導子を治療器本体と接続する導子コードと、前記導子及び前記治療器本体を収納する収納ケースとを備え、前記導子コードを前記治療器本体内に巻き取るコード巻取り機構と、を備えた低周波治療器において、
    前記導子コードは、前記コード巻取り機構によるコード巻取り長さを位置決めするためのストッパを有することを特徴とする低周波治療器。
  2. 前記収納ケースは、該治療器本体に設けられたコード巻取り口付近に、前記治療器本体を収納した状態で前記導子コードが入る隙間を有することを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
  3. 前記収納ケースは、前記治療器本体を収納した状態で、該治療器本体に設けられたコード巻取り口付近に切欠きを有することを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
  4. 前記収納ケースは、前記導子を収納配置する位置決め機構を有することを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
  5. 前記導子は、前記導子コードを接続する接続端子部を有し、
    前記収納ケースは、前記導子を収納配置して前記接続端子部を配置する位置決め機構を有し、
    前記治療器本体は、前記収納ケースに収納されたときに前記導子の接続端子部に対向する面を前記接続端子部と略同形状としたことを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
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