JP2007312811A - 回転体駆動装置及び回転体駆動装置を備えた遊技機 - Google Patents

回転体駆動装置及び回転体駆動装置を備えた遊技機 Download PDF

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Abstract

【課題】回転体が一回転したことを検出することができるとともに、回転体に図柄帯を接着する作業が容易な回転体駆動装置を提供することを目的とする。
【解決手段】回転体制御装置は、モータによって駆動される回転体と、光非反射素材からなり、前記回転体の周面に回転方向に沿って接着されるとともに当該回転方向に沿って複数の図柄が配された図柄帯と、前記図柄帯に対して設けられた光反射領域と、前記図柄帯に対して光を照射する光照射手段と、前記光反射領域で反射した前記光を受光することに基づいて、受光信号を出力する受光手段と、前記受光信号に基づいて、前記回転体が一回転したことを検出する検出手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転体駆動装置及び回転体駆動装置を備えた遊技機に関する。
複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールと、これら各リールに対応して複数設けられ、各リールの周面に配された一部の図柄を表示する図柄表示窓とを備え、遊技者による例えばメダル等の遊技価値の投入とスタートレバーの操作(以下、「開始操作」という。)とに基づいて、全リールが回転して、遊技者によるストップボタンの操作(以下、「停止操作」という。)に基づいて、各リールが停止するとともに図柄表示窓に図柄を表示するまでを単位遊技とする遊技機(いわゆる「パチスロ」)が知られている。また、遊技機は、図柄表示窓に所定の図柄の組合せが停止表示されたときに遊技者に対して遊技価値を付与する。
こうした遊技機は、リールについて定めた基準位置の回転角を制御することにより所定の図柄を表示位置に表示する。具体的には、遊技機は、複数の図柄が等間隔で配されたリール帯が周面に接着されたリールをステッピングモータによって駆動し、モータの回転角度すなわち入力パルスを制御するとともに一回転毎に入力パルスカウンタをリセットすることにより、各図柄の回転位置を検知し、また、基準位置からのパルス数で停止位置を制御する。
従来の遊技機は、図7に示すように、リールが一回転したことを検出するため、リール300のスポーク301に遮光体302が取り付けられるとともに、発光部401と受光部402を有する光センサ400が備えられている。すなわち、遊技機は、遮光体302が発光部401と受光部402の間を通過した際に光センサ400が出力する出力信号に基づいて、リール300が一回転したことを検出して、入力パルスカウンタをリセットする(例えば、特許文献1)。
特開2002−126231号公報
しかしながら、上述の遊技機においては、遮光体302の位置と対応する図柄の位置が一致していない場合に、リール300の回転を停止すると図柄の停止位置がずれてしまうこととなる。このため、遮光体302の位置と対応する図柄の位置とが一致するようにリール帯をリール300に接着する必要があることから、接着作業のために多大な時間を要していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、回転体が一回転したことを検出することができるとともに、回転体に図柄帯を接着する作業が容易な回転体駆動装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る回転体駆動装置は、モータ(例えば、後述のステッピングモータ49)によって駆動される回転体(例えば、後述のリール3)と、光非反射素材からなり、前記回転体の周面に回転方向に沿って接着されるとともに当該回転方向に沿って複数の図柄が配された図柄帯(例えば、後述のリール帯220)と、前記図柄帯に対して設けられた光反射領域(例えば、後述の光反射領域221)と、前記図柄帯に対して光を照射する光照射手段(例えば、後述の発光部241)と、前記光反射領域で反射した前記光を受光することに基づいて、受光信号を出力する受光手段(例えば、後述の受光部242)と、前記受光信号に基づいて、前記回転体が一回転したことを検出する検出手段(例えば、後述の反射型光センサ240)と、を備えることを特徴とする。
この構成により、本発明の回転体駆動装置は、モータによって回転体を駆動させることにより、光非反射素材からなり、回転体の周面に回転方向に沿って接着されるとともに、当該回転方向に沿って複数の図柄が配された図柄帯に対して設けられた光反射領域が、光照射手段から照射された光を反射して、受光手段がこの反射した光を受光した場合に出力する受光信号に基づいて、回転体が一回転したことを検出する。
したがって、当該回転体駆動装置によれば、回転体に遮光体を設けることなく回転体が一回転したことを検出することができるとともに、遮光体などの基準となる位置と対応する図柄の位置とを一致させるように図柄帯を接着する必要がないことから、回転体に図柄帯を接着するための作業が容易となる。
また、本発明に係る回転体駆動装置は、前記光反射領域が、前記複数の図柄のうち基準となる基準図柄(例えば、後述の白7)に対応付けて設けられていることを特徴とする。
この構成により、本発明の回転体駆動装置は、受光手段が光反射領域で反射した光を受光することによって当該光反射領域に対応する基準図柄の位置を検出するとともに、当該基準図柄に基づいて、他の図柄の回転位置を容易に算出することができる。
さらに、本発明の遊技機は、前記回転体駆動装置を備えることを特徴とする。
したがって、当該遊技機においては、回転体駆動装置を製造する際、遮光体などの基準となる位置と対応する図柄の位置とを一致させるように図柄帯を接着する必要がないことから、回転体に図柄帯を接着するための作業が容易となり、当該遊技機についての製造コストを削減することができる。
したがって、当該回転体駆動装置によれば、回転体に遮光体を設けることなく回転体が一回転したことを検出することができるとともに、遮光体などの基準となる位置と対応する図柄の位置とを一致させるように図柄帯を接着する必要がないことから、回転体に図柄帯を接着するための作業が容易となる。
以下、本願の回転体駆動装置について、図面を用いて具体的に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、遊技機に設置されるリール駆動装置に対して本願を適用した場合の実施形態である。なお、図4に示すように、遊技機は3つのリール3L、3C、3R(以下、「リール3L、3C、3R」を総称して「リール3」とする場合がある。)を備えているが、説明の便宜上、1つのリール駆動装置について説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係るリール駆動装置の概要について説明する。なお、図1は、本実施形態に係るリール駆動装置の斜視図である。
図1に示すように、リール駆動装置200は、外周部にリール帯220が貼付されたリール3を有する。リール3は、全体が略円筒状に形成されており、環状フレーム211と環状フレーム212に等間隔で掛け渡された複数の桟部213とを備える。リール3は、リール駆動装置200の骨組となるフレーム(図示しない)に取り付けられ、その回転軸214が同じくフレームに取り付けられた後述するステッピングモータ49の回転軸に直結されており、ステッピングモータ49によって駆動される。また、リール3の回転軸214から環状フレーム212に向けて複数のスポーク215が照射状に設けられている。なお、反対側の環状フレーム211と回転軸224との間にはスポークは設けられていない。
リール帯220には、後述の図柄列が描かれている。また、リール帯220は、光非反射素材により形成されており、その一部には後述する光反射領域221が設けられている。
リール3の内側にはランプケース230が設けられており、このランプケース230内の3つの各部屋にはバックランプ231、232、233が取り付けられている。これらのバックランプ231、232、233は白色LEDからなっており、リール帯220を内面側から光を照射する。
また、フレームには反射型光センサ240が取り付けられている。図2に示すように、反射型光センサ240は、互いに同方向を向いた発光部241と受光部242とを有し、発光部241から照射される光251(以下、「照射光」という。)が反射物に当たって反射した光252(以下、「反射光」という。)を受光部242が受光することにより光路上に反射物があることを検知する。従って、反射型光センサ240は、照射光251が光非反射素材からなるリール帯220の光反射領域221が設けられてない部分に照射されている場合には、受光部242が反射光252を受光しないことから光反射領域221を検出せず、リール3が回転して、照射光251が光反射領域221に当たって反射した場合にのみ、受光部242が反射光252を受光することによって光反射領域221を検出する。
反射型光センサ240は、受光部242が反射光252を検出すると、後述のリール位置検出回路50に受光信号を出力する。リール位置検出回路50は、反射型光センサ240からの受光信号に基づいて、各リール3L、3C、3R上の図柄の位置を算出する際の基準となるリールインデックス情報を生成して、後述のメインCPU31に出力する。なお、リール3の回転を停止させる場合には、後述のメインCPU31が、所定の図柄を所定の位置に停止させるために、リールインデックス情報に基づき、停止制御信号を後述のモータ駆動回路39に出力する。モータ駆動回路39は受信した停止制御信号に基づいて、ステッピングモータ49の駆動を制御してリール3の回転を停止させる。
次に、図3を参照して、リール帯220に描かれた図柄列及び光反射領域221について説明する。なお、図3は、本実施形態におけるリール3L、3C、3Rにそれぞれ貼付されるリール帯220L、220C、220Rを展開した展開図である。
リール帯220L、220C、220Rには複数種類の図柄が21個配列された図柄列が描かれている。具体的には、白7(図柄222)、ベル(図柄223)、スイカ(図柄224)、リプレイ(図柄225)、チェリー(図柄226)及びBAR(図柄227)の図柄で構成される図柄列が描かれている。
また、リール帯220L、220C、220Rにはそれぞれ光反射領域221L、221C、221Rが設けられている。光反射領域221L、221C、221Rは、光を反射する光反射素材により形成されている。
さらに、光反射領域221L、221C、221Rは、各リールに描かれた図柄のうち基準となる何れかの図柄と対応付けて設けることが望ましい。これは、発光部241から照射される照射光251の光路上を光反射領域221L、221C、221Rが通過した場合に受光部242が反射光252を受光することに基づき、リール3L、3C、3Rが一回転したことを検出するとともに、各図柄の回転位置を算出するからであって、図3の例では、リール帯220L、220C、220Rを展開した場合の最上部に描かれたそれぞれの白7の図柄を基準図柄として、各基準図柄の側部に光反射領域221L、221C、221Rが設けられている。
なお、リール3L、3C、3Rは、図柄列が図3の矢印方向に移動するように回転駆動される。また、各図柄には、各図柄の位置を特定するためのコードナンバー「00〜20」が予め定められ、データテーブルとして後で図5を参照して説明する主制御回路60のROM32に記憶されている。
なお、本実施形態のリールは、本発明の回転体を構成するとともに、リール帯220は、本発明の回転帯を構成し、本実施形態の光反射領域221は、本発明の光反射領域を構成する。また、本実施形態の発光部241は、本発明の光照射手段を構成するとともに、受光部242は、本発明の受光手段を構成し、本実施形態の反射型光センサ240は、本発明の検出手段を構成する。
次に、本願の遊技機について、図面を用いて具体的に説明する。なお、以下の実施形態では、本願の遊技機として、上述のリール駆動装置200を3台備えた遊技機であって、コイン、メダルまたはトークンなどの他に、遊技者に付与されたカード等の遊技価値を用いて遊技することが可能な遊技機、いわゆるパチスロ遊技機を用いて説明する。また、以下の実施形態では、パチスロ遊技機を例に挙げて説明するが、本願の遊技機を限定するものではなく、パチンコ機やスロットマシンであってもよい。
まず、図4を参照して、本実施形態に係る遊技機の概観について説明する。なお、図4は、本実施形態に係る遊技機1の斜視図である。
遊技機1には、図4に示すように、リール3L、3C、3Rや後述の主制御回路60(図5参照)などを収容するキャビネット1aと、キャビネット1aに対して開閉可能に取り付けられる前面扉1bと、が設けられている。
キャビネット1aの中央部正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aと液晶表示部2bが形成されている。キャビネット1aの中央部正面の内部(液晶表示部2bの背面)には、3個のリール3L、3C、3Rが回転自在に横一列に設けられている。3個のリール3L、3C、3Rには、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれている。各リール3L、3C、3Rの図柄は、図柄表示窓4L、4C、4Rを透過して視認できるようになっている。また、各リール3L、3C、3Rは、定速で回転(例えば80回転/分)するように主制御回路60により制御され、図柄表示窓4L、4C、4R内のリール3L、3C、3R上に描かれた図柄がリールの回転に伴って変動する。
パネル表示部2a及び液晶表示部2bの下方には略水平面の台座部10が形成されている。台座部10の左側には、押しボタン操作により、クレジットされているメダルを賭けるための1−BETボタン11、2−BETボタン12、及び最大BETボタン13が設けられる。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚が投入される。2−BETボタン12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚が投入される。最大BETボタン13は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの3枚{即ち、単位遊技において投入することが可能な最大の投入枚数(以下、「最大投入枚数」という)}が投入される。これらのBETボタン11、12、13を操作することにより、後述の入賞ラインが有効化される(以下、有効化された入賞ラインを有効ラインという。)。
台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられている。メダル投入口22に投入されたメダルに応じて、後述の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット(Credit)/払出し(Pay)の切り替えを行うC/Pボタン14が設けられている。このC/Pボタン14に対する遊技者の操作によって払出モード又はクレジットモードの切り替えが行われる。クレジットモードでは、入賞が成立すると、入賞に対応する払出枚数分のメダルがクレジットされる。また、払出モードでは、入賞が成立すると、入賞に対応する払出枚数分のメダルが正面下部のメダル払出口15から払出され、このメダル払出口15から払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。
メダル受け部16の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられている。スピーカ21L、21Rは、遊技の状況に応じて演出音や報知音などの遊技音を出力する。
C/Pボタン14の右側には、スタートレバー6が設けられている。スタートレバー6は、遊技者の開始操作により、リール3L、3C、3Rを回転させ、図柄表示窓4L、4C、4Rに表示された図柄の変動を開始させる。
台座部10の前面部中央で、スタートレバー6の右側には、遊技者の停止操作により3個のリール3L、3C、3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個のストップボタン7L、7C、7Rが設けられている。ここで、3つのリール3L、3C、3Rの回転が行われているときに最初に行われるリールの回転の停止を第1停止といい、第1停止の次に行われ、2つのリールの回転が行われているときに2番目に行われるリールの回転の停止を第2停止といい、第2停止の次に行われ、残り1つのリールの回転が行われているときに最後に行われるリールの回転の停止を第3停止という。
前面扉1bの上部には、LED101、ランプ102が設けられている。LED101、ランプ102は、遊技の状況に応じた発光パターンで発光し、演出や報知が行われる。
パネル表示部2aは、WINランプ17と、BETランプ9a〜9cと、払出枚数表示部18と、クレジット表示部19と、を有する。
WINランプ17は、遊技者にボーナスの作動に係る図柄の組合せが表示可能な状態であることを、点灯することにより報知する。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、単位遊技を行うために投入されるメダルの枚数(即ち、投入枚数)に応じて点灯が行われる。1−BETランプ9aは、1−BETボタン11の操作またはメダル投入口に1枚のメダルが投入された場合に点灯が行われる。2−BETランプ9bは、2−BETボタン12の操作またはメダル投入口に2枚のメダルが投入された場合に点灯が行われる。最大BETランプ9cは、最大BETボタン13の操作または3枚のメダルが投入された場合に点灯が行われる。
払出枚数表示部18及びクレジット表示部19は、夫々7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数及び貯留(クレジット)されているメダルの枚数を表示する。
液晶表示部2bは、正面側から見てリール3L、3C、3Rの手前側に配設され、画像を表示すると共に、図柄表示窓4L、4C、4R内に、リール3L、3C、3Rに描かれた図柄を透過表示するものである。なお、図柄表示窓4L、4C、4R内における透過率は変更可能である。
この液晶表示部2bは、演出表示領域23を有し、図柄表示窓4L、4C、4Rを囲むように所定の形状からなる枠画像と、演出時に所定の画像又は画像における背景を構成する背景画像を含む画像を表示する。
各図柄表示窓4L、4C、4Rには、縦長矩形の各図柄表示窓4L、4C、4R内における上段、中段及び下段の各領域に一の図柄が表示され、対応するリールの周面に配された図柄のうち3つの図柄が表示される。つまり、図柄表示窓4L、4C、4Rは、いわゆる表示窓としての機能を有する。
図柄表示窓4L、4C、4Rには、前述の各図柄表示窓4L、4C、4R内における上段、中段及び下段のうち何れかを結ぶ5つの入賞ラインが設けられている。具体的には、トップライン8b、センターライン8c、ボトムライン8d、クロスアップライン8a及びクロスダウンライン8eが設けられている。遊技機1は、リール3L、3C、3Rの回転が停止した際に、有効化された入賞ライン8a〜8eに沿って表示された図柄に基づいて、入賞などの成否を判定する。
センターライン8cは、各図柄表示窓4L、4C、4Rの中段の領域を夫々結んでなるラインである。また、トップライン8bは、各図柄表示窓4L、4C、4Rの上段の領域を夫々結んでなるラインである。また、ボトムライン8dは、各図柄表示窓4L、4C、4Rの下段の領域を夫々結んでなるラインである。また、クロスアップライン8aは、左図柄表示窓4Lの下段、中図柄表示窓4Cの中段及び右図柄表示窓4Rの上段の領域を夫々結んでなるラインである。また、クロスダウンライン8eは、左図柄表示窓4Lの上段、中図柄表示窓4Cの中段及び右図柄表示窓4Rの下段の領域を夫々結んでなるラインである。
演出表示領域23は、液晶表示部2bのうち、図柄表示窓4L、4C、4Rを除いた表示領域である。この演出表示領域23は、所定の画像を表示して演出を行う。なお、演出表示領域23のみならず、図柄表示窓4L、4C、4Rを含めた液晶表示部2bの全体において、所定の画像を表示して、演出を行うこともできる。
次に、図5を参照して、主制御回路60、副制御回路61、主制御回路60又は副制御回路61に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)を含む遊技機1の回路構成について説明する。なお、図5は、遊技機1の回路構成を示す図である。
主制御回路60は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、メインCPU31、ROM32及びRAM33により構成されている。
メインCPU31には、クロックパルス発生回路34、分周器35、乱数発生器36及びサンプリング回路37が接続されている。
クロックパルス発生回路34及び分周器35は、基準クロックパルスを発生する。乱数発生器36は、「0〜65535」の範囲の乱数を発生する。サンプリング回路37は、乱数発生器36により発生された乱数から1つの乱数値を抽出(サンプリング)する。
また、遊技機1では、単位遊技において抽出した乱数値を後述のRAM33の乱数値記憶領域に記憶する。そして、毎回の単位遊技ごとにRAM33の乱数値記憶領域に記憶された乱数値に基づいて、内部当籤役の決定を行う。
なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ちメインCPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行する構成にしてもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、メインCPU31の処理に係るプログラム、各種テーブル、副制御回路61へ送信するための各種制御指令(コマンド)などが記憶されている。
RAM33には、メインCPU31の処理により得られる種々の情報がセットされる。例えば、抽出した乱数値、遊技状態、払出枚数、ボーナス持越情報などを特定する情報がセットされている。これらの情報は、前述のコマンドにより副制御回路61に送信される。
図5の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ9a、9b、9c、WINランプ17、払出枚数表示部18、クレジット表示部19、ホッパー40、ステッピングモータ49L、49C、49Rなどがある。これらのアクチュエータとメインCPU31との間の信号の授受は、I/Oポート38を介して行われる。
また、マイクロコンピュータ30の出力部には、メインCPU31から出力される制御信号を受けて、前述の各アクチュエータの動作を制御するための各回路が接続されている。各回路としては、モータ駆動回路39、ランプ駆動回路45、表示部駆動回路48及びホッパー駆動回路41がある。
ランプ駆動回路45は、BETランプ9a、9b、9c及びWINランプ17を駆動制御する。これにより、BETランプ9a、9b、9c及びWINランプ17の点灯や消灯が行われる。
表示部駆動回路48は、払出枚数表示部18及びクレジット表示部19を駆動制御する。これにより、払出枚数表示部18及びクレジット表示部19に各種情報(クレジット数など)の表示が行われる。
ホッパー駆動回路41は、ホッパー40を駆動制御する。これにより、ホッパー40に収容されたメダルの払出が行われる。
モータ駆動回路39は、ステッピングモータ49L、49C、49Rを駆動制御する。これにより、リール3L、3C、3Rの回転や停止が行われる。
また、マイクロコンピュータ30の入力部には、前述の各回路及び各アクチュエータに制御信号を出力する契機となる入力信号を発生する各スイッチ及び各回路が接続されている。各スイッチ及び各回路としては、スタートスイッチ6S、ストップスイッチ7LS、7CS、7RS、1−BETスイッチ11S、2−BETスイッチ12S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、メダルセンサ22S、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。なお、ストップスイッチ7LS、7CS、7RSを総称してストップスイッチ7Sと記す。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6に対する遊技者の開始操作を検出し、単位遊技の開始を指令する開始信号をマイクロコンピュータ30に出力する。このとき、マイクロコンピュータ30は、自動停止を行うために、入力された開始信号に基づいて自動停止タイマをセットし、所定の時間(例えば、40秒)を計時する。
この自動停止とは、入力された開始信号に基づいて計時された所定の時間内に、後述するように、ストップスイッチ7LS、7CS、7RSからの停止信号が検出されない場合に、マイクロコンピュータ30が、遊技者の停止操作に基づかずに、制御信号をモータ駆動制御回路39に出力することによって、リール3L、3C、3Rを停止制御することをいう。また、マイクロコンピュータ30は、この自動停止を行う場合には、有効ライン上に停止される図柄の組合せが、遊技者にとって最も不利な態様、すなわち、ハズレとなるように、リール3L、3C、3Rの回転の停止を指令する。
ストップスイッチ7LS、7CS、7RSは、それぞれストップボタン7L、7C、7Rに対する遊技者の停止操作を検出し、検出したストップボタン7L、7C、7Rに対応するリール3L、3C、3Rの回転の停止を指令する停止信号をマイクロコンピュータ30に出力する。
BETスイッチ11S〜13Sは、夫々のBETボタンに対する遊技者の投入操作を検出し、クレジットされたメダルから、1枚、2枚又は3枚のメダルの投入を指令する信号をマイクロコンピュータ30に出力する。
C/Pスイッチ14Sは、C/Pボタン14に対する遊技者の切り替え操作を検出し、クレジットモード又は払出モードを切り替えるための信号をマイクロコンピュータ30に出力する。また、クレジットモードから払出モードに切り替えられた場合、遊技機1にクレジットされているメダルの払出しを指令する信号をマイクロコンピュータ30に出力する。
メダルセンサ22Sは、遊技者の投入操作によりメダル投入口22に投入されたメダルを検出し、メダルが投入されたことを示す信号をマイクロコンピュータ30に出力する。
リール位置検出回路50は、反射型光センサ240からの受光信号を検出し、各リール3L、3C、3R上の各図柄の位置を算出するためのリールインデックス情報を生成する。
払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sにより検出されたメダルの枚数(即ちホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数に達した際に、メダルの払出しが完了したことを示すための信号を発生する。
副制御回路61は、後述するスタートコマンドなどの主制御回路60から出力された各種コマンドに基づいて演出内容の決定や実行などの各種の処理を行う。副制御回路61が主制御回路60へコマンド、情報等を入力することはなく、主制御回路60から副制御回路61への一方向で通信が行われる。
副制御回路61からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、液晶表示装置5、スピーカ21L、21R、LED101及びランプ102がある。副制御回路61は、決定した演出内容に基づいて、液晶表示装置5に表示される画像の決定とその表示、LED101やランプ102の点灯パターンの決定と出力、スピーカ21L、21Rから出力する演出音や効果音の決定と出力などの制御を行う。
遊技機1では、メダルの投入を条件に、遊技者のスタートレバー6に対する操作によって、スタートスイッチ6Sから単位遊技を開始する信号が出力されると、モータ駆動回路39に制御信号が出力され、ステッピングモータ49L、49C、49Rの駆動制御(例えば、各相への励磁など)によりリール3L、3C、3Rの回転が開始される。この際、ステッピングモータ49L、49C、49Rに出力されるパルスの数が計数され、その計数値はパルスカウンタとしてRAM33の所定の領域にセットされる。遊技機1では、「16」のパルスが出力されると、リール3L、3C、3Rが図柄1つ分移動する。移動した図柄の数は計数され、その計数値は図柄カウンタとしてRAM33の所定の領域にセットされる。つまり、パルスカウンタにより「16」のパルスが計数される毎に、図柄カウンタが「1」ずつ更新される。
また、反射型光センサ240からはリールが一回転する毎に受光信号が得られ、リール位置検出回路50を介して図柄の位置を算出するためのリールインデックス情報がメインCPU31に出力される。リールインデックス情報により、メインCPU31は、RAM33にセットされているパルスカウンタや図柄カウンタを「0」にクリアするとともに、各リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における各図柄の回転位置を特定する。
ここで、ROM32には、前述のリール3L、3C、3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図6に示す図柄配置テーブルが、ROM32内に記憶されている。この図柄配置テーブルでは、前述のリールインデックス情報が出力される位置を基準として、各リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与される、「00」から「20」までのコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄の種類を識別する図柄コードとが対応づけられている。
また、スタートスイッチ6Sから開始信号が出力されると、乱数発生器36やサンプリング回路37により乱数値が抽出される。遊技機1では、乱数値が抽出されると、RAM33の乱数値記憶領域に記憶される。そして、乱数値記憶領域に記憶された乱数値に基づいて内部当籤役が決定される。
リール3L、3C、3Rが定速回転に達した後、停止操作によりストップスイッチ7LS、7CS、7RSから停止信号が出力されると、出力された停止信号及び決定された内部当籤役及びリールインデックス情報に基づいて、リール3L、3C、3Rを停止制御する制御信号がモータ駆動回路39に出力される。モータ駆動回路39はステッピングモータ49L、49C、49Rを駆動制御し、リール3L、3C、3Rの回転を停止させる。
また、リール3L、3C、3Rが定速回転に達した後、所定の時間が経過し、自動停止タイマが「0」になると、自動停止を行うため、停止操作に基づかずに、リール3L、3C、3Rを停止制御する制御信号がモータ駆動回路39に出力される。
全てのリール3L、3C、3Rの回転が停止すると、有効ラインに沿って表示された図柄の組合せに基づいて表示役の検索処理が行われる。表示役の検索は、ROM32に記憶された図柄組合せテーブル(図示しない)に基づいて行われる。この図柄組合せテーブルでは、表示役に係る図柄の組合せと、対応する配当とが設定されている。
表示役の検索により、入賞に係る図柄の組合せが表示されたと判別されると、ホッパー駆動回路41に制御信号が出力され、ホッパー40の駆動によりメダルの払出しが行われる。この際、メダル検出部40Sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達すると、払出完了信号回路51によりメダル払出しの完了を示す信号が出力される。これにより、ホッパー駆動回路41に制御信号が出力され、ホッパー40の駆動が停止される。
なお、C/Pスイッチ14Sにより、クレジットモードに切り替えられている場合には、入賞に係る図柄の組合せが表示されたと判別されると、入賞に係る図柄の組合せに応じた払出枚数をRAM33のクレジット数カウンタに加算する。また、表示部駆動回路48に制御信号が出力され、クレジット数カウンタの値がクレジット表示部19に表示される。ここで、入賞に係る図柄の組合せが表示された場合に行われる、メダルの払出し又はクレジットを総称して単に「払出し」という場合がある。
以上説明したように、リール駆動装置200は、ステッピングモータ49によってリール3を駆動させることにより、光非反射素材からなり、リール3の周面に回転方向に沿って接着されるとともに、当該回転方向に沿って複数の図柄が配されたリール帯220に対して設けられた光反射領域221が、発光部241から照射された照射光251を反射して、受光部242がこの反射光252を受光した場合に出力する受光信号に基づいて、リール3が一回転したことを検出する。
したがって、リール駆動装置200によれば、リール3に遮光体を設けることなくリール3が一回転したことを検出することができるとともに、遮光体などの基準となる位置と対応する図柄の位置とを一致させるようにリール帯220を接着する必要がないことから、リール3にリール帯220を接着するための作業が容易となる。
また、リール駆動装置200は、図3に示すように、リール帯220を展開した場合の最上部に描かれ、基準図柄とした白7の図柄の側部に光反射領域221が設けられており、受光部242が光反射領域221で反射した反射光252を受光することによって、基準図柄の位置を検出するとともに、当該基準図柄に基づいて、他の図柄の回転位置を容易に算出することができる。
さらに、遊技機1は、リール駆動装置200を備えており、リール駆動装置200を製造する際、遮光体などの基準となる位置と対応する図柄の位置とを一致させるように図柄帯を接着する必要がないことから、リール3にリール帯220を接着するための作業が容易となり、遊技機1についての製造コストを削減することができる。
本発明に係る一実施形態におけるリール駆動装置を示す斜視図である。 一実施形態における反射型光センサの動作説明図である。 一実施形態におけるリール駆動装置のリール帯の展開図である。 一実施形態における遊技機を示す斜視図である。 一実施形態における遊技機の内部回路の構成を示す図である。 一実施形態における図柄配置テーブルの例を示す図である。 従来のリール駆動装置を示す斜視図である。
符号の説明
200 … リール駆動装置
3(3L、3C、3R) … リール
220(220L、220C、220R) … リール帯
221(221L、221C、221R) … 光反射領域
230 … ランプケース
231、232、233 … バックランプ
240 … 反射型光センサ
241 … 発光部
242 … 受光部
1 … 遊技機
4L、4C、4R … 図柄表示窓
5 … 液晶表示装置
21L、21R … スピーカ
101 … ランプ
102 … LED

Claims (3)

  1. モータによって駆動される回転体と、
    光非反射素材からなり、前記回転体の周面に回転方向に沿って接着されるとともに当該回転方向に沿って複数の図柄が配された図柄帯と、
    前記図柄帯に対して設けられた光反射領域と、
    前記図柄帯に対して光を照射する光照射手段と、
    前記光反射領域で反射した前記光を受光することに基づいて、受光信号を出力する受光手段と、
    前記受光信号に基づいて、前記回転体が一回転したことを検出する検出手段と、
    を備えた回転体駆動装置。
  2. 請求項1に記載の回転体駆動装置において、
    前記光反射領域が、前記複数の図柄のうち基準となる基準図柄に対応付けて設けられていることを特徴とする回転体駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の回転体駆動装置を備えることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH035954A (ja) * 1989-06-01 1991-01-11 Nec Corp ディスク装置
JP2000061028A (ja) * 1998-08-25 2000-02-29 Samii Kk 遊技機用の回転リール装置

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