JP2007310786A - 情報処理システム、コンピュータ、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが普段使用しているコンピュータ(PCで例示)とは異なる情報処理装置であっても、日本語変換プログラムの統一や利用環境の統一を行う必要なく、そのPCと同様の仮名漢字変換候補を得られる本体用の仮名漢字変換の辞書追加情報を作成する。
【解決手段】情報処理装置(複写機1で例示)は、ユーザ入力文字を仮名漢字変換辞書14及び登録・学習データ14a,15aを用いて変換する漢字仮名変換部15と、仮名漢字変換辞書14をネットワーク経由でPC3へ送信する制御、及びその応答として辞書追加情報を外部から受け取る制御を行う変換制御部17とを備える。PC3は、複写機1から仮名漢字変換辞書14及びPC側で仮名漢字変換に用いる登録・学習データ34a,35aを用いて複写機1側の登録・学習データ14a,15aを生成し、複写機1用に外部出力する辞書作成アプリケーション36を、制御部30で実行可能に備える。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置(複写機1で例示)は、ユーザ入力文字を仮名漢字変換辞書14及び登録・学習データ14a,15aを用いて変換する漢字仮名変換部15と、仮名漢字変換辞書14をネットワーク経由でPC3へ送信する制御、及びその応答として辞書追加情報を外部から受け取る制御を行う変換制御部17とを備える。PC3は、複写機1から仮名漢字変換辞書14及びPC側で仮名漢字変換に用いる登録・学習データ34a,35aを用いて複写機1側の登録・学習データ14a,15aを生成し、複写機1用に外部出力する辞書作成アプリケーション36を、制御部30で実行可能に備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理システム、コンピュータ、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、より詳細には、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション、或いはセットトップボックスやTVと融合した家庭用コンピュータといったコンピュータと、そのコンピュータにネットワークを介して接続され日本語入力を行う情報処理装置とでなる情報処理システム、そのコンピュータ、その情報処理装置、情報処理方法、及び、その情報処理装置又はコンピュータに組み込むためのプログラムに関する。
複合機(MFP)、ファクシミリ装置、テレビジョン受像機、音声又は映像・音声を記録する各種レコーダなどのあらゆる情報処理装置は、例えば電子メールやファクシミリ文書の送信先の氏名や、記録ファイルのタイトル、ファイル名、フォルダ名、さらにはユーザのコメントなどの所望の文字列を、入力した文字(ひらがなや数字)を仮名漢字変換することで得ることが可能となっている。その他、PCやワークステーションといったコンピュータでも各種データを作成するために、このような日本語入力がなされている。
一方で、ユーザが日常使用しているPCやワークステーションといったコンピュータでは、その日本語入力を容易に素早く実行できるように日本語変換ソフトウエアが自動的に或いは設定によりカスタマイズされている。このカスタマイズは、ユーザ専用の辞書を登録することや自動学習によってなされ、これにより、そのユーザにとってより良い日本語入力環境の提供を可能としている。
しかしながら、ユーザが日常使用しているコンピュータ以外の情報処理装置で日本語入力を行う際には、そのユーザ用にカスタマイズされていないため、入力に手間がかかり、不快感さえ与えることとなる。
これに対し、特許文献1には、ネットワークに接続された複数の端末が、サーバに置かれた共通辞書又は端末に装着した記憶媒体の個別辞書を参照して、日本語変換入力を行うことが開示されている。特許文献1には、日本語入力変換時に、個別辞書を優先して参照することも開示されている。
また、特許文献2には、サーバから取得したテキストから単語を切り出し、辞書に未登録の単語のデータをサーバから取得して自動的に登録することが開示されている。さらに、特許文献3には、一度使用したPCの環境を別のPCでも構築可能とすることが開示されている。
特開2004−318385号公報
特開2004−334630号公報
特開2002−140295号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、複数端末が同じ辞書を使用するために各端末の仮名漢字変換(日本語変換)プログラムを統一する必要がある。すなわち、特許文献1では、ユーザにとってどの端末でも同じ仮名漢字変換環境になるが、複数端末が同じ変換プログラム同じ共通辞書を用いることが前提となっている。従って、このような統一を行わない限り、ユーザが日常使用しているコンピュータの日本語変換プログラム(日本語変換ソフトウエア)とは異なる日本語変換プログラムが組み込まれた情報処理装置においては、日常使用しているコンピュータと同様の日本語変換候補を得ることはできない。
また、特許文献2に記載のシステムは、複数の装置での仮名漢字変換環境を合わせることが考慮されておらず、例えば同じユーザが使用する装置であっても別々の単語データが登録される結果となる。さらに、特許文献3に記載のシステムは、PCや端末においてほぼ同様の仕様の装置間で環境を揃えるようにしたものであり、利用環境を整える必要があるだけでなく、PCとPC以外の情報処理装置とのような異なる種類の装置間で日本語変換候補を合わせるものではない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ユーザが普段使用しているコンピュータとは異なる情報処理装置であっても、日本語変換プログラムの統一や利用環境の統一を行う必要なく、そのコンピュータと同様の仮名漢字変換候補が得られるように、その情報処理装置用の仮名漢字変換の辞書追加情報を作成することが可能な、情報処理装置とコンピュータとでなる情報処理システム、そのコンピュータ、その情報処理装置、情報処理方法、及び、その情報処理装置又はコンピュータに組み込むためのプログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の技術手段は、情報処理装置と、該情報処理装置にネットワーク接続されたコンピュータとを備えた情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、ユーザ操作により入力された文字を、第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報を用いて変換する第1の日本語変換部と、前記第1の通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御、及びその応答として前記第1の辞書追加情報を外部から受け取る制御を行う制御部とを備え、前記コンピュータは、ユーザ操作により入力された文字を、第2の通常辞書及び第2の辞書追加情報を用いて変換する第2の日本語変換部と、前記情報処理装置からネットワーク経由で受信した第1の通常辞書に対し、該第1の通常辞書及び前記第2の辞書追加情報を用いて第1の辞書追加情報を生成する辞書追加情報生成部と、該辞書追加情報生成部で生成した第1の辞書追加情報を外部へ出力する辞書追加情報出力部とを備えることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記情報処理装置は、可搬の記憶媒体からデータを読み取る記憶媒体読取部を備え、前記辞書追加情報出力部は、前記記憶媒体へ前記第1の辞書追加情報を書き込む記憶媒体書込部を有し、前記制御部は、前記第1の日本語変換部に、前記第1の通常辞書及び前記記憶媒体読取部で前記記憶媒体から読み取った第1の辞書追加情報を用いて、変換を実行させる制御を行うことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記辞書追加情報出力部は、ネットワーク経由で前記第1の通常辞書の受信元の前記情報処理装置へ前記第1の辞書追加情報を送信する送信部を有し、前記制御部は、前記第1の日本語変換部に、前記第1の通常辞書及び前記送信部で送信された第1の辞書追加情報を用いて、変換を実行させる制御を行うことを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれかの技術手段において、前記第1の辞書追加情報及び第2の辞書追加情報は、登録単語及び/又は学習内容の情報であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、前記情報処理装置は、前記コンピュータに前記辞書追加情報生成部が存在するか否かを確認するコンピュータ確認部を備え、前記制御部は、前記辞書追加情報生成部が存在した場合にのみ、前記第1の通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行うことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記情報処理装置は、ユーザ認証部を備え、前記辞書追加情報出力部は、前記辞書追加情報生成部で生成した第1の辞書追加情報を、該第1の辞書追加情報の使用を許可するユーザに関するユーザ情報と共に外部へ出力し、前記制御部は、前記ユーザ認証部でユーザが認証できた場合のみ、外部から受け取った第1の辞書追加情報を用いた前記第1日本語変換部での変換を実行できるように制御することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、前記情報処理装置及びコンピュータは、暗号復号処理部を備え、前記情報処理装置とコンピュータとの間で送受する前記第1の通常辞書を、前記情報処理装置の暗号復号処理部で暗号化し、該暗号化された第1の通常辞書を前記コンピュータの暗号復号処理部で復号することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段において、前記コンピュータは、前記情報処理装置から受信した第1の通常辞書を、該第1の通常辞書に対して前記辞書追加情報生成部で第1の辞書追加情報を生成した後に消去する消去部を備えることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第8のいずれかの技術手段において、前記辞書追加情報生成部は、第1の辞書追加情報の生成の一部を前記情報処理装置にネットワーク経由で要求し、前記制御部は、前記要求を受信した場合、該受信した要求に含まれるデータに基づき前記第1の日本語変換部に第1の辞書追加情報を生成させることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段において、前記制御部は、前記第1の通常辞書と共に現在の前記第1の辞書追加情報をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行い、前記辞書追加情報生成部は、前記情報処理装置からネットワーク経由で受信した第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報に対し、該第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報及び前記第2の辞書追加情報を用いて、新たな第1の辞書追加情報を生成することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1乃至第10のいずれかの技術手段における情報処理システムに具備されるコンピュータである。
第12の技術手段は、第1乃至第10のいずれかの技術手段における情報処理システムに具備される情報処理装置である。
第13の技術手段は、コンピュータと、該コンピュータにネットワーク接続された情報処理装置とで情報処理を行う情報処理方法において、前記情報処理装置の日本語変換部が、ユーザ操作により入力された文字を、第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報を用いて変換する第1の日本語変換ステップと、前記情報処理装置の制御部が、前記第1の通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行うステップと、前記制御部が、その応答として前記第1の辞書追加情報を外部から受け取る制御を行うステップと、前記コンピュータの日本語変換部が、ユーザ操作により入力された文字を、第2の通常辞書及び第2の辞書追加情報を用いて変換する第2の日本語変換ステップと、辞書追加情報生成部が、前記情報処理装置からネットワーク経由で受信した第1の通常辞書に対し、該第1の通常辞書及び前記第2の辞書追加情報を用いて第1の辞書追加情報を生成する辞書追加情報生成ステップと、辞書追加情報出力部が、前記生成した第1の辞書追加情報を外部へ出力する辞書追加情報出力ステップとを含むことを特徴としたものである。
第14の技術手段は、情報処理装置とネットワークで接続されたコンピュータに組み込むためのプログラムであって、前記コンピュータは、ユーザ操作により入力された文字を、通常辞書及び辞書追加情報を用いて変換する日本語変換部を備え、当該プログラムは、前記コンピュータに、前記情報処理装置からネットワーク経由で前記情報処理装置側の通常辞書を受信するステップと、該情報処理装置側の通常辞書及び前記コンピュータ側の辞書追加情報を用いて、前記情報処理装置側の辞書追加情報を生成する辞書追加情報生成ステップと、該生成した前記情報処理装置側の辞書追加情報を外部へ出力する辞書追加情報出力ステップとを実行させることを特徴としたものである。
第15の技術手段は、コンピュータとネットワークで接続された情報処理装置に組み込むためのプログラムであって、前記情報処理装置は、ユーザ操作により入力された文字を、通常辞書及び辞書追加情報を用いて変換する日本語変換部を備え、当該プログラムは、前記情報処理装置に、前記通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行うステップと、その応答として前記辞書追加情報を外部から受け取る制御を行うステップと、前記日本語変換部に、前記通常辞書及び前記受け取った辞書追加情報を用いて、変換を実行させる制御を行うステップとを実行させることを特徴としたものである。
本発明によれば、ユーザが普段使用しているコンピュータとは異なる情報処理装置であっても、日本語変換プログラムの統一や利用環境の統一を行う必要なく、そのコンピュータと同様の仮名漢字変換候補が得られるように、その情報処理装置用の仮名漢字変換の辞書追加情報を作成することが可能となる。
本発明に係る情報処理システムは、情報処理装置をユーザが普段使用しているPCやワークステーションといったコンピュータ(設置型/可搬型に限らない)とネットワークで接続した状態で、そのコンピュータで情報処理装置用の辞書追加情報を作成して、そのコンピュータと同様の日本語変換候補を得ることを可能にするものである。本発明に係るコンピュータ又は情報処理装置は、以下の情報処理システムに具備されるものであり、それら単独での説明を基本的に省略する。また、コンピュータとしては、PCで例示するが、ワークステーション、或いはセットトップボックスやTVと融合した家庭用コンピュータといった他のコンピュータにも同様に適用可能である。この情報処理システムは、1つの情報処理装置に対して複数のPCが接続された環境でも、使用しているユーザに対応した候補を得ることが可能な日本語入力システムとなっている。当然、システム構成としては、1つの情報処理装置が辞書追加情報作成先のPC1台のみに接続されていてもよいし、複数台接続されていてもよく、このような情報処理装置が複数台接続されていてもよい(この場合の辞書追加情報作成先のPCは情報処理装置間で重複も当然許可する)。この情報処理装置はネットワーク接続可能である必要があり、一般的に複数のPC(各ユーザが普段使用しているPC)をホスト装置として、以下に説明するような辞書追加情報の取得処理及びその辞書追加情報を用いた仮名漢字変換処理を実行するものとする。
また、情報処理装置の一例として、以下の説明ではデジタル複写機1のみを挙げて説明するが、複合機(MFP)、ファクシミリ装置、テレビジョン受像機、音声又は映像・音声を記録する各種レコーダなどのあらゆる種類の情報処理装置に対しても、ネットワーク接続可能なもの(ネットワークデバイス)であれば同様に適用でき、また、他のPC(ユーザが普段使用しないPC)に対しても適用できる。他のPCに対して、ユーザが普段使用するPCと同様の日本語変換候補を得たい場面(辞書追加情報を得たい場面)としては、例えば、普段、設置型のPCで作業をしており、打合せ等でモバイルPCや他の場所に設置のPCを使用する場面などが挙げられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの一構成例を示す機能ブロック図、図2は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側及びPC側の制御部の構成例を示す図である。
図1及び図2において、1は情報処理装置の一例としてのデジタル複写機、2はネットワークの一例としてのLAN(Local Area Network)、3はPC、5は制御部、Tは非接触タグである。図1で例示する情報処理システムは、1台のデジタル複写機1と、2台のPC3とがLAN2で接続されて構築されている。
PC3は、外部の機器との通信を行うネットワークI/F(インターフェース)41、液晶モニタ等の表示装置でなる表示部42、キーボードやマウス等でなる入力部43、表示部42及び入力部43の一例としてのタッチパネルが採用されているときに使用するスタイラスペン44、各種プログラムやデータファイルを記録したハードディスク45、及び、それらを制御する制御部30を備える。なお、ネットワークI/F41は、制御部30にのみ接続するように図示しているがこれに限ったものではない。
制御部30は、図2に制御部5として例示したように、CPU(中央演算処理装置)51、RAM(Random Access Memory)52等のメモリ、OS(Operation System)が読み出し可能に記録されたROM(Read Only Memory)や書き換え可能なROM53、制御部5の外部からの入力I/F54、及び制御部5の外部への出力I/F55を備え、それらがバス56により接続されてなる。そして、制御部5(ここでは制御部30)内で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM52に蓄積され、その後、各種ROM53やハードディスクに格納され、必要に応じて、CPU51によって読み出し、修正・書き込みが行われる。
制御部30には、少なくとも仮名漢字変換辞書(後述の仮名漢字変換辞書14と区別するためPC側仮名漢字変換辞書という)34及び仮名漢字変換部(後述の仮名漢字変換部15と区別するためPC側仮名漢字変換部という)35が、より好ましくは暗号復号部31、ユーザ認証部32、及び各種ドライバ33も、OSとして実行可能に組み込まれている。換言すると、これらの部位31〜35は、各部位としてPC3を機能させるためのPC側プログラム(上述のOSに該当する)をROM53等に記録しておき、そこからCPU51が実行領域としてのRAM52上に読み出して実行することで、実装させている。
PC側仮名漢字変換部35は、ユーザ操作により入力された文字に対し、PC側仮名漢字変換辞書34、登録データ34a、及び学習データ35aを参照して、変換候補(一般的に優先度の高いものから順番に表示)を返すPC側日本語変換部である。PC側仮名漢字変換部35及びPC側仮名漢字変換辞書34は、例えばATOK(登録商標)やMS−IME(登録商標)などの仮名漢字変換ソフトウエアとして、実行可能にOSに組み込まれている。
ここで、PC側仮名漢字変換辞書34は、仮名漢字変換ソフトウエアに付属する仮名漢字変換辞書のデータを指し、登録データ34aは、ユーザが登録した辞書の追加データを指し、また学習データ35aは学習機能により生成された使用頻度の高い単語を優先的に返すようにするための追加データを指す。登録データ34aや学習データ35aなどは、ハードディスク45等に別途格納しておき、必要に応じて読み出すようにすればよい。また、後述する本発明の主たる特徴である辞書作成アプリケーション36は、各種アプリケーションなどと共にハードディスク45に格納され、ハードディスク45からRAM52上に読み出してCPU51で実行される。なお、図1においては、辞書作成アプリケーション36及びそれにより作成されたデジタル複写機1側(本体側)仮名漢字変換辞書データ37がRAM52で読み出されている状態を示している。
なお、OSに含まれないプログラムとして漢字仮名変換ソフトウエアをインストールしておき、実行時にアプリケーションとして読み出すこともあるが、その場合の説明は、PC側仮名漢字変換部35(及びPC側仮名漢字変換辞書34)としてOSに組み込まれた説明で充分に代用できる。
本実施形態におけるPC3は、辞書作成アプリケーション36として、辞書追加情報生成部及び辞書追加情報出力部を備えるものとする。辞書追加情報生成部は、デジタル複写機1からLAN2等のネットワーク経由でネットワークI/F41を介して受信した通常辞書(仮名漢字変換辞書)14に対し、その仮名漢字変換辞書14とPC側の登録データ34a及び学習データ35aとを用いて、複写機側仮名漢字変換辞書データ37(デジタル複写機1用の登録データ14a及び学習データ15a)を生成する。辞書追加情報出力部は、辞書追加情報生成部で生成した辞書データ37を外部へ出力する。なお、辞書追加情報生成部での生成処理は、その一部を送信元のデジタル複写機1に要求してもよい。その場合には、デジタル複写機1から要求応答として生成したデータを受信してもよいし、受信せずにその部分だけはデジタル複写機1側で自身に登録させてもよい。
例えば、辞書作成アプリケーション36では、デジタル複写機1側の仮名漢字変換辞書14を取得し、PC側仮名漢字変換部35で学習又は登録された単語と比較するなどして、デジタル複写機1用の辞書追加情報を作成し、ユーザがデジタル複写機1側で利用できるように外部出力する。なお、上述した辞書作成アプリケーション36が、PC3用の登録データ34a及び学習データ35aを、作成するアプリケーションを含むものであってもよい。
また、辞書追加情報生成部及び辞書追加情報出力部としてROM53等に実行可能に記録されるPC3側のプログラム(辞書作成アプリケーション36)は、デジタル複写機1からLAN2等のネットワーク経由でネットワークI/F41を介して受信するステップと、受信した仮名漢字変換辞書14に対し、その仮名漢字変換辞書14とPC側の登録データ34a及び学習データ35aとを用いて、複写機側仮名漢字変換辞書データ37(デジタル複写機1用の登録データ14a及び学習データ15a)を生成するステップと、生成した辞書データ37を外部へ出力するステップを、PC3(CPU51等)に実行させるためのプログラムとなる。このように、本発明は、デジタル複写機1にネットワーク経由で接続されたPC3に組み込むためのPC側プログラムとしての形態も採用できる。
一方、デジタル複写機1は、デジタル複写機の一般的な構成として、原稿から画像を読み取る画像読取部21、画像読取部21で読み取った画像データ等に画像処理を施す画像処理部22、画像処理部22で画像処理された画像データから用紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成部23、外部の機器との通信を行うネットワークI/F24、ユーザインターフェース部(UI部)25、及びそれらを制御する制御部10を備える。但し、本実施形態におけるデジタル複合機1では、制御部10に一般的な構成では具備されない後述する本発明に係る部位を備えるものとする。なお、ネットワークI/F24は、変換制御部17にのみ接続するように図示しているがこれに限ったものではない。
UI部25は、操作対象の画面、操作結果、操作案内などを表示する表示部25a、操作ボタンや表示部25aと共に構成されたタッチパネル上の操作領域などでなりユーザ操作を受け付ける入力部25b、及び、ICカードや非接触タグTからタグ内データを読み取る受信部や同じ入力部25bなどからユーザ情報を入力するユーザ情報入力部25cを備える。UI部25は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うこととなる。実際には、UI部25は、ユーザから入力部25bで受け付けた文字に対し、変換制御部17へ伝送し、その返答としての仮名漢字変換結果を表示部25aで表示させることとなる。
制御部10は、PC側制御部30と同様に、図2に制御部5として例示したように、CPU51、RAM52等のメモリ、OSが読み出し可能に記録されたROM/書き換え可能なROM53、入力I/F54、及び出力I/F55を備え、それらがバス56により接続されてなる。そして、制御部5(ここでは制御部10)内で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM52に蓄積され、その後、各種ROM53やハードディスクに格納され、必要に応じて、CPU51によって読み出し、修正・書き込みが行われる。
また、制御部10において、デジタル複写機の一般的な構成として含まれるページメモリ11、画像読取部21や画像処理部22に対して画像に関する制御を実行するイメージコントローラ12、及び画像処理部22を制御することで或いは直接画像形成部23での画像形成を制御するプリンタコントローラ13などを備える。
また、本実施形態におけるデジタル複写機1では、制御部10において、各部位11〜13などと共に、少なくとも仮名漢字変換辞書(PC側仮名漢字変換辞書34と区別するため本体側仮名漢字変換辞書という)14、仮名漢字変換部(PC側仮名漢字変換部35と区別するため本体側仮名漢字変換部という)15、及び変換制御部17を備え、より好ましくは暗号復号部16を備えるものとする。変換制御部17には、ユーザ認証部19を備え、ユーザ認証部19での認証に用いるユーザ情報18が格納されている。
これらの部位14〜19は本体側プログラムとして、制御部10に実行可能に組み込まれている。換言すると、これらの部位14〜19は、各部位として制御部10を機能させるための本体側プログラムを、制御部10内において、ROM53等に記録しておき、そこからCPU51が実行領域としてのRAM52上に読み出して実行することで、実装させている。
本実施形態における本体側仮名漢字変換部15は、上述のごとくUI部25から入力された文字列を受け取って、本体側仮名漢字変換辞書14、登録データ14a、及び学習データ15aを参照して、変換候補を(一般的に優先度の高いものから順番に表示可能な状態で)返す本体側日本語変換部である。本体側仮名漢字変換部15及び本体側仮名漢字変換辞書14は、例えばATOK(登録商標)やMS−IME(登録商標)などの汎用の仮名漢字変換ソフトウエアだけでなく、それ以外の喩え専用の仮名漢字変換ソフトウエアとしても、実行可能に制御部10に組み込むことができる。
ここで、本体側仮名漢字変換辞書14は、仮名漢字変換ソフトウエアに付属する仮名漢字変換辞書のデータを指し、登録データ14aは、ユーザが登録した辞書の追加データを指し、また学習データ15aは学習機能により生成された使用頻度の高い単語を優先的に返すようにするための追加データを指す。登録データ14aや学習データ15aなどは、ハードディスク等に別途格納しておき、必要に応じて読み出すようにすればよい。
変換制御部17は、本発明の特徴部分として、ユーザ操作によって或いはPC3からの要求に応じて、仮名漢字変換辞書14をLAN2等のネットワーク経由でPC3へ送信する制御、並びにその応答として複写機側仮名漢字変換辞書データ37(デジタル複写機1用の登録データ14a及び学習データ15a)を外部から受け取る(受け取り更新する)制御を行う。外部からの受け取り方法については例を挙げて後述するが、応答として生成される登録データ14a及び学習データ15aは上述のPC3で生成されたものである。
このように、変換制御部17として、ROM53等に実行可能に記録される本体側プログラムは、ユーザ操作によって或いはPC3からの要求に応じて、仮名漢字変換辞書14をLAN2等のネットワーク経由でPC3へ送信する制御を行うステップと、その応答として複写機側仮名漢字変換データ37を外部から受け取る(受け取り更新する)制御を行うステップと、仮名漢字変換部15に、仮名漢字変換辞書14及び外部から受け取った複写機側仮名漢字変換辞書データ37(登録データ14a及び学習データ15a)を用いて、変換を実行させる制御を行うステップとを、制御部10に実行させるプログラムとなる。このように、本発明は、デジタル複写機1に組み込むための本体側プログラムとしての形態も採用できる。また、この本体側プログラムとしては、本体側仮名漢字変換部15として制御部10を機能させるためのプログラムも併せて組み込んでもよい。
また、どのPC3からの要求に対し応答するかのアクセス権をもたせるために、変換制御部17では、デジタル複写機1を使用中のユーザに対応するPC3を特定するようにしてもよい。なお、ユーザ認証部19でのユーザ認証に用いるユーザ情報18として、ユーザとPCとの対応テーブルも保持しておくようにし、そのテーブルを参照することでも、PC3の特定が可能となる。また、変換制御部17は、UI部25とPC側仮名漢字変換部35及び本体側仮名漢字変換部15との間のやり取りも制御する。
以上、本実施形態によれば、本体側の辞書とPC側の辞書追加情報(学習及び登録単語)に基づいて本体用の仮名漢字変換の辞書追加情報を作成することが可能となる。従って、本実施形態の情報処理システム(日本語入力システム)では、ユーザが普段使用しているPC3とは異なるデジタル複写機1にどのような仮名漢字変換ソフトウエアを搭載していても、喩えそれが専用に作り込んだ仮名漢字変換ソフトウエアであっても、ユーザが普段使用しているPC3での登録単語や学習内容をそのデジタル複写機1に反映でき、そのデジタル複写機1でそのPC3と同様の日本語変換結果を得ることができる。
また、家庭で使用するPCや所謂AV機器が組み込まれた家庭用コンピュータは、ホームサーバとして家族全員で共有されることがあり、1台のPC3が複数ユーザそれぞれの辞書追加情報を生成し、デジタル複写機1でユーザそれぞれの辞書追加情報を用いてそれぞれの辞書追加情報を生成し変換するようにし、各ユーザが普段PC3で行っている変換結果と同様の結果をデジタル複写機1側でも得るようにする形態も採用できる。
また、デジタル複写機1側の辞書追加情報及びPC3側の辞書追加情報は、追加する登録単語の情報(登録データ)及び学習内容の情報(学習データ)に限ったものではなく、追加する登録単語の情報或いは学習内容の情報のいずれかのみであってもよい。例えば、デジタル複写機1側の辞書に登録単語が有るか無いかによって、適切な辞書追加情報を選択することもできる。また、PC3の辞書追加情報生成部で生成する辞書追加情報としては、学習データ15aに対応するようなデータであっても全て登録データ14aとして生成してもよい。
さらに、デジタル複写機1からPC3へ送信する対象を仮名漢字変換辞書14として説明したが、デジタル複写機1に送信時点で存在する登録データ14a及び学習データ15aも併せて送信するようにし、PC3側では送信されたデータに基づいて辞書作成アプリケーション36で複写機側仮名漢字変換辞書データ37(デジタル複写機1用の新たな登録データ14a及び学習データ15a)を生成・出力するようにしてもよい。
この場合、変換制御部17では、出力された複写機側仮名漢字変換辞書データ37を、現存していた登録データ14a及び学習データ15aに上書きすることで、或いは追加することで、登録データ14a及び学習データ15aを更新する。なお、上書きする場合には、辞書作成アプリケーション36で、仮名漢字変換辞書14に対してのみPC3側の登録データ34a及び学習データ35aとの差分から複写機側仮名漢字変換辞書データ37の一部を作成すると共に、デジタル複写機1から送信された現存の登録データ14a及び学習データ15aに対してはPC3側の登録データ34a及び学習データ35aとの差分の分を追加することで複写機側仮名漢字変換辞書データ37の残りの部分を作成するとよい。
また、複写機側仮名漢字変換辞書データ37の外部出力及びデジタル複写機1での取り込みは、LAN2等のネットワークを介して実行するようにしてもよい。この場合、辞書追加情報出力部は、ネットワーク経由で仮名漢字変換辞書14の受信元のデジタル複写機1へ登録データ14a及び学習データ15aを送信する送信部を有することとなる。送信部は、ネットワークI/F41を介してLAN2で送信を実行する。さらに、変換制御部17は、本体側仮名漢字変換部15に、仮名漢字変換辞書14と送信部で送信されて受信した複写機側仮名漢字変換辞書データ37とを用いて、変換を実行させる制御を行うようにする。
他の方法として、複写機側仮名漢字変換辞書データ37の外部出力及びデジタル複写機1での取り込みを、ICカード等の可搬の記憶媒体(以下、ICカードで説明する)を介して実行するようにしてもよい。この場合、デジタル複写機1は、ICカードからデータを読み取る記憶媒体読取部を備える必要があり、図1ではユーザ情報入力部の一部として具備した例を示している。また、PC3側の辞書追加情報出力部は、ICカードへ複写機側仮名漢字変換辞書データ37を書き込む記憶媒体書込部を有するものとし、図1ではICカードライタ46で例示している。さらに、変換制御部17は、本体側仮名漢字変換部15に、仮名漢字変換辞書14とICカードから読み取った複写機側仮名漢字変換辞書データ37とを用いて、変換を実行させる制御を行うようにする。なお、上述したネットワーク経由での方法とICカード経由での方法とは、いずれもユーザが選択して採用することできるように、双方の機能をもたせておいてもよい。
本発明の他の実施形態において、変換制御部17は、PC3に辞書追加情報生成部が存在するか否かを確認するPC確認部を備え、辞書追加情報生成部が存在した場合にのみ、仮名漢字変換辞書14(及び現存の登録データ14a及び学習データ15a)をネットワーク経由でPC3へ送信する制御を行うようにしてもよい。
このPC確認部は、PC3からアクションを起こしてデジタル複写機1用の仮名漢字変換データ37の作成を行うときには必要なくなる。デジタル複写機1からアクションを起こす場合のみ、例えば、まずユーザで特定したPC3に対し、PC3の稼働をネットワーク経由で確認し(常に監視しておいてもよい)、確認がとれた場合にその内部の辞書作成アプリケーション36が存在するかをネットワーク経由で確認する。その他の方法としては、PC確認部は、PC3から受信した辞書データ取得要求から、その要求を作成したアプリケーションが辞書作成アプリケーション36であることを確認するようにしてもよい。
また、辞書作成アプリケーション36の存在確認とは、当然、辞書アプリケーションが存在しても目的となるデジタル複写機1用の仮名漢字変換データ37が作成可能である場合のみ存在すると認識する。すなわち、デジタル複写機1に組み込まれた仮名漢字変換部15から見て、適切な仮名漢字変換データ37が作成可能である場合のみ、存在するとの認識結果を出すようにする。これにより、ネットワーク経由の辞書(語彙)に関するデータの漏洩を防止することができるだけでなく、無駄な送信を行わずに済む。
また、上述した各実施形態において、図1で図示したように、デジタル複写機1及び/又はPC3はユーザ認証部19,32を備えることが好ましい。そして、変換制御部17は、ユーザ認証部19でユーザが認証できない場合には、仮名漢字変換辞書14及びそのユーザが現状使用している登録データ14a及び学習データ15aを、PC3へ送信しないようにするとよい。ここでのユーザ認証は、ネットワークを介したユーザ認証部32で行ってもよく、また双方のユーザ認証部19,32で実行してもよい。
ユーザ認証部19でのユーザ認証は、ユーザが自身の非接触タグTをデジタル複写機1にかざすこと、或いは自身のICカードをユーザ情報入力部25cのスロットに挿入すること、或いは自身のID(及びパスワード)をユーザ情報入力部25cで入力させることなどで、ユーザ情報を読み取り、その結果とユーザ情報18とを比較して合致する場合にのみ認証成功とする。PC側ユーザ認証部32でのユーザ認証は、同様にしてデジタル複写機1でユーザ情報を読み取り、その結果をPC3へ伝送し、図示しないPC3内のユーザ情報と照合することで行うとよい。
特に、ユーザ認証に関し、PC3の辞書追加情報出力部は、生成された複写機側仮名漢字変換辞書データ37を、そのデータ37の使用を許可するユーザに関するユーザ情報と共に外部へ出力するようにすることが好ましい。ここでのユーザ情報は、例えばPC3上でユーザがIDやパスワードを入力することやPC3に差し込まれたICカードから読み出すことにより得ることができ、若しくは、デジタル複写機1側で予め格納されているユーザ情報18又はユーザ情報入力部25cで直接入力されたりICカードや非接触タグTなどから読み出したIDやパスワードを、PC3側へ送信することにより、PC3側が得ることもできる。
そして、ユーザ認証部19は、PC3からICカードへの記録により或いはネットワーク送信により外部出力された認証用の情報を、そのICカードや受信データから読み取る。変換制御部17は、ユーザ認証できた場合のみ、外部から受け取った複写機側仮名漢字変換辞書データ37を用いた仮名漢字変換部15での変換を実行できるように制御する。ここで、変換制御部17は、ユーザ認証できた場合のみ、外部から受け取った複写機側仮名漢字変換辞書データ37を読み出すことができるように制御してもよい。なお、基本的に、デジタル複写機1及びPC3では、ユーザ毎に登録データや学習データを格納することが可能となっているものとする。これにより、ユーザの使用する辞書(語彙)に関するデータの漏洩を防止することができるだけでなく、無駄な送信を行わずに済む。
また、上述した各実施形態において、図1で図示したようにデジタル複写機1及びPC3は、暗号復号処理部(暗号復号部)16,31を備えることが好ましい。そして、デジタル複写機1とPC3との間でネットワーク経由やICカード経由で送受する各データ14,37,14a,15aに対し、送信側の暗号復号部で暗号化し、その暗号化されたデータを受信側の暗号復号部で復号する。
これにより、ネットワークやICカードの傍受による辞書(語彙)に関するデータの漏洩を防止することができる。実際、データを暗号化してネットワーク又はICカード等を介してやり取りするためには、まず暗号化・復号の処理を鍵をお互いに認識させるなどして、デジタル複写機1とPC3とで合わせておく必要がある。例えば、PC3側で秘密鍵を保持しておき、デジタル複写機1側でそれに対応する公開鍵を公開しておいてもよいし、またICカード内などに共通鍵を保持しておいてもよい。
また、上述した各実施形態において、PC3は、デジタル複写機1から受信した仮名漢字変換辞書14及びそのユーザが現状使用している登録データ14a及び学習データ15aやユーザ情報などを、それらのデータに対して辞書追加情報生成部で複写機側仮名漢字変換辞書データ37を生成した後に消去する消去部を備えることが好ましい。また、この消去部では、辞書追加情報出力部で外部へ出力した後、出力した複写機側仮名漢字変換辞書データ37も消去するようにしてもよい。
以下、上述した各実施形態を適宜組み合わせた処理の流れを説明する。PC3側で実行される辞書作成処理(辞書追加情報の作成処理)について一例を挙げて説明し、その際、デジタル複写機1側で実行される仮名漢字辞書14の送信処理及び辞書追加情報(登録データ14a及び学習データ15a)の送信処理についても説明する。その後、並びにデジタル複写機1の初期化処理(辞書追加情報取り込み処理)について一例を挙げて説明する。
図3は、図1の情報処理システムにおけるPC側の辞書作成処理の一例を説明するためのフロー図、図4は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側の仮名漢字辞書送信処理の一例を説明するためのフロー図、図5は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側の辞書追加情報送信処理の一例を説明するためのフロー図、図6は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側の初期化処理の一例を説明するためのフロー図である。
PC3における辞書作成処理は、図3のように、まずユーザ認証部32がユーザ認証を行い(ステップS1)、認証済みの場合(ステップS2でYES)のみ、以降の処理を実行する。辞書作成アプリケーション36は、まずこのようなユーザ認証を実行させ、認証後に、デジタル複写機1側の辞書データ、すなわち仮名漢字変換辞書14(及びユーザ情報)を取得する(ステップS3)。ここでは、デジタル複写機1に対して辞書データの取得要求を発信する。
図4を参照し、ステップS3での辞書データ取得に際し、デジタル複写機1側で実行される処理について説明する。まず、変換制御部17は、PC3からのネットワーク経由の辞書データ取得要求を受信したか否かを判定し(ステップS21)、受信した場合のみ以降の処理を遂行する。なお、デジタル複写機1からもアクションを起こすことを可能とするためには、ステップS21の他に辞書データの更新要求をユーザ操作で受け付けたか否かを判定する処理が加わることとなる。
変換制御部17のPC確認部は、受信した辞書データ取得要求から、その要求を作成したアプリケーションが辞書作成アプリケーション36であることを認証し(ステップS22)、変換制御部17は、認証が済んだ場合(ステップS23でYES)のみ、辞書データ(仮名漢字変換辞書14等)を読み出して、ネットワークI/F24でPC3に対してその辞書データを送信する(ステップS24)。
図3に戻り、辞書作成アプリケーション36が、ステップS3に続いてステップS4とステップS10との間に含まれる学習・登録単語のループを実行する。まず、ステップS5では、受信した辞書データから単語を検索し(ステップS5)、読み・表記が登録データ34a及び学習データ35aとマッチするか否かを判定する(ステップS6)。マッチしない場合には、デジタル複写機1には存在しない単語であり、その単語を登録単語にカウントする(ステップS7)。一方、ステップS6で読み・表記がマッチしなかった場合、品詞がマッチするか否かを判定し(ステップS8)、品詞がマッチすればその単語を学習単語にカウントし(ステップS9)、品詞がマッチしなければ登録単語にカウントする(ステップS8)。
上述のループを全ての登録データ34a及び学習データ35aに対して実行し、ループが終了した時点で、辞書作成アプリケーション36は、複写機側仮名漢字変換辞書データ37を生成する(ステップS11)。ここでは、複写機側仮名漢字変換辞書データ37を、ステップS7で登録単語にカウントされた単語については登録データ14aとして生成し、ステップS9で学習単語にカウントされた単語については学習データ15aとして生成する。
続いて、辞書作成アプリケーション36は、複写機側仮名漢字変換辞書データ37をデジタル複写機1で追加可能なデータとするために、複写機用学習情報を作成する(ステップS12)。ステップS12の処理は、学習過程は一般的に公開されていないことから、PC3側ではなくデジタル複写機1側で実行する必要が生じる場合が多い。そこで、ステップS12では、学習情報生成要求を、生成対象の学習情報を暗号化したものと共に、受信元のデジタル複写機1に対して発信する。
図5を参照し、ステップS12での学習情報生成に際し、デジタル複写機1側で実行される処理について説明する。まず、変換制御部17は、PC3からのネットワーク経由の学習情報生成要求を受信したか否かを判定し(ステップS31)、受信した場合のみ以降の処理を遂行する。なお、デジタル複写機1からもアクションを起こすことを可能とするためには、ステップS31の他に学習情報生成要求をユーザ操作で受け付けたか否かを判定する処理が加わることとなる。
変換制御部17のPC確認部は、ステップS22,S23と同様に辞書作成アプリケーション36の認証を行い(ステップS32,S33)、変換制御部17は、認証が済んだ場合(ステップS33でYES)のみ、学習情報生成要求と共に受信したデータを復号し(ステップS34)、その学習情報に基づき、仮名漢字変換部15に対して学習データ15aを生成させる(ステップS35)。ステップS35で生成した学習情報(ここでは学習データ15a)を、ネットワークI/F24でPC3に対して送信する(ステップS36)。
図3に戻り、辞書作成アプリケーション36は、ステップS36で送信された学習データ15aをネットワークI/F41を介して受信し、ICカードライタ46に対し、受信した学習データ15aとステップS11で作成した登録データ14aとを、複写機側仮名漢字変換辞書データ37としてユーザ情報と共にICカードに書き込ませる(ステップS13)。PC3側での処理はこれで完了する。
ユーザは、PC3で複写機側仮名漢字変換辞書データ37が書き込まれたICカードを抜き、デジタル複写機1のユーザ情報入力部25のICカードリーダに差し込む。図6を参照すると、変換制御部17は、ICカードの有無を判定し(ステップS31)、存在した場合のみ以下の処理を遂行する。まず、ユーザ認証部19は、ICカードからユーザ情報を読み出して、予め格納されているユーザ情報18と比較することでユーザ認証を行う(ステップS32)。続いて変換制御部17が、ユーザ認証部19での認証結果を判別し(ステップS33)、認証済みの場合のみ次のステップS34,S35を遂行する。
ステップS34では、変換制御部17は、複写機側仮名漢字変換辞書データ37のうち追加辞書(登録データ14a)をICカードから読み出し、読み出したデータで、制御部10内の登録データ14aを追加又は上書き更新する。ステップS35では、変換制御部17は、複写機側仮名漢字変換辞書データ37のうち学習情報(学習データ15a)をICカードから読み出し、読み出したデータで、制御部10内の学習データ15aを追加又は上書き更新する。なお、デジタル複写機1におけるユーザ情報18には、各ユーザと各ユーザ用の登録データ14a及び学習データ15aとが関連付けて格納してあり、ステップS34,S35における更新も、対象となるユーザのデータに対して実行することとなる。
このようなデジタル複写機1の初期化(日本語変換部分の初期化)を実行することで、ユーザが普段使用しているPC3での登録単語や学習内容をそのデジタル複写機1に反映でき、そのデジタル複写機1でそのPC3と同様の日本語変換結果を得ることができる。
以上、本発明について説明したが、プログラムの配布に関する説明を補足する。図1及び図2で説明した本発明に係るデジタル複写機側のプログラム及び/又はPC側のプログラムは、必要に応じて辞書等のデータと共に、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて配布されるか、ネットワーク経由で配信されるようにしておくとよい。このような記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定できる。そして、上述のごときプログラムを記録媒体に記録して流通させることにより、本発明に係る機能の実現を容易にする。
例えば、PC等に上述のごとくの記録媒体を装着してデジタル複写機側プログラムを読み出してデジタル複写機の制御部に転送するか、或いはデジタル複写機に上述のごとくの記録媒体を装着してデジタル複写機側プログラムを読み出して内部の制御部に転送するかなどして、デジタル複写機側プログラムをデジタル複写機において実行可能に格納することができる。また、PCに上述のごとくの記録媒体を装着してPCによりPC側プログラムを読み出してPCの制御部に転送するなどして、PC側プログラムをPCにおいて実行可能に格納することができる。そして、図1及び図2を参照しながら上述したように、それらプログラムを必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる機能を実行することができる。
1…デジタル複写機、2…LAN、3…PC、5…制御部、10…本体側制御部、11…ページメモリ、12…イメージコントローラ、13…プリンタコントローラ、14…本体側仮名漢字変換辞書、14a…本体側登録データ、15…本体側仮名漢字変換部、15a…本体側学習データ、16…本体側暗号復号部、17…変換制御部、18…ユーザ情報、19…本体側ユーザ認証部、21…画像読取部、22…画像処理部、23…画像形成部、24…本体側ネットワークI/F、25…UI部、25a…表示部、25b…入力部、25c…ユーザ情報入力部、30…PC側制御部、31…PC側暗号復号部、32…PC側ユーザ認証部、33…各種ドライバ、34…PC側仮名漢字変換辞書、34a…PC側登録データ、35…PC側仮名漢字変換部、35a…PC側学習データ、36…辞書作成アプリケーション、37…本体側仮名漢字変換辞書データ、41…PC側ネットワークI/F、42…PC側表示部、43…PC側入力部、44…スタイラスペン、45…ハードディスク、46…ICカードライタ、51…CPU、52…RAM、53…ROM、54…入力I/F、55…出力I/F、56…バス、T…非接触タグ。
Claims (15)
- 情報処理装置と、該情報処理装置にネットワーク接続されたコンピュータとを備えた情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、ユーザ操作により入力された文字を、第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報を用いて変換する第1の日本語変換部と、前記第1の通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御、及びその応答として前記第1の辞書追加情報を外部から受け取る制御を行う制御部とを備え、前記コンピュータは、ユーザ操作により入力された文字を、第2の通常辞書及び第2の辞書追加情報を用いて変換する第2の日本語変換部と、前記情報処理装置からネットワーク経由で受信した第1の通常辞書に対し、該第1の通常辞書及び前記第2の辞書追加情報を用いて第1の辞書追加情報を生成する辞書追加情報生成部と、該辞書追加情報生成部で生成した第1の辞書追加情報を外部へ出力する辞書追加情報出力部とを備えることを特徴とする情報処理システム。
- 前記情報処理装置は、可搬の記憶媒体からデータを読み取る記憶媒体読取部を備え、前記辞書追加情報出力部は、前記記憶媒体へ前記第1の辞書追加情報を書き込む記憶媒体書込部を有し、前記制御部は、前記第1の日本語変換部に、前記第1の通常辞書及び前記記憶媒体読取部で前記記憶媒体から読み取った第1の辞書追加情報を用いて、変換を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記辞書追加情報出力部は、ネットワーク経由で前記第1の通常辞書の受信元の前記情報処理装置へ前記第1の辞書追加情報を送信する送信部を有し、前記制御部は、前記第1の日本語変換部に、前記第1の通常辞書及び前記送信部で送信された第1の辞書追加情報を用いて、変換を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記第1の辞書追加情報及び第2の辞書追加情報は、登録単語及び/又は学習内容の情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記情報処理装置は、前記コンピュータに前記辞書追加情報生成部が存在するか否かを確認するコンピュータ確認部を備え、前記制御部は、前記辞書追加情報生成部が存在した場合にのみ、前記第1の通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記情報処理装置は、ユーザ認証部を備え、前記辞書追加情報出力部は、前記辞書追加情報生成部で生成した第1の辞書追加情報を、該第1の辞書追加情報の使用を許可するユーザに関するユーザ情報と共に外部へ出力し、前記制御部は、前記ユーザ認証部でユーザが認証できた場合のみ、外部から受け取った第1の辞書追加情報を用いた前記第1日本語変換部での変換を実行できるように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記情報処理装置及びコンピュータは、暗号復号処理部を備え、前記情報処理装置とコンピュータとの間で送受する前記第1の通常辞書を、前記情報処理装置の暗号復号処理部で暗号化し、該暗号化された第1の通常辞書を前記コンピュータの暗号復号処理部で復号することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記コンピュータは、前記情報処理装置から受信した第1の通常辞書を、該第1の通常辞書に対して前記辞書追加情報生成部で第1の辞書追加情報を生成した後に消去する消去部を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記辞書追加情報生成部は、第1の辞書追加情報の生成の一部を前記情報処理装置にネットワーク経由で要求し、前記制御部は、前記要求を受信した場合、該受信した要求に含まれるデータに基づき前記第1の日本語変換部に第1の辞書追加情報を生成させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記制御部は、前記第1の通常辞書と共に現在の前記第1の辞書追加情報をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行い、前記辞書追加情報生成部は、前記情報処理装置からネットワーク経由で受信した第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報に対し、該第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報及び前記第2の辞書追加情報を用いて、新たな第1の辞書追加情報を生成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システムに具備されるコンピュータ。
- 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システムに具備される情報処理装置。
- コンピュータと、該コンピュータにネットワーク接続された情報処理装置とで情報処理を行う情報処理方法において、前記情報処理装置の日本語変換部が、ユーザ操作により入力された文字を、第1の通常辞書及び第1の辞書追加情報を用いて変換する第1の日本語変換ステップと、前記情報処理装置の制御部が、前記第1の通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行うステップと、前記制御部が、その応答として前記第1の辞書追加情報を外部から受け取る制御を行うステップと、前記コンピュータの日本語変換部が、ユーザ操作により入力された文字を、第2の通常辞書及び第2の辞書追加情報を用いて変換する第2の日本語変換ステップと、辞書追加情報生成部が、前記情報処理装置からネットワーク経由で受信した第1の通常辞書に対し、該第1の通常辞書及び前記第2の辞書追加情報を用いて第1の辞書追加情報を生成する辞書追加情報生成ステップと、辞書追加情報出力部が、前記生成した第1の辞書追加情報を外部へ出力する辞書追加情報出力ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
- 情報処理装置とネットワークで接続されたコンピュータに組み込むためのプログラムであって、前記コンピュータは、ユーザ操作により入力された文字を、通常辞書及び辞書追加情報を用いて変換する日本語変換部を備え、当該プログラムは、前記コンピュータに、前記情報処理装置からネットワーク経由で前記情報処理装置側の通常辞書を受信するステップと、該情報処理装置側の通常辞書及び前記コンピュータ側の辞書追加情報を用いて、前記情報処理装置側の辞書追加情報を生成する辞書追加情報生成ステップと、該生成した前記情報処理装置側の辞書追加情報を外部へ出力する辞書追加情報出力ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータとネットワークで接続された情報処理装置に組み込むためのプログラムであって、前記情報処理装置は、ユーザ操作により入力された文字を、通常辞書及び辞書追加情報を用いて変換する日本語変換部を備え、当該プログラムは、前記情報処理装置に、前記通常辞書をネットワーク経由で前記コンピュータへ送信する制御を行うステップと、その応答として前記辞書追加情報を外部から受け取る制御を行うステップと、前記日本語変換部に、前記通常辞書及び前記受け取った辞書追加情報を用いて、変換を実行させる制御を行うステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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