JP2007310460A - 情報処理装置、情報提供方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報提供方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】P2P型のネットワークに参加する情報処理装置に対して好適な接続相手の情報を与える。
【解決手段】
P2P型のネットワークのノードとして使用されるパーソナルコンピュータTRに、そのネットワークのノードごとに、そのノードの属性およびそのノードを識別するための識別情報を示すノードデータDTNを記憶する、接続テーブル記憶部2K1と、そのネットワークのいずれかのノードから識別情報についての問合せがあった場合に、接続テーブル記憶部2K1に記憶されている識別情報の中からそのノードが接続するのに好適なノードの識別情報を、接続テーブル記憶部2K1に記憶されているノードデータDTNに示される属性に基づいて選出する、接続テーブル管理部213と、選出された識別情報を問合せの元であるノードに送信するデータ送信部202と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、P2P型のネットワークのノードになり得る情報処理装置およびノードに関する情報の提供方法などに関する。
近年、情報処理装置同士が通信を行う際にP2P(Peer To Peer)の技術がよく用いられる。P2P型のネットワークは、クライアントサーバ型のネットワークに比べて簡単に構築することができる。P2P型のネットワークに参加する情報処理装置つまりノードは、そのネットワークに参加する多数の他のノードうちの幾つかとリンクを張って通信を行う。これにより、トポロジが形成される。
特許文献1には、トポロジの保持の方法が提案されている。この方法によると、ネットワークを構成する各ノードは、自ノードと隣接ノードとの間のリンク情報であるノード間接続情報を保持している。あるノードXがネットワークから離脱する場合、離脱するノードXが保持しているノード間接続情報をネットワーク内の任意のノードAに通知する。そして、この通知を受け取ったノードAは、そのノード間接続情報により、新たに他のノードとの接続を行うことにより、ネットワークトポロジーを保持する。
特許文献2には、ノードの管理の方法が提案されている。この方法によると、論理グループノードの構成に変更が加えられた後、システムは、構成が変更された論理グループノードとして潜在的に働き得るすべての物理ノードを自動的に識別し、論理グループノードの構成を、識別された物理ノードに関して更新させて、論理グループノードに加えられた変更を反映するようにする。論理グループノードに加えられた変更は、論理グループノード機能を実行し得るその階層のより低いレベルのすべての物理ノードに自動的に伝播される。
特許文献3には、各計算機の負荷に応じてサービス実行に最適な計算機及び当該最適な計算機に再配置するサービスを決定して当該最適な計算機に当該サービスを再配置する方法が記載されている。
特開2003−289302号公報 特開2004−282694号公報 特開2005−100381号公報
ところで、P2P型のネットワークのトポロジは、ノードが離脱しまたは新たに参加するなどして変化する。また、各ノードの属性も変化する。よって、クライアントサーバ型のネットワークのクライアントとして用いられる情報処理装置とは異なり、P2P型のネットワークに参加する情報処理装置には、好適な接続相手を上手く見つけることが要求される。特に、最初に好適な接続相手を見つけることができなければ、ユーザの所望する通りに通信が実行できなくなるおそれがある。または、情報がまったく届かない孤立ノードになってしまうおそれもある。
しかし、従来の方法では、この問題を解決することができない。本発明は、この問題に鑑み、P2P型のネットワークに参加する情報処理装置に対して好適な接続相手を知らせることができるようにすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、P2P型のネットワークのノードとして使用される情報処理装置であって、前記ネットワークのノードごとに、当該ノードの属性を示す属性情報および前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する、ノード情報記憶手段と、前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記識別情報の中から当該ノードが接続するのに好適なノードの前記識別情報を、前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記属性情報に基づいて選出する、好適ノード識別情報選出手段と、前記好適ノード識別情報選出手段によって選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する識別情報送信手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記好適ノード識別情報選出手段は、前記問合せの元であるノードの属性と同一の属性または類似する属性を示す前記属性情報を選出する。または、前記好適ノード識別情報選出手段は、所定の個数の前記属性情報を、前記問合せの元であるノードの属性との一致度が高い属性を示すものから順に選出する。
または、前記ネットワークのノードごとに、前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する、ノード情報記憶手段と、前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記識別情報を、当該ノードとの通信の速度が速いノードに係るものから優先的に所定の個数、前記ノード情報記憶手段の中から抽出する、識別情報選出手段と、前記識別情報選出手段によって選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する識別情報送信手段と、を有する。
本発明によると、P2P型のネットワークに参加する情報処理装置に対して好適な接続相手を知らせることができる。
〔第一の実施形態〕
図1はネットワーク1の全体的な構成の例を示す図、図2はパーソナルコンピュータTRのハードウェア構成の例を示す図、図3はパーソナルコンピュータTRの機能的構成の例を示す図、図4はネットワーク1の各ノードの関連性の例を示す図である。
本発明に係るネットワーク1は、図1に示すように、複数のセグメントSGおよび広域通信回線WNTなどによって構成される。各セグメントSGには、複数台のパーソナルコンピュータTR、ハブDH、およびルータDRなどが設けられており、LAN(Local Area Network)を形成している。パーソナルコンピュータTRおよびルータDRは、同じセグメントSGの中のハブDHにツイストペアケーブルによって繋がれている。
さらに、各セグメントSGのルータDR同士は、広域通信回線WNTを介して互いに接続されている。これにより、互いに異なるセグメントSGに属するパーソナルコンピュータTR同士がデータ通信を行うことができる。広域通信回線WNTとして、インターネット、専用線、または公衆回線などが用いられる。
このネットワーク1は、P2P(peer to peer)の形態のネットワークであり、これらのパーソナルコンピュータTRは、ノードとして機能する。これにより、各パーソナルコンピュータTR同士で、互いの資源(例えば、CPU、ハードディスク、または印刷ユニットなどのハードウェア資源、アプリケーションなどのソフトウェア資源、または書類データ、音楽データ、または画像データなどの情報資源)を共有することができる。
以下、次の(1)〜(4)のような特徴を有する企業Xおよびそれに構築されているネットワーク1を例に説明する。
(1) 企業Xは、Aグループ、Bグループ、およびCグループの3つの事務区分(部、課、係など)のグループを有しかつ大阪支店および東京支店の2つの支店を有する。
(2) Bグループに所属する従業員は大阪支店に勤務し、Cグループに所属する従業員は東京支店に勤務する。Aグループは両方の支店を拠点としており、両方の支店にAグループの従業員が配置されている。
(3) 大阪支店および東京支店には、それぞれ、セグメントSG1およびセグメントSG2が構築されている。
(4) セグメントSG1にはパーソナルコンピュータTRとして4台のパーソナルコンピュータTR1〜TR4が設置され、セグメントSG2には4台のパーソナルコンピュータTR5〜TR8が設置されている。これらのパーソナルコンピュータTRのうち、パーソナルコンピュータTR1、TR2、TR5、およびTR6はAグループのものであり、パーソナルコンピュータTR3、TR4はBグループのものであり、パーソナルコンピュータTR7、TR8はCグループのものである。
図2に示すように、パーソナルコンピュータTRは、CPU20a、RAM20b、ROM20c、ハードディスク20d、通信インタフェース20e、画像インタフェース20f、入出力インタフェース20g、その他の種々の回路または装置などによって構成される。
通信インタフェース20eは、NIC(Network Interface Card)であって、ツイストペアケーブルを介してハブDHのいずれかのポートに繋がれている。画像インタフェース20fは、モニタと繋がれており、画面を表示するための映像信号をモニタに送出する。
入出力インタフェース20gは、キーボードもしくはマウスなどの入力装置またはフロッピディスクドライブもしくはCD−ROMドライブなどの外部記憶装置などと繋がれている。そして、ユーザが入力装置に対して行った操作の内容を示す信号を入力装置から入力する。または、フロッピディスクまたはCD−ROMなどの記録媒体に記録されているデータを外部記憶装置に読み取らせ、これを入力する。または、記録媒体に書き込むためのデータを外部記憶装置に出力する。
ハードディスク20dには、図3に示すようなデータ生成部201、データ送信部202、データ受信部203、データ解析部204、認証処理部211、共有データ操作部212、接続テーブル管理部213、参加離脱申請処理部214、接続テーブル記憶部2K1、および共有データ記憶部2K2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが格納されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM20bに読み出され、CPU20aによってプログラムが実行される。
パーソナルコンピュータTRには、それぞれ、他のパーソナルコンピュータTRとの識別のために、ホスト名(マシン名)、IPアドレス、およびMACアドレスが与えられている。ホスト名は、ネットワーク1の管理者などが自由に付けることができる。IPアドレスは、ネットワーク1の規則に従って与えられる。MACアドレスは、そのパーソナルコンピュータTRの通信インタフェース20eに対して固定的に与えられているアドレスである。本実施形態では、パーソナルコンピュータTR1、TR2、…ごとに「PC1」、「PC2」、…のようなホスト名が付されているものとする。以下、これらのパーソナルコンピュータTRをホスト名によって記載することがある。
また、これらのパーソナルコンピュータTR1〜TR8(PC1〜PC8)は、図4に示すように、仮想空間に配置されているものと仮想されている。そして、実線で示すように、仮想空間内の近隣の少なくとも1台の他のパーソナルコンピュータTRと関連付けられている。かつ、これらの関連付けによって、すべてのパーソナルコンピュータTRが互いに直接的にまたは間接的に関係するようになっている。なお、「直接的に関係する」とは、図4において1本の実線で繋がれていること(例えば、図4のPC5とPC6とのような関係)を言い、「間接的に関係する」とは、2本以上の実線および1つ以上のノードで繋がれていること(例えば、図4のPC1とPC8とのような関係)を言う。PC9については、後に説明する。
パーソナルコンピュータTRは、自らに直接的に関連付けられている他のパーソナルコンピュータTRとの間でデータの送受信を行うことができる。さらに、間接的に関連付けられている他のパーソナルコンピュータTRとの間で、両パーソナルコンピュータTRの間にある1台または複数台のパーソナルコンピュータTRを介してデータの送受信を行うことができる。または、間接的に関連付けられているパーソナルコンピュータTR同士が、それぞれのMACアドレスまたはIPアドレスを互いに通知し合うことによって一時的に直接的に接続し、データの送受信を行うこともできる。
図5は接続テーブルTLの例を示す図である。次に、図3に示すパーソナルコンピュータTRの各部の処理内容について説明する。
接続テーブル記憶部2K1には、そのパーソナルコンピュータTR自身に直接関連付けられている他のパーソナルコンピュータTRごとのノードデータDTNを格納した接続テーブルTLを記憶している。例えば、パーソナルコンピュータTR1、TR6、およびTR7の各接続テーブル記憶部2K1は、それぞれ、図5(a)〜(c)に示すような接続テーブルTL1、TL6、およびTL7を記憶している。
これらの接続テーブルTLの内容は、そのパーソナルコンピュータTRの運用の開始前に管理者によって予め作成される。また、運用の開始後は、接続テーブルTLの内容は、パーソナルコンピュータTR自身の他のパーソナルコンピュータTRとの関連付けの変更に応じて自動的に更新される。
ノードデータDTNには、当該他のパーソナルコンピュータTRを識別するためのホスト名、IPアドレス、およびMACアドレスなどの情報のほか、当該他のパーソナルコンピュータTRの属する支店の名称(支店名)、セグメントの名称(セグメント名)、およびグループの名称(グループ名)などの情報が示されている。
そのほか、接続テーブル記憶部2K1には、そのパーソナルコンピュータTR自身のノードデータDTNが記憶されている。
共有データ記憶部2K2には、他のパーソナルコンピュータTRと共有するデータ(以下、「共有データ」と記載する。)をファイル単位で記憶する。
データ生成部201は、他のパーソナルコンピュータTRに送信するためのデータを生成する。例えば、そのパーソナルコンピュータTR自身が初めてネットワーク1に参加しようとする際、オペレーティングシステム(OS)を起動し直しまたは電源を再投入するなどして改めてネットワーク1に参加しようとする際、または通信の切断後に再びネットワーク1に参加しようとする際に、他のパーソナルコンピュータTRに対して認証を要求するためのデータを生成する。または、これからネットワーク1に参加しようとする他のパーソナルコンピュータTRから認証を求められた際に、当該他のパーソナルコンピュータTRとやり取りするためのデータを生成する。または、他のパーソナルコンピュータTRに対して付与するためのノードデータDTNを生成する。
データ送信部202は、データ生成部201によって生成された各種のデータをパケット化して宛先の装置に宛てて送信する。
データ受信部203は、通信回線を流れるパケットのうち、そのパーソナルコンピュータTR自身に宛てたものを受信する。そして、受信したパケットを統合するなどして元のデータを再現する。
データ解析部204は、データ受信部203によって受信されたデータの中から必要な情報を抽出してその内容を解析することによって、そのデータの種類を判別する。そして、その判別結果に応じて、認証処理部211、共有データ操作部212、および接続テーブル管理部213などがそのデータに基づいて所定の処理を行う。各処理内容については、後に順次説明する。
認証処理部211は、他のパーソナルコンピュータTRから申請されたノード認証またはユーザ認証を、公知の方法によって実行する。
共有データ操作部212は、そのパーソナルコンピュータTR自身のユーザ(ローカルユーザ)または他のパーソナルコンピュータTRからの要求に基づいて、そのパーソナルコンピュータTR自身の共有データ記憶部2K2に記憶されている共有データに関する処理を行う。
例えば、ローカルユーザがワープロまたは表計算などのアプリケーションで共有データをオープンするコマンドを入力した場合は、その共有データをRAM20bにロードする。または、他のパーソナルコンピュータTRから送信されてきた共有データを共有データ記憶部2K2に記憶させる。または、他のパーソナルコンピュータTRから共有データの要求があった場合は、その共有データを要求元に提供しまたは分配する準備のためにRAM20bにロードする。または、ローカルユーザまたは他のパーソナルコンピュータTRから指定されたキーワードに関係する共有データを検索する。
接続テーブル管理部213は、接続テーブル記憶部2K1に記憶されている接続テーブルTLの管理のための処理を行う。例えば、そのパーソナルコンピュータTR自身と新たに直接関連付けられた(つまり、リンクが確立された)他のパーソナルコンピュータTRのノードデータDTNを追加する。または、ネットワーク1から離脱しまたはリンクが切れた他のパーソナルコンピュータTRのノードデータDTNを削除する。
さらに、接続テーブル管理部213は、新たにネットワーク1に参加する他のパーソナルコンピュータTRに対して、当該他のパーソナルコンピュータTRにとって好適な接続テーブルTLを提供するための処理を行う。
参加離脱申請処理部214は、そのパーソナルコンピュータTR自身がネットワーク1に参加しまたは離脱するための申請の処理を行う。
図6は各パーソナルコンピュータTRの処理の流れの例を説明するフローチャート、図7はデフォルトの接続テーブルTL9の例を示す図、図8はテーブル生成処理の流れの例を説明するフローチャート、図9は他のノードによって生成された接続テーブルTL9の例を示す図、図10は新しいノードが参加した後のネットワーク1の各ノードの関連性の例を示す図である。
次に、図3に示すパーソナルコンピュータTRの各部の処理を、パーソナルコンピュータTR9(PC9)が新たにネットワーク1に参加しようとする場合を例に、図6のフローチャートなどを参照しながら、さらに詳細に説明する。
PC9の接続テーブル記憶部2K1に、少なくとも1台のパーソナルコンピュータTRのノードデータDTNを格納した接続テーブルTL9を、予め記憶させておく。ここでは、図7に示すように、PC7のノードデータDTNを格納した接続テーブルTL9が記憶されているものとする。
このノードデータDTNは、管理者の作業によって接続テーブルTL9に格納される場合もあれば、ネットワーク1に以前に参加したときに得られ既に接続テーブルTL9に格納されている場合もある。なお、管理者は、PC9がPC7に接続することができる情報のみを、そのノードデータDTNに含ませておけばよい。つまり、支店名、セグメント名、およびグループ名に関する情報は不要である。また、PC7とPC9との通信環境によっては、ホスト名、IPアドレス、およびMACアドレスのうちの一部が不要である場合もある。
PC9の参加離脱申請処理部214は、これからネットワーク1に参加するに当たって、つまり、例えば、電源をオンにしたとき、オペレーティングシステムを再起動したとき、またはオフラインの状態からオンラインの状態に切り替えたときなどに、参加申請データ7Aを生成するように、データ生成部201に対して指令する。さらに、参加離脱申請処理部214は、生成された参加申請データ7AをそのパーソナルコンピュータTR自身の接続テーブルTL(TL9)に登録されている他のパーソナルコンピュータTRのうちのいずれか(図7の例では、PC7)に宛てて送信するように、データ送信部202に対して指令する。
すると、データ生成部201は、PC9であることを証明する情報(例えば、電子証明書)、正規のユーザであることを証明する情報(例えば、ユーザアカウントおよびパスワード)、およびネットワーク1に参加するための認証を行うことを要求するメッセージなどを示す参加申請データ7Aを生成する。そして、データ送信部202は、生成された参加申請データ7Aを、PC9自身のノードデータDTNとともに、PC7に宛てて送信する(図6の#191)。これにより、認証依頼および参加申請が上位ノードに対してなされる。
PC7において、データ受信部203はPC9からの参加申請データ7AおよびノードデータDTNを受信し、データ解析部204はこれらのデータの種類が認証依頼および参加申請に関するものであると判別する(#171)。
すると、認証処理部211は、PC9から受信した参加申請データ7Aに基づいて、公知の方法でPC9のノード認証またはユーザ認証を実行する(#172)。
接続テーブル管理部213は、PC9またはそのユーザがネットワーク1への参加の権限を有することが認証処理部211によって認証されたら、PC9のための接続テーブルTLを例えば図8のフローチャートのような手順で生成する(#173)。
PC7自身の接続テーブルTL7(図5(c)参照)に格納されているノードデータDTNを呼び出すとともに、PC7自身のノードデータDTNを呼び出す(図8の#201、#202)。
PC9から受信したノードデータDTNに示される属性と呼び出した各ノードデータDTNに示される属性とを比較し、一致度が高い順にノードデータDTNを並び替える(#203)。例えば、まず、支店名、セグメント名、およびグループ名のすべてがPC9のそれらと一致するノードデータDTNを先頭に並べる。このようなノードデータDTNが複数ある場合は、これらを同じ順位として扱ってもよいし、PC9のIPアドレスに近いIPアドレスを示すノードデータDTNから順に並べてもよい。以下、同様である。その後ろに、支店名、セグメント名、およびグループ名のうちの2つが一致するノードデータDTNを並べる。さらに、その後ろに、支店名、セグメント名、およびグループ名のうちの1つが一致するノードデータDTNを並べる。そして、その後ろに、1つも一致しなかったノードデータDTNを並べる。
並び替えたノードデータDTNのうちの、先頭からX個を選出する(#204)。つまり、PC9のノードデータDTNに示される属性(特に、支店、セグメント、およびグループに関する属性)との一致度が高い、所定の個数のPC9以外のノードのノードデータDTNを選出する。そして、選出したノードデータDTNを1つのテーブルに纏めることによって(#205)、PC9のための接続テーブルTLを生成する。
または、一致の度合いが所定以上であるノードデータDTN(例えば、2つ以上の属性が一致したノードデータDTN)をすべて選出し、これらを纏めることによってPC9のための接続テーブルTLを生成してもよい。
図6に戻って、PC7は、PC9を認証した後、PC9のために生成した接続テーブルTLをPC9に送信する(#174)。
PC9において、データ受信部203はPC7からの接続テーブルTLを受信すると、データ解析部204はこれをPC9のために提供された好適な接続テーブルTLである判別する。すると、接続テーブル管理部213は、古い接続テーブルTL9を破棄し、受信した新たな接続テーブルTLを接続テーブルTL9として接続テーブル記憶部2K1に記憶させる(#192)。これにより、PC9にとって好適な接続テーブルTLがPC9に受け入れられるとともに、ネットワーク1への参加が完了する。
PC9のデータ生成部201は自らがネットワーク1に参加する旨を示すメッセージMSを生成し、データ送信部202はそのメッセージMSおよび自らのノードデータDTNを、接続テーブルTL9に記載されている各ノード(パーソナルコンピュータTR)に対して送信する。例えば、図9のような接続テーブルTL9が得られた場合は、PC2,PC6に送信する(#193、#194)。
PC2、PC6において、それぞれのデータ受信部203は、メッセージMSおよびノードデータDTNを受信すると、データ解析部204は、これらのデータを新規のノードに関するものであると解析する(#121、#161)。そして、それぞれの接続テーブル管理部213は、自らの接続テーブルTL(TL2、TL6)にそのノードデータDTNを追加する(#122、#162)。これにより、図10に示すようにPC9とPC2、PC6とが対応付けられ、相互にデータの送受信を行うことができるようになる。そして、データ生成部201はPC9との通信が可能になった旨を示すメッセージMTを生成し、データ送信部202はこれをPC9に返信する(#123、#163)。
本実施形態によると、パーソナルコンピュータTRの接続テーブルTLを、そのパーソナルコンピュータTRの属性と他のノードの属性とを比較することによって生成する。これにより、パーソナルコンピュータTRにとって好適な接続テーブルTLを生成し提供することができる。
〔第二の実施形態〕
図11は回線エリア別の各ノードの分布の例を示す図、図12は接続テーブルTLの例を示す図、図13はテーブル生成処理の流れの例を説明するフローチャート、図14はテーブル生成処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。
第一の実施形態では、パーソナルコンピュータTRは、これからネットワーク1に参加しようとするノードのための接続テーブルTLを、当該ノードと属性の近い他のノードを優先的に選出することによって生成した。第二の実施形態では、通信速度に応じて接続テーブルTLを生成する。
第二の実施形態におけるネットワーク1およびパーソナルコンピュータTRの構成は、図1、図2、および図3などで説明した第一の実施形態におけるネットワーク1およびパーソナルコンピュータTRの構成と基本的に同様である。ただし、図3に示すパーソナルコンピュータTRの接続テーブル管理部213による接続テーブルTLの生成処理の内容が第一の実施形態の場合と異なる。以下、第二の実施形態における接続テーブルTLの生成処理を中心に説明する。第一の実施形態の場合と重複する点については、説明を省略する。
パーソナルコンピュータTR1〜TR8(PC1〜PC8)は、図11に示すように関連付けられている。さらに、これらのパーソナルコンピュータTRは、それぞれが使用するケーブルまたは無線回線の性能、直接繋がっているハブDHの性能、自らの通信インタフェース20eの性能、およびソフトウェアなどに応じて、高速回線エリアRY1および低速回線エリアRY2のうちのいずれかに分別されている。
高速回線エリアRY1に属するパーソナルコンピュータTR同士は、およそ100Mbpsの速度で通信を行うことができる。一方、低速回線エリアRY2に属するパーソナルコンピュータTR同士は、およそ1Mbpsの速度で通信を行うことができる。高速回線エリアRY1に属するパーソナルコンピュータTRおよび低速回線エリアRY2に属するパーソナルコンピュータTR同士は、およそ1Mbpsの速度で通信を行うことができる。
各パーソナルコンピュータTRの接続テーブル記憶部2K1に記憶されている接続テーブルTLには、図12に示すように、自らに直接関連付けられている他のパーソナルコンピュータTRごとのノードデータDTN’が格納されている。各ノードデータDTN’には、図5と比較して分かるように、第一の実施形態におけるノードデータDTNに示される情報のほかそれぞれのパーソナルコンピュータTRの属する回線エリア(高速回線エリアRY1または低速回線エリアRY2)が示される。
ここで、PC9において、ネットワーク1への参加のために、データ生成部201が参加申請データ7A’を生成し、データ送信部202がそれをPC7に対して送信したとする。なお、参加申請データ7A’には、第一の実施形態の参加申請データ7Aに示される情報のほかPC9自身が高速回線エリアRY1および低速回線エリアRY2のうちのどちらに属するのかを示す情報が含まれる。
PC7において、データ受信部203がPC9からの参加申請データ7A’を受信すると、認証処理部211は、第一の実施形態の場合と同様に、ノード認証またはユーザ認証の処理を実行する。接続テーブル管理部213は、図13に示すような手順でPC9のための接続テーブルTLを生成する。
第一の実施形態の場合と同様に、PC7自身の接続テーブルTL7に格納されているノードデータDTNを呼び出すとともに、PC7自身のノードデータDTNを呼び出す(図13の#211、#212)。
参加申請データ7A’に示される回線エリアと同じ回線エリアを示すノードデータDTNを選出する(#213)。つまり、PC9と同様に高速回線エリアRY1に属するパーソナルコンピュータTRのノードデータDTNを選出する。そして、選出したノードデータDTNを1つのテーブルに纏めることによって(#214)、PC9のための接続テーブルTLを生成する。
生成された接続テーブルTLは、第一の実施形態の場合と同様に、PC7からPC9に送信される。そして、PC9において、古い接続テーブルTL9と置き換えられる。
以上説明したように、PC9は、同じ高速回線エリアRY1に属する他のパーソナルコンピュータTRのノードデータDTNからなる接続テーブルTLを取得することができる。よって、PC9は、自らの通信速度を活かしてネットワーク1に参加し通信を行うことができる。
なお、ネットワーク1の構成が複雑になると、高速回線エリアRY1に属するパーソナルコンピュータTR同士が高速通信(本実施形態では、100Mbpsの通信)が常にできるとは限らない。なぜなら、両パーソナルコンピュータTR同士の間に存在する物理的な回線、ハブ、ルータ、中継局、そのほか種々の機器のうちの一部でも高速通信に対応していなければ、通信速度が落ちてしまうからである。そこで、図14に示すような手順でPC9のための接続テーブルTLを生成してもよい。
図13の場合と同様に、PC7自身の接続テーブルTL7に格納されているノードデータDTNを呼び出すとともに、PC7自身のノードデータDTNを呼び出す(図14の#211、#212)。接続テーブルTL7から呼び出した各ノードデータDTNに係るパーソナルコンピュータTRに対して、PC9との通信速度を計測し回答するように要求する(#223)。
すると、各パーソナルコンピュータTR(例えば、接続テーブルTL7に図12(c)のようなノードデータDTNが格納されている場合は、PC2、PC6、およびPC8)は、自らとPC9との間で所定のサイズのデータの送受信を行いそれに要した時間を計測することによって、通信速度を計測する。そして、通信速度の計測結果をPC7に回答する。
また、PC7自身も同様に、PC7自身とPC9との間の通信速度を計測する(#224)。
計測結果に基づいて、PC9との通信速度の速いパーソナルコンピュータTRの順にノードデータDTNを並べ替え(#225)、先頭からX個のノードデータDTNを選出する(#226)。そして、選出したノードデータDTNを1つのテーブルに纏めることによって(#227)、PC9のための接続テーブルTLを生成する。
第二の実施形態におけるパーソナルコンピュータTRの全体的な処理の流れは、第一の実施形態の場合と基本的に同様であり、図6で説明した通りである。
第二の実施形態によると、パーソナルコンピュータTRの通信速度に対応可能なノードを優先的に選出し、そのパーソナルコンピュータTRの接続テーブルTLを生成する。よって、そのパーソナルコンピュータTRにとって好適な接続テーブルTLを提供することができる。
〔第一および第二の実施形態の変形例〕
図15は新しいノードがネットワーク1に参加する際の各パーソナルコンピュータTRの処理の流れの変形例を説明するための図、図16はパーソナルコンピュータTR9の参加後のネットワーク1の各ノードの関連性の例を示す図である。
第一および第二の実施形態では、パーソナルコンピュータTRは、ネットワーク1に参加する際に、他のパーソナルコンピュータTRに接続テーブルTLを生成してもらったが、定期的に(例えば、任意の時刻に。または、ネットワーク1に参加中、一定の時間が経過するごとに。)生成し直してもらうようにしてもよい。
ネットワーク1に、接続テーブルTLを生成するための専用のサーバを用意しておき、接続テーブルTLの生成の要求を、他のパーソナルコンピュータTRの代わりにそのサーバに対して行ってもよい。
第一および第二の実施形態では、ネットワーク1に参加しようとするパーソナルコンピュータTRは、自らにとって好適な接続テーブルTLを、既にネットワーク1に参加している他の1つのパーソナルコンピュータTRから受け取った。つまり、自らにとって好適なリンクの相手を他の1つのパーソナルコンピュータTRから知得した。しかし、好適なリンクの相手を複数のパーソナルコンピュータTRから知得できるようにするのがより望ましい。この場合は、例えば各パーソナルコンピュータTRを図15のような手順で処理を行うように構成すればよい。
ここで、PC9が新たにネットワーク1に参加しようとする場合を例に、各パーソナルコンピュータTRの処理の流れを説明する。
PC9は、自らの接続テーブルTL9に予め記憶されているノードデータDTN(または、ノードデータDTN’。以下、同様。)に基づいて、他のノードにアクセスし、PC9にとって好適なノードを問い合わせる(#231)。ここでは、PC7にアクセスし問い合わせたとする。
すると、PC7の接続テーブル管理部213は、前に図8、図13、または図14で説明した方法でPC9にとっての好適なノードのノードデータDTNを選出し(#232)、これをPC9に回答する(#233)。ここでは、PC6のノードデータDTNを選出し回答したものとする。
PC9は、PC7からノードデータDTNを受信すると、そのノードデータDTNに示されるノードつまりPC6にアクセスし、PC9にとって好適なノードを問い合わせる(#234)。
すると、PC6の接続テーブル管理部213は、PC7の場合と同様に、前に図8、図13、または図14で説明した方法でPC9にとっての好適なノードのノードデータDTNを選出し(#235)、これをPC9に回答する(#236)。ここでは、PC5のノードデータDTNを選出し回答したものとする。
そして、PC9は、これら複数の問合せ先からそれぞれ得られたノードデータDTNを、接続テーブルTL9に格納する(#237)。これにより、PC9にとって好適なリンクの相手のノードデータDTNが得られる。
その後、PC9は、これらのノードに対して、参加のメッセージMSおよびPC9自身のノードデータDTNを送信する(#238)。すると、各ノードは、PC9のノードデータDTNを自らの接続テーブルTLに加え、返信を行う。これにより、図16に示すように、PC9とPC5、PC6、およびPC7とがリンクされる。
なお、PC9にとってPC7のノードデータDTNは、ネットワーク1に参加するために最初に便宜上、接続テーブルTL9に格納されているに過ぎないことがある。そこで、ステップ#237の処理の際に、PC7のノードデータDTNを削除してもよい。
また、ステップ#237の処理の後、接続テーブルTL9に格納されているノードデータDTNを、各ノードの計算能力、ハードディスク20dの空き容量、またはPC9と各ノードとの間の通信速度などの順に並べ替えてもよい。
本実施形態では、企業Xに構築されているネットワーク1を例に説明したが、例えばインターネットのような、より広範なネットワークにも本発明を適用することができる。また、パーソナルコンピュータTR以外の情報処理装置(例えば、ワークステーション、MFP、プリンタなどの情報処理装置など)がノードである場合にも、本発明を適用することができる。
その他、ネットワーク1、パーソナルコンピュータTRの全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
ネットワークの全体的な構成の例を示す図である。 パーソナルコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 パーソナルコンピュータの機能的構成の例を示す図である。 ネットワークの各ノードの関連性の例を示す図である。 接続テーブルの例を示す図である。 各パーソナルコンピュータの処理の流れの例を説明するフローチャートである。 デフォルトの接続テーブルの例を示す図である。 テーブル生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 他のノードによって生成された接続テーブルの例を示す図である。 新しいノードが参加した後のネットワークの各ノードの関連性の例を示す図である。 回線エリア別の各ノードの分布の例を示す図である。 接続テーブルの例を示す図である。 テーブル生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 テーブル生成処理の流れの変形例を説明するフローチャートである。 新しいノードがネットワークに参加する際の各パーソナルコンピュータの処理の流れの変形例を説明するための図である。 パーソナルコンピュータの参加後のネットワークの各ノードの関連性の例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク
202 データ送信部(識別情報送信手段)
213 接続テーブル管理部(好適ノード識別情報選出手段)
2K1 接続テーブル記憶部
DTN ノードデータ(属性情報、識別情報)
TR パーソナルコンピュータ

Claims (11)

  1. P2P型のネットワークのノードとして使用される情報処理装置であって、
    前記ネットワークのノードごとに、当該ノードの属性を示す属性情報および前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する、ノード情報記憶手段と、
    前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記識別情報の中から当該ノードが接続するのに好適なノードの前記識別情報を、前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記属性情報に基づいて選出する、好適ノード識別情報選出手段と、
    前記好適ノード識別情報選出手段によって選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する識別情報送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記好適ノード識別情報選出手段は、前記問合せの元であるノードの属性と同一の属性または類似する属性を示す前記属性情報を選出する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記好適ノード識別情報選出手段は、所定の個数の前記属性情報を、前記問合せの元であるノードの属性との一致度が高い属性を示すものから順に選出する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. ノードの前記属性情報には、当該ノードの所属に関する属性が複数示されている、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. ノードの前記属性情報には、当該ノードの所属するセグメント、場所、およびユーザのグループのうちの少なくとも2つが示されている、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. ノードの前記属性情報には、当該ノードの所属するエリアの通信速度のレベルが示されている、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. P2P型のネットワークのノードとして使用される情報処理装置であって、
    前記ネットワークのノードごとに、前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する、ノード情報記憶手段と、
    前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記識別情報を、当該ノードとの通信の速度が速いノードに係るものから優先的に所定の個数、前記ノード情報記憶手段の中から抽出する、識別情報選出手段と、
    前記識別情報選出手段によって選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する識別情報送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. P2P型のネットワークのノードとして使用される情報処理装置にノード情報記憶手段を設けておき、前記ネットワークのノードごとに、当該ノードの属性を示す属性情報および前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を前記ノード情報記憶手段に記憶させておき、
    前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記情報処理装置に、前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記識別情報の中から当該ノードが接続するのに好適なノードの前記識別情報を前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記属性情報に基づいて選出する処理を実行させ、
    前記情報処理装置に、選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  9. P2P型のネットワークのノードとして使用される情報処理装置にノード情報記憶手段を設けておき、前記ネットワークのノードごとに、前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を前記ノード情報記憶手段に記憶させておき、
    前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記識別情報を、当該ノードとの通信の速度が速いノードに係るものから優先的に所定の個数、前記ノード情報記憶手段の中から抽出する処理を実行させ、
    前記情報処理装置に、選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  10. P2P型のネットワークのノードとして使用されかつ前記ネットワークのノードごとに当該ノードの属性を示す属性情報および前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する前記ノード情報記憶手段を有する情報処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記情報処理装置に、前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記識別情報の中から当該ノードが接続するのに好適なノードの前記識別情報を前記ノード情報記憶手段に記憶されている前記属性情報に基づいて選出する処理を実行させ、
    前記情報処理装置に、選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. P2P型のネットワークのノードとして使用されかつ前記ネットワークのノードごとに前記ネットワークにおいて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する前記ノード情報記憶手段を有する情報処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記ネットワークのいずれかのノードから前記識別情報についての問合せがあった場合に、前記識別情報を、当該ノードとの通信の速度が速いノードに係るものから優先的に所定の個数、前記ノード情報記憶手段の中から抽出する処理を実行させ、
    前記情報処理装置に、選出された前記識別情報を前記問合せの元であるノードに送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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