JP2007310045A - Yc分離型映像信号変換装置及びそれを用いた映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の映像表示装置では、ディスプレイ装置の特性差(コントラストやフレア等)を含めた高コントラストでフレアの少ない最適な画像を得ることはできない。
【解決手段】RGB用PJ1は、YC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の三原色信号に基づいて、光信号を出力する。Y用PJ2は、上記装置3から入力される輝度信号Yと、RGB用PJ1から入力される三原色信号F(x)とを受け、輝度信号Yに比例した光出力が光入力X(=F(x))で再変調を受けた光出力F(X,Y)を出力する。上記装置3は、PJ1の入力三原色信号xを(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正し、かつ、輝度信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルに補正する(ただし、α,βはPJ1、2の光出力中のフレア成分)。これにより、最終光出力として掛け算による、最大のコントラスト比を得る。
【選択図】図1

Description

本発明はYC分離型映像信号変換装置及びそれを用いた映像表示装置に係り、特に三原色信号を輝度信号Yと色信号Cとに分離し、それぞれの信号に対して信号処理を行って投射型表示装置などの映像表示装置に適した映像信号に変換するYC分離型映像信号変換装置、及びそれを用いた映像表示装置に関する。
投射型表示装置(プロジェクタ)などの映像表示装置では、輝度の向上と共にコントラストの向上が望まれている。そこで、従来の映像表示装置として、カラーセレクトと呼ばれるフィルタと偏光ビームスプリッタ(PBS)とを組み合わせて、赤(R),緑(G)及び青(B)の三原色光の各原色光用変調器で、照明光から分離した各原色光を変調し、その変調光を合成して映像信号を再現し、得られた合成光を表示することでコントラストを改善する投射型表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、投射型表示装置やLCD(液晶表示装置)等の直視型映像表示装置において、単独で高コントラストで忠実な色、階調を再現することは非常に難しい。
米国特許第6985272号明細書
しかしながら、投射型表示装置は通常、黒(画面上の輝度が0)を表示することはできず、フレア(画面上の輝度が0ではない成分)が生じるため、上記の特許文献1記載の発明では、ディスプレイ装置の特性差(コントラストやフレア等)を含めた高コントラストでフレアの少ない最適な画像を得ることはできない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、高コントラストでフレアの少ない最適な画像を表示し得るYC分離型映像信号変換装置及びそれを用いた映像表示装置を提供する事を目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のYC分離型映像信号変換装置は、第1の投射型表示装置から出力された光出力を第2の投射型表示装置で再変調して最終的な光出力を得る映像表示装置の、第1及び第2の投射型表示装置の一方に、表示すべき画像の入力映像信号から分離した輝度信号及び三原色信号の一方を供給し、第1及び第2の投射型表示装置の他方に、輝度信号及び三原色信号の他方を供給するYC分離型映像信号変換装置であって、入力映像信号から輝度信号と三原色信号をそれぞれ生成する信号生成手段と、第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβ、入力映像信号の信号レベルをLとしたとき、信号生成手段により生成された輝度信号及び三原色信号のうち一方の信号を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正して第1の投射型表示装置に供給し、かつ、信号生成手段により生成された輝度信号及び三原色信号のうち他方の信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルに補正して第2の投射型表示装置に供給する補正手段とを有することを特徴とする。
この発明では、第2の投射型表示装置から得られる最終的な光出力が、第1の投射型表示装置に入力される第1の信号レベルと第2の投射型表示装置に入力される第2の信号レベルとの積と、上記の第1の信号レベルとフレア成分βとの積と、上記の第2の信号レベルとフレア成分αとの積との総和で概略表されることに鑑み、上記の第1の信号レベルと第2の信号レベルを上記の所定値に補正することで、上記の総和中のフレア成分α、βに依存する値をそれぞれ最小とすることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明のYC分離型映像信号変換装置は、第1の投射型表示装置から出力された光出力を第2の投射型表示装置で再変調して最終的な光出力を得る映像表示装置の、第1及び第2の投射型表示装置の一方に、表示すべき画像の入力映像信号から分離した輝度信号及び三原色信号の一方を供給し、第1及び第2の投射型表示装置の他方に、輝度信号及び三原色信号の他方を供給するYC分離型映像信号変換装置であって、入力映像信号から帯域制限されていない第1の輝度信号YFULLを生成する輝度信号生成手段と、入力映像信号から帯域制限された第2の輝度信号YLPFと三原色信号とを生成する信号生成手段と、信号生成手段により生成された三原色信号の画素毎の最大値をMAX、第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβとしたとき、最大値と第1及び第2の輝度信号とに基づいて補正係数Cと第3の輝度信号Yとを次式
C=(α/β)1/2・(MAX)−1/2
Y=(YFULL/YLPF)・(β/α)1/2・(MAX)1/2
により作成する補正係数及び輝度信号作成手段と、補正係数Cを帯域制限された三原色信号に乗算して補正した補正後の三原色信号を第1の投射型表示装置に出力し、かつ、第3の輝度信号を第2の投射型表示装置に出力する出力手段とを有することを特徴とする。
この発明では、三原色信号の画素毎の最大値をMAX、第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分α、第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分βを用いた所定の式により、補正係数Cと第3の輝度信号Yとを算出し、この補正係数Cを帯域制限された三原色信号に乗算して補正した補正後の三原色信号を第1の投射型表示装置に出力し、かつ、第3の輝度信号を第2の投射型表示装置に出力することで、第2の投射型表示装置からの最終的な光出力中のフレア成分を最小とすることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の映像信号表示装置は、表示すべき画像に関する入力映像信号から生成された輝度信号及び三原色信号のうちの一方の信号の光信号を生成して出力する第1の投射型表示装置と、第1の投射型表示装置から出力された光信号を照明光として受け、その照明光を入力画像信号から生成された輝度信号及び三原色信号のうちの他方の信号で再変調して最終的な光出力を得る第2の投射型表示装置と、第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβ、入力映像信号の信号レベルをLとしたとき、入力映像信号から生成した輝度信号及び三原色信号のうち一方の信号を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正して第1の投射型表示装置に供給し、かつ、信号生成手段により生成された輝度信号及び三原色信号のうち他方の信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルとして第2の投射型表示装置に供給する映像信号変換装置とを有することを特徴とする。
この発明では、第2の投射型表示装置から得られる最終的な光出力が、第1の投射型表示装置に入力される第1の信号レベルと第2の投射型表示装置に入力される第2の信号レベルとの積と、上記の第1の信号レベルとフレア成分βとの積と、上記の第2の信号レベルとフレア成分αとの積との総和で概略表されることに鑑み、映像信号変換装置により上記の第1の信号レベルと第2の信号レベルを上記の所定値に補正するための、投射型表示装置固有のコントラスト(フレア含む)を最適化する計算処理を入れることで、上記の総和中のフレア成分α、βに依存する値をそれぞれ最小とした映像表示装置を実現することができる。
本発明によれば、表示すべき画像に関する入力映像信号から生成された輝度信号及び三原色信号のうちの一方の信号の光信号を生成して出力する第1の投射型表示装置と、第1の投射型表示装置から出力された光信号を照明光として受け、その照明光を入力画像信号から生成された輝度信号及び三原色信号のうちの他方の信号で再変調して最終的な光出力を得る第2の投射型表示装置のそれぞれのフレア成分を最小とするレベルに補正した輝度信号と三原色信号を上記の第1及び第2の投射型表示装置に供給するようにしたため、従来に比べて信号を忠実に再現し、高コントラストで、しかもフレアの少ない画像を表示することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1(A)は本発明になる映像表示装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、映像表示装置は、投射型表示装置(プロジェクタ)を2つに分けた、RGB用投射型表示装置(以下、PJと記す)1及びY用PJ2と、これらPJ1及び2に映像信号を供給するYC分離型表示用信号処理装置3とから構成されている。本実施の形態は、YC分離型表示用信号処理装置3を有する点に特徴があり、これは後述する本発明になるYC分離型映像信号変換装置を構成している。
RGB用PJ1は、図示しない光源からの白色光である照明光を、YC分離型表示用信号処理装置3から入力される表示すべき画像の三原色信号r’,g’,b’で光変調して、光出力F(x)を出力するカラー画像用PJである。Y用PJ2は、YC分離型表示用信号処理装置3から入力される表示すべき画像の輝度信号Yと、RGB用PJ1から入力される三原色信号F(x)とを入力として受け、輝度信号Yに比例した光出力が光入力X(=F(x))で再変調を受けた光出力F(X,Y)を出力する白黒画像用PJである。
また、YC分離型表示用信号処理装置3は、表示すべき画像の原三原色信号R’,G’,B’を後述するように信号処理して、三原色信号r’,g’,b’と輝度信号Y’とに変換して、RGB用PJ1とY用PJ2にそれぞれ供給するYC分離型映像信号変換装置である。
次に、図1(A)の本実施の形態の動作について説明する。なお、実際には図1(B)に示すように、RGB用PJ1は、赤色光F(r)、緑色光F(g)及び青色光F(b)を並列に出力し、Y用PJ2は、赤色光F(F(r),Y)、緑色光F(F(g),Y)及び青色光F(F(b),Y)を並列に出力するが、以下の説明では簡単のため、白黒映像(r’=g’=b’=x)を表示する場合を例にとって説明する。また、入力三原色信号R’,G’,B’を逆ガンマ補正し、ガンマは考慮せずに、以下では、ガンマ=1.0として説明する。また、ガンマ=1.0のときは映像信号r’、g’、b’はr,g,bと表し、Y’をYと表す。
RGB用PJ1は、入力映像信号x(=r,g,b)に基づいて、入力映像信号xに比例した光出力A・xと、フレア成分αが加算された光を出力する。従って、RGB用PJ1から出力される光は次式で表されるF(x)となる。
(x)=A・x+α (1)
ただし、(1)式中、Aは比例定数、αはフレア成分であり、0<α≪x、0<x<1である。このRGB用PJ1のコントラスト比は1/αとなる。
Y用PJ2は、RGB用PJ1から光X(=F(x))を受け、入力輝度信号Yに比例した光出力A・Yにフレア成分βを加算した光が、更に光入力Xで再変調を受けた光を出力する。従って、Y用PJ2から出力される光は次式で表される光F(X,Y)となる。
(X,Y)=X・(A・Y+β) (2)
ただし、(2)式中、Aは比例定数、βはフレア成分であり、0<β≪x、0<x<1である。このY用PJ2のコントラスト比は1/βとなる。
簡単のため、比例定数Aを1.0とすると、(1)式と(2)式はそれぞれ次式で表される。
(x)=x+α (1’)
(X,Y)=X・(Y+β) (2’)
実際には、全体の希望出力レベルがxで、これを実現するためにRGB用PJ1への入力信号xとY用PJ2への輝度信号YをYC分離型表示用信号処理装置3で作成したとすると、最終出力F(X,Y)は(3)式で表される。
(X,Y)=F(F(x),Y)=F(x)・(Y+β)
=(x+α)・(Y+β)
≒x・Y+α・Y+β・x (3)
(3)式では、α・βは十分小さいと考えられるため無視した。
最終出力がフレアがない状態の希望出力であるためには、(3)式の右辺の第2項と第3項のフレア成分が0であることから次式が得られる。
x=x・Y (4)
また、コントラストを最大にするためには、次式が成立する必要がある。
Min(α・Y+β・x) (5)
(5)式は、(α・Y+β・x1)の値が最小であることを示す。
ここで、例えば、x=x、Y=1でも(4)式は成立するが、そのときは(3)式よりフレア成分αがあるので、高コントラストは得られない。そこで、本実施の形態では、YC分離型表示用信号処理装置3により以下の(6)式で表されるxと(7)式で表される輝度信号Yとを作成する。これにより、各PJ1及び2の光出力として掛け算による、最大のコントラスト比を得ることができる。
Figure 2007310045
なお、実際には、RGB用PJ1の入力は1系統ではなく、3系統なので、YC分離型表示用信号処理装置3は後述するように(8)式で表される補正係数Cと(9)式で表される輝度信号Yを計算する。
Figure 2007310045
次に、本発明になるYC分離型映像信号変換装置について説明する。図2は本発明になるYC分離型映像信号変換装置の一実施の形態のブロック図を示す。本実施の形態は、図1のYC分離型表示用信号処理装置3を構成している。図2において、表示すべき画像の入力三原色信号R’,G’,B’は、逆ガンマ補正部11に入力されて一旦逆ガンマ補正され、ガンマ1のリニアに戻し、内部演算をし易くされた後、低解像度のRGB用PJ1の周波数特性と同じ周波数特性とするための低域フィルタ(LPF)12に供給されて高周波数成分が減衰されてRLPF、GLPF、BLPFとされる一方、Y作成部13に供給されて公知のマトリクス演算により、帯域制限されていない周波数帯域の輝度信号YFULLに作成される。
最大値、Y計算部14は、LPF12から出力された三原色信号の低域成分RLPF、GLPF、BLPFを入力として受け、その中の最大値MAXを抽出する一方、RLPF、GLPF、BLPFに基づいて公知のマトリクス演算により高域成分が減衰された輝度信号YLPFを作成する。係数C,Y作成部15は上記の輝度信号YFULL及びYLPFに基づいて、補正係数Cと輝度信号Yとを前述した(8)式と(9)式に基づいて算出する。
乗算器16は、上記(8)式に示した補正係数Cと、LPF12から出力された三原色信号の低域成分RLPF、GLPF、BLPFとを乗算して、次式で示される三原色信号r,g,bを算出する。
r=C・RLPF (10a)
g=C・GLPF (10b)
b=C・BLPF (10c)
これらの信号r,g,bはそれぞれRGBPJ用ガンマ補正部17に供給されて、それぞれガンマ補正されてRGBPJ用映像信号r’、g’、b’として図1のRGB用PJ1に供給される。
一方、YPJ用ガンマ補正部18は係数C,Y作成部15から出力される(9)式に示した輝度信号Yに対して元のガンマに戻すガンマ補正を行って、YPJ用映像信号Y’を作成し、図1のY用PJ2へ供給する。
このようにしてYC分離型表示用信号処理装置3により、表示すべき画像の映像信号(原三原色信号)R’,G’,B’を信号処理(変換)して得られた映像信号(三原色信号)r’、g’、b’をRGB用PJ1に供給し、輝度信号Y’をY用PJ2に供給することにより、フレアの少ない高コントラストの画像を投影表示することができる。
例えば、入力映像信号が暗い画面でx=0.01、フレア成分はα=β=0.001であるものとすると、従来の映像表示装置では、PJは1台だけであるのでフレア成分はαだけで0.001であり、信号が0.01なので、最終出力は0.011(=0.01+0.001)となるため、そのうちの信号レベル以外のフレアレベルは信号の10%である。
これに対し、本実施の形態では、(6)式のRGB用PJ1の入力xが0.1、(7)式のY用PJ2の入力Yが0.1で、本実施の形態の最終出力は(3)式より0.0102(=0.1×0.1+0.1×0.001+0.1×0.001)となり、フレアレベルは信号の2%であり、コントラストが従来の5(=10/2)倍改善される。
入力映像信号のレベルが更に低くなると、コントラスト改善効果は更に増える。例えば、更に暗いx=0.0009の場合は、従来の映像表示装置では、0.0019(=0.0009+0.001)となり、信号よりもフレアレベルの方が大きく信号は殆ど見えない。これに対し、本実施の形態では、(6)式からRGB用PJ1の入力x=0.03、Y用PJ2の入力Y=0.03となり、(3)式より最終出力は0.00096(=0.03×0.03+0.03×0.001+0.3×0.001)となり、コントラストが従来の約15倍改善される。このように、従来の画像表示装置のコントラストは高くてもせいぜい1000:1のオーダーであるが、本実施の形態では、100万:1が可能である。
次に、図2に示した係数C,Y作成部15による(8)式の補正係数Cと(9)式の輝度信号Yの算出式の根拠について詳細に説明する。いま、図1(B)に示したRGB用PJ1からのRGB成分の光出力F1R、F1G、F1Bは、次式で表記できる。ここで、αは前述したように、RGB用PJ1でのフレア成分である。また、r,g,bはRGB用PJ1の入力映像信号r’,g’,b’のガンマを1.0としたときの赤色信号、緑色信号、青色信号である。
1R=F(r)=A・r+α (11a)
1G=F(g)=A・g+α (11b)
1B=F(r)=A・b+α (11c)
また、この光出力F1R、F1G、F1Bは、図1(B)に示したようにY用PJ2で更に変調されるので、最終的な光出力のRGB成分F2R、F2G、F2Bは、次式で表記できる。ここで、βは前述したように、Y用PJ2でのフレア成分である。また、YはY’のガンマを1.0としたときのY用PJ2の入力輝度信号である。
2R=F(F(r),Y)=F1(r)・(A・Y+β)
=A2・Y・r+A・Y・α+A・r・β+α・β (12a)
2G=F(F(g),Y)=F1(g)・(A・Y+β)
=A2・Y・g+A・Y・α+A・g・β+α・β (12b)
2B=F(F(b),Y)=F1(b)・(A・Y+β)
=A2・Y・b+A・Y・α+A・b・β+α・β (12c)
説明を簡単にするため、以下では比例定数Aを1とする。従って、上記の(12a)、(12b)、(12c)式は以下の式で表される。
2R=F(F(r),Y)=Y・r+Y・α+r・β+α・β (13a)
2G=F(F(g),Y)=Y・g+Y・α+g・β+α・β (13b)
2B=F(F(b),Y)=Y・b+Y・α+b・β+α・β (13c)
通常の3板方式のプロジェクタであれば、最終出力であるF2R、F2G、F2Bは、入力映像信号R’、G’、B’に比例するため、次式で表される。
2R=A・R’=R’ (14a)
2G=A・G’=G’ (14b)
2R=A・B’=B’ (14c)
しかしながら、フレアが存在したり、RGB用PJ1とY用PJ2とで画素数が異なる場合はそうはならない。説明を簡単にするため、三原色信号r,g,bの画素数が輝度信号Yの画素数よりも小さいとする。すなわち、入力映像信号R’,G’,B’よりも映像信号r,g,bは高い周波数成分を持たない。
そこで、入力映像信号R’,G’,B’をLPF12に通して三原色信号r,g,bと同じ周波数特性とした三原色信号の低域成分RLPF、GLPF、BLPFを考え、その中の最大値をMAX(これは画素毎に異なる値である)とする。RLPF、GLPF、BLPFは、最大値MAXを用いて次式で表現できる。ここで、r,g,bは、0≦r,g,b≦1.0となる値である。
LPF=MAX・r (15a)
LPF=MAX・g (15b)
LPF=MAX・b (15c)
説明の都合上、RLPFがMAXであるとし(r=1)、(13a)式のF2Rについて考える。なお、(13a)式からα・βの成分の値は小さいので無視すると、次式で表される。
2R≒Y・r+Y・α+r・β (16)
これからフレア成分を最小にするY,rを計算する。フレア成分がないとき(α=β=0)、F2R=RLPFなので、(15a)式と(16)式から次式が得られる。
Y・r=MAX (17)
(16)式において、フレアの影響を最小にする条件は(18)式である。
Y・α=γ・β (18)
よって、(17)式と(18)式により(19)式と(20)式が得られる。
Figure 2007310045
次に、緑色信号gについて計算する。Yは既に求まっているため、(12b)式でF2GがGLPFと等しいとおき、フレア成分α、βを無視すると、(21)式が得られる。
2G=Y・g+Y・α+g・β+α・β≒Y・g
=GLPF=g・MAX (21)
Figure 2007310045
同様に、青色信号bも求めることができる。
なお、上記の計算では赤色信号の低周波数成分RLPFがMAXであるとして説明したが、(23a)式、(23b)式、(23c)式のように表記するのであれば、RLPF、GLPF、BLPFのどれがMAXであっても成立する。
Figure 2007310045
図2の乗算器16は(10a)式、(10b)式、(10c)式で表される三原色信号r,g,bを出力する。ここで、(23a)式、(23b)式、(23c)式と、(10a)式、(10b)式、(10c)式とを比較することにより、補正係数Cは(8)式で表される。従って、係数C・Y作成部15はこの(8)式で表される補正係数Cを発生する。
ところで、(23a)式、(23b)式、(23c)式までは高周波数成分がないものとして計算したが、実際には高周波数成分が存在する。このため、(23a)式、(23b)式、(23c)式の信号r,g,bを用いて輝度信号を生成すると、高周波数成分が失われてしまう。低周波数成分RLPF、GLPF、BLPFによる帯域制限された輝度信号YLPFと、帯域制限されていない入力映像信号R’、G’、B’による輝度信号YFULLは、次式で表される。
LPF=C・RLPF+C・GLPF+C・BLPF (24)
FULL=C・R’+C・G’+C・B’ (25)
ここで、C,C,Cは入力映像信号R’、G’、B’による輝度成分への寄与係数であり、ハイビジョン信号の場合は、それぞれ0.2126,0.7152,0.0722である。
(20)式のYを用いると、図1(B)に示した表示装置の最終出力のRGB成分はRLPF、GLPF、BLPFとなり、この輝度信号はYLPFとなる。前述のように、これでは高周波数成分を再現していないため、これに補正を行い帯域制限されていない輝度信号YFULLを出力する必要がある。このためには、(20)式の輝度信号Yに次式で与えられる補正項Dを掛け算すればよい。
D=YFULL/YLPF (26)
(20)式の輝度信号Yに(26)式の補正項Dを掛け算すると、(23a)式、(23b)式、(23c)式の三原色信号r,g,bと(9)式の輝度信号Yが得られる。この(9)式の輝度信号Yが図2の係数C、Y作成部15で作成される輝度信号Yである。
次に、本発明の映像表示装置の実施例1について説明する。図3は本発明の映像表示装置の実施例1の構成図を示す。この実施例1は投影型画像表示装置であり、図1のYC分離型表示用信号処理装置3に相当する部分は図示を省略してある。図3において、ランプハウス21、コンデンサレンズ22、コールドミラー23、インテグレータ24及びフィールドレンズ25からなる構成部分は、従来と同じ構成の光学照明システム部分50であり、キセノンランプ、レーザー等の光源の明るさ、用途に応じて変えられる。
また、B/RGクロスダイクロイックミラー26、RGミラー27、Bミラー28、R/Gダイクロイックミラー29、Gフィールドレンズ30、グリーンWG(Wire Grid)31、G用1/4波長(λ/4)板32、Gデバイス33、Rフィールドレンズ34、レッドWG35、R用λ/4板36、Rデバイス37、Bフィールドレンズ38、ブルーWG39、B用λ/4板40、Bデバイス41、RGB合成ダイクロイックプリズム42及びリレーレンズ43からなる構成部分は、rgb駆動光学システム分離合成投影系51を構成しており、これは図1(A)、(B)のRGB用PJ1に相当する。このrgb駆動光学システム分離合成投影系51は、一般に反射型液晶表示デバイスの総称であるLCOS(Liquid Crystal on Silicon)と呼ばれるRGBの3デバイスを用いた光学システムである。
更に、ミラー44、ウェッジガラス45、WG46、Yデバイス47、アナライザ48及び投射レンズ49からなる構成部分は、Y信号投射光学システム部分52を構成しており、これは図1(A)、(B)のY用PJ2に相当する。
次に、この実施例の動作について説明する。ランプハウス21内のランプ(キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、レーザーダイオード、発光ダイオード等)から出射した白色光は、コンデンサレンズ22により一旦平行光とされた後、表示デバイスや途中の光学部品にとって不要なUV光やIR光をカットするためのコールドミラー23で反射され、インテグレータ(ロッドインテグレータやフライアイインテグレータ等)24及びフィールドレンズ25を透過してB/RGクロスダイクロイックミラー(クロスダイクロミラー)26に入射する。
B/RGクロスダイクロイックミラー26は、入射した照明光のうち赤色光と緑色光の波長帯域の光と青色光とを分離し、赤色光と緑色光の波長帯域の光はRGミラー27に入射し、青色光はBミラー28に入射する。RGミラー27で反射された赤色光と緑色光の波長帯域の光は、R/Gダイクロイックミラー(ダイクロミラー)29により赤色光成分が透過してRフィールドレンズ34に入射し、緑色光成分が反射してGフィールドレンズ30に入射する。
Gフィールドレンズ30を透過した緑色光成分及び、Rフィールドレンズ34を透過した赤色光成分は、それぞれ偏光分離素子であるWG31、35でそのS偏光成分が反射され、更にG用λ/4板32、R用λ/4板36を通してGデバイス33、Rデバイス37に入射し、ここで図示しないYC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の緑色信号g’、赤色信号r’で光変調された後、その光変調されたP偏光がG用λ/4板32、R用λ/4板36と、WG31、35をそれぞれ透過してRGB合成ダイクロイックプリズム42に入射する。
一方、Bミラー28で反射された青色光は、Bフィールドレンズ38を透過し、WG39でそのS偏光成分が反射され、更にB用λ/4板40を通してBデバイス41に入射し、ここで図示しないYC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の青色信号b’で光変調された後、その光変調されたP偏光がB用λ/4板40と、WG39をそれぞれ透過してRGB合成ダイクロイックプリズム42に入射する。
RGB合成ダイクロイックプリズム42は、入射した各々光変調されている緑色光、赤色光、及び青色光の各P偏光成分を再合成して、合成後の光をYデバイス47に結像させるためのリレーレンズ43を透過させ、ミラー44で全反射させて光路を変え、更にウェッジガラス45及びWG46をそれぞれ透過させてYデバイス47に入射する。
Yデバイス47は、WG46からの三原色光を図示しないYC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の輝度信号Y’で再度光変調し、得られた光出力(S偏光成分)をWG46で反射させた後、アナライザ(検光子)48で画像情報光束のみ取り出させ、これを投射レンズ49により図示しないスクリーン上に結像させ、そのスクリーン上にカラー画像情報を表示させる。
この実施例では、Gデバイス33、Rデバイス37、Bデバイス41に対して、前述したYC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の補正した三原色信号g’,r’,b’を供給して光変調させ、更にその光変調出力を合成した光をYデバイス47で前述したYC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の補正した輝度信号Y’で光変調させることで、フレアの少ない高コントラストの画像をスクリーン上に投射できる。
なお、図3において、ミラー44は設けなくてもよいが、その場合PJ1の光軸とPJ2光軸が直角になる。
なお、本発明は以上の実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、例えば、図1(A)、(B)に示したRGB用PJ1とY用PJ2の接続順序を図1(A)、(B)に示したものと逆にする事も可能である。また、2台の投射型表示装置に限らず、LCD等2台で1つの画像を構成する機器にも本発明の適用は可能である。
本発明の映像表示装置の一実施の形態のブロック図である。 本発明のYC分離型映像信号変換装置の一実施の形態のブロック図である。 本発明の映像表示装置の実施例1の構成図である。
符号の説明
1 RGB用投射型表示装置(PJ)
2 Y用投射型表示装置(PJ)
3 YC分離型表示用信号処理装置
11 逆ガンマ補正部
12 低域フィルタ(LPF)
13 Y作成部
14 最大値、Y計算部
15 係数C、Y作成部
16 乗算器
17 RGBPJ用ガンマ補正部
18 YPJ用ガンマ補正部
33 Gデバイス
37 Rデバイス
41 Bデバイス
42 RGB合成ダイクロイックプリズム
47 Yデバイス

Claims (3)

  1. 第1の投射型表示装置から出力された光出力を第2の投射型表示装置で再変調して最終的な光出力を得る映像表示装置の、前記第1及び第2の投射型表示装置の一方に、表示すべき画像の入力映像信号から分離した輝度信号及び三原色信号の一方を供給し、前記第1及び第2の投射型表示装置の他方に、前記輝度信号及び三原色信号の他方を供給するYC分離型映像信号変換装置であって、
    前記入力映像信号から前記輝度信号と前記三原色信号をそれぞれ生成する信号生成手段と、
    前記第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、前記第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβ、前記入力映像信号の信号レベルをLとしたとき、前記信号生成手段により生成された前記輝度信号及び前記三原色信号のうち一方の信号を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正して前記第1の投射型表示装置に供給し、かつ、前記信号生成手段により生成された前記輝度信号及び前記三原色信号のうち他方の信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルに補正して前記第2の投射型表示装置に供給する補正手段と
    を有することを特徴とするYC分離型映像信号変換装置。
  2. 第1の投射型表示装置から出力された光出力を第2の投射型表示装置で再変調して最終的な光出力を得る映像表示装置の、前記第1及び第2の投射型表示装置の一方に、表示すべき画像の入力映像信号から分離した輝度信号及び三原色信号の一方を供給し、前記第1及び第2の投射型表示装置の他方に、前記輝度信号及び三原色信号の他方を供給するYC分離型映像信号変換装置であって、
    前記入力映像信号から帯域制限されていない第1の輝度信号YFULLを生成する輝度信号生成手段と、
    前記入力映像信号から帯域制限された第2の輝度信号YLPFと前記三原色信号とを生成する信号生成手段と、
    前記信号生成手段により生成された前記三原色信号の画素毎の最大値をMAX、前記第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、前記第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβとしたとき、前記最大値と前記第1及び第2の輝度信号とに基づいて補正係数Cと第3の輝度信号Yとを次式
    C=(α/β)1/2・(MAX)−1/2
    Y=(YFULL/YLPF)・(β/α)1/2・(MAX)1/2
    により作成する補正係数及び輝度信号作成手段と、
    前記補正係数Cを帯域制限された前記三原色信号に乗算して補正した補正後の三原色信号を前記第1の投射型表示装置に出力し、かつ、前記第3の輝度信号を前記第2の投射型表示装置に出力する出力手段と
    を有することを特徴とするYC分離型映像信号変換装置。
  3. 表示すべき画像に関する入力映像信号から生成された輝度信号及び三原色信号のうちの一方の信号の光信号を生成して出力する第1の投射型表示装置と、
    前記第1の投射型表示装置から出力された前記光信号を照明光として受け、その照明光を前記入力画像信号から生成された前記輝度信号及び三原色信号のうちの他方の信号で再変調して最終的な光出力を得る第2の投射型表示装置と、
    前記第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、前記第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβ、前記入力映像信号の信号レベルをLとしたとき、前記入力映像信号から生成した前記輝度信号及び前記三原色信号のうち一方の信号を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正して前記第1の投射型表示装置に供給し、かつ、前記信号生成手段により生成された前記輝度信号及び前記三原色信号のうち他方の信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルとして前記第2の投射型表示装置に供給する映像信号変換装置と
    を有することを特徴とする映像表示装置。

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