JP2007310045A - Yc分離型映像信号変換装置及びそれを用いた映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RGB用PJ1は、YC分離型表示用信号処理装置3からの表示すべき画像の三原色信号に基づいて、光信号を出力する。Y用PJ2は、上記装置3から入力される輝度信号Yと、RGB用PJ1から入力される三原色信号F1(x)とを受け、輝度信号Yに比例した光出力が光入力X(=F1(x))で再変調を受けた光出力F2(X,Y)を出力する。上記装置3は、PJ1の入力三原色信号x1を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正し、かつ、輝度信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルに補正する(ただし、α,βはPJ1、2の光出力中のフレア成分)。これにより、最終光出力として掛け算による、最大のコントラスト比を得る。
【選択図】図1
Description
C=(α/β)1/2・(MAX)−1/2
Y=(YFULL/YLPF)・(β/α)1/2・(MAX)1/2
により作成する補正係数及び輝度信号作成手段と、補正係数Cを帯域制限された三原色信号に乗算して補正した補正後の三原色信号を第1の投射型表示装置に出力し、かつ、第3の輝度信号を第2の投射型表示装置に出力する出力手段とを有することを特徴とする。
RGB用PJ1は、入力映像信号x(=r,g,b)に基づいて、入力映像信号xに比例した光出力A・xと、フレア成分αが加算された光を出力する。従って、RGB用PJ1から出力される光は次式で表されるF1(x)となる。
ただし、(1)式中、Aは比例定数、αはフレア成分であり、0<α≪x、0<x<1である。このRGB用PJ1のコントラスト比は1/αとなる。
ただし、(2)式中、Aは比例定数、βはフレア成分であり、0<β≪x、0<x<1である。このY用PJ2のコントラスト比は1/βとなる。
F2(X,Y)=X・(Y+β) (2’)
実際には、全体の希望出力レベルがxで、これを実現するためにRGB用PJ1への入力信号x1とY用PJ2への輝度信号YをYC分離型表示用信号処理装置3で作成したとすると、最終出力F2(X,Y)は(3)式で表される。
=(x1+α)・(Y+β)
≒x1・Y+α・Y+β・x1 (3)
(3)式では、α・βは十分小さいと考えられるため無視した。
また、コントラストを最大にするためには、次式が成立する必要がある。
(5)式は、(α・Y+β・x1)の値が最小であることを示す。
g=C・GLPF (10b)
b=C・BLPF (10c)
これらの信号r,g,bはそれぞれRGBPJ用ガンマ補正部17に供給されて、それぞれガンマ補正されてRGBPJ用映像信号r’、g’、b’として図1のRGB用PJ1に供給される。
F1G=F1(g)=A・g+α (11b)
F1B=F1(r)=A・b+α (11c)
また、この光出力F1R、F1G、F1Bは、図1(B)に示したようにY用PJ2で更に変調されるので、最終的な光出力のRGB成分F2R、F2G、F2Bは、次式で表記できる。ここで、βは前述したように、Y用PJ2でのフレア成分である。また、YはY’のガンマを1.0としたときのY用PJ2の入力輝度信号である。
=A2・Y・r+A・Y・α+A・r・β+α・β (12a)
F2G=F2(F1(g),Y)=F1(g)・(A・Y+β)
=A2・Y・g+A・Y・α+A・g・β+α・β (12b)
F2B=F2(F1(b),Y)=F1(b)・(A・Y+β)
=A2・Y・b+A・Y・α+A・b・β+α・β (12c)
説明を簡単にするため、以下では比例定数Aを1とする。従って、上記の(12a)、(12b)、(12c)式は以下の式で表される。
F2G=F2(F1(g),Y)=Y・g+Y・α+g・β+α・β (13b)
F2B=F2(F1(b),Y)=Y・b+Y・α+b・β+α・β (13c)
通常の3板方式のプロジェクタであれば、最終出力であるF2R、F2G、F2Bは、入力映像信号R’、G’、B’に比例するため、次式で表される。
F2G=A・G’=G’ (14b)
F2R=A・B’=B’ (14c)
しかしながら、フレアが存在したり、RGB用PJ1とY用PJ2とで画素数が異なる場合はそうはならない。説明を簡単にするため、三原色信号r,g,bの画素数が輝度信号Yの画素数よりも小さいとする。すなわち、入力映像信号R’,G’,B’よりも映像信号r,g,bは高い周波数成分を持たない。
GLPF=MAX・g1 (15b)
BLPF=MAX・b1 (15c)
説明の都合上、RLPFがMAXであるとし(r1=1)、(13a)式のF2Rについて考える。なお、(13a)式からα・βの成分の値は小さいので無視すると、次式で表される。
これからフレア成分を最小にするY,rを計算する。フレア成分がないとき(α=β=0)、F2R=RLPFなので、(15a)式と(16)式から次式が得られる。
(16)式において、フレアの影響を最小にする条件は(18)式である。
よって、(17)式と(18)式により(19)式と(20)式が得られる。
=GLPF=g1・MAX (21)
YFULL=C1・R’+C2・G’+C3・B’ (25)
ここで、C1,C2,C3は入力映像信号R’、G’、B’による輝度成分への寄与係数であり、ハイビジョン信号の場合は、それぞれ0.2126,0.7152,0.0722である。
(20)式の輝度信号Yに(26)式の補正項Dを掛け算すると、(23a)式、(23b)式、(23c)式の三原色信号r,g,bと(9)式の輝度信号Yが得られる。この(9)式の輝度信号Yが図2の係数C、Y作成部15で作成される輝度信号Yである。
2 Y用投射型表示装置(PJ)
3 YC分離型表示用信号処理装置
11 逆ガンマ補正部
12 低域フィルタ(LPF)
13 Y作成部
14 最大値、Y計算部
15 係数C、Y作成部
16 乗算器
17 RGBPJ用ガンマ補正部
18 YPJ用ガンマ補正部
33 Gデバイス
37 Rデバイス
41 Bデバイス
42 RGB合成ダイクロイックプリズム
47 Yデバイス
Claims (3)
- 第1の投射型表示装置から出力された光出力を第2の投射型表示装置で再変調して最終的な光出力を得る映像表示装置の、前記第1及び第2の投射型表示装置の一方に、表示すべき画像の入力映像信号から分離した輝度信号及び三原色信号の一方を供給し、前記第1及び第2の投射型表示装置の他方に、前記輝度信号及び三原色信号の他方を供給するYC分離型映像信号変換装置であって、
前記入力映像信号から前記輝度信号と前記三原色信号をそれぞれ生成する信号生成手段と、
前記第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、前記第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβ、前記入力映像信号の信号レベルをLとしたとき、前記信号生成手段により生成された前記輝度信号及び前記三原色信号のうち一方の信号を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正して前記第1の投射型表示装置に供給し、かつ、前記信号生成手段により生成された前記輝度信号及び前記三原色信号のうち他方の信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルに補正して前記第2の投射型表示装置に供給する補正手段と
を有することを特徴とするYC分離型映像信号変換装置。 - 第1の投射型表示装置から出力された光出力を第2の投射型表示装置で再変調して最終的な光出力を得る映像表示装置の、前記第1及び第2の投射型表示装置の一方に、表示すべき画像の入力映像信号から分離した輝度信号及び三原色信号の一方を供給し、前記第1及び第2の投射型表示装置の他方に、前記輝度信号及び三原色信号の他方を供給するYC分離型映像信号変換装置であって、
前記入力映像信号から帯域制限されていない第1の輝度信号YFULLを生成する輝度信号生成手段と、
前記入力映像信号から帯域制限された第2の輝度信号YLPFと前記三原色信号とを生成する信号生成手段と、
前記信号生成手段により生成された前記三原色信号の画素毎の最大値をMAX、前記第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、前記第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβとしたとき、前記最大値と前記第1及び第2の輝度信号とに基づいて補正係数Cと第3の輝度信号Yとを次式
C=(α/β)1/2・(MAX)−1/2
Y=(YFULL/YLPF)・(β/α)1/2・(MAX)1/2
により作成する補正係数及び輝度信号作成手段と、
前記補正係数Cを帯域制限された前記三原色信号に乗算して補正した補正後の三原色信号を前記第1の投射型表示装置に出力し、かつ、前記第3の輝度信号を前記第2の投射型表示装置に出力する出力手段と
を有することを特徴とするYC分離型映像信号変換装置。 - 表示すべき画像に関する入力映像信号から生成された輝度信号及び三原色信号のうちの一方の信号の光信号を生成して出力する第1の投射型表示装置と、
前記第1の投射型表示装置から出力された前記光信号を照明光として受け、その照明光を前記入力画像信号から生成された前記輝度信号及び三原色信号のうちの他方の信号で再変調して最終的な光出力を得る第2の投射型表示装置と、
前記第1の投射型表示装置の光出力に生じる第1のフレア成分をα、前記第2の投射型表示装置の光出力に生じる第2のフレア成分をβ、前記入力映像信号の信号レベルをLとしたとき、前記入力映像信号から生成した前記輝度信号及び前記三原色信号のうち一方の信号を(α/β)1/2・L1/2で表される第1の信号レベルに補正して前記第1の投射型表示装置に供給し、かつ、前記信号生成手段により生成された前記輝度信号及び前記三原色信号のうち他方の信号を(β/α)1/2・L1/2で表される第2の信号レベルとして前記第2の投射型表示装置に供給する映像信号変換装置と
を有することを特徴とする映像表示装置。
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JP2006137307A JP4859112B2 (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | Yc分離型映像信号変換装置及びそれを用いた映像表示装置 |
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JP2011081138A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 二重変調型画像表示装置 |
US10142600B2 (en) | 2015-03-10 | 2018-11-27 | JVC Kenwood Corporation | Display device |
US10410567B2 (en) | 2015-02-10 | 2019-09-10 | Jvckenwood Corporation | Display signal processing system, display signal generation device, display device, processing method, display signal generation method, and display method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004242136A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置及び画像信号の変換方法 |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137307A patent/JP4859112B2/ja active Active
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