JP2007309363A - 直動案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減が可能な直動案内装置を提供する。
【解決手段】レール側転動体転動溝2を外面に有する案内レール4へ相対移動可能に跨架され、スライダ側転動体転動溝8と、転動体戻り路12と、両転動体転動溝2,8間に形成されている負荷転動路10と転動体戻り路12とを連通させる方向転換路14と、負荷転動路10から方向転換路14へまたは転動体戻り路12から方向転換路14へ転動体18をすくい上げるタング部64とを有するスライダ6を備え、スライダ6のうち、スライダ側転動体転動溝8を有する部分及びタング部64を有する部分を金属射出成形によって形成した直動案内装置1であって、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を、金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくする。
【選択図】図2

Description

本発明は、直線運動する物体を案内する機械要素部品として、工作機械や半導体製造装置等で用いられる直動案内装置に関する。
従来から、工作機械等で使用されている直動案内装置としては、例えば、図4に示すようなものがある。
図4は、従来から使用されている直動案内装置1を示す図である。
図4中に示すように、この直動案内装置1は、案内レール4と、案内レール4に相対移動可能に跨架されるスライダ6を備えている。なお、図4中では、説明のために、スライダ6の一部を切除した状態を示している。
案内レール4の外面には、案内レール4の軸方向に延びる左右2条のレール側転動体転動溝2が形成されている。
スライダ6は、スライダ本体32と、スライダ本体32のスライダ6の移動方向両端面に、それぞれ接合されているエンドキャップ24とから構成されている。
スライダ本体32は、両袖部38に、それぞれ、レール側転動体転動溝2と対向するスライダ側転動体転動溝8を有するとともに、両袖部38の肉厚部分をスライダ6の移動方向に貫通する転動体戻り路12を有している。レール側転動体転動溝2とスライダ側転動体転動溝8との間には、負荷転動路10が形成されている。
エンドキャップ24は、断面略コ字形に形成されており、負荷転動路10と転動体戻り路12とを連通させる方向転換路14を有している。また、エンドキャップ24は、負荷転動路10から方向転換路14へ、または転動体戻り路12から方向転換路14へ転動体18をすくい上げるタング部(図示せず)を有している。そして、負荷転動路10、転動体戻り路12及び方向転換路14によって、転動体転動路16が形成されている。転動体転動路16内には、例えば、鋼球からなる多数の転動体18が装填されているとともに、グリース等の潤滑剤(図示せず)が配置されている。
このような直動案内装置1が備える各部材のうち、スライダ6を構成するスライダ本体32やエンドキャップ24を製造する方法としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているような金属射出成形(MIM)がある。金属射出成形によってスライダ本体32やエンドキャップ24を製造する場合、スライダ本体32やエンドキャップ24が複雑な形状であっても、スライダ本体32やエンドキャップ24を容易に成形することが可能となる。また、金属射出成形によってスライダ本体32やエンドキャップ24を製造する場合、超硬合金やステンレス等の難切削材を、スライダ本体32やエンドキャップ24の材料として、容易に用いることが可能となる。
なお、金属射出成形を用いて、スライダ本体やエンドキャップを製造した場合の特性として、スライダ本体やエンドキャップの内部には、多数の微細な空孔が形成される。
特開平8−42568号公報(図1) 特開2000−65053号公報(図2)
スライダ本体が有するスライダ側転動体転動溝は、直動案内装置の作動時に、転動体によって高い面圧を繰り返し受ける。また、エンドキャップが有するタング部には、直動案内装置の作動時に、転動体が繰り返し高速に衝突する。したがって、直動案内装置の作動時には、スライダ本体やエンドキャップの内部に形成された多数の微細な空孔が変形することとなる。このため、直動案内装置の作動時には、スライダ側転動体転動溝やタング部等、転動体との接触部分に応力が集中することとなり、使用開始から短期間のうちに、転動体との接触部分にフレーキングや欠損等を生じるおそれがある。
使用開始から短期間のうちに、スライダ本体やエンドキャップの、転動体との接触部分にフレーキングや欠損等が生じると、スライダ本体やエンドキャップの寿命が短縮されてしまう。このため、直動案内装置の使用を継続するためには、新しいスライダ本体やエンドキャップを製造する必要があり、スライダ本体やエンドキャップの製造コストが増加してしまうという問題が発生する。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、金属射出成形を用いてスライダ本体やエンドキャップを製造した場合であっても、スライダ本体やエンドキャップの製造コストを低減することが可能な直動案内装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のうち、請求項1に記載した発明は、軸方向に延びるレール側転動体転動溝を外面に有する案内レールと、当該案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダと、を備え、
前記スライダは、前記レール側転動体転動溝に対向するスライダ側転動体転動溝と、転動体戻り路と、前記両転動体転動溝間からなる負荷転動路と前記転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、を有し
前記負荷転動路、前記転動体戻り路及び前記方向転換路から形成される転動体転動路内に複数の転動体が転動自在に装填され、
前記スライダのうち、少なくとも前記スライダ側転動体転動溝を有する部分が金属射出成形によって形成される直動案内装置であって、
少なくとも前記スライダ側転動体転動溝に金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を前記金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしたことを特徴とするものである。
本発明によると、スライダ側転動体転動溝に金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させた衝突部分の表面及びその近傍の空孔を押しつぶして、相対密度である表面密度を、金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしている。このため、スライダ側転動体転動溝の見かけ上の相対密度が増加して、スライダ側転動体転動溝の耐久性が向上する。なお、スライダ側転動体転動溝と共に、スライダ側転動体転動溝の近傍に金属粒子を衝突させることにより、スライダ側転動体転動溝及びスライダ側転動体転動溝の近傍の表面密度を、金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしてもよい。
次に、請求項2に記載した発明は、軸方向に延びるレール側転動体転動溝を外面に有する案内レールと、当該案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダと、を備え、
前記スライダは、前記レール側転動体転動溝に対向するスライダ側転動体転動溝と、転動体戻り路と、前記両転動体転動溝間からなる負荷転動路と前記転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、前記負荷転動路から前記方向転換路へまたは前記転動体戻り路から方向転換路へ前記転動体をすくい上げるタング部と、を有し
前記負荷転動路、前記転動体戻り路及び前記方向転換路から形成される転動体転動路内に複数の転動体が転動自在に装填され、
前記スライダのうち、少なくとも前記タング部を有する部分が金属射出成形によって形成される直動案内装置であって、
少なくとも前記タング部に金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を前記金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしたことを特徴とするものである。
本発明によると、タング部に金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を、金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしている。このため、タング部の見かけ上の相対密度が増加して、タング部の耐久性が向上する。なお、タング部と共に、タング部の近傍に金属粒子を衝突させることにより、タング部及びタング部の近傍の表面密度を、金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしてもよい。
次に、請求項3に記載した発明は、軸方向に延びるレール側転動体転動溝を外面に有する案内レールと、当該案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダと、を備え、
前記スライダは、前記レール側転動体転動溝に対向するスライダ側転動体転動溝と、転動体戻り路と、前記両転動体転動溝間からなる負荷転動路と前記転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、前記負荷転動路から前記方向転換路へまたは前記転動体戻り路から方向転換路へ前記転動体をすくい上げるタング部と、を有し
前記負荷転動路、前記転動体戻り路及び前記方向転換路から形成される転動体転動路内に複数の転動体が転動自在に装填され、
前記スライダのうち、少なくとも前記スライダ側転動体転動溝を有する部分及び前記タング部を有する部分が金属射出成形によって形成される直動案内装置であって、
少なくとも前記スライダ側転動体転動溝及び前記タング部に金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を前記金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしたことを特徴とするものである。
本発明によると、スライダ側転動体転動溝及びタング部に金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を、金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしている。このため、スライダ側転動体転動溝及びタング部の見かけ上の相対密度が増加して、スライダ側転動体転動溝及びタング部の耐久性が向上する。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項1から3のうちいずれか1項に記載した発明であって、前記金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で30以上向上させたことを特徴とするものである。
本発明によると、金属粒子または前記非金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させた衝突部分の表面硬さを、ビッカース硬さ(Hv)で30以上向上させている。このため、金属粒子を衝突させた衝突部分の強度が向上して、金属粒子を衝突させた衝突部分の耐久性が向上する。
次に、請求項5に記載した発明は、請求項1から4のうちいずれか1項に記載した発明であって、前記金属粒子または前記非金属粒子の粒径を、前記転動体の直径の1/5〜1/100の範囲内としたことを特徴とするものである。
本発明によると、金属粒子または非金属粒子の粒径を、転動体の直径の1/5〜1/100の範囲内としているため、金属粒子を衝突させた衝突部分の耐応力腐食割れ特性を向上させることが可能となる。
次に、請求項6に記載した発明は、請求項1から5のうちいずれか1項に記載した発明であって、前記金属射出成形に用いる材料を、オーステナイト系ステンレスとしたことを特徴とするものである。
本発明によると、金属射出成形に用いる材料をオーステナイト系ステンレスとしているため、金属射出成形時に生じる材料の収縮を減少させることが可能となり、金属射出成形における成形精度を向上させることが可能となる。
本発明によれば、金属粒子を衝突させた衝突部分の耐久性を向上させることが可能となるため、金属射出成形を用いてスライダ本体やエンドキャップを成形した場合であっても、スライダ本体やエンドキャップの製造コストを低減することが可能となる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、図1から図3を用いて本実施形態の構成を説明する。なお、前述した従来の直動案内装置と同様の構成については、同一符号を付して説明する。
図1は、本実施形態の直動案内装置1を示す図である。
図1に示すように、直動案内装置1は、軸方向に延びる左右1条のレール側転動体転動溝2を外面に有する案内レール4と、案内レール4へ相対移動可能に跨架されるスライダ6とを備えている。なお、図1中では、説明のために、スライダ6の一部を切除した状態を示している。
スライダ6は、レール側転動体転動溝2と対向するスライダ側転動体転動溝8を有しており、レール側転動体転動溝2とスライダ側転動体転動溝8との間には、負荷転動路10が形成されている。また、スライダ6は、スライダ側転動体転動溝8と平行に形成された転動体戻り路12と、負荷転動路10と転動体戻り路12とを連通させる方向転換路14とを有している。
そして、負荷転動路10、転動体戻り路12及び方向転換路14によって、転動体転動路16が形成されている。転動体転動路16内には、多数の転動体18が装填されているとともに、グリース等の潤滑剤(図示せず)が配置されている。なお、本実施形態では、転動体18として、直径3.175mmの鋼球を用いた場合を例にあげて説明する。また、本実施形態では、左右1条の転動体転動路16が形成された直動案内装置1を例にあげて説明するが、直動案内装置1の構成は、これに限定されるものではなく、例えば、左右2条以上の転動体転動路16が形成された構成としてもよい。また、本実施形態では、転動体18として鋼球を用いた場合を例にあげて説明するが、転動体18は、これに限定されるものではなく、例えば、転動体18を円筒ころとしてもよい。
スライダ6の移動方向両端面には、それぞれ、エンドシール20が取り付けられている。なお、本実施形態では、スライダ6の移動方向両端面にエンドシール20が取り付けられている場合を例にあげて説明するが、これに限定されるものではなく、エンドシール20を備えていない構成としてもよい。
エンドシール20は、シール部材22と、シール部材22を間に挟んで後述するエンドキャップ24に取り付けられる位置決め部材26とを備えている。エンドシール20の幅方向中央部には、エンドシール20を貫通するエンドシール側貫通孔28が形成されている。
シール部材22は、断面略コ字形に形成されており、案内レール4の外面と摺動自在に接触するシールリップ30を有している。シールリップ30は、シール部材22の案内レール4の外面と対向する部分の全体に亘って形成されており、案内レール4とスライダ6との間に形成される全ての隙間を、スライダ6の移動方向から見て閉塞している。
以下、図1を参照しつつ、図2及び図3を用いて、スライダ6の詳細な構成を説明する。
図2は、スライダ6の分解斜視図を示す図、図3は、図1のIII−III線断面図である。なお、図3中では、説明のために、案内レール4及び転動体18の図示を省略している。
スライダ6は、スライダ本体32と、スライダ本体32のスライダ6の移動方向両端面に、それぞれ接合されているエンドキャップ24とから構成されている。
スライダ本体32は、本体部34と、枠体36とから構成されており、共に、オーステナイト系ステンレスを材料として、金属射出成形によって成形されている。金属射出成形は、金属粉末(本実施形態ではオーステナイト系ステンレス)とバインダー(樹脂)からなる混合物を射出成形(射出成形工程)した後、合成物質成分を熱処理または化学的処理により除去して、金属粉末から成形される成形体を焼結処理(焼結処理工程)する方法である。本実施形態で用いる金属射出成形では、射出成形工程と焼結処理工程を、一つの真空焼結炉を用いて連続して行っている。
本体部34は、案内レール4の幅方向両側にそれぞれ配置される両袖部38と、二つの両袖部38,38を連結する本体水平部40とから構成されている。
両袖部38の内側には、それぞれ、スライダ側転動体転動溝8が形成されている。
本体部34のうち、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分は、金属粒子を衝突させる(ショットピーニング)ことにより、金属粒子を衝突させた本体側衝突部分42となっている。本体側衝突部分42は、金属粒子を衝突させることにより、本体側衝突部分42の内部に形成されている多数の空孔が冷間圧延されて、これらの空孔が押しつぶされているため、その表面密度が本体部34の内部密度よりも大きくなっている。
また、本体側衝突部分42は、例えば、鉄からなる金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させる前よりも、表面硬さがビッカース硬さ(Hv)で30以上向上している。
なお、金属粒子の当り方によって、本体側衝突部分42の範囲がスライダ本体32の背面142に広がることは、当然考えられることである。
金属粒子の粒径は、0.2mmとなっており、転動体18の直径の約1/16となっている。金属粒子の射出速度は、30m/sに設定されている。なお、これらの金属粒子の粒径及び射出速度は、一例であり、金属粒子の粒径は、転動体18の直径の1/5〜1/100の範囲内であればよく、金属粒子の射出速度は、適宜設定すればよい。
枠体36は、外脚部44と、枠体水平部46とから構成されている。
外脚部44は、第一部分48と第二部分50とから構成されている。
第一部分48は、両枠体水平部46,46を連結するように配置され、その内部に転動体戻り路12が形成されている。第二部分50は、第一部分48から両枠体水平部46,46の外面方向に延びる半円弧状の突起であり、この突起には、方向転換路14の内側溝52が形成されている。
両枠体水平部46,46の幅方向中央部には、それぞれ、枠体水平部46を貫通する枠体側貫通孔54が形成されている。枠体側貫通孔54は、エンドシール側貫通孔28と対応する位置に形成されている。
エンドキャップ24は、断面略コ字形に形成され、二つの端脚部56,56と、二つの端脚部56,56を連結するエンドキャップ水平部58とから構成されており、スライダ本体32が備える本体部34と同様に、オーステナイト系ステンレスを材料として、金属射出成形によって成形されている。
端脚部56の枠体36側の面には、半円弧状の凹みを有する突起60が形成され、この突起60によって方向転換路14の外側溝62が形成されている。そして、この外側溝62の幅方向内側の端部が、負荷転動路10から方向転換路14へ、または転動体戻り路12から方向転換路14へ転動体18を掬い上げるタング部64を形成している。
エンドキャップ24のうち、タング部64及びその近傍の部分は、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させたタング部側衝突部分66となっている。タング部側衝突部分66は、金属粒子を衝突させることにより、タング部側衝突部分66の内部に形成されている多数の空孔が冷間圧延されて、これらの空孔が押しつぶされているため、その表面密度がエンドキャップ24の内部密度よりも大きくなっている。
また、タング部側衝突部分66は、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させる前よりも、表面硬さがビッカース硬さ(Hv)で30以上向上している。
金属粒子の粒径は、0.2mmとなっており、転動体18の直径の約1/16となっている。金属粒子の射出速度は、30m/sに設定されている。
エンドキャップ水平部58の幅方向中央部には、エンドキャップ水平部58を貫通するエンドキャップ側貫通孔68が形成されており、このエンドキャップ側貫通孔68は、エンドシール側貫通孔28及び枠体側貫通孔54と対応する位置に形成されている。そして、エンドシール側貫通孔28、枠体側貫通孔54及びエンドキャップ側貫通孔68によって、グリースニップルの取り付け孔が形成されている。
次に、図1から図3を参照しつつ、上記の構成を備えた直動案内装置1の作用・効果等を説明する。
直動案内装置1の作動時において、スライダ6が案内レール4に対して相対移動すると、負荷転動路10内の転動体18は、スライダ6の移動方向にスライダ6より遅い速度で移動する。そして、一端側の方向転換路14でUターンして転動体戻り路12を逆方向に転動しつつ移動し、他端側の方向転換路14で逆Uターンして負荷転動路10内に戻る循環を繰り返す。
このとき、本体部34に形成されたスライダ側転動体転動溝8は、負荷転動路10内を転動する転動体18によって高い面圧を繰り返し受ける。また、エンドキャップ24に形成されたタング部64には、転動体18が繰り返し高速に衝突する。
本実施形態の直動案内装置1は、本体部34のうち、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分が、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させた本体側衝突部分42となっている。そして、本体側衝突部分42の表面密度は、本体部34の内部密度よりも大きくなっており、本体側衝突部分42の見かけ上の相対密度が増加して、本体側衝突部分42の耐久性が向上している。このため、直動案内装置1の作動時に、負荷転動路10内を転動する転動体18によって、スライダ側転動体転動溝8が高い面圧を繰り返し受けても、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分に応力が集中することが防止される。
また、本実施形態の直動案内装置1は、エンドキャップ24のうち、タング部64及びその近傍の部分が、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させたタング部側衝突部分66となっている。そして、タング部側衝突部分66の表面密度は、エンドキャップ24の内部密度よりも大きくなっている。このため、直動案内装置1の作動時に、タング部64に転動体18が繰り返し高速に衝突しても、タング部64及びその近傍の部分に応力が集中することが防止される。
したがって、本実施形態の直動案内装置1であれば、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分が本体側衝突部分42となっており、本体側衝突部分42の表面密度が、本体部34の内部密度よりも大きくなっている。また、タング部64及びその近傍の部分がタング部側衝突部分66となっており、タング部側衝突部分66の表面密度が、エンドキャップ24の内部密度よりも大きくなっている。このため、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性を向上させることが可能となり、直動案内装置1の使用開始から短期間のうちに、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に、フレーキングや欠損等を生じることが防止される。その結果、スライダ本体32やエンドキャップ24の長寿命化が可能となり、スライダ本体32やエンドキャップ24の製造コストを低減させることが可能となる。
また、本実施形態の直動案内装置1であれば、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分とタング部64及びその近傍の部分に金属粒子を衝突させることにより、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66に残留応力を付与することが可能となる。このため、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の疲れ強さを増加させることが可能となり、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の強度が、金属粒子を衝突させる前よりも向上して、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性が向上する。その結果、直動案内装置1の使用開始から短期間のうちに、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に、フレーキングや欠損等を生じることが防止される。
さらに、本実施形態の直動案内装置1であれば、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分とタング部64及びその近傍の部分に金属粒子を衝突させることにより、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐摩耗性を向上させることが可能となる。このため、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の強度が、金属粒子を衝突させる前よりも向上して、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性が向上する。その結果、直動案内装置1の使用開始から短期間のうちに、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に、フレーキングや欠損等を生じることが防止される。
また、本実施形態の直動案内装置1であれば、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66を、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させる前よりも、表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で30以上向上させている。このため、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の強度が、金属粒子を衝突させる前よりも向上して、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性が向上する。その結果、直動案内装置1の使用開始から短期間のうちに、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に、フレーキングや欠損等を生じることが防止される。
また、本実施形態の直動案内装置1であれば、転動体18として、直径3.175mmの鋼球を用い、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66に衝突させる金属粒子の粒径を0.2mmとして、金属粒子の粒径を、転動体18の直径の約1/16としている。このため、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐応力腐食割れ特性が、金属粒子を衝突させる前よりも向上して、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性が向上する。その結果、直動案内装置1の使用開始から短期間のうちに、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に、フレーキングや欠損等を生じることが防止される。
また、本実施形態の直動案内装置1であれば、スライダ本体32及びエンドキャップ24を、オーステナイト系ステンレスを材料として、金属射出成形によって成形している。このため、金属射出成形時に生じる材料の収縮を減少させることが可能となり、金属射出成形における、スライダ本体32及びエンドキャップ24の成形精度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の直動案内装置1であれば、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分とタング部64及びその近傍の部分に金属粒子を衝突させることにより、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性を向上させることが可能となる。このため、スライダ本体32及びエンドキャップ24を、オーステナイト系ステンレス以外の材料、例えば、真鍮等、熱処理によって硬度を向上させることができない金属で形成した場合であっても適用可能である。その結果、スライダ本体32及びエンドキャップ24を、オーステナイト系ステンレス以外の材料で形成した場合であっても、直動案内装置1の使用開始から短期間のうちに、スライダ側転動体転動溝8及びタング部64に、フレーキングや欠損等を生じることが防止される。
また、本実施形態の直動案内装置1であれば、スライダ本体32及びエンドキャップ24を、オーステナイト系ステンレスを材料として、金属射出成形によって成形しているため、スライダ本体32やエンドキャップ24が複雑な形状であっても、スライダ本体32やエンドキャップ24を容易に成形することが可能となる。また、スライダ本体32やエンドキャップ24の材料として、超硬合金やステンレス等の難切削材を容易に用いることが可能となる。このため、例えば、本実施形態の直動案内装置1のような、転動体18が直径3.175mmの鋼球であり、左右1条の転動体転動路16が形成されているような、小型の直動案内装置1(ミニアチュアリニアガイド)を製造する際に好適である。
なお、本実施形態の直動案内装置1では、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分を本体側衝突部分42とし、タング部64及びその近傍の部分をタング部側衝突部分66としているが、これに限定されるものではない。すなわち、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分のみを本体側衝突部分42としてもよく、タング部64及びその近傍の部分のみをタング部側衝突部分66としてもよい。もっとも、本実施形態の直動案内装置1のように、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分を本体側衝突部分42とし、タング部64及びその近傍の部分をタング部側衝突部分66とすることが、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性を向上させることが可能となるため、好適である。
また、本実施形態の直動案内装置1では、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分を本体側衝突部分42とし、タング部64及びその近傍の部分をタング部側衝突部分66としているが、これに限定されるものではない。すなわち、スライダ側転動体転動溝8のみを本体側衝突部分42としてもよく、タング部64のみをタング部側衝突部分66としてもよい。要は、スライダ本体32のうち、少なくともスライダ側転動体転動溝8のみを本体側衝突部分42とし、エンドキャップ24のうち、少なくともタング部64のみをタング部側衝突部分66とすればよい。もっとも、本実施形態の直動案内装置1のように、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分を本体側衝突部分42とし、タング部64及びその近傍の部分をタング部側衝突部分66とすることが、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性を向上させることが可能となるため、好適である。
さらに、本実施形態の直動案内装置1では、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66を、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させる前よりも、表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で30以上向上させているが、これに限定されるものではない。すなわち、金属粒子を衝突させることにより向上する本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の表面硬さは、金属粒子を衝突させる前よりも、例えば、ビッカース硬さ(Hv)で30未満であってもよい。もっとも、本実施形態の直動案内装置1のように、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66を、金属粒子を衝突させることにより、金属粒子を衝突させる前よりも、表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で30以上向上させることが、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性を向上させることが可能となるため、好適である。
また、本実施形態の直動案内装置1では、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66に衝突させる金属粒子の粒径を、転動体18の直径の1/5〜1/100の範囲内としているが、これに限定されるものではない。すなわち、金属粒子の粒径を、転動体18の直径の1/5〜1/100の範囲外としてもよい。もっとも、本実施形態の直動案内装置1のように、金属粒子の粒径を、転動体18の直径の1/5〜1/100の範囲内とすることが、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐応力腐食割れ特性が、金属粒子を衝突させる前よりも向上して、本体側衝突部分42及びタング部側衝突部分66の耐久性が向上するため、好適である。
また、本実施形態の直動案内装置1では、金属射出成形に用いる材料を、オーステナイト系ステンレスとしたが、これに限定されるものではなく、金属射出成形に用いる材料を、例えば、SKHやSKD等、オーステナイト系ステンレス以外としてもよい。もっとも、本実施形態の直動案内装置1のように、金属射出成形に用いる材料を、オーステナイト系ステンレスとすることが、金属射出成形時に生じる材料の収縮を減少させることが可能となり、金属射出成形における、スライダ本体32及びエンドキャップ24の成形精度を向上させることが可能となるため、好適である。
また、本実施形態の直動案内装置1では、スライダ本体32及びエンドキャップ24を、金属射出成形によって成形したが、これに限定されるものではなく、スライダ本体32及びエンドキャップ24のうち一方を、金属射出成形によって成形してもよい。ここで、スライダ本体32のみを金属射出成形によって成形した場合は、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分に、金属粒子を衝突させ、タング部64及びその近傍の部分には、金属粒子を衝突させない。また、エンドキャップ24のみを金属射出成形によって成形した場合は、タング部64及びその近傍の部分に、金属粒子を衝突させ、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分には、金属粒子を衝突させない。要は、スライダ本体32及びエンドキャップ24のうち、金属粒子を衝突させる部分を有する部材を、金属射出成形によって成形すればよい。もっとも、本実施形態の直動案内装置1のように、スライダ本体32及びエンドキャップ24を、金属射出成形によって成形することが、スライダ本体32やエンドキャップ24が複雑な形状であっても、スライダ本体32やエンドキャップ24を容易に成形することが可能となり、また、超硬合金やステンレス等の難切削材を容易に用いることが可能となるため、好適である。
また、本実施形態の直動案内装置1では、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分と、タング部64及びその近傍の部分に、鉄からなる金属粒子を衝突させたが、これに限定されるものではない。すなわち、スライダ側転動体転動溝8及びその近傍の部分と、タング部64及びその近傍の部分に、例えば、ジルコニア等の非鉄金属粒子を衝突させてもよい。要は、スライダ6のうち、少なくともスライダ側転動体転動溝8を有する部分及びタング部64を有する部分を射出成形部分としたときに、金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度が射出成形部分の内部密度よりも大きくなれば、金属粒子の種類は限定されるものではない。
また、本実施形態の直動案内装置1では、スライダ本体32が、本体部34と、枠体36とから構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図4に示したような、スライダ本体32が一体物で成形されている構成であってもよい。
また、本実施形態の直動案内装置1では、金属射出成形において、射出成形工程と焼結処理工程を、一つの真空焼結炉を用いて連続して行っているが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、射出成形工程を行った後、後工程として、焼結処理工程を行ってもよい。
本発明の直動案内装置を示す図である。 スライダの分解斜視図を示す図である。 図1のIII−III線断面図である。 従来の直動案内装置を示す図である。
符号の説明
1 直動案内装置
2 レール側転動体転動溝
4 案内レール
6 スライダ
8 スライダ側転動体転動溝
10 負荷転動路
12 転動体戻り路
14 方向転換路
16 転動体転動路
18 転動体
20 エンドシール
22 シール部材
24 エンドキャップ
26 位置決め部材
28 エンドシール側貫通孔
30 シールリップ
32 スライダ本体
34 本体部
36 枠体
38 両袖部
40 本体水平部
42 本体側衝突部分
44 外脚部
46 枠体水平部
48 第一部分
50 第二部分
52 方向転換路の内側溝
54 枠体側貫通孔
56 端脚部
58 エンドキャップ水平部
60 突起
62 方向転換路の外側溝
64 タング部
66 タング部側衝突部分
68 エンドキャップ側貫通孔
142 スライダ本体の背面

Claims (6)

  1. 軸方向に延びるレール側転動体転動溝を外面に有する案内レールと、当該案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダと、を備え、
    前記スライダは、前記レール側転動体転動溝に対向するスライダ側転動体転動溝と、転動体戻り路と、前記両転動体転動溝間からなる負荷転動路と前記転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、を有し
    前記負荷転動路、前記転動体戻り路及び前記方向転換路から形成される転動体転動路内に複数の転動体が転動自在に装填され、
    前記スライダのうち、少なくとも前記スライダ側転動体転動溝を有する部分が金属射出成形によって形成される直動案内装置であって、
    少なくとも前記スライダ側転動体転動溝に金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を前記金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしたことを特徴とする直動案内装置。
  2. 軸方向に延びるレール側転動体転動溝を外面に有する案内レールと、当該案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダと、を備え、
    前記スライダは、前記レール側転動体転動溝に対向するスライダ側転動体転動溝と、転動体戻り路と、前記両転動体転動溝間からなる負荷転動路と前記転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、前記負荷転動路から前記方向転換路へまたは前記転動体戻り路から方向転換路へ前記転動体をすくい上げるタング部と、を有し
    前記負荷転動路、前記転動体戻り路及び前記方向転換路から形成される転動体転動路内に複数の転動体が転動自在に装填され、
    前記スライダのうち、少なくとも前記タング部を有する部分が金属射出成形によって形成される直動案内装置であって、
    少なくとも前記タング部に金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を前記金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしたことを特徴とする直動案内装置。
  3. 軸方向に延びるレール側転動体転動溝を外面に有する案内レールと、当該案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダと、を備え、
    前記スライダは、前記レール側転動体転動溝に対向するスライダ側転動体転動溝と、転動体戻り路と、前記両転動体転動溝間からなる負荷転動路と前記転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、前記負荷転動路から前記方向転換路へまたは前記転動体戻り路から方向転換路へ前記転動体をすくい上げるタング部と、を有し
    前記負荷転動路、前記転動体戻り路及び前記方向転換路から形成される転動体転動路内に複数の転動体が転動自在に装填され、
    前記スライダのうち、少なくとも前記スライダ側転動体転動溝を有する部分及び前記タング部を有する部分が金属射出成形によって形成される直動案内装置であって、
    少なくとも前記スライダ側転動体転動溝及び前記タング部に金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面密度を前記金属射出成形によって形成された射出成形部分の内部密度よりも大きくしたことを特徴とする直動案内装置。
  4. 前記金属粒子を衝突させることにより、前記金属粒子を衝突させた衝突部分の表面硬さをビッカース硬さ(Hv)で30以上向上させたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載した直動案内装置。
  5. 前記金属粒子または前記非金属粒子の粒径を、前記転動体の直径の1/5〜1/100の範囲内としたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載した直動案内装置。
  6. 前記金属射出成形に用いる材料を、オーステナイト系ステンレスとしたことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載した直動案内装置。
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