JP2007309282A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷凍サイクルの冷房性能の悪化を期せず圧縮機高速回転時の信頼性・耐久性に必要な潤滑油量を冷凍サイクル中に確保すること。また、分離室で分離された潤滑油中に、細かな気泡が混入し貯油室内入らないようにすること。
【解決手段】分離室15と貯油室の相互間には導油路18を形成し、導油路18は分離室15の下端に分離室15の中心軸15aに対し屈曲して連通し、かつ連通部20の断面積を分離室15の断面積の半分以下にしたものである。分離室15のガス冷媒の旋回スピードにより連結部20に一旦溜まった潤滑油を冷凍サイクル中に吐出する潤滑油量を調整し、導油路18の連通部20と導油口18bの絞り部によって貯油室16内の潤滑油中の細かな気泡の混入を防止することができる。
【選択図】図4
【解決手段】分離室15と貯油室の相互間には導油路18を形成し、導油路18は分離室15の下端に分離室15の中心軸15aに対し屈曲して連通し、かつ連通部20の断面積を分離室15の断面積の半分以下にしたものである。分離室15のガス冷媒の旋回スピードにより連結部20に一旦溜まった潤滑油を冷凍サイクル中に吐出する潤滑油量を調整し、導油路18の連通部20と導油口18bの絞り部によって貯油室16内の潤滑油中の細かな気泡の混入を防止することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、流体の圧縮を行う圧縮機に関するもので、特に自動車用空調装置などに用いられる圧縮機に関するものである。
従来、この種の圧縮機においては、圧縮された気流体(以下ガス冷媒と呼ぶ)に伴って圧縮機の潤滑油の一部が空調装置の冷凍サイクル中に吐出され、ガス冷媒中に混ざった潤滑油を利用してベーンやロータ等の圧縮機の摺動部を潤滑しているが、冷凍サイクル中に吐出される圧縮機の潤滑油の量が多くなるとシステム効率が低下してしまうため、圧縮機本体にガス冷媒から潤滑油を分離する分離室を鉛直方向に設け、分離室の下側に分離された潤滑油を貯える貯油室を形成して、冷凍サイクル中に吐出される潤滑油を出来るだけ少なくするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ガス冷媒排出口の位置や方向性の自由度を大きくするために、分離室の筒状部分の中心軸を屈曲若しくは湾曲させるとともにその中心軸に沿って筒状部分の内壁を屈曲若しくは湾曲させたものもある(例えば、特許文献2参照)。
図6、図7は、特許文献2に記載の従来の圧縮機を示すものである。図6に示すように、圧縮機構により圧縮されたガス冷媒を旋回させる筒状部分を有する分離室115と、分離室115の筒状部分の中心軸115aを屈曲若しくは湾曲させるとともにその中心軸115aに沿って筒状部分の内壁を屈曲若しくは湾曲させた構成としている。
特開2003−90286号公報
特開2005−83234号公報
しかしながら、前記従来の構成では圧縮機の低速運転時及び高速運転時においても同じように分離性能が良いため、高速運転時に冷凍サイクル中に吐出されるガス冷媒中の潤滑油量が若干不足気味となるという課題を有していた。
また、図7に示すように前記従来の構成では圧縮機の高速運転時には分離室115におけるガス冷媒の旋回スピードが速くなり、分離室115で分離された潤滑油が攪拌され、細かな気泡が混入して貯油室116に流入する場合があり、その気泡を含んだ潤滑油が給油路119、ベーン背圧制御装置121を介してベーン背圧室に供給され、使用条件によってはベーン背圧が若干低下するためベーンが微小ジャンピング現象を起こし、高周波領域での作動音がかすかに聞こえるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、潤滑油を分離する分離室を有する圧縮機において、分離室の排出口の位置や方向性が制約されても、低速運転時には分離性能の低下を来さず潤滑油の吐出量を少なくして冷凍サイクルの冷房性能を増大させ、高速運転時にはガス冷媒中に含んだ潤滑油を冷凍サイクル中に適度に循環させて圧縮機の信頼性、耐久性を確保し、分離室で分離され貯油室に溜められた潤滑油にガス冷媒によって攪拌された細かな気泡が混入するのを防止しベーンの微小ジャンピングによる高周波域の作動音を小さくすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の圧縮機は、潤滑油を含むガス冷媒を圧縮する
圧縮機構と、圧縮機構により圧縮されたガス冷媒を旋回させる筒状部分を有する分離室とを備えた圧縮機であって、分離室と貯油室の相互間にはこれらを互いに連通し分離室にて分離された潤滑油を貯油室に導く導油路が形成され、導油路は分離室の下端に分離室の中心軸に対し屈曲して連通し、かつ前記連通部の断面積は前記分離室の断面積の半分以下としている。
圧縮機構と、圧縮機構により圧縮されたガス冷媒を旋回させる筒状部分を有する分離室とを備えた圧縮機であって、分離室と貯油室の相互間にはこれらを互いに連通し分離室にて分離された潤滑油を貯油室に導く導油路が形成され、導油路は分離室の下端に分離室の中心軸に対し屈曲して連通し、かつ前記連通部の断面積は前記分離室の断面積の半分以下としている。
これによって、圧縮機の低速運転時に分離室のガス冷媒は旋回スピードが遅いので、分離室の下端に一旦溜まった潤滑油を巻き上げることなく排出口から吐出されるので、冷凍サイクル中に循環する潤滑油が少なくなる。一方、高速運転時に分離室のガス冷媒は旋回スピードが速くなり、分離室の下端に一旦溜まった潤滑油を巻き上げて排出口から吐出されるので、冷凍サイクル中に循環する潤滑油が多くなり、ベーンやロータなどの摺動部の潤滑に必要な潤滑油を供給することができる。
また、本発明の圧縮機の導油路は少なくとも2つ以上の絞り部を備え、貯油室に近づくほど各々の絞り部の断面積を徐々に小さくしている。これによって、分離室でガス冷媒より分離された潤滑油が分離室の下端の連通部に一旦溜まり、連通部を塞いで導油路に流出し、さらに複数の絞り部で絞られるのでガス冷媒が直接導油路に侵入せず、貯油室に溜まっている潤滑油中に細かな気泡を含むことを防止することができる。
本発明の圧縮機は、潤滑油を分離する分離室を有する圧縮機において、分離室の排出口の位置や方向性が制約されても、低速運転時には分離性能の低下を来さず冷凍サイクル中に循環する潤滑油が少なくなるので冷凍サイクルの冷房性能を増大し、高速運転時には冷凍サイクル中に循環する潤滑油が多くなり、ベーンやロータなどの摺動部の潤滑に必要な潤滑油を供給することができるので圧縮機の信頼性、耐久性を確保することができる。
また、貯油室内の潤滑油中にガス冷媒が混入して細かい気泡を含むことを防止できるので、ベーンの微小ジャンピングによる高周波域の作動音を小さくすることができる。
第1の発明は、圧縮機の分離室と貯油室の相互間に、これらを互いに連通し分離室にて分離された潤滑油を貯油室に導く導油路を形成し、導油路は分離室の下端に分離室の中心軸に対し屈曲して連通し、かつ連通部の断面積は分離室の断面積の半分以下としたことにより、圧縮機の低速運転時に分離室のガス冷媒は旋回スピードが遅いため、分離室の下端に一旦溜まった潤滑油を巻き上げることなく排出口から吐出されるので、冷凍サイクル中に循環する潤滑油が少なくなり冷凍サイクルの冷房性能を増大する。一方、高速運転時に分離室のガス冷媒は旋回スピードが速いため、分離室の下端に一旦溜まった潤滑油を巻き上げて排出口から吐出されるので、冷凍サイクル中に循環する潤滑油が多くなり、ベーンやロータなどの摺動部の潤滑に必要な潤滑油を供給することができるので、圧縮機の信頼性、耐久性を確保することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の導油路に少なくとも2つ以上の絞り部を備え、貯油室に近づくほど各々の絞り部の断面積を徐々に小さくしている。これによって、分離室でガス冷媒より分離された潤滑油が分離室の下端の連通部に一旦溜まり、連通部を塞いで導油路に流出し、さらに2つ以上の絞り部で絞られるのでガス冷媒が直接貯油室に侵入しない。
そのため、貯油室に溜まっている潤滑油中にガス冷媒が混入して細かな気泡を含むことを防止することができ、ベーンの微小ジャンピングによる高周波域の作動音を小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜4は、本発明による圧縮機の実施の形態1を示している。図示したように、この圧縮機においては、円筒内壁を有するシリンダ1に略円柱状のロータ2がその外周の一部がシリンダ1の内壁と微少隙間を形成するように回転自在に収容されている。
図1〜4は、本発明による圧縮機の実施の形態1を示している。図示したように、この圧縮機においては、円筒内壁を有するシリンダ1に略円柱状のロータ2がその外周の一部がシリンダ1の内壁と微少隙間を形成するように回転自在に収容されている。
ロータ2には複数のベーンスロット3が等間隔に設けられており、ベーンスロット3内には、摺動自在にベーン4がそれぞれ挿入されている。ロータ2はこれと一体的に形成された駆動軸5が回転駆動されることにより回転する。
シリンダ1の両端開口部はそれぞれ前部側板6及び後部側板7により閉塞され、シリンダ1内部に作動室8が形成される。作動室8には吸入口9及び吐出口10が連通し、吐出口10は高圧通路12に接続され、吐出口10と高圧通路12との間には吐出弁11が配設されている。後部側板7には高圧ケース13が取り付けられており、高圧ケース13内の高圧室14と貯油室16は隔壁17によって仕切られ、分離室15と貯油室16の間の相互間にはこれらを互いに連通し分離室15にて分離された潤滑油を貯油室16に導く導油路18が形成されている。
分離室15は導入孔19を介して高圧室14と連通している。分離室15は、圧縮された高圧流体に含まれる潤滑油を分離するために設けられている。導油路18は分離室15の下端に分離室15の中心軸15aに対し屈曲して連通し、かつ連通部20の断面積は分離室15の断面積の半分以下としている。導油路18は高圧ケース13の下方から穴加工して製作し、蓋を兼ねたリリーフバルブ21で密封されている。分離室15で潤滑油の一部が分離されたガス冷媒は排出口26から冷凍サイクル(図示せず)へ吐出される。
潤滑油の給油は貯油室16から給油経路の貯油室16側開口であるノズル22から入り、圧縮機構に潤滑油を供給する給油路23を介して行われ、給油路23の途中には、ベーン背圧調整装置24が設けられている。ベーン背圧調整装置24は圧縮機構へ供給する潤滑油の給油圧力や給油量を圧縮機構周辺のガス冷媒圧力に応じて制御する。
ベーン背圧室25へ供給された潤滑油はその圧力によりベーン4をロータ2の外側へ押し出す働きをする。また、潤滑油は給油路23を介して圧縮機構を構成するロータ2、ベーン4、シリンダ1内壁等に供給され、各部を潤滑する。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作と作用について説明する。
エンジンなどの駆動源より動力伝達を受けて駆動軸5及びロータ2が、図2において時計方向に回転すると、これに伴い低圧ガス冷媒が吸入口9より作動室8内に流入する。ロータ2の回転に伴い圧縮された高圧ガス冷媒は吐出口10より吐出弁11を押し上げて高圧通路12に吐出され、高圧室14内に流入する。
更に、高圧ガス冷媒は導入孔19から分離室15に流入し、分離室15で高圧ガス冷媒中に含まれる潤滑油が分離される。
ところで、分離室15は、いわゆる遠心分離式オイルセパレータと称される構造で、円筒状の空間にて構成されており、この分離室15内にガス冷媒を導く導入孔19は、円筒状空間内でガス冷媒をより円滑に旋回させるように、円筒状空間の接線方向にガス冷媒を
導くように形成されていることが望ましい。導入された高圧のガス冷媒は円筒状空間を旋回しつつ潤滑油を分離され、分離室15の上端に開口された排出口26より空調装置の冷凍サイクルに向けて吐出される。ガス冷媒に含まれている潤滑油は、円筒状空間を旋回中に遠心力により、分離室15の円筒状空間の内周面に接触してガス冷媒から分離され、分離された潤滑油は分離室15の内周面に沿って下方に移動する。
導くように形成されていることが望ましい。導入された高圧のガス冷媒は円筒状空間を旋回しつつ潤滑油を分離され、分離室15の上端に開口された排出口26より空調装置の冷凍サイクルに向けて吐出される。ガス冷媒に含まれている潤滑油は、円筒状空間を旋回中に遠心力により、分離室15の円筒状空間の内周面に接触してガス冷媒から分離され、分離された潤滑油は分離室15の内周面に沿って下方に移動する。
ところで、本実施形態では分離室15は、図4に示すように、その排出口26の位置と開口方向がX方向に制約されている。そこで、分離室15の中心軸15aと導油路18の中心軸18aをくの字状に屈曲させるとともに、分離室15の下端に導油路18を連通させている。そして、排出口26をX方向で斜め上方向きに開口させている。このように、分離室15と導油路18の円筒状空間を屈曲させることにより、排出口26の位置や開口方向が制約されても分離室15と導油路18を合わせた長さを、分離性能に影響を与えない十分な長さにすることができる。
また、連通部20の断面積は分離室15の断面積の半分以下としているので、分離室15で分離された潤滑油が一旦連通部20に溜まり、導油路18に流出するようになっている。
この実施形態においては、連通部20の断面積及び長さ寸法は、用いられる潤滑油の粘度に応じて適当な大きさとすることが好ましい。本実施形態では分離室15の直径は15mm、導油路18の直径は8mmとし、連通部20の直径を4mm、導油口18bの直径は3mmとしている。
このようにすることにより、圧縮機の低速運転時に分離室15のガス冷媒は旋回スピードが遅いので、分離室15の下端に一旦溜まった潤滑油を巻き上げることなく排出口26から吐出されるので、冷凍サイクル中にガス冷媒に含まれて循環する潤滑油が少なくなり冷凍サイクルの冷房性能を増大することができる。
一方、高速運転時に分離室15のガス冷媒は旋回スピードが速くなり、分離室15の下端の連通部20に一旦溜まった潤滑油を巻き上げて排出口26から吐出される。これにより吸入冷媒中の潤滑油が増えてベーン4やロータ2などの摺動部の潤滑に必要な潤滑油を供給することができ、圧縮機の信頼性、耐久性を確保することができる。
また、高速運転時は元々冷房能力過剰の状態なので、冷凍サイクル中に循環する潤滑油が多くなって、多少冷凍サイクルの冷房能力が低下しても問題とはならない。
(実施の形態2)
次に、本発明の圧縮機の他の実施形態について、図5を参照して説明する。なお、実施の形態1と実質的に同一の構成要素については同一参照符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
次に、本発明の圧縮機の他の実施形態について、図5を参照して説明する。なお、実施の形態1と実質的に同一の構成要素については同一参照符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図5は本発明の第2の実施形態のC−C矢視断面図である。実施形態1に比べて導油路18には複数の絞り部18cが形成され、複数の絞り部18dは貯油室16側になるほど絞り部の断面積が徐々に小さくなること特徴としたものである。
この実施形態においては、絞り部の断面積及び長さ寸法は、用いられる潤滑油の粘度に応じて適当な大きさとすることが好ましい。
本実施例では、絞り部はリング状に加工した金属部品を導油路18に圧入して固定している。分離室15の直径は15mm、導油路18の直径は8mmとしている。また、連通
部20の直径は4mm、第1絞り部18cの直径は3mm、第2絞り部18dの直径は2.5mm、導油口18bの直径は2mmとして貯油室16側になるほど絞り部の断面積を徐々に小さくしている。
部20の直径は4mm、第1絞り部18cの直径は3mm、第2絞り部18dの直径は2.5mm、導油口18bの直径は2mmとして貯油室16側になるほど絞り部の断面積を徐々に小さくしている。
このようにすることにより、分離室15で分離された潤滑油が一旦連通部20に溜まり、連通部20を塞ぎ、また、導油路18の第1絞り部18cでも一旦潤滑油が溜まり、さらに導油路18の第2絞り部18dでも一旦潤滑油が溜まるようになっている。
そのため、連通部20及び導油路18内の複数の絞り部に徐々に潤滑油が溜まるので、ガス冷媒が直接貯油室にほとんど混入せず、貯油室内の潤滑油に気泡がほとんど無い状態となる。その潤滑油を給油路23、ベーン背圧制御装置24を介してベーン背圧室25に供給するので、ベーン背圧が適切に確保されベーン4の微小ジャンピングによる高周波領域の作動音もほとんど発生しなくなる。
本発明の圧縮機は分離室の排出口の位置や方向性が制約されても、低速運転時には分離性能の低下を来さず冷凍サイクル中のオイル循環量を少なくして冷凍サイクルの冷房性能を増大することができ、高速運転時には冷凍サイクル中に潤滑油を適度に循環させて、ベーンやロータなどの摺動部の潤滑に必要な潤滑油を供給することができるので、圧縮機の信頼性、耐久性を確保することができる。
また、貯油室に溜まっている潤滑油中にガス冷媒が混入して細かな気泡を含むことを防止することができ、ベーンの微小ジャンピングによる高周波域の作動音を小さくすることができるので、自動車用空調装置などの圧縮機やその他コンパクト化が求められる各種圧縮機に有用である。
1 シリンダ
2 ロータ
4 ベーン
5 駆動軸
7 後部側板
15 分離室
15a 分離室の中心軸
16 貯油室
18 導油路
18a 導油路の中心軸
18b 導油口
18c 第1絞り部
18d 第2絞り部
20 連通部
2 ロータ
4 ベーン
5 駆動軸
7 後部側板
15 分離室
15a 分離室の中心軸
16 貯油室
18 導油路
18a 導油路の中心軸
18b 導油口
18c 第1絞り部
18d 第2絞り部
20 連通部
Claims (2)
- 潤滑油を含む流体を圧縮する圧縮機構と、前記圧縮機構により圧縮された前記流体が導かれ、前記流体に含まれる潤滑油の少なくとも一部が分離される分離室と、前記分離室にて前記流体から分離された潤滑油が貯えられる貯油室とを備える圧縮機であって、前記分離室と前記貯油室の相互間には、これらを互いに連通し前記分離室にて分離された潤滑油を前記貯油室に導く導油路が形成され、前記導油路は前記分離室の下端に前記分離室の中心軸に対し屈曲して連通し、かつ前記連通部の断面積は前記分離室の断面積の半分以下としたことを特徴とする圧縮機。
- 前記導油路は少なくとも2つ以上の絞り部を備え、前記貯油室に近づくほど前記各々の絞り部の断面積が徐々に小さくなることを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006141182A JP2007309282A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006141182A JP2007309282A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007309282A true JP2007309282A (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=38842362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006141182A Withdrawn JP2007309282A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 圧縮機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007309282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101624988B (zh) * | 2009-08-06 | 2011-06-08 | 温岭市鑫磊空压机有限公司 | 集成油气分离的空气压缩机装置 |
JP2012072676A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Panasonic Corp | 電動圧縮機 |
-
2006
- 2006-05-22 JP JP2006141182A patent/JP2007309282A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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