JP2007309190A - 熱発電タービンユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化の可能な熱発電タービンユニットを提供する。
【解決手段】 この熱発電タービンユニット2は、熱エネルギーを吸収するコレクタによって加熱された作動媒体3の蒸気を用いるタービン5と、発電機ステータ6Bおよび発電機ロータ6Aを有する発電機6とを備える。給気ポート18から入った前記蒸気をノズル8から噴出させて前記タービン5のタービン動翼5aに回転力を与え、発電機ロータ6Aを回転させる。前記タービン動翼5aは発電機ロータ6Aと一体化させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、太陽熱等の熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱発電システムに用いられる熱発電タービンユニットに関する。
熱発電システムの従来例として、太陽熱で作動媒体を加熱し、その作動媒体の高圧蒸気でタービンを回転駆動し、タービンの回転で発電機を発電させるようにした太陽熱発電システムが知られている(例えば特許文献1〜3)。
このような熱発電システムに用いられるタービンユニットとして、例えば図9に示すような構造のものが考えられる。このタービンユニットは、熱エネルギーを吸収するコレクタ(図示せず)によって加熱された作動媒体の蒸気を用いるタービン35と、発電機ロータ36Aおよび発電機ステータ36Bを有する発電機36とを備え、給気ポート37から入った前記蒸気をノズル38から噴出させて前記タービン35のタービン動翼35aに回転力を与え、発電機ロータ36Aを回転させるようにしたものである。タービン動翼35aを通過した作動媒体の蒸気は、タービン動翼35aの内周側の排気ポート39からタービンユニットの外側に排出される。この場合、タービン動翼35aと発電機ロータ36Aとは、同一軸40上における軸方向に分離した位置に設けられる。
特開2002−242693号公報 特開2000−110515号公報 特開2003−227315号公報
しかし、図9に示すタービンユニットの構造では、タービン動翼35aと発電機ロータ36Aとが、同一軸40上における軸方向に分離した位置に設けられるため、タービンユニットの小型化が困難という問題がある。
また、そのほか、次のような各問題もある。
・発電機36の構成において、発電機ロータ36Aに配置した磁石41と、発電機ステータ36Bに配置した磁性体との間の吸引力で始動トルクが大きくなり、作動媒体の蒸気エネルギーが小さい場合に回転できない。
・作動媒体として有機溶媒を使用した場合、発電機ステータ36Bにおけるコイル42が劣化するという問題がある。
・熱発電システムが太陽熱発電システムである場合、得られる熱エネルギーが小さく、エネルギー密度が低いため、作動媒体として、気化し易い若しくは沸点の低い、例えばアンモニア,代替フロン,アルコール,アセトンなどの有機溶剤が使用される。しかし、これらの溶剤を作動媒体として使用した場合、タービン35を回転支持する軸受に用いられる潤滑剤の保持が難しく、長期回転ができない。
この発明の目的は、小型化の可能な熱発電タービンユニットを提供することである。
この発明の他の目的は、上記した小型化以外の各問題を解決した熱発電タービンユニットを提供することである。
この発明の熱発電タービンユニットは、熱エネルギーを吸収するコレクタによって加熱された作動媒体の蒸気を用いるタービンと、発電機ステータおよび発電機ロータを有する発電機とを備え、給気ポートから入った前記蒸気をノズルから噴出させて前記タービンのタービン動翼に回転力を与え、発電機ロータを回転させるタービンユニットにおいて、前記タービン動翼と発電機ロータとを一体化したことを特徴とする。この一体化は、例えば発電機ロータを構成する部材にタービン動翼を形成するか取付けるかすることで行う。
この構成によると、タービン動翼と発電機ロータとを一体化させているので、熱発電タービンユニットの小型化が可能となる。また、熱発電タービンユニットの小型化により、次の各利点が得られる。
・熱発電タービンユニットの設置自由度が増す。
・ユニットハウジング等の材料削減が図られ、軽量化も可能となる。
・小型・軽量化に伴い熱容量を小さくできることから、作動媒体の蒸気エネルギーが熱発電タービンユニットに留まり難くなり、熱発電システムのシステム効率を向上させることができる。
・小型化に伴いユニット表面積が小さくなることから、熱発電タービンユニットから大気中への放熱を小さくできる。
この発明において、前記タービン動翼を、前記発電機ロータの外周に配置しても良い。この構成の場合、熱発電タービンユニットの軸方向寸法を短縮化できる。
この発明において、前記ノズルと前記発電機ステータを一体化しても良い。
この発明において、前記発電機ステータを非磁性体としても良い。
発電機ステータを磁性体とした場合、始動トルクの増大、高速回転域での鉄損増大やコギングトルクによる騒音、振動等の問題が生じるが、発電機ステータを非磁性体からなるコアレス構造とした場合、上記した問題を回避できる。
この発明において、前記発電機ステータのコイル部をモールドしても良い。このようにコイル部をモールドすると、作動媒体である有機溶媒等によりコイル部の表面の絶縁被膜が侵されて安定した発電が行えなくなるのを回避できる。
この発明において、前記発電機ロータを支持する軸受を非接触軸受としても良い。このように非接触軸受で発電機ロータを支持することにより、アンモニアや代替フロン、アルコール、アセトン等の有機溶媒からなる作動媒体による軸受劣化を無くすことができる。また、非接触軸受を用いることにより、回転トルクロスを低減することもできる。
この場合、前記非接触軸受を磁気軸受とし、発電機ロータを構成するバックヨークとして作用する位置に、前記磁気軸受の磁石を配置しても良い。
この発明において、前記熱エネルギーは太陽熱であっても良い。この発明の熱発電タービンユニットを太陽熱発電システムに用いる場合、熱発電タービンユニットの小型・軽量化が可能であることから、家屋の屋上等への設置が容易となる。
この発明の熱発電タービンユニットは、熱エネルギーを吸収するコレクタによって加熱された作動媒体の蒸気を用いるタービンと、発電機ステータおよび発電機ロータを有する発電機とを備え、給気ポートから入った前記蒸気をノズルから噴出させて前記タービンのタービン動翼に回転力を与え、発電機ロータを回転させるタービンユニットにおいて、前記タービン動翼と発電機ロータとを一体化したため、熱発電タービンユニットの小型化が可能となる。
この発明の一実施形態を図1ないし図3と共に説明する。図1は、この発明の熱発電タービンユニットを用いた太陽熱発電システムの概略構成を示すものであって、熱エネルギーである太陽熱を電気エネルギーに変換して出力する。この太陽熱発電システムは、太陽光を集光して太陽熱を吸収するコレクタ1と、タービン5および発電機6を有する熱発電タービンユニット2と、コレクタ1とタービン5の間で作動媒体3を循環させるクローズド経路の作動媒体経路4とを備える。
作動媒体経路4は、前記コレクタ1で加熱された作動媒体3の蒸気を高圧蒸気として前記タービン5に噴出させタービン5を回転駆動するノズル8と、ノズル8から噴出してタービン5の回転に使用された作動媒体3の蒸気を液体に戻す復水器9と、液体に戻した作動媒体3をコレクタ1に循環供給する循環ポンプ10とを有する。
なお、図1では、熱発電システムの構成を簡略化して説明するために、熱発電タービンユニット2をタービン5と発電機6が主軸7で連結された構成として示しているが、後述するように、この発明の熱発電タービンユニット2の構成はこれとは異なる。
図2は、この実施形態の熱発電タービンユニット2の拡大断面図を示す。熱発電タービンユニット2の発電機6は、回転部分である一対の発電機ロータ6A,6Aと、静止部分である発電機ステータ6Bとでなる。具体的には、発電機6はアキシャルギャップ型発電機であり、円筒状のユニットハウジング12の内周側に設けられた発電機ステータ6Bの両側面に対して、主軸7に設けられた一対の発電機ステータ6B,6Bが軸方向に所定のギャップを介して対向配置されている。この発電機6での発電はコントローラ11(図1)によって制御される。
発電機ステータ6Bは、そのステータ基体13が非磁性体からなるコアレス構造とされており、ステータ基体13の周方向に1個ないし複数個のコイル部14が集中巻きで配置されている。なお、発電機ステータ6Bのステータ基体13を磁性体とした場合、始動トルクの増大、高速回転域での鉄損増大やコギングトルクによる騒音、振動等の問題が生じるが、コアレス構造としたこの実施形態では、そのような問題を回避できる。前記コイル部14は、その表面の絶縁被膜を保護するために樹脂等でモールドされている。これにより、発電機ステータ6Bにおけるコイル部14の表面の絶縁皮膜が、作動媒体3である有機溶媒等により侵されて安定した発電が行えなくなるのを回避できる。
各発電機ロータ6Aは、主軸7に一体に形成したフランジ状のロータ基体15における前記発電機ステータ6Bに対向する側面の円周上に、一個ないし複数個の磁石16を配置して構成されている。この場合の磁石16の磁極は、その磁束が発電機ステータ6Bのコイル部14に鎖交するように(例えば左ロータ磁石:N極,右ロータ磁石:S極)配置される。
タービン5は、各発電機ロータ6Aにおけるロータ基体15の外周面において、周方向に連続的に配置された複数のタービン動翼5aの翼列と、発電機ステータ6Bにおけるステータ基体13の外周部の前記タービン動翼5aの翼列と軸方向に対向する部分において、周方向に連続的に配置された複数のタービン静翼5bの翼列とでなる。タービン動翼5aは熱伝導が低い樹脂や金属等の成型品からなり、接着剤や溶接による固定あるいは圧入嵌合によりロータ基体15と一体化されている。タービン静翼5bも同様の成型品からなり、ステータ基板13と一体化されている。
ユニットハウジング12の内周面における前記タービン5の一側部に隣接する位置にはリング状のノズル部材17が設けられ、このノズル部材17にタービン動翼5aに向けて貫通するノズル8が、周方向に1個ないし複数個設けられている。図3は、ノズル8、タービン動翼5a、およびタービン静翼5bの軸方向の並び構造を断面図で示したものである。ノズル8は先細ノズル形状としているが、高速噴流に適している末広ノズル形状としても良い。また、タービン5の構造は、衝動タービン構造としても反動タービン構造としても良い。また、ノズル部材17とタービン動翼5aの間の軸方向隙間、およびタービン動翼5aとタービン静翼5bの間の軸方向隙間は非常に小さくし、ノズル8から噴出した作動媒体3の蒸気が漏れないようにしている。
ユニットハウジング12における前記ノズル部材17が配置される一側部には、軸方向に貫通して給気ポート18が設けられている。この給気ポート18は作動媒体経路4の上流部に繋がり、コレクタ1で加熱されて蒸気となった作動媒体3を前記ノズル8に流入させる。また、ユニットハウジング12の他側部には排気ポート19が開口させてある。この排気ポート19は作動媒体経路4の下流部に繋がり、タービン5に回転エネルギーを与えた作動媒体3の蒸気を作動媒体経路4の下流部に流出させる。
主軸7は、軸受20を介してユニットハウジング12に回転自在に支持される。軸受20は転がり軸受からなる。軸受20の設置位置よりもユニットハウジング12の内側の部位においては、ユニットハウジング12と主軸7とのギャップが、パッキン等の封止部材21で密封されている。これにより、有機溶剤等からなる作動媒体3が軸受20に影響を及ぼすのを低減している。
上記構成の熱発電タービンユニット2によると、ユニットハウジング12の一側部に設けられた給気ポート18から流入した作動媒体3の蒸気が、タービン5の一側部に設けられたノズル8から隣接する一方のタービン動翼5aの翼列に噴射されることで、そのタービン動翼5aに回転力が与えられる。タービン動翼5aに回転力を与えた蒸気は、隣接するタービン静翼5bによって噴流方向を変えられ、さらに隣接する他方のタービン動翼5aの翼列に噴射されることで、そのタービン動翼5aにも回転力が与えられる。これにより、発電機ロータ6Aが回転駆動され、発電機ロータ6Aと軸方向に対向して設けられた発電機ステータ6Bで発電される。他方のタービン動翼5aの翼列を出た作動媒体3の蒸気は、ユニットハウジング12の他側部に設けられた排気ポート19から熱発電タービンユニット2の外側に排出される。
上記したように、この熱発電タービンユニット2では、タービン5のタービン動翼5aを発電機ロータ6Aの外周に配置することで、タービン動翼5aと発電機ロータ6Aとを一体化させているので、熱発電タービンユニット2の小型化が可能となる。この実施形態では、発電機ロータ6Aの外周にタービン動翼5aを配置しているので、熱発電タービンユニット2の軸方向寸法を短縮化できる。また、熱発電タービンユニット2の小型化によって以下の効果が得られる。
・熱発電タービンユニット2の設置自由度が増す。
・ユニットハウジング12等の材料削減が図られ、軽量化も可能となる。
・小型・軽量化に伴い熱容量を小さくできることから、作動媒体3の蒸気エネルギーが熱発電タービンユニット2に留まり難くなり、熱発電システムのシステム効率を向上させることができる。
・小型化に伴いユニット表面積が小さくなることから、熱発電タービンユニット2から大気中への放熱を小さくできる。
・この実施形態のように、上記構成の熱発電タービンユニット2を、太陽熱発電システムに用いる場合、小型・軽量化が可能であることによって、家屋の屋上等への設置が容易となる。
図4は、この発明の他の実施形態を示す。この熱発電タービンユニット2は、図2の実施形態における軸受20に代えて、非接触軸受20Aを用いて発電機ロータ6Aを回転自在に支持している。非接触軸受20Aは、発電機ロータ6Aのロータ基体15にバックヨークとして設けられる磁石20Aaと、この磁石20Aaに対して軸方向に対向するようにユニットハウジング12の側部に設けられる磁石20Abとで構成される。その他の構成は図2の実施形態の場合と同様である。
このように非接触軸受20Aで発電機ロータ6Aを回転自在に支持することにより、アンモニアや代替フロン、アルコール、アセトン等の有機溶媒からなる作動媒体3による軸受劣化を無くすことができる。また、非接触軸受20Aを用いることにより、回転トルクロスを低減することもできる。
図5および図6は、この発明のさらに他の実施形態を示す。この熱発電タービンユニット2は、図4の実施形態において、給気ポート18およびノズル8を、ユニットハウジング12の径方向に貫通して設けたものである。給気ポート18およびノズル8は、タービン動翼5aの各翼列毎に別々に設けられ、図4の実施形態におけるタービン静翼5bは省略されている。また、排気ポート19は、ユニットハウジング12の両側部に開口させてある。図6は、ノズル8とタービン動翼5aの位置関係を示す断面図である。ノズル8は先細ノズル形状としても、高速噴流に適している末広ノズル形状としても良い。また、タービン5の構造は、衝動タービン構造とする。ノズル8が開口するユニットハウジング12の内周面とタービン動翼5aの間の径方向隙間は非常に小さくし、ノズル8から噴出した作動媒体3の蒸気が漏れないようにしている。その他の構成は図4の実施形態の場合と略同様である。
この熱発電タービンユニット2では、給気ポート18およびノズル8を経て作動媒体3の蒸気をタービン動翼5aの各翼列に対してそれぞれ径方向から噴射させることで、タービン動翼5aの各翼列に回転力が与えられる。回転力を与えた蒸気は、ユニットハウジング12の両側部の排気ポート19から熱発電タービンユニット2の外部に排出される。
図7および図8は、この発明のさらに他の実施形態を示す。この熱発電タービンユニット2は、図5の実施形態において、発電機6をラジアルギャップ型発電機としたものである。具体的には、発電機ロータ6Aは、発電機ステータ6Bのコイル部14を内径側と外径側とで挟むインナーロータ6Aaおよびアウターロータ6Abとでなる。発電機ロータ6Aのインナーロータ6Aaは、主軸7の外周に磁石バックヨークとして磁性体22を設け、この磁性体22上の周方向に、一個ないし複数個の磁石16を接着して構成される。発電機ロータ6Aのアウターロータ6Abは、主軸7に一体形成したフランジ状のロータ基体15の外周部の軸方向突出部15aの内周に磁石バックヨークとして磁性体22を設け、この磁性体22上の周方向に、一個ないし複数個の磁石16を接着して構成される。磁石16の磁極は、その磁束が径方向に向かうような配置、すなわちインナーロータ6Aaから発電機ステータ6Bのコイル部14に鎖交してアウターロータ6Abに向かうような配置とされている。主軸7は非磁性体とすることが望ましい。
タービン動翼5aの翼列は、前記ロータ基体15の外周面に1列分だけ設けられる。ロータ基体15の外周面へのタービン動翼5aの一体化は、接着剤や溶接による固定あるいは圧入嵌合によって行われる。排気ポート19は、ユニットハウジング12の一側部にだけ開口させてある。図8は、ノズル8とタービン動翼5aの位置関係を示す断面図である。ノズル8は先細ノズル形状としても、高速噴流に適している末広ノズル形状としても良い。また、タービン5の構造は、衝動タービン構造とする。ノズル8が開口するユニットハウジング12の内周面とタービン動翼5aの間の径方向隙間は非常に小さくし、ノズル8から噴出した作動媒体3の蒸気が漏れないようにしている。その他の構成は図5の実施形態の場合と略同様である。
この発明の熱発電タービンユニットが用いられる太陽熱発電システムの概略構成を示す断面図である。 この発明の第1の実施形態に係る熱発電タービンユニットの断面図である。 同熱発電タービンユニットにおけるノズル、タービン動翼、およびタービン静翼の軸方向の並び構造を示す断面図である。 この発明の他の実施形態に係る熱発電タービンユニットの断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る熱発電タービンユニットを示す断面図である。 同熱発電タービンユニットにおけるノズルとタービン動翼の位置関係を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る熱発電タービンユニットの断面図である。 同熱発電タービンユニットにおけるノズルとタービン動翼の位置関係を示す断面図である。 熱発電タービンユニットの提案例の断面図である。
符号の説明
2…熱発電タービンユニット
3…作動媒体
5…タービン
5a…タービン動翼
6…発電機
6A…発電機ロータ
6B…発電機ステータ
8…ノズル
14…コイル部
18…給気ポータ
20…軸受
20A…非接触軸受
20Aa…磁石

Claims (8)

  1. 熱エネルギーを吸収するコレクタによって加熱された作動媒体の蒸気を用いるタービンと、発電機ステータおよび発電機ロータを有する発電機とを備え、給気ポートから入った前記蒸気をノズルから噴出させて前記タービンのタービン動翼に回転力を与え、発電機ロータを回転させるタービンユニットにおいて、
    前記タービン動翼と発電機ロータとを一体化したことを特徴とする熱発電タービンユニット。
  2. 請求項1において、前記タービン動翼を、前記発電機ロータの外周に配置した熱発電タービンユニット。
  3. 請求項1または請求項2において、前記ノズルと前記発電機ステータを一体化した熱発電タービンユニット。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記発電機ステータを非磁性体とした熱発電タービンユニット。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記発電機ステータのコイル部をモールドした熱発電タービンユニット。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記発電機ロータを支持する軸受を非接触軸受にした熱発電タービンユニット。
  7. 請求項6において、前記非接触軸受を磁気軸受とし、前記発電機ロータを構成するバックヨークとして作用する位置に前記磁気軸受の磁石を配置した熱発電タービンユニット。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、前記熱エネルギーは太陽熱である熱発電タービンユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011517744A (ja) * 2008-03-28 2011-06-16 シンギャップ オートモーティブ エルエルシー ターボ発電機
KR101187719B1 (ko) 2010-04-19 2012-10-04 한국에너지기술연구원 터빈발전장치
KR101445491B1 (ko) 2013-06-17 2014-09-26 이원자 냉매를 이용한 소형 발전기
CN107910985A (zh) * 2017-12-22 2018-04-13 中国科学院电工研究所 一种基于蒸发冷却装置的余热发电系统

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