JP2007308469A - リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤 - Google Patents
リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007308469A JP2007308469A JP2006209538A JP2006209538A JP2007308469A JP 2007308469 A JP2007308469 A JP 2007308469A JP 2006209538 A JP2006209538 A JP 2006209538A JP 2006209538 A JP2006209538 A JP 2006209538A JP 2007308469 A JP2007308469 A JP 2007308469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sdg
- lignan
- obesity agent
- group
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 0 *CC(Cc1cc(*)c(*)cc1)C(C*)Cc1cc(O)c(*)cc1 Chemical compound *CC(Cc1cc(*)c(*)cc1)C(C*)Cc1cc(O)c(*)cc1 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
【課題】日常的に安心して摂取できる男性用抗肥満剤を提供すること。
【解決手段】特定のリグナンを有効成分として含有することを特徴とする男性用抗肥満剤。具体的には、セコイソラリシレジノールジグルコシド(SDG)が例示される。前記リグナンはアシル−CoA酸化酵素活性促進作用、脂肪酸合成酵素活性抑制作用、グルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制作用、カルニチンパルミトイル転移酵素II活性促進作用があり男性用抗肥満剤として使用できる。
【選択図】なし
【解決手段】特定のリグナンを有効成分として含有することを特徴とする男性用抗肥満剤。具体的には、セコイソラリシレジノールジグルコシド(SDG)が例示される。前記リグナンはアシル−CoA酸化酵素活性促進作用、脂肪酸合成酵素活性抑制作用、グルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制作用、カルニチンパルミトイル転移酵素II活性促進作用があり男性用抗肥満剤として使用できる。
【選択図】なし
Description
本発明は、リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤に関する。
リグナンは、抗ガン物質、抗酸化物質として知られている(例えば特許文献1参照)。
また、植物性エストロゲンとしても知られている。
さらに、亜麻リグナンに含まれるセコイソラリシレジノールジグルコシド(以下、SDGともいう)は女性ホルモンバランスの乱れを原因とする諸症状、例えば、閉経期における更年期障害や閉経後の骨粗鬆症、高血圧症、高脂血症、肥満症、鬱、ほてりなどに対して有効であることが知られている(例えば特許文献2参照)。
アマニには前記リグナンが多量に含有されている。
特にSDGが最も多量に含まれているほか、マタイレジノール、ピノレジノール、イソラレシレジノールなどのリグナンも少量含まれている。
アマニ以外では、繊維分の多い植物に含まれやすく、穀物では小麦、大麦、燕麦、豆類ではインゲン豆や大豆などに含まれている(例えば非特許文献1参照)。
また、植物性エストロゲンとしても知られている。
さらに、亜麻リグナンに含まれるセコイソラリシレジノールジグルコシド(以下、SDGともいう)は女性ホルモンバランスの乱れを原因とする諸症状、例えば、閉経期における更年期障害や閉経後の骨粗鬆症、高血圧症、高脂血症、肥満症、鬱、ほてりなどに対して有効であることが知られている(例えば特許文献2参照)。
アマニには前記リグナンが多量に含有されている。
特にSDGが最も多量に含まれているほか、マタイレジノール、ピノレジノール、イソラレシレジノールなどのリグナンも少量含まれている。
アマニ以外では、繊維分の多い植物に含まれやすく、穀物では小麦、大麦、燕麦、豆類ではインゲン豆や大豆などに含まれている(例えば非特許文献1参照)。
近年、肥満が糖尿病や高脂血症や高血圧症に結びつき、その結果、虚血性心疾患や脳卒中などの動脈硬化性疾患を引き起こすことが解明されてきている。
また、肥満は脂肪組織への脂肪細胞への過剰な脂肪の蓄積によって引き起こされるが、現在の高カロリーで高脂肪な食事が原因ではないかと考えられている。
最近では、茶カテキンやリンゴポリフェノールといった食品成分が、肝臓における脂質代謝系の酵素活性を変化させることで肥満抑制作用を有することが報告されている。
本発明の目的は、日常的に安心して摂取できる男性用抗肥満剤を提供することである。
また、肥満は脂肪組織への脂肪細胞への過剰な脂肪の蓄積によって引き起こされるが、現在の高カロリーで高脂肪な食事が原因ではないかと考えられている。
最近では、茶カテキンやリンゴポリフェノールといった食品成分が、肝臓における脂質代謝系の酵素活性を変化させることで肥満抑制作用を有することが報告されている。
本発明の目的は、日常的に安心して摂取できる男性用抗肥満剤を提供することである。
SDGは、女性ホルモン様活性を有するエンテロラクトン、エンテロジオールなどの前駆体として、女性の閉経期又は閉経後のホルモンバランスの乱れによる肥満に効果があることが知られている。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、従来女性にのみ有効であると考えられていたSDGに、肥満に関係する酵素の阻害作用や活性作用、例えば、アシル−CoA酸化酵素活性促進作用、脂肪酸合成酵素活性抑制作用、グルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制作用、カルニチンパルミトイル転移酵素II活性促進作用があり男性用抗肥満剤として使用できることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、
下記化学式(1)で示されるリグナンを有効成分として含有することを特徴とする男性用抗肥満剤である。
(式中、R1〜R4はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3のアルキル基、R5、R6はそれぞれ独立してヒドロキシル基、あるいはグルコース、ガラクトースおよびフルクトースからなる群から選ばれる1種また2種以上の糖が1〜3個グリコシド結合した糖鎖残基、あるいはR5、R6が一緒になって酸素原子を表す。)
また、リグナンがセコイソラリシレジノールジグルコシド(SDG)であることを特徴とする男性用抗肥満剤である。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、従来女性にのみ有効であると考えられていたSDGに、肥満に関係する酵素の阻害作用や活性作用、例えば、アシル−CoA酸化酵素活性促進作用、脂肪酸合成酵素活性抑制作用、グルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制作用、カルニチンパルミトイル転移酵素II活性促進作用があり男性用抗肥満剤として使用できることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、
下記化学式(1)で示されるリグナンを有効成分として含有することを特徴とする男性用抗肥満剤である。
また、リグナンがセコイソラリシレジノールジグルコシド(SDG)であることを特徴とする男性用抗肥満剤である。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤により高カロリーで高脂肪な食事を取っても、体脂肪の蓄積を抑制することができ肥満を防ぐことができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
1.アシル−CoA酸化酵素活性促進作用
脂肪酸は、一般にβ位(カルボキシル側の3位)に酸化を受け、炭素鎖はC2単位で切断されていく。
これをβ酸化(脂肪酸の分解)といい、脂肪酸代謝の主要経路と位置づけられている。
脂肪酸は、β酸化系に導入される前に、ATPにより活性化され、アシル−CoAとなってから酸化される。
脂肪酸のβ酸化は、主にミトコンドリアで行われるが、一部はペルオキシゾームで分解される。
ペルオキシゾームは、ミトコンドリアよりも小さな細胞内器官で、ミトコンドリアで酸化されにくい脂肪酸を分解し、ミトコンドリアでの酸化を手助けする。
ペルオキシゾームでのβ酸化系の初発酵素は、アシル−CoA酸化酵素で、アシル−CoAを酸化して、二重結合を導入する。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、このアシル−CoA酸化酵素の活性を促進することにより脂肪酸化を促進し脂肪の蓄積を抑制することができる。
1.アシル−CoA酸化酵素活性促進作用
脂肪酸は、一般にβ位(カルボキシル側の3位)に酸化を受け、炭素鎖はC2単位で切断されていく。
これをβ酸化(脂肪酸の分解)といい、脂肪酸代謝の主要経路と位置づけられている。
脂肪酸は、β酸化系に導入される前に、ATPにより活性化され、アシル−CoAとなってから酸化される。
脂肪酸のβ酸化は、主にミトコンドリアで行われるが、一部はペルオキシゾームで分解される。
ペルオキシゾームは、ミトコンドリアよりも小さな細胞内器官で、ミトコンドリアで酸化されにくい脂肪酸を分解し、ミトコンドリアでの酸化を手助けする。
ペルオキシゾームでのβ酸化系の初発酵素は、アシル−CoA酸化酵素で、アシル−CoAを酸化して、二重結合を導入する。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、このアシル−CoA酸化酵素の活性を促進することにより脂肪酸化を促進し脂肪の蓄積を抑制することができる。
2.脂肪酸合成酵素活性抑制作用
脂肪酸の合成には、NADPH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)が必要であり、脂肪酸合成酵素は、NADPHを電子供与体として、アセチル−CoAとマロニル−CoAを基質に用い、飽和脂肪酸を合成する。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、この脂肪酸合成酵素活性を抑制することにより飽和脂肪酸の生産を阻害し、脂肪の蓄積を抑制することができる。
脂肪酸の合成には、NADPH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)が必要であり、脂肪酸合成酵素は、NADPHを電子供与体として、アセチル−CoAとマロニル−CoAを基質に用い、飽和脂肪酸を合成する。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、この脂肪酸合成酵素活性を抑制することにより飽和脂肪酸の生産を阻害し、脂肪の蓄積を抑制することができる。
3.グルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制作用
脂肪酸の合成は、NADPH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)を必要とし、グルコース6−リン酸脱水素酵素は、グルコース6−リン酸を基質とし、NADP(酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)からNADPHを生産するペントースリン酸経路に位置する酵素で、脂肪酸合成の制御酵素の一つとして知られる。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、このグルコース6−リン酸脱水素酵素活性を抑制することにより脂肪酸合成に必要なNADPHの生産を阻害し、脂肪の蓄積を抑制することができる
脂肪酸の合成は、NADPH(還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)を必要とし、グルコース6−リン酸脱水素酵素は、グルコース6−リン酸を基質とし、NADP(酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)からNADPHを生産するペントースリン酸経路に位置する酵素で、脂肪酸合成の制御酵素の一つとして知られる。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、このグルコース6−リン酸脱水素酵素活性を抑制することにより脂肪酸合成に必要なNADPHの生産を阻害し、脂肪の蓄積を抑制することができる
4.カルニチンパルミトイル転移酵素II活性化作用
脂肪酸は、一般的にβ位(カルボキシル側の3位)に酸化を受けて、炭素鎖はC2単位で切断されていく。
これを脂肪酸酸化(β酸化)という。
ミトコンドリアに脂肪酸が運ばれる際に、カルニチンや移送酵素であるカルニチンパルミトイル転移酵素が機能するが、カルニチンパルミトイル転移酵素IIは、ミトコンドリア内膜でアシル−カルニチンをアシル−CoAに変換する作用があり、これらは、脂肪酸酸化において律速段階となる重要な酵素である。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、このカルニチンパルミトイル転移酵素IIを活性化することにより、脂肪酸の酸化をさらに活性化することで脂肪酸の分解を促進し、脂肪蓄積を抑制することができる。
脂肪酸は、一般的にβ位(カルボキシル側の3位)に酸化を受けて、炭素鎖はC2単位で切断されていく。
これを脂肪酸酸化(β酸化)という。
ミトコンドリアに脂肪酸が運ばれる際に、カルニチンや移送酵素であるカルニチンパルミトイル転移酵素が機能するが、カルニチンパルミトイル転移酵素IIは、ミトコンドリア内膜でアシル−カルニチンをアシル−CoAに変換する作用があり、これらは、脂肪酸酸化において律速段階となる重要な酵素である。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、このカルニチンパルミトイル転移酵素IIを活性化することにより、脂肪酸の酸化をさらに活性化することで脂肪酸の分解を促進し、脂肪蓄積を抑制することができる。
本発明において使用するリグナンは前記化学式(1)で示される。
式中、R1〜R4はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3のアルキル基、R5、R6はそれぞれ独立してヒドロキシル基、あるいはグルコース、ガラクトースおよびフルクトースからなる群から選ばれる1種また2種以上の糖が1〜3個グリコシド結合した糖鎖残基、あるいはR5、R6が一緒になって酸素原子を表す。
式中、R1〜R4はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3のアルキル基、R5、R6はそれぞれ独立してヒドロキシル基、あるいはグルコース、ガラクトースおよびフルクトースからなる群から選ばれる1種また2種以上の糖が1〜3個グリコシド結合した糖鎖残基、あるいはR5、R6が一緒になって酸素原子を表す。
本発明におけるSDG以外の配糖体は、SDGを原料として公知の糖転移酵素を利用する方法等により容易に製造することができる。
SDGは化学合成により得ることができる他、アマニから公知の方法で抽出、精製して得ることができる。
例えば、アマニをミキサー、ホモジナイザーなどの粉砕機で粉砕する。
用いるアマニは、国内産、外国産などの産地や栽培用、搾油用の品種を問わず使用でき、焙煎、非焙煎の処理の有無に関係なく原料として使用できる。
また、搾油工程で産生するアマニ粕を原料としてもよい。
粉砕物をn−ヘキサン等の脂溶性有機溶媒で油分を除去し、脱脂物としてもよい。
SDGが抽出可能な低級アルコール(エタノール、メタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールなど)、またはその含水アルコールで抽出し、必要であればケン化処理、中和を行い、吸着剤としてオクタデシルシリカ(ODS)、シリカゲルなどを使用して、分画、精製することができる。
例えば、アマニをミキサー、ホモジナイザーなどの粉砕機で粉砕する。
用いるアマニは、国内産、外国産などの産地や栽培用、搾油用の品種を問わず使用でき、焙煎、非焙煎の処理の有無に関係なく原料として使用できる。
また、搾油工程で産生するアマニ粕を原料としてもよい。
粉砕物をn−ヘキサン等の脂溶性有機溶媒で油分を除去し、脱脂物としてもよい。
SDGが抽出可能な低級アルコール(エタノール、メタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールなど)、またはその含水アルコールで抽出し、必要であればケン化処理、中和を行い、吸着剤としてオクタデシルシリカ(ODS)、シリカゲルなどを使用して、分画、精製することができる。
SDG精製画分を濃縮乾固したものは、茶褐色の粉末状であり、純度が高いほど白色粉末となる。また、水や含水アルコールなどに溶解する。
保管は、抗酸化物であることから、冷暗所にて保管することが好ましい。
熱、pHに対して安定であることから、抗肥満剤、食品添加物、食品およびペットフードへの配合も可能である。
保管は、抗酸化物であることから、冷暗所にて保管することが好ましい。
熱、pHに対して安定であることから、抗肥満剤、食品添加物、食品およびペットフードへの配合も可能である。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は助剤とともに任意の形態に製剤化して、経口または非経口投与が可能な抗肥満剤とすることができる。
経口投与する場合は、カプセル剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等として投与できる。
また非経口投与する場合は、注射剤、点滴剤及び坐薬のような剤型で投与でき、局所組織内投与、皮内、皮下、筋肉内及び静脈内注射、局所への塗布、噴霧、坐剤、膀胱内注射等の外用的投与法等も用いることができる。
また非経口投与する場合は、注射剤、点滴剤及び坐薬のような剤型で投与でき、局所組織内投与、皮内、皮下、筋肉内及び静脈内注射、局所への塗布、噴霧、坐剤、膀胱内注射等の外用的投与法等も用いることができる。
投与量は、投与方法と、患者の年齢、病状や一般状態等によって変化し得るが、大人では通常、1日当たり有効成分として10〜60,000mgが適当であり、小人では10〜30,000mgが適当である。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤は、一般食品や健康食品に配合することができ、また、食品添加物の成分とすることもできる。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤を配合する食品は特に限定されず、例えば食パン、菓子パン、パイ、デニッシュ、ドーナツ、ケーキ等のベーカリー食品、うどん、そば、中華麺、焼きそば、パスタ等の麺類、天ぷら、コロッケ等のフライ類、カレー、シチュー、ドレッシング等のソース類、ふりかけ類、かまぼこ等の練り製品、ジュース等の飲料、スナック菓子、米菓、飴、ガム等の菓子類を挙げることができる。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤を配合する食品は特に限定されず、例えば食パン、菓子パン、パイ、デニッシュ、ドーナツ、ケーキ等のベーカリー食品、うどん、そば、中華麺、焼きそば、パスタ等の麺類、天ぷら、コロッケ等のフライ類、カレー、シチュー、ドレッシング等のソース類、ふりかけ類、かまぼこ等の練り製品、ジュース等の飲料、スナック菓子、米菓、飴、ガム等の菓子類を挙げることができる。
本発明のリグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤はまた、ペットフードに配合することができる。
ペットフードとは、犬、猫、ハムスター、リス等の哺乳類の愛玩動物用の食餌をいう。
本発明のペットフードの形態は特に限定されるものではなく、例えばドライタイプ、ウェットタイプ、セミモイストタイプ、ビスケットタイプ、ソーセージタイプ、ジャーキータイプ、粉末、顆粒、カプセルなどが挙げられる。
ペットフードとは、犬、猫、ハムスター、リス等の哺乳類の愛玩動物用の食餌をいう。
本発明のペットフードの形態は特に限定されるものではなく、例えばドライタイプ、ウェットタイプ、セミモイストタイプ、ビスケットタイプ、ソーセージタイプ、ジャーキータイプ、粉末、顆粒、カプセルなどが挙げられる。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
[抽出精製]
アマニを粉砕し、n−ヘキサンにより脱脂した後、含水メタノールにより還流抽出を行った。
前記抽出物をケン化処理し、中和後、吸着剤としてオクダデシルシリカ、シリカゲルを使用してSDG画分を精製した。
[抽出精製]
アマニを粉砕し、n−ヘキサンにより脱脂した後、含水メタノールにより還流抽出を行った。
前記抽出物をケン化処理し、中和後、吸着剤としてオクダデシルシリカ、シリカゲルを使用してSDG画分を精製した。
SDG含有量は、高速液体クロマトグラフィーで、分子量は、飛行時間型質量分析計(以下TOF/MSともいう)で確認した。
高速液体クロマトグラフィーによる測定結果を図1に、TOF/MSによる分子量の測定結果を図2に示す。
図1及び図2において一番高いピークがSDGである。
高速液体クロマトグラフィーによる測定結果を図1に、TOF/MSによる分子量の測定結果を図2に示す。
図1及び図2において一番高いピークがSDGである。
[安全性試験]
(1)急性毒性試験
SDG含有量20質量%品(SDG60%品:希釈剤αサイクロデキストリン、1:2で混合)の安全性研究の一環として、マウス(雌、雄)を用い、単回経口投与による急性毒性試験を行った。
投与量は、5g/kgを最高として、2.5g/kg、1.25g/kg、0.625g/kgとした。
(1)急性毒性試験
SDG含有量20質量%品(SDG60%品:希釈剤αサイクロデキストリン、1:2で混合)の安全性研究の一環として、マウス(雌、雄)を用い、単回経口投与による急性毒性試験を行った。
投与量は、5g/kgを最高として、2.5g/kg、1.25g/kg、0.625g/kgとした。
その結果、いずれの群においても死亡を示さず、観察期間中の一般症状としても全く異常は示さなかった。
さらに病理解剖検査において、いずれの群も全く異常を示さなかった。
以上の結果から、SDG20質量%品のマウス(雄雌)に対する急性毒性値(LD50値)は、5g/kg以上であり、本物質は非常に安全性の高い物質であることが示された。
さらに病理解剖検査において、いずれの群も全く異常を示さなかった。
以上の結果から、SDG20質量%品のマウス(雄雌)に対する急性毒性値(LD50値)は、5g/kg以上であり、本物質は非常に安全性の高い物質であることが示された。
(2)変異原生試験について
サルモネラティフィムリウム(Salmonella typhimurium)TA100、TA1535、TA98、TA1537及びエシェリシアコリ(Escherichia coli)WP2uvrA菌株を用いてSDG20質量%品の変異原性を試験した。
その結果、SDG含有量20質量%品において直接法及び代謝活性化法で用いたいずれの菌株でも、遺伝子突然変異を誘発しなかった。
サルモネラティフィムリウム(Salmonella typhimurium)TA100、TA1535、TA98、TA1537及びエシェリシアコリ(Escherichia coli)WP2uvrA菌株を用いてSDG20質量%品の変異原性を試験した。
その結果、SDG含有量20質量%品において直接法及び代謝活性化法で用いたいずれの菌株でも、遺伝子突然変異を誘発しなかった。
[実施例1]
[体重抑制作用の試験]
7週齢の雄性C57BL/6マウス(日本エスエルシー株式会社より入手した)を実験動物として用いた。
前記マウスを1週間普通飼料を与えて飼育後、3群にわけて(5匹/群)、表1に示す飼料を8週間自由摂食させ体重変化を測定した。
水は、水道水を自由に与えた。
飼料は遮光袋に2日分毎に小分けし、4℃で保存した。
[体重抑制作用の試験]
7週齢の雄性C57BL/6マウス(日本エスエルシー株式会社より入手した)を実験動物として用いた。
前記マウスを1週間普通飼料を与えて飼育後、3群にわけて(5匹/群)、表1に示す飼料を8週間自由摂食させ体重変化を測定した。
水は、水道水を自由に与えた。
飼料は遮光袋に2日分毎に小分けし、4℃で保存した。
マウスの体重変化の測定結果を表2に示す。
統計的検定はANOVA解析後、Fischer’s 最小有意差法を行い解析した。
また、これ以外の試験も同様に統計処理した。
統計的検定はANOVA解析後、Fischer’s 最小有意差法を行い解析した。
また、これ以外の試験も同様に統計処理した。
高脂肪食群と有意に差がある群;**P<0.01, *P<0.05 (Pは危険率)
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で体重は有意に減少し、低脂肪食群と同レベルに抑えられた。
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で体重は有意に減少し、低脂肪食群と同レベルに抑えられた。
[脂肪重量抑制作用の試験]
8週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して内臓脂肪(腎周囲脂肪、副睾丸周囲脂肪)を採取し、重量測定を行った。
8週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して内臓脂肪(腎周囲脂肪、副睾丸周囲脂肪)を採取し、重量測定を行った。
高脂肪食群と有意に差がある群;**P<0.01 (Pは危険率)
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で内臓脂肪は有意に減少した。
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で内臓脂肪は有意に減少した。
[肝臓の脂質代謝酵素活性測定 アシル−CoA酸化酵素活性促進効果]
8週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、1850rpmで10分間遠心分離し、上清画分を脂肪酸燃焼させるβ酸化系酵素の一つのアシル−CoA酸化酵素が多く回収される画分として使用した。
8週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、1850rpmで10分間遠心分離し、上清画分を脂肪酸燃焼させるβ酸化系酵素の一つのアシル−CoA酸化酵素が多く回収される画分として使用した。
[アシル−CoA酸化酵素活性測定]
1.緩衝液の調製
100mM リン酸カリウム緩衝液、1.64mM 4−アミノアンチピリン、21.2mM フェノールを混合し緩衝液を調製した。
2.測定用緩衝液の調製
測定当日に4mgのアルブミンと80unitのペルオキシダーゼを前記緩衝液10mlにとかし、さらにフラビンアデニンジヌクレオチド(FDA)溶液を0.1ml添加した。
3.アシル−CoA酸化酵素活性測定
測定用キュベットに測定用緩衝液0.25ml、酵素源10ml、水を加えて0.475mlとし、よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
パルミトイル−CoA溶液を0.025ml添加し、反応を開始し、500nmで吸光度(OD)をチェースした。
1.緩衝液の調製
100mM リン酸カリウム緩衝液、1.64mM 4−アミノアンチピリン、21.2mM フェノールを混合し緩衝液を調製した。
2.測定用緩衝液の調製
測定当日に4mgのアルブミンと80unitのペルオキシダーゼを前記緩衝液10mlにとかし、さらにフラビンアデニンジヌクレオチド(FDA)溶液を0.1ml添加した。
3.アシル−CoA酸化酵素活性測定
測定用キュベットに測定用緩衝液0.25ml、酵素源10ml、水を加えて0.475mlとし、よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
パルミトイル−CoA溶液を0.025ml添加し、反応を開始し、500nmで吸光度(OD)をチェースした。
低脂肪食群や高脂肪食群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群でアシル−CoA酸化酵素活性促進効果が確認できた。
[実施例2]
[体重抑制作用の試験]
7週齢の雄性C57BL/6マウス(日本エスエルシー株式会社より入手した)を実験動物として用いた。
前記マウスを1週間普通飼料を与えて予備飼育後、4群にわけて(5匹/群)、表5に示す飼料を4週間自由摂食させ体重変化を測定した。
水は、水道水を自由に与えた。
飼料は遮光袋に2日分毎に小分けし、4℃で保存した。
[体重抑制作用の試験]
7週齢の雄性C57BL/6マウス(日本エスエルシー株式会社より入手した)を実験動物として用いた。
前記マウスを1週間普通飼料を与えて予備飼育後、4群にわけて(5匹/群)、表5に示す飼料を4週間自由摂食させ体重変化を測定した。
水は、水道水を自由に与えた。
飼料は遮光袋に2日分毎に小分けし、4℃で保存した。
マウスの体重変化の測定結果を表6に示す。
統計的検定はANOVA解析後、Dunnettの多重比較法を行い解析した。
また、これ以外の試験も同様に統計処理した。
統計的検定はANOVA解析後、Dunnettの多重比較法を行い解析した。
また、これ以外の試験も同様に統計処理した。
高脂肪食群と有意に差がある群; *P<0.05 (Pは危険率)
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に0.5%、1.0%SDGを配合した群で体重の低下傾向が認められた。
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に0.5%、1.0%SDGを配合した群で体重の低下傾向が認められた。
[脂肪重量抑制作用の試験]
4週間後、エーテル麻酔し、ただちに開腹して内臓脂肪(腎周囲脂肪、副睾丸脂肪)を採取し、重量測定を行った。
4週間後、エーテル麻酔し、ただちに開腹して内臓脂肪(腎周囲脂肪、副睾丸脂肪)を採取し、重量測定を行った。
高脂肪食群と有意に差がある群; *P<0.05 (Pは危険率)
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で内臓脂肪は有意に減少した。
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で内臓脂肪は有意に減少した。
[血清脂質濃度低下作用の試験]
4週間後、ただちに心臓採血を行った。冷蔵庫にて一晩保存した後、4℃、1200×g、20分遠心分離し、血清を得た。血清中性脂肪値、総コレステロール値を測定した(和光純薬工業株式会社 トリグリセライドE−テストワコー、コレステロールE−テストワコー)。
4週間後、ただちに心臓採血を行った。冷蔵庫にて一晩保存した後、4℃、1200×g、20分遠心分離し、血清を得た。血清中性脂肪値、総コレステロール値を測定した(和光純薬工業株式会社 トリグリセライドE−テストワコー、コレステロールE−テストワコー)。
血清脂質濃度測定結果を表8、表9に示す。
高脂肪食群と有意に差がある群; *P<0.05 (Pは危険率)
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で血清中性脂肪値、総コレステロール値は有意に低下した。
高脂肪食摂取群と比較して、高脂肪食に1.0%SDG添加群で血清中性脂肪値、総コレステロール値は有意に低下した。
[肝臓の脂質代謝酵素活性測定 脂肪酸合成酵素活性抑制効果]
4週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、500×g、4℃で遠心分離し、上清を採取後、さらに9000×gで遠心分離した。その上清画分を脂肪酸合成酵素が多く回収される画分として使用した。
アセチル−CoA存在下においてのマロニル−CoA依存性のNADPHの減少速度で酵素活性を分光法により定量した。
4週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、500×g、4℃で遠心分離し、上清を採取後、さらに9000×gで遠心分離した。その上清画分を脂肪酸合成酵素が多く回収される画分として使用した。
アセチル−CoA存在下においてのマロニル−CoA依存性のNADPHの減少速度で酵素活性を分光法により定量した。
[脂肪酸合成酵素活性測定]
測定用キュベットに0.2M リン酸カリ緩衝液−0.4mM EDTA(pH7.0)0.25ml 、2.5mM アセチル−CoA 0.01ml、10mM NADPH 0.015ml、酵素源(肝臓ホモジネートの9000×g上清)0.010mlを入れ、水を加えて0.490mlとし、よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
340nmの波長でブランク反応をチェースし、一定の値を示す時点で10mMマロニル−CoAを0.010ml加え、反応を開始した。
測定用キュベットに0.2M リン酸カリ緩衝液−0.4mM EDTA(pH7.0)0.25ml 、2.5mM アセチル−CoA 0.01ml、10mM NADPH 0.015ml、酵素源(肝臓ホモジネートの9000×g上清)0.010mlを入れ、水を加えて0.490mlとし、よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
340nmの波長でブランク反応をチェースし、一定の値を示す時点で10mMマロニル−CoAを0.010ml加え、反応を開始した。
高脂肪食群と比較して、高脂肪食に0.5%、1.0%SDGを配合した群で脂肪酸合成酵素活性抑制効果が確認できた。
[肝臓の脂質代謝酵素活性測定 グルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制効果]
4週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、500×g、4℃で遠心分離し、上清を採取後、さらに9000×gで遠心分離した。
その上清画分をグルコース6−リン酸脱水素酵素が多く回収される画分として使用した。
グルコース6−リン酸依存性のNADPHの産生速度として分光法により酵素活性を定量した。
4週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、500×g、4℃で遠心分離し、上清を採取後、さらに9000×gで遠心分離した。
その上清画分をグルコース6−リン酸脱水素酵素が多く回収される画分として使用した。
グルコース6−リン酸依存性のNADPHの産生速度として分光法により酵素活性を定量した。
[グルコース6リン酸脱水素酵素活性測定]
測定用キュベットに0.32M トリス(Tris)−HCl緩衝液(pH7.6)−60mM MgCl2 0.25ml 、24mM NADP 0.025ml、グルコノデルタラクトンリン酸デヒドロゲナーゼ(20units/ml)0.01ml、酵素源(肝臓ホモジネートの9000×g上清) 0.015mlを加え、水で0.475mlとし、よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
66mM グルコース−6リン酸を0.025mlを加え、反応を開始し、340nmでODをチェースした。
測定用キュベットに0.32M トリス(Tris)−HCl緩衝液(pH7.6)−60mM MgCl2 0.25ml 、24mM NADP 0.025ml、グルコノデルタラクトンリン酸デヒドロゲナーゼ(20units/ml)0.01ml、酵素源(肝臓ホモジネートの9000×g上清) 0.015mlを加え、水で0.475mlとし、よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
66mM グルコース−6リン酸を0.025mlを加え、反応を開始し、340nmでODをチェースした。
高脂肪食群と比較して、高脂肪食に0.5%、1.0%SDGを配合した群でグルコース6−リン酸脱水素酵素活性抑制効果が確認できた。
[肝臓の脂質代謝酵素活性測定 カルニチンパルミトイル転移酵素II活性促進効果]
4週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、カルニチンパルミトイル転移酵素II画分として使用した。
カルニチン依存的にアシル−CoAから遊離するCoAをジチオニトロ安息香酸と反応させ、生じる黄色の色素(TNB)の生成を経時的に測定することにより活性値を求めた。
4週間後、前記マウスをエーテル麻酔し、ただちに開腹して肝臓を摘出し、生理食塩水で洗浄した。
肝臓ホモジネートを調整し、カルニチンパルミトイル転移酵素II画分として使用した。
カルニチン依存的にアシル−CoAから遊離するCoAをジチオニトロ安息香酸と反応させ、生じる黄色の色素(TNB)の生成を経時的に測定することにより活性値を求めた。
[カルニチンパルミトイル転移酵素II活性測定]
測定用キュベットに、測定用緩衝液(116mM トリス−塩酸緩衝液、2.5mM
EDTA、0.2% トリトンX−100(pH8.0))0.25ml、酵素源(肝臓の総ホモジネート)0.010mlを入れ、水を加えて0.485mlとする。
よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
412nmの波長でOD変化をチェースし、ODが安定したところで、2mM パルミトイル−CoA溶液を0.010ml添加する。
反応の直線性を確認後、125mM カルニチン溶液0.005ml添加し、反応を開始した。
測定用キュベットに、測定用緩衝液(116mM トリス−塩酸緩衝液、2.5mM
EDTA、0.2% トリトンX−100(pH8.0))0.25ml、酵素源(肝臓の総ホモジネート)0.010mlを入れ、水を加えて0.485mlとする。
よく攪拌後、30℃に保温したセルホルダーに装着した。
412nmの波長でOD変化をチェースし、ODが安定したところで、2mM パルミトイル−CoA溶液を0.010ml添加する。
反応の直線性を確認後、125mM カルニチン溶液0.005ml添加し、反応を開始した。
高脂肪食群と比較して、高脂肪食に0.5%、1.0%SDGを配合した群でカルニチンパルミトイル転移酵素II活性の上昇が確認できた。
[実施例3]
(錠菓及び錠剤の製造)
卵殻カルシウム108g、ピロリン酸第二鉄2g、アスコルビン酸40g、微結晶セルロース40g、還元麦芽糖280g、SDG25gをミキサーによって常法により混合した後、打錠し、錠菓及び錠剤を製造した。
(錠菓及び錠剤の製造)
卵殻カルシウム108g、ピロリン酸第二鉄2g、アスコルビン酸40g、微結晶セルロース40g、還元麦芽糖280g、SDG25gをミキサーによって常法により混合した後、打錠し、錠菓及び錠剤を製造した。
[参考例1]
(サプリメントの製造)
マルチトール35質量部、デキストリン20質量部、卵殻カルシウム10質量部、食物ファイバー10質量部、ビタミンミックス5質量部、ショ糖脂肪酸エステル5質量部、SDG15質量部を使って打錠し、錠剤であるサプリメントを得た。
(サプリメントの製造)
マルチトール35質量部、デキストリン20質量部、卵殻カルシウム10質量部、食物ファイバー10質量部、ビタミンミックス5質量部、ショ糖脂肪酸エステル5質量部、SDG15質量部を使って打錠し、錠剤であるサプリメントを得た。
[参考例2]
(ビスケットの製造)
小麦粉120g、SDG2g、砂糖35g、ショートニング15g、全卵粉2g、食塩1g、炭酸水素ナトリウム0.6g、炭酸アンモニア0.75g、水20gを用いて、常法によりドウを作成し、成形、焙焼してビスケットを製造した。
(ビスケットの製造)
小麦粉120g、SDG2g、砂糖35g、ショートニング15g、全卵粉2g、食塩1g、炭酸水素ナトリウム0.6g、炭酸アンモニア0.75g、水20gを用いて、常法によりドウを作成し、成形、焙焼してビスケットを製造した。
[参考例3]
(パンの製造)
小麦粉3kg、SDG3g、イースト60g、イーストフード3g、砂糖150g、食塩60g、ショートニング150g、脱脂粉乳60g、水2.1kgを用いて、常法によりドウを作成し、成形、焙焼してパンを製造した。
(パンの製造)
小麦粉3kg、SDG3g、イースト60g、イーストフード3g、砂糖150g、食塩60g、ショートニング150g、脱脂粉乳60g、水2.1kgを用いて、常法によりドウを作成し、成形、焙焼してパンを製造した。
[参考例4]
(うどんの製造)
中力小麦粉100質量部に対して、1質量部のSDG、40質量部の水、3質量部の食塩を加えたものを、常法により混捏し、複合1回、圧延3回した後、切刃10番で切り出し、うどんの麺線を得た。
前記うどんを13分間ゆで茹でうどんを得た。
(うどんの製造)
中力小麦粉100質量部に対して、1質量部のSDG、40質量部の水、3質量部の食塩を加えたものを、常法により混捏し、複合1回、圧延3回した後、切刃10番で切り出し、うどんの麺線を得た。
前記うどんを13分間ゆで茹でうどんを得た。
[参考例5]
(ペットフードの製造)
冷凍牛肉75質量部、油脂2質量部、小麦蛋白10質量部、プロピレングリコール5
質量部、小麦粉8質量部、SDG1質量部を常法により混捏、乾燥して棒状ドックフードを得た。
(ペットフードの製造)
冷凍牛肉75質量部、油脂2質量部、小麦蛋白10質量部、プロピレングリコール5
質量部、小麦粉8質量部、SDG1質量部を常法により混捏、乾燥して棒状ドックフードを得た。
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006209538A JP2007308469A (ja) | 2005-11-11 | 2006-08-01 | リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326822 | 2005-11-11 | ||
JP2006118179 | 2006-04-21 | ||
JP2006118177 | 2006-04-21 | ||
JP2006118178 | 2006-04-21 | ||
JP2006209538A JP2007308469A (ja) | 2005-11-11 | 2006-08-01 | リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007308469A true JP2007308469A (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=38841663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006209538A Pending JP2007308469A (ja) | 2005-11-11 | 2006-08-01 | リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007308469A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003075686A1 (fr) * | 2002-03-11 | 2003-09-18 | Suntory Limited | Procede de production de sdg et aliments et boissons le contenant |
-
2006
- 2006-08-01 JP JP2006209538A patent/JP2007308469A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003075686A1 (fr) * | 2002-03-11 | 2003-09-18 | Suntory Limited | Procede de production de sdg et aliments et boissons le contenant |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6946451B2 (en) | Insulin secretion promoter | |
US9492424B2 (en) | Muscle atrophy inhibitor | |
JP7134541B1 (ja) | キサンチンオキシダーゼ阻害用医薬組成物及び食品組成物 | |
KR20070109981A (ko) | 체지방 감소용 조성물 | |
CA2666649A1 (en) | Insulin resistance improving agent | |
KR100887854B1 (ko) | 관절염의 예방제 또는 치료제 | |
KR20060119706A (ko) | 생활 습관병 예방ㆍ개선용의 유지 가공 조성물 | |
JP2008137976A (ja) | 脂肪蓄積抑制剤 | |
KR20180075423A (ko) | 알룰로스를 포함하는, 식물성 유지의 생체 외 배출 촉진용 조성물 | |
JP6273440B2 (ja) | Glp−1産生促進剤、dppiv阻害剤及びグルコース吸収阻害剤 | |
JP2007308469A (ja) | リグナンを有効成分とする男性用抗肥満剤 | |
JP2002153238A (ja) | 食品、飼料及び医薬組成物 | |
AU2013367872B2 (en) | Igf-1 production-promoting agent | |
JP5728972B2 (ja) | 新規レスベラトロール誘導体 | |
JP6044944B2 (ja) | 新規梅加工品の製造方法及びこれを用いた機能性組成物、食品組成物、医薬組成物 | |
JP2006016340A (ja) | ザクロ抽出物を有効成分とする、血中尿酸値低下剤 | |
JP2010126489A (ja) | リパーゼ阻害剤および肥満抑制剤 | |
JP2006347978A (ja) | 抗肥満剤及びこれを含む食品並びにペットフード | |
JP2010105948A (ja) | 脂肪肝抑制剤 | |
JP2008208081A (ja) | Ampk活性化剤 | |
JP7239135B2 (ja) | α-グルコシダーゼ活性阻害剤および血糖値上昇抑制剤 | |
JP2005239550A (ja) | 疲労予防・疲労回復剤 | |
JP5016200B2 (ja) | アカシア属樹皮由来物を含有する腫瘍の予防及び/又は治療用組成物 | |
JP2022129479A (ja) | 肝機能向上剤および肝機能向上用経口組成物 | |
JP2011132173A (ja) | キサンチンオキシダーゼ阻害剤及び尿酸生成阻害剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |