JP2007308355A - 炭化ケイ素単結晶の製造装置及びその製造方法 - Google Patents

炭化ケイ素単結晶の製造装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炭化ケイ素単結晶の生産性を上げると共に、炭化ケイ素単結晶に割れ等が生じ難くする。
【解決手段】原料粉末Mを収容する坩堝17の上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小してあって、坩堝17の天井面に炭化ケイ素からなる種結晶基板23が取付けられ、種結晶基板23の外縁が坩堝17の内壁面に近接し、坩堝17に断熱材27が覆うように設けられ、種結晶基板23の中心が坩堝17の中心線23c上に位置するようになっており、坩堝17内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配を保ちつつ、坩堝17を外側から加熱する加熱手段29,31を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、改良レイリー法(昇華法の1つ)により炭化ケイ素単結晶を製造する炭化ケイ素結晶の製造装置及びその製造方法に関する。
従来の一般的な炭化ケイ素単結晶の製造装置の構成について図5及び図6を参照して説明する。
ここで、図5及び図6は、従来の一般的な炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図(図5は、炭化ケイ素単結晶の成長前の状態、図6は、炭化ケイ素単結晶の成長後の状態を示している)である。なお、「上」とは、図5及び図6において上のことをいい、「下」とは、図5及び図6において下のことをいう。
図5及び図6に示すように、従来の一般的な炭化ケイ素単結晶の製造装置101は、改良レイリー法(昇華法の1つ)により炭化ケイ素単結晶Sを製造する装置であって、黒鉛からなる坩堝103を備えている。また、坩堝103は、原料粉末Mを収容する円筒状の坩堝本体105と、この坩堝本体105の上部に着脱可能に設けられた坩堝蓋107とからなっており、坩堝蓋107の裏面(換言すれば、坩堝103の天井面)には、下方向へ突出した凸部109が設けられている。そして、坩堝蓋107における凸部109には、炭化ケイ素からなる円板状の種結晶基板111が接着剤等によって取付けられている。また、坩堝103には、断熱材113が覆うように設けられている。そして、断熱材113の周辺には、坩堝103を外側から誘導加熱する渦巻き状のコイル(図示省略)が囲むように設けられており、このコイルには、高周波電源(図示省略)が電気的に接続されている。
ここで、坩堝103における上面の温度及び下面の温度を検出しつつ、高周波電源をフィードバック制御することにより、所定の温度勾配を保ちつつ、坩堝103を外側から誘導加熱することができるものである。なお、所定の温度勾配とは、坩堝103内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配のことをいう。
従って、所定の温度勾配を保ちつつ、コイル及び高周波電源によって坩堝103を外側から誘導加熱することにより、坩堝本体105(坩堝103)に収容した原料粉末Mを加熱昇華させて、種結晶基板111の表面に炭化ケイ素単結晶Sを成長(再結晶化)させることができる。これにより、改良レイリー法により炭化ケイ素単結晶Sを製造することができる。
なお、本発明に関連する先行技術として、特許文献1及び特許文献2に示すものがある。
特開2005−239464号公報 特開2000−191399号公報
ところで、原料粉末Mの収容の利便等を考慮して、坩堝103の内側横断面は種結晶基板111に比べて大きくなっており(この場合には、坩堝103の内径が種結晶基板111の外径に比べて大きくなっており)、それに伴い、坩堝103の天井面において、種結晶基板111の外縁から露出する部分(露出部分という)が多くなる。更に、坩堝103の天井面は種結晶基板111の表面よりも高所に位置してあって、坩堝103内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配を保っているため、坩堝103の天井面における露出部分付近の温度が種結晶基板111の表面付近の温度よりも低く、坩堝103の天井面における露出部分に炭化ケイ素からなる結晶が析出され易い。
そして、坩堝の天井面における露出部分に結晶が析出されると、その結晶が核となって、坩堝103内において、炭化ケイ素単結晶Sとは結晶構造の連続しない炭化ケイ素多結晶Pが成長することになる。そのため、炭化ケイ素単結晶Sの成長が阻害されて、炭化ケイ素単結晶Sの生産性を上げることが難しくなると共に、炭化ケイ素多結晶Pから炭化ケイ素単結晶Sに熱応力が加えられて、炭化ケイ素単結晶Sに割れ等が生じ易くなるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決するため、坩堝内において炭化ケイ素多結晶が成長されることを阻止することができる、新規な構成の炭化ケイ素単結晶の製造装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴(請求項1に記載の発明の特徴)は、改良レイリー法により炭化ケイ素単結晶を製造する装置において、上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小してあって、前記原料粉末を収容する坩堝と、前記坩堝の天井面に取付けられ、外縁が前記坩堝の内壁面に近接し、炭化ケイ素からなる種結晶基板と、前記坩堝に覆うように設けられた断熱材と、前記坩堝内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配を保ちつつ、前記坩堝を外側から加熱する加熱手段と、を備えたことである。
第1の特徴によると、前記坩堝の上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小してあって、前記種結晶基板の外縁が前記坩堝の内壁面に近接してあるため、前記坩堝の下側部分の内側横断面を前記種結晶基板に比べて大きくしつつ、前記坩堝の天井面において、前記種結晶基板の外縁から露出する部分を極力少なくすることができる。これにより、前記坩堝の天井面の一部分に炭化ケイ素からなる結晶が析出されることを十分に抑えて、前記坩堝内において炭化ケイ素多結晶が成長(再結晶化)されることを阻止することができる。
本発明の第2の特徴(請求項2に記載の発明の特徴)は、第1の特徴に加えて、前記種結晶基板の中心が前記坩堝の中心線上に位置するようになっていることである。
本発明の第3の特徴(請求項3に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、前記坩堝の天井面に形成された凹部に前記種結晶基板が取付けられていることである。
本発明の第4の特徴(請求項4に記載の発明の特徴)は、改良レイリー法により炭化ケイ素単結晶を製造する製造方法において、上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小した坩堝を用い、前記坩堝に断熱材が覆うように設けられかつ前記坩堝の天井面に炭化ケイ素からなる種結晶基板が前記坩堝の内壁面に近接するように取付けられた状態の下で、前記坩堝内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配を保ちつつ、前記坩堝を外側から加熱することにより、前記坩堝に収容した原料粉末を加熱昇華させて、前記種結晶基板の表面に炭化ケイ素単結晶を成長させることである。
第4の特徴によると、上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小した前記坩堝を用い、前記坩堝の天井面に炭化ケイ素からなる種結晶基板が前記坩堝の内壁面に近接するように取付けられた状態の下で、前記坩堝を外側から加熱しているため、前記坩堝の下側部分の内側横断面を前記種結晶基板に比べて大きくしても、前記坩堝の天井面において、前記種結晶基板の外縁から露出する部分を極力少なくすることができる。これにより、前記坩堝の天井面の一部分に炭化ケイ素からなる結晶が析出されることを十分に抑えて、前記坩堝内において炭化ケイ素多結晶が成長(再結晶化)されることを阻止することができる。
以上の如き、請求項1から請求項4に記載の発明によれば、前記坩堝の天井面の一部分に炭化ケイ素からなる結晶が析出されることを十分に抑えて、前記坩堝内において炭化ケイ素多結晶が成長されることを阻止できるため、前記炭化ケイ素単結晶の生産性を上げることができると共に、前記炭化ケイ素単結晶に割れ等が生じ難くなる。
本発明の実施形態について図1から図4を参照して説明する。
ここで、図1及び図2は、本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図(図1は、ケイ素単結晶の成長前の状態、図2は、炭化ケイ素単結晶の成長後の状態を示している)、図3は、結晶基板周辺の拡大図、図4は、本発明の実施形態の別態様に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図である。なお、「上」とは、図1から図4において上のことをいい、「下」とは、図1から図4において下のことをいう。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る炭素ケイ素単結晶の製造装置1は、改良レイリー法(昇華法の1つ)により炭化ケイ素単結晶Sを製造する装置であって、石英からなる反応管3を備えている。また、反応管3は、円筒状の反応管本体5と、この反応管本体5の上部に設けられた反応管上蓋7と、反応管本体5の下部に設けられた反応管下蓋9とからなっている。
反応管本体5の内部には、冷却水が循環可能な冷却通路11が形成されている。また、反応管上蓋7には、ガス導入口13が形成されており、このガス導入口13には、アルゴンガス、窒素等の不活性ガスを供給する供給ポンプ等のガス供給系(図示省略)が接続されている。更に、反応管下蓋9には、ガス排気口15が形成されており、このガス排気口15には、真空ポンプ等のガス排気系(図示省略)が接続されている。
反応管3内には、黒鉛からなる筒状の坩堝17が配設されており、この坩堝17は、原料粉末Mを収容する坩堝本体19と、この坩堝本体19の上部に着脱可能に設けられた円形の坩堝蓋21とからなっている。なお、原料粉末Mは、本発明に実施形態にあっては炭化ケイ素粉末である。
坩堝本体19の下側部分(換言すれば、坩堝17の下側部分)は、円筒状を呈しており、坩堝本体19の上側部分(換言すれば、坩堝17の上側部分)の内壁面は、上方向に向かってテーパ状に縮小している。なお、坩堝17の上側部分の内壁面は、テーパ状に縮小する代わりに、双曲線状に縮小したり、又は複数段階に分かれてテーパ状に縮小したりしてもよい。また、坩堝本体19及び坩堝蓋21の形状は、図4に示すように適宜に変更可能である。
坩堝蓋21の裏面(換言すれば、坩堝17の天井面)には、炭化ケイ素からなる円板状の種結晶基板23が接着剤等によって取付けられており、種結晶基板23の中心は、坩堝17の中心線17c上に位置するようになっている。
ここで、図3(a)に示すように、種結晶基板23の外縁は、坩堝本体19の内壁面(換言すれば、坩堝17の内壁面)に近接してあって、種結晶基板23の外縁から坩堝17の天井面の外縁までの長さsは、2mm以下になっている。また、図3(b)に示すように、坩堝17の天井面に形成された凹部25に、種結晶基板23が接着剤等によって取付けられるようにしても構わない。更に、坩堝本体19の下側部分の内径をd1とし、種結晶基板23の外径をd2とした場合に、0.3<d1/d2<0.98が成立するようになっている。
坩堝17には、断熱材27が覆うように設けられている。そして、反応管3の周辺には、坩堝17を外側から誘導加熱する渦巻き状のコイル29が囲むように設けられており、このコイル29には、高周波電源31が電気的に接続されている。
ここで、坩堝17における上面の温度及び下面の温度を複数の温度計(図示省略)によって検出しつつ、高周波電源31をフィードバック制御することにより、所定の温度勾配を保ちつつ、坩堝17を外側から誘導加熱することができるものである。なお、所定の温度勾配とは、坩堝17内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配のことをいう。
続いて、本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造方法について説明する。
本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造方法は、改良レイリー法(昇華法の1つ)により炭化ケイ素単結晶Sを製造する製造方法であって、具体的な内容は、次のようになる。
即ち、ガス排気系によって反応管3内のガスを排気し、ガス供給系によって反応管3内にアルゴンガスを供給する。更に、ガスの排気(真空排気)とアルゴンガスの供給を複数回繰り返して、反応管3内のアルゴンガスの圧力が所定の第1ガス圧力(本発明の実施形態にあっては、数10kPa)になるようにする。
そして、上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小した坩堝17を用い、坩堝17に断熱材27が覆うように設けられかつ坩堝17の天井面に種結晶基板23が坩堝17の内壁面に近接するように取付けられた状態の下で、所定の温度勾配を保ちつつ、コイル29及び高周波電源31によって坩堝17を外側から誘導加熱する。また、反応管3内のアルゴンガスの圧力を所定の第1ガス圧力から所定の第2ガス圧力(本発明の実施形態にあっては、数kPa)まで下げる。これにより、坩堝本体19に収容した原料粉末Mを加熱昇華させて、種結晶基板23の表面に炭化ケイ素単結晶Sを成長(再結晶化)させることができる。なお、本発明の実施形態にあっては、坩堝17内における下部の温度は、2300℃から2400℃であって、種結晶基板23近傍の温度は原料粉末Mの温度よりも20℃から100℃程度低くなっている。
炭化ケイ素単結晶Sの成長が終了した後に、反応管3内のアルゴンガスの圧力を所定の第2ガス圧力から所定の第1ガス圧力まで上げて、原料粉末Mの加熱昇華を止める。そして、コイル29及び高周波電源31による坩堝17の誘導加熱を停止して、坩堝17内の温度を常温まで下げる。
以上により、改良レイリー法による炭化ケイ素単結晶Sの製造が終了する。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置1にあっては、坩堝17の上側部分の内壁面が上方向に向かってテーパ状に縮小してあって、種結晶基板23の外縁が坩堝17の内壁面に近接してあるため(本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造方法にあっては、上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小した坩堝17を用い、坩堝17の天井面に種結晶基板23が坩堝17の内壁面に近接するように取付けられた状態の下で、コイル29及び高周波電源31によって坩堝17を外側から誘導加熱しているため)、坩堝17の下側部分の内側横断面を種結晶基板23に比べて大きくしつつ(本発明の実施形態の場合は、坩堝17の下側部分の内径を種結晶基板23の外径に比べて大きくしつつ)、坩堝17の天井面において、種結晶基板23の外縁から露出する部分を極力少なくすることができる。これにより、坩堝17の天井面の一部分に炭化ケイ素からなる結晶が析出されることを十分に抑えて、坩堝17内において炭化ケイ素多結晶P(図6参照)が成長(再結晶化)されることを阻止することができる。
従って、本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置1又はその製造方法によれば、炭化ケイ素単結晶Sの生産性を上げることができると共に、炭化ケイ素単結晶Sに割れ等が生じ難くなる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図であって、炭化ケイ素単結晶の成長前の状態を示している。 本発明の実施形態に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図であって、炭化ケイ素単結晶の成長後の状態を示している。 種結晶基板周辺の拡大図である。 本発明の実施形態の別態様に係る炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図であって、炭化ケイ素単結晶の成長前の状態を示している。 従来の一般的な炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図であって、炭化ケイ素単結晶の成長前の状態を示している。 炭化ケイ素単結晶の成長後における従来の一般的な炭化ケイ素単結晶の製造装置の模式図であって、炭化ケイ素単結晶の成長後の状態を示している。
符号の説明
M 原料粉末
P 炭化ケイ素多結晶
S 炭化ケイ素単結晶
1 炭化ケイ素単結晶の製造装置
3 反応管
17 坩堝
17c 中心線
19 坩堝本体
21 坩堝蓋
23 種結晶基板
25 凹部
27 断熱材
29 コイル
31 高周波電源

Claims (4)

  1. 改良レイリー法により炭化ケイ素単結晶を製造する装置において、
    上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小してあって、原料粉末を収容する坩堝と、
    前記坩堝の天井面に取付けられ、外縁が前記坩堝の内壁面に近接し、炭化ケイ素からなる種結晶基板と、
    前記坩堝に覆うように設けられた断熱材と、
    前記坩堝内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配を保ちつつ、前記坩堝を外側から加熱する加熱手段と、
    を備えたことを特徴とする炭化ケイ素単結晶の製造装置。
  2. 前記種結晶基板の中心が前記坩堝の中心線上に位置するようになっている請求項1に記載の炭化ケイ素単結晶の製造装置。
  3. 前記坩堝の天井面に形成された凹部に前記種結晶基板が取付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の炭化ケイ素単結晶の製造装置。
  4. 改良レイリー法により炭化ケイ素単結晶を製造する製造方法において、
    上側部分の内壁面が上方向に向かって縮小した坩堝を用い、前記坩堝に断熱材が覆うように設けられかつ前記坩堝の天井面に炭化ケイ素からなる種結晶基板が前記坩堝の内壁面に近接するように取付けられた状態の下で、前記坩堝内における上部の温度が下部の温度に比べてやや低くなるように設定した温度勾配を保ちつつ、前記坩堝を外側から加熱することにより、前記坩堝に収容した原料粉末を加熱昇華させて、前記種結晶基板の表面に炭化ケイ素単結晶を成長させることを特徴とする炭化ケイ素単結晶の製造方法。
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