JP2007307989A - 車高センサ用リンク機構の反転防止装置 - Google Patents

車高センサ用リンク機構の反転防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車高センサに用いられるリンク機構の反転を防止する。
【解決手段】 車高センサ10の回動部10Aに、センサ側リンク部材20の一端部が取り付けられる。センサ側リンク部材20の他端部には、例えばボールジョイント30Aを介して、回動自在にアクスル側リンク部材30の一端部が連結され、該アクスル側リンク部材30の他端部は、例えばボールジョイント30Bを介して、アクスル側リンク部材取付部40に回動自在に連結される。車高センサ用ブラケット7には、ストッパ部7A、7Bが設けられ、ストッパ部7Aは、センサ側リンク部材20とアクスル側リンク部材30の本来の位置関係Aにある状態のときだけ、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30を含むリンク機構を組み付けることができるように配設される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体と車軸との間の距離を検出するための車高センサに適用されるリンク機構の反転防止装置に関する。
例えば、特許文献1や特許文献2に開示されるように、車体(ボディ或いはフレーム)と車軸(アクスル)との間にエアスプリングを配設し、該エアスプリングへのエアの供給度合いに応じて車体と車軸との間の距離(すなわち、車体の路面からの高さである車高)を所望に制御可能に構成した車高調整装置が知られている。
かかる車高調整装置は、例えば、車両の走行安定性などを高めたり維持したりするために、或いは、荷揚げ、荷降ろし、乗降の際の利便性等のために、走行速度、路面の凹凸状況、或いは、乗車人数、積載重量等に応じて、車高を所望に制御可能にするものである。
具体的には、車体と車軸との間の距離を車高センサにより実際に検出し、例えば、該検出結果と、目標値と、を比較して、その偏差を縮小するように、エアスプリング内のエア圧力等を制御することにより、車高を所望に制御する。若しくは、操作者のマニュアル操作により、所望に車高を制御する。
ここにおいて、車高調整装置に用いられる車高センサとして、例えば、図5に示すような方法で取り付けられて利用されるものがある。
すなわち、破損や汚損防止などの観点から、車体100側に、例えばポテンショメータなどを含んで構成される車高センサ200が車高センサ用ブラケット110を介して取り付けられ、該車高センサ200への角度位置或いは角度位置変化の入力部である回動部201に、その回動平面内において半径方向に延伸する棒状のセンサ側リンク部材210の一端部が取り付けられている。該センサ側リンク部材210の他端部には、例えばボールジョイント220Aを介して回動自在に、棒状のアクスル側リンク部材220の一端部が連結されており、該アクスル側リンク部材220の他端部は、例えばボールジョイント220Bを介して、回動自在にアクスル300の一部に取り付けられている。
このように構成することで、組み付け性などを確保しながら、アクスルの車体に対する相対的な位置或いは変位(すなわち、車体と車軸との間の距離或いはその変化)を、十分なストロークを確保しつつ高精度に検出することができるようになっている。
しかしながら、例えば、このような車高センサを備えた車両が市場に出荷などされた後において、交換、修理、メンテナンスなどのために、センサ側リンク部材210やアクスル側リンク部材220を組み付ける際に、図5において鎖線で示すように、センサ側リンク部材210及びアクスル側リンク部材220の本来の位置関係Aとは、回動部201とボールジョイント220Bの回動中心を結ぶ直線を挟んで反対側の位置関係Bとなるように反転状態に組み付けてしまうおそれがある。
車高センサ200は、センサ側リンク部材210及びアクスル側リンク部材220が本来の位置関係Aの状態に組み付けられた状態において良好な出力特性が得られるようになっていることから、上述のような反転状態に組み付けてしまった場合には、アクスル300と車体100との間の距離や、アクスル300の車体100に対する相対的な変位を精度良く検出することができなくなり、車高調整制御が満足に行えなくなるおそれ、或いは車高センサ200、センサ側リンク部材210、アクスル側リンク部材220などに損傷を招いてしまうおそれがある。
また、上記のような車高センサ200において、例えば、アクスル300の車体100に対する相対的な変位に応じて、センサ側リンク部材210及びアクスル側リンク部材220は回動中心廻りに回動されることになるが、例えば、エアスプリング(図示せず)が、図5において伸び側にストロークしたことなどにより生じる慣性力の作用により、センサ側リンク部材210及びアクスル側リンク部材220の位置関係が、図5に示した本来の位置関係Aから位置関係Bへ反転してしまうおそれもある。
かかる場合にも、アクスル300と車体100との間の距離や、アクスル300の車体100に対する相対的な変位を精度良く検出することができなくなり、車高調整制御が満足に行えなくなるおそれ、或いは車高センサ200、センサ側リンク部材210、アクスル側リンク部材220などに損傷を招いてしまうおそれがある。
特開昭63−199110号公報 特開2000−335220号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたもので、車高センサに用いられるリンク機構の反転を防止することができる車高センサ用リンク機構の反転防止装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係る車高センサ用リンク機構の反転防止装置は、
車体と車軸との間の距離を検出する車高センサに利用されるリンク機構の反転防止装置であって、
前記車高センサは、当該車高センサに備えられる回動部の回動量に基づき検出信号を出力するセンサであって、車体或いは車軸の一方に取り付けられ、
前記リンク機構は、
一端部が前記車高センサの回動部に連結される第一リンク部材と、
一端部が前記第一リンク部材の他端部に第一回動中心廻りに回動自在に連結され、他端部が車体或いは車軸の他方に第二回動中心廻りに回動自在に連結される第二リンク部材と、
を含んで構成され、
前記第一回動中心が、本来の位置とは前記回動部の回動中心と前記第二回動中心とを前記回動部の回動平面に略平行な平面内において結んだ直線を挟んで反対側に位置する反転位置に位置することができないようにする反転防止手段を含んで構成される。
前記反転防止手段は、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材の組み付け時において、前記第一リンク部材或いは前記第二リンク部材の少なくとも一方に当接することにより、前記第一回動中心が前記反転位置に位置することを防止することを特徴とする。
前記反転防止手段は、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材を本来の位置に組み付けた後において、作用する慣性力が所定レベル以下の状態では、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材に当接しないことを特徴とする。
本発明によれば、簡単かつ安価な構成でありながら、車高センサに用いられるリンク機構の反転を確実に防止することができる。
以下、本発明に係る車高センサ用リンク機構の反転防止装置の一実施の形態について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態に、本発明は限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、車体(ボディ)側のフレーム1に、リーフスプリング2、3が取り付けられ、該リーフスプリング2、3にアクスル(車軸)4が締結部材5を介して一体的に取り付けられている。振動を減衰させるためのショックアブソーバ6は、一端側(図1において下側)において前記アクスル4の一部に取り付けられており、他端側(図1において上側)において前記フレーム1に取り付けられている。
そして、車高センサ10が、車高センサ用ブラケット7を介してフレーム1に取り付けられると共に、該車高センサ10への入力部である回動部10Aに、センサ側リンク部材20の一端部が取り付けられている。該センサ側リンク部材20の他端部には、例えばボールジョイント30Aを介して、回動自在にアクスル側リンク部材30の一端部が連結されており、該アクスル側リンク部材30の他端部は、例えばボールジョイント30Bを介して、アクスル4の動きと連動して図1において上下方向に変位するアクスル側リンク部材取付部40に、回動自在に連結されている。
ここにおいて、センサ側リンク部材20が本発明に係る第一リンク部材として機能し、アクスル側リンク部材30が本発明に係る第二リンク部材として機能する。そして、ボールジョイント30Aが本発明に係る第一回動中心を提供するように機能し、ボールジョイント30Bが本発明に係る第二回動中心を提供するように機能する。
なお、前記アクスル側リンク部材30には、長手方向における長さ調整部として機能する螺合部30Cが備えられており、かかる螺合部30Cにより、車高センサ10、センサ側リンク部材20、アクスル側リンク部材30、アクスル側リンク部材取付部40の、例えば製品誤差・取付誤差など(位置ズレ、長さのズレなど)を容易に調整することができるようになっている。
かかる構成を備えた本実施形態においては、アクスル4とフレーム1との間の距離(すなわち、車高)に応じて、前記センサ側リンク部材20及び前記アクスル側リンク部材30を介して、車高センサ部10の回動部10Aが回動され、車高センサ10に内蔵されるポテンショメータ(図示せず)が回動部10Aの角度位置に応じた電気信号を出力し、CPU、ROM、各種インターフェース、A/D変換器などを含んで構成されるコントロールユニット(図示せず)では、該出力信号を受けて、アクスル4とフレーム1との間の距離(車高)を検出する。
また、アクスル4にフレーム1に対する相対変位(図1、図2において上下動;車体と車軸との間の距離の変化)が生じると、前記アクスル側リンク部材30及び前記センサ側リンク部材20を介して、その変位が車高センサ部10の回動部10Aへ伝達され、その変位に応じて車高センサ10の回動部10Aが回動されることになる。車高センサ10の回動部10Aの角度位置の変化は、車高センサ10に内蔵されるポテンショメータ等を介して電気信号に変換され、その電気信号は前記コントロールユニットへ送られる。
前記コントロールユニットでは、該電気信号を受け、該電気信号及び予め記憶されている車高データなどに基づいて車高の変化を演算により求める。
そして、前記コントロールユニットは、検出された車高或いは車高の変化に基づいて、要求に応じた所望の車高が得られるように、図示しないエアスプリング内のエア圧を、図示しない各アクチュエータを介して制御する。これにより、要求に応じて車高を所望に制御することができるため、例えば、車両の走行安定性などを高めたり維持したりすることができると共に、荷揚げ、荷降ろし、乗降の際の利便性等を向上させることができる。なお、車高センサ10は、左右前後輪など全ての車輪(換言すればアクスル)に対して配設することもできるし、一部の車輪に配設することができるものである。
ここにおいて、本実施の形態では、図2に示すように、前記車高センサ用ブラケット7にストッパ部7A、7Bが設けられている。これらストッパ部7A、7Bは、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30を組み付ける際の、ストッパ部7Aとストッパ部7Bの間に前記センサ側リンク部材20が位置するように組み付けるための作業者に対する目印、マーク等として機能し、これにより、作業効率の向上に寄与すると共に、後述するような誤組み付けの発生の回避に寄与する。
当該ストッパ部7Aは、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の本来の位置関係A(図2中の符号A参照)にある状態のときだけ、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30を含むリンク機構を、前記車高センサ10と前記アクスル側リンク部材取付部40とを連結するように組み付けることができるように配設されている。
すなわち、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の連結部であるボールジョイント30Aが、前記車高センサ10の回動部10Aの回動中心と、前記ボールジョイント30Bの回動中心と、を結ぶ直線を挟んで反対側に位置する反転位置関係B(図2中の符号B参照)にある状態では、前記センサ側リンク部材20と当該ストッパ部7Aとが干渉して組み付けることができない位置に、車高センサ10の取付面から所定量突出して、ストッパ部7Aは設けられている(図3、図4等参照)。
これにより、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の本来の位置関係Aが反転位置関係Bとなるように誤って組み付けられることを確実に防止できる。従って、このような誤組み付けに伴う車高センサ10の誤検出、延いてはコントロールユニットによる誤った車高調整制御が行われることなどを確実に防止することができる。また、誤組み付けに起因する、車高センサ10の回動部10Aや、前記センサ側リンク部材20、前記アクスル側リンク部材30及びこれらの連結部の損傷のおそれなどを確実に防止することができる。
また、前記ストッパ部7Aは、車両走行時などの実働時において、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の位置関係Aが反転位置関係Bとなるのを防止するために、前記センサ側リンク部材20の慣性力の作用による動きを規制するように機能する。
例えば、走行中に凹凸を乗り越えたような場合で、車輪側(すなわち、アクスル4側)から外部入力があった場合などに、アクスル4がフレーム1に対して相対変位する(図1の上下方向に移動する)ことになるが、このとき、アクスル4を支持しているリーフスプリング2、3やエアスプリング(図示せず)が伸縮することになる。
このため、アクスル側リンク部材取付部40を介してアクスル4に連結されているアクスル側リンク部材30のボールジョイント30Aも図1、図2において上下方向に移動することになるが、その移動に伴い生じる慣性力などの作用により、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の位置関係Aが反転位置関係Bとなってしまうおそれがある。
このように、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の位置関係Aが反転位置関係Bとなってしまった場合には、車高センサ10は、正確にアクスル4とフレーム1との間の距離(すなわち、車高)及びその変化を測定することができず、このため、前記コントロールユニットでは車高調整制御を正確に行えなくなってしまう。更には、車高センサ10の回動部10Aや、前記センサ側リンク部材20、前記アクスル側リンク部材30及びこれらの連結部を損傷してしまうなどのおそれもある。
そこで、本実施の形態では、上述したような慣性力の作用により前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の位置関係Aが反転位置関係Bとなるような場合において、前記ストッパ部7Aが前記センサ側リンク部材20と当接して前記センサ側リンク部材20の動きを規制するようになっている。
これにより、上述したような慣性力の作用により引き起こされる、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の位置関係Aが反転位置関係Bとなってしまうという現象を確実に防止することができる。
このため、走行中に凹凸を乗り越えたような場合で、アクスル4がフレーム1に対して相対変位することによる慣性力が生じても、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30の本来の位置関係Aを維持することができ、以って車高センサ10の検出精度を高精度に維持して車高調整制御の信頼性を高めることができると共に、各部の損傷等を確実に防止することができる。
なお、前記ストッパ部7Bは、前記センサ側リンク部材20や前記アクスル側リンク部材30が予め取り付けられた車高センサ10を、組み立て易さなどの観点から組み立て工程において上下反転状態におかれたフレーム1に取り付けられている車高センサ用ブラケット7に組み付ける際に、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30を支える台として利用することができる。或いは、組み立て易さなどの観点から組み立て工程において上下反転状態におかれたフレーム1に車高センサ用ブラケット7を介して取り付けられている車高センサ10に、前記センサ側リンク部材20や前記アクスル側リンク部材30を組み付ける際に、前記センサ側リンク部材20や前記アクスル側リンク部材30を支える台として利用することができる。
ところで、本実施の形態に係るストッパ部7A、7Bは、リーフスプリング2、3が想定される範囲において最も伸びた場合(図1においてアクスル1が最も下方に移動した場合)でも、最も縮んだ場合(図1においてアクスル1が最も上方に移動した場合)でも、前記センサ側リンク部材20と当接しない位置に設けられている。
つまり、本実施の形態に係るストッパ部7Aは、作用する慣性力が所定レベル以下の状態においてはサスペンションのストロークの範囲内において前記センサ側リンク部材20と当接することはなく、慣性力の影響を受ける場合にのみ、各部の遊びなどの存在もあって、前記センサ側リンク部材20と前記アクスル側リンク部材30が不必要に回動してしまい、本来の位置関係Aが位置関係Bへ反転してしまうという現象の発生を防止することができるものである。そして、本実施の形態に係るストッパ部7Bは、実働時において前記センサ側リンク部材20と当接して損傷等を招くことなく、組み立て容易性を向上させることができるものである。
なお、前記ストッパ部7A、7Bは、図3や図4に示すように、例えばプレス加工などにより車高センサ用ブラケット7と一体成形することができるが、これに限定されるものではなく、前記ストッパ部7A、7B、車高センサ用ブラケット7を、それぞれ別体で構成することもできる。
また、上記実施の形態では、車高センサ10を、車高センサ用ブラケット7を介してフレーム1に取り付ける構成として説明したが、これに限定されるものではなく、直接的に車高センサ10をフレーム1に取り付ける構成としてもよく、かかる場合には、前記ストッパ部7A、7Bをフレーム1に一体的或いは別体として取り付けることができるものである。
更に、本実施の形態では、車高センサ10を、フレーム1に取り付ける構成としたが、アクスル4側に取り付ける構成とすることもできるものである。
また、前記ストッパ部7A、7Bは、本実施の形態では、前記センサ側リンク部材20に当接する構成としたが、前記アクスル側リンク部材30に当接して反転位置へ反転することを防止するように配設することもできる。
ところで、本実施の形態では、前記ストッパ部7Aにより、慣性力の作用による反転を防止するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各ボールジョイント30A、30Bの回動量に規制を設け、これによって慣性力の作用による反転を防止することも可能である。
本発明に係る一実施の形態の全体構成を説明する図である。 同上実施の形態に係る車高センサ用リンク機構の反転防止装置を説明する拡大図である。 同上実施の形態に係る車高センサ用リンク機構の反転防止装置を部分的に抜き出して示す図である。 図2のX方向から車高センサ用ブラケットを見た図である。 従来の車高センサ用リンク機構を示す図である。
符号の説明
1 車体(フレーム)
4 車軸(アクスル)
7 車高センサ用ブラケット
7A、7B ストッパ部
10 車高センサ
20 センサ側リンク部材(第一リンク部材)
30 アクスル側リンク部材(第二リンク部材)
30A ボールジョイント(第一回動中心)
30B ボールジョイント(第二回動中心)
40 アクスル側リンク部材取付部

Claims (3)

  1. 車体と車軸との間の距離を検出する車高センサに利用されるリンク機構の反転防止装置であって、
    前記車高センサは、当該車高センサに備えられる回動部の回動量に基づき検出信号を出力するセンサであって、車体或いは車軸の一方に取り付けられ、
    前記リンク機構は、
    一端部が前記車高センサの回動部に連結される第一リンク部材と、
    一端部が前記第一リンク部材の他端部に第一回動中心廻りに回動自在に連結され、他端部が車体或いは車軸の他方に第二回動中心廻りに回動自在に連結される第二リンク部材と、
    を含んで構成され、
    前記第一回動中心が、本来の位置とは前記回動部の回動中心と前記第二回動中心とを前記回動部の回動平面に略平行な平面内において結んだ直線を挟んで反対側に位置する反転位置に位置することができないようにする反転防止手段を含んで構成されたことを特徴とする車高センサ用リンク機構の反転防止装置。
  2. 前記反転防止手段が、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材の組み付け時において、前記第一リンク部材或いは前記第二リンク部材の少なくとも一方に当接することにより、前記第一回動中心が前記反転位置に位置することを防止することを特徴とする請求項1に記載の車高センサ用リンク機構の反転防止装置。
  3. 前記反転防止手段が、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材を本来の位置に組み付けた後において、作用する慣性力が所定レベル以下の状態では、前記第一リンク部材及び前記第二リンク部材に当接しないことを特徴とする請求項2に記載の車高センサ用リンク機構の反転防止装置。
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