JP2007306693A - 交流電力生成装置およびスターリング冷凍機 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減し、かつ装置故障を防ぐことが可能な交流電力生成装置およびスターリング冷凍機を提供する。
【解決手段】交流電力生成装置100は、入力交流電圧を直流電圧に変換し、入力交流電圧を第1の変換倍率に基づいて直流電圧に変換するか、入力交流電圧を第1の変換倍率より大きい第2の変換倍率に基づいて直流電圧に変換するかを切り替える整流回路1と、整流回路1で変換された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路2と、インバータ回路2で変換された交流電圧に基づいて駆動されるリニアモータMと、整流回路1を制御する制御回路3とを備え、制御回路3は、整流回路1の変換倍率を第2の変換倍率から第1の変換倍率に切り替えた時点から所定期間経過前に整流回路1の変換倍率を第2の変換倍率に切り替えた場合、所定期間経過前は第2の変換倍率から第1の変換倍率への切り替えを行なわない。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電力生成装置およびスターリング冷凍機に関し、特に、出力電圧を切り替えることが可能な交流電力生成装置およびスターリング冷凍機に関する。
従来、モータを駆動するための交流電力を生成する交流電力生成装置が開発されている。
たとえば、特許文献1には、以下のような交流電力生成装置を用いた冷蔵庫が開示されている。すなわち、冷蔵庫圧縮機に搭載する直流ブラシレスモータと、この直流ブラシレスモータを回転制御するインバータと、このインバータの入力手段に直流電圧を供給するコンバータと、直流電圧を変化させるコンバータ制御手段とを備え、このコンバータはインバータへ出力する直流電圧の可変手段として倍電圧整流と全波整流とを切り替えるための双方向性スイッチを有し、この双方向性スイッチが、通電率を変化させることによりインバータの直流電圧を可変制御すると共に、通電率の変化が双方向性スイッチの通電率とインバータの通電率とを同期させたものである。
また、特許文献2には、以下のような交流電力生成装置(インバータ装置)を用いた冷蔵庫が開示されている。すなわち、2つの整流ダイオードが直列に接続されてなる直列回路が2組並列に接続されてなり、単相交流電圧を整流する整流回路と、互いに直列に接続され、整流回路に並列に接続された2つの平滑用キャパシタと、整流回路の一方の組の2つの整流ダイオードの接続点と2つの平滑用キャパシタの接続点との間に設けられたスイッチとでモータを駆動するインバータ回路の電源回路を形成し、かつスイッチをオン・オフ制御する制御手段を備え、モータの回転数が所定の値以上になったとき、もしくは急速冷凍の指示があったとき、制御手段がスイッチをオンすることにより、電源回路の状態を全波整流動作状態から倍電圧整流動作状態へ切り替える。
特開2003−18877号公報 特開平6−62596号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2記載の交流電力生成装置では、倍電圧整流および全波整流を切り替えるスイッチに半導体スイッチ(電子式スイッチ)を使用すると、接点抵抗が大きいために電力損失が大きくなり、装置の消費電力が増大してしまう。一方、倍電圧整流および全波整流を切り替えるスイッチに接点抵抗の小さいメカスイッチ(機械式スイッチ)を使用した場合には、所定回数以上の切り替えが行なわれるとメカスイッチの寿命がつきて接点が閉じなくなってしまい、装置故障となってしまう。
それゆえに、本発明の目的は、消費電力を低減し、かつ装置故障を防ぐことが可能な交流電力生成装置およびスターリング冷凍機を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる交流電力生成装置は、入力交流電圧を直流電圧に変換し、入力交流電圧を第1の変換倍率に基づいて直流電圧に変換するか、入力交流電圧を第1の変換倍率より大きい第2の変換倍率に基づいて直流電圧に変換するかを切り替える整流回路と、整流回路で変換された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、インバータ回路で変換された交流電圧に基づいて駆動されるリニアモータと、整流回路を制御する制御回路とを備え、制御回路は、整流回路の変換倍率を第2の変換倍率から第1の変換倍率に切り替えた時点から所定期間経過前に整流回路の変換倍率を第2の変換倍率に切り替えた場合、所定期間経過前は第2の変換倍率から第1の変換倍率への切り替えを行なわない。
好ましくは、整流回路は、入力交流電圧を第1の変換倍率に基づいて直流電圧に変換する全波整流回路を形成するか、入力交流電圧を第2の変換倍率に基づいて直流電圧に変換する倍電圧整流回路を形成するかを切り替える。
より好ましくは、整流回路は、全波整流回路を形成するか、倍電圧整流回路を形成するかを切り替える機械式スイッチを含む。
好ましくは、制御回路は、整流回路の変換倍率を所定回数切り替えた後は、整流回路の変換倍率の切り替えを停止する。
好ましくは、制御回路は、整流回路の変換倍率を所定回数切り替えてから所定期間が経過した後は、整流回路の変換倍率の切り替えを停止する。
好ましくは、制御回路は、さらに、整流回路の変換倍率の切り替えを行なう場合には、インバータ回路を制御してインバータ回路の出力を停止した後、整流回路を制御して整流回路の変換倍率の切り替えを行ない、その後、インバータ回路の出力を再開する。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるスターリング冷凍機は、入力交流電圧を直流電圧に変換し、入力交流電圧を第1の変換倍率に基づいて直流電圧に変換するか、入力交流電圧を第1の変換倍率より大きい第2の変換倍率に基づいて直流電圧に変換するかを切り替える整流回路と、整流回路で変換された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、インバータ回路で変換された交流電圧に基づいて駆動されるリニアモータと、リニアモータによって往復運動するピストンと、ピストンの往復運動に起因する圧力変動によって往復運動するディスプレーサと、整流回路を制御する制御回路とを備え、制御回路は、整流回路の変換倍率を第2の変換倍率から第1の変換倍率に切り替えた時点から所定期間経過前に整流回路の変換倍率を第2の変換倍率に切り替えた場合、所定期間経過前は第2の変換倍率から第1の変換倍率への切り替えを行なわない。
本発明によれば、消費電力を低減し、かつ装置故障を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置を示す図である。
図1を参照して、交流電力生成装置100は、整流回路1と、インバータ回路2と、制御回路3と、ドライブ回路4と、交流電源PSと、コイルL1と、抵抗R1およびR2とを備える。整流回路1は、整流器DBと、切り替え回路SWと、コンデンサC1およびC2とを含む。整流器DBは、ダイオードD1〜D4を含む。インバータ回路2は、たとえばNチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタであるトランジスタTRU、TRX、TRVおよびTRYと、フライホイールダイオードDU、DX、DVおよびDYと、端子AおよびBとを含む。
ダイオードD1は、カソードがダイオードD2のアノードと、コイルL1の一端とに接続され、アノードがダイオードD3のアノードと、コンデンサC2の一端と、抵抗R2の一端と、インバータ回路2の端子Bとに接続される。コイルL1は、他端が交流電源PSの一端に接続される。
ダイオードD2は、カソードがダイオードD4のカソードと、コンデンサC1の一端と、抵抗R1の一端と、インバータ回路2の端子Aとに接続される。
切り替え回路SWは、一端がダイオードD4のアノードと、ダイオードD3のカソードと、交流電源PSの他端とに接続され、他端がコンデンサC1の他端と、コンデンサC2の他端とに接続される。抵抗R1の他端および抵抗R2の他端の接続点に制御回路3が接続される。
インバータ回路2の端子AにトランジスタTRUおよびTRVのドレインが接続される。インバータ回路2の端子BにトランジスタTRXおよびTRYのソースが接続される。トランジスタTRUのソースと、トランジスタTRXのドレインとがリニアモータMの端子Pに接続される。トランジスタTRVのソースと、トランジスタTRYのドレインとがリニアモータMの端子Qに接続される。トランジスタTRU、TRX、TRVおよびTRYのゲートがドライブ回路4に接続される。
フライホイールダイオードDU、DX、DVおよびDYは、トランジスタTRU、TRX、TRVおよびTRYのドレインおよびソース間にそれぞれ接続される。
整流回路1は、交流電源PSから供給される交流電圧を直流電圧に変換してインバータ回路2に出力する。
インバータ回路2は、整流回路からの直流電圧を交流電圧に変換してリニアモータMに出力する。
リニアモータMは、インバータ回路2からの交流電圧に基づいて駆動される。
制御回路3は、切り替え回路SW等、交流電力生成装置100における各回路を制御する。
図2は、制御回路の構成を示す機能ブロック図である。
図2を参照して、制御回路3は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、搬送波発生回路14と、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路WUと、PWM制御回路WVとを含む。
PWM制御回路WUは、PWM制御信号GUおよびGXをそれぞれドライブ回路4経由でトランジスタTRUおよびTRXのゲートに出力することにより、インバータ回路2が出力する交流電圧のうちの正電圧を制御する。PWM制御回路WVは、PWM制御信号GVおよびGYをドライブ回路4経由でそれぞれトランジスタTRVおよびTRYのゲートに出力することにより、インバータ回路2が出力する交流電圧のうちの負電圧を制御する。
RAM12は、ROM13に格納されたプログラムに従ってCPU11で行なわれた演算結果を一時的に記憶する。
図3は、PWM制御信号およびインバータ回路の出力電圧等の波形を示す図である。
図3を参照して、PWM制御回路WUは、搬送波発生回路14から受けた搬送波CARYと、CPU11経由でROM13から取得した信号波SIGとを比較し、比較結果に基づいてPWM制御信号GUおよびGXを出力する。
PWM制御回路WVは、搬送波発生回路14から受けた搬送波CARYと、CPU11経由でROM13から取得した信号波SIGとを比較し、比較結果に基づいてPWM制御信号GYおよびGVを出力する。
交流波形である信号波SIGの1周期の前半においては、トランジスタTRUおよびTRYが間欠的にオン状態となり、トランジスタTRVおよびTRXは常にオフ状態となる。また、信号波SIGの1周期の後半においては、トランジスタTRVおよびTRXが間欠的にオン状態となり、トランジスタTRUおよびTRYは常にオフ状態となる。
つまり、信号波SIGの1周期の前半においてはリニアモータMに正電圧のパルスVPLSが供給され、信号波SIGの1周期の後半においてはリニアモータMに負電圧のパルスVPLSが供給される。したがって、リニアモータMに点線で示す交流波形IWAVEの電流が流れる。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置において形成される全波整流回路の構成を示す図である。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置において形成される倍電圧整流回路の構成を示す図である。
図4および図5において、点線で示す矢印は、交流電源PSから供給される交流電圧が負の場合における電流の流れを示す。一点鎖線で示す矢印は、交流電源PSから供給される交流電圧が正の場合における電流の流れを示す。
図6(a)は、交流電源PSから供給される交流電圧の波形を示す図である。(b)は、全波整流回路の出力電圧の波形を示す図である。
図7(a)は、交流電源PSから供給される交流電圧の波形を示す図である。(b)は、倍電圧整流回路の出力電圧の波形を示す図である。
図6(b)および図7(b)において、点線で示す波形は、交流電源PSから供給される交流電圧が負の場合における整流回路1の出力電圧を示す。一点鎖線で示す波形は、交流電源PSから供給される交流電圧が正の場合における整流回路1の出力電圧を示す。
整流回路1における切り替え回路SWがオフ状態のとき、整流回路1において図4に示すような全波整流回路が形成され、たとえば、図6(a)に示す100VACの入力交流電圧から図6(b)に示す140VDCの直流電圧が生成される。
一方、整流回路1における切り替え回路SWがオン状態のとき、整流回路1において図5に示すような倍電圧整流回路が形成され、たとえば、図7(a)に示す100VACの入力交流電圧から図7(b)に示す280VDCの直流電圧が生成される。
整流回路1において形成される倍電圧整流回路の出力直流電圧の最大値は全波整流回路の出力直流電圧の2倍となる。したがって、整流回路1において倍電圧整流回路が形成される場合には、整流回路1において全波整流回路が形成される場合と比べて、インバータ回路2の出力交流電圧が増加し、リニアモータMに流れる電流が増加する。リニアモータMに流れる電流が増加すると、リニアモータMのストローク長が大きくなり、たとえば後述するスターリング冷凍機の冷凍能力が増大する。
以下、整流回路1において全波整流回路が形成されているときに交流電力生成装置100からリニアモータMに供給される交流電圧を低電圧とも称する。また、整流回路1において倍電圧整流回路が形成されているときに交流電力生成装置からリニアモータMに供給される交流電圧を高電圧とも称する。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置がリニアモータの駆動電圧を切り替える際の動作について説明する。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置がリニアモータの駆動電圧を切り替える際の動作手順を定めたフローチャートである。
制御回路3は、外部から受信した運転指令に含まれる運転情報を抽出する。運転指令は、たとえば10秒おきに交流電力生成装置に送信される。
制御回路3は、今回受信した運転指令が表わす運転指令値が前回の運転指令値から変更されている場合には(S1でYES)、運転指令値と予め記憶している運転指令閾値α%とを比較する(S2)。
ここで、運転指令閾値αは、整流回路1において全波整流回路を形成した場合に実現できるリニアモータMのストローク長に対応する値である。つまり、α%以下の運転指令値に対応するリニアモータMのストローク長は、全波整流回路で生成される直流電圧で実現可能である。一方、α%より大きい運転指令値に対応するリニアモータMのストローク長は、全波整流回路で生成される直流電圧では実現できず、倍電圧整流回路で生成される直流電圧を使用する必要がある。
制御回路3は、運転指令値がα%以下の場合であって(S2でYES)、交流電力生成装置100がリニアモータMに高電圧を供給している、すなわち整流回路1において倍電圧整流回路が形成されているときには(S3でYES)、禁止期間中であるか否かを調査する(S4)。
制御回路3は、禁止期間中である場合には(S4でYES)、切り替えフラグをセットする(S13)。
一方、制御回路3は、禁止期間中でない場合には(S4でNO)、インバータ回路2を制御してインバータ回路2の交流電圧の出力を停止し、リニアモータMの駆動を停止させる(S5)。
そして、制御回路3は、切り替え回路SWをオフ状態に切り替え、整流回路1において全波整流回路を形成することにより、リニアモータMに低電圧を供給する(S6)。
また、制御回路3は、切り替え回路SWをオン状態からオフ状態に切り替えることを禁止する期間(以下、禁止期間とも称する。)をセットする(S7)。
そして、制御回路3は、インバータ回路2を制御してインバータ回路2の交流電圧の出力を再開し、リニアモータMの駆動を再開する(S8)。
そして、制御回路3は、目標出力電圧、すなわち運転指令値に対応する電圧にインバータ回路2の出力電圧を到達させる(S9)。より詳細には、制御回路3におけるCPU11は、PWM制御回路WUおよびWVに出力する搬送波CARYおよび信号波SIGの少なくともいずれか一方を変更する。これにより、インバータ回路2に出力されるPWM制御信号を変更し、運転指令値に対応する電圧にインバータ回路2の出力電圧を到達させる。
また、制御回路3は、運転指令値がα%以下の場合であって(S2でYES)、交流電力生成装置100がリニアモータMに低電圧を供給している、すなわち整流回路1において全波整流回路が形成されているときには(S3でNO)、切り替え回路SWの状態を維持し、目標出力電圧、すなわち運転指令値に対応する電圧にインバータ回路2の出力電圧を到達させる(S9)。
また、制御回路3は、運転指令値がα%より大きい場合であって(S2でNO)、交流電力生成装置100がリニアモータMに低電圧を供給している、すなわち整流回路1において全波整流回路が形成されているときには(S10でNO)、インバータ回路2を制御してインバータ回路2の交流電圧の出力を停止し、リニアモータMの駆動を停止させる(S11)。
そして、制御回路3は、切り替え回路SWをオン状態に切り替え、整流回路1において倍電圧整流回路を形成することにより、リニアモータMに高電圧を供給する(S12)。
そして、制御回路3は、目標出力電圧、すなわち運転指令値に対応する電圧にインバータ回路2の出力電圧を到達させる(S9)。
一方、制御回路3は、運転指令値がα%より大きい場合であって(S2でNO)、交流電力生成装置100がリニアモータMに高電圧を供給している、すなわち整流回路1において倍電圧整流回路が形成されているときには(S10でYES)、切り替え回路SWの状態を維持し、目標出力電圧、すなわち運転指令値に対応する電圧にインバータ回路2の出力電圧を到達させる(S9)。
また、制御回路3は、今回受信した運転指令が表わす運転指令値が前回の運転指令値と同じである場合には(S1でNO)、切り替えフラグがセットされているか否かを調査する(S14)。
制御回路3は、切り替えフラグがセットされていない場合(S14でNO)には、次の運転指令を外部から受信するまで処理を終了する。
また、制御回路3は、切り替えフラグがセットされている場合であって(S14でYES)、禁止期間中であるときには(S15でYES)、次の運転指令を外部から受信するまで処理を終了する。
一方、制御回路3は、切り替えフラグがセットされている場合であって(S14でYES)、禁止期間中でないときには(S15でNO)、切り替えフラグをリセットし(S16)、リニアモータMに低電圧を供給する制御を行なう(S5〜S9)。
図9(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置に対する運転指令値の一例を示す図である。(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置がリニアモータの駆動電圧を切り替える動作の一例を示す図である。図9(b)の丸印は、制御回路3が、インバータ回路2を制御してインバータ回路2の交流電圧の出力を停止し、リニアモータMの駆動を停止させる(S11)タイミングを示している。
図9(a)および(b)を参照して、交流電力生成装置100は、リニアモータMに高電圧を供給している場合において、運転指令値がα%以下となると、リニアモータMの駆動電圧を高電圧から低電圧に切り替える。また、交流電力生成装置100は、禁止期間T1をセットする(タイミングA)。
交流電力生成装置100は、禁止期間T1が経過する前であっても、運転指令値がα%より大きくなると、リニアモータMの駆動電圧を低電圧から高電圧に切り替える(タイミングB)。
交流電力生成装置100は、禁止期間T1が経過した後、運転指令値がα%以下となると、再び、リニアモータMの駆動電圧を高電圧から低電圧に切り替える。また、交流電力生成装置100は、禁止期間T1をセットする(タイミングC)。
交流電力生成装置100は、運転指令値がα%より大きくなると、リニアモータMの駆動電圧を低電圧から高電圧に切り替える(タイミングD)。
交流電力生成装置100は、タイミングCから禁止期間T1より短い期間T0が経過した時に運転指令値がα%以下となっても、タイミングCでセットした禁止期間T1の経過前であるため、リニアモータMの駆動電圧の切り替えを行なわず、高電圧を維持する(タイミングE)。
交流電力生成装置100は、タイミングFにおいても同様に、運転指令値がα%以下となっても、タイミングCでセットした禁止期間T1の経過前であるため、リニアモータMの駆動電圧の切り替えを行なわず、高電圧を維持する(タイミングF)。
交流電力生成装置100は、禁止期間T1が経過した時点で運転指令値がα%以下となっているため、リニアモータMの駆動電圧を高電圧から低電圧に切り替える。また、交流電力生成装置100は、禁止期間T1をセットする(タイミングG)。
ここで、切り替え回路SWである機械式リレーが5万回開閉まで保証されている部品であれば、交流電力生成装置100の組み込まれる製品の使用年数が10年の場合、1日に機械式リレーを開閉できる回数は約14回となる。この場合、禁止時間T1を約1時間40分に設定することで、機械式リレーの寿命と製品の使用年数との関係を最適化することができる。たとえば、交流電力生成装置100の組み込まれる製品が冷蔵庫である場合、冷蔵庫の扉の開閉が頻繁に行なわれることによって運転指令値がα%を挟んで頻繁に上下に変動しても、機械式リレーの故障に起因して冷蔵庫の寿命が極端に短くなることを防ぐことができる。
なお、制御回路3は、切り替え回路SWを所定回数切り替えた後は、切り替え回路SWの切り替えを停止する構成であってもよい。このような構成により、交流電力生成装置100の故障発生を抑制することができる。
また、制御回路3は、切り替え回路SWを所定回数切り替えてから所定期間が経過した後は、切り替え回路SWの切り替えを停止する構成であってもよい。たとえば、制御回路3は、切り替え回路SWを最初に切り替えてから所定期間が経過した後は、切り替え回路SWの切り替えを停止する。このような構成により、交流電力生成装置100の故障発生を抑制することができる。
ところで、特許文献1および特許文献2記載の交流電力生成装置では、倍電圧整流および全波整流を切り替えるスイッチに半導体スイッチ(電子式スイッチ)を使用すると、接点抵抗が大きいために電力損失が大きくなり、装置の消費電力が増大してしまう。一方、倍電圧整流および全波整流を切り替えるスイッチに接点抵抗の小さいメカスイッチ(機械式スイッチ)を使用した場合には、所定回数以上の切り替えが行なわれるとメカスイッチの寿命がつきて接点が閉じなくなってしまい、装置故障となってしまう。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置では、制御回路3は、整流回路1の回路構成を倍電圧整流回路から全波整流回路に切り替えた時点から禁止期間T1が経過する前に、整流回路1の回路構成を全波整流回路から倍電圧整流回路に切り替えた場合、禁止期間T1が経過する前は倍電圧整流回路から全波整流回路に切り替えない。このような構成により、切り替え回路SWの切り替え回数を制限することができ、切り替え回路SWとしてメカスイッチを使用した場合の装置故障の発生を抑制することができる。また、メカスイッチを使用することで、半導体スイッチを使用する場合と比べて交流電力生成装置の消費電力を低減することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置では、制御回路3は、全波整流回路から倍電圧整流回路への切り替えは禁止期間中も許可する。このような構成により、外部からの運転指令に対して交流電力生成装置の出力が不足してしまうことを防ぐことができる。
また、整流回路1において全波整流回路が形成されている場合には、前述のように整流回路1から140VDCの直流電圧がインバータ回路2に出力され、140VDCの直流電圧に基づく駆動電圧がリニアモータMに供給されている。ここで、リニアモータMに駆動電圧を供給している状態において切り替え回路SWをオフ状態からオン状態に切り替えると、整流回路1から280VDCの直流電圧がインバータ回路2に出力され、280VDCの直流電圧に基づく駆動電圧がリニアモータMに供給される。そうすると、リニアモータMの駆動電圧が急激に大きくなり、リニアモータMが組み込まれる装置に異常が発生する。たとえば、後述するスターリング冷凍機ではフリーピストンの衝突、脱調(制御不能)および異音の発生等が起こる。一方、リニアモータMに駆動電圧を供給している状態において倍電圧整流回路から全波整流回路に切り替えた場合も、リニアモータMに供給される電圧が急激に小さくなり、リニアモータMが組み込まれる装置に異常が発生する。
そこで、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置では、制御回路3は、切り替え回路SWの切り替えを行なう場合には、インバータ回路2を制御してインバータ回路2の出力を停止した後、切り替え回路SWの切り替えを行ない、その後、インバータ回路2の出力を再開する。このような構成により、リニアモータMの駆動電圧が急激に変動することを防ぐことができ、リニアモータMが組み込まれる装置を安定して運転することができる。
なお、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置では、整流回路1は、倍電圧整流回路を形成するか全波整流回路を形成するかを切り替える構成であるとしたが、これに限定するものではない。整流回路1が、入力交流電圧から直流電圧への変換倍率を切り替えることができる構成であれば、どのような構成であってもよい。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る交流電力生成装置を使用するフリーピストン型スターリング冷凍機に関する。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係るスターリング冷凍機の構成を示す断面図である。
図10を参照して、スターリング冷凍機200は、ピストン21と、ディスプレーサ22と、シリンダ23と、圧縮空間29と、膨張空間30と、媒体流通路31と、再生器32と、耐圧容器24と、バウンス空間(背面空間)28と、支持バネ25と、支持バネ26と、ボルトおよびナット44と、リニアモータMと、スリーブ34と、リード線40および41と、交流電力生成装置100とを備える。リニアモータMは、内側ヨーク38と、外側ヨーク37と、駆動用コイル36と、永久磁石35とを含む。
スターリング冷凍機200においては、2つの部分で構成されている円筒形状のシリンダ23内に、円柱形のピストン21およびディスプレーサ22が嵌め込まれている。ピストン21とディスプレーサ22とは、圧縮空間29を介して設けられ、共通の駆動軸として軸Yを有している。
ディスプレーサ22の先端側に膨張空間30が形成されている。圧縮空間29と膨張空間30とはヘリウム等の作動媒体が流通する媒体流通路31を介して連通している。媒体流通路31内には、再生器32が設けられている。再生器32は、作動媒体の熱を蓄積するとともに、蓄積した熱を作動媒体に供給する。シリンダ23の略中間には鍔部(フランジ)3aが設けられている。鍔部3aにはドーム状の耐圧容器24が取り付けられることによって密閉されたバウンス空間(背面空間)28が形成されている。
ピストン21は後端側で支持バネ25と一体化されている。ディスプレーサ22はピストン21の中心孔1aを貫通するロッド2aを介して支持バネ26と一体化されている。支持バネ25と支持バネ26とはボルトおよびナット44により連結されている。後述するように、ピストン1が往復運動すると、ディスプレーサ22は、ピストン21とディスプレーサ22との間に生じる慣性力によって、ピストン21に対して所定の位相差を有する状態で往復運動を行なう。
バウンス空間28内のシリンダ23の外側には内側ヨーク38が嵌め込まれている。内側ヨーク38には隙間19を介して外側ヨーク37が対向している。外側ヨーク37の内側には駆動用コイル36が嵌め込まれている。隙間19には環状の永久磁石35が移動可能に設けられている。永久磁石35はカップ状のスリーブ34を介してピストン21と一体化されている。内側ヨーク38、外側ヨーク37、駆動用コイル36、および永久磁石35によって、ピストン21を軸Yに沿って移動させるリニアモータMが構成されている。
駆動用コイル36には、リード線40および41が接続されている。リード線40および41は、耐圧容器24の壁面を貫通し、交流電力生成装置100に接続されている。交流電力生成装置100によってリニアモータMに駆動電力が供給される。
上記構成のスターリング冷凍機200は、リニアモータMによってピストン21が往復運動すると、ピストン21に対して所定の位相差を有する状態でディスプレーサ22が往復運動する。これにより、圧縮空間29と膨張空間30との間を作動媒体が移動する。その結果、逆スターリングサイクルが形成される。
スターリング冷凍機200は、交流電力生成装置のインバータ回路2によって所定の交流波形の駆動電圧がリニアモータMに印加されると、ピストン21がその所定の交流波形の駆動電圧に対応した周期およびストロークで往復運動を行なう。したがって、リニアモータMに印加される駆動電圧を制御することにより、ピストン21の往復運動の周期およびストロークを制御することが可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るフリーピストン型スターリング冷凍機の動作原理をより詳細に説明する。
ピストン21は、リニアモータMにより駆動される。ピストン21は、支持バネ25に弾性的に支持されている。そのため、ピストン21は、その位置と時間との関係が正弦波を描くように運動する。
また、ピストン21の動きにより、圧縮空間29内の作動ガスは、その圧力と時間との関係が正弦波を描くように運動する。圧縮空間29内で圧縮された作動ガスは、まず、放熱用熱交換部としての圧縮空間29から熱を放出する。次に、圧縮された作動ガスは、ディスプレーサ22の周囲に設けられた再生器32で冷却される。その後、圧縮された作動ガスは、再生器32から吸熱用熱交換部としての膨張空間30へ流入する。
膨張空間30の作動ガスは、ディスプレーサ22の動きにより膨張する。膨張した作動ガスは、その温度が低下する。膨張空間30内の作動ガスは、その圧力と時間との関係が正弦波を描くように運動する。膨張空間30内の作動ガスの圧力と時間との関係を示す正弦波は、圧縮空間29内の作動ガスの圧力と時間との関係を示す正弦波に対して、所定の位相差を有する波形であるが、同じ周期で変化する波形である。すなわちディスプレーサ22はピストン21に対して所定の位相差を有する状態で往復運動する。
膨張空間30における冷凍能力は、ディスプレーサ22の往復運動によって生じる膨張空間30内の作動ガスの圧力変動の度合いによって決定される。また、膨張空間30の圧力は、ピストン21の位相とディスプレーサ22の位相との変化、すなわち膨張空間30の圧力と圧縮空間29の圧力との差によって生じるディスプレーサ22とピストン21との相対的な位置の変化によって変動する。
ディスプレーサ22とピストン21との相対的な位置関係は、ディスプレーサ22の質量、支持バネ26のバネ定数およびピストン21の周波数により決定される。また、ディスプレーサ22の質量および支持バネ26のバネ定数は、設計時に決定されるものである。
制御回路3からインバータ回路2へ出力されるPWM制御信号は、デジタル信号すなわちパルス波形である。このパルス波形は、インバータ回路2においてアナログ信号すなわち交流波形に変換される。この交流波形の周波数が、スターリング冷凍機200のピストン21の周波数になる。
なお、デジタル信号をアナログ信号に変換するときには、上述したようにPWMが用いられる。つまり、制御回路3から順次出力される複数のパルスは、その幅が、小さいものから大きなものへと除々に変化し、ピークの幅になった後、除々に小さなものへと戻っていくように構成されている。それにより、交流波形が生成される。
また、スターリング冷凍機200における図示しない運転指令部から交流電力生成装置100に運転指令が送信される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置を示す図である。 制御回路の構成を示す機能ブロック図である。 PWM制御信号およびインバータ回路の出力電圧等の波形を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置において形成される全波整流回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置において形成される倍電圧整流回路の構成を示す図である。 (a)は、交流電源PSから供給される交流電圧の波形を示す図である。(b)は、全波整流回路の出力電圧の波形を示す図である。 (a)は、交流電源PSから供給される交流電圧の波形を示す図である。(b)は、倍電圧整流回路の出力電圧の波形を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置がリニアモータの駆動電圧を切り替える際の動作手順を定めたフローチャートである。 (a)は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置に対する運転指令値の一例を示す図である。(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る交流電力生成装置がリニアモータの駆動電圧を切り替える動作の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るスターリング冷凍機の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 整流回路、2 インバータ回路、3 制御回路、4 ドライブ回路、11 CPU、12 RAM、13 ROM、14 搬送波発生回路、21 ピストン、22 ディスプレーサ、23 シリンダ、24 耐圧容器、25,26 支持バネ、28 バウンス空間(背面空間)、29 圧縮空間、30 膨張空間、31 媒体流通路、32 再生器、34 スリーブ、35 永久磁石、36 駆動用コイル、37 外側ヨーク、38 内側ヨーク、40〜41 リード線、44 ボルトおよびナット、100 交流電力生成装置、200 スターリング冷凍機、WU,WV PWM制御回路、PS 交流電源、L1 コイル、R1,R2 抵抗、DB 整流器、SW 切り替え回路、C1,C2 コンデンサ、D1〜D4 ダイオード、TRU,TRX,TRV,TRY トランジスタ、DU,DX,DV,DY フライホイールダイオード、A,B,P,Q 端子、M リニアモータ。

Claims (7)

  1. 入力交流電圧を直流電圧に変換し、前記入力交流電圧を第1の変換倍率に基づいて前記直流電圧に変換するか、前記入力交流電圧を前記第1の変換倍率より大きい第2の変換倍率に基づいて前記直流電圧に変換するかを切り替える整流回路と、
    前記整流回路で変換された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、
    前記インバータ回路で変換された交流電圧に基づいて駆動されるリニアモータと、
    前記整流回路を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記整流回路の変換倍率を第2の変換倍率から前記第1の変換倍率に切り替えた時点から所定期間経過前に前記整流回路の変換倍率を前記第2の変換倍率に切り替えた場合、前記所定期間経過前は前記第2の変換倍率から前記第1の変換倍率への切り替えを行なわない交流電力生成装置。
  2. 前記整流回路は、前記入力交流電圧を前記第1の変換倍率に基づいて直流電圧に変換する全波整流回路を形成するか、前記入力交流電圧を前記第2の変換倍率に基づいて直流電圧に変換する倍電圧整流回路を形成するかを切り替える請求項1記載の交流電力生成装置。
  3. 前記整流回路は、前記全波整流回路を形成するか、前記倍電圧整流回路を形成するかを切り替える機械式スイッチを含む請求項2記載の交流電力生成装置。
  4. 前記制御回路は、前記整流回路の変換倍率を所定回数切り替えた後は、前記整流回路の変換倍率の切り替えを停止する請求項1記載の交流電力生成装置。
  5. 前記制御回路は、前記整流回路の変換倍率を所定回数切り替えてから所定期間が経過した後は、前記整流回路の変換倍率の切り替えを停止する請求項1記載の交流電力生成装置。
  6. 前記制御回路は、さらに、
    前記整流回路の変換倍率の切り替えを行なう場合には、前記インバータ回路を制御して前記インバータ回路の出力を停止した後、前記整流回路を制御して前記整流回路の変換倍率の切り替えを行ない、その後、前記インバータ回路の出力を再開する請求項1記載の交流電力生成装置。
  7. 入力交流電圧を直流電圧に変換し、前記入力交流電圧を第1の変換倍率に基づいて前記直流電圧に変換するか、前記入力交流電圧を前記第1の変換倍率より大きい第2の変換倍率に基づいて前記直流電圧に変換するかを切り替える整流回路と、
    前記整流回路で変換された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、
    前記インバータ回路で変換された交流電圧に基づいて駆動されるリニアモータと、
    前記リニアモータによって往復運動するピストンと、
    前記ピストンの往復運動に起因する圧力変動によって往復運動するディスプレーサと、
    前記整流回路を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記整流回路の変換倍率を第2の変換倍率から前記第1の変換倍率に切り替えた時点から所定期間経過前に前記整流回路の変換倍率を前記第2の変換倍率に切り替えた場合、前記所定期間経過前は前記第2の変換倍率から前記第1の変換倍率への切り替えを行なわないスターリング冷凍機。
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