JP2007306573A - 周波数アップコンバータ及び周波数ダウンコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】受信RF信号周波数よりかなり低い単一のローカル発信器周波数のみを要する利点を有する2段階のベースバンド及びRF間の周波数をコンバートする直交低調波の周波数ダウンコンバータ及び周波数アップコンバータの提供。
【解決手段】RF信号をベースバンドに変換する周波数ダウンコンバータ(FDC)及びベースバンド信号をRFに変換する周波数アップコンバータは、単一のローカル発信器の直交2成分を使用する。FDCについては、RF信号が低調波ミキサ(204)内でローカル発信器信号(LO)の両成分と混合され、LOの2倍からRF周波数を減じた周波数で周波数成分を有する中間周波数(IF)出力信号を生成する。IF信号は次に2分割され、IF信号を同一のLOのI成分と混合すると共に同一のLOのQ成分と別に混合し、ベースバンドでI成分及びQ成分を有する出力信号を生成する直交ミキサ(206)に供給される。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話通信システム、及びテレビ及びラジオ通信システム等のレーダ及び無線通信システムに関する。
一般に、任意のタイプの無線通信システムにおいて、ベースバンドの音声又はデータ信号は、無線周波数(RF)搬送周波数上で搬送される。このため、回路は、RF搬送信号上にベースバンド信号を置く送信器に設けられねばならない。この処理は一般に周波数アップコンバージョンと称され、この処理を実行する回路は一般に周波数アップコンバータと呼ばれる。同様に受信器において、ベースバンド信号は、受信アンテナが拾った入力(incoming)RF受信信号から抽出されねばならない。この処理は一般に周波数ダウンコンバージョンと称され、この処理を実行する回路は一般に周波数ダウンコンバータと呼ばれる。
周波数アップコンバージョン及び周波数ダウンコンバージョンを実行するために共通に使用されるいくつかの技法がある。このような技法のひとつはヘテロダイン法である。ヘテロダイン法では、RF周波数FRF及びベースバンド周波数FBBの間の(いずれかの方向の)コンバージョンは2段階で行われる。すなわち、一例として周波数ダウンコンバージョンをとると、受信されたRF信号は最初に、RF搬送信号から比較的離れて、例えばRF搬送周波数の半分だけ離間した固定周波数FLO1を有する第1ローカル発振器(LO1)と混合される。RF信号及びLO1信号等の2信号が混合されると、FRF+FLO1及びFRF−FLO1の側バンド周波数で信号を生成する。ミキサの出力は、FRF+FLO1の側バンドを無くすために濾波される。FRF−FLO1の側バンドでの残りの信号は本明細書では、中間信号すなわち周波数FIFにおけるIF信号と称される。次に、その信号は、IF信号の中心周波数で同じ周波数を有する、すなわちFLO2=FIFである第2ローカル発振器信号(LO2)と混合される第2ミキサに取り入れられる。従って、第2ミキサの出力はFIF−FLO2の中心周波数を有する。上述したように、FIF及びFLO2は同じ周波数を有するので、FIF−FLO2=0Hz、すなわちこの第2ミキサの出力の中心周波数は直流(すなわち0Hz)にある。従って、この第2ミキサの出力信号はベースバンドにあり、すなわちベースバンドデータ信号のみが残る。ベースバンド信号は次に、もちろんデータを抽出するために信号処理回路に供給される。
米国特許6810242号明細書 米国特許6813485号明細書
ヘテロダイン法の欠点の一つは、2個のローカル発振器及びその責務のある回路を要し、高価で複雑であることである。
このため、今日では、単一の段階でRF周波数からベースバンドまで周波数ダウンコンバージョンを実行することが一般的である。これらの技法は直接コンバージョン技法と呼ばれる。直接コンバージョン技法は一般的に、二つの範疇、すなわち零IF技法及び低IF技法に入る。
図1(A)は、零IF直接周波数ダウンコンバータを示すブロック図である。この技法において、増幅されたRF信号を生成するために、RF信号が低ノイズ増幅器101に入力される。増幅されたRF信号は二つに分割される。一方の枝は、ローカル発振器信号と混合する第1ミキサ103に供給され、このローカル発振器信号はRF信号の中心周波数と周波数が等しい。他方の枝は、第1ローカル発振器信号と同じ周波数であるが90°位相がずれている第2ローカル発振器信号と混合する第2ミキサ105に供給される。2個のミキサ103,105の出力は、それぞれローパスフィルタ107,109を通り、受信器の入力での画像周波数を拒絶するために、中心が直流であり互いに90°位相がずれた二つのベースバンド信号を生成する。
図1(B)は、比較のために低IF周波数ダウンコンバータを示すブロック図である。この技法は、最終出力が実際には直流ではないことを除き、零IF技法と同様であるが、代わりにミキサの出力で直流オフセットに関連した問題を回避するため、及び低周波数ノイズを無くすために、0Hzから若干(例えば数MHz)変位している。この技法では、RF信号は、増幅されたRF信号を生成するために低ノイズ増幅器111への入力である。増幅されたRF信号は二つに分割される。一方の枝は、ローカル発振器信号と混合する第1ミキサ113に供給され、このローカル発振器信号はRF信号の中心周波数から周波数が若干(例えば数MHz)オフセットしている。他方の枝は、第1ローカル発振器信号と同じ周波数であるが90°位相がずれている第2ローカル発振器信号と混合する第2ミキサ115に供給される。2個のミキサ113,115の出力は、それぞれバンドパスフィルタ117,119を通り、比較的低周波数(例えば数MHz)で互いに90°位相がずれた二つのベースバンド信号を生成する。
零IF周波数アップコンバージョン及び低IF周波数アップコンバージョンの段階は基本的には、零IF周波数ダウンコンバージョン及び低IF周波数ダウンコンバージョン要の段階と逆である。
図1(C)は、典型的な零IF直交直接周波数アップコンバータを示すブロック図である。二つの成分BBI及びBBQを有する直交ベースバンド信号は、最初に第1及び第2ローパスフィルタ138,139を通る。ローパスフィルタの出力は第1及び第2ミキサ141,142にそれぞれ供給され、直交ローカル発振器信号の2直交成分LOI及びLOQと混合される。ローカル発信器信号の周波数は所望のRF送信周波数である。2個のミキサ141,142の出力は加算器144で合成される。加算器144の出力は増幅器146に供給される。増幅器146の出力は、送信用アンテナに転送されたRF信号である。
零IF直接コンバージョン及び低IF直接コンバージョンの双方の利点は、異なる周波数での2個のローカル発振器ではなく、異なる2位相を有する単一のローカル発振器のみを必要とすることである。しかしながら、直接コンバージョンの重大な欠点は、FRF周波数(又は低IF技法の場合、これに非常に近い周波数)に至るまで発振するローカル発振器を要する点である。一般的に、回路が作動する周波数が高いほど、回路はより複雑化し、より高価になる傾向がある。
低調波(sub-harmonic)ミキサも従来技術で公知である。従来の低調波ミキサにおいて、入力RF信号は、非線形性を得るために、入力RF信号の振幅に対して非常に大きな振幅を有するローカル発振器信号で混合される。これら非線形性のため、低調波ミキサは、ローカル発信器信号及び入力RF信号(FLO−FRF)間の差におけるのみならず、2FLO−FRF等の調波における出力信号を生成する。従って、低調波ミキサを使用することにより、RF信号中心周波数よりかなり低い周波数で発振すると共にベースバンド又は任意の所望のIFバンドで信号を依然として生成するローカル発信器を使用してもよい。例えば、24GHzでの受信RF信号から8GHzでの中間周波数信号を生成することが望ましいと仮定しよう。低調波混合の原理を使用すると、低調波ミキサを使用して8GHzでのローカル発信器信号を有するRF信号を混合し、8GHzでの側バンド成分を有する出力を生成することができる。特に、8GHzは2FLO−FRFである。他方、従来のミキサを使用した場合、8GHz(すなわち、24GHz−16GHz=8GHz)での周波数成分を有する出力信号を生成する16GHzで作動するローカル発信器を要するであろう。
10GHz又は24GHz以上の周波数で送信する、今日使用中又は開発中の無線通信システムがある。従って、これらの信号に関連する直接周波数アップコンバージョン及び周波数ダウンコンバージョンは、非常に高い周波数(それ故非常に複雑、高価)ローカル発信器及び位相ロックループ(PLL)を要するであろう。
本発明の装置は、第1データ信号と同一のデータを含む第2データ信号に対して第1周波数が中心にあると共に第1周波数よりも低い第2周波数が中心にある第1データ信号を周波数ダウンコンバートして第1周波数で第1データ信号を受信することを含み、低調波ミキサ内で第1周波数の約1/3の第3周波数を有するローカル発信器信号と第1データ信号を混合して第1周波数及び第3周波数の調波周波数である第4周波数を有する第3データ信号を生成し、第3周波数で直交ローカル発信器信号の第1成分と第3データ信号を混合して第2周波数が中心にある第2データ信号の第1成分を生成し、第3周波数で直交ローカル発信器信号の第2成分と第3データ信号を混合して第2周波数が中心にある第2データ信号の第2成分を生成する。
本発明の装置は、第1データ信号として同じデータを含む第2データ信号に対して第1周波数が中心にあると共に第1周波数よりも高い第2周波数が中心にある第1データ信号を周波数アップコンバートして第2周波数の約1/3である第3周波数を有する、第1発信器信号、及び第1発信器信号とは位相が90°ずれている第2発信器信号を発生することを含み、第1データ信号を受信し、第1発信器信号と第1データ信号を混合して第1及び第2の周波数間の第4周波数が中心にある第3データ信号の第1成分を生成し、第2発信器信号と第1データ信号を混合して第4周波数が中心にあると共に第3データ信号の第1成分と位相が90°ずれている、第3データ信号の第2成分を生成し、第3データ信号の第1及び第2の成分を合成して合成された第3データ信号を生成し、低調波ミキサ内で第1及び第2の発信器信号の少なくとも一方と、合成された第3データ信号を混合して第3及び第4の周波数の調波周波数である第2周波数を有する第2データ信号を生成する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
本発明は、受信RF信号周波数よりかなり低い単一のローカル発信器周波数のみを要する利点を有する2段階のベースバンド及びRF間の周波数をコンバートする直交低調波の周波数ダウンコンバータ及び周波数アップコンバータに関する。
本発明は、単一のローカル発信器信号の直交する2成分を使用する。一例として第1段階でダウンコンバータを使用すると、RF信号は、多位相のローカル発信器信号(LO)信号を使用して低調波ミキサ内でRF周波数の約1/3でLOの両成分、この場合は直交する2信号で混合し、ローカル発信器周波数の2倍からRF周波数を減じた周波数、すなわち2FLO−FRF=1/3FRF=FIFを有する中間周波数(IF)出力信号を生成する。第2段階では、このIF信号が2分割され、IF信号を同じローカル発信器信号のI成分と混合すると共にIF信号を同じローカル発信器信号のQ成分と別途混合する直交ミキサに供給され、I成分及びQ成分からなるベースバンド付近で信号を生成する。特に、FIF=2FLO−FRFであり、ローカル発信器信号LOは受信RF信号の中心周波数の1/3付近の周波数3FLO=FRFを有するので、出力は3FLO−FRFで周波数成分を有する。従って、3FLO−FRFはベースバンド付近で0Hzである。
この解決策は、コンバージョンの2段階でRF及びベースバンド間の効果的な周波数コンバージョンを許容するが、単一のローカル発信器を使用するだけである。さらに、ローカル発信器は、直接コンバージョン周波数コンバータのローカル発信器より低い周波数で発振する。従って、本発明は、従来の周波数コンバータより高価でも複雑でもない周波数コンバータを提供する。
図2(A)は、本発明の原理に従った典型的な周波数ダウンコンバータ200の基本部品を示すブロック図である。
最初に、アンテナから受信されたRF信号は低ノイズ増幅器202で増幅される。増幅された受信RF信号は低調波ミキサ204の一入力に提供される。幹さ204は、同じ周波数を有するが互いに位相が90°ずれている、すなわち直交している2個のローカル発信器信号を受信するための異なる2入力端子を有する。これら2信号を以下ではLOI及びLOQと称する。ローカル発信器は、RF信号周波数FRFの1/3である周波数FLOを有する。このため、単に一例として、RF信号が24GHzの周波数を有する場合、ローカル発信器が信号を生成する必要があるのは8GHzのみにおいてである。それ故、ローカル発信器を、より高周波数のローカル発信器を要する直接コンバージョンタイプの周波数ダウンコンバータにおけるよりも複雑でなく、コストを低減することができる。低調波ミキサ204は多位相LO信号を使用するので、ミキサ204からの信号出力は複数の調波成分を具備する。このため、FRF−FLO及びFRF+FLOで通常の側バンド成分を生成する代わりに、2FLO−FRF及び2FLO+FRFを含む調波の側バンド周波数成分を生成する。本技法で興味があるのは、中間周波数すなわちIFとして使用されるべき2FLO−FRFでの調波成分である。
低調波ミキサ204からのIF信号出力が2分割され、ミキサ206a,206bからなる直交ミキサに供給される。ミキサ206aはIF信号をローカル発信器のLOI成分と混合するのに対し、ミキサ206bはIF信号をローカル発信器のLOQ成分と混合する。これは、低調波ミキサ204で使用されるものと同じローカル発信器である。
従って、直交ミキサ206の出力は、互いに位相が90°ずれていて(FIF=2FLO−FRFであるので)3FLO−FRFでの周波数成分を有する2信号を具備する。ローカル発信器信号LOは受信RF信号の中心信号の1/3の周波数を有するので、3FLO=FRF、すなわち3FLO−FRF=0Hzである。従って、これら2信号は直流(すなわちベースバンド)である。
以下ではBBI及びBBQと称されたこれら二つのベースバンド直交信号はそれぞれ、元の受信RF信号上に搬送されたベースバンド信号を具備する。これら信号は、その信号に含まれるいかなるデータを抽出するために別の信号処理に転送される。
低調波ミキサ204を、図2(B)に示されるような非線形低調波ミキサに置換することができる。他の全ての部品は、図2(A)に示されるものと本質的に同じである。ミキサ284は、図2(B)に関連して上述したミキサ204とは異なる種類の低調波ミキサである。RF信号をLOのI成分及びQ成分の両方と混合する代わりに、RF信号のみをLO信号の一成分、すなわちLOIと混合する。しかし、LOIは、ミキサ内で非線形を生成するために、RF信号の振幅に対して非常に大きな振幅に増幅され、図2(A)の実施形態にあるように、2FLO−FRF等のFLO−FRFの調波での成分を有する出力信号の発生という結果になる。
図3(A)は、本発明の上述した典型的な実施形態に従った2段階周波数コンバージョンを示す。参照符号301で示されるように、入力信号は周波数FRFを中心とする。低調波ミキサの出力は、周波数2FLO−FRFを中心とする対象の側バンド成分を有する。ローカル発信器信号がRF信号周波数の1/3と等しい周波数にあると仮定すると、この中間周波数FIF=2FLO−FRF=FRF/3である。周波数2FLO−FRFでのIF信号303が周波数FLOでの同じローカル発信器信号と混合される第2ダウンコンバージョン段階において、本例においてFLO=FRF/3及びFIF=FRF/3であるので、信号はベースバンド信号305(0Hz)にさらにダウンコンバートされる。このため、FLO=FIFであるのでFIF−FLO=0である。
代わりに、必要なら、低IFダウンコンバージョンの上述の利点を得るために、本発明の原理に従って低調波直交ミキサを構成し、直流から若干オフセットしたベースバンド信号を生成してもよい。これは、1/3FRFより若干大きい又は若干小さいローカル発信器周波数を作成することにより達成される。1/3FRFからのオフセット量は、ベースバンド信号がデジタル又はアナログ信号プロセッサにより処理できるのに十分に低い周波数を有するような量であるべきである。現在のところ、約1GHzの周波数でデータ信号を扱うデジタルプロセッサが公知である。従って、FRF/3からのオフセット量は333.3MHz(すなわち1GHzの1/3)にすることができ、この数字はより高速でより大電力のプロセッサが入手可能になると増加するであろう。しかし、より好適には、現在入手可能なプロセッサでは、FRF/3のオフセット量は、約100MHz又は200MHzの範囲内に保たれるべきである。
図3(B)は、低IFの一実施形態用の周波数コンバージョン段階を示す。特に参照符号311で示されるように、入力信号は周波数FRFにある。低調波ミキサは、その信号を、FRF/3から若干オフセットした周波数を有するローカル発信器信号と混合する。本例において、信号はFRF/3よりも若干大きい。このため、低調波ミキサの出力は、参照符号313で示されるように2FLO−FRFから若干オフセットした(すなわちFRF/3から若干オフセットした)成分を有する。IF信号313が周波数FRF/3での同じローカル発信器信号と混合される第2ダウンコンバージョン段階において、信号は、参照符号315で示されるように直流(0Hz)よりも若干高い中心周波数に変換される。
図4は、本回路400の原理に従った直交低調波周波数ダウンコンバータの詳細な回路図を示す。図4は、回路400の異なる一実施形態を示す。従って、アンテナからの入力RF電圧信号はVRF+及びVRF-として表わされる。アンテナからの入力RF電圧信号は、電圧・電流コンバータ402に入力され、2出力信号、すなわちIRF+及びIRF-を発生させる。これら2信号は、2個のスイッチ室(switch cell)404a,404bを具備する低調波コンバータ404の入力に置かれる。スイッチ室404aはIRF+及びIRF-をローカル発信器信号の第1成分と混合するのに対し、スイッチ室404bは、VLO/Iと同じ周波数であるが位相が90°異なる周波数を有するローカル発信器信号の第2成分VLO/Qをスイッチ室404aの出力と混合する。
従って、低調波ミキサ404の出力は、2FLO−FRFでの周波数成分を有する差信号を具備する。以下では、差信号の2成分をIF+及びIF−と称する。2信号はそれぞれ2分割され、直交ミキサ406の入力に供給される。直交ミキサ406は2個のスイッチ室406a,406bを具備する。スイッチ室406aは差信号をVLO/Iと混合し、スイッチ室406bは差信号をVLO/Qと混合する。従って、直交ミキサの出力は、入力RF信号上に搬送されたベースバンド信号であり、4信号ライン、すなわちBBI+,BBI-,BBQ+,BBQ-を具備する。
これらベースバンド信号は次に、電圧コンバータ408a,408bにより電流信号から電圧信号に変換され、各々差信号を有し互いに位相が90°ずれた2差電圧信号VBB/I及びVBB/Qを生成する。換言すると、これらは、4出力信号ライン、すなわちVBB/I+,VBB/I-,VBB/Q+,VBB/Q-がある。
全スイッチは、本発明が例えばバイポーラ、CMOS、BiCMOS、MOSFET及びMESFETを含む任意の合理的な技法で実施することができるという事実を強調するために図4に概略的に示される。
図5(A)は、NMOS技法で実施された図4に示された低調波直交周波数ダウンコンバータの典型的な回路の実施形態である。特に、電圧・電流コンバータ402は、2個のトランジスタM1A,M1Bとして実施される。M1A,M1Bの電流端子は、VDD及び接地の間に結合される。これら2個のトランジスタのゲートは、RF+信号及びRF−信号にそれぞれ結合される。低調波ミキサ404は、図示されるように4個のNMOSトランジスタによりそれぞれ実施される2個のスイッチ室404a,404bを具備する。上述したようにスイッチ室406a,406bを具備する直交ミキサ406は、低調波ミキサにあるように同じトランジスタ設計、すなわち図示されるように接続された4個のNMOSトランジスタを具備するトランジスタ設計を使用して実施される。最後に、電流・電圧コンバータ408は、抵抗501,502,503,504を使用する受動コンバータとして図示され、電流信号を電圧信号に変換する。
代わりに、電流・電圧コンバータは、図5(B)に示されたような能動回路部品で形成されてもよい。特に、作動オペアンプ538は、非反転入力及び反転入力でそれぞれIBB+及びIBB-を受信する。帰還抵抗539,540は、図示されるように、オペアンプ538の入力及び出力の間に結合される。
ベースバンド信号をRF送信信号に周波数アップコンバートするための本発明に従った技法及び装置は基本的には、周波数ダウンコンバージョン処理用に上述したものと逆である。図6は、本発明の原理に従った低調波直交周波数アップコンバータ600のブロック図である。図示されるように、成分BBI及びBBQを具備する直交ベースバンド信号は、直交ローカル発信器の直交成分LOI及びLOQと混合される直交ミキサ601第1及び第2のミキサ602,603の入力に供給される。再度典型例を示す目的で、ローカル発信器は、所望の1/3RF送信周波数の周波数を有すると仮定しよう。
ミキサ602,603の出力は、ローカル発信器の周波数からベースバンド信号の周波数を減じた周波数、及びローカル発信器の周波数にベースバンド信号の周波数を加算した周波数、すなわちFLO+/−FBBを中心とする。本発明の零IFタイプの一実施形態を仮定すると、ベースバンド信号の中心周波数は0Hzである。従って、ミキサ602,603の出力での信号の中間周波数FIFはFLO−0Hz=FLO、すなわち1/3FRFである。
直交ミキサ601における2個のミキサ602,603の出力は、加算器604で合成される。加算器604の出力は、多位相低調波ミキサ605の一入力に供給される。多位相低調波ミキサは、この合成信号を、直交ミキサ601で使用された同じローカル発信器信号LOI及びLOQと混合される。低調波ミキサ605の出力は、FLO=FIF=1/3FRFであるので、2FLO+FLO=3FLO=FRFとも記載される少なくとも2FLO+FIFでの周波数成分を含む種々の調波での成分を具備する。2FLO−FLO=FLOにおける調波等の低調波ミキサの出力に含まれるほかの周波数成分は、簡単に濾波することができる。
上述の説明は、本発明の零IFタイプの実施形態に関するものである。低IFタイプの一実施形態において、これらの周波数は、代わりに2FLO+FLO+/−FBB=3FLO+/−FBBになるであろう。
低調波605の直交出力は、それらが増幅される電力増幅器607に提供される。増幅器607の出力は送信用アンテナに転送される。
図6の周波数アップコンバータ600の信号経路におそらく込み込まれる種々のフィルタは、本発明を分かり難くしないようにするために図示していない。しかし、FRF以外の周波数での周波数成分をバンドパス濾波するための上述のフィルタを電力増幅器607の直前に配置することは、当業者には明白であろう。また、BBI及びBBQをローパス濾波するために、直交ミキサ601の各ミキサ602,603の前にローパスフィルタがおそらく配置されるであろう。
図7は、図6の周波数アップコンバータの詳細図であり、コンバータの異なる実施形態700を示す。
図示されるように、ベースバンド入力信号VBB/I,VBB/Qは、電圧・電流コンバータにより電圧領域から電流領域へ電圧・電流変換段階701で変換される。電圧・電流コンバータ段階700の4個の異なる直交出力は、直交ミキサ601の2個のスイッチ室705a,705bに送られる。図6との関連で上述したように、出力が合成され、低調波ミキサ605に供給される。多位相低調波ミキサ605は、図6との関連で上述したようにIF差信号が直交ローカル発信器信号と混合される2個のスイッチ室707a,707bを具備することができる。図示されているように、多位相低調波ミキサは、直列に結合された2個のスイッチ室707a,707bを具備する。各スイッチ室は、合成された差IF信号をローカル発信器のQ成分と混合すると共にローカル発信器信号のI成分と混合する(逆もまた同様)。混合の順序、すなわちIF信号を最初にローカル発信器のI成分又はQ成分のいずれかと混合するかは、無関係である。どちらの順序でも容認できる。低調波ミキサの差出力は電流・電圧コンバータ709に供給される。増幅が必要な場合、増幅器(図示せず)をコンバータ709の後に配置してもよい。所望のRF出力周波数での差出力電圧信号は次に、送信用アンテナに供給される。
スイッチ室705a,705b,707a,707bは、例えば図5に示された典型的な周波数ダウンコンバータで使用されるスイッチ室と同一に実施することができる。
本明細書に開示された周波数アップコンバータ、周波数ダウンコンバータ及び装置は、RF送信周波数よりかなり低い周波数でのローカル発信器信号を使用する超高周波での作動を可能にする。この解決策の主な利点には、ローカル発信器用に単一の周波数合成器のみを要することが含まれる。また、合成器は、RF送信/受信周波数、すなわち1/3よりもかなり低い周波数で作動する。さらに、技法は、両周波数変換段階を実行するために、同一周波数で互いに位相が90°異なった2ローカル発信器信号のみを要する。また、ローカル発信器信号を、より正確に、低コスト且つより低電力で発生させることができる。
本発明は、通信用途又はレーダ用途の新たな高周波規格の必要性に対し、低電力且つ低コストの解決策を提供する。
本発明の特定実施形態を説明したが、当業者には種々の変形、変更及び改良が容易に想起されよう。本開示により明白になったこのような変形、変更及び改良は本明細書に明示していなくても本明細書の一部であることが意図されており、本発明の真髄の範囲内であることが意図されている。従って、上述の説明は、例示目的であって本発明を限定することを意図したものではない。本発明は、特許請求の範囲に規定されるもの及びその等価物にのみ限定される。
(A)従来技術の典型的な零IF直交周波数ダウンコンバータ回路を示すブロック図であり、(B)従来技術の典型的な低IF直交周波数ダウンコンバータ回路を示すブロック図であり、(C)従来技術の典型的な低IF直交周波数アップコンバータ回路を示すブロック図である。 (A)本発明の原理に従った直交低調周波数ダウンコンバータのブロック図であり、(A)本発明の原理に従った別の直交低調周波数ダウンコンバータのブロック図である。 本発明の原理に従った周波数ダウンコンバージョン段階を示すグラフである。 本発明の原理に従った直交低調周波数ダウンコンバータの概略図である。 (A)本発明の可能な一実施形態に従った直交低調周波数ダウンコンバータの回路図であり、(B)(A)の電流−電圧コンバータ回路の別の一実施形態の概略図である。 本発明の原理に従った直交低調周波数アップコンバータの概略図である。 本発明の可能な一実施形態に従った直交低調周波数アップコンバータの回路図である。
符号の説明
200 周波数ダウンコンバータ
202 増幅器
204 低調波ミキサ
206 直交ミキサ
206a 第1ミキサ部品
206b 第2ミキサ部品
402 電圧・電流コンバータ
408a,408b 電流・電圧コンバータ
600 周波数アップコンバータ
601 直交ミキサ
602 第1ミキサ部品
603 第2ミキサ部品
604 合成回路(加算器)
605 低調波ミキサ
607 増幅器
701 電圧・電流コンバータ
709 電流・電圧コンバータ

Claims (20)

  1. 第1データ信号と同一のデータを含む第2データ信号に対して第1周波数が中心にあると共に前記第1周波数よりも低い第2周波数が中心にある前記第1データ信号を変換する周波数ダウンコンバータ(200)であって、
    第1位相を有する第1成分、及び該第1成分とは位相が90°異なる第2位相を有する第2成分を有する直交信号を、前記第1周波数の約1/3である第3周波数で発生させるローカル発信器と、
    第1入力端子で前記第1データ信号を受信するよう結合されると共に、第2及び第3入力端子で前記ローカル発信器の信号における前記第1及び第2の成分の少なくとも一方を受信するよう結合され、前記第1周波数及び前記第3周波数の調波周波数である第4周波数を有する第3データ信号を発生する低調波ミキサ(204)と、
    第1ミキサ部品(206a)及び第2ミキサ部品(206b)を有する直交ミキサ(206)とを具備し、
    前記第1ミキサ部品は、前記第3データ信号を前記直交ローカル発信器信号の第1成分と混合するように結合されて前記第2周波数が中心にある前記第2データ信号の第1成分を生成し、
    前記第2ミキサ部品は、前記第3データ信号を前記直交ローカル発信器信号の第2成分と混合するように結合されて前記第2周波数が中心にある前記第2データ信号の第2成分を生成することを特徴とする周波数ダウンコンバータ。
  2. 前記第1データ信号は、無線周波数搬送信号上に搬送されるベースバンドデータ信号を具備することを特徴とする請求項1記載の周波数ダウンコンバータ。
  3. 前記第2データ信号は0Hzが中心にあることを特徴とする請求項2記載の周波数ダウンコンバータ。
  4. 前記第2データ信号は0Hz以外の周波数が中心にあることを特徴とする請求項2記載の周波数ダウンコンバータ。
  5. 前記第3周波数は前記第1周波数の1/3であることを特徴とする請求項3記載の周波数ダウンコンバータ。
  6. 前記第3周波数は前記第1周波数の約1/3であることを特徴とする請求項4記載の周波数ダウンコンバータ。
  7. 前記第3周波数は前記第1周波数の1/3の333.3MHzの範囲内にあることを特徴とする請求項6記載の周波数ダウンコンバータ。
  8. 前記第4周波数における前記第3データ信号は、前記第3周波数の2倍から前記第1周波数を減じた周波数の調波を具備することを特徴とする請求項1記載の周波数ダウンコンバータ。
  9. 前記低調波ミキサの前記第1入力端子及び前記第1データ信号間に結合された増幅器(202)をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の周波数ダウンコンバータ。
  10. 前記低調波ミキサの前記第1入力端子及び前記第1データ信号間に結合された電圧・電流コンバータ(402)と、
    出力端子及び前記直交ミキサに結合された入力端子を有する電流・電圧コンバータ(408a,408b)と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の周波数ダウンコンバータ。
  11. 第1データ信号と同一のデータを含む第2データ信号に対して第1周波数が中心にあると共に前記第1周波数よりも高い第2周波数が中心にある前記第1データ信号を変換する周波数アップコンバータ(600)であって、
    第1位相を有する第1成分、及び該第1成分とは位相が90°異なる第2位相を有する第2成分を有する直交信号を、前記第2周波数の約1/3である第3周波数で発生させるローカル発信器と、
    前記第1データ信号を前記発信器信号の前記第1成分に混合するように結合されて第4周波数が中心にある第3データ信号の第1成分を生成する第1ミキサ部品(602)、及び前記第1データ信号を前記発信器信号の前記第2成分に混合するように結合されて前記第4周波数が中心にある前記第3データ信号の第2成分を生成する第2ミキサ部品(603)を有する直交ミキサ(601)と、
    前記第3データ信号の前記第1及び第2の成分を合成して合成後の第3データ信号を生成する合成回路(604)と、
    第1入力端子で前記合成後の第3データ信号を受信するよう結合されると共に、少なくとも第2入力端子で前記ローカル発信器の信号における前記第1及び第2の成分の少なくとも一方を受信するよう結合され、前記第3及び第4の周波数の調波周波数である前記第2周波数を有する前記第2データ信号を発生する低調波ミキサ(605)と、
    を具備することを特徴とする周波数アップコンバータ。
  12. 前記第1データ信号は、無線周波数搬送信号上に搬送されるベースバンドデータ信号を具備することを特徴とする請求項11記載の周波数アップコンバータ。
  13. 前記第1データ信号は0Hzが中心にあることを特徴とする請求項12記載の周波数アップコンバータ。
  14. 前記第1データ信号は0Hz以外の周波数が中心にあることを特徴とする請求項12記載の周波数アップコンバータ。
  15. 前記第3周波数は前記第2周波数の1/3であることを特徴とする請求項11記載の周波数アップコンバータ。
  16. 前記第3周波数は前記第2周波数の約1/3であることを特徴とする請求項14記載の周波数アップコンバータ。
  17. 前記第3周波数は前記第2周波数の1/3の333.3MHzの範囲内にあることを特徴とする請求項16記載の周波数アップコンバータ。
  18. 前記第4周波数における前記第3データ信号は、前記第3周波数の2倍から前記第1周波数を減じた周波数の調波を具備することを特徴とする請求項11記載の周波数アップコンバータ。
  19. 前記第2データ信号を増幅するよう結合された増幅器(607)をさらに具備することを特徴とする請求項11記載の周波数アップコンバータ。
  20. 前記第1データ信号及び前記直交ミキサ間に結合された電圧・電流コンバータ(701)と、
    出力端子及び前記第2データ信号を受信するよう結合された入力端子を有する電流・電圧コンバータ(709)と
    をさらに具備することを特徴とする請求項11記載の周波数アップコンバータ。
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