JP2007306339A - 画像処理装置及びその動作プログラム - Google Patents
画像処理装置及びその動作プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007306339A JP2007306339A JP2006133026A JP2006133026A JP2007306339A JP 2007306339 A JP2007306339 A JP 2007306339A JP 2006133026 A JP2006133026 A JP 2006133026A JP 2006133026 A JP2006133026 A JP 2006133026A JP 2007306339 A JP2007306339 A JP 2007306339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image processing
- image
- output
- processing apparatus
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
【課題】機密情報の盗難を防止することができる画像処理装置及びその動作プログラムを提供する。
【解決手段】画像出力部10による画像データの出力処理が開始されると、判別部16が、画像データの出力処理に使用した所定のデータのうち機密情報であるものを判別し、制御部22は、上記判別部16が機密情報と判断したデータを選択して一時記憶部12に記憶する。上記機密情報は、不揮発性記憶部14に記憶された他の設定情報とともに画像データの出力処理に使用される。画像出力部10による画像データの出力処理が終了すると、制御部22が通信部18を介して上記機密情報をサーバ26に転送する。サーバ26は、受け取った機密情報を格納する。
【選択図】図1
【解決手段】画像出力部10による画像データの出力処理が開始されると、判別部16が、画像データの出力処理に使用した所定のデータのうち機密情報であるものを判別し、制御部22は、上記判別部16が機密情報と判断したデータを選択して一時記憶部12に記憶する。上記機密情報は、不揮発性記憶部14に記憶された他の設定情報とともに画像データの出力処理に使用される。画像出力部10による画像データの出力処理が終了すると、制御部22が通信部18を介して上記機密情報をサーバ26に転送する。サーバ26は、受け取った機密情報を格納する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置におけるセキュリティの向上に関する。
近年、プリンタ、コピー装置、ファクシミリ装置等の画像処理装置において、機密情報の漏洩を防止する技術が提案されている。
例えば、下記特許文献1には、操作者を特定するための特定データと、操作者による操作指示に基づいて画像処理を行ったときに用いた画像データとを関連付けた履歴データを作成し、記録する画像処理装置が開示されている。本従来例では、上記構成により、保存されているデータの流出に対する抑止力を高くして機密保護の強化を図っている。
特開2006−94482号公報
しかし、上記従来の技術においては、画像データ等の機密情報が漏洩した場合に、漏洩させた者を追跡することはできるが、機密情報の盗難を防止することは困難であるという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、機密情報の盗難を防止することができる画像処理装置及びその動作プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、画像処理装置であって、画像データを出力する画像出力手段と、前記画像データの出力処理に使用する所定のデータのうち機密情報であるものを判別する判別手段と、前記機密情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、前記機密情報を外部のサーバに転送する転送手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、上記画像処理装置は、不揮発性を有する記憶媒体で構成され、前記判別手段が機密情報と判断しなかったデータを記憶する不揮発性記憶手段を備えることを特徴とする。
また、上記画像処理装置は、前記画像データの出力処理に使用する設定情報を前記サーバから取得して設定する出力設定手段を備えることを特徴とする。
また、上記出力設定手段は、電源投入時に前記サーバにアクセスして更新用のデータを取得することを特徴とする。
また、本発明は、画像処理装置の動作プログラムであって、画像データを出力し、前記画像データの出力処理に使用する所定のデータのうち機密情報であるものを判別し、前記機密情報を一時記憶手段に一時的に記憶し、前記機密情報を外部のサーバに転送する処理を実行させることを特徴とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本発明にかかる画像処理装置の各機能を表す機能ブロック図が示される。図1において、画像処理装置は、画像出力部10、一時記憶部12、判別部16、通信部18、出力設定部20及び制御部22を含んで構成されている。
画像出力部10は、プリンタエンジン等を含む印刷装置、ファクシミリ送信装置等で構成され、印刷またはファクシミリ送信等により画像データを出力する。
一時記憶部12は、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の揮発性メモリにより構成され、画像データの出力処理に使用する所定のデータの内、機密性の高い機密情報を一時的に記憶する。
上記所定のデータには、出力する画像データの他、画像処理装置及びそれが所属する部署に固有の設定情報及び各部署に共通の設定情報が含まれる。固有の設定情報としては、例えば画像処理装置の名称、アドレス情報等がある。また、共通の設定情報としては、例えばユーザ管理データ、アクセス権制御データ等がある。これらの内機密情報としては、画像データがあり、ユーザの個人情報等を含めてもよい。
なお、上記共通の設定情報は、サーバ26にも格納しておき、他の画像処理装置が使用できるように構成しておく。
不揮発性記憶部14は、小容量のハードディスク、不揮発性RAM等の不揮発性を有する記憶媒体で構成され、上記所定のデータの内、機密性の高くない設定情報を記憶する。
判別部16は、CPU(中央処理装置)等により構成され、上記所定のデータのうち機密情報であるものを判別する。どのデータが機密情報に当たるかは、予め決定しておく。
通信部18は、公知の方法によりネットワーク24を介してサーバ26と通信し、上記機密情報をサーバ26に転送する等の処理を行う。なお、このサーバ26は、例えばセキュリティレベルが高いサーバルーム等に設置しておく。
出力設定部20は、CPU等により構成され、上記画像データの出力処理に使用する設定情報の設定を行う。この設定情報は、サーバ26に格納されており、例えば画像処理装置の起動の都度設定が行われる。
制御部22は、CPU等により構成され、画像出力部10、一時記憶部12、判別部16、通信部18及び出力設定部20とデータのやり取りをしながら、これらの動作を制御する。
図2には、本発明にかかる画像処理装置の動作例のフローが示される。図2において、画像出力部10による画像データの出力処理が開始されると(S1)、判別部16が、画像データの出力処理に使用した所定のデータのうち機密情報であるものを判別する(S2)。
制御部22は、上記判別部16が機密情報と判断したデータを選択して一時記憶部12に記憶する(S3)。記憶された機密情報は、不揮発性記憶部14に記憶された他の設定情報とともに画像データの出力処理に使用される。
次に、画像出力部10による画像データの出力処理が終了すると(S4)、制御部22が一時記憶部12から機密情報を取得して通信部18に渡す。通信部18は、渡された機密情報をネットワーク24を介してサーバ26に転送する(S5)。この場合の通信部18が、本発明の転送手段に相当する。なお、サーバ26は、受け取った機密情報を格納する。
以上の動作により、機密情報と判断されたデータは、セキュリティレベルの高いサーバ26に格納される。また、画像処理装置の電源が切断されたときに、一時記憶部12に記憶されている機密情報は消失する。このため、機密情報が盗難されることを防止することができる。
図3には、本発明にかかる画像処理装置の他の動作例のフローが示される。図3は、画像処理装置の起動時に、画像データの出力処理に使用する設定情報を設定する場合の動作例である。
図3において、画像処理装置に電源が投入されると、制御部22が通信部18を介して、サーバ26にアクセスし、サーバ26に格納されている設定情報が更新されているか否かを確認する(S11)。
S11において、サーバ26に格納されている設定情報が更新されている場合には(S12)、制御部22が通信部18を介してサーバ26から更新された設定情報を取得し、不揮発性記憶部14に記憶されている設定情報を更新する(S13)。
次に、画像処理装置の動作中に、サーバ26に格納されている上記設定情報が、管理者または他の画像処理装置等からの指示により更新されると、サーバ26は、各画像処理装置に対して設定情報の更新要求を出力する。制御部22は、この更新要求を通信部18を介して受信すると(S14)、画像処理装置の電源を一旦切断し、再投入する(S15)。これにより、S11からの動作が繰り返され、設定情報の更新が行われる。
なお、S15において実施される電源の切断と再投入は、深夜等の画像処理装置が使用されない時間帯に実施してもよい。あるいは、液晶ディスプレイ(LCD)等で構成された画像処理装置の表示手段に設定情報の更新要求があった旨表示し、または電子メール等でその旨管理者に連絡し、管理者によって手動で電源の切断と再投入を実施するようにしてもよい。
以上の動作により、サーバ26に格納された設定情報の変更に対して、画像処理装置側で適切に設定情報を更新することができる。
10 画像出力部、12 一時記憶部、16 判別部、18 通信部、20 出力設定部、22 制御部、24 ネットワーク、26 サーバ。
Claims (5)
- 画像データを出力する画像出力手段と、
前記画像データの出力処理に使用する所定のデータのうち機密情報であるものを判別する判別手段と、
前記機密情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記機密情報を外部のサーバに転送する転送手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置は、不揮発性を有する記憶媒体で構成され、前記判別手段が機密情報と判断しなかったデータを記憶する不揮発性記憶手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1または請求項2記載の画像処理装置は、前記画像データの出力処理に使用する設定情報を前記サーバから取得して設定する出力設定手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
- 請求項3記載の画像処理装置において、前記出力設定手段は、電源投入時に前記サーバにアクセスして更新用のデータを取得することを特徴とする画像処理装置。
- 画像処理装置の動作プログラムであって、
画像データを出力し、
前記画像データの出力処理に使用する所定のデータのうち機密情報であるものを判別し、
前記機密情報を一時記憶手段に一時的に記憶し、
前記機密情報を外部のサーバに転送する処理を実行させることを特徴とする画像処理装置の動作プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006133026A JP2007306339A (ja) | 2006-05-11 | 2006-05-11 | 画像処理装置及びその動作プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006133026A JP2007306339A (ja) | 2006-05-11 | 2006-05-11 | 画像処理装置及びその動作プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007306339A true JP2007306339A (ja) | 2007-11-22 |
Family
ID=38839896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006133026A Pending JP2007306339A (ja) | 2006-05-11 | 2006-05-11 | 画像処理装置及びその動作プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007306339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262331A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及びセキュリティ管理方法並びにセキュリティ処理プログラム |
-
2006
- 2006-05-11 JP JP2006133026A patent/JP2007306339A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262331A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及びセキュリティ管理方法並びにセキュリティ処理プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8310698B2 (en) | Image forming apparatus and activating method thereof | |
JP2005174028A (ja) | データ保護装置及び画像形成装置 | |
JP4274845B2 (ja) | 情報処理装置 | |
US9672386B2 (en) | Digital multi-function peripheral and data protection method of external memory | |
JP2007313795A (ja) | 設定情報の保存及び復元が可能な画像形成装置 | |
JP2004355268A (ja) | 情報処理装置 | |
JP6265589B2 (ja) | ジョブ処理装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理システム、およびプログラム | |
JP2009126033A (ja) | プリンタ、および、プリンタ機能を備えた複合機 | |
JP2007306339A (ja) | 画像処理装置及びその動作プログラム | |
JP2006094068A (ja) | 画像処理装置 | |
US20170357203A1 (en) | Printing Device Control Method and System with Executing Command Determined from Image | |
JP4480692B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP4784105B2 (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、情報管理システム | |
JP7289641B2 (ja) | 情報処理装置、およびその制御方法 | |
JP5575090B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009076006A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2021089607A (ja) | 情報処理装置 | |
KR20090051615A (ko) | 화상형성장치, 그 데이터 저장방법 및 데이터 저장방법을수행할 수 있는 프로그램이 수록된 기록매체 | |
JP2004336672A (ja) | 画像出力システム,画像データ送信プログラム及び画像出力装置 | |
JP2006049956A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011039956A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム | |
JP4798996B2 (ja) | 画像形成システム | |
JP2007088798A (ja) | データ処理装置 | |
JP6291983B2 (ja) | リカバリデバイス、及びリカバリ方法 | |
JP2006139502A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20071114 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071115 |