JP2007305175A - Dvd再生装置および映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器に不慣れなユーザでも扱いやすい映像表示装置およびDVD再生装置の提供を目的とする。
【解決手段】操作項目にカーソルを合わせつつ、リモコン60のヘルプキー66を押下げ操作することにより同操作項目が選択入力され、マイコン20は、同選択入力された操作項目に対応する説明文の情報を半導体メモリ22より取得して同説明文の情報に基づくOSD信号をOSD回路20dに生成させ、生成されたOSD信号を映像信号処理回路18に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させることによりディスプレイに説明文を表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、セットアップメニューを備えるDVD再生装置および映像表示装置に関する。
近年、DVD再生装置などの映像表示装置においてセットアップ作業を行う場合、多機能化に伴ってセットアップを行うメニュー画面が多岐にわたるようになり、取扱説明書を読まなければ理解し難い項目も多くなってきている。したがって、最初からセットアップを行うことをあきらめるユーザも多い。
さらに、USA(United States of America)などでは、電子機器を購入すると店の前で取扱説明書および梱包用の箱を全て捨てて本体のみを車に積んで持ち帰る、といったユーザも多く、このようなユーザは、操作が分からないと返品してしまうことがあった。
このような状況に鑑みて、特許文献1には、リモコンにヘルプキーを設け、キー操作にエラーがあったときにはエラーマークを表示し、その後、ヘルプキーが押された場合に、キー操作の内容、エラーの説明、エラー解消のための操作案内を画面表示するようにしたDVD等の映像再生装置が開示されている。
また、特許文献2には、リモコンハンドユニットのMENUボタンを押下げすることにより、画面にリモコン本体およびその操作ボタンがグラフィック表示され、ヘルプモードに遷移し、ユーザが操作したボタンの機能説明文が画面上にOSD表示されるようにしたAV機器が開示されている。
そして、特許文献3には、リモコン送信機の簡易操作モード実行キーが押されたとき、この操作キーの機能説明を付記した画面表示となる放送受信装置の構成が開示されている。
さらに、特許文献4には、ユーザ操作部の中の特定のキーを押下げするワンタッチ操作により、音声ガイダンスが開始され、表示部に表示されている項目の機能の中から任意の機能を選択すると、その機能の設定のために必要な手順を示す音声ガイダンスを開始する携帯電話の構成が開示されている。
また、特許文献5には、DVDプレーヤにおいて、リモコンのセットアップボタンが押されて開始されるセットアップモードの際に画面表示項目に関して開示されている。
特開2005−92997 特開平9−130695 特開2001−285965 特開2004−266402 特開2005−12347
しかしながら、上述した特許文献1〜5はいずれも取扱説明書のレベルの内容を表示するものであって、取扱説明書を読んでもメニュー画面の操作項目が何を行うものか分からないというユーザに対応するものではなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、セットアップを行うメニュー画面において、操作項目ごとの詳細な説明文を表示させることにより、電子機器に不慣れなユーザでも扱いやすい映像表示装置およびDVD再生装置の提供を目的とする。さらに、多岐にわたる取扱説明書とは違って、情報過多によるユーザの混乱を防ぐことの可能な映像表示装置およびDVD再生装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明では、挿入されたDVDディスクに記憶されている映像デ−タを再生して映像信号として出力可能なディスク再生部と、映像信号が入力されて、当該映像信号よりディスプレイに表示させるための映像信号を生成して出力する映像信号処理回路と、所定のフォーマットのパルスで表現した赤外線信号を受信して対応する電圧信号を生成する赤外線受光回路と、操作を受け付ける複数のキーと、上記赤外線信号を上記赤外線受光回路に向けて送信する赤外線送信回路とを有し、同複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出するリモコンと、上記ディスプレイの画面にOSD表示させるため上記映像信号に重畳するOSD信号を生成するOSD回路を有し、上記赤外線受光回路から上記電圧信号を入力して対応するキー操作を検知することにより上記リモコンから操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応したOSD信号を生成するとともに所定の階層構造で階層化された操作項目を階層毎に画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、上記映像信号処理回路より出力された映像信号に含まれる上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を上記リモコンから受け付けるとともに選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行するマイコンと、上記操作項目それぞれの説明文を表す情報と同説明文の文節単位の「より詳細な説明」を表す情報とを記憶した半導体メモリと、を備えるDVD再生装置において、上記リモコンは、上記操作項目に対する説明文を画面に表示させるためのヘルプキーを備え、上記マイコンは、上記階層化された操作項目のいずれかにカーソルを合わされつつ上記ヘルプキーが操作入力されることにより同操作項目の選択入力を受け付けると、同選択入力された操作項目に対応する説明文の情報を上記半導体メモリより取得して同説明文の情報に基づくOSD信号を上記OSD回路に生成させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させ、上記説明文が表示されつつ上記ヘルプキーの操作入力を受け付けると、上記説明文の文節単位で移動可能なカーソルを表示したOSD信号を上記OSD回路に生成させて画面を表示させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより、上記説明文の文節単位で移動可能なカーソルを表示したOSD表示のなされた映像信号出力させ、上記リモコンよりいずれかの文節の選択入力を受け付け、同選択入力された文節に対応する「より詳細な説明」の情報を上記半導体メモリより取得して同「より詳細な説明」の情報に基づくOSD信号を上記OSD回路に生成させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させる構成としてある。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載の映像表示装置では、所定の階層構造で階層化された操作項目を階層毎に一覧表示させる映像信号を出力し、表示させた上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を操作入力手段から受け付けるとともに、選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行する映像表示装置において、上記操作項目にカーソルを合わせつつ所定の操作入力を操作入力手段より受け付けると当該操作項目に対応する説明文を表示させる説明文表示手段を備える構成としてある。
すなわち、上記操作項目にカーソルを合わせつつ所定の操作入力を上記操作入力手段より受け付けると、上記説明文表示手段が当該操作項目に対応する説明文を表示させる映像信号を出力させる。従って、ユーザは操作項目ごとに何を行うための操作項目であるかを、容易に知ることが出来る。さらに操作を行いつつ説明文を表示させることができるため自分の知りたい瞬間に知りたい事柄だけをピンポイントに表示させることができるためユーザの利便性が向上する。さらに、取扱説明書を不用ならしめることも可能である。むろん取扱説明書よりも平易な文章にて説明文を記載することにより、取扱説明書好まないユーザに好適である。以上の効果によりユーザクレームの防止にも繋がることはいうまでも無い。
そして、上記請求項2に記載の発明を、よりフレキシブルに様々なユーザに対応可能とする構成として、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載の映像表示装置において、上記説明文表示手段にて表示する説明文の難易度を変更させる説明文難易度変更手段を備える構成としてある。
すなわち、上記説明文難易度変更手段が上記説明文表示手段にて表示される説明文の難易度を変更可能としている。すなわちユーザにとって説明文の難易度が高いときにはより平易な表現の説明文に変更可能とするとともに、ユーザにとって説明文の難易度が低いときにはより専門的な内容の説明文に変更可能となる。従って、コアなユーザから一般のユーザまで対応可能な映像表示装置を提供することが可能となる。
さらに、請求項4にかかる発明では、上記請求項2または請求項3に記載の映像表示装置において、上記説明文表示手段にて表示される説明文において、同説明文を構成する要素に対する説明を表示させる説明文要素説明表示手段を備える構成としてある。
すなわち、上記説明文要素説明表示手段が上記説明文表示手段にて表示される説明文の構成要素に対する説明を表示させる。構成要素としては単語単位でもよいし、文節単位でもよいし、文章単位でよく、ひとかたまりで説明可能な文の構成要素であればいかなるものであってもよい。これにより操作項目に対する説明文ですら難しいというユーザであっても、文の構成要素単位で説明を受けることが可能となるため、操作項目からの操作を完了させることが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、ユーザは操作項目ごとに何を行うための操作項目であるかを、容易に知ることが出来る。さらに操作を行いつつ説明文を表示させることができるため自分の知りたい瞬間に知りたい事柄だけをピンポイントに表示させることができるためユーザの利便性が向上する映像表示装置を提供することが出来る。さらに、取扱説明書を不用ならしめることも可能である。むろん取扱説明書よりも平易な文章にて説明文を記載することにより、取扱説明書好まないユーザに好適である。さらに通常時は説明文そのものを隠しておく為、情報過多による混乱を防ぐ効果がある。以上の効果によりユーザクレームの防止にも繋がることはいうまでも無い。
また請求項3にかかる発明によれば、コアなユーザから一般のユーザまでフレキシブルに様々なユーザに対応可能な映像表示装置を提供することができる。
そして請求項4にかかる発明によれば、操作項目に対する説明文ですら難しいというユーザであっても、文の構成要素単位で説明を受けることが可能となるため、操作項目からの操作を完了させることが可能な映像表示装置を提供できる。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項4の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもなく、さらに、ヘルプキーを単独で設けることで、電子機器に不慣れなユーザでも手軽に説明文を表示させられるため、操作性の向上が見込める。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)DVD再生装置を備えたテレビジョンの概略構成:
(2)セットアップキー押下げ時のマイコンの処理:
(3)説明文を表示するマイコンの処理の第一の変形例:
(4)説明文を表示するマイコンの処理の第二の変形例:
(5)まとめ:
(1)DVD再生装置を備えたテレビジョンの概略構成:
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下においては、本発明の映像表示装置の一例としてDVD再生装置などのディスク再生装置が内蔵されたテレビジョンについて説明するが、後述するよう本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかるテレビジョンの概略構成をブロック図にて示している。同図において、テレビジョン100は、概略、アンテナ10aからのテレビジョン放送信号が入力されるチューナ部10と、ディスクに記憶されている映像データを再生するためのディスク再生部32と、スイッチ回路12と、分離回路14と、スピーカ28に音声を出力する音声信号処理回路16と、ディスプレイ30に映像信号を出力する映像信号処理回路18と、CPU20aやRAM20bやROM20cやOSD回路20dを備えたマイコン20と、半導体メモリ22と、リモコン60からの赤外線信号を受信して対応する電圧信号を出力するリモコンI/F24とから構成されている。
チューナ部10は、いわゆるシンセサイザ方式のチュ−ナの構成とされ、選局制御信号としてPLLデータ、すなわち、PLLル−プにおける可変分周回路の分周比のデ−タが与えられる。すなわち、チューナ部10では、マイコン20から選局制御信号としてのPLLデータを受けて、入力されたテレビジョン放送信号から所望の周波数帯の周波信号を抽出することにより、複数の受信チャンネルのなかから一つの受信チャンネルを選択する。
ディスク再生部32は、DVDディスクに記憶されている映像デ−タを再生して映像信号として出力する。なお、このディスク再生部32は、DVDディスクの他、VideoCD等に記憶されている映像デ−タの再生や、CD−DAに記憶されている音声デ−タの再生を行うことが可能となっている。
スイッチ回路12は、上述したチューナ部10およびディスク再生部32に接続されている。このスイッチ回路は、分離回路14に供給する映像信号および音声信号の供給元を、チューナ部10と再生部27とのいずれかに切り替える。スイッチ回路12がチューナ部10と分離回路14とを接続しているときには、チューナ部10から出力される信号に基づく映像がディスプレイ30に表示されるとともに、同信号に基づく音声がスピーカ28から出力される。一方、スイッチ回路12がディスク再生部32と分離回路14とを接続しているときには、挿入されたDVDディスク等から読み出された映像デ−タに基づいてディスク再生部32から出力される信号に基づく映像がディスプレイ30に表示されるとともに、同信号に基づく音声がスピーカ28から出力される。
スイッチ回路12に接続された分離回路14は、入力された信号から、映像信号と音声信号と同期信号を分離するとともに、同映像信号を後述する映像信号処理回路18に供給し、同音声信号を音声信号処理回路16に供給し、同同期信号をマイコン20に供給する。チューナ部10からの信号を分離回路14が出力しているにもかかわらず、この同期信号が供給されないとマイコン20が判断したときは、受信電波がなく、電波障害等が発生したと判断する。
映像信号処理回路18は、Y/C分離回路、クロマデコ−ダ等を含み分離回路14にて分離された映像信号を入力し、同映像信号に対して各種の処理を行う。そして、同各種の処理が行われた映像信号はディスプレイ30に供給され、ディスプレイ30にて同映像信号に基づく映像が表示される。本発明においては、テレビ映像を表示させるテレビ機能が、アナログの放送電波に基づくテレビ映像を表示させるものであっても、デジタルの放送電波に基づくテレビ映像を表示させるものであってもよく、映像信号処理回路18は、受信可能に設定しようとする放送電波の種別に応じて任意に設計することが可能である。また、音声信号処理回路16は、分離回路14にて分離された音声信号を入力し、同音声信号に対して、スピーカ28から同音声信号に基づく音声を出力可能とするための各種の処理を実行する。また、この音声信号処理回路は、増幅回路を含み、マイコン20からの命令信号に基づいて、スピーカ28から出力される音声の音量を増大させることが可能となっている。
マイコン20は、内部に、CPU20a、RAM20b、ROM20c,OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路20eを備えており、テレビジョン100の各種機能を実現するための制御処理を実行する。この制御処理を実行するプログラムは、予めROM20cに格納されており、CPU20aは、適宜ROM20cから所定のプログラムをRAM20bに読み込みつつRAM20bをワークエリアとして制御処理を実行する。
OSD回路20dは、ディスプレイ30の画面にOSD表示する画像を表すOSD信号を生成し、映像信号処理回路18に対して出力して映像信号に重畳させる。また、マイコン20は、CPU20aの制御により、リモコンI/F24から電圧信号が入力されて対応するキー操作を検知するとリモコン60からの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応したOSD信号を生成する。そして、ディスプレイ30の画面に表示された操作項目の中からいずれかを選択する操作入力をリモコン60から受け付けるとともに、選択された操作項目に対応する設定処理を実行する。
また、バス26には書き換え可能なEEPROMやフラッシュメモリなどの半導体メモリ22が接続されており、マイコン20は半導体メモリ22に記憶された各種デ−タを使用して制御処理を実行する。半導体メモリ22には、例えば、通常のテレビジョン100の制御処理にはない後述する取扱説明書のデータなどが格納されており、リモコン60等からの操作入力に基づいて適宜読み出して表示や実行が行われる。さらに、バス26にはリモコンI/F24が接続されており、外部機器としてのリモコン60から出力される赤外線信号を入力可能になっている。この赤外線信号は、バス26を介してマイコン20に送出され、マイコン20は対応する制御処理を実行する。
図2に示すように、リモコン60は所定の操作面にチャンネルキー(数字キー)63、音量調節キー62a,62b、上下左右カーソル移動キー61a,61b,61c,61d、エンターキー61e、セットアップキー64、ヘルプキー66、リターンキー67などの複数のキーを備えている。また、上記赤外線信号を上記赤外線受光回路に向けて送信する赤外線送信回路を有し、複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出する。例えば、リモコン60を用いて所望のチャンネルを受信させるべく操作すると、赤外線送信部より対応する赤外線信号が送出される。そして、マイコン20がリモコンI/F24を介して同赤外線信号を受信し、対応するチャンネルを受信させるように周波数データをチューナ部10に送出する。
図3に所定の階層構造で階層化された操作項目の一例を示す。リモコン60のセットアップキー64が押し下げ操作されると、テレビジョン100の画面にはセットアップメニューが表示される。このセットアップメニューとして最初に表示されるのは、操作項目を大きく分類した操作項目であるところのメインメニューであり、このメインメニューには「言語」、「表示」、「音声」、「パレンタル」、「その他」などが表示される。次に、同メインメニューのメニューブロックの操作項目をリモコン60にて選択入力するとサブメニューのメニューブロックが画面に表示される。例えばメインメニューで「表示」を選択入力したときは、サブメニューにおいて、「戻る」、「画面モード」、「アングルアイコン」、「オートパワーオフ」などの操作項目が表示される。
(2)セットアップキー押下げ時のマイコンの処理:
以下、図4を参照してテレビジョン100のセットアップを行うメニュー画面から操作項目の選択入力を受け付けて対応する設定処理を実行するマイコン20の処理を説明する。同図には、セットアップキー64の押下げを監視するとともに、セットアップキー64押下げ時のマイコン20の処理をフローチャートにて示した。なおこの処理はテレビジョン100の電源がオンの間は繰り返し行われる。
処理を開始すると、まずステップS10で、リモコン60のセットアップキー64が押下げ操作されたか否かを判断する。リモコン60は、各種キーが押し下げられる操作が行われると、当該操作を検知して操作に対応するパルスで表現した赤外線信号を赤外線送信回路からテレビジョン本体に向けて送信する。すると、リモコンI/F24が赤外線信号を受光して対応する電圧信号を生成する。マイコン20はリモコンI/F24からの電圧信号の入力を常時監視しており、電圧信号で表される情報を識別することによりリモコンに対して行われたキー操作を検知する。これにより、マイコン20はリモコン60からの操作入力を受け付ける。
つまりユーザーがリモコン60のセットアップキー64を押し下げる操作を行うと、リモコン60は、セットアップキー64の押し下げ操作を検知し、当該押し下げ操作に対応するパルスで表現した赤外線信号を赤外線送信回路からテレビジョン本体に向けて送信する。すると、リモコンI/F24が赤外線信号を受光して対応する電圧信号を生成し、マイコン20は同電圧信号を識別してセットアップキー64の押し下げ操作を検知するので、ステップS10では条件成立となり、ステップS12に進む。なお、セットアップキー64が押し下げ操作されていない場合にはマイコン20はセットアップキー64の押し下げ操作を検知しないので、ステップS10は条件不成立となり、本フローを終了する。
ステップS12では、RAM20b内に設けた階層ポインタを初期化する。この階層ポインタは、図3で示した各メニューブロックのいずれかに対応させた数値を格納するためのポインタであり、例えば、最上位階層であるメインメニューのメニューブロックを”1”、当該最上位階層よりも一段下位の階層であって「1.言語」の直下のサブメニューブロックの階層を”2”、「2.表示」の直下のサブメニューブロックの階層を”3”、等に対応させることができる。
ステップS14では、メニュー画面において階層に応じた操作項目全てを表す情報をROM20cより取得する。図3を参照して説明すると、階層ポインタが”1”であればメインメニューの操作項目全てを表す情報をROM20cから取得し、階層ポインタが”2”であればサブメニューの「画質」に対応する操作項目全てを表す情報をROM20cから取得する。
ステップS16では、ステップS14で取得した操作項目全てを表す情報に基づいて当該操作項目の一覧を操作項目のいずれかの位置に対応させたカーソルとともにOSD表示させるOSD信号をOSD回路20dに生成させ、映像信号処理回路18において映像信号に当該生成したOSD信号を重畳させ、OSD信号を重畳した映像信号をディスプレイ30の画面に表示させる。つまり、映像信号にOSD信号が重畳されているので、テレビジョン100の画面にはカーソルとともに操作項目の一覧が図6の左の図のように表示される。従って、ユーザーはこのメニュー画面に従ってリモコン60に配置された操作キーを押し下げ操作することで操作項目の選択入力を行うことができ、マイコン20は、リモコンI/F24から出力される電圧信号から対応するキー操作を検知することにより、リモコン60からの操作入力を受け付けることができる。
ステップS18では、ヘルプキー66が押下げ操作されたか否かを判断する。ヘルプキー66の押下げ操作を検知した場合は条件成立としてステップS40に進み説明文表示処理を行う。一方、ヘルプキー66の押下げ操作を検知しない場合は条件不成立となりステップS20へと進む。
ステップS20では、カーソル移動キー61a,61b,61c,61dの押下げ操作を受け付けた否かを判断する。上下左右カーソル移動キー61a,61b,61c,61dの操作を検知した場合、条件成立としてステップS22に進んでカーソル移動キーの方向に合わせてカーソルを上下左右に移動させる。一方、カーソル移動キー61a,61b,61c,61dの押下げを検知しない場合、条件不成立となりステップS24へと進む。すなわち
ステップS24では、エンターキー61eの操作を受け付けたか否かを判断する。エンターキー61eの操作を検知した場合は条件成立としてステップS26に進み、一方、エンターキー61eの操作を検知しない場合は条件不成立としてステップS18以降の処理を繰り返す。
すなわち、メニュー画面を視認してセットアップを行っているユーザが、メニュー画面の操作項目のいずれかが何を行う操作項目なのかよくわからず同操作項目の説明を欲したとき、同操作項目にカーソルを合わせてヘルプキー66を押下げ操作すると、同操作項目の説明文が表示される。一方、メニュー画面の操作項目が何を行うための操作項目であるかが分かっているユーザは、自分の望む操作項目にカーソルを合わせてエンターキー61eを押下げ操作することで同操作項目の選択入力を行い、同操作項目に対応するメニュー画面を表示させることが出来る。(ステップS18〜S24)
ステップS24でエンターキー61eの操作を検知した場合、ステップS26に進み、カーソルの位置にある操作項目の選択入力を受け付けたことになり、図3で示したような階層構造を表す情報を参照して同選択された操作項目に応じて階層ポインタを更新する。図3を参照して説明すると、メインメニューが画面表示されているときに「2.表示」が選択入力されると「2.表示」に対応させた数値を階層ポインタとして格納し、「2.表示」のサブメニューが画面表示されているときに「2.画目モード」が選択入力されると「2.画面モード」に対応させた数値を階層ポインタとして格納する。
その後、ステップS50で、選択された操作項目の階層が末端の階層であるか否かを判断する。図3で示した階層構造の情報には操作項目が末端であるか否かを表す情報が含まれており、当該情報に基づいて上記選択入力された操作項目が階層の末端であるか否かを判断することができる。選択された操作項目が末端の階層であると判断した場合、ステップS30に進み、選択された操作項目に対応する設定処理を実行して、本フローを終了する。
例えば、各操作項目に対応する所定のデータに基づいてOSD信号をOSD回路に生成させ、生成したOSD信号を映像信号に重畳して映像信号処理回路18に対して供給し、ユーザの操作に従い各操作項目に対応する処理を行ったのち処理を終了する。一方、ステップS24にて選択入力された操作項目が階層の末端でないと判断した場合、ステップS14〜S28の処理を繰り返す。
一方、ステップS18にて条件成立となり、ステップS40に進むと、図5の説明文表示処理を行う。ステップS41では、ステップS18でヘルプキー66の操作を検知した時点で、カーソルの位置にある操作項目に対応する説明文の情報を半導体メモリ22より取得して同説明文の情報に基づくOSD信号をOSD回路12dに生成させる。そして、生成されたOSD信号を、映像信号処理回路18に対して供給し、映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示を行わせる。従って、図6の左図から右図への変化のように、ヘルプキー66を押下げ操作したときにカーソル表示された操作項目の説明文が表示され、ユーザはそれを読むことにより同操作項目が何を行うための操作項目であるかを知ることが出来る。
そして、ステップS42では、リターンキー67の押下げ操作を検知したか否かを判断する。リターンキー67の押下げ操作を検知すると条件成立として図5の処理を終了して図4の処理に戻り、ステップS14からの処理を繰り返す。一方、リターンキー67の操作を検知しないと条件不成立としてステップS42の処理を繰り返す。従って、ユーザが図6の左図の説明文を読み終わってリターンキー67を押し下げ操作すると、RAM12bに格納されている階層ポインタはヘルプキー66押下げ操作以前と変化していないので、図6の左図のようにヘルプキー66が押下げ操作された時に画面に表示されていたセットアップのメニュー画面が再び画面に表示される。
以上より、セットアップを行うメニュー画面がディスプレイ30の画面に表示されているときに、ヘルプキー66の押下げを検知して操作項目に対応する説明文を表示するステップS18、S40の処理を行うマイコン20が、上記操作項目にカーソルを合わせつつ所定の操作入力を操作入力手段より受け付けると当該操作項目に対応する説明文を表示させる説明文表示手段を構成する。
(3)説明文を表示するマイコンの処理の第一の変形例:
上述した実施形態における説明文表示処理では、ヘルプキー66を押下げ操作すると説明文を表示し、ユーザが同説明文を読み終わるとリターンキー67の押下げで元の画面に戻る構成とした。このように構成した場合、ステップS41にて表示される説明文を読んでも、ユーザが操作項目にて割り当てられた設定操作の内容を十分に理解できないことも考えられる。かかる場合、ユーザによっては返品やクレームを行うことが考えれられる。従って、上述した実施形態よりも詳細な説明をユーザに提供することが可能な説明文表示処理として、図7に説明文表示処理の第一の変形例にかかる処理内容をフローチャートにて示した。
処理が開始されると、ステップS100において、ステップS18でヘルプキー66の操作を検知した時点で、カーソルの位置にある操作項目に対応する説明文の情報を半導体メモリ22より取得して同説明文の情報に基づくOSD信号をOSD回路12dに生成させる。そして、生成されたOSD信号を、映像信号処理回路18に対して供給し、映像信号に重畳させることによりカーソルが「より詳細な説明」ボタンにカーソルを合わせた説明文のOSD表示を行わせる。従って、ヘルプキー66を押下げ操作したときにカーソル表示された操作項目の説明文が、図8のように表示され、ユーザはそれを読むことにより同操作項目が何を行うための操作項目であるかを知ることが出来る。
ここで、図8の説明文にてユーザが満足すると、ユーザはリターンキー67を押下げ操作する。すると、マイコン20はリターンキー67の操作を検知するので、ステップS102で条件成立となり図7の処理を終了して図4の処理へと戻り、ステップs14からの処理を繰り返す。一方、マイコン20がリターンキー67の操作を検知しないとステップS102は条件不成立となり、ステップS104へと進む。
そして、ユーザが図8の説明文では満足しないときは、ユーザはエンターキー61eを押下げ操作する。従って、マイコン20は、エンターキー61eの押下げ操作を検知するのでステップS104で条件成立となり、ステップS106に進む。一方、ステップS104でエンターキー61eの押下げ操作を検知しないと条件不成立としてステップs102からの処理を繰り返す。つまり、ユーザが図8の説明文で満足するとリターンキー67を押下げ操作するので図6の左のようなセットアップのメニュー画面に復帰する。しかしながら、ユーザが図8の説明文では十分に理解できないとして、エンターキー61eの押下げ操作をすると「より詳細な説明」が選択入力される。このとき、画面には図8の説明文をより噛み砕いて説明した説明文が表示される。そして「より詳細な説明」においては、さらに詳細な説明を表示させる為のボタンを設けてもよいし、リターンキー67とエンターキー61eのいずれが押下げ操作されてもセットアップのメニュー画面に復帰する構成としても構わない。さらに、さらに詳細な説明を表示するに当たり、取扱説明書(マニュアル)などの内容をそのまま表示させる構成としても、むろん構わない。これにより取扱説明書を同梱する事無く出荷することも可能となり、店の前で梱包材ごと取扱説明書を捨てていくようなユーザに好適である。
以上より、セットアップを行うメニュー画面がディスプレイ30の画面に表示されているときに、ヘルプキー66の押下げを検知して操作項目に対応する説明文を表示するステップS100〜S106の処理を行うマイコン20が、第一の変形例における説明文表示手段を構成する。
また、「より詳細な説明」ボタンを説明文のOSD画面に表示して、同「より詳細な説明」ボタンの選択入力を受け付けるステップS100〜S106の処理を実行するマイコン20が、上記説明文表示手段にて表示する説明文の難易度を変更させる説明文難易度変更手段を構成する。
(4)説明文を表示するマイコンの処理の第二の変形例:
上述した実施形態および第一の変形例における説明文表示処理よりもより詳細な説明をユーザに提供できる構成として、図9に説明文表示処理の第二の変形例にかかる処理内容をフローチャートにて示した。
同図において、ステップS200では、ステップS18でヘルプキー66の操作を検知した時点で、カーソルの位置にある操作項目に対応する説明文の情報を半導体メモリ22より取得して同説明文の情報に基づくOSD信号をOSD回路12dに生成させる。そして、生成されたOSD信号を、映像信号処理回路18に対して供給し、映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示を行わせる。従って、ヘルプキー66を押下げ操作したときにカーソル表示された操作項目の説明文が表示され、ユーザはそれを読むことにより同操作項目が何を行うための操作項目であるかを知ることが出来る。
ここで、上記説明文にてユーザが満足すると、ユーザはリターンキー67を押下げ操作する。すると、マイコン20はリターンキー67の操作を検知するので、ステップS202で条件成立となり図9の処理を終了して図4の処理へと戻り、ステップs14からの処理を繰り返す。一方、マイコン20がリターンキー67の操作を検知しないとステップS202は条件不成立となり、ステップS204へと進む。
ステップS204では、ヘルプキー66の押下げ操作を検知したか否かを判断する。ヘルプキー66の押下げ操作を検知すると条件成立としてステップS206に進み、図10のように文節単位で移動可能なカーソルを表示したOSD画面を表示させる。同カーソルは、例えば図10のように表示され、「アスペクト比の設定」、「静止画の表示方法の設定」、「プログレッシブモードの切り替え」などの説明文の文節や文の構成要素単位で移動可能とされ、カーソル移動キー61a、61b、61c、61dのいずれかを押下げ操作することにより各文節をカーソルが移動可能となっている。上述した文節の切り方は一例であり、より細かく文を切っても構わないし、より大きく文を切っても構わない。
ステップS208では、カーソル移動キー61a、61b、61c、61dのいずれかの押下げ操作を検出したか否かを判断する。カーソル移動キーのいずれかの押下げ操作を検出すると条件成立としてステップS210に進み、押下げ操作されたカーソル移動キーに対応付けられた方向にカーソルを移動させてステップS212に進む。一方カーソル移動キーのいずれの押下げ操作も検知しないと条件不成立としてステップS212に進む。
ステップS212では、エンターキー61eの押下げ操作を検出したか否かを判断する。エンターキー61eの押下げ操作を検出すると条件成立としてステップS214に進み、エンターキー61eの押下げ操作を検出しないと条件不成立としてステップS216に進む。
ステップS214では、ステップS212でエンターキー61eの押下げ操作を検出した時点でカーソルが合わせて表示されていた文節が選択入力されたとし、同選択入力された文節に対応する「より詳細な説明」を画面に表示させる。すなわち、各文節をより詳細に説明する説明文を表す情報がEEPROM22に格納されており、文節が選択入力されることにより同情報が読み出されて画面にOSD表示される。
そして、ステップS216では、リターンキー67の押下げ操作を検知したか否かを判断する。リターンキー67の押下げ操作を検知すると条件成立となり図9の処理を終了して図4の処理へと戻り、ステップS14からの処理を繰り返す。一方、リターンキー67の操作を検知しないとステップS216は条件不成立となり、ステップS208からの処理を繰り返す。
以上より、セットアップを行うメニュー画面がディスプレイ30の画面に表示されているときに、ヘルプキー66の押下げを検知して操作項目に対応する説明文を表示するステップS200〜S216の処理を行うマイコン20が、第二の変形例における説明文表示手段を構成する。
また、ステップS204〜S216の処理を実行するマイコン20が、上記説明文表示手段にて表示される説明文において、同説明文を構成する要素に対する説明を表示させる説明文要素説明表示手段を構成する。
(5)まとめ:
つまり、操作項目にカーソルを合わせつつ、リモコン60のヘルプキー66を押下げ操作することにより同操作項目が選択入力され、マイコン20は、同選択入力された操作項目に対応する説明文の情報を半導体メモリ22より取得して同説明文の情報に基づくOSD信号をOSD回路20dに生成させ、生成されたOSD信号を映像信号処理回路18に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させることによりディスプレイに説明文を表示させる。
以上説明したように、本実施例に対応する請求項2にかかる映像表示装置では、所定の階層構造で階層化された操作項目を階層毎に一覧表示させる映像信号を出力し、表示させた上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を操作入力手段から受け付けるとともに、選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行する映像表示装置において、上記操作項目にカーソルを合わせつつ所定の操作入力を操作入力手段より受け付けると当該操作項目に対応する説明文を表示させる説明文表示手段を備える構成としてある。
すなわち、上記操作項目にカーソルを合わせつつ所定の操作入力を上記操作入力手段より受け付けると、上記説明文表示手段が当該操作項目に対応する説明文を表示させる映像信号を出力させる。従って、ユーザは操作項目ごとに何を行うための操作項目であるかを、容易に知ることが出来る。さらに操作を行いつつ説明文を表示させることができるため自分の知りたい瞬間に知りたい事柄だけをピンポイントに表示させることができるためユーザの利便性が向上する。さらに、取扱説明書を不用ならしめることも可能である。むろん取扱説明書よりも平易な文章にて説明文を記載することにより、取扱説明書好まないユーザに好適である。以上の効果によりユーザクレームの防止にも繋がることはいうまでも無い。
そして、上記請求項2に記載の発明を、よりフレキシブルに様々なユーザに対応可能とする構成として、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載の映像表示装置において、上記説明文表示手段にて表示する説明文の難易度を変更させる説明文難易度変更手段を備える構成としてある。
すなわち、上記説明文難易度変更手段が上記説明文表示手段にて表示される説明文の難易度を変更可能としている。すなわちユーザにとって説明文の難易度が高いときにはより平易な表現の説明文に変更可能とするとともに、ユーザにとって説明文の難易度が低いときにはより専門的な内容の説明文に変更可能となる。従って、コアなユーザから一般のユーザまで対応可能な映像表示装置を提供することが可能となる。
さらに、請求項4にかかる発明では、上記請求項2または請求項3に記載の映像表示装置において、上記説明文表示手段にて表示される説明文において、同説明文を構成する要素に対する説明を表示させる説明文要素説明表示手段を備える構成としてある。
すなわち、上記説明文要素説明表示手段が上記説明文表示手段にて表示される説明文の構成要素に対する説明を表示させる。構成要素としては単語単位でもよいし、文節単位でもよいし、文章単位でよく、ひとかたまりで説明可能な文の構成要素であればいかなるものであってもよい。これにより操作項目に対する説明文ですら難しいというユーザであっても、文の構成要素単位で説明を受けることが可能となるため、操作項目からの操作を完了させることが可能となる。
以上の構成を踏まえた上で、請求項1の発明は 上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明では、挿入されたDVDディスクに記憶されている映像デ−タを再生して映像信号として出力可能なディスク再生部と、映像信号が入力されて、当該映像信号よりディスプレイに表示させるための映像信号を生成して出力する映像信号処理回路と、所定のフォーマットのパルスで表現した赤外線信号を受信して対応する電圧信号を生成する赤外線受光回路と、操作を受け付ける複数のキーと、上記赤外線信号を上記赤外線受光回路に向けて送信する赤外線送信回路とを有し、同複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出するリモコンと、上記ディスプレイの画面にOSD表示させるため上記映像信号に重畳するOSD信号を生成するOSD回路を有し、上記赤外線受光回路から上記電圧信号を入力して対応するキー操作を検知することにより上記リモコンから操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応したOSD信号を生成するとともに所定の階層構造で階層化された操作項目を階層毎に画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、上記映像信号処理回路より出力された映像信号に含まれる上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を上記リモコンから受け付けるとともに選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行するマイコンと、上記操作項目それぞれの説明文を表す情報と同説明文の文節単位の「より詳細な説明」を表す情報とを記憶した半導体メモリと、を備えるDVD再生装置において、上記リモコンは、上記操作項目に対する説明文を画面に表示させるためのヘルプキーを備え、上記マイコンは、上記階層化された操作項目のいずれかにカーソルを合わされつつ上記ヘルプキーが操作入力されることにより同操作項目の選択入力を受け付けると、同選択入力された操作項目に対応する説明文の情報を上記半導体メモリより取得して同説明文の情報に基づくOSD信号を上記OSD回路に生成させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させ、上記説明文が表示されつつ上記ヘルプキーの操作入力を受け付けると、上記説明文の文節単位で移動可能なカーソルを表示したOSD信号を上記OSD回路に生成させて画面を表示させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより、上記説明文の文節単位で移動可能なカーソルを表示したOSD表示のなされた映像信号出力させ、上記リモコンよりいずれかの文節の選択入力を受け付け、同選択入力された文節に対応する「より詳細な説明」の情報を上記半導体メモリより取得して同「より詳細な説明」の情報に基づくOSD信号を上記OSD回路に生成させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させる構成としてある。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
本実施例にかかるテレビジョンの概略構成を示すブロック図である。 本発明のリモコンの一例を示す図である。 本発明の階層型メニューの一例を示したブロック図である テレビジョンの設定処理を実行するマイコンの処理を示すフローチャートである。 説明文表示処理を実行するマイコンの処理を示すフローチャートである。 ヘルプキー押下げの前後に表示される画面の一例である。 説明文表示処理の第一の変形例を実行するマイコンの処理を示すフローチャートである。 第一の変形例にかかる説明文が表示される画面の一例である。 説明文表示処理の第一の変形例を実行するマイコンの処理を示すフローチャートである。 第二の変形例にかかる説明文が表示される画面の一例である。
符号の説明
10…チューナ部
10a…アンテナ
12…スイッチ回路
14…分離回路
16…音声信号処理回路
18…映像信号処理回路
20…マイコン
22…半導体メモリ
24…リモコンI/F
26…バス
28…スピーカ
30…ディスプレイ
60…リモコン
61e…エンターキー
64…セットアップキー
66…ヘルプキー
67…リターンキー
68…電源キー
100…テレビジョン

Claims (4)

  1. 挿入されたDVDディスクに記憶されている映像デ−タを再生して映像信号として出力可能なディスク再生部と、
    映像信号が入力されて、当該映像信号よりディスプレイに表示させるための映像信号を生成して出力する映像信号処理回路と、
    所定のフォーマットのパルスで表現した赤外線信号を受信して対応する電圧信号を生成する赤外線受光回路と、
    操作を受け付ける複数のキーと、上記赤外線信号を上記赤外線受光回路に向けて送信する赤外線送信回路とを有し、同複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出するリモコンと、
    上記ディスプレイの画面にOSD表示させるため上記映像信号に重畳するOSD信号を生成するOSD回路を有し、上記赤外線受光回路から上記電圧信号を入力して対応するキー操作を検知することにより上記リモコンから操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応したOSD信号を生成するとともに所定の階層構造で階層化された操作項目を階層毎に画面に一覧表示させるOSD信号を生成し、上記映像信号処理回路より出力された映像信号に含まれる上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を上記リモコンから受け付けるとともに選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行するマイコンと、
    上記操作項目それぞれの説明文を表す情報と同説明文の文節単位の「より詳細な説明」を表す情報とを記憶した半導体メモリと、
    を備えるDVD再生装置において、
    上記リモコンは、上記操作項目に対する説明文を画面に表示させるためのヘルプキーを備え、
    上記マイコンは、
    上記階層化された操作項目のいずれかにカーソルを合わされつつ上記ヘルプキーが操作入力されることにより同操作項目の選択入力を受け付けると、同選択入力された操作項目に対応する説明文の情報を上記半導体メモリより取得して同説明文の情報に基づくOSD信号を上記OSD回路に生成させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させ、
    上記説明文が表示されつつ上記ヘルプキーの操作入力を受け付けると、上記説明文の文節単位を操作項目としつつ同操作項目間を移動可能なカーソルを表示したOSD信号を上記OSD回路に生成させて画面を表示させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより、上記説明文の文節単位で移動可能なカーソルを表示したOSD表示のなされた映像信号出力させ、
    上記リモコンより上記説明文のいずれかの文節の選択入力を受け付け、同選択入力された文節に対応する「より詳細な説明」の情報を上記半導体メモリより取得して同「より詳細な説明」の情報に基づくOSD信号を上記OSD回路に生成させ、生成されたOSD信号を上記映像信号処理回路に対して供給して映像信号に重畳させることにより説明文のOSD表示のなされた映像信号を出力させる
    ことを特徴とするDVD再生装置。
  2. 所定の階層構造で階層化された操作項目を階層毎に一覧表示させる映像信号を出力し、表示させた上記操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を操作入力手段から受け付けるとともに、選択された末端階層の上記操作項目に対応する設定処理を実行する映像表示装置において、
    上記操作項目にカーソルを合わせつつ所定の操作入力を操作入力手段より受け付けると当該操作項目に対応する説明文を表示させる説明文表示手段
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  3. 上記説明文表示手段にて表示する説明文の難易度を変更させる説明文難易度変更手段
    を備えることを特徴とする上記請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 上記説明文表示手段にて表示される説明文において、同説明文を構成する要素に対する説明を表示させる説明文要素説明表示手段
    を備えることを特徴とする上記請求項2または請求項3に記載の映像表示装置。
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