JP2007303911A - センサーホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】 球形状のセンサー素子の再利用が可能で、球形状のセンサー素子に対する薬液やサンプルなどの接触を効率よくかつ容易に行なえ、コスト低減を図る上でも有利なセンサーホルダーを提供する。
【解決手段】 センサーホルダー基材32には、球状弾性表面波素子10が装脱可能に保持される貫通孔40が厚さ方向に貫通形成されている。保持部34は、貫通孔40の内周面の下部に感受領域12Aの外径よりも小さい寸法の内径で形成され球状弾性表面波素子10を着脱可能に保持するように構成されている。液体保持用凹部36は、感受領域12Aに対向する貫通孔40の内周面部分に形成されている。導入路38は、液体保持用凹部36に液体L(薬液)が導入され、液体保持用凹部36に導入された液体Lが表面張力によって感受領域12Aに接触するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は球形状のセンサー素子を保持するセンサーホルダーに関する。
球状弾性表面波素子を用いたセンサーを使って生体物質の評価、例えば、蛋白質の有無を評価する技術が提案されている(特許文献1参照)。
この場合、1マイクロリットル程度の非常に少量の被分析用液体を球状弾性表面波素子に接触させなくてはならない。
特開2005−147736号公報
少量の液体を球状弾性表面波素子に接触させる方法として、図1(A)、(B)に示すように、複数の球形の孔2を持った樹脂基板からなるセンサーホルダー4に球状弾性表面波素子6を埋め込み、流路7を介して薬液を孔2に供給する方法が考案されている。
しかしながら、この方法では、球状弾性表面波素子6の再利用に為に球状弾性表面波素子6を取り外すことが困難で、また球状弾性表面波素子6を薬液に接触させた後にリンスさせるために大量の液体を流す事が困難となる不利があった。
つまり、液体状のサンプルを処理して測定するセンサーにおいては、少量の薬液やサンプルを効率的に球状弾性表面波素子6に接触させるとともに、球状弾性表面波素子6をリンスするなどの大量の薬液処理を容易に行なうことが望まれている。
さらに、球状弾性表面波素子6においては、その駆動において、電極6A(少なくともすだれ状電極あるいは櫛型電極が2極)と外部高周波回路と接続する配線8が必要であるが、このようなセンサーホルダー4を用いた場合には、センサーホルダー4に配線8をパターニングする必要がありセンサーホルダー4を使い捨てとした場合にコスト高となることが懸念される。
本発明は、従来の技術における、前記の様な問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、球形状のセンサー素子の再利用が可能で、少量の薬液やサンプルなどを球形状のセンサー素子に対して効率よく接触させ、リンス処理などにおける大量の薬液処理を容易に行なうことができ、コスト低減を図る上でも有利なセンサーホルダーを提供することにある。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、請求項1記載の発明は、球面の一部で形成され円環状に連続する周面を有し前記周面でその外径が最も大きい円周に沿って感受領域が形成されたセンサー素子を保持するセンサーホルダーであって、板状のセンサーホルダー基材と、前記センサーホルダー基材の厚さ方向に貫通形成された貫通孔と、前記貫通孔の内周面の下部に前記感受領域の外径よりも小さい寸法の内径で形成され前記センサー素子を保持する保持部と、記感受領域に対向する前記貫通孔の内周面の部分に、前記内周面の半径方向外方に窪むように形成された液体保持用凹部と、前記液体保持用凹部に液体が導入される導入路とを備え、前記液体保持用凹部に導入された液体が表面張力によって前記感受領域に接触するように構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記貫通孔が複数設けられ、各貫通孔に前記保持部と前記液体保持用凹部がそれぞれ設けられ、かつ、各貫通孔にそれぞれ前記導入路が接続されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記液体保持用凹部とは異なる前記センサーホルダー基材の箇所に前記導入路に前記液体を供給するための液体投入口が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記センサーホルダーのうち、前記貫通孔の内周面を除く箇所の表面に疎水処理が施されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記液体保持用凹部の上下方向の寸法は前記感受領域と同じ寸法かあるいは前記感受領域よりも大きな寸法で形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、前記球状弾性表面波素子で発生する弾性表面波は前記感受領域に沿って周回することを特徴とする。
請求項7の発明は、前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、前記感受領域の周方向の一部に弾性表面波を発生させるためのすだれ状電極が形成され、前記貫通孔の内周面が前記すだれ状電極に臨む箇所に、前記液体保持用凹部よりも前記内周面の径方向外方に窪む凹部が、前記センサーホルダー基材の厚さ方向に貫通形成され、この凹部により前記液体保持用凹部に導入された液体が前記すだれ状電極に接触しないように構成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、前記感受領域の周方向の一部に弾性表面波を発生させるためのすだれ状電極が形成され、前記すだれ状電極に臨む前記液体保持用凹部の壁面の部分に疎水処理が施され、この疎水処理により前記液体保持用凹部に導入された液体が前記すだれ状電極に接触しないように構成されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、前記感受領域の周方向の一部に弾性表面波を発生させるためのすだれ状電極が形成され、前記すだれ状電極に導通する接続用電極が前記球状弾性表面波素子の表面に形成され、前記センサー素子が前記保持部に保持された状態で、前記接続用電極が前記貫通孔から露出していることを特徴とする。
本発明によれば、球形状のセンサー素子の再利用が可能で、少量の液体を球形状のセンサー素子に効率よくかつ容易に接触させることができ、リンス処理などにおける大量の薬液処理を容易に行なうことができ、コスト低減を図る上でも有利となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は第1の実施の形態のセンサーホルダー30の断面図、図3は図2のA矢視図である。
センサーホルダー30に保持される球状弾性表面波素子10(特許請求の範囲のセンサー素子に相当)から説明する。
図2、図3に示すように、球状弾性表面波素子10は、球面の一部で形成されていて円環状に連続している領域12を含む表面14を有する基材16と、表面14に設けられ弾性表面波を領域12に沿って発生させる弾性表面波発生部18とを含んでいる。基材16は圧電性材料で形成され、圧電性材料として例えば水晶が用いられる。
本実施の形態では、領域12は、前記球面の最大円周線に沿った感受領域12A(周回領域)を含んでいる。
弾性表面波発生部18は、領域12上に設けられた2つのすだれ状(櫛歯状)の電極20、22で構成されている。電極20、22に高周波信号が印加されることで発生する弾性表面波は感受領域12Aに沿って周回する。
領域12を挟んで基材16の直径方向の両端の表面14に位置する箇所には、一方の電極20に導通する接続用電極24と、他方の電極22に導通する接続用電極26とがそれぞれ形成されている。
図2、図3に示すように、センサーホルダー30は、センサーホルダー基材32と、保持部34と、液体保持用凹部36と、導入路38とを含んで構成されている。
センサーホルダー基材32は板状に形成され、センサーホルダー基材32には、球状弾性表面波素子10が保持される貫通孔40が厚さ方向に貫通形成されている。
保持部34は、貫通孔40の内周面の下部に感受領域12Aの外径よりも小さい寸法の内径で形成され球状弾性表面波素子10を着脱可能に保持するように構成され、球状弾性表面波素子10の再利用が可能となっている。
また、センサーホルダー30は、球状弾性表面波素子10が保持部34に保持された状態で、接続用電極24、26が貫通孔40から露出するように構成されている。
液体保持用凹部36は、感受領域12Aに対向する貫通孔40の内周面の部分に、その内周面の半径方向外方に窪むように形成されている。液体保持用凹部36の上下方向の寸法は感受領域12Aと同じ寸法かあるいは感受領域12Aよりも大きな寸法で形成されている。
導入路38は、液体保持用凹部36に液体L(薬液、サンプル)が導入されるように構成されている。
本実施の形態では、保持部34に球状弾性表面波素子10が保持された状態で、感受領域12Aの全周と液体保持用凹部36を構成するセンサーホルダー基材32の壁面との間には1mm以下の隙間が確保されている。
そして、液体保持用凹部36に導入された液体Lが表面張力によって感受領域12Aに接触するように構成されている。したがって、少量の液体Lを球状弾性表面波素子10に対して効率よく接触させる上で有利となっている。
センサーホルダー基材32の表面は、流路38を流れる液体Lが外部に漏れることが無いように、疎水性の膜、すなわち撥水膜42が形成されていることが有用である。
疎水性の膜を形成する材料は、例えば、ポリ弗化エチレンであり、流路38に進入しない粘度の高い材料を塗布することが望まれる。塗布方法としては、印刷、あるいは、スパッタ真空膜技術など従来公知の様々な方法が採用可能である。
また、センサーホルダー基材32を構成する材料を球状弾性表面波素子10の基材16よりも硬度が低い合成樹脂、例えば、PVAなどで形成すると、測定が終わり球状弾性表面波素子10の再利用に際にも、球状弾性表面波素子10を保持部34から容易に取り外すことが可能となり、また、球状弾性表面波素子10の感受領域12A(周回経路)がセンサーホルダー基材32によって損傷されることがないので、弾性表面波の周回に伴う減衰量を抑制する上で有利となる。
また、図3に示すように、感受領域12Aに対向する貫通孔40の内周面の部分に、貫通孔40の内周面の径方向外方に窪む凹部40Aを、センサーホルダー基材32の厚さ方向に貫通形成すると、電極20、22部分に対する貫通孔40の内周面の接触を防止でき、電極20、22を保護する上で有利となる。また、このような凹部40Aを設けることにより、液体保持用凹部36に導入された液体Lが電極20、22に接触することが防止される。
すなわち、純水処理などでは問題が無いが、例えば、液体Lが導電性を有する樹脂である場合、その液体Lが電極20、22に回りこむと、電極20、22間の抵抗を低くし、高周波信号を電極20、22に印加して出力信号を引き出す際に、十分な強度の信号を取り出す事が出来ないばかりか、弾性表面波の減衰率測定においてその誤差の要因になることが懸念されるが、本実施の形態のように、凹部40Aの形成により液体Lの回り込みを防止することで、上述の不具合を回避することができ有利となる。
また、凹部40Aを形成することに代えて電極20、22に臨む液体保持用凹部36の壁面の部分に疎水処理を施し、この疎水処理により液体保持用凹部36に導入された液体Lが電極20、22に接触しないように構成しても上述と同様の効果が奏される。
なお、本実施の形態では、貫通孔40の内周面は、保持部34の壁面と、液体保持用凹部36の壁面と、液体保持用凹部36の上部に残存する内周面部分とで構成されているので、前記疎水処理は、電極20、22に臨む液体保持用凹部36の壁面の部分に施せばよい。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図4は第2の実施の形態のセンサーホルダー30に多数の球状弾性表面波素子10が装着された状態を示す平面図、図5は第2の実施の形態のセンサーホルダー30をリンスした状態を示す説明図である。
なお、以下の実施の形態において、第1の実施の形態と同一または同様の箇所、部材には同一の符号を付して説明する。
図4に示すように、1つのセンサーホルダー30に多数の貫通孔40が設けられ、各貫通孔40に保持部34と液体保持用凹部36とが設けられ、各貫通孔40にそれぞれ導入路38が接続されている。
液体保持用凹部36とは異なるセンサーホルダー基材32の箇所に導入路38に液体を供給するための液体投入口44が設けられている。
液体投入口44から投入された液体は、液体投入口44に接続された導入路38を介して液体保持用凹部36に導入され、次いで、その液体保持用凹部36に接続された導入路38を介して隣接する貫通孔40の液体保持用凹部36に順次導入される。
その結果、液体投入口44に投入された薬液は、表面張力に従って全ての球状弾性表面波素子10の間を流れ、各球状弾性表面波素子10の感受領域12A(感受面)に作用することとなり、多数の球状弾性表面波素子10に対して少量の薬液を作用させることが可能になる。
また、センサーホルダー30に装着された多数の球状弾性表面波素子10をリンス処理する場合、図5に示すように、球状弾性表面波素子10の表面14のうち、液体保持用凹部36に臨む部分(少なくとも感受領域12A部分)以外の箇所がセンサーホルダー30の外部に露出していることから、センサーホルダー30ごとリンス処理を行なうことができ、大量の薬液処理を容易に行なう上で有利となる。
特に、センサーホルダー30を純水46が満たされたビーカー48に浸漬した場合、球状弾性表面波素子10の感受領域12A、すなわち、感受部分である周回経路がセンサーホルダー30の外方に露出していないことから、それら感受領域12Aをビーカー44の底部などに接触させる心配が無く、多数の球状弾性表面波素子10を全く同じ条件でリンス処理することができ有利となる。
図6はセンサーホルダー30に多数の球状弾性表面波素子10を装着した状態で測定を行なう際の説明図、図7は球状弾性表面波素子10による蛋白質の検出の説明図である。
図6に示すように、球状弾性表面波素子10が保持部34に保持された状態で、接続用電極24、26が貫通孔40から露出している。
球状弾性表面波素子10が装着されたセンサーホルダー30は、下側保持部材70と上側保持部材72の間に挟持されている。
全ての球状弾性表面波素子10の下部の接続電極26は、下側保持部材70の上面に形成された電極70Aを介してアース電極50に接続している。
球状弾性表面波素子10の上部の接続電極24は、上側保持部材72を貫通する配線部材72Aを介してプリント基板52に接続され、このプリント基板52を介して高周波切り替えスイッチ54に接続されている。
信号発生器56はバースト信号からなる高周波信号をサーキュレーター58を介して各球状弾性表面波素子10に順次印加する。
各球状弾性表面波素子10からの出力は、信号解析装置60によって計測され、不図示の計算機でそのデータが解析されて、球状弾性表面波素子10の周囲を周回する弾性表面波の周回速度の変化や減衰量の変化が測定されることとなる。
得られた周回速度の変化から、図7に示すように、球状弾性表面波素子10の表面14の感受領域12Aに形成された各抗体Xに蛋白質Yが結合したか否かを判断することが可能になる。
本実施の形態によれば、従来と違って、センサーホルダー30に球状弾性表面波素子10の電極20、22に接続される配線をパターニングする必要がないため、センサーホルダー30を使い捨てにする必要がなく、コストを抑制する上で有利となる。
(A)は従来のセンサーホルダー4の断面図、(B)は(A)の平面図である。 第1の実施の形態のセンサーホルダー30の断面図である。 図2のA矢視図である。 第2の実施の形態のセンサーホルダー30に多数の球状弾性表面波素子10が装着された状態を示す平面図である。 第2の実施の形態のセンサーホルダー30のリンス処理の説明図である。 センサーホルダー30に多数の球状弾性表面波素子10を装着した状態で測定を行なう際の説明図である。 球状弾性表面波素子10による蛋白質の検出の説明図である。
符号の説明
10…球状弾性表面波素子、12A…感受領域、30…センサーホルダー、32…センサーホルダー基材、34…貫通孔、34…保持部、36…液体保持用凹部、38…導入路。

Claims (9)

  1. 球面の一部で形成され円環状に連続する周面を有し前記周面でその外径が最も大きい円周に沿って感受領域が形成されたセンサー素子を保持するセンサーホルダーであって、
    板状のセンサーホルダー基材と、
    前記センサーホルダー基材の厚さ方向に貫通形成された貫通孔と、
    前記貫通孔の内周面の下部に前記感受領域の外径よりも小さい寸法の内径で形成され前記センサー素子を保持する保持部と、
    前記感受領域に対向する前記貫通孔の内周面の部分に、前記内周面の半径方向外方に窪むように形成された液体保持用凹部と、
    前記液体保持用凹部に液体が導入される導入路とを備え、
    前記液体保持用凹部に導入された液体が表面張力によって前記感受領域に接触するように構成されている、
    ことを特徴とするセンサーホルダー。
  2. 前記貫通孔が複数設けられ、各貫通孔に前記保持部と前記液体保持用凹部がそれぞれ設けられ、かつ、各貫通孔にそれぞれ前記導入路が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  3. 前記液体保持用凹部とは異なる前記センサーホルダー基材の箇所に前記導入路に前記液体を供給するための液体投入口が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  4. 前記センサーホルダーのうち、前記貫通孔の内周面を除く箇所の表面に疎水処理が施されていることを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  5. 前記液体保持用凹部の上下方向の寸法は前記感受領域と同じ寸法かあるいは前記感受領域よりも大きな寸法で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  6. 前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、
    前記球状弾性表面波素子で発生する弾性表面波は前記感受領域に沿って周回する、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  7. 前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、
    前記感受領域の周方向の一部に弾性表面波を発生させるためのすだれ状電極が形成され、
    前記貫通孔の内周面が前記すだれ状電極に臨む箇所に、前記液体保持用凹部よりも前記内周面の径方向外方に窪む凹部が、前記センサーホルダー基材の厚さ方向に貫通形成され、
    この凹部により前記液体保持用凹部に導入された液体が前記すだれ状電極に接触しないように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  8. 前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、
    前記感受領域の周方向の一部に弾性表面波を発生させるためのすだれ状電極が形成され、
    前記すだれ状電極に臨む前記液体保持用凹部の壁面の部分に疎水処理が施され、
    この疎水処理により前記液体保持用凹部に導入された液体が前記すだれ状電極に接触しないように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
  9. 前記センサー素子は、球状弾性表面波素子であり、
    前記感受領域の周方向の一部に弾性表面波を発生させるためのすだれ状電極が形成され、
    前記すだれ状電極に導通する接続用電極が前記球状弾性表面波素子の表面に形成され、
    前記センサー素子が前記保持部に保持された状態で、前記接続用電極が前記貫通孔から露出している、
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサーホルダー。
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