JP2007302710A - アスファルト合材付着防止剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アスファルト合材に対する高度な付着防止性を達成すると共に、接触するタイヤローラー等に対するゴムの劣化を十分に防止することができ、しかも大気汚染等の環境汚染の問題や作業環境の問題を改善することが可能なアスファルト合材付着防止剤を提供すること。
【解決手段】 シリカ、ケイ酸塩鉱物、ゼオライト、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム及び窒化ホウ素からなる群から選択される少なくとも1種の無機化合物を有効成分として含有することを特徴とするアスファルト合材付着防止剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アスファルト合材付着防止剤に関する。さらに詳しくは、本発明は、道路舗装等に使用されるアスファルト合材の運搬車両や転圧機材の車輪部等に対する付着防止性に優れ、転圧機材等のゴムの劣化を十分に防止することができるアスファルト合材付着防止剤に関する。
道路や広場等を舗装する場合、砂や砂利等の土砂で当該地面を整地した後にアスファルト合材等を用いて舗装する。このようなアスファルト合材は、合材工場でアスファルト成分に骨材等を混合して製造されるものである。そして、このようなアスファルト合材は、通常約110〜150℃の温度に加熱され、その温度を維持した状態でダンプカー等の運搬車両に積載されて施工現場まで運搬される。また、施工現場において、このようなアスファルト合材は、前記温度で整地された地面に敷き詰められた後に転圧車輪が鉄輪であるロードローラー、転圧車輪がタイヤであるタイヤローラー等の転圧機材により締固められて舗装される。
ところで、アスファルト合材を運搬する運搬車両の荷台部分は、アスファルト合材を下ろすときに滑り易いように平滑な鋼鈑等の金属で構成されているが、運搬の際には、荷台との接触面においてアスファルト合材が110℃以下に冷却されて固化するため、荷台にアスファルト合材が付着、堆積して運搬作業の効率が低下するという問題があった。また、道路等を舗装する際には、アスファルト合材は前述の通り温度が高くなっているため粘性が高く、転圧機材による圧縮によって転圧車輪部(鉄輪やタイヤ)にアスファルト合材が付着してしまう。そして、このようにして付着したアスファルト合材が転圧車輪に堆積することで、舗装面を均一に仕上げることができない状態になるという問題が生じていた。
そのため、従来から、このようなアスファルト合材の付着を防止するために、軽油、灯油、重油といった鉱油等がアスファルト合材付着防止剤として使用されてきた。例えば、特開平7−90286号公報(特許文献1)においては、40℃における動粘度が3.0〜22cst、流動点が0℃以下及びアニリン点が75℃以上である鉱油からなるアスファルト合材付着防止剤が開示されている。しかしながら、特許文献1に記載のような鉱油からなるアスファルト合材付着防止剤においては、付着防止性が十分ではなく、それを使用した場合に接触するタイヤローラー等に対してゴムの劣化を引き起こし、また、塗装表面の変色や変質を起こし易いという問題があり、さらには使用時に有機溶媒を多量に使用して希釈することから大気汚染等の環境汚染問題や作業者の健康面への影響が懸念されていた。また、前記鉱油を水に分散せしめて使用する場合においても、鉱油と分散剤との相溶性が十分でないことから、分散液の希釈安定性や腐敗、噴霧装置の詰り等の問題があった。
また、特開平7−292346号公報(特許文献2)においては、ソルビタン脂肪酸エステル類又はポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類の非イオン界面活性剤を含有するアスファルト合材付着防止剤が開示されている。さらに、特開平8−127761号公報(特許文献3)においては、エチレングリコール系グリコール類やプロピレングリコール系グリコール類等のグリコール類を含有するアスファルト合材付着防止剤が開示されている。しかしながら、特許文献2及び特許文献3に記載のような非イオン界面活性剤やグリコール類を含有するアスファルト合材付着防止剤においては、アスファルト合材に対する付着防止性が未だ十分ではなかった。
また、特開平11−315267号公報(特許文献4)においては、高粘度シリコーンオイルを含有したアスファルト合材付着防止剤が開示されている。しかしながら、特許文献4に記載のようなシリコーンオイルを含有するアスファルト合材付着防止剤においても、アスファルト合材に対する付着防止性が未だ十分ではなく、さらにアスファルト以外のホコリや樹脂等の付着物が付着してしまい汚れ易くなるという問題があった。
特開平7−90286号公報 特開平7−292346号公報 特開平8−127761号公報 特開平11−315267号公報
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、アスファルト合材に対する高度な付着防止性を達成すると共に、接触するタイヤローラー等に対するゴムの劣化を十分に防止することができ、しかも大気汚染等の環境汚染の問題や作業環境の問題を改善することが可能なアスファルト合材付着防止剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の無機化合物を用いることにより、高度なアスファルト合材付着防止性を達成すると共にゴムの劣化を十分に防止することができ、しかも大気汚染等の環境汚染の問題や作業環境の問題を改善することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のアスファルト合材付着防止剤は、シリカ、ケイ酸塩鉱物、ゼオライト、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム及び窒化ホウ素からなる群から選択される少なくとも1種の無機化合物を有効成分として含有することを特徴とするものである。
本発明のアスファルト合材付着防止剤においては、前記ケイ酸塩鉱物が、タルク、カオリナイト、珪藻土、セピオライト、マイカ、ワラストナイト、クレー、アタパルジャイト及びベントナイトからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
また、上記本発明のアスファルト合材付着防止剤としては、非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤を有効成分として更に含有することが好ましい。
さらに、上記本発明のアスファルト合材付着防止剤としては、前記有効成分を希釈又は分散させるための溶媒を更に含有することが好ましい。
本発明によれば、アスファルト合材に対する高度な付着防止性を達成すると共に、接触するタイヤローラー等に対するゴムの劣化を十分に防止することができ、しかも大気汚染等の環境汚染の問題や作業環境の問題を改善することが可能なアスファルト合材付着防止剤を提供することが可能となる。
以下、本発明のアスファルト合材付着防止剤をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
本発明のアスファルト合材付着防止剤は、シリカ、ケイ酸塩鉱物、ゼオライト、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム及び窒化ホウ素からなる群から選択される少なくとも1種の無機化合物を有効成分として含有する。このような無機化合物の中でも、付着防止効果がより向上する傾向にあるという観点から、シリカ、ケイ酸塩鉱物、ゼオライト、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、窒化ホウ素がより好ましく、シリカ、ケイ酸塩鉱物、ゼオライト、炭酸カルシウム、酸化チタンが特に好ましい。
本発明に係るシリカとしては、無水シリカ、コロイダルシリカ、ホワイトカーボン等が挙げられる。
本発明に係るケイ酸塩鉱物としては、カオリナイト、タルク、珪藻土、ケイ砂、パイロフィライト、モンモリロナイト、バーミキュライト、マイカ、セピオライト、ワラストナイト、クレー、アタパルジャイト、ベントナイト等が挙げられる。これらの中でも、付着防止性向上の効果がより高いという観点から、タルク、カオリナイト、セピオライト、マイカ、ワラストナイト、クレー、アタパルジャイト、ベントナイト、珪藻土が好ましく、カオリナイト、タルク、ベントナイト、珪藻土がより好ましい。
本発明に係る炭酸カルシウムとしては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、コロイダル炭酸カルシウム等が挙げられる。
本発明に係る酸化チタンとしては、ルチル型又はアナターゼ型酸化チタン、ルチル型又はアナターゼ型コロイダル酸化チタン等が挙げられる。
本発明に係る酸化アルミニウムとしては、アルミナが挙げられる。
本発明に係る酸化亜鉛としては、酸化亜鉛、コロイダル酸化亜鉛等が挙げられる。
本発明で用いられる無機化合物の平均粒子径は、特に限定されないが、1〜15,000nmであることが好ましく、5〜7,000nmであることがより好ましい。前記無機化合物の平均粒子径が上記下限未満では十分な付着防止効果が得られにくくなる傾向にあり、他方、上記上限を超えると分散液の安定性が低下して付着防止性のばらつきが発生し易くなる傾向にある。したがって、前記無機化合物の平均粒子径が前記範囲内であると、分散液の安定性に優れ、付着防止性のばらつきもなく優れた付着防止性がより確実に得られる傾向にある。
また、本発明に係る無機化合物としては、種類や製造方法等により球状、板状、針状等の各種の形状のものが存在するが、本発明で用いられる無機化合物はいずれの形状のものであってもよい。
本発明のアスファルト合材付着防止剤において、前記無機化合物は、1種のものを単独で用いても、2種以上のものを組み合わせて用いてもよい。また、本発明のアスファルト合材付着防止剤は、前述の無機化合物のみからなるものであってもよいが、以下に説明する非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤や溶媒といった他の成分を含有していてもよく、本発明のアスファルト合材付着防止剤における前記無機化合物の含有量は1質量%以上であることが好ましく、3〜70質量%であることがより好ましい。前記無機化合物の含有量が前記下限未満では、十分な付着防止性が得られにくくなる傾向にある。
本発明のアスファルト合材付着防止剤としては、非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤を有効成分として更に含有することが好ましい。このような非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤を含有させることにより、前記無機化合物を溶媒に分散させて用いる場合に無機化合物の分散性をより向上させることができると共に、運搬車両の荷台表面(鋼鈑面)や転圧機材(ロードローラーやタイヤローラー等)の表面にアスファルト合材付着防止剤をより均一に塗布できるようになり、付着防止性がさらに向上する傾向にある。
このような非イオン界面活性剤としては、公知の各種ノニオン界面活性剤を適宜選択して使用することができ、特に限定されないが、例えば、高級アルコールアルキレンオキサイド付加物、アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物、スチレン化アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物、スチレン化フェノールアルキレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンアルキレンオキサイド付加物等のエーテル型の非イオン界面活性剤;脂肪酸アルキレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルアルキレンオキサイド付加物、脂肪酸アミドアルキレンオキサイド付加物、油脂のアルキレンオキサイド付加物等のエーテルエステル型の非イオン界面活性剤;ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等のポリアルキレングリコール型の非イオン界面活性剤;グリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトールの脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル等のエステル型の非イオン界面活性剤;ポリビニルアルコール等の高分子非イオン界面活性剤;多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノールアミン類の脂肪酸アミド等のその他の非イオン界面活性剤が挙げられる。これらの中でも、無機化合物をより安定的に分散させることが可能となる傾向にあるという観点から、高級アルコールアルキレンオキサイド付加物が好ましい。
また、アニオン界面活性剤としては、公知の各種アニオン界面活性剤を適宜選択して使用することができ、特に限定されないが、例えば、脂肪酸塩等のカルボン酸塩のアニオン界面活性剤;高級アルコールスルホン酸塩、高級アルコールアルキレンオキサイド付加物スルホン酸塩、スチレン化アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物スルホン酸塩、スチレン化フェノールアルキレンオキサイド付加物スルホン酸塩、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化脂肪酸、硫酸化オレフィン、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸等の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物等のホルマリン縮合物スルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、スルホコハク酸ジエステル塩等のスルホン酸エステル塩のアニオン界面活性剤;オレオイルメチルタウリンナトリウム塩、高級アルコールリン酸エステル塩、高級アルコールアルキレンオキサイド付加物リン酸エステル塩、スチレン化アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物リン酸エステル塩、スチレン化フェノールアルキレンオキサイド付加物リン酸エステル塩等のリン酸エステル塩のアニオン界面活性剤;ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリスチレンスルホン酸塩、ポリα−メチルスチレンスルホン酸塩、マレイン酸−アクリル系共重合物の塩、スチレン−アクリル系共重合物のスルホン酸塩等の高分子アニオン界面活性剤;N−メチルタウリンオレイン酸塩、N−メチルタウリンステアリン酸塩等のその他のアニオン界面活性剤が挙げられる。これらの中でも、無機化合物をより安定的に分散させることが可能となる傾向にあるという観点から、高分子アニオン界面活性剤、スルホコハク酸ジエステル塩が好ましい。
本発明のアスファルト合材付着防止剤において、これらの非イオン界面活性剤又はアニオン界面活性剤は、1種のものを単独で用いても、2種以上のものを組み合わせて用いてもよい。また、このような非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤の配合量は、特に制限されないが、無機化合物100質量部に対して100質量部以下であることが好ましく、10〜80質量部であることがより好ましい。非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤の配合量が前記上限を超えると、アスファルト合材の付着防止性が低下する傾向にある。
本発明のアスファルト合材付着防止剤においては、前記有効成分を単独で使用してもよいが、前記有効成分を希釈又は分散させるための溶媒を更に含有することが好ましい。このような溶媒を含有させることにより、運搬車両の荷台表面(鋼鈑面)や転圧機材(ロードローラーやタイヤローラー等)の表面にアスファルト合材付着防止剤をより均一に塗布できるようになり、付着防止性がさらに向上し、持続性も向上する傾向にある。
このような溶媒としては、例えば、水、アルキレングリコール、グリセリンを挙げることができる。アルキレングリコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール等が挙げられる。
本発明のアスファルト合材付着防止剤において、これらの溶媒は、1種のものを単独で用いても、2種以上のものを混合して用いてもよい。また、前記溶媒で前記有効成分を希釈又は分散させる際には、得られる希釈液又は分散液における無機化合物と非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤との合計量が2〜99質量%となるようにすることが好ましく、5〜60質量%となるようにすることがより好ましい。
さらに、本発明のアスファルト合材付着防止剤が前記無機化合物を溶媒に分散させてなるものである場合には、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ザンタンガム、デンプン糊等の分散安定化剤を更に含有させることが好ましい。
このような分散安定化剤の含有量は特に制限されないが、アスファルト合材付着防止剤の全体質量に対して、好ましくは0.05〜5質量%、特に好ましくは0.1〜3質量%である。このような分散安定化剤の含有量が前記下限未満であると無機化合物の凝集や沈降が十分に抑制されなくなる傾向にあり、他方、前記上限を超えると分散液の粘性が増大し、運搬車両の荷台表面(鋼鈑面)や転圧機材(ロードローラーやタイヤローラー等)の表面にアスファルト合材付着防止剤が均一に塗布されず、付着防止性が低下する傾向にある。また、このような分散安定化剤の平均分子量は特に制限されず、前記の無機化合物の凝集や沈降がより確実に防止されるように平均分子量を適宜調整することが好ましい。
本発明にかかる前記有効成分を前記溶媒に分散させる方法としては、特に制限されず、公知の分散機を用いて行うことができる。このような分散機としては、例えば、ディスパー、ホモミキサー、コロイドミル、ボールミル、サンドグラインダー、アトライタ等が挙げられる。
本発明においては、以上説明したアスファルト合材付着防止剤を、その付着防止性を損なわない程度に他の薬剤と組み合わせて併用してもよい。このような他の薬剤としては、例えば、極圧添加剤、清浄剤、分散剤、摩耗防止剤、消泡剤、腐食防止剤、粘度指数向上剤、増粘剤、流動点降下剤、防錆剤、防腐剤が挙げられる。
本発明のアスファルト合材付着防止剤は、原液をそのまま用いてもよいが、水等の溶媒で更に希釈して用いてもよい。本発明のアスファルト合材付着防止剤は、アスファルト合材を取り扱う機材であれば特に制限なく適用可能であり、例えば、運搬車両としてのダンプカーの積載面、締固め用機材であるロードローラーの鉄輪部、転圧機材であるタイヤローラーのタイヤ部、アスファルト合材を路面へ均一に散在させるフィニッシャー等の機材に使用することができる。また、使用に際しては、前記転圧機材等に、本発明のアスファルト合材付着防止剤を原液であるいは水等の溶媒で更に希釈した状態で塗布、噴霧等の方法により付与すればよい。
このようにして本発明のアスファルト合材付着防止剤を、例えば輸送車両(例えばダンプカー)の荷台面に付与することによって、輸送車両の荷台面へのアスファルト合材の凝着固化を防止することができ運搬の作業性を向上させることが可能となる。また、転圧車輪部(鉄輪やタイヤ)に付与した場合には、転圧車輪部へのアスファルト合材の付着や堆積を防止することができ、アスファルト合材を均一に舗装することが可能となる。更に、本発明のアスファルト合材付着防止剤を用いることで、従来用いられてきた鉱油等と比較してタイヤの劣化が低減される。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
各実施例及び各比較例で得られたアスファルト合材付着防止剤について、下記の方法に従って付着防止性及びゴムへの影響をそれぞれ評価した。
(1)付着防止性の評価
100mm(縦)×50mm(幅)×3mm(厚さ)の鋼板を用い、前記鋼板の片面に各実施例及び各比較例で得られたアスファルト合材付着防止剤を固形分基準で0.3gとなるように均一に塗布して試験鋼板とした。そして、直ちに前記試験鋼板の横の端面に、長さ50mm、幅10mmとなるようにして、予め170℃に加熱したアスファルト合材(排水性アスファルト合材、ニチレキ株式会社製)10gを置き、そのまま保温炉を用いて170℃の温度条件で10分間保温した。次いで、保温炉から前記試験鋼板を取り出して室温下に10分間放置した後に前記試験鋼板を垂直に立て、その後のアスファルト合材の挙動を観察し、付着防止性を以下の5段階の評価基準に基づいて評価した。数値が大きくなるほど付着防止性が良好であることを示す。
<評価基準>
5:アスファルト合材は容易に剥離し滑り落ち、試験鋼板への付着が全く見られない。
4:アスファルト合材は容易に剥離し滑り落ちるが、付着がわずかに認められる。
3:アスファルト合材は容易に剥離し滑り落ちるが、一部に付着が見られる。
2:アスファルト合材が滑り落ちる際に試験鋼板に残り、ほぼ全面に付着している。
1:アスファルト合材が試験鋼板に付着し、剥離せず滑り落ちない。
(2)ゴムへの影響の評価
タイヤローラー等のタイヤの劣化への影響を評価するために、アスファルト合材付着防止剤による天然ゴムへの影響を評価した。すなわち、200mLのビーカーに、水で100倍に希釈させたアスファルト合材付着防止剤100mLを入れ、そこに30mm×30mm×50mmのゴム片を浸漬させて25℃の温度条件下において2時間放置した。2時間放置後の前記ゴム片の状態を目視にて観察し、ゴムへの影響を以下の3段階の評価基準に基づいて評価した。
<評価基準>
○:ゴムへの影響なし。
△:ゴムが変色あるいは膨潤が若干認められるが、ゴムへの影響は少ない。
×:ゴムが変色あるいは膨潤し、ゴムへの影響が大きい。
(実施例1)
平均粒子径1600nmの無水シリカ(林化成(株)製、商品名:MIN−U−SIL5)20質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド9モル付加物10質量部及び水70質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例2)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径2800nmのホワイトカーボン((株)トクヤマ製、商品名:ファインシールX−37)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例3)
平均粒子径15nmで40質量%のコロイダルシリカ(日産化学工業(株)製、商品名:スノーテックス40)75質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド9モル付加物10質量部及び水15質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例4)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径5000nmのタルク(日本タルク(株)製、商品名:ミクロエースL−1)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例5)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径400nmのカオリン(Engelhard(株)製、商品名:ASP−100)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例6)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径2000nmのセピオライト(昭和鉱業(株)製、商品名:ミルコンSP−2)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例7)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径5200nmのマイカ((株)山口雲母工業所製、商品名:A−11)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例8)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径3000nmのワラストナイト(林化成(株)製、商品名:NYGLOS M3)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例9)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径7000nmのクレー(林化成(株)製、商品名:特花Bクレー)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例10)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径2000nmのアタパルジャイト(林化成(株)製、商品名:MICROSORB400LVM)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例11)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径2000nmのベントナイト(林化成(株)製、商品名:ベルゲン)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例12)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径7000nmの珪藻土(林化成(株)製、商品名:ラジオライトF)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例13)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径2000nmのゼオライト(日東粉化工業(株)製、商品名:SP#2300)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例14)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径1000nmの重質炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製、商品名:ソフトン2200)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例15)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径300nmの軽質炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製、商品名:PC)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例16)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径150nmのコロイダル炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製、商品名:ブリリアント1500)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例17)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径270nmのルチル型酸化チタン(石原産業(株)製、商品名:PT−301)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例18)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径100nmのアナターゼ型酸化チタン(石原産業(株)製、商品名:PT−501A)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例19)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径10nmのルチル型コロイダル酸化チタン(堺化学(株)製、商品名:STR−100C)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例20)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径3500nmのアルミナ(住友化学工業(株)製、商品名:AM−22)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例21)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径2000nmの酸化亜鉛(堺化学(株)製、商品名:LPZINC−2)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例22)
実施例1で使用した平均粒子径1600nmの無水シリカの代わりに、平均粒子径20nmのコロイダル酸化亜鉛(堺化学(株)製、商品名:FINEX−50)を使用した以外は実施例1と同様にしてアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例23)
平均粒子径1000nmの酸化マグネシウム(協和化学工業(株)製、商品名:キョーワマグMF−150)20質量部、デシルアルコールエチレンオキサイド13モルとプロピレンオキサイド2モルとのランダム付加物10質量部及び水70質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例24)
平均粒子径4000nmの窒化ホウ素(水島合金鉄(株)製、商品名:HP−6)20質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド15モルとプロピレンオキサイド2モルとのランダム付加物10質量部及び水70質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例25)
平均粒子径9000nmのタルク(白石カルシウム(株)製、商品名:MS)20質量部、43質量%のポリカルボン酸ナトリウム水溶液(重量平均分子量6,000)20.8質量部及び水59.2質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例26)
平均粒子径12000nmのタルク(日本タルク(株)製、商品名:SW)20質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド9モル付加物8質量部、70質量%のスルホコハク酸ジオクチルナトリウム水溶液2.9質量部及び水69.1質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例27)
平均粒子径5000nmのタルク(日本タルク(株)製、商品名:ミクロエースL−1)20質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド9モル付加物10質量部、グリセリン10質量部及び水60質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例28)
平均粒子径1000nmの重質炭酸カルシウム(白石カルシウム(株)製、商品名:ソフトン2200)20質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド9モル付加物10質量部、エチレングリコール20質量部及び水50質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例29)
平均粒子径25nmで48質量%のコロイダルシリカ(日産化学工業(株)製、商品名:スノーテックス50)100質量部をアスファルト合材付着防止剤とした。
(実施例30)
平均粒子径5nmで20質量%のコロイダルシリカ(日産化学工業(株)製、商品名:スノーテックスXS)50質量部、プロピレングリコール20質量部及び水30質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例31)
平均粒子径20nmのルチル型コロイダル酸化チタン(堺化学(株)製、商品名:STR−60C)60質量部及びエチレングリコール40質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(実施例32)
平均粒子径50nmで40質量%のコロイダルシリカ(日産化学工業(株)製、商品名:スノーテックス40)50質量部、ドデシルアルコールエチレンオキサイド9モル付加物5質量部、トリプロピレングリコール20質量部及び水25質量部を均一に混合してアスファルト合材付着防止剤を得た。
(比較例1)
一般工業用重油(新日本石油(株)製、商品名:A重油)100質量部をアスファルト合材付着防止剤とした。
(比較例2)
食用菜種白絞油(日清オイリオ(株)製)100質量部をアスファルト合材付着防止剤とした。
(比較例3)
エチレンオキサイド20モル付加ソルビタントリオレート(花王(株)製、商品名:レオドールTW−O320V)100質量部をアスファルト合材付着防止剤とした。
(比較例4)
エチレングリコール(三菱化学(株)製)100質量部をアスファルト合材付着防止剤とした。
各実施例及び各比較例で得られたアスファルト合材付着防止剤について、前述のようにして付着防止性及びゴムへの影響を評価した。得られた結果を表1に示す。
Figure 2007302710
表1に示した結果からも明らかなように、特定の無機化合物を用いた本発明のアスファルト合材付着防止剤は、付着防止性が高いだけではなく、ゴムへの影響(すなわち転圧機材であるタイヤローラーのタイヤへの影響)が低いことが確認された。
以上説明したように、本発明によれば、アスファルト合材に対する高度な付着防止性を達成すると共に、接触するタイヤローラー等に対するゴムの劣化を十分に防止することができ、しかも大気汚染等の環境汚染の問題や作業環境の問題を改善することが可能なアスファルト合材付着防止剤を提供することが可能となる。
従って、本発明のアスファルト合材付着防止剤は、アスファルト合材を取り扱う機材への適用が可能であって、道路舗装面や転圧車輪部等に悪影響を与えることなく前記機材へのアスファルト合材の付着を防止することができ、運搬や舗装の作業効率を向上させることができるばかりか、大気汚染等の環境汚染の問題や作業環境の問題を改善することが可能となる。

Claims (4)

  1. シリカ、ケイ酸塩鉱物、ゼオライト、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム及び窒化ホウ素からなる群から選択される少なくとも1種の無機化合物を有効成分として含有することを特徴とするアスファルト合材付着防止剤。
  2. 前記ケイ酸塩鉱物が、タルク、カオリナイト、珪藻土、セピオライト、マイカ、ワラストナイト、クレー、アタパルジャイト及びベントナイトからなる群から選択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項1に記載のアスファルト合材付着防止剤。
  3. 非イオン界面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤を有効成分として更に含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のアスファルト合材付着防止剤。
  4. 前記有効成分を希釈又は分散させるための溶媒を更に含有することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のアスファルト合材付着防止剤。
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