JP2007302435A - ドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置 - Google Patents

ドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置において、簡素な構成によって、ドライアイスを搬送するガス中の水分を低減して、ガスとドライアイスの混合流に同伴する凝縮水を除去することができるようにする。
【解決手段】粒子状のドライアイス2を貯蔵するホッパー1と、ドライアイス2を搬送する搬送空気Aを形成するブロワ10と、ホッパー1内のドライアイス2をブロワ10からの管路11に供給するフィーダ5とを有するドライアイスのガス搬送機構であって、ホッパー1が、搬送空気Aを形成するための空気Aをドライアイス2と熱交換可能に流通させる流路Pを備えるとともに、流路Pとブロワ10との間の流路に、空気中の凝集水を捕集する凝縮水捕集器8を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置に関する。例えば、ショット材として粒子状のドライアイスを用いるショット材ブラスト装置に好適に用いることができるドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置に関する。
従来、粒子状のドライアイスを噴射するドライアイス噴射装置として、例えば、ドライアイスをショット材として用いたブラスト装置が知られている。
このようなブラスト装置は、ホッパーに貯蔵された粒子状のドライアイスを、圧縮機やブロワなどを用いて、例えば空気などのガス流とともに搬送するガス搬送機構により搬送し、噴射ノズルに導くことで、被処理品に対して、例えば、約0.294MPa〜約1.47MPa(3kgf/cm〜15kgf/cm)程度の圧力で噴射している。そして、例えば、塗料の剥離、材料表面の研磨、金型の離型材等の除去、工業製品や半導体製品の洗浄などを行う。
例えば、特許文献1には、ホッパと、出口圧が0.12MPa〜0.25MPa(1.2気圧〜2.5気圧)の空気圧縮機と、この圧縮された空気流をノズルに導く空気搬送路と、空気流にドライアイス粒子を混入するドライアイス粒子供給手段とを備えるドライブラスト装置が記載されている。
特開2002−79465号公報(図1)
しかしながら、上記のような従来のドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置には以下のような問題があった。
これらのドライアイス噴射装置では、ドライアイスが空気などのガスと混合される際、そのガス中の水分が凝縮、凍結してドライアイス同士が付着して塊状になってしまったり、凝縮水がガスと同伴してノズルから噴射されて被処理物に水分が付着し良好なブラスト性能、洗浄性能が得られなくなったりして、被処理物に悪影響をもたらすという問題がある。また、凝縮水が噴射ノズルの先端に付着すると、噴射孔が閉塞してしまうという問題がある。ドライアイスを混合するガスとして空気を用いる場合、高温多湿となる梅雨時期から夏季時期には、その傾向が強くなるため、空気中の水分を十分に除去する必要がある。
ガスの水分を除去する手段として、水分除去フィルターを設けることが考えられるが、圧力損失が大きくなりすぎるため、噴射圧力が低くなってブラスト性能、洗浄能力などが低下してしまうという問題がある。特に、コンパクトで可搬式の装置とするために圧縮機ではなくブロワなどを用いて圧縮ガスとする場合には圧力損失の影響は大きい。
また、圧縮ガスの流路にドライヤーを設けることも考えられるが、ドライヤーは高価なため、高価な装置となってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成によって、粒子状のドライアイスを搬送するガス中の水分を低減して、ガスとドライアイスの混合流に同伴する凝縮水を除去することができるドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、粒子状のドライアイスを貯蔵するホッパーと、前記ドライアイスを搬送するガス流を形成するガス流形成部と、前記ガス流形成部からのガス流路に前記ホッパー内のドライアイスを供給するドライアイス供給部とを有するドライアイスのガス搬送機構であって、前記ホッパーが、前記ガス流を形成するためのガスを前記ドライアイスと熱交換可能に流通させる熱交換流路を備えるとともに、該熱交換流路と前記ガス流形成部との間のガスの流路に、前記ガス中の凝集水を捕集する凝縮水捕集器を備える構成とする。
この発明によれば、ガスを熱交換流路に流すことで、ガスをドライアイスと熱交換させて冷却し、ガス内に含まれる水分を凝縮させる。そして、凝縮水捕集器によってその凝縮水を捕集することで、ガス内の水分を除去した状態でガス流形成部に供給し、ドライアイス供給部から供給されるドライアイスと混合し、ガスとともに搬送する。
そのため、ドライアイスを除蔵するホッパーがガス内の水分を凝縮して捕集するための冷熱源を兼ねた簡素な構成により、例えば水分除去フィルターなどを用いる場合のような圧力損失を起こしたり、例えばドライヤーなどの高価な装置を用いたりすることなく、凝縮水の同伴を防止した状態でガス搬送することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のドライアイスのガス搬送機構において、前記熱交換流路が、ホッパー本体の外周面から外方に立設された仕切り板と、前記ホッパー本体の外周面と、前記ホッパー本体を覆うカバー部材とによって形成された構成とする。
この発明によれば、ホッパー本体の外周面から外方に立設された仕切り板をカバー部材によって外周側から覆うことにより熱交換流路を形成するので、仕切り板が放熱フィンを兼ねるため、効率的な熱交換を行うことができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のドライアイスのガス搬送機構において、前記熱交換流路が、ホッパー本体の外周面に巻きつけられたチューブ部材によって形成された構成とする。
この発明によれば、チューブ部材をホッパー本体の外周面に巻きつけることにより、熱交換流路を形成するので、ガスがホッパー本体の外周面を周回する流路を容易に形成することができる。また、必要に応じてチューブ部材の長さを変えることで流路長さの設定を容易に変えることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれかに記載のドライアイスの搬送機構において、前記凝縮水捕集器により凝縮水を除去したガスの一部を、前記ドライアイスが貯蔵されたホッパー内部に送出する管路を備える構成とする。
この発明によれば、管路を通して、凝縮水捕集器によって凝縮水が除去されたガスをホッパー内部に送出することにより、ドライアイス同士を付着させる恐れなくホッパー内を加圧することができるので、ドライアイスを安定した状態で供給することができる。また、送出されるガスは、ドライアイスと熱交換されて冷却されているため、ドライアイスの昇華による減量を低減することができる。
請求項5に記載の発明では、ドライアイス噴射装置において、請求項1〜4のいずれかに記載のドライアイスのガス搬送機構と、該ガス搬送機構のドライアイス供給部から供給されたドライアイスを前記ガス搬送機構のガス流形成部により発生する加圧ガスとともに噴射する噴射ノズル部とを備える構成とする。
この発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載のドライアイスのガス搬送機構を備えるので、請求項1〜4のいずれかに記載の発明と同様の作用効果を備える。
そして、凝縮水を同伴しない状態でガスと混合されたドライアイスを、噴射ノズル部から噴射することができるので、凝縮水によって、噴射ノズル部が目詰まりすることがなく、噴射対象物に凝縮水が付着して悪影響を与えたりしないようにすることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載のドライアイス噴射装置において、前記粒子状のドライアイスが、ドライアイスブラストを行うためのショット材である構成とする。
この発明によれば、粒状のドライアイスがドライアイスブラストを行うためのショット材なので、凝縮水が同伴しない状態のショット材を噴射してブラスト処理を行うことができるので、凝縮水が付着することによる悪影響を受けない良好なブラスト処理を行うことができる。
本発明のドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置によれば、ホッパーがガス内の水分の凝縮捕集するための冷熱源を兼ねることで、簡素な構成によって、粒子状のドライアイスを搬送するガス中の水分を低減して、ガスとドライアイスの混合流に同伴する凝縮水を除去することができるという効果を奏する。
以下では、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
本発明の実施形態に係るドライアイスのガス搬送機構およびドライアイス噴射装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るドライアイス噴射装置の概略構成を模式的に示す装置構成図である。図2(a)、(b)は、本発明の実施形態に係るドライアイス噴射装置のホッパーの正面視の部分断面図、および平面図である。
本実施形態のドライアイス噴射装置100は、図1に示すように、適宜の大きさに形成された粒子状のドライアイス2を、圧縮された空気とともに噴射する装置であり、例えば、ドライアイス2をショット材として、被処理物に噴射し、被処理物のブラスト処理、洗浄処理などを行うドライアイスブラスト装置として好適に利用することができるものである。
ドライアイス2の粒径や、ドライアイス混合空気流の流速、噴射圧などは、処理の種類や処理対象によって適宜設定する。例えば、ドライアイス2の形状は、径がφ3mmで、長さが約3mm〜7mmのものが一般に使用される。処理の種類としては、例えば、塗料の剥離、材料表面の研磨、金型の離型材等の除去、工業製品や半導体製品の洗浄などを挙げることができる。
ドライアイス噴射装置100の概略構成は、ホッパー1、フィーダ5(ドライアイス供給部)、凝縮水捕集器8、ブロワ10(ガス流形成部)、噴射ノズル部12、およびそれぞれを接続する複数の管路からなる。そして、ドライアイス噴射装置100において、噴射ノズル部12を除く構成は、本発明の実施形態に係るドライアイスのガス搬送機構を構成している。
ホッパー1は、ドライアイス2を下降可能に貯蔵し、下側のドライアイス排出管路1fを通して、フィーダ5にドライアイス2を供給するためのものである。その概略構成は、図1、2に示すように、ホッパー本体1a、仕切り板1b、カバー1c(カバー部材)、およびホッパー蓋1dからなる。
ホッパー本体1aは、上方に開口する円筒とその下端部から下方に縮径し端部に開口1gが形成された円錐面とで構成される金属製の筒状体からなる。
仕切り板1bは、ホッパー本体1aの外周面において径方向の外方に等距離だけ延ばして立設され、ホッパー本体1aの外周面に沿って連続的に設けられた金属製の板状部材で、ホッパー本体1aの外周側に供給される空気A(ガス)の流通経路を規制する規制板となっているものである。本実施形態では、ホッパー本体1aを螺旋状に周回する仕切り板と本体の一部と仕切り板によりコ字状溝を形成するように設けられている。
仕切り板1bは、例えばスポット溶接などによりホッパー本体1aの外周面に部分的に一体化する構造であってもよいが、ロウ付けなどの方法により一体化し、空気Aがスポット溶接の際に生じるホッパー本体1aと仕切り板1bとの間のクリアランスから漏洩しないようにすることが望ましい。
なお、ホッパー本体1aと仕切り板1bとに用いる金属の材質は、熱伝導率が高い金属とすることが好ましく、例えば、ステンレス、アルミニウムなどの金属を用いることが好ましい。
カバー1cは、ホッパー本体1aと上下端部において一体化し、仕切り板1bの径方向先端にそれぞれ隙間なく当接して、ホッパー本体1aおよび仕切り板1bを径方向の外周側で全面的に覆うカバー部材である。そのため、カバー1cによって、仕切り板1b、ホッパー本体1aとで形成されるコ字状溝が外周側から覆われ、ホッパー本体1aを螺旋状に周回する断面矩形状の流路Pが形成される。
なお、カバー1cは、組立を容易にするために、ホッパー本体1aの形状より仕切り板1bの突出高さ寸法だけ拡径した容器状の部材として製作し、仕切り板1bが立設された状態のホッパー本体1aに下方側からかぶせて取り付け、カバー1cの内面と仕切り板1bの先端とを隙間なく当接させた状態で固定することが好ましい。例えば、仕切り板1bの端面に弾性部材を設け、カバー1cとの間でパッキンの機能を持たせることで隙間なく当接することができる。
また、カバー1cの材質は、金属などを採用することができるが、外気の伝熱による流路P内の温度上昇を低減するため、断熱性の高い材質を用いたり、外表面を断熱材で覆ったりしてもよい。
このような構成の流路Pは、ドライアイス2を噴射するための圧縮ガスを形成する空気をドライアイス2と熱交換するための熱交換流路として用いられる。流路Pの断面積の大きさ、すなわち、仕切り板1bの上下方向の間隔や径方向の長さは、流路Pを流れる空気Aを冷却するための冷却伝熱面積や空気の流速に応じて設定される。
カバー1cの上端側には、流路Pに空気Aを供給するための空気導入口3が設けられている。ブロワ10の圧縮機能により自然と空気導入口3から空気が入ることとなる。
カバー1cの下端側には、流路Pを流通してドライアイス2と熱交換されて冷却された空気Aを流路Pの外部に排出する空気導出口4が設けられている。
ホッパー蓋1dは、ホッパー本体1aの上端側の開口を開閉可能に覆う蓋部材である。そして、ホッパー蓋1dによってホッパー本体1aを密閉したときに、ホッパー本体1a内を加圧するために、ホッパー蓋1dの適宜位置に加圧空気供給口1eが設けられている。
加圧空気供給口1eには、後述する管路9Bが接続され、乾燥した加圧空気Aが供給されるようになっている。これにより、例えば、ホッパー本体1a内のドライアイス2同士が一体化することや、ドライアイス2の舞上がりなどを防止するとともに、ドライアイス2をホッパー本体1aの内面に沿って安定して下降させることができ、その結果、ドライアイス2をフィーダ5に安定した状態で供給することができる。
フィーダ5は、ドライアイス排出管路1fから下方に送出するためのドライアイス2を適宜量だけ取得して、下方に設けられた管路6に供給する機構である。供給のタイミングは、必要に応じて連続的でもよいし、間欠的でもよい。また、具体的な供給機構は、ロータリフィーダなどの回転機構や、往復動作による供給機構など、周知の種々の機構を必要に応じて採用することができる。
空気導出口4には、管路7が接続され、その端部に凝縮水捕集器8が設置されている。
凝縮水捕集器8は、流路Pを通過しドライアイス2と熱交換することで冷却された空気A中の凝縮水を捕集して管路外に排出するためのものである。
凝縮水捕集器8の出口側には管路9が接続されている。
管路9は、凝縮水捕集器8によって凝縮水が捕集され乾燥された空気Aをブロワ10に供給するための管路である。
ブロワ10は、管路9から供給された空気Aを加速し、搬送空気A(搬送するガス流)として管路11に送出するためのものである。
なお、ブロワ10は、ドライアイス2を搬送するガス流を形成できれば、ブロワ以外の機構を採用してもよい。例えば、種々の方式の圧縮機などでもよい。
管路11は、中間部に管路6が接続され、搬送空気Aとフィーダ5によって供給されるドライアイス2とを混合する混合部11aが形成されている。そして、流路の端部には、搬送空気Aとドライアイス2との混合物であるドライアイス混合空気流Bを外部に噴射する噴射ノズル部12が接続されている。
また、ブロワ10と混合部11aとの間の管路11A上には、凝縮水捕集器8によって凝縮水が除去されて乾燥された空気を、加圧用空気Aとして、加圧空気供給口1eに供給するための管路13が設けられている。なお、管路13の管路11Aから分岐部分には、特に図示しないが、管路13の空気圧を適正な値に調整する圧力調整手段が設けられている。
次に、本実施形態のドライアイス噴射装置100の動作について説明する。
まず、室内の空気と同様の温湿度条件を有する空気Aが空気導入口3から供給される。そして、流路Pに沿ってホッパー本体1aの外周面を螺旋状に周回する流れを形成する空気Aとなる。空気Aは、ホッパー本体1a、仕切り板1bを伝熱経路として、ドライアイス2と熱交換されるので、冷却されつつ流路Pを進む。ここで、仕切り板1bは、放熱フィンとして機能しており、空気Aの効率的な熱交換が可能となっている。
このため、空気導出口4から排出される時には、流路Pの長さに応じて温度降下し、空気A中の水分がその温度の飽和水蒸気量に応じて凝縮された状態の空気Aとして排出される。空気Aは、管路7を通して凝縮水捕集器8に導かれる。
凝縮水捕集器8では、空気Aから凝縮水が捕集され、管路9によって搬送される。
管路9に導かれた空気Aは、ブロワ10によって加速され、搬送空気Aとして、管路11Aに送出される。
また、搬送空気Aの一部が、加圧用空気Aとして管路13に分岐され、加圧空気供給口1eからホッパー本体1a内に入り、ホッパー本体1a内を加圧する。これにより、ドライアイス2がフィーダ5に供給されて減量すると、上方のドライアイス2が減量した分だけ円滑に下方に降下する。
また、ドライアイス排出管路1fから搬送空気Aの一部が環流しても、その影響を低減できるので、例えばホッパー本体1a内のドライアイス2が舞い上がるといった不具合を防止することができ、ドライアイス2を定量ずつ安定供給することが可能となる。
また、搬送空気Aは、すでに凝縮水が捕集され、水分が低減された空気となっているため、低温のホッパー本体1a内に投入しても、水分の凍結などによってドライアイス2同士が接着したり、団塊化したりしないようにすることができる。そのため、ドライアイス2を安定して下方側に供給することができる。
一方、ホッパー本体1a内に貯蔵されたドライアイス2は、適宜のタイミングでフィーダ5により一定量ずつ、管路6に供給される。そして、混合部11aにおいて、管路11Aに送出される搬送空気Aと混合され、ドライアイス混合空気流Bとして、管路11B内を搬送され、噴射ノズル部12により外部に噴射される。
このとき、搬送空気Aは、水分が低減された空気とされているので、ドライアイス混合空気流Bには、凝縮水が混じることがなく、例えば、噴射ノズル部12に水分が氷結して目詰まりせず安定した噴射を行うことができる。
また、被処理物に噴射された場合でも、ドライアイス混合空気流Bには、凝縮水が同伴しないので、被処理物に水分が付着して処理性能に悪影響を与えたりせずに、良好な処理を行うことができる。したがって、被処理物の不良率の低下、生産性の向上を図り、悪影響を取り除くための後処理等の工程を省略することができる。
このように、本実施形態のドライアイス噴射装置100によれば、ドライアイス2を噴射するための搬送空気Aを形成する空気Aを、空気導入口3から空気導出口4に至る流路Pを通して、ドライアイス2と熱交換することにより冷却し、その空気中に凝縮した水分を凝縮水捕集器8によって捕集することで、圧縮する前の空気Aから凝縮水を除去し、その後の搬送空気Aを水分が低減された空気とすることができる。
この場合、ドライアイス2が凝縮水を除去するための冷却熱源を兼ねることができるので、除湿用の熱源を備える場合に比べて簡素な装置とすることができる。
また、例えば水分除去フィルターなどのように圧力損失が発生する手段を用いないため、低圧のガス流形成部を備える構成とすることができるので、安価かつコンパクトな装置とすることができる。
また、例えば、ドライヤーなどを用いる場合に比べて、安価な構成とすることができる。
次に、本実施形態の第1変形例について説明する。
図3(a)、(b)は、本発明の実施形態の第1変形例に係るドライアイス噴射装置のホッパーの正面視の部分断面図、および平面図である。
本変形例は、ドライアイス噴射装置100のホッパー1に代えて、図3(a)、(b)に示すホッパー1Aを用いたものである。以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
ホッパー1Aは、ホッパー1の仕切り板1bに代えて、ホッパー本体1aの外周面に複数のC型仕切り板20(仕切り板)を適宜ピッチで平行に立設したものである。C型仕切り板20の外径は、仕切り板1bと同様に、カバー1cに隙間なく内接する高さとされている。
C型仕切り板20は、図3(b)に示すように、周方向に少なくとも1箇所の開口部21を備え、ホッパー本体1aの外周面に外接する平面視C字状の金属製の平板であり、仕切り板1bと同様に溶接などによってホッパー本体1aに固定されている。
本変形例では、各C型仕切り板20の開口部21は、上下方向に隣接するC型仕切り板20同士では、重ならない位置に配置される。本変形例では、空気Aが、均等かつまんべんなくホッパー本体1aの外周面を周回することができるように、平面視で径方向に対向する2箇所に交互に設けられている。ただし、開口部21の位置関係はこれに限定されるものではなく、熱交換に必要な流路が形成できれば、どのような位置関係としてもよい。
本変形例では、ホッパー本体1aの上下方向に、ホッパー本体1aの外周面、C型仕切り板20、20、カバー1cとからなる断面矩形状の円環状の流路が複数積層して形成され、それぞれが、開口部21を通して上下方向に連通している。そのため、空気導入口3から、ホッパー本体1aの外周を周回して、各開口部21を通して下段の円環状の流路に移行し、この周回と下降とを順次繰り返すことで、空気導出口4に至る流路Pが形成される。したがって、流路Pは、空気Aが、ホッパー本体1aの外周面全体に沿って流れ、ホッパー本体1aとC型仕切り板20との間で熱交換する熱交換流路となっている。
このような構成によれば、空気導入口3から供給された空気Aが流路Pを流れることで、ドライアイス2と熱交換され、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。
本変形例のC型仕切り板20は、上記実施形態の仕切り板1bが、螺旋状の3次元形状を有するのに対して、複数の平板部材からなるため製作が容易となる。
次に、本実施形態の第2変形例について説明する。
図4(a)、(b)は、本発明の実施形態の第2変形例に係るドライアイス噴射装置のホッパーの正面視の部分断面図、および平面図である。
本変形例は、ドライアイス噴射装置100のホッパー1に代えて、図4(a)、(b)に示すホッパー1Bを用いたものである。以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
ホッパー1Bは、ホッパー1の仕切り板1bに代えて、ホッパー本体1aの外周面に巻き付けられ、両端部がそれぞれ空気導入口3と空気導出口4とに接続されたチューブ22を備えたものである。このチューブ22の内部に形成された流路Pは、内部を流れる空気と、ホッパー本体1a内のドライアイス2との間の熱交換を行う熱交換流路を形成している。
チューブ22の断面形状は、例えば、円形状、楕円状、D字状、矩形状、不定形状など適宜の形状とすることができるが、ホッパー本体1aの外周面との間に隙間が形成されにくい形状とすることが、熱交換の効率を向上するためには好ましい。
チューブ22の材質は、必要な熱伝導率が得られれば、適宜の材質とすることができるが、熱伝導率が良好な金属、例えば、アルミニウムなどが好ましい。またドライアイスの低温でも弾性を有する合成樹脂、ゴムなどでもよい。
なお、チューブ保持部材23(図4(a)参照)は、チューブ22を上下方向に安定して保持することができるように、ホッパー本体1aの外周面から径方向外側に突設された板状または棒状の部材である。本変形例では、板状または棒状の部材は、例えば3巻きごとに設けられているが、必要に応じて、1巻きごとに設けてもよいし、まったく設けなくてもよい。
また、本変形例のカバー1cは、上記実施形態、第1変形例とは異なり、流路を形成する機能はなく、チューブ22を外周側から覆って機械的に保護したり、外部からの熱の流入を抑制したりする機能のみを有する。したがって、チューブ22とカバー1cとの間に空隙24が形成されていてもよい(図4(a)参照)。
また、カバー1cは、必要に応じて、チューブ22の一部分を覆う形態やメッシュなどの形態を採用してもよい。また、必要がない場合には削除してもよい。
本変形例によれば、チューブ22により、螺旋状の流路Pをきわめて容易に形成することができる。また、冷却能力の必要に応じて熱交換流路の長さをチューブ22の長さのみで調整できるので、効率的な装置を容易に製作することができる。
なお、上記の説明では、ドライアイス噴射装置100が、混合部11aにおいて、ドライアイス混合空気流Bを形成してから、噴射ノズル部12で噴射する例で説明したが、このような構成に限定されるものではない。
例えば、ドライアイス2を搬送する系統と、凝縮水捕集器8により乾燥された搬送空気Aの系統とを、それぞれ別系統として噴射ノズル部12に接続し、搬送空気Aのエジェクター効果により、ドライアイス2を供給する管路からドライアイス2を吸引して噴射する構造のドライアイス噴射装置としてもよい。
また、上記の説明では、仕切り板1b、C型仕切り板20を、流路P、Pの管路壁を形成するために用いた例で説明したが、ホッパー本体1aに立設される板状部材を、流路P、Pの内部に独立して設けてもよい。この場合、板状部材は熱交換のためのフィンとして作用するため、熱交換の効率を向上することができる。
また、上記の説明では、空気導入口3をホッパー1の上側、空気導出口4をホッパー1の下側に設けた例で説明したが、この上下関係は逆であってもよい。ただし、ホッパー1内のドライアイス2は、搬送、噴射が進行するに従って下降するので、熱交換流路がホッパー1の下端側に形成されるようにすることが好ましい。そのため、空気導入口3、空気導出口4のいずれか一方は、ホッパー1の下端側に設けることが好ましい。
また、上記の説明では、ドライアイスのガス搬送機構が、ドライアイスを搬送空気で搬送する例で説明したが、ドライアイスを搬送するガスは、空気に限定されず、例えば、窒素、二酸化炭素、不活性ガスなど、空気以外のガスを用いてもよい。
また、上記の説明では、ドライアイスのガス搬送機構をドライアイス噴射装置の一部に用いた例で説明したが、粒子状のドライアイスをガスで搬送するすべての用途において、単独の機構として、または他の装置の一部として用いることができる。
例えば、粒子状のドライアイスの製造工程や梱包工程において、粒子化されたドライアイスに凝縮水を同伴することなく搬送するためのドライアイス搬送装置として用いることができる。
また、上記の説明では、ドライアイス噴射装置の例として、ドライアイスブラスト装置の例を挙げて説明したが、ドライアイス噴射装置は、例えば、粒子状のドライアイスを噴射することにより、水分が悪影響を与える対象物を冷却する冷却装置などであってもよい。
また、上記の説明では、管路9Bを設けて、凝縮水捕集器8で乾燥された加圧用空気Aをホッパー1に戻す構成とした例で説明したが、ホッパー1の内部を加圧する必要がない場合には、このような管路を設けない構成としてもよい。
また、上記の説明では、熱交換流路をホッパー本体の外周面に沿って設けた例で説明したが、ドライアイスの供給に支障がなく熱交換できれば、熱交換流路は、ホッパー本体1aの内部に設けてもよい。
また、上記に説明した各構成要素は、技術的に可能であれば、本発明の技術的思想の範囲内で適宜組み合わせて実施することができる。例えば、上記の仕切り板1b、C型仕切り板20、チューブ22を組み合わせて熱交換流路を形成してもよい。
次に、ドライアイス噴射装置100の一実施例について、従来技術に係る比較例とともに簡単に説明する。
図5は、本発明の実施例のドライアイス噴射装置の凝縮水捕集動作に伴う水分量の経時変化について説明するグラフである。横軸は時間経過(分)を示し、縦軸は温度(℃)、相対湿度(%)、水分量(g/m)を表し、それぞれの数値スケールは共通としている。
本実施例のドライアイス噴射装置100は、上記実施形態のホッパー1をステンレス鋼で製作した。流路Pの長さは、約5m、空気導入口3、空気導出口4の口径は20A(外形7.2mm)、ホッパー本体1aの外表面積は0.427mである。
比較例のドライアイス噴射装置(以下、比較例の装置と略称する)は、ホッパーをこのドライアイス噴射装置100のホッパー1からカバー1c、仕切り板1bを削除して、ホッパー本体1aとホッパー蓋1dとからなる構成とし、さらに凝縮水捕集器8、管路9Bを除去したものである。
なお、ブロワ10は、本実施例、比較例では、空気を1.5〜2m/minで噴射するようになっている。
ドライアイス噴射装置100および比較例の装置が配置された環境の気温および相対湿度は、それぞれ30℃、55%であり、空気導入口3に供給される空気Aの単位体積当たりの水分量は、16.0g/mであった。
そして、ドライアイス噴射装置100のホッパー1にドライアイス2を6.0kg投入し、凝縮水捕集器8の出口側の空気の温度、相対湿度と、噴射ノズル部12の先端部での温度、相対湿度を測定した。また、凝縮水捕集器8で捕集された凝縮水の量を測定した。
比較例の装置では、ホッパーに同じくドライアイス2を6.0kg投入し、噴射ノズル部12の先端部での温度、相対湿度を測定した。
実施例、比較例における大気の条件と、温湿度の測定結果を下記表1に示す。
Figure 2007302435
図5では、ドライアイス噴射装置100の凝縮水捕集器8の出口での温度を曲線200で、同じく相対湿度を曲線201で示し、それらの測定値と飽和水蒸気量から換算される空気中の水分量を曲線202で示している。
まず、ホッパー1が空の状態からドライアイス2を投入し、投入完了した時点(図5の2分の時点)から、ブロワ10の運転を始めた。すると、ブロワ10に供給される空気Aは、空気導入口3から吸引され、流路Pを流れることで、ドライアイス2と熱交換し、冷却されるので、搬送空気Aの温度も下がってゆく。
そして、その1分後(図5の3分の時点)には、約5℃まで冷却され、その後、3℃近傍でわずかに変動しながら、略3℃の平衡温度に向かっている。これに伴い、曲線201に示すように、相対湿度は上昇し、3分後(図5の5分の時点)では、相対湿度100%に達している。
凝縮水捕集器8の空気の温度が3℃のとき、表1に示すように、凝縮水捕集器8で捕集された凝縮水量は10.1g/mであった。初期空気の飽和水分量は、16.0g/mであり、3℃の飽和水蒸気量が、5.9g/mであることから、空気Aの凝縮水は凝縮水捕集器8により100%捕集されたことが分かる(10.1=16−5.9)。
したがって、搬送空気Aの水分量は、5.9g/mである。
一方、噴射ノズル部12の先端部の温度は、ドライアイス2が混合され、管路を介して外部と熱交換することにより、表1に示すように、5℃となっている。5℃における飽和水蒸気量は6.8g/mであるので、ドライアイス混合空気流Bの凝縮水量は、0g/mである。すなわち、凝縮水が同伴しないことが分かる。
そして、本実施例では、図5に曲線202で示すように、凝縮水捕集器8の出口での水分量は、2分の時点から急速に低下し、約2分30秒の時点以降では、6.8g/mより少なくなっており、噴射ノズル部12の先端部で凝縮水が同伴しない状態となっている。
一方、比較例の装置では、ブロワ10で圧縮された空気の温度は、本実施例より低いものの、ドライアイス2を混合されることで、表1に示すように、同様に5℃になっている。そのため、水蒸気として保持できる水分量は、6.8g/mであり、9.2g/m(=16.0−6.8)が、凝縮水として、ドライアイス混合空気流に同伴した状態で、噴射ノズル部12から噴射されることになる。本例では、流量は1.5m/min〜2m/minなので、凝縮水の量は、14g/min〜18g/minになる。
本発明の実施形態に係るドライアイス噴射装置の概略構成を模式的に示す装置構成図である。 本発明の実施形態に係るドライアイス噴射装置のホッパーの正面視の部分断面図、および平面図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係るドライアイス噴射装置のホッパーの正面視の部分断面図、および平面図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係るドライアイス噴射装置のホッパーの正面視の部分断面図、および平面図である。 本発明の実施例のドライアイス噴射装置の凝縮水捕集動作に伴う水分量の経時変化について説明するグラフである。
符号の説明
1、1A、1B ホッパー
1a ホッパー本体
1b 仕切り板
1c カバー(カバー部材)
1e 加圧空気供給口
1f ドライアイス排出管路
2 ドライアイス
3 空気導入口
4 空気導出口
5 フィーダ(ドライアイス供給部)
6、7、9、11、11B、13 管路
8 凝縮水捕集器
10 ブロワ(ガス流形成部)
11a 混合部
11A 管路(ガス流路)
12 噴射ノズル部
20 C型仕切り板(仕切り板)
21 開口部
22 チューブ
100 ドライアイス噴射装置
A、A、A 空気(ガス)
加圧用空気
搬送空気(搬送するガス流)
B ドライアイス混合空気流
P、P、P 流路(熱交換流路)

Claims (6)

  1. 粒子状のドライアイスを貯蔵するホッパーと、前記ドライアイスを搬送するガス流を形成するガス流形成部と、前記ガス流形成部からのガス流路に前記ホッパー内のドライアイスを供給するドライアイス供給部とを有するドライアイスのガス搬送機構であって、
    前記ホッパーが、前記ガス流を形成するためのガスを前記ドライアイスと熱交換可能に流通させる熱交換流路を備えるとともに、
    該熱交換流路と前記ガス流形成部との間のガスの流路に、前記ガス中の凝集水を捕集する凝縮水捕集器を備えることを特徴とするドライアイスのガス搬送機構。
  2. 前記熱交換流路が、ホッパー本体の外周面から外方に立設された仕切り板と、前記ホッパー本体の外周面と、前記ホッパー本体を覆うカバー部材とによって形成されたことを特徴とする請求項1に記載のドライアイスのガス搬送機構。
  3. 前記熱交換流路が、ホッパー本体の外周面に巻きつけられたチューブ部材によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載のドライアイスのガス搬送機構。
  4. 前記凝縮水捕集器により凝縮水を除去したガスの一部を、前記ドライアイスが貯蔵されたホッパー内部に送出する管路を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のドライアイスのガス搬送機構。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のドライアイスのガス搬送機構と、
    該ガス搬送機構のドライアイス供給部から供給されたドライアイスを前記ガス搬送機構のガス流形成部により発生する加圧ガスとともに噴射する噴射ノズル部とを備えることを特徴とするドライアイス噴射装置。
  6. 前記粒子状のドライアイスが、ドライアイスブラストを行うためのショット材であることを特徴とする請求項5に記載のドライアイス噴射装置。
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