JP2007301967A - 書物頁押具の付随部品 - Google Patents

Abstract

【課題】 軽薄短小サイズでありながら、最も楽な本の持ち方を実現する。
【解決手段】 本のページを開いておける書物頁押具に、指にはめるリングと落下防止用の紐をつける。
【選択図】図２

Description

この発明は、最も楽な本の持ち方を実現する、書物頁押具の付随部品に関する。

書物頁押具の中に、手に持って本を読むために便利な軽量小型のものがある。
実全昭６３−１９１０５６号 実全平０４−００２６７７号 実開平０５−０７４８６７号 特開平１０−０３５１４４号 特開平１１−２２７３６２号

しかしながら、手に持って本を読んでいる時に、書物頁押具が外れてしまえば、本はそのまま落下してしまう。また、本を開いておく力はいらなくとも、本の重さと本をつかんでおく力は指先に集中して掛かっており、まだ、疲れにくく、バランスがよい持ち方とはなっていない。

この発明は、両端部に結目を設けた紐と小リングを内蔵させた大リングを止め具で接合させた、書物頁押具の付随部品を提供することで上記課題を解決する。

この発明は、本を指先に固定させることで、指先の力を必要としない楽な本の持ち方を実現し、携帯する最も軽薄短小なサイズにまで絞り込むことができる。

この発明は、図１に示されるように、小リング１を内蔵させた大リング２と両端部に結目４を設けた紐３を止め具５で接合させたもので、図２に示されるように書物頁押具５の中央に付随させる。

図３に示されるように、隣り合った指の一方を小リング１に入れ、もう一方の指を小リング１と大リング２との三日月型の空間に挿入する。
すると書物頁押具６を装着した本７は、ピッタリと指に固定される。この空間の三日月型は指の位置を自由に変えられる余裕を与えつつ、リングの着脱も隣接する指だけで行える利点を生む。

また、同じく図３に示される紐３は、中指の手の平側にある止め具５より、上下二方向に伸ばして、本の天と地の両小口から、しおり紐のように本の頁間に挟み込み、渡したその先の小口に結目４が引っ掛かるように出しておく。
するとたとえ、本７が書物頁押具６より外れても、本内の紙面密着部に紐３が食い込み、その摩擦力と小口に結目４が引っ掛かることで、本７の落下を食い止めることができる。

この発明の正面図である。 この発明を書物頁押具に付随させた正面図である。 この発明の使用状態を示す斜視図である。

符号の説明

１ 小リング
２ 大リング
３ 紐
４ 結目
５ 止め具
６ 書物頁押具
７ 本

Claims (1)

1. 両端部に結目を設けた紐と、小リングを内蔵させた大リングを止め具で接合させた書物頁押具の付随部品。

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