JP2007300878A - 苗の栽培装置とこの装置を使用する栽培方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の苗ポットに均一に給水して、簡単かつ容易に、多数の苗を能率よく栽培する。
【解決手段】苗の栽培装置は、苗を栽培する複数の苗ポット1と、複数の苗ポット1を水平面に並べて収納するトレイ2と、複数のトレイ2を水平に並べて載置する育苗ベッド3と、各々のトレイ2に給液してトレイ2内の苗ポット1に給液する給液機構4とを備える。トレイ2は、底面の周囲に設けている周壁12に、給液される養液10の液面レベルLを制御できる制御開口6を設けている。栽培装置は、制御開口6を、トレイ2に収納している苗ポット1に底面から給水できる底面給水レベルに養液10を貯溜できる状態として、給液機構4でもってトレイ2に養液10を給液して苗ポット1に底面給水し、また、トレイ2に給液される養液10を排水して、余分の養液10をトレイ2から排水する。
【選択図】図2
【解決手段】苗の栽培装置は、苗を栽培する複数の苗ポット1と、複数の苗ポット1を水平面に並べて収納するトレイ2と、複数のトレイ2を水平に並べて載置する育苗ベッド3と、各々のトレイ2に給液してトレイ2内の苗ポット1に給液する給液機構4とを備える。トレイ2は、底面の周囲に設けている周壁12に、給液される養液10の液面レベルLを制御できる制御開口6を設けている。栽培装置は、制御開口6を、トレイ2に収納している苗ポット1に底面から給水できる底面給水レベルに養液10を貯溜できる状態として、給液機構4でもってトレイ2に養液10を給液して苗ポット1に底面給水し、また、トレイ2に給液される養液10を排水して、余分の養液10をトレイ2から排水する。
【選択図】図2
Description
本発明は、イチゴの苗の栽培に最適な栽培装置と栽培方法に関する。
イチゴの苗を能率よく栽培する装置は開発されている。(特許文献1参照)
この公報に記載される装置は、図1に示すように、長尺状である高床式の育苗ベッド91と、高床式の育苗ベッド91に敷設された長尺状の防水シート92と、防水シート92上に敷設された長尺状の給水マット93と、給水マット93の上に敷設された長尺状の防根シート94と、防根シート94の一部の上に設けられた苺の長尺状の親株用養液培地としてのロックウール培地95と、防根シート94の他の一部の上に配置され、かつ、ロックウール培地95と隣り合わせて配置され、苺の親株から伸び出す子株を栽培するための軽石粒を積層させた長尺状の子株用養液培地としての軽石粒層96と、苺の親株栽培部95に配設された給液パイプに給液をするとともに、肥料成分のコントロールの可能な給液装置とを備えている。
特開平10−33075号公報
この公報に記載される装置は、図1に示すように、長尺状である高床式の育苗ベッド91と、高床式の育苗ベッド91に敷設された長尺状の防水シート92と、防水シート92上に敷設された長尺状の給水マット93と、給水マット93の上に敷設された長尺状の防根シート94と、防根シート94の一部の上に設けられた苺の長尺状の親株用養液培地としてのロックウール培地95と、防根シート94の他の一部の上に配置され、かつ、ロックウール培地95と隣り合わせて配置され、苺の親株から伸び出す子株を栽培するための軽石粒を積層させた長尺状の子株用養液培地としての軽石粒層96と、苺の親株栽培部95に配設された給液パイプに給液をするとともに、肥料成分のコントロールの可能な給液装置とを備えている。
この公報に記載される栽培装置は、親株から延びる子株を、子株用養液培地に活着できる。子株用養液培地に活着した子株は、親株から切り離して、バーミキュライト等の培地を充填している苗ポットに植え付けされる。この苗ポットは、子株用養液培地の上に載せられて、子株用養液培地から給水させる。この状態で子株は、数カ月生育される。その後、子株を苗ポットから取り出して、イチゴを栽培するための畦や培地に植え付けする。
子株を苗ポットに入れて子株用養液培地の上で数カ月にわたって生育させるとき、全ての苗ポットに均一に給水するのが難しい。とくに、子株用養液培地には多数の苗ポットが並べられて底面から給水するので、充分に給水されない苗ポットが発生して、培地が過乾燥状態となることがある。過乾燥状態になったバーミキュライト等の培地は、撥水性が強くなって、さらに給水されなくなる。このため、子株用養液培地のように水分を含ませている層の上に多数の苗ポットを並べて給水する栽培装置は、全ての苗ポットに均一に給水することが難しく、過乾燥になった苗ポットには、特別に上から給水する等、保守管理に非常に手間がかかる欠点があった。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、多数の苗ポットに均一に給水して、簡単かつ容易に、多数の苗を能率よく栽培できる苗の栽培装置とその方法を提供することにある。
本発明の苗の栽培装置は、苗を栽培する複数の苗ポット1と、複数の苗ポット1を水平面に並べて収納するトレイ2と、複数のトレイ2を水平に並べて載置する育苗ベッド3と、各々のトレイ2に給液してトレイ2内の苗ポット1に給液する給液機構4とを備える。トレイ2は、底面の周囲に設けている周壁12に、給液される養液10の液面レベルLを制御できる制御開口6を設けている。栽培装置は、制御開口6を、トレイ2に収納している苗ポット1に底面から給水できる底面給水レベルに養液10を貯溜できる状態として、給液機構4でもってトレイ2に養液10を給液して苗ポット1に底面給水し、また、トレイ2に給液される養液10を排水して、余分の養液10をトレイ2から排水する。
本発明の苗の栽培装置は、トレイ2の制御開口6が、液面レベルLを調整できる調整ゲート7を備えることができる。本発明の苗の栽培装置は、トレイ2の制御開口6が、開閉できる開閉ゲート8を備えることができる。本発明の苗の栽培装置は、トレイ2の底面に吸水シート9を敷設して、この吸水シート9の上に苗ポット1を配設することができる。さらに、本発明の苗の栽培装置は、トレイ2内に、苗ポット1を定位置に配設する区画壁21を有するポットホルダ20を配設して、このポットホルダ20の区画壁21の内部に苗ポット1を収納することができる。
本発明の苗の栽培方法は、苗を栽培する複数の苗ポット1を水平面に並べてトレイ2に収納し、さらに苗ポット1を収納する複数のトレイ2を水平に並べて育苗ベッド3に配設して、各々のトレイ2に給液してトレイ2内の苗ポット1に給液する。さらに、苗の栽培方法は、苗ポット1を収納するトレイ2に、給液される養液10の液面レベルLを制御できる制御開口6を周壁12に設けているトレイ2を使用する。この栽培方法は、トレイ2の制御開口6を、トレイ2に収納している苗ポット1に底面から給水できる底面給水レベルに養液10を貯溜できる状態として、トレイ2に養液10を給液し、苗ポット1の底部を養液10に浸漬する状態として、苗ポット1に底面から給水し、その後、トレイ2から養液10を排水して、余分の養液10をトレイ2から排水する。
本発明の栽培装置と栽培方法は、多数の苗ポットに均一に給水して、簡単かつ容易に、多数の苗を能率よく栽培できる特長がある。それは、本発明が、苗を栽培する複数の苗ポットを水平面に並べてトレイに収納し、苗ポットを収納する複数のトレイを水平に並べて育苗ベッドに配設して、各々のトレイに給液してトレイ内の苗ポットに給液すると共に、苗ポットを収納するトレイの周壁に設けた制御開口で、給液される養液の液面レベルを制御しているからである。本発明の栽培装置と栽培方法は、トレイに設けた制御開口を、トレイに収納している苗ポットに底面から給水できる底面給水レベルとなるように養液を貯溜できる状態としてトレイに養液を給液し、苗ポットの底部を養液に浸漬する状態として、苗ポットに底面から給水する。さらに、トレイに設けた制御開口を、トレイから養液を排水できる状態として、余分の養液をトレイから排水する。したがって、トレイに底面給水レベルとなるように養液を貯溜して、多数の苗ポットに均一に給水しながら、余分の養液をトレイから排水でき、簡単かつ容易に、多数の苗を能率よく栽培できる。
本発明の請求項2の栽培装置は、トレイの制御開口に、液面レベルを調整できる調整ゲートを設けているので、この調整ゲートを調整してトレイに貯溜される養液の液面レベルを簡単に制御できる特長がある。
本発明の請求項3の栽培装置は、トレイの制御開口に、開閉できる開閉ゲートを設けているので、この開閉ゲートの開閉を制御して、トレイに供給される養液を貯溜状態と排水状態とに簡単に切り替えできる。
本発明の請求項4の栽培装置は、トレイの底面に吸水シートを敷設して、この吸水シートの上に苗ポットを配設しているので、この吸水シートで養液を保水して、培地が過乾燥状態となるのを有効に防止できる。
本発明の請求項5の栽培装置は、トレイ内に、苗ポットを定位置に配設する区画壁を有するポットホルダを配設して、このポットホルダの区画壁の内部に苗ポットを収納するので、複数の苗ポットを簡単かつ容易に、しかも正確に配列できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための苗の栽培装置とこの装置を使用する栽培方法を例示するものであって、本発明は苗の栽培装置と栽培方法を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図4に示す苗の栽培装置は、苗を栽培する複数の苗ポット1と、複数の苗ポット1を水平面に並べて収納するトレイ2と、複数のトレイ2を水平に並べて載置する育苗ベッド3と、各々のトレイ2に給液してトレイ2内の苗ポット1に給液する給液機構4とを備える。
苗ポット1は、苗を栽培するための容器で、内部に栽培用の培地5を収納している。この苗ポット1は、底面から養液10が供給されて、培地5に植え付けらた苗を生育させる。苗ポット1は、図3の一部拡大断面図に示すように、底面から養液10を吸水するために、底面に給水穴1aを開口している。図に示す苗ポット1は、プラスチックシートを上方開口の容器形状に成形したものである。この苗ポット1は、安価で、しかも軽いので、多数の苗を栽培する栽培装置に最適である。ただ、苗ポットは、必ずしもプラスチックシートで成形する必要はなく、硬質または軟質のプラスチックで所定の厚さの容器形状に成形することも、不織布等のシート材で成形することもできる。
トレイ2は、底面の周囲に周壁12を備える上方開口の箱形をしている。トレイ2は、複数の苗ポット1を水平面に並べて載置する底板11を備えており、この底板11の周囲に周壁12を連結して、全体の形状を箱形としている。このトレイ2は、内部に、複数の苗ポット1を並べて収納できる広さと、苗ポット1に供給する養液10を貯溜できる深さを有する。この形状のトレイ2は、給液機構4から供給される養液10を箱形形状のトレイ2内の底部に貯溜し、一時貯溜される養液10を、トレイ2に収納している苗ポット1に底面から給水する。
トレイ2に貯溜される養液10は、苗ポット1の給水穴1aから培地5に給水されて苗に供給される。このトレイ2は、苗ポット1に供給される養液量を、トレイ2の内部に貯溜される養液10の液面レベルLによって決定する。たとえば、トレイ2内の養液レベルLが高いと、苗ポット1の底部は養液10に浸漬される深さが深くなり、培地5に吸水される養液量が多くなる。反対に養液10の液面レベルLが低くなると、苗ポット1の底部は養液10に浸漬される深さが浅くなって、培地5に吸水される養液量が少なくなる。したがって、トレイ2の内部に貯溜される養液10の液面レベルLによってトレイ2に収納される苗ポット1に供給される養液量を調整できる。トレイ2は、供給される養液10を、苗ポット1に底面から給水できる底面給水レベルまで貯溜する。底面給水レベルとは、苗ポット1に底面給水するときに、トレイ2の底部に貯溜される養液10の液面レベルLである。底面給水レベルは、苗ポット1に収納される培地全体の5〜50%、好ましくは、10〜40%が浸漬される液面レベルとすることができる。たとえば、苗ポット1の内部に、約8cmの深さに培地5を収納する場合、底面給水レベルは、培地5の底面からの高さが0.5〜4cm、好ましくは、1〜3cmとなるようにする。ただ、底面給水レベルは、トレイに収納される苗ポットの数、苗の種類、培地の量や種類、供給される養液の種類や給水量、給水頻度、気温、湿度等を考慮して最適な高さに調整される。
さらに、トレイ2は、給液される養液10の液面レベルLを制御するために、周壁12に制御開口6を開口して設けている。図に示すトレイ2は、長方形の短辺を構成する一方の周壁12の中央に、上下に延長して制御開口6を開口している。制御開口6は、苗ポット1に底面給水した後、余分な養液10を速やかに排水できるように開口される。制御開口6は、トレイ2に給液される養液10を外部に排水するために、開口部の下端縁をトレイ2の底面に接近して開口している。ただ、制御開口は、開口部の下端縁をトレイの底面よりやや高い位置とすることもできる。制御開口6は、トレイ2の底面から開口部の下端縁までの高さを、たとえば、0〜2cm、好ましくは、0〜1cmとする。この制御開口6は、開口部の下端縁を、トレイ2に収納される苗ポット1の底面とほぼ等しい高さとし、あるいはやや低くし、あるいは、多少高くすることもできる。
栽培装置は、トレイ2の制御開口6を、トレイ2に収納している苗ポット1に底面から給水できる底面給水レベルに養液10を貯溜できる状態として、給液機構4でトレイ2に養液10を給液して苗ポット1に底面給水する。また、栽培装置は、トレイ2内の苗ポット1に底面給水した後、この制御開口6を、トレイ2から養液10を排水できる状態として、すなわち、制御開口6を開放して、余分の養液をトレイ2から排水する。トレイ2は、底面給水レベルに養液10を貯溜するために、トレイ2に貯溜される養液10の液面レベルLを調整できる調整ゲートを制御開口6に備え、あるいは、開閉できる開閉ゲートを制御開口6に備えている。
図5ないし図7は、トレイ2に貯溜される養液10の液面レベルLを調整する調整ゲート7を示す。これらの図に示す調整ゲート7は、制御開口6に対向する位置に、周壁12に沿って移動するゲート板30を配設している。ゲート板30は、周壁12に設けた制御開口6に沿ってスライドして、周壁12に開口した制御開口6を閉塞し、または部分的に開放する。これらのゲート板30は、制御開口6を部分的に開放するために、開放部31を設けている。これらの図に示す開放部31は、ゲート板30に開口して設けた貫通孔である。調整ゲート7は、ゲート板30をスライドさせて、制御開口6に対する開放部31の位置をずらして、制御開口6を部分的に開放する開放位置を変更できるようにしている。ただ、開放部は、必ずしも貫通孔とする必要はなく、ゲート板に設けた凹部とすることもできる。あるいは、ゲート板は、貫通孔や凹部を設けることなく、スライドするゲート板の端縁を開放部として、制御開口の開放位置を決定することもできる。
ゲート板30の開放部31で開放位置が特定されて部分的に開放される制御開口6は、開放部31の下端縁が貯溜される養液10の液面レベルLとなる。この下端縁よりも液面レベルLが高くなると、下端縁を越えて供給される養液10は、開放部31をオーバーフローして、制御開口6からトレイ2の外部に排水される。したがって、調整ゲート7は、ゲート板30に設けた開放部31の下端縁の位置によって、トレイ2内に貯溜される養液10の液面レベルLを決定する。制御開口6の開放位置は、トレイ2に貯溜される養液10が底面給水レベルとなるように調整される。
図5に示す調整ゲート7は、周壁12に対して上下方向にスライドできるゲート板30を備える。周壁12は、ゲート板30を制御開口6に沿って上下にスライドさせるために、制御開口6の両側縁に沿って、ゲート板30の両側部を案内するガイド部32を備えている。ガイド部32は、ゲート板30の側縁部を案内する溝33を内側に形成しており、この溝33に沿ってゲート板30をスライドできるようにしている。さらに、ゲート板30は、中央部分に開放部31である貫通孔を開口して設けている。さらにまた、ゲート板30は、上端部に、手で操作するためのツマミ部34を設けている。このゲート板30は、可撓性を有する金属板、またはプラスチック板で製作しており、下端部を、周壁12から底板11に沿って湾曲させている。この構造の調整ゲート7は、ゲート板30を上昇させて制御開口6を閉塞する閉塞状態として制御開口6からの排水を禁止し、閉塞状態からゲート板30を下降させて、開放部31の開放位置を下方に移動させて液面レベルを調整し、さらに、開放部31の下端縁が制御開口6の下端縁と同じ高さとなるまでゲート板30を下降させて、トレイ2から余分な養液を排水できる開放状態とする。
図6に示す調整ゲート7は、周壁12に対して水平方向にスライドできるゲート板30を備える。周壁12は、ゲート板30を左右に移動させるために、ゲート板30の上下に沿って、ゲート板30の上下の端部を案内するガイド部32を備えている。ガイド部32は、ゲート板30の上下端部を案内する溝33を内側に形成しており、この溝33に沿ってゲート板30をスライドできるようにしている。さらに、ゲート板30は、中央部分に開放部31である貫通孔を開口して設けている。図に示す開放部31は、下端縁を、水平方向に向かって傾斜する傾斜縁31aとしており、ゲート板30を水平方向にスライドして制御開口6の開放位置を上下に調整できるようにしている。この構造の調整ゲート7は、ゲート板30を矢印Aで示す方向に移動させて、ゲート板30の側部で制御開口6を閉塞する閉塞状態として制御開口6からの排水を禁止し、閉塞状態からゲート板30を矢印Bで示す方向に移動させて、制御開口6の開放位置を開放部31の傾斜縁31aに沿って下方に移動させて液面レベルを調整し、さらに、制御開口6の開放位置が制御開口6の下端縁と同じ高さとなるまでゲート板30を移動させて、トレイ2から余分な養液を排水できる開放状態とする。このゲート板30は、開放部31の下端縁を直線的に変化する傾斜縁31aとしているが、ゲート板は、開放部の下端縁を階段状として、段階的に開放位置を調整することもできる。
さらに、図7に示す調整ゲート7は、周壁12に沿って回転するゲート板30を備える。このゲート板30は、回転軸35を介して周壁12に連結しており、周壁12に沿って回転して制御開口6の開放位置を変更する。この周壁12は、回転軸35を中心とする円弧状に制御開口6を開口している。円弧状の制御開口6は、下端縁をトレイ2の底面に接近して開口している。さらに、ゲート板30は、制御開口6と対向する位置に開放部31である貫通孔を設けている。さらにまた、ゲート板30は、手で操作して回転させるハンドル36を設けている。この構造の調整ゲート7は、ゲート板30を回転させて、開放部31の位置を制御開口6に沿って移動させて、制御開口6の開放位置を変更する。この調整ゲート7は、開放部31を制御開口6と異なる位置として、ゲート板30で制御開口6を閉塞する閉塞状態として制御開口6からの排水を禁止し、ゲート板30を回転させて、開放部31を制御開口6に沿って移動させて液面レベルを調整し、さらに、開放部31の下端縁が制御開口6の下端縁と同じ高さとなるまでゲート板30を回転させて、トレイ2から余分な養液を排水できる開放状態とする。
図5ないし図7に示す調整ゲート7は、ゲート板30を周壁12の内面側に設けているが、ゲート板は、周壁の外面側に設けることもできる。この調整ゲートは、手が養液に触れるのを防止しながらゲート板を操作して液面レベルを調整できる。さらに図示しないが、調整ゲートは、制御開口の開放位置を調整して、トレイに貯溜される養液の液面レベルを調整できる他のすべての機構が使用できる。
以上のように調整ゲート7を備えるトレイ2は、ゲート板30の位置を調整して、制御開口6の開放位置を調整できるので、トレイ2に貯溜される養液10の液面レベルLを最適な高さに調整して、底面給水レベルを自由に変更できる特長がある。これらのトレイ2は、供給される養液10の液面レベルLが調整ゲート7の開放部31の下端縁よりも高くなるとオーバーフローして排水するので、調整した高さ以上に養液10が貯溜されることはない。したがって、給液機構4による給液量を調整することなく、底面給水レベルを常に一定の高さとして、均一に底面給水できる特長がある。
ただ、トレイは、必ずしも制御開口の開放位置を調整できる構造とする必要はない。トレイは、制御開口に開閉できる開閉ゲートを備えることもできる。図8と図9は、制御開口6を開閉する開閉ゲート8を示す。これらの図に示す開閉ゲート8は、制御開口6と対向する位置にゲート板30を配設している。ゲート板30は、制御開口6を閉塞する閉塞位置と、制御開口6を開放する開放位置とに移動されて制御開口6を開閉する。この開閉ゲート8は、ゲート板30で制御開口6を閉塞する閉塞状態で、制御開口6から養液10が排水されるのを阻止して、トレイ2内に養液10を貯溜できる状態とする。この状態で給液機構4からトレイ2に養液10を供給して、トレイ2内に所定の底面給水レベルまで養液10を貯溜する。これらのトレイ2は、開閉ゲート8を閉塞状態として、給液機構4から供給される養液量を制限して所定の液面レベルとして底面給水レベルまで養液10を貯溜する。また、苗ポット1に底面給水した後、開閉ゲート8を開放状態として、余分な養液10を速やかに排水する。
図8に示す開閉ゲート8は、周壁12に対して上下方向にスライドできるゲート板30を備える。周壁12は、ゲート板30を制御開口6に沿って上下にスライドさせるために、制御開口6の両側縁に沿って、ゲート板30の両側部を案内するガイド部32を備えている。ガイド部32は、ゲート板30の側縁部を案内する溝33を内側に形成しており、この溝33に沿ってゲート板30をスライドできるようにしている。さらに、ゲート板30は、上端部に、手で操作するためのツマミ部34を設けている。この構造の開閉ゲート8は、ゲート板30を下降させて制御開口6を閉塞し、ゲート板30を上昇させて制御開口6を開放する。図の開閉ゲート8は、ゲート板30を上下方向にスライドする構造としているが、開閉ゲートは、ゲート板を水平方向にスライドできる構造として、閉塞位置と開放位置とに移動させることもできる。
さらに、図9に示す開閉ゲート8は、一端を周壁12に回動できるように連結しているゲート板30を備える。このゲート板30は、回動軸37を介して、一辺を周壁12に連結している。図に示すゲート板30は、水平面内で回動できるように、一辺を周壁12に連結しているが、ゲート板は、垂直面内で回動できるように、一辺を周壁に連結することもできる。さらに、ゲート板30は、回動軸37と反対側の端部に、ゲート板30を閉塞位置に保持する係止具38を設けている。図に示す係止具38は、回動するフック部38Aと、このフック部38Aを係止する係止部38Bとを備える。この開閉ゲート8は、ゲート板30で制御開口6を閉塞する状態で、係止具38を係止して、ゲート板30を閉塞状態に保持する。また、係止具38の係止状態を解除してゲート板30を回動できる状態として、ゲート板30を開放位置とする。この状態で、トレイ2内の養液を排水する。
さらに、図示しないが、開閉ゲートは、制御開口を開閉できる他のすべての機構が使用できる。
さらに、図示しないが、開閉ゲートは、制御開口を開閉できる他のすべての機構が使用できる。
以上のトレイ2は、周壁12に一つの制御開口6を設けているが、トレイは、一つの周壁に複数の制御開口を設けることもできる。とくに、複数の制御開口は、開口部の下端縁の位置を変化させることによって、開放する制御開口を選択して、底面給水レベルや養液を排水する排水レベルを変更することもできる。
さらに、以上の図に示すトレイ2は、所定のレベルを超えて貯溜される養液10をオーバーフローさせて排水する排水孔13を周壁12に設けている。図に示すトレイ2は、周囲の4面の周壁12に複数の排水孔13を開口して設けている。複数の排水孔13は、開口部の下端縁が同レベルとなるように開口しており、トレイ2に貯溜される養液10の液面レベルLが排水孔13の開口部の下端縁よりも高くなると、オーバーフローさせてトレイ2の外部に排水する。排水孔13の下端縁の高さは、トレイ2内に貯溜される養液10の最高レベルとなる。排水孔13の下端縁の高さは、トレイ2に収納される苗ポット1の底面に対して、たとえば、2〜5cm、好ましくは2〜3cmとすることができる。このように、排水孔13を備えるトレイ2は、底面給水レベルを超えて過剰に養液が貯溜されるのを確実に阻止できる。
さらに、図に示すトレイ2は、底面に吸水シート9を敷設しており、この吸水シート9の上に苗ポット1を配設している。この吸水シート9は、供給される養液10を吸い取って貯溜し、上に配設される苗ポット1の底面から培地5に給水する。したがって、この吸水シート9は、トレイ2に供給される養液10を吸い取る吸水性と、吸い取った養液10を貯溜する保水性とを有する。吸水シート9には、たとえば、不織布、布、連続気泡を有するプラスチックフォーム、ろ紙等が使用できる。吸水シート9は、これらのシート材を単独で使用し、あるいはこれらを積層したものが使用できる。
さらに、図に示す栽培装置は、トレイ2内に、複数の苗ポット1を定位置に並べて配置するポットホルダ20を備える。このポットホルダ20は、複数の苗ポット1を区画する区画壁21を有する。図に示すポットホルダ20は、長方形状の外周壁22の内側に区画壁21を格子状に配設している。さらに、ポットホルダ20は、苗ポット1の側面を保持する保持部23を苗ポット1の4面と対向する位置に備えている。ポットホルダ20は、これらの保持部23の上端を区画壁21または外周壁22の下端に連結すると共に、保持部23の下端を、苗ポット1の底面を支持する支持部24で連結している。このポットホルダ20は、複数の苗ポット1を区画するために、各苗ポット1の間に区画壁21と保持部23を設けているが、トレイ2に供給される養液10を苗ポット1に底面給水できるように、保持部23の間と、支持部24に開口部25を設けている。このポットホルダ20は、たとえば、プラスチックで一体成型される。
以上の構造のポットホルダ20は、図2の一部拡大断面図に示すように、給水される養液10を、保持部23と支持部24の開口部25に通過させて、苗ポット1の底面に開口した給水穴1aから培地5に給水できる。このように、区画壁21を有するポットホルダ20を介して複数の苗ポット1を配設する構造は、複数の苗ポット1を簡単かつ容易に、しかも正確に配列できる特長がある。複数の苗ポット1を正確に配列できる栽培装置は、各苗ポット1を所定の位置に配置できるので、各々の苗ポット1に均一に底面給水できる特長がある。
育苗ベッド3は、複数のトレイ2を水平に並べて載置する。図に示す育苗ベッド3は、複数のトレイ2を縦に並べて収納できるように、上方を開口している樋のような形状として、縦方向に延びる形状としている。この育苗ベッド3は、ビニルハウス等の温室に複数列に、間に作業者が移動できる隙間ができるように、互いに並列に配置される。育苗ベッド3は、たとえば、金属板の両側部を上方に折曲加工して製作される。さらに、育苗ベッド3は、両側部を折曲加工してなる金属板を複数並べて連結して、全長を長くすることができる。
さらに、育苗ベッド3は、トレイ2の制御開口6から排水される養液10を外部に排水するために、底に排水穴16を開口している。育苗ベッド3は、排水穴16からよりスムーズに排水するために、排水穴16の近傍を、あるいは、底面の全体を排水穴16に向かって下り勾配に傾斜させることができる。この構造の育苗ベッド3は、余分な水をより速やかに排水できる。さらに、図の育苗ベッド3は、内側に非通水性のシート材15を敷設しており、トレイ2から排水される養液10が育苗ベッド3を透過してこぼれるのを防止している。
給液機構4は、各々のトレイ2に、肥料を含んだ養液10を給液して、トレイ2内の苗ポット1に給液する。図に示す給液機構4は、育苗ベッド3に沿って配管された供給管17と、この供給管17から枝分かれして配設された給水パイプ18とを備える。この給液機構4は、給水装置(図示せず)から供給される養液10を、供給管17から給水パイプ18を介して各トレイ2に給水する。図に示す給水パイプ18は、可撓性を有するプラスチック製または金属製のパイプである。このように、可撓性を有する給水パイプ18を介して給水する構造は、トレイ2への給水位置を微調整して、最適な位置に確実に給水できる特長がある。ただ、給液機構は、必ずしも、給水パイプを介して各トレイに給水する必要はなく、供給管をトレイの上方に配管すると共に、この供給管に給水穴を開口して、給水穴から養液を供給することもできる。
図の栽培装置は、制御開口6を設けている周壁12と反対側に位置する周壁12の近傍に給水パイプ18を配設して養液10を供給している。この構造の栽培装置は、給水パイプ18から供給される養液10を、供給部と反対側に設けた制御開口6から排水するので、トレイ2に供給される養液10を、供給側から排出側に流動させながら排水できる。したがって、トレイ2に貯溜される養液10を部分的に澱ませることなく、トレイ2全体に、均一に新しい養液10を供給して底面給水できる特長がある。ただ、トレイは、互いに対向する周壁に制御開口を開口することもできる。この構造のトレイは、たとえば、中央部に給水して、供給側から排出側に流動させながら排水できる。
1…苗ポット 1a…給水穴
2…トレイ
3…育苗ベッド
4…給液機構
5…培地
6…制御開口
7…調整ゲート
8…開閉ゲート
9…吸水シート
10…養液
11…底板
12…周壁
13…排水孔
15…シート材
16…排水穴
17…供給管
18…給水パイプ
20…ポットホルダ
21…区画壁
22…外周壁
23…保持部
24…支持部
25…開口部
30…ゲート板
31…開放部 31a…傾斜縁
32…ガイド部
33…溝
34…ツマミ部
35…回転軸
36…ハンドル
37…回動軸
38…係止具 38A…フック部
38B…係止部
91…育苗ベッド
92…防水シート
93…給水マット
94…防根シート
95…ロックウール培地
96…軽石粒層
2…トレイ
3…育苗ベッド
4…給液機構
5…培地
6…制御開口
7…調整ゲート
8…開閉ゲート
9…吸水シート
10…養液
11…底板
12…周壁
13…排水孔
15…シート材
16…排水穴
17…供給管
18…給水パイプ
20…ポットホルダ
21…区画壁
22…外周壁
23…保持部
24…支持部
25…開口部
30…ゲート板
31…開放部 31a…傾斜縁
32…ガイド部
33…溝
34…ツマミ部
35…回転軸
36…ハンドル
37…回動軸
38…係止具 38A…フック部
38B…係止部
91…育苗ベッド
92…防水シート
93…給水マット
94…防根シート
95…ロックウール培地
96…軽石粒層
Claims (6)
- 苗を栽培する複数の苗ポット(1)と、複数の苗ポット(1)を水平面に並べて収納するトレイ(2)と、複数のトレイ(2)を水平に並べて載置する育苗ベッド(3)と、各々のトレイ(2)に給液してトレイ(2)内の苗ポット(1)に給液する給液機構(4)とを備え、
トレイ(2)は、底面の周囲に設けている周壁(12)に、給液される養液(10)の液面レベル(L)を制御できる制御開口(6)を設けており、
この制御開口(6)が、トレイ(2)に収納している苗ポット(1)に底面から給水できる底面給水レベルに養液(10)を貯溜できる状態で、給液機構(4)でもってトレイ(2)に養液(10)を給液して、苗ポット(1)に底面給水し、また、トレイ(2)に給液される養液(10)を排水して、余分の養液(10)をトレイ(2)から排水するようにしてなる苗の栽培装置。 - トレイ(2)の制御開口(6)が、液面レベル(L)を調整できる調整ゲート(7)を備えている請求項1に記載される苗の栽培装置。
- トレイ(2)の制御開口(6)が、開閉できる開閉ゲート(8)を備えている請求項1に記載される苗の栽培装置。
- トレイ(2)の底面に吸水シート(9)を敷設しており、この吸水シート(9)の上に苗ポット(1)を配設している請求項1に記載される苗の栽培装置。
- トレイ(2)内に、苗ポット(1)を定位置に配設する区画壁(21)を有するポットホルダ(20)を配設しており、このポットホルダ(20)の区画壁(21)の内部に苗ポット(1)を収納している請求項1に記載される苗の栽培装置。
- 苗を栽培する複数の苗ポット(1)を水平面に並べてトレイ(2)に収納し、さらに苗ポット(1)を収納する複数のトレイ(2)を水平に並べて育苗ベッド(3)に配設して、各々のトレイ(2)に給液してトレイ(2)内の苗ポット(1)に給液する苗の栽培方法であって、
トレイ(2)に、給液される養液(10)の液面レベル(L)を制御できる制御開口(6)を周壁(12)に設けているトレイ(2)を使用し、
制御開口(6)を、トレイ(2)に収納している苗ポット(1)に底面から給水できる底面給水レベルに養液(10)を貯溜できる状態として、トレイ(2)に養液(10)を給液し、苗ポット(1)の底部を養液(10)に浸漬する状態として、苗ポット(1)に底面から給水し、その後、トレイ(2)から養液(10)を排水して、余分の養液(10)をトレイ(2)から排水する苗の栽培方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006134462A JP2007300878A (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 苗の栽培装置とこの装置を使用する栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006134462A JP2007300878A (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 苗の栽培装置とこの装置を使用する栽培方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007300878A true JP2007300878A (ja) | 2007-11-22 |
Family
ID=38835380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006134462A Pending JP2007300878A (ja) | 2006-05-12 | 2006-05-12 | 苗の栽培装置とこの装置を使用する栽培方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007300878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517221A (ja) * | 2009-02-09 | 2012-08-02 | ラウ,クウォク・ケイ | 植物栽培用の器具およびシステム |
CN113498732A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-10-15 | 塔里木大学 | 用于胡杨苗非生物胁迫试验的盐处理装置 |
-
2006
- 2006-05-12 JP JP2006134462A patent/JP2007300878A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517221A (ja) * | 2009-02-09 | 2012-08-02 | ラウ,クウォク・ケイ | 植物栽培用の器具およびシステム |
CN113498732A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-10-15 | 塔里木大学 | 用于胡杨苗非生物胁迫试验的盐处理装置 |
CN113498732B (zh) * | 2021-06-30 | 2023-11-10 | 塔里木大学 | 用于胡杨苗非生物胁迫试验的盐处理装置 |
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