JP2007299344A - 流量制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡易化を図りつつ、しかも外乱に強い流量制御を実現する。
【解決手段】流体制御弁10は、吸入通路23と排出通路24とを開通する流路面積を調整するための弁部材31を有するとともに、弁部材31に連結され二次側圧力とパイロット圧との圧力バランスにより作動するダイアフラム部材38を有する。コントローラ50は、電空レギュレータ45によるパイロット圧を調整することで弁部材31を変位させ流体流量を制御する。また、コントローラ50は、電空レギュレータ45によるパイロット圧調整値に基づいて二次側圧力を推定するとともに、一次側圧力と二次側圧力との圧力差に基づいて流体流量を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体製品や化学薬品等の製造に用いられる薬液等の流体の流量を制御する流量制御装置に関する。
この種の流量制御装置は半導体製造などに用いられ、薬液等の流体(液体)の流量が流体制御弁によって調整されるようになっている。この場合、流体制御弁を通じて流れる流体の実際の流量が目標値に一致するよう流量フィードバック制御が実施される。より具体的には、流体制御弁において、吸入通路である一次側流路と排出通路である二次側流路とにそれぞれ圧力センサを設け、それら各圧力センサの検出結果に基づいて一次側圧力と二次側圧力との圧力差を算出する。そして、その圧力差に基づいて流体流量を算出するとともに、流体制御弁の開度を制御して実際の流体流量を目標値に合致させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術では、流量フィードバック制御を実施するために少なくとも2つの圧力センサが不可欠であり、それ故に本装置の実現に際し、構成が煩雑になりコストが嵩むといった不都合が生じる。また、流量制御弁では一次側圧力の変動など外乱の影響を受けると、二次側圧力が乱れる。これにより、流量制御の精度が低下するという問題が生じる。
なお、流体制御弁に流量センサを設け、その流量センサにより流体流量を検出する構成も考えられるが、かかる構成では流量変化に対する検出応答性が遅いといった不都合が生じる。
特開2005−165578号公報
本発明は、構成の簡易化を図りつつ、しかも外乱に強い流量制御を実現することができる流量制御装置を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.一次側流路(吸入通路23)と二次側流路(排出通路24)とを開通する流路面積を調整するための弁部材(弁部材31)を有するとともに、前記弁部材に連結され前記二次側流路内の二次側圧力とパイロット圧との圧力バランスにより作動するパイロット圧作動部材(ダイアフラム部材38)を有するパイロット作動式の流体制御弁(流体制御弁10)を備え、パイロット圧調整装置(電空レギュレータ45)により前記パイロット圧を調整することで前記弁部材を変位させ流体流量を制御する流量制御装置において、
前記一次側流路内の流体圧力を検出する一次側圧力センサ(圧力センサ27)と、
前記パイロット圧調整装置によるパイロット圧調整値に基づいて前記二次側圧力を推定するとともに、一次側圧力及び二次側圧力の圧力差と流量係数とに基づいて流体流量を算出するコントローラ(コントローラ50)と、
を備えたことを特徴とする流量制御装置。
手段1の流量制御装置において、流体制御弁では、弁部材の変位に伴い一次側流路と二次側流路との間の流路面積が調整され、その際、二次側圧力とパイロット圧との圧力バランスに応じてパイロット圧作動部材が作動する。これにより、例えば一次側圧力の変動により二次側圧力が上昇しても、その圧力上昇に伴いパイロット圧作動部材が作動して二次側圧力とパイロット圧との均衡が保持される。したがって、流体制御弁において、一次側圧力の変動などの外乱に影響を回避しつつ流体流量が調整できる。かかる構成において、二次側圧力はパイロット圧に依存するため、パイロット圧から二次側圧力の推定が可能となる。
一方、コントローラでは、パイロット圧調整装置によるパイロット圧調整値に基づいて二次側圧力を推定するとともに、一次側圧力(センサ検出値)及び二次側圧力(推定値)の圧力差と流量係数(Cv値)とに基づいて流体流量を算出する。本構成によれば、流体流量の算出に際し、圧力センサとして一次側圧力センサのみを要件とするため、一次側及び二次側の各圧力センサを要件とする従来技術に比して、圧力センサ数を削減できる。以上により、構成の簡易化を図りつつ、しかも外乱に強い流量制御を実現することができる。
なお望ましくは、手段1において、流量係数を弁部材の開度に応じて可変設定すると良い。この場合、弁開度検出センサの検出値等に基づいて流量係数を設定し、その設定値を用いて流体流量を算出すると良い。
手段2.前記流体制御弁に、前記弁部材に対して前記パイロット圧に抗する力を付与する付勢手段(圧縮コイルバネ36)と、前記弁部材の開度を検出する弁開度検出センサ(ストロークセンサ47)とを設け、
前記コントローラは、前記パイロット圧調整値に加え、前記弁開度検出センサにより検出した弁開度を推定パラメータとして用いて前記二次側圧力を推定する手段1に記載の流量制御装置。
ここで、流体制御弁において、付勢手段により弁部材に対してパイロット圧に抗する力が付与される構成では、弁開度(弁部材の開位置)に応じてその付勢力が変化することが考えられる。例えば、付勢手段として圧縮コイルバネを用いる場合、そのバネ荷重が弁開度に応じて変化する。かかる場合において、手段2によれば、パイロット圧調整値だけでなく、弁開度検出センサにより検出した弁開度を推定パラメータとして二次側圧力が推定されるため、二次側圧力の推定精度を高めることができる。これにより、流量制御精度が向上する。
手段3.一次側流路(吸入通路73)と二次側流路(排出通路74)とを開通する流路面積を調整するための弁部材(弁部材81)を有するとともに、前記弁部材に連結され前記一次側流路内の一次側圧力とパイロット圧との圧力バランスにより作動するパイロット圧作動部材(ダイアフラム部材88)を有するパイロット作動式の流体制御弁(流体制御弁60)を備え、パイロット圧調整装置(電空レギュレータ95)により前記パイロット圧を調整することで前記弁部材を変位させ流体流量を制御する流量制御装置において、
前記二次側流路内の流体圧力を検出する二次側圧力センサ(圧力センサ77)と、
前記パイロット圧調整装置によるパイロット圧調整値に基づいて前記一次側圧力を推定するとともに、一次側圧力及び二次側圧力の圧力差と流量係数とに基づいて流体流量を算出するコントローラ(コントローラ100)と、
を備えたことを特徴とする流量制御装置。
手段3の流量制御装置において、流体制御弁では、弁部材の変位に伴い一次側流路と二次側流路との間の流路面積が調整され、その際、一次側圧力とパイロット圧との圧力バランスに応じてパイロット圧作動部材が作動する。このパイロット圧作動部材の作動により一次側圧力とパイロット圧との均衡が保持される。したがって、流体制御弁において、一次側圧力の変動などの外乱に影響を回避しつつ流体流量が調整できる。かかる構成において、一次側圧力はパイロット圧に依存するため、パイロット圧から一次側圧力の推定が可能となる。
一方、コントローラでは、パイロット圧調整装置によるパイロット圧調整値に基づいて一次側圧力を推定するとともに、一次側圧力(推定値)及び二次側圧力(センサ検出値)の圧力差と流量係数(Cv値)とに基づいて流体流量を算出する。本構成によれば、流体流量の算出に際し、圧力センサとして二次側圧力センサのみを要件とするため、一次側及び二次側の各圧力センサを要件とする従来技術に比して、圧力センサ数を削減できる。以上により、構成の簡易化を図りつつ、しかも外乱に強い流量制御を実現することができる。
なお望ましくは、手段3において、流量係数を弁部材の開度に応じて可変設定すると良い。この場合、弁開度検出センサの検出値等に基づいて流量係数を設定し、その設定値を用いて流体流量を算出すると良い。
手段4.前記流体制御弁に、前記弁部材に対して前記パイロット圧に抗する力を付与する付勢手段(圧縮コイルバネ86)と、前記弁部材の開度を検出する弁開度検出センサ(ストロークセンサ97)とを設け、
前記コントローラは、前記パイロット圧調整値に加え、前記弁開度検出センサにより検出した弁開度を推定パラメータとして用いて前記一次側圧力を推定する手段3に記載の流量制御装置。
ここで、流体制御弁において、付勢手段により弁部材に対してパイロット圧に抗する力が付与される構成では、弁開度(弁部材の開位置)に応じてその付勢力が変化することが考えられる。例えば、付勢手段として圧縮コイルバネを用いる場合、そのバネ荷重が弁開度に応じて変化する。かかる場合において、手段4によれば、パイロット圧調整値だけでなく、弁開度検出センサにより検出した弁開度を推定パラメータとして一次側圧力が推定されるため、一次側圧力の推定精度を高めることができる。これにより、流量制御精度が向上する。
[第1の実施形態]
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。本実施形態は、半導体製造装置等にて使用される流量制御装置を具体化するものであり、当該流量制御装置ではエアパイロット作動式の流体制御弁を用いる。流体制御弁10の構成と、その流体制御弁10を用いたシステム構成とを図1に基づいて説明する。なお、流体制御弁10は、常閉タイプのエアパイロットレギュレータであるが、説明の便宜上、図1では開弁状態で示している。
図1において、流体制御弁10は、ボディ11と、該ボディ11の上下に各々設けられるカバー体12,13とを有しており、これら各部材を組み付けることにより構成されている。ボディ11はフッ素系合成樹脂により成形され、カバー体12,13はポリプロピレン樹脂等により成形されている。以下、図の上側のカバー体12を「上カバー体12」、下側のカバー体13を「下カバー体13」とも言うこととする。
ボディ11には、流体(薬液等の液体)を吸入するための吸入ポート21と、流体を排出するための排出ポート22とが設けられるとともに、吸入ポート21に通じる吸入通路23と、排出ポート22に通じる排出通路24とが形成されている。これら各ポート21,22には、薬液等の流体を流通させるための配管等(図示略)が接続されるようになっている。吸入通路23が一次側流路に相当し、排出通路24が二次側流路に相当する。ボディ11には、吸入通路23内の流体圧力(一次側圧力)を検出するための圧力センサ27が設けられている。圧力センサ27は、吸入通路23に通じる開口23aから一次側の流体を取り込みその流体圧力を検出する。
また、ボディ11の中央部には、ボディ上下に貫通する貫通孔25が形成されている。貫通孔25は大径孔部25aと小径孔部25bとを有し、それら各孔部25a,25bの間には弁座部25cが形成されている。そして、大径孔部25aが吸入通路23に連通している。
ボディ11の上面には、前記貫通孔25と同軸であり、かつ内径側の径を貫通孔25よりも大きくした平面視円形状の段差部26が形成されている。そして、その段差部26の一部が前記排出通路24に連通している。
貫通孔25には、図の上下方向に往復動可能な弁部材31が配設されており、この弁部材31によって、吸入通路23から排出通路24に至る流体の流れが許容又は阻止される。また、同弁部材31によって、吸入通路23と排出通路24とを開通する流路面積が調整される。
弁部材31は、弁体部33とダイアフラム部34とからなる。弁体部33はその軸方向の中央部が拡径された形状となっており、基本的にその拡径部33aを含む弁体下部が大径孔部25aに収容され、それよりも上方の弁体上部が小径孔部25bに収容されるようにして配設されている。このとき、拡径部33aの径が前記小径孔部25bの径よりも大きいため、拡径部33aの端面が前記弁座部25cに当接可能となっている。弁体部33の拡径部33aの端面が弁座部25cに当接することにより、大径孔部25aと小径孔部25bとの間が遮断され、吸入通路23から排出通路24に至る流体の流れが阻止される。また、弁体部33の拡径部33aの端面が弁座部25cから離れることにより、大径孔部25aと小径孔部25bとの間が連通され、吸入通路23から排出通路24に至る流体の流れが許容される。なお、大径孔部25a内の空間部が一次側流体室A1となっており、当該流体室A1は、前記吸入通路23とともに一次側流路を構成する。
ダイアフラム部34の周縁部34aはボディ11と下カバー体13とにより挟持されている。ここで、下カバー体13にはバネ収容室35が形成されており、そのバネ収容室35には圧縮コイルバネ36が収容されている。圧縮コイルバネ36の上端部は、弁部材31の下端部に組み付けられたバネストッパ37に当接しており、圧縮コイルバネ36の付勢力により弁部材31が図の上方に付勢されるようになっている。つまり、圧縮コイルバネ36の付勢により、弁体部33の拡径部33aの端面が弁座部25cに当接する状態が保持されるようになっている。
弁部材31の上端部にはダイアフラム部材38が連結されている。ダイアフラム部材38は、その周縁部38aがボディ11と上カバー体12とにより挟持されている。前述のとおりボディ11の上面には段差部26が形成されており、この段差部26においてダイアフラム部材38により仕切られた空間部が二次側流体室A2となっている。なお、当該流体室A2は、前記排出通路24とともに二次側流路を構成する。
上カバー体12には圧力操作ポート41が形成されており、この圧力操作ポート41は連通路42を通じて、上カバー体12の下面とダイアフラム部材38との間に形成された圧力作用室43に連通している。圧力操作ポート41には電空レギュレータ45が接続されている。電空レギュレータ45は操作エア圧力を任意に調整できる構成を有し、その操作エア圧力の調整により圧力作用室43内のエア圧力が調整されるようになっている。なお、流体制御弁10の構成として、電空レギュレータ45を一体化させて設けることも可能である。
電空レギュレータ45のエア圧力調整により圧力作用室43内の圧力が上昇すると、ダイアフラム部材38と共に弁部材31が図の下方に変位し、それに伴い弁体部33の拡径部33aの端面が弁座部25cから離れる。これにより、吸入通路23から排出通路24への流体の流量が増やされる、或いは流体の流れが許容されることとなる。また、電空レギュレータ45のエア圧力調整により圧力作用室43内の圧力が下降すると、ダイアフラム部材38と共に弁部材31が図の上方に変位し、それに伴い弁体部33の拡径部33aの端面が弁座部25cに近接又は当接する。これにより、吸入通路23から排出通路24への流体の流量が減らされる、或いは流体の流れが阻止されることとなる。
このとき、二次側流体室A2内の圧力(二次側圧力)と操作エア圧力(パイロット圧)との圧力バランスに応じてダイアフラム部材38が作動する。例えば、一次側圧力の変動等に起因して二次側圧力が上昇すると、ダイアフラム部材38が図の上方に変位し、それに伴い弁部材31が閉弁側に動作する。これにより、二次側圧力が下降し、二次側圧力と操作エア圧力との均衡が保持される。逆に、二次側圧力が下降すると、ダイアフラム部材38が図の下方に変位し、それに伴い弁部材31が開弁側に動作する。これにより、二次側圧力が上昇し、やはり二次側圧力と操作エア圧力との均衡が保持される。
ダイアフラム部材38の中央板部38bには、その上方に延びるロッド部46が設けられており、そのロッド部46にはストロークセンサ47が設けられている。弁部材31及びダイアフラム部材38が図の上下方向に変位する際、その変位量がストロークセンサ47により検出される。
コントローラ50は、CPUや各種メモリ等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成される電子制御装置である。コントローラ50には、本システム全体を統括して管理する管理コンピュータ(図示略)などから流量設定指令値が入力される他、圧力センサ27により検出した流体圧力(一次側圧力)、ストロークセンサ47により検出したストローク検出値(弁部材31の弁開度)、電空レギュレータ45の操作圧力モニタ信号(操作エア圧力PS)が逐次入力される。そして、コントローラ50は、それら各入力に基づいて電空レギュレータ45を駆動させて流量フィードバック制御を実施する。
かかる場合において、コントローラ50は、流体制御弁10の一次側圧力P1と二次側圧力P2との圧力差に基づいて流体流量Qを算出することとしており、その算出には次の(1)式が用いられる。
Q=45.16Cv・√{(P1−P2)/G} …(1)
なお、Cvは流量係数であり、Gは比重である(流体が水であればG=1)。流量係数Cvは、弁部材31の弁開度に基づいて算出され、具体的には図2の関係に基づいて算出される。
ここで、一次側圧力P1は圧力センサ27により検出されるのに対し、二次側圧力P2は、電空レギュレータ45による都度の操作エア圧力PSや弁部材31の弁開度をパラメータとして推定演算される。すなわち、弁部材31とダイアフラム部材38とからなる弁体ユニットにおいては、開弁方向に操作エア圧力PSが作用するとともに、閉弁方向に圧縮コイルバネ36のバネ力とダイアフラム張力と二次側圧力P2とが作用する。このとき、圧縮コイルバネ36のバネ力とダイアフラム張力との和を弁体ユニットの動的抵抗Fとすると、PS=F+P2の関係が成立し、その関係によれば次の(2)式により二次側圧力P2が算出される。
P2=PS−F …(2)
なお、動的抵抗Fは、弁部材31の弁開度に基づいて算出され、具体的には図3の関係に基づいて算出される。
コントローラ50による流量制御手順をあらためて説明する。
コントローラ50は、管理コンピュータ(図示略)などから流量設定指令値を入力する一方、上記(2)式を用い、ストロークセンサ47により検出したストローク検出値(弁部材31の弁開度)と電空レギュレータ45の操作エア圧力PSとに基づいて二次側圧力P2を算出する。また、上記(1)式を用い、上記算出した二次側圧力P2と、圧力センサ27により検出した一次側圧力P1とに基づいて流体流量Qを算出する。
そして、コントローラ50は、流量設定指令値と流体流量Q(実流量)と偏差を算出するとともに、その流量偏差に基づいてPID演算等を行い、電空レギュレータ45に対して指令信号を出力する。電空レギュレータ45は、コントローラ50からの指令信号に基づいて操作エア圧力を調整する。これにより、流体制御弁10において圧力作用室43内の圧力(パイロット圧)が増減調整される。上記一連の処理が繰り返し実行されることにより、流体流量が設定指令値に収束する。
以上詳述した本実施形態によれば、エアパイロット作動式の流体制御弁10を用いて流量制御装置を構築したことにより、一次側圧力の変動などの外乱に影響を回避しつつ流体流量が調整できる。また、操作エア圧力PSに基づいて二次側圧力を推定するとともに、一次側圧力(センサ検出値)と二次側圧力(推定値)との圧力差に基づいて流体流量を算出するようにした。かかる場合、流体流量の算出に際し、圧力センサとして一次側圧力センサ27のみを要件とするため、一次側及び二次側の各圧力センサを要件とする従来技術に比して、圧力センサ数を削減できる。以上により、構成の簡易化を図ることができ、コスト低減が可能となる。更に、外乱に強い流量制御を実現することができる。
二次側圧力の推定に際し、操作エア圧力PSに加え、ストロークセンサ47により検出したストローク検出値(弁部材31の弁開度)を推定パラメータとしたため、二次側圧力の推定精度を高めることができる。これにより、流量制御精度が向上する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態では、流体制御弁として、常開タイプのエアパイロットリリーフ弁を用いる構成としており、図4にシステム構成を示す。
図4において、流体制御弁60は、ボディ61と、該ボディ61の上下に各々設けられるカバー体62,63とを有しており、これら各部材を組み付けることにより構成されている。ボディ61はフッ素系合成樹脂により成形され、カバー体62,63はポリプロピレン樹脂等により成形されている。以下、図の上側のカバー体62を「上カバー体62」、下側のカバー体63を「下カバー体63」とも言うこととする。
ボディ61には、流体(薬液等の液体)を吸入するための吸入ポート71と、流体を排出するための排出ポート72とが設けられるとともに、吸入ポート71に通じる吸入通路73と、排出ポート72に通じる排出通路74とが形成されている。吸入通路73が一次側流路に相当し、排出通路74が二次側流路に相当する。ボディ61には、排出通路74内の流体圧力(二次側圧力)を検出するための圧力センサ77が設けられている。圧力センサ77は、排出通路74に通じる開口74aから二次側の流体を取り込みその流体圧力を検出する。
また、ボディ61の中央部には、ボディ上下に貫通し、かつ吸入通路73と排出通路74とを連通する貫通孔75が形成されている。ボディ61の上面には、前記貫通孔75と同軸であり、かつ内径側の径を貫通孔75よりも大きくした平面視円形状の段差部76が形成されている。そして、その段差部76の一部が前記吸入通路73に連通している。
貫通孔75には、図の上下方向に往復動可能な弁部材81が配設されており、この弁部材81によって、吸入通路73から排出通路74に至る流体の流れが許容又は阻止される。また、同弁部材81によって、吸入通路73と排出通路74とを開通する流路面積が調整される。
弁部材81は、弁体部83とダイアフラム部84とからなる。弁体部83はその上端部が拡径された形状となっており、その拡径部83aが貫通孔75から上方に突き出るようにして配設されている。このとき、拡径部83aの径が貫通孔75の径よりも大きいため、拡径部83aの端面がボディ61の上端面(弁座部に相当)に当接可能となっている。弁体部83の拡径部83aの端面がボディ上端面に当接することにより、吸入通路73から排出通路74に至る流体の流れが阻止される。また、弁体部83の拡径部83aの端面がボディ上端面から離れることにより、吸入通路73から排出通路74に至る流体の流れが許容される。
ダイアフラム部84の周縁部84aはボディ61と下カバー体63とにより挟持されている。ここで、下カバー体63にはバネ収容室85が形成されており、そのバネ収容室85には圧縮コイルバネ86が収容されている。圧縮コイルバネ86の上端部は、弁部材81の下端部に組み付けられたバネストッパ87に当接しており、圧縮コイルバネ86の付勢力により弁部材81が図の上方に付勢されるようになっている。つまり、圧縮コイルバネ86の付勢により、弁体部83の拡径部83aの端面がボディ上端面から離れた状態が保持されるようになっている。
弁部材81の上端部にはダイアフラム部材88が連結されている。ダイアフラム部材88は、その周縁部88aがボディ61と上カバー体62とにより挟持されている。また、上カバー62には、ダイアフラム部材88側に突出するストッパ部62aが設けられており、そのストッパ部62aにダイアフラム部材88の中央板部88bが当接することにより、ダイアフラム部材88の図の上方への変位が規制されている。
上カバー体62には圧力操作ポート91が形成されており、この圧力操作ポート91は連通路92を通じて、上カバー体62の下面とダイアフラム部材88との間に形成された圧力作用室93に連通している。圧力操作ポート91には電空レギュレータ95が接続されている。電空レギュレータ95は操作エア圧力を任意に調整できる構成を有し、その操作エア圧力の調整により圧力作用室93内のエア圧力が調整されるようになっている。なお、流体制御弁60の構成として、電空レギュレータ95を一体化させて設けることも可能である。
電空レギュレータ95のエア圧力調整により圧力作用室93内の圧力が上昇すると、ダイアフラム部材88と共に弁部材81が図の下方に変位し、それに伴い弁体部83の拡径部83aの端面がボディ上端面に近接又は当接する。これにより、吸入通路73から排出通路74への流体の流量が減らされる、或いは流体の流れが阻止されることとなる。また、電空レギュレータ95のエア圧力調整により圧力作用室93内の圧力が下降すると、ダイアフラム部材88と共に弁部材81が図の上方に変位し、それに伴い弁体部83の拡径部83aの端面がボディ上端面から離れる。これにより、吸入通路73から排出通路74への流体の流量が増やされる、或いは流体の流れが許容されることとなる。
このとき、一次側圧力(吸入通路73側の流体圧力)と操作エア圧力(パイロット圧)との圧力バランスに応じてダイアフラム部材88が作動する。例えば、一次側圧力が上昇すると、ダイアフラム部材88が図の上方に変位し、それに伴い弁部材81が開弁側に動作する。これにより、一次側圧力が下降し、一次側圧力と操作エア圧力との均衡が保持される。逆に、一次側圧力が下降すると、ダイアフラム部材88が図の下方に変位し、それに伴い弁部材81が閉弁側に動作する。これにより、一次側圧力が上昇し、やはり一次側圧力と操作エア圧力との均衡が保持される。
ダイアフラム部材88の中央板部88bには、その上方に延びるロッド部96が設けられており、そのロッド部96にはストロークセンサ97が設けられている。弁部材81及びダイアフラム部材88が図の上下方向に変位する際、その変位量がストロークセンサ97により検出される。
コントローラ100は、CPUや各種メモリ等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成される電子制御装置である。コントローラ100には、本システム全体を統括して管理する管理コンピュータ(図示略)などから流量設定指令値が入力される他、圧力センサ77により検出した流体圧力(二次側圧力)、ストロークセンサ97により検出したストローク検出値(弁部材81の弁開度)、電空レギュレータ95の操作圧力モニタ信号が逐次入力される。そして、コントローラ100は、それら各入力に基づいて電空レギュレータ95を駆動させて流量フィードバック制御を実施する。
かかる場合において、コントローラ100は、流体制御弁60の一次側圧力P1と二次側圧力P2との圧力差に基づいて流体流量Qを算出することとしており、その算出には次の(3)式が用いられる。
Q=45.16Cv・√{(P1−P2)/G} …(3)
なお、Cvは流量係数であり、Gは比重である(流体が水であればG=1)。流量係数Cvは、弁部材81の弁開度に基づいて算出される(図2参照)。
ここで、二次側圧力P2は圧力センサ77により検出されるのに対し、一次側圧力P1は、電空レギュレータ95による都度の操作エア圧力PSや弁部材81の弁開度をパラメータとして推定演算される。すなわち、弁部材81とダイアフラム部材88とからなる弁体ユニットにおいては、閉弁方向に操作エア圧力PSが作用するとともに、開弁方向に圧縮コイルバネ86のバネ力とダイアフラム張力と一次側圧力P1とが作用する。このとき、圧縮コイルバネ86のバネ力とダイアフラム張力との和を弁体ユニットの動的抵抗Fとすると、PS=F+P1の関係が成立し、その関係によれば次の(4)式により一次側圧力P1が算出される。
P1=PS−F …(4)
なお、動的抵抗Fは、弁部材81の弁開度に基づいて算出される(図3参照)。
コントローラ100による流量制御手順をあらためて説明する。
コントローラ100は、管理コンピュータ(図示略)などから流量設定指令値を入力する一方、上記(4)式を用い、ストロークセンサ97により検出したストローク検出値(弁部材81の弁開度)と電空レギュレータ95の操作エア圧力PSとに基づいて一次側圧力P1を算出する。また、上記(3)式を用い、上記算出した一次側圧力P1と、圧力センサ77により検出した二次側圧力P2とに基づいて流体流量Qを算出する。
そして、コントローラ100は、流量設定指令値と流体流量Q(実流量)と偏差を算出するとともに、その流量偏差に基づいてPID演算等を行い、電空レギュレータ95に対して指令信号を出力する。電空レギュレータ95は、コントローラ100からの指令信号に基づいて操作エア圧力を調整する。これにより、流体制御弁60において圧力作用室93内の圧力(パイロット圧)が増減調整される。上記一連の処理が繰り返し実行されることにより、流体流量が設定指令値に収束する。
以上第2の実施形態によれば、エアパイロット作動式の流体制御弁60を用いて流量制御装置を構築したことにより、一次側の流体圧力の変動を抑制しつつ流体流量が調整できる。また、操作エア圧力PSに基づいて一次側圧力を推定するとともに、一次側圧力(推定値)と二次側圧力(センサ検出値)との圧力差に基づいて流体流量を算出するようにした。かかる場合、流体流量の算出に際し、圧力センサとして二次側圧力センサ77のみを要件とするため、一次側及び二次側の各圧力センサを要件とする従来技術に比して、圧力センサ数を削減できる。以上により、構成の簡易化を図ることができ、コスト低減が可能となる。更に、外乱に強い流量制御を実現することができる。
一次側圧力の推定に際し、操作エア圧力PSに加え、ストロークセンサ97により検出したストローク検出値(弁部材81の弁開度)を推定パラメータとしたため、一次側圧力の推定精度を高めることができる。これにより、流量制御精度が向上する。
上記第1の実施の形態では、二次側圧力(第2の実施形態では一次側圧力)の推定に際し、操作エア圧力PSと弁部材の弁開度とを推定パラメータとして用いて二次側圧力(又は一次側圧力)の推定演算を実施したが、これを変更し、操作エア圧力PSのみを推定パラメータとして用いて二次側圧力(又は一次側圧力)の推定演算を実施することも可能である。すなわち、流量係数Cvや弁体ユニットの動的抵抗Fを固定値として二次側圧力(又は一次側圧力)の推定演算を実施する。この場合、二次側圧力(又は一次側圧力)の若干の精度低下が生じるおそれはあるものの、上記同様、構成の簡易化を図りつつ、しかも外乱に強い流量制御を実現することができる。
本流量制御装置において、流体流量に基づいて故障診断を実施するようにしても良い。つまり、弁部材の動作不良や電空レギュレータの動作不良などが生じると、適正な流量フィードバック制御が実施できなくなる。この場合、流体流量の算出値が異常値になったり、流体流量が目標流量に収束できなくなったりする。故に、流体流量を異常判定パラメータとして用いて異常判定を実施すると良い。
第1の実施形態における流量制御装置の概略を示す構成図である。 弁開度と流量係数Cvとの関係を示す図である。 弁開度と弁体ユニットの動的抵抗Fとの関係を示す図である。 第2の実施形態における流量制御装置の概略を示す構成図である。
符号の説明
10…流体制御弁、23…吸入通路、24…排出通路、27…圧力センサ、31…弁部材、36…圧縮コイルバネ、38…ダイアフラム部材、45…電空レギュレータ、47…ストロークセンサ、50…コントローラ、60…流体制御弁、73…吸入通路、74…排出通路、77…圧力センサ、81…弁部材、86…圧縮コイルバネ、88…ダイアフラム部材、95…電空レギュレータ、97…ストロークセンサ、100…コントローラ。

Claims (4)

  1. 一次側流路と二次側流路とを開通する流路面積を調整するための弁部材を有するとともに、前記弁部材に連結され前記二次側流路内の二次側圧力とパイロット圧との圧力バランスにより作動するパイロット圧作動部材を有するパイロット作動式の流体制御弁を備え、パイロット圧調整装置により前記パイロット圧を調整することで前記弁部材を変位させ流体流量を制御する流量制御装置において、
    前記一次側流路内の流体圧力を検出する一次側圧力センサと、
    前記パイロット圧調整装置によるパイロット圧調整値に基づいて前記二次側圧力を推定するとともに、一次側圧力及び二次側圧力の圧力差と流量係数とに基づいて流体流量を算出するコントローラと、
    を備えたことを特徴とする流量制御装置。
  2. 前記流体制御弁に、前記弁部材に対して前記パイロット圧に抗する力を付与する付勢手段と、前記弁部材の開度を検出する弁開度検出センサとを設け、
    前記コントローラは、前記パイロット圧調整値に加え、前記弁開度検出センサにより検出した弁開度を推定パラメータとして用いて前記二次側圧力を推定する請求項1に記載の流量制御装置。
  3. 一次側流路と二次側流路とを開通する流路面積を調整するための弁部材を有するとともに、前記弁部材に連結され前記一次側流路内の一次側圧力とパイロット圧との圧力バランスにより作動するパイロット圧作動部材を有するパイロット作動式の流体制御弁を備え、パイロット圧調整装置により前記パイロット圧を調整することで前記弁部材を変位させ流体流量を制御する流量制御装置において、
    前記二次側流路内の流体圧力を検出する二次側圧力センサと、
    前記パイロット圧調整装置によるパイロット圧調整値に基づいて前記一次側圧力を推定するとともに、一次側圧力及び二次側圧力の圧力差と流量係数とに基づいて流体流量を算出するコントローラと、
    を備えたことを特徴とする流量制御装置。
  4. 前記流体制御弁に、前記弁部材に対して前記パイロット圧に抗する力を付与する付勢手段と、前記弁部材の開度を検出する弁開度検出センサとを設け、
    前記コントローラは、前記パイロット圧調整値に加え、前記弁開度検出センサにより検出した弁開度を推定パラメータとして用いて前記一次側圧力を推定する請求項3に記載の流量制御装置。
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