JP2007298920A - マトリクス液晶表示方法およびlcdドライバ - Google Patents

マトリクス液晶表示方法およびlcdドライバ Download PDF

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Abstract

【課題】フリッカおよびクロストークの両者を同時に低減させる。
【解決手段】画素液晶の1フレーム当りのON/OFFのサイクルの異なる組み合わせを階調分だけ用意してFRCテーブルとし、該FRCテーブルに基づいて階調表示を行うとき、前記FRCテーブルが、1階調あたりの前記ON/OFFのサイクル数が奇数であり、偶数階調に含まれるOFFが最後のサイクルに割り当てられ、奇数階調に含まれるOFFが最初のサイクルに割り当てられているようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フリッカおよびクロストークの低減を図ったマトリクス液晶表示方法およびLCDドライバに関するものである。
STNを使用したマトリクス液晶表示装置は、図7に示すように、走査駆動部1、データ駆動部2、およびマトリクス液晶表示パネル3を備える。そのマトリクス液晶表示パネル3は、走査駆動部1から入力する走査信号が印加する複数の行ラインと、データ駆動部2から入力するデータ信号が印加する複数の列ラインと、その両ラインの各交差点にそれぞれ配置された画素液晶とを有する。走査駆動部1、データ駆動部2は、通常、1個以上のLCDドライバに内蔵される。
このマトリクス液晶表示装置では、マトリクス液晶表示パネル3の例えば最上の行ラインから最下の行ラインにかけて順次走査信号が印加する際に、列ラインにデータ信号を出力させることで、1走査(1フィールド)あたり1つの画像(1フレーム)が表示される。そして、その表示を多階調で行う手法として、FRC(フレームレート制御)方式、PWM(パルス幅変調)方式、あるいはその両者を組み合わせた複合方式がある。
FRC方式は、2以上のフィールドによって1フレーム(1つの階調)を構成するもので、階調数をmとすると、「m−1」フィールドで1フレームが構成される。例えば、4階調の場合は、ある1つの画素液晶に着目してみると、図8のFRCテーブルに示すように、3フィールドで1フレーム用の画素液晶の階調を表現する。図8において、ONは表示オン(点灯)、OFFは表示オフ(消灯)である。階調0では3フィールドともOFF、階調1では第1フィールドだけON、階調2では第2および第3フィールドでON、階調3では3フィールドともONとなる(例えば、特許文献1の図6参照)。
PWM方式は、当該画素液晶用の行ラインの選択期間中における当該画素液晶のONする時間の割合によって、階調を表現するものである。つまり、1フィールドで1フレーム用の画素液晶の階調を表現する。例えば、4階調の場合は、ある1つの画素液晶に着目してみると、図9に示すように、行選択期間を3分割して行う。階調0では全期間がOFF、階調1では1/3期間だけON、階調2では2/3期間だけON、階調3では全期間ONとなる。
複合方式は、行選択期間を複数に分割してPWM方式で表現したものを、2以上のフィールドで組み合わせて、階調を表現するものである。行選択期間を2分割した場合、階調数をmとすると、1フレームあたり「(m−1)/2」フィールドを必要とする。例えば、5階調の場合は、ある1つの画素に着目してみると、図10に示すように、行選択期間を2分割して、2フィールドで1フレーム用の画素液晶の階調を表現する。階調0では第1フィールドの行選択期間の全部と第2フィールドの行選択期間の全部がOFF、階調1では第1フィールドの行選択期間の前半がONでその後半と第2フィールドの行選択期間の全部がOFF、階調2では第1および第2フィールドの行選択期間の前半がONで後半がOFF、階調3では第1フィールドの行選択期間の全部と第2フィールドの行選択期間の前半がONで第2フィールドの行選択期間の後半がOFF、階調4では第1フィールドの行選択期間の全部と第2フィールドの行選択期間の全部がONとなる。
特開平5−45620号公報
ところが、FRC方式は、「m−1」フィールドで1フレームが構成されるので、フィールド数が多く必要となり、フリッカが目立つ問題がある。これは動作周波数を高くすれば改善できるが、今度は選択した液晶以外の液晶にも影響が及んでクロストークが増大する別の問題が生じる。
PWM方式は、1フィールドで1フレームが構成されるので、フリッカは非常に少なくなるが、行選択期間の分割数が多くなるので、表示の周波数成分が高くなり、クロストークが増大し、消費電流も増大する。
複合方式は、「(m−1)/2」フィールドで1フレームが構成されるので、FRC方式よりもフリッカは少なくなるが、表示の周波数成分が高いので、クロストークが目立つ。また、mが2乗+1となるので、ビット数を多く必要とし、コンピュータ処理になじまない。
本発明の目的は、フリッカおよびクロストークの両者を同時に低減させた液晶表示方法およびこれを用いたLCDドライバを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のマトリクス液晶表示方法は、走査信号が印加する複数の行ラインとデータ信号が印加する複数の列ラインとの各交差点にそれぞれ画素液晶を配置したマトリクス液晶表示パネルの当該画素液晶の1フレーム当りのON/OFFのサイクルの異なる組み合わせを階調分だけ用意してFRCテーブルとし、該FRCテーブルに基づいて階調表示を行うマトリクス液晶表示方法において、前記FRCテーブルが、1階調あたりの前記ON/OFFのサイクル数が奇数であり、偶数階調に含まれるOFFが最後のサイクル側に割り当てられ、奇数階調に含まれるOFFが最初のサイクル側に割り当てられていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のマトリクス液晶表示方法において、各フィールドの行選択期間が2分割され、連続するフィールドの各分割区間に前記FRCテーブルの各サイクルが正順序と逆順序で交互に割り当てられることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のマトリクス液晶表示方法において、前記各フィールドの前記2分割の区間でON又はOFFが連続することを特徴とする。
請求項4にかかる発明のLCDドライバは、請求項1乃至3のいずれか1つのマトリクス液晶表示方法を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、従来のFRC方式に比べて2倍の速度でON/OFFのサイクルが完結するので、フリッカが減少する。また、従来のPWM方式や複合方式に比べて、表示の周波数成分が低くなり、クロストークも減少する。さらに、ON/OFFのサイクルの完結する速度は2倍でも動作周波数は2倍にしなくてよいので、消費電流も減少する。さらに、実施のための回路規模は従来のFRC方式と同じ程度で済み、集積回路化した際でもサイズが増加することはない。
本発明では、FRC方式を採用しながらも、ON/OFFのサイクルが完結する期間(1フレーム)で必要となるフィールド数を従来のFRC方式の1/2に減らすことで、フリッカを低減させる。また、行選択期間を2分割し、ON/OFFのサイクルを正順序で行選択期間に詰め込むが、次はそのON/OFFのサイクルを逆順序で折り返して詰め込み、各フィールドでON又はOFFを連続させ、行選択期間内でのON/OFF切り替えを不要にして、表示の周波数成分を低減させ、クロストークおよび消費電流を低減させる。
本実施例では、階調数がm(0〜m−1)の場合、偶数階調に含まれるOFFは右端(最後のサイクル)に寄せ、奇数階調に含まれるOFFは左端(最初のサイクル)に寄せたFRCテーブルを使用する。
図1は階調数mが4の場合のFRCテーブルである。偶数階調(0,2)のOFFは右端に、奇数階調(1)のOFFは左端に寄せている。階調0はON/OFFのサイクルの全部がOFFである。階調1は最後のサイクルがONで他はOFFである。階調2は最後のサイクルがOFFで他はONである。階調3はサイクルの全部がONである。
図1のFRCテーブルをフィールドに割り当てるときは、図2に示すように、1フィールド当りの当該画素液晶の行選択期間を2分割し、1番目のフィールドの行選択期間の前半と後半にON/OFFのサイクルの1番目と2番目を割り当て、2番目のフィールドの行選択期間の前半にON/OFFのサイクルの3番目を割り当てる。なお、図2ではOFFを黒丸●で、ONを白丸○で表した。2番目のフィールドの行選択期間の後半に、次のFRCテーブルのON/OFFが混ざるが、STN液晶は応答速度が遅く、行電極と列電極間に印加された電圧の実効値に応答するので、長期的には目的とする実効電圧を得ることができる。
2番目のフィールドの行選択期間の後半からは、図3に示すように、そのON/OFFのサイクルを図1の場合を正順序とすると、これと逆順序にして折り返して詰め込む。この結果、1番目のフィールドの行選択期間の全部と2番目のフィールドの行選択期間の前半で1つのフレームの画素液晶の階調が表現され、2番目のフィールドの行選択期間の後半と3番目のフィールドの行選択期間の全部で次のフレームの画素液晶の階調が表現される。そして、各フィールドの行選択期間の前半と後半はONが連続し又はOFFが連続し、つまり行選択期間の全期間に亘ってON又はOFFになっている。
このように、階調数mが4の場合、1フレーム分のON/OFFのサイクルが1.5フィールドで表され、従来の図8で説明した3フィールドに対して1/2フィールドになるので、フリッカを低減できる。表示の周波数成分が低下して、クロストークを低減でき、消費電流も低減できる。また、各フィールドの行選択期間は全期間に亘ってON又はOFFのいずれかになり、行選択期間内でのON/OFF切り替えが必要ないので、表示の周波数成分が低下し、クロストークを低減できる。また、図1で示したFRCテーブル規模は図8で示した規模と同じであるので、回路規模が大きくなることもない。
図4に、階調数mが8(=2)の場合のFRCテーブルを示す。前記同様に、偶数階調(0,2,4,6)のOFFは右端(最後のサイクル)に寄せ、最大階調を除く奇数階調(1,3,5)のOFFは左端(最初のサイクル)に寄せている。図5に、1番目のFRCテーブルとそれに続く2番目のFRCテーブル、つまり2フレーム分のテーブルを示す。2番目のフレームでは図4に示したFRCテーブルを折り返している。図5では各フィールドがON又はOFFのいずれかであるので、これをまとめると、図6に示すようになる。
このように、階調数mが8の場合では、3.5フィールドでON/OFFのサイクルが完結する(従来のFRC方式では7フィールド必要)ので、フリッカが低減し、また行選択期間内でのON/OFF切り替えが必要ないのでその周波数成分が低くなり、クロストークが少なく、消費電流も低減できる。
本発明の実施例1の4階調の場合のFRCテーブルの説明図である。 図1のFRCテーブルをフィールドに割り当てた説明図である。 図1のFRCテーブルを2フレームに亘ってフィールドに割り当てた説明図である。 本発明の実施例2の8階調の場合のFRCテーブルの説明図である。 図4のFRCテーブルを2フレームに亘ってフィールドに割り当てた説明図である。 図5の各フィールドを簡素化した説明図である。 マトリクス液晶表示装置の概略説明図である。
符号の説明
1:走査駆動部
2:データ駆動部
3:マトリクス液晶表示パネル

Claims (4)

  1. 走査信号が印加する複数の行ラインとデータ信号が印加する複数の列ラインとの各交差点にそれぞれ画素液晶を配置したマトリクス液晶表示パネルの当該画素液晶の1フレーム当りのON/OFFのサイクルの異なる組み合わせを階調分だけ用意してFRCテーブルとし、該FRCテーブルに基づいて階調表示を行うマトリクス液晶表示方法において、
    前記FRCテーブルは、1階調あたりの前記ON/OFFのサイクル数が奇数であり、偶数階調に含まれるOFFが最後のサイクル側に割り当てられ、奇数階調に含まれるOFFが最初のサイクル側に割り当てられていることを特徴とするマトリクス液晶表示方法。
  2. 請求項1に記載のマトリクス液晶表示方法において、
    各フィールドの行選択期間が2分割され、連続するフィールドの各分割区間に前記FRCテーブルの各サイクルが正順序と逆順序で交互に割り当てられることを特徴とするマトリクス液晶表示方法。
  3. 請求項2に記載のマトリクス液晶表示方法において、
    前記各フィールドの前記2分割の区間でON又はOFFが連続することを特徴とするマトリクス液晶表示方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つのマトリクス液晶表示方法を用いたことを特徴とするLCDドライバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017219399A1 (zh) * 2016-06-22 2017-12-28 深圳市华星光电技术有限公司 显示驱动电路及液晶显示面板

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