JP2007297885A - 路面散水融雪システムにおける配管構造 - Google Patents

路面散水融雪システムにおける配管構造 Download PDF

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Abstract

【課題】路面埋設送水管、若しくは路面設置消雪ブロック体内の送水管から所定間隔で立ち上がる分岐管を分岐し、前記分岐管に散水ノズルを接続してなる路面散水融雪システムに於いて、送水管に防錆鋼管・樹脂管を採用しても容易に分岐管形成可能な接続構造を提供する。
【解決手段】送水管1の分岐位置に連結孔11を穿設し、分岐管2が内挿密嵌されるソケット管部41、送水管の外周面に対応する形状の鍔板部42、連結孔への挿入を可能とし、且つ挿入後に連結孔縁部に係止する係止突起431を設けた連結管部43を備えたソケット体4と、鍔板部の形状に対応したパッキン板5とを形成し、鍔板部42の下面にパッキン板5を添わせ、連結管部を連結孔に圧入して、係止突起を連結孔の縁部下面に係止させてソケット体を固定し、ソケット管部に分岐管を接続してなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、路面の雪を散水によって融かすために、道路に直接構築したり若しくはブロック化して道路に埋設設置して構築する路面散水融雪システムにおいて、特に融雪水の配管構造に関するものである。
路面の雪を散水で融かす消雪道路は、周知のとおり一般に道路中央に溝を穿設し、溝底に送水管(消雪パイプ)を配置すると共に、送水管から所定間隔毎分岐した分岐管に散水ノズルを連結して、散水ノズルの噴射口(頂面部分)が路面に露出するように溝内にコンクリートを打設して構築していたものである。
また前記の構築工事は、道路の交通事情を悪化させるので、工事期間を短縮するため、溝に埋設する送水管、分岐管及び散水ノズルをコンクリート等で一体化した消雪ブロックを予め用意しておき、道路に堀穿した溝内に前記ブロックを埋設し、ブロック間を連結して消雪道路を形成することも知られている(実公昭55−13459号、特開昭60−25831号)。
そして前記の送水管及び分岐管の管径は、当該箇所の送水量の多少並びに使用する散水ノズルの規格などによって種々の組み合わせで行われており、両者に金属管を使用している場合には、送水管に連結孔を穿設し、分岐管を溶接すると簡単に形成できる。然し金属管を採用した場合には、腐食の問題がさけられず、主として地下水を利用する融雪水によって赤錆の発生がしばしば見受けられるので、その対策として塩ビ管を採用していた。
送水管及び分岐管に塩ビ管を採用した場合に、送水管に設けた連結孔に分岐管を直接連結した場合には、連結強度の問題が生ずるので、本願出願人は、先に分岐管が内挿嵌されるソケット管部とソケット管部の周囲に送水管の外周面に密着する形状の鍔板部を有するソケット体を形成し、送水管の連結孔周囲と鍔板部との接着でソケット体を固定し、ソケット管部に分岐管を接続してなる配管構造を提案した(特許文献1)。
特許2965899号公報。
ところで近年送水管として前記塩ビ管に替え、強度的に優れた鋼管を採用するようにしている。勿論この鋼管は従前の赤錆が発生するものではなく、ステンレス鋼管や亜鉛メッキ鋼管、更には内外両面塩ビライニング鋼管等が採用される。
前記の鋼管を採用して分岐管を設ける場合には、例えばステンレス鋼管では溶接による連結は可能であるが、ステンレス鋼の溶接にはアルゴン溶接等を採用しなければならない。亜鉛メッキ鋼管は、溶接後にメッキ処理に対応する防錆処理を必要とする。塩ビライニング管では、溶接自体が困難である。このように分岐管を接続形成することが煩瑣な作業となってしまう。
また送水管と分岐管に、鋼管と塩ビ管を組み合わせることは、従前において全く考慮されていない。路面と平行に水平配置される送水管は、管軸方向に対して荷重が加わるので、強度上鋼管を採用する利点はあるが、送水管から鉛直に分岐される分岐管は、管軸方向からの荷重負担となり、塩ビ管でも充分に対応できる。
そこで本発明は、送水管に塩ビ管を採用した場合には勿論のこと、防錆鋼管を採用した場合でも、また分岐管に塩ビ管や鋼管の何れを採用した場合でも、容易に分岐管を形成することができる接続構造を提案したものである。
本発明に係る路面散水融雪システムにおける配管構造は、路面に埋設される送水管、若しくは路面に設置される消雪ブロック体内の送水管から所定間隔で立ち上がる分岐管を分岐し、頂面に融雪水の噴出口を設けた散水ノズルを、前記分岐管に接続し、散水ノズルの頂面のみを路面上若しくはブロック体の上面上に露出させてなる路面散水融雪システムに於いて、送水管の分岐位置に所定径の連結孔を穿設し、分岐管が内挿密嵌されるソケット管部、及び前記ソケット管部の基部周囲に送水管の外周面に対応する形状の鍔板部、及び連結孔に略密挿される外径で、外周面に連結孔への挿入を可能とし、且つ挿入後に連結孔縁部に係止する係止突起を設けた連結管部を備えたソケット体と、鍔板部の形状に対応した所定の厚さを有するパッキン板とを形成し、鍔板部の下面にパッキン板を添わせ、連結管部を連結孔に圧入して、係止突起を連結孔の縁部下面に係止させてソケット体を固定し、ソケット管部に分岐管を接続してなることを特徴とするものである。
而して送水管が塩ビ管でも鋼管でも所定径の連結孔を穿設し、所定の弾性を備えたパッキン板を添えたソケット体(塩ビ等の樹脂製或いは金属製の何れでも良い)の連結管部を連結孔内に圧入すると、連結孔の周囲部分はパッキン板によって水漏れが防止される状態でソケット体が送水管に連結され、ソケット体のソケット管部に分岐管を連結する。
ソケット管部と分岐管の連結は、ソケット体が樹脂製で、分岐管も樹脂製の場合には、両者を接着剤で接着して密封することができ、分岐管が金属管の場合には、ソケット管部内周面に溝を形成してOリングを内装し、分岐管を挿入すると水封連結がなされる。またソケット体が金属製の場合には、ソケット管部内周にネジを刻設し、分岐管(樹脂製・金属製)の外周にネジを形成し、水封材を塗布して螺合連結する。
本発明の構成は上記の通りで、送水管にどのような種別の管を採用したとしても、容易に分岐管を連結することができ、且つ溶接作業等は全く必要としないので路面工事や消雪ブロック製造作業を簡素化できたものである。
次に本発明の実施形態について説明する。本発明の対象となる路面散水融雪システムは、従前のシステムと同様の路面に埋設される送水管1と、分岐管2と、散水ノズル3を備え、本発明独自の配管構造として更にソケット体4及びパッキン板5を追加して使用するものである。
路面散水融雪システム基本構成は、道路中央に溝内に配置した送水管(消雪パイプ)1に、所定間隔毎分岐して立ち上がらせた分岐管2を設け、分岐管2の上部先端に散水ノズル3の底部嵌合部を装着し、更に散水ノズルの噴射口(頂面部分)が路面に露出するように構築しているものである。
前記の分岐管2の分岐のため、送水管1においては、分岐箇所に連結孔11を穿設してなる。尚送水管1及び分岐管2は、防錆鋼管や塩ビ管であるが、本発明は送水管1が防錆鋼管の場合に特に効果が発揮されるものである。
ソケット体4は、樹脂製(金属製でも良いが、実施形態は樹脂製について説明する)で、ソケット管部41と、鍔板部42と、連結管部43で構成され、ソケット管部41は、分岐管2が内挿嵌される大きさで、分岐管2が金属管の場合には、図6に例示するとおり、Oリング411とOリング用溝412を設けておく。
鍔板部42は、送水管1の外周面に密着する形状で、ソケット管部41の基部の外周適宜範囲を占める大きさとしたものである。
連結管部43は、鍔板部42の下方に突出させたもので、連結孔11に略密挿される外径で、外周面に係止突起431を設けてなり、係止突起431は、連結孔11への挿入を可能とし、且つ挿入後に連結孔11の縁部に係止されるようにしたものである。例えば図示するように対向する位置に係止突起431を設け、係止突起431に左右・前後に配置されるように連結管部43を縦半分にする切り込み溝432を設けて、係止突起431に出没弾性を備えさせる。
尚前記の切り込み溝を係止突起431の直近の左右両側に設けて、対向する係止突起431や三方向や四方向に設けた係止突起431が各独立して出没弾性を備えるようにしても良い。
パッキン板5は、ゴム質のような弾性と水密性を備えるもので、前記鍔板部42と対応する大きさで、中央に連結孔11と対応する透孔51を設け、その厚さは、送水管1の管厚と係止突起431と、鍔板部42の形成位置に対応して定められるもので、後述するとおり、ソケット体4を連結孔11に装着した際に、相応の水密性を確保できる厚さとしたものである。
而して送水管1から分岐管2を分岐させるには、パッキン板5を鍔板部42の裏面に添わせて連結管部43を、分岐箇所に設けた連結孔11に圧入すると、係止突起431部分が後退して連結孔11部分を通過し、連結孔11の管内方側において弾性復帰して、係止突起431が連結孔11の孔縁部分に係止される。
この係止に際してパッキン板5が送水管1の外周面と鍔板部42とで挟圧されることになり、連結孔11とソケット体4の連結箇所の水封を実現しているものである。従ってパッキン板の厚さ(厚み形状)は、送水管1の管径に対応して選択決定される。
ソケット体4の連結で分岐管2の接続箇所が形成され、ソケット体4のソケット管部41に分岐管2を挿入して分岐構造を形成するもので、ソケット管部41と分岐管2の連結構造は、その材質によって適宜決定されるものである。
例えばソケット体4が前記の実施形態のように樹脂製である場合に、分岐管2が塩ビ管(樹脂製)を採用すると、ソケット管部41に分岐管(塩ビ管)2を挿入すると共に、水封可能な接着剤で挿入面を接着水封することができる。
また分岐管2に金属管(防錆鋼管)を採用した場合には、図6に示すようにソケット管部41の内周面に溝412を形成してOリング411を内装し、分岐管2を挿入すると水封連結がなされる。
勿論ソケット体4を金属製としても良く、その場合にもOリングを使用したり、ネジを刻設して螺合連結する等で対応できるもので、金属製ソケット体や金属製分岐管を採用した場合でも、溶接加工を全く必要とせずに分岐配管構造を容易に実現できるものである。
本発明の実施形態の全体の説明図。 同ソケット体連結状態の説明図。 同ソケット体とパッキン板の斜視図。 同ソケット体の断面図。 同分岐管(塩ビ管)の接続構造の説明図。 同分岐管(金属管)の接続構造の説明図。
符号の説明
1 送水管(消雪パイプ)
11 連結孔
2 分岐管
3 散水ノズル
4 ソケット体
41 ソケット管部
411 Oリング
412 溝
42 鍔板部
43 連結管部
431 係止突起
432 切り込み溝
5 パッキン板
51 透孔

Claims (2)

  1. 路面に埋設される送水管、若しくは路面に設置される消雪ブロック体内の送水管から所定間隔で立ち上がる分岐管を分岐し、頂面に融雪水の噴出口を設けた散水ノズルを、前記分岐管に接続し、散水ノズルの頂面のみを路面上若しくはブロック体の上面上に露出させてなる路面散水融雪システムに於いて、送水管の分岐位置に所定径の連結孔を穿設し、分岐管が内挿密嵌されるソケット管部、及び前記ソケット管部の基部周囲に送水管の外周面に対応する形状の鍔板部、及び連結孔に略密挿される外径で、外周面に連結孔への挿入を可能とし、且つ挿入後に連結孔縁部に係止する係止突起を設けた連結管部を備えたソケット体と、鍔板部の形状に対応した所定の厚さを有するパッキン板とを形成し、鍔板部の下面にパッキン板を添わせ、連結管部を連結孔に圧入して、係止突起を連結孔の縁部下面に係止させてソケット体を固定し、ソケット管部に分岐管を接続してなることを特徴とする路面散水融雪システムにおける配管構造。
  2. 連結管部において、連結管部の適宜位置に切り込み溝を設けて、係止突起に出没弾性を備えさせてなる請求項1記載の路面散水融雪システムにおける配管構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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