JP2007297782A - 落石防護用アンカー - Google Patents
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Abstract
【課題】 落石防護工に使用する高耐力の土砂部用アンカー。
【解決手段】 落石防護工に使用される土砂部用アンカーにおいて、アンカー体への負荷時に発生する変位抑制の為の土圧抵抗板の改良。土圧抵抗板にかかる表層土への水平方向の耐荷重に加え圧縮方向の耐荷重を作用させてより高耐力の土砂部用アンカーを得る。従来の打込式アンカー体を引抜抵抗の大きい岩盤定着型のアンカー体とし、アンカー頭部に負荷方向を変換する金具を取り付ける。引抜の反作用の圧縮を土圧抵抗板に加えることによる土砂部用アンカー耐力の増強。
【選択図】 図1
【解決手段】 落石防護工に使用される土砂部用アンカーにおいて、アンカー体への負荷時に発生する変位抑制の為の土圧抵抗板の改良。土圧抵抗板にかかる表層土への水平方向の耐荷重に加え圧縮方向の耐荷重を作用させてより高耐力の土砂部用アンカーを得る。従来の打込式アンカー体を引抜抵抗の大きい岩盤定着型のアンカー体とし、アンカー頭部に負荷方向を変換する金具を取り付ける。引抜の反作用の圧縮を土圧抵抗板に加えることによる土砂部用アンカー耐力の増強。
【選択図】 図1
Description
土木工事の落石対策工の落石防護工に使用する。
法面上からの落石を防止する落石防護工に使用されるワイヤーロープを使用する工種に使用される。ワイヤーロープを固定する為のアンカーには岩盤用と土砂部用がある。土砂部用のアンカーは通常、アンカー体に土圧抵抗板を組合せて使用している。アンカー体は地中に打ち込み、ワイヤーロープの引張方向に土圧抵抗板を設置している。
土砂部用アンカーはワイヤーロープの引っ張り荷重方向に対抗するためにアンカーの地表部に土圧抵抗板を取り付け土圧抵抗板から発生する抗荷重でワイヤーロープからくる引張力に対処している。
しかし、地耐力が小さい地質、及び地形では土圧抵抗板の抗荷重値が所定の値を得られない。
しかし、地耐力が小さい地質、及び地形では土圧抵抗板の抗荷重値が所定の値を得られない。
本案はアンカー体に取り付ける土圧抵抗板にかかる負荷の形態を改善することにより耐荷重性を向上させる。本来、土砂部用アンカーはアンカー体打設方向の垂直方向に引張負荷をかけるためアンカー体支持の目的で土圧抵抗板をアンカー体前面に取り付けている。土圧抵抗板に作用する耐荷重は前面表層土の排除土圧となるため表層土の質的状況により耐荷重性が著しく低下する。特に打込式アンカー体を採用している場合は引抜きに対する負荷に極端に弱い為、土圧抵抗板の耐荷重性が低下するとアンカーとしての特性を発揮できない。本案はアンカー体を表土層下の岩盤に定着させ、アンカーの引抜抵抗力をダイレクトにワイヤーロープの引張力に対処させるようにした金具1、をアンカー頭部に取り付ける。ワイヤーロープの引張方向に土圧抵抗板2、を図1のように設置し、金具1、のイ、の部分を土圧抵抗板2、に圧縮方向にも作用させることによりアンカーの耐荷重性を向上させる。
従来の土砂部用アンカーはワイヤーロープから来る荷重に対してアンカー体のみではアンカー頭部が大きく変位して耐力が著しく小さい為、土圧抵抗板を前面に設置してアンカー変位の減少を図っていたが土圧抵抗板の前面土圧だけではワイヤーロープからくる荷重に対処できない事が多い。金具1、を使用して土圧抵抗板で表土の土圧抵抗に加えて、圧縮側に働く抵抗力を加えることにより負荷時のアンカー変位の抑制に大きな効果を得られた。
1、金具
2、土圧抵抗板
3、アンカー本体
4、ワイヤーロープ
イ、金具の土圧抵抗板接触部
2、土圧抵抗板
3、アンカー本体
4、ワイヤーロープ
イ、金具の土圧抵抗板接触部
Claims (1)
- 落石防護工の土砂部用アンカーにおいて、アンカー体に取り付けられるワイヤーロープの負荷がアンカーの引き抜き方向に作用する金具1、を取り付けて、ワイヤーロープの負荷によりアンカー頭部に取り付けた金具1、のイ、の部分が土圧抵抗板2、に地山を圧縮する力を発生させることによりアンカーの負荷耐力を向上させる構造を特徴とする土砂部用アンカー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124573A JP2007297782A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 落石防護用アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124573A JP2007297782A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 落石防護用アンカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007297782A true JP2007297782A (ja) | 2007-11-15 |
Family
ID=38767500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006124573A Pending JP2007297782A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 落石防護用アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007297782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010134485A1 (ja) | 2009-05-18 | 2010-11-25 | 株式会社タイカ | 光学用透明粘着体、光学用透明粘着積層体及びその製造方法 |
JP2011084890A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Yuzo Sakamoto | 落石防護工におけるワイヤロープの張力保持方法 |
-
2006
- 2006-04-28 JP JP2006124573A patent/JP2007297782A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010134485A1 (ja) | 2009-05-18 | 2010-11-25 | 株式会社タイカ | 光学用透明粘着体、光学用透明粘着積層体及びその製造方法 |
JP2011084890A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Yuzo Sakamoto | 落石防護工におけるワイヤロープの張力保持方法 |
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