JP2007296025A - 生体成分測定方法および生体成分測定装置 - Google Patents

生体成分測定方法および生体成分測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した生体成分の抽出および測定を行うことが可能な生体成分測定装置を提供する。
【解決手段】この血糖値測定装置(生体成分測定装置)100は、被験者の腕110からグルコースを抽出する抽出カートリッジ50と、抽出されたグルコースを検知する検知部40とを含む装置本体10と、被験者の腕110の測定対象領域110aを規定する開口部21cが設けられており、装置本体10を保持可能である支持部材20と、支持部材20を被験者の腕110に装着するための装着部材30とを備えている。そして、装着部材30の被験者の腕110への装着によって、開口部21cにより被験者の腕110の測定対象領域110aが規定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、生体成分測定方法および生体成分測定装置に関し、特に、生体から抽出された生体成分を測定する生体成分測定方法および生体成分測定装置に関する。
従来、生体から抽出された生体成分を測定する生体成分測定装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された生体成分測定装置は、使用者の皮膚層から間質液(生体成分)を抽出するためのサンプリングモジュール(抽出部)および間質液中のグルコースを分析するための分析モジュール(測定部)を含む使い捨てカートリッジと、使い捨てカートリッジを内部に配置するとともに、制御するローカル制御モジュールと、ローカル制御モジュールを腕に取り付けるための一対のストラップ(ベルト)とを備えている。この生体成分測定装置では、一対のストラップ(ベルト)を腕の円周方向に所定の張力で引張った状態で腕に巻き付けることにより、ローカル制御モジュールが腕に装着される。また、この生体成分測定装置では、ローカル制御モジュールを装着することにより刺入部材(針)が皮膚に挿入される。
特開2004−358261号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の生体成分測定装置では、一対のストラップ(ベルト)を腕の円周方向に所定の張力で引張った状態で腕に巻き付けることにより、ローカル制御モジュールが腕に装着されるので、装着時にローカル制御モジュールが一対のストラップとともに、腕の円周方向に動きやすいという不都合がある。そして、ローカル制御モジュールを装着することにより刺入部材(針)が皮膚に挿入されるので、ローカル制御モジュールが動いた場合には、皮膚がダメージを受けるという不都合がある。このため、安定した間質液(生体成分)の抽出および測定を行うのが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、安定した生体成分の抽出および測定を行うことが可能な生体成分測定方法および生体成分測定装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による生体成分測定方法は、生体から抽出された生体成分を測定する生体成分測定方法であって、生体の測定対象領域を規定する開口部が設けられており、抽出部および測定部を有する装置本体を保持可能である支持部材を、装着部材により生体に装着することによって、生体の測定対象領域を規定する工程と、開口部により規定された生体の測定対象領域に微細孔を形成する工程と、開口部を介して生体の微細孔に装置本体の抽出部を接触させる工程と、抽出部により抽出された生体成分を測定部により測定する工程とを備える。
この第1の局面による生体成分測定方法では、上記のように、抽出部および測定部を有する装置本体を保持可能であるとともに、生体の測定対象領域を規定する開口部を含む支持部材を、装着部材により生体に装着して生体の測定対象領域を規定し、その後、開口部により規定された生体の測定対象領域に微細孔を形成することによって、装着時には、微細孔を形成するための刺入部材(針)が皮膚に挿入されないので、支持部材が動きやすい装着時に、刺入部材(針)により皮膚がダメージを受けるのを防止することができる。これにより、装着時に皮膚がダメージを受けることに起因して安定した生体成分の抽出および測定が困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。その結果、安定した生体成分の抽出および測定を行うことができる。また、装着時に微細孔を形成した後に、開口部を介して生体の微細孔に装置本体の抽出部を接触させるとともに、抽出部により抽出された生体成分を測定部により測定することによって、容易に、抽出部により生体の微細孔から安定した生体成分の抽出および測定を行うことができる。
この発明の第2の局面による生体成分測定装置は、生体から抽出された生体成分を測定する生体成分測定装置であって、生体から生体成分を抽出する抽出部と、抽出された生体成分を測定する測定部とを含む装置本体と、生体の測定対象領域を規定する開口部が設けられており、装置本体を保持可能である支持部材と、支持部材を生体に装着するための装着部材とを備え、装着部材の生体への装着によって、開口部により生体の測定対象領域が規定される。
この第2の局面による生体成分測定装置では、上記のように、装置本体を保持可能であるとともに、生体の測定対象領域を規定する開口部を含む支持部材を、生体に装着するための装着部材を設けるとともに、装着部材の生体への装着により開口部による生体の測定対象領域を規定するように構成することによって、装着時には、開口部により生体の測定対象領域が規定されるだけで、装着後にその開口部を介して刺入部材(針)を皮膚に挿入することにより微細孔の形成を行うことができるので、支持部材が動きやすい装着時に、刺入部材(針)により皮膚がダメージを受けるのを防止することができる。これにより、装着時に皮膚がダメージを受けることに起因して安定した生体成分の抽出および測定が困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。その結果、抽出部および測定部により安定した生体成分の抽出および測定を行うことができる。
上記第2の局面による生体成分測定装置において、好ましくは、装着部材によって支持部材が生体に装着された状態で、開口部により規定された生体の測定対象領域に微細孔が形成され、抽出部により生体の微細孔から生体成分が抽出される。このように構成すれば、容易に、支持部材の装着後に、刺入部材(針)などを用いて微細孔を形成することができるとともに、抽出部により容易に生体成分の抽出を行うことができる。
上記第2の局面による生体成分測定装置において、好ましくは、抽出部は、装置本体に着脱可能である。このように構成すれば、抽出部を交換することができるので、生体成分の抽出および測定を繰り返し行うことができる。
上記第2の局面による生体成分測定装置において、好ましくは、抽出部が開口部を介して生体に接触する第1の状態と、抽出部が開口部から離れた第2の状態とを取り得るように装置本体が支持部材に保持される。このように構成すれば、第1の状態において、抽出部により生体から生体成分を抽出することができ、かつ、第2の状態において、開口部により規定された生体の測定対象領域に微細孔を形成するとともに、装置本体の抽出部の交換を行うことができる。
上記第2の局面による生体成分測定装置において、好ましくは、装着部材は、生体を支持部材との間に挟むことが可能な挟み部と、支持部材と挟み部との間の距離を変更可能に支持部材と挟み部とを連結する連結部とを含む。このように構成すれば、連結部により、支持部材と挟み部との間の距離を生体の大きさに応じた距離に調節することができる。これにより、生体の大きさが異なる場合にも、容易に、支持部材および挟み部により生体を挟むことができる。
上記装着部材が連結部および挟み部を含む構成において、好ましくは、装着部材の連結部は、装着部材の挟み部を支持部材に対して直線移動可能に連結する。このように構成すれば、装着部材にストラップ(ベルト)を用いる場合と異なり、支持部材および挟み部により生体が垂直方向に挟み込まれるので、支持部材が生体の円周方向に動くのを抑制することができる。また、支持部材および挟み部により生体が垂直方向に挟み込まれるので、皮膚には垂直方向の力のみ働き、円周方向の力が働くのを防止することができる。これにより、生体の測定対象領域を支持部材の開口部を介して容易に突出させることができるので、測定対象領域に対する微細孔の形成および生体成分の抽出を行いやすくすることができる。
上記装着部材が連結部および挟み部を含む構成において、好ましくは、支持部材および挟み部の一方端部側が連結部により連結されるとともに、支持部材および挟み部の他方端部側が互いに離間している。このように構成すれば、支持部材および挟み部の他方端部側の互いに離間している領域を介して横方向から生体を挿入することができるので、容易に、支持部材および挟み部の間の領域に生体を配置することができる。これにより、容易に、支持部材および挟み部の間に生体を挟むことができるので、装着時の作業性を向上させることができる。また、生体成分の測定中に装置本体に異常が発生した場合には、支持部材および挟み部の他方端部側の互いに離間している領域を介して直ちに生体を引き抜くことができるので、取り外し時の作業性も向上させることができる。これらの結果、着脱時の作業性を向上させることができる。
上記装着部材が連結部および挟み部を含む構成において、好ましくは、支持部材と挟み部とで生体を挟持することによって、開口部により測定対象領域が規定される。このように構成すれば、容易に、開口部により生体の測定対象領域を規定することができる。
上記装着部材が連結部および挟み部を含む構成において、好ましくは、装着部材の挟み部は、生体を支持部材との間に挟んだ状態で、生体と接触しやすいように移動または変形可能に構成されている。このように構成すれば、挟み部を生体により密着させることができるので、支持部材が生体に対して動くのをより抑制することができる。
上記装着部材が連結部および挟み部を含む構成において、好ましくは、装着部材の連結部は、支持部材に対する挟み部の移動方向を一方向に規制するラチェット機構を構成する第1部分を含み、支持部材は、第1部分とともに、ラチェット機構を構成する第2部分を含む。このように構成すれば、連結部の第1部分および支持部材の第2部分からなるラチェット機構により、挟み部を支持部材に対して一方向にのみ移動させることができるので、支持部材および挟み部の間に生体を挟んだ状態で固定することができる。
この場合、好ましくは、支持部材の第2部分は、ラチェット機構の規制を解除する解除機構を含む。このように構成すれば、第2部分の解除機構により、支持部材および挟み部の間に生体を挟んで固定した状態から、挟み部を被験者の腕から離間した状態にすることができる。
上記第2の局面による生体成分測定装置において、好ましくは、電圧を印加するための電源部をさらに備え、抽出部は、電源部の陰極および陽極のうちの一方に接続される第1電極を含み、支持部材および装着部材の少なくとも一方を電源部の陰極および陽極の他方に接続される第2電極として用いることによって、第1電極と第2電極とにより生体に電圧が印加される。このように構成すれば、支持部材および装着部材の少なくとも一方を電源部の陰極または陽極の他方に接続される第2電極として用いることによって、第2電極の面積を大きくすることができるので、生体の単位面積あたりに流れる電流を少なくすることができる。これにより、電流が流れることに起因して被験者が感じる痛みを軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態による血糖値測定装置を示した斜視図である。図3は、図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の分析ユニットを被験者の腕に装着した状態を示した斜視図である。図4は、図1に示した一実施形態による血糖値測定装置を示した分解斜視図である。図5〜図10は、図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の詳細構造を説明するための図である。まず、図1〜図10を参照して、本実施形態による血糖値測定装置100の全体構成について説明する。
本実施形態による血糖値測定装置100は、生体から生化学成分の一つであるグルコースを抽出するとともに、抽出されたグルコースを分析することにより血糖値を算出する装置である。この血糖値測定装置100は、図1および図2に示すように、分析ユニット1と、抽出カートリッジ50(図2参照)とを備えている。分析ユニット1は、抽出カートリッジ50を着脱可能に保持する装置本体10と、装置本体10を回動可能に保持する支持部材20と、支持部材20を被験者の腕110に装着するための装着部材30とを含んでいる。
分析ユニット1の装置本体10は、図3および図4に示すように、表面側に配置された表示部11および操作ボタン12と、矢印X1方向の端部側に配置された解除ボタン13と、裏面側に配置された抽出カートリッジ取付部14および係合孔15と、矢印X2方向の端部側に配置された一対の回動軸16と、内部に配置された直流方式の定電圧電源17(図10参照)とを含んでいる。装置本体10の表示部11は、制御部(図示せず)により算出されたグルコース量および血糖値を表示するために設けられている。装置本体10の操作ボタン12は、測定の開始などの血糖値測定装置100の動作を制御するために設けられている。装置本体10の解除ボタン13は、後述する支持部材20の係合部21bと、装置本体10の係合孔15との係合を解除するために設けられている。
装置本体10の抽出カートリッジ取付部14は、図3に示すように、抽出カートリッジ50を取り付ける際のガイドとして機能する一対のリブ状の突出部14aと、抽出カートリッジ50を取り付けるための4つの係合部14bと、装置本体10の定電圧電源17(図10参照)の陰極側と接続されている一対の端子部14cと、検知部40(図10参照)を構成する光源部41および受光部42とを含んでいる。抽出カートリッジ取付部14の4つの係合部14bは、弾性変形可能に設けられることによって、抽出カートリッジ50を着脱可能に構成されている。
装置本体10の係合孔15(図2参照)は、装置本体10が支持部材20に対して閉状態のとき(図1参照)に、後述する支持部材20の係合部21bと係合するように設けられている。装置本体10の一対の回動軸16は、図4に示すように、それぞれ、外側方に突出するように設けられている。また、矢印Y1方向側の回動軸16には、回動軸16の延びる方向に沿って孔部16aが設けられている。この回動軸16の孔部16aは、装置本体10の内部からケーブル18および19を外部に伸ばすために設けられている。この装置本体10のケーブル18および19は、それぞれ、定電圧電源17(図10参照)の陽極側に接続されている。
ここで、本実施形態では、支持部材20は、図4に示すように、装置本体10を回動可能に保持する支持部材本体部21と、装置本体10のケーブル18および19とそれぞれ接続される接触端子22および23と、接触端子22および23を支持部材本体部21に取り付けるための保持部材24と、ラチェット機構を構成する係合部材25と、支持部材本体部21の一方端部側(矢印Y1方向の端部側)を覆うカバー部材26とを含んでいる。
また、本実施形態では、支持部材20の支持部材本体部21は、矢印X2方向の端部側に一対の回動軸挿入孔21aと、矢印X1方向の端部側に設けられた係合部21bと、平面的に見て中央部近傍に設けられた開口部21c、4つの逃げ部21d、段差部21eおよび21fとを含んでいる。また、支持部材本体部21は、ABSなどの樹脂により形成されている。また、支持部材本体部21の下面は、X2方向から見て円弧形状に形成されることによって、支持部材20が被験者の腕110に装着された際に、被験者の腕110との密着性が向上するように構成されている。
支持部材本体部21の一対の回動軸挿入孔21aには、装置本体10の一対の回動軸16が、それぞれ、挿入されることにより、装置本体10が支持部材本体部21に対してA方向およびB方向(図1および図2参照)に回動可能に取り付けられている。支持部材本体部21の係合部21b(図2参照)は、装置本体10が支持部材20に対して閉状態のとき(図1参照)に、装置本体10の係合孔15(図2参照)と係合することにより、装置本体10が支持部材本体部21に対してA方向(開く方向)に回動するのを規制する機能を有している。このとき、装置本体10に抽出カートリッジ50が取り付けられている場合には、図10に示すように、抽出カートリッジ50が支持部材本体部21の開口部21cから露出された被験者の腕110の表面に接触するように構成されている。
また、本実施形態では、支持部材本体部21の開口部21cは、図3に示すように、平面的に見て正方形状に形成されている。また、開口部21cは、支持部材20が装着部材30により被験者の腕110に装着されることによって、被験者の腕110の測定対象領域110aを規定する機能を有している。このとき、被験者の腕110の測定対象領域110aが開口部21cを介して矢印Z2方向に突出するように構成されている。
支持部材本体部21の4つの逃げ部21d(図3参照)は、装置本体10が支持部材20に対して閉状態のとき(図1参照)に、それぞれ、装置本体10の4つの係合部14b(図3参照)が収容されるために設けられている。支持部材本体部21の段差部21e(図3参照)は、装置本体10が支持部材20に対して閉状態のとき(図1参照)に、装置本体10の抽出カートリッジ取付部14(図3参照)が収容されるために設けられている。支持部材本体部21の段差部21fには、一対の係合突起21gが形成されている。また、段差部21fおよび係合突起21gは、支持部材20に対して後述する微細孔形成装置120の位置決めを行う機能を有している。
また、本実施形態では、支持部材本体部21の一方端部側(矢印Y1方向の端部側)には、図4〜図6に示すように、一対のガイド部21hと、装置本体10のケーブル18および19が配置される切欠部21iと、円形状の突出部21jと、楕円形状の突出部21kと、L字形状の突出部21lとが設けられている。
また、本実施形態では、支持部材本体部21の一対のガイド部21hは、装着部材30を矢印Z1方向および矢印Z2方向にスライド可能にガイドする機能を有している。また、一対のガイド部21hには、ぞれぞれ、ねじ孔21mが設けられている。支持部材本体部21の楕円形状の突出部21kおよびL字形状の突出部21lには、それぞれ、ねじ孔21nが設けられている。また、支持部材本体部21の下面およびL字形状の突出部21lの周辺部(図5および図6に示したハッチング(斜線)領域)には、金メッキが施されている。これにより、支持部材本体部21は、電極として用いられるように構成されている。
また、本実施形態では、支持部材20の接触端子22および23は、金属などの導電性材料により形成されている。また、接触端子22は、図5に示すように、支持部材本体部21の円形状の突出部21jおよび楕円形状の突出部21kの外周に沿って配置されている。また、接触端子22には、図4の矢印Y1方向に突出するように接触部22aが形成されている。また、接触端子23は、支持部材本体部21のL字形状の突出部21lの外周に沿って配置されている。これにより、導電性を有する接触端子23が支持部材本体部21の金メッキされた領域と接触しているので、支持部材本体部21の金メッキされた領域が定電圧電源17(図10参照)の陽極側に接続されている。
また、本実施形態では、支持部材20の保持部材24は、ABSなどの樹脂により形成されている。また、保持部材24は、図4に示すように、2つのねじ挿入孔24aを有している。また、保持部材24は、ねじ80がねじ挿入孔24aを介してねじ孔21nに締め付けられることにより、支持部材本体部21に取り付けられている。これにより、支持部材本体部21と保持部材24との間に配置される接触端子22および23が支持部材本体部21に取り付けられるように構成されている。
また、本実施形態では、支持部材20の係合部材25は、図4および図7に示すように、X2方向に延びるように形成された取付部25aおよび移動部25bと、Z2方向に延びるように形成されるとともに、取付部25aおよび移動部25bを連結する一対の連結部25cとを含んでいる。また、係合部材25は、ポリアセタール樹脂により形成されている。これにより、係合部材25と接触する装着部材30を円滑にスライドさせることが可能であるとともに、一対の連結部25cを弾性変形させることが可能である。また、係合部材25は、支持部材20に対する装着部材30の移動方向を一方向(矢印Z2方向)に規制するラチェット機構を構成している。また、係合部材25は、ラチェット機構の規制を解除する解除機能を有している。
また、本実施形態では、係合部材25の取付部25aは、両端部に一対のねじ挿入孔25dを有している。係合部材25の移動部25bは、Y2方向に突出する一対の係合爪25eと、装着部材30が抜け落ちるのを防止するための抜け止め部25fと、移動部25bを矢印Y1方向に移動させる際に把持する把持部25gとを含んでいる。移動部25bの一対の係合爪25eは、矢印X2方向から見て、矢印Y2方向(水平方向)に延びる水平面からなる上面部251eおよび矢印Z2方向に対して所定の角度傾斜した傾斜面からなる下面部252eを含んでいる。
また、本実施形態では、移動部25bの抜け止め部25fは、ラチェット機構の規制を解除した際に、後述する装着部材30の抜け止め用係合部31cと係合するように設けられている。移動部25bの把持部25gは、ラチェット機構の規制を解除するために設けられている。具体的には、把持部25gを矢印Y1方向に移動させることにより、係合部材25の係合爪25eと後述する装着部材30の係合爪31aとの係合を解除することによって、ラチェット機構の規制を解除することが可能である。
また、本実施形態では、支持部材20のカバー部材26は、図4および図8に示すように、一対のねじ挿入孔26aと、装着部材30が通過する通過孔26bと、係合部材25が配置される切欠部26cとを含んでいる。また、カバー部材26は、ABSなどの樹脂により形成されている。また、カバー部材26および係合部材25は、ねじ81がねじ挿入孔26aおよび25dを介して、支持部材本体部21のねじ孔21mに締め付けられることにより、支持部材本体部21に取り付けられている。また、カバー部材26は、係合部材25の移動部25bの矢印Y1方向への移動量を規制する機能を有している。これにより、移動部25bを矢印Y1方向へ移動させてラチェット機構の規制を解除した場合には、移動部25bの抜け止め部25fが矢印Y1方向に移動しすぎるのを防止することができるので、後述する装着部材30の抜け止め用係合部31cが係合部材25の抜け止め部25fと必ず係合するように構成されている。
また、本実施形態では、装着部材30は、図4および図9に示すように、支持部材本体部21のガイド部21hにガイドされる連結部31と、連結部31の下端部から矢印Y2方向に延びる2つの挟み部32とを含んでいる。これにより、装着部材30および支持部材20の一方端部側(矢印Y1方向の端部側)が連結されるとともに、装着部材30および支持部材20の他方端部側(矢印Y2方向の端部側)が互いに離間している。また、装着部材30は、ABSなどの樹脂により形成されている。また、装着部材30の内面(図9に示したハッチング(斜線)領域)には、金メッキが施されている。これにより、装着部材30は、電極として用いられるように構成されている。また、金属などの導電性材料からなる接触端子22の矢印Y1方向に突出する接触部22aが装着部材30の金メッキされた領域と接触しているので、装着部材30の金メッキされた領域が定電圧電源17(図10参照)の陽極側に接続されている。また、装着部材30は、上記ラチェット機構を構成している。
また、本実施形態では、装着部材30の連結部31は、複数の係合爪31aを有する一対の係合領域31bと、抜け止め用係合部31cとを含んでいる。また、連結部31は、挟み部32と支持部材20との間の距離を変更することが可能なように構成されている。連結部31の複数の係合爪31aは、矢印Z2方向に隣接するように形成されている。また、係合爪31aは、矢印Y1方向に突出するとともに、矢印X2方向から見て、矢印Z1方向に対して所定の角度傾斜した斜面部からなる上面部311a(図1参照)および矢印Y1方向(水平方向)に延びる水平面からなる下面部312a(図1参照)を含んでいる。これにより、支持部材20に対して装着部材30を矢印Z2方向に押圧した場合には、装着部材30の係合爪31aの傾斜面からなる上面部311a(図1参照)が支持部材20の係合爪25eの傾斜面からなる下面部252e(図7参照)に当接するとともに、係合部材25の移動部25bが矢印Y1方向に移動することによって、装着部材30を支持部材20に対して矢印Z2方向(上方向)にスライド移動させることが可能である。一方、支持部材20に対して装着部材30を矢印Z1方向に押圧した場合には、装着部材30の係合爪31aの水平面からなる下面部312a(図1参照)が支持部材20の係合爪25eの水平面からなる上面部251e(図7参照)に当接することによって、装着部材30が支持部材20に対して矢印Z1方向(下方向)に移動するのを規制することが可能である。
また、本実施形態では、装着部材30の挟み部32は、矢印X2方向から見て円弧形状を有するとともに、弾性変形可能に構成されている。また、挟み部32は、連結部31により挟み部32と支持部材20との間の距離が変更されることによって、支持部材20との間に被験者の腕110を上下方向から挟むことが可能なように構成されている。
抽出カートリッジ50は、図10に示すように、アクリルなどの樹脂からなるカートリッジ本体51と、液体を保持する媒体として機能するメッシュシート52と、一対の電極53と、グルコースを検知するための検知部40を構成するセンサ部材43と、両面テープ54と、実質的に絶縁体の電極シート55とを含んでいる。カートリッジ本体51には、貫通孔51aが形成されている。貫通孔51aの内部には、メッシュシート52と、一対の活性炭電極53aとが保持されている。また、電極シート55は、電極53とセンサ部材43との間に配置されている。センサ部材43の計測面43aは、電極シート55の開口部55aを介してメッシュシート52側に露出している。
また、メッシュシート52は、活性炭電極53aの下面に接触するとともに、両面テープ54により、カートリッジ本体51の下面側から固定されている。この両面テープ54は、メッシュシート52が配置される開口部54aを有しており、カートリッジ本体51の下面全体に渡って貼り付けられている。メッシュシート52は、グルコースの抽出時には液体を含んだ状態になる。また、メッシュシート52は、両面テープ54の開口部54aを介して被験者の腕110の皮膚の盛り上がりにより上方に向けて押し上げられることにより、センサ部材43の下面に接触するように構成されている。
また、電極53は、抽出カートリッジ50が装置本体10に取り付けられた状態で、端子部14cと接触することにより、定電圧電源17の陰極側に接続されている。ここで、抽出カートリッジ50の電極53と、支持部材本体部21および装着部材30との間に電圧を印加することによるメッシュシート52に保持された液体への体液の収集のメカニズムについて説明する。定電圧電源17により電圧が印加されると、陰極側の電極53は、負(−)の電荷を帯びる。電極53の下方に各々貼り付けられた活性炭電極53aは、分極性を有している。このため、電極53の活性炭電極53a内の下部は、負(−)に帯電する。これにより、抽出されている体液に含まれるナトリウムイオン(Na)が、活性炭電極53aに向かってメッシュシート52に保持された液体中を移動する。この体液中のナトリウムイオン(Na)の活性炭電極53aへの移動に伴って、体液中のグルコースなどの生化学成分が、メッシュシート52に保持された液体中に移動する。そして、グルコースなどの生化学成分は、センサ部材43の計測面43aに到達する。
また、センサ部材43は、図10に示すように、電極シート55の上面に配置されている。このセンサ部材43は、下面側にグルコースの分析を行う計測面43aを有している。この計測面43aには、グルコースが反応することに起因して発色する発色色素と、所定の酵素とを含む混合ゲルが塗布され、その混合ゲルを乾燥させる処理が施されている。
具体的には、センサ部材43の計測面43aには、グルコースに対する触媒としての酸化酵素であるグルコースオキシダーゼ(GOD)と、グルコースがGODを触媒として反応することによって生成される過酸化水素(H)に対する触媒としての酸化還元酵素であるペルオキシダーゼ(POD)と、HがPODを触媒として反応することによって生成されるO(活性酸素)と反応して発色する発色色素とをゲルに混合した混合ゲルが塗布され、その混合ゲルを乾燥させる処理が施されている。
図11〜図13および図15は、図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の使用手順を説明するための図である。図14は、図13に示した微細孔形成装置により微細孔が形成された皮膚の状態を示した断面図である。次に、図10〜図15を参照して、本実施形態による血糖値測定装置100の使用手順について説明する。
まず、本実施形態では、図11に示すように、支持部材20と装着部材30の挟み部32との間に被験者の腕110が配置されるように、支持部材20および挟み部32が離間した他方端部側から分析ユニット1が矢印Y2方向に挿入される。そして、支持部材20の支持部材本体部21の金メッキされた下面が被験者の腕110と接触するように配置される。
次に、本実施形態では、図12に示すように、装着部材30が支持部材20に対して矢印Z2方向に移動される。これにより、分析ユニット1が被験者の腕110に取り付けられる。このとき、装着部材30の連結部31の上端部は、カバー部材26の通過孔26bに配置される。また、ABSなどの樹脂からなる2つの挟み部32は、それぞれ、弾性変形するとともに、金メッキされた内面が被験者の腕110に接触する。このように装着されることによって、支持部材20の開口部21cにより測定対象領域110aが規定される。その後、装置本体10の解除ボタン13を押すことにより、装置本体10の係合孔15と支持部材本体部21の係合部21b(図13参照)との係合を解除した状態で、装置本体10をA方向に回動させる。
次に、本実施形態では、図13に示すように、微細孔形成装置120により、被験者の腕110の開口部21cによって規定された測定対象領域110aに微細孔(抽出孔)111(図14参照)が形成される。なお、微細孔形成装置120は、ボタン部121と、ガイド部122とを備えている。そして、微細孔形成装置120のガイド部122が支持部材本体部21の段差部21fおよび係合突起21gに配置される。これにより、微細孔形成装置120が支持部材本体部21に対して位置決めされる。その後、ボタン部121を押圧することにより、微細孔形成装置120の内部から微細針(図示せず)が突出することによって、被験者の腕110の開口部21cに規定された測定対象領域110aに微細孔(抽出孔)111(図14参照)が形成される。これにより、図14に示すように、被験者の腕110に、表皮を貫通し、真皮までは到達するが、皮下組織までは到達しない微細孔(抽出孔)111が形成されるので、これらの複数の微細孔(抽出孔)111を介して被験者の腕110から体液を抽出することが可能である。これにより、血糖値測定装置100を用いて被験者の腕110からグルコースを抽出する際に、被験者が感じる痛みを軽減することが可能である。この後、微細孔形成装置120を支持部材本体部21から取り外す。
次に、本実施形態では、図15に示すように、装置本体10の抽出カートリッジ取付部14の4つの係合部14bに係合されることにより、抽出カートリッジ50が抽出カートリッジ取付部14に取り付けられる。なお、抽出カートリッジ50が抽出カートリッジ取付部14に取り付けられたときには、抽出カートリッジ50には、液体供給部材56が取り付けられている。そして、抽出カートリッジ取付部14に取り付けられた抽出カートリッジ50の液体供給部材56を押圧することにより、液体供給部材56からメッシュシート52(図10参照)に液体が供給される。その後、液体供給部材56が抽出カートリッジ50から取り外される。
次に、装置本体10がB方向に回動されて装置本体10が閉状態にされる。このとき、装置本体10の係合孔15と支持部材本体部21の係合部21b(図15参照)とが係合しているので、装置本体10が支持部材取付部21に対してA方向に回動するのが規制される。このとき、図10に示すように、抽出カートリッジ50が支持部材本体部21の開口部21cを介して被験者の腕110に接触している。その後、図12に示すように、装置本体10の操作ボタン12を操作することにより、被験者の腕110から抽出されたグルコースが分析されて血糖値が算出される。そして、血糖値測定装置100による血糖値の測定が終了した後に、支持部材20の係合部材25の把持部25gを矢印Y1方向に移動させることにより、ラチェット機構の規制が解除されて装着部材30が矢印Z2方向の反対方向に移動する。これにより、血糖値測定装置100が被験者の腕110から取り外される。
本実施形態では、上記のように、装置本体10を保持可能であるとともに、被験者の腕110の測定対象領域110aを規定する開口部21cを含む支持部材20を、装着部材30により被験者の腕110に装着して測定対象領域110aを規定し、その後、開口部21cにより規定された被験者の腕110の測定対象領域110aに微細孔111を形成することによって、装着時には、微細孔111を形成するための微細針(図示せず)が皮膚に挿入されないので、支持部材20が動きやすい装着時に、微細針(図示せず)により皮膚がダメージを受けるのを防止することができる。これにより、装着時に皮膚がダメージを受けることに起因して安定したグルコースの抽出および分析が困難になるという不都合が発生するのを防止することができる。その結果、安定したグルコースの抽出および分析を行うことができる。また、装着時に微細孔111を形成した後に、開口部21cを介して被験者の腕110の微細孔111に抽出カートリッジ50を接触させるとともに、抽出カートリッジ50により抽出されたグルコースを検知部40(図10参照)により検知することによって、容易に、抽出カートリッジ50により被験者の腕110の微細孔111から安定したグルコースの抽出および分析を行うことができる。
また、本実施形態では、抽出カートリッジ50を装置本体10に着脱可能に構成することによって、抽出カートリッジ50を交換することができるので、グルコースの抽出および分析を繰り返し行うことができる。
また、本実施形態では、抽出カートリッジ50が開口部21cを介して被験者の腕110に接触する状態と、抽出カートリッジ50が開口部21cから離れた状態とを取り得るように装置本体10を支持部材20に対して回動可能に取り付けることによって、支持部材20が被験者の腕110に装着された状態で、抽出カートリッジ50により被験者の腕110の微細孔111からグルコースを抽出することができ、かつ、開口部21cにより規定された被験者の腕110の測定対象領域110aに微細孔111を形成するとともに、装置本体10の抽出カートリッジ50の交換を行うことができる。
また、本実施形態では、装着部材30を、被験者の腕110を支持部材20との間に挟むことが可能な挟み部32と、支持部材20と挟み部32との間の距離を変更可能に支持部材20と挟み部32とを連結する連結部31とを含むように構成することによって、連結部31により、支持部材20と挟み部32との間の距離を被験者の腕110の大きさに応じた距離に調節することができるので、被験者の腕110の大きさが異なる場合にも、容易に、支持部材20および挟み部32により被験者の腕110を挟むことができる。
また、本実施形態では、装着部材30の連結部31を、装着部材30の挟み部32を支持部材20に対して直線移動可能に連結するように構成することによって、装着部材にストラップ(ベルト)を用いる場合と異なり、支持部材20および挟み部32により被験者の腕110が垂直方向に挟み込まれるので、支持部材20が被験者の腕110の円周方向に動くのを抑制することができる。また、支持部材20および挟み部32により被験者の腕110が垂直方向に挟み込まれるので、皮膚には垂直方向の力のみ働き、円周方向の力が働くのを防止することができる。これにより、被験者の腕110の測定対象領域110aを支持部材20の開口部21cを介して容易に突出させることができるので、測定対象領域110aに対する微細孔111の形成およびグルコースの抽出を行いやすくすることができる。
また、本実施形態では、支持部材20および挟み部32の一方端部側(矢印Y1方向の端部側)を連結部31により連結するとともに、支持部材20および挟み部32の他方端部側(矢印Y2方向の端部側)を互いに離間するように構成することによって、支持部材20および挟み部32の他方端部側の互いに離間している領域を介して横方向から被験者の腕110を挿入することができるので、容易に、支持部材20および挟み部32の間の領域に被験者の腕110を配置することができる。これにより、容易に、支持部材20および挟み部32の間に被験者の腕110を挟むことができるので、装着時の作業性を向上させることができる。また、グルコースの抽出および分析中に血糖値測定装置100に異常が発生した場合には、支持部材20および挟み部32の他方端部側の互いに離間している領域を介して直ちに被験者の腕110を引き抜くことができるので、取り外し時の作業性も向上させることができる。これらの結果、着脱時の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、装着部材30の2つの挟み部32を、被験者の腕110を支持部材20との間に挟んだ状態で、被験者の腕110と接触しやすいように弾性変形可能に構成することによって、挟み部32を被験者の腕110により密着させることができるので、支持部材20が被験者の腕110に対して動くのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、装着部材30の連結部31を、支持部材20に対する挟み部32の移動方向を一方向(矢印Z2方向)に規制するラチェット機構を構成する係合領域31bを含み、支持部材20を、連結部31のラチェット機構を構成する係合領域31bとともに、ラチェット機構を構成する係合部材25を含むように構成することによって、連結部31の係合領域31bおよび支持部材20の係合部材25からなるラチェット機構により、挟み部32を支持部材20に対して一方向(矢印Z2方向)にのみ移動させることができるので、支持部材20および挟み部32の間に被験者の腕110を挟んだ状態で固定することができる。
また、本実施形態では、支持部材20の係合部材25を、ラチェット機構の規制を解除する解除機能を含むように構成することによって、係合部材25の解除機能により、支持部材20および挟み部32の間に被験者の腕110を挟んで固定した状態から、挟み部32を被験者の腕110から離間した状態にすることができる。
また、本実施形態では、電圧を印加するための定電圧電源17を設けるとともに、抽出カートリッジ50を、定電圧電源17の陰極に接続される電極53を含み、支持部材20の支持部材本体部21および装着部材30を定電圧電源17の陽極に接続される電極として用いるように構成することによって、支持部材本体部21および装着部材30を定電圧電源17の陽極に接続される電極として用いることにより、電極の面積を大きくすることができるので、被験者の腕110の単位面積あたりに流れる電流を少なくすることができる。これにより、電流が流れることに起因して被験者が感じる痛みを軽減することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、生体成分測定装置の一例として血糖値測定装置について説明したが、本発明はこれに限らず、他の生体成分測定装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、装着部材30が2つの弾性変形可能な挟み部32を含む例を示したが、本発明はこれに限らず、装着部材が被験者の腕と接触しやすい挟み部を含んでいればよい。具体的には、図16に示した本実施形態の変形例の装着部材35のように、連結部材36に1つの挟み部材37を回動軸38を介して連結部材36に対してC方向およびD方向に回動可能に取り付けるようにしてもよい。また、装着部材が3つ以上の弾性変形可能な挟み部を含むようにしてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材本体部21と装着部材30との両方を電極として用いる例を示したが、本発明はこれに限らず、支持部材本体部または装着部材のいずれか一方のみを電極として用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、装着部材30の内面(図9に示したハッチング領域)と、支持部材本体部21の下面およびL字形状の突出部21lの周辺部(図5および図6に示したハッチング領域)とに金メッキを施す例を示したが、本発明はこれに限らず、装着部材30の内面(図9に示したハッチング(斜線)領域)と、支持部材本体部21の下面およびL字形状の突出部21lの周辺部(図5および図6に示したハッチング(斜線)領域)とに導電性を有するシート部材を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、カバー部材26をねじ81により支持部材本体部21に取り付ける例を示したが、本発明はこれに限らず、カバー部材を支持部材本体部に圧入して取り付けるようにしてもよい。
本発明の一実施形態による血糖値測定装置を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の装置本体を開いた状態を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の分析ユニットを被験者の腕に装着した状態を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置を示した分解斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の分析ユニットから装着部材、カバー部材および係合部材を取り外した状態を示した側面図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の支持部材本体部を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の係合部材を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置のカバー部材を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の装着部材を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置を被験者の腕に装着した状態を示した拡大図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の使用手順を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の使用手順を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の使用手順を説明するための図である。 図13に示した微細孔形成装置により微細孔が形成された皮膚の状態を示した断面図である。 図1に示した一実施形態による血糖値測定装置の使用手順を説明するための図である。 本発明の一実施形態の変形例による血糖値測定装置の装着部材を示した斜視図である。
符号の説明
10 装置本体
17 定電圧電源(電源部)
20 支持部材
21c 開口部
25 係合部材(第2部分)
30、35 装着部材
31 連結部
31b 係合領域(第1部分)
32 挟み部
36 連結部材(連結部)
37 挟み部材(挟み部)
40 検知部(測定部、装置本体)
50 抽出カートリッジ(抽出部、装置本体)
52 メッシュシート(抽出部、装置本体)
53 電極(第1電極)
100 血糖値測定装置(生体成分測定装置)
110 被験者の腕(生体)
110a 測定対象領域
111 微細孔

Claims (13)

  1. 生体から抽出された生体成分を測定する生体成分測定方法であって、
    前記生体の測定対象領域を規定する開口部が設けられており、抽出部および測定部を有する装置本体を保持可能である支持部材を、装着部材により前記生体に装着することによって、前記生体の測定対象領域を規定する工程と、
    前記開口部により規定された前記生体の測定対象領域に微細孔を形成する工程と、
    前記開口部を介して前記生体の微細孔に前記装置本体の抽出部を接触させる工程と、
    前記抽出部により抽出された前記生体成分を前記測定部により測定する工程とを備える、生体成分測定方法。
  2. 生体から抽出された生体成分を測定する生体成分測定装置であって、
    前記生体から前記生体成分を抽出する抽出部と、抽出された前記生体成分を測定する測定部とを含む装置本体と、
    前記生体の測定対象領域を規定する開口部が設けられており、前記装置本体を保持可能である支持部材と、
    前記支持部材を前記生体に装着するための装着部材とを備え、
    前記装着部材の前記生体への装着によって、前記開口部により前記生体の測定対象領域が規定される、生体成分測定装置。
  3. 前記装着部材によって前記支持部材が前記生体に装着された状態で、前記開口部により規定された前記生体の測定対象領域に微細孔が形成され、
    前記抽出部により前記生体の微細孔から前記生体成分が抽出される、請求項2に記載の生体成分測定装置。
  4. 前記抽出部は、前記装置本体に着脱可能である、請求項2または3に記載の生体成分測定装置。
  5. 前記抽出部が前記開口部を介して前記生体に接触する第1の状態と、前記抽出部が前記開口部から離れた第2の状態とを取り得るように前記装置本体が前記支持部材に保持される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の生体成分測定装置。
  6. 前記装着部材は、前記生体を前記支持部材との間に挟むことが可能な挟み部と、前記支持部材と前記挟み部との間の距離を変更可能に前記支持部材と前記挟み部とを連結する連結部とを含む、請求項2〜5のいずれか1項に記載の生体成分測定装置。
  7. 前記装着部材の連結部は、前記装着部材の挟み部を前記支持部材に対して直線移動可能に連結する、請求項6に記載の生体成分測定装置。
  8. 前記支持部材および前記挟み部の一方端部側が前記連結部により連結されるとともに、前記支持部材および前記挟み部の他方端部側が互いに離間している、請求項6または7に記載の生体成分測定装置。
  9. 前記支持部材と前記挟み部とで前記生体を挟持することによって、前記開口部により前記測定対象領域が規定される、請求項6〜8のいずれか1項に記載の生体成分測定装置。
  10. 前記装着部材の挟み部は、前記生体を前記支持部材との間に挟んだ状態で、前記生体と接触しやすいように移動または変形可能に構成されている、請求項6〜9のいずれか1項に記載の生体成分測定装置。
  11. 前記装着部材の連結部は、前記支持部材に対する前記挟み部の移動方向を一方向に規制するラチェット機構を構成する第1部分を含み、
    前記支持部材は、前記第1部分とともに、前記ラチェット機構を構成する第2部分を含む、請求項6〜10のいずれか1項に記載の生体成分測定装置。
  12. 前記支持部材の第2部分は、前記ラチェット機構の規制を解除する解除機構を含む、請求項11に記載の生体成分測定装置。
  13. 電圧を印加するための電源部をさらに備え、
    前記抽出部は、前記電源部の陰極および陽極のうちの一方に接続される第1電極を含み、
    前記支持部材および前記装着部材の少なくとも一方を前記電源部の陰極および陽極の他方に接続される第2電極として用いることによって、前記第1電極と前記第2電極とにより前記生体に電圧が印加される、請求項2〜12のいずれか1項に記載の生体成分測定装置。
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