JP2002524178A - ゲル/センサアセンブリ用のプレス装置 - Google Patents

ゲル/センサアセンブリ用のプレス装置

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JP2002524178A JP2000569696A JP2000569696A JP2002524178A JP 2002524178 A JP2002524178 A JP 2002524178A JP 2000569696 A JP2000569696 A JP 2000569696A JP 2000569696 A JP2000569696 A JP 2000569696A JP 2002524178 A JP2002524178 A JP 2002524178A
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トーマス イー. コン,
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プラビン ソニ,
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Abstract

(57)【要約】 試料採取装置で導電性材料およびセンサを使用する前に、この導電性材料がセンサに加える機械的力を使用することによって、導電性材料(例えば、ヒドロゲル)とセンサ(例えば、電極)との接触を改良するための装置および方法が記述されている。本発明の装置および方法は、対象分析物に付随した化学信号を得るために、生体系の皮膚面または粘膜面と操作可能に接触して配置された経皮試料採取装置において、そのセンサ応答特性を改良する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、一般に、ゲルをセンサと接触したとき、ゲルに加えられる力を高め
ることによってゲルとセンサ装置との間の接触を改良するために、ゲル/センサ
アセンブリに圧力を加えるための方法に関する。さらに、本発明は、プレス装置
およびその使用方法を含む。1実施態様では、本発明は、生体系で存在している
標的化学分析物の濃度を継続的または連続的に測定する装置で使用されるゲル/
センサアセンブリの性能を向上させることに関する。本発明の重要な1実施態様
は、経皮モニタリング装置で使用する前に、収集アセンブリをセンサ/電極アセ
ンブリと接触するとき、収集アセンブリに力を加えることに関する。本発明は、
圧力を使ってゲルとセンサとの間の界面接触を向上させて、回復速度および測定
される全信号の両方の点で、その検出システムの感度を実質的に高めることを記
述している。
【0002】 (発明の背景) 血液または他の体液(尿、糞便、唾液および涙液を含むが、これらに限定され
ない)中に存在している物質の量および存在を評価するために、ヒトに対して、
多数の診断試験が日常的に実行されている。これらの診断試験は、典型的には、
注射器を使用してかまたは皮膚を刺してのいずれかによって、被験体から取り出
した生理学的な流体試料に頼っている。1つの特定の診断試験には、糖尿病によ
る血糖値の自己モニタリングがある。
【0003】 糖尿病は、主な健康上の問題であり、この疾患のより重症型(I型(インシュ
リン依存性)糖尿病)の治療には、1日あたり、1回以上のインシュリン注射が
必要である。インシュリンは、血液中でのグルコースまたはショ糖の利用を制御
し、そして高血糖症(これは、矯正しないままなら、ケトン症を引き起こし得る
)を予防する。他方、インシュリン療法の管理を間違うと、低血糖症の発症が起
こり得、これによって、昏睡および死を引き起こし得る。糖尿病における高血糖
症は、糖尿病の長期的な影響のいくつか(例えば、心臓病、アテローム性硬化症
、失明、発作、高血圧および腎不全)と互いに関連している。
【0004】 I型糖尿病の合併症を回避するかまたは少なくとも最小にとどめる手段として
血糖を頻繁にモニタリングすることの価値は、充分に証明されている。II型(
非インシュリン依存性)糖尿病に罹った患者もまた、食事制限および運動によっ
て、その疾患を制御する際に、血糖モニタリングをすることが有利であり得る。
【0005】 従来の血糖モニタリング法には、一般に、各試験のために(例えば、指で刺し
て)血液試料を引き出すこと、および電気化学法または比色分析法によりグルコ
ース濃度を読み取る器具を使用して、血糖値を決定する必要がある。I型糖尿病
は、しっかりと血糖を維持するために、毎日、数回、指で刺して血糖測定を行う
べきである。しかしながら、低血糖症のおそれと共に、この血液試料採取が苦痛
および不便を伴うために、しっかりと抑制すれば長期的な糖尿病合併症を劇的に
低減するという強力な証拠があるにもかかわらず、患者がこの療法に従うことは
少ない。事実、これらの要件があるために、糖尿病患者がこのモニタリングシス
テムを使用することは、しばしば、少なくなり得る。例えば、The Diab
etes Control and Complications Trial
Research Group(1993)New Engl.J.Med.
329:977〜1036を参照。
【0006】 それに加えて、Glikfeldらの米国特許第5,279,543号は、皮
膚を通って皮膚面上の容器へと非侵襲的に試料採取するために、イオン泳動を使
用することを記述している。Glikfeldは、この試料採取手順が、血糖を
モニターするために、グルコース特異的バイオセンサーまたはグルコース特異的
電極と組み合わせられることができることを教示している。
【0007】 Tamada(1998年6月30日の米国特許第5,771,890号)は
、交互極性(alternating polarity)を使用して物質を試
料採取する装置および方法を教示している。被験体から物質を試料採取する方法
だけでなく、このような試料採取用の装置もまた、開示されている。
【0008】 さらに、Kurnikら(1998年4月7日の米国特許第5,735,27
3号)は、電解質流れに配置された化学信号不浸透性マスクを開示しており、こ
のマスクは、化学信号源と、この信号源から輸送される化学信号を感知する作用
電極との間にあるようにされている。この特許は、化学信号を放射状に輸送する
ことによって生じるエッジ効果を実質的に低減することにより、一定領域の原料
から輸送される化学信号の量をさらに正確に測定することが可能となることを教
示している。
【0009】 (発明の要旨) 1実施態様では、本発明は、イオン伝導性ゲルとセンサとの間の接触を改良す
るために機械的力を加えるためのプレス装置に関する。この装置は、以下の部分
を含む:第一面であって、その上では、このゲルおよびセンサアセンブリが配置
されており、ここで、典型的には、第一面は、ゲルおよびセンサアセンブリを保
持する(または実質的に固定化する)ように適合されている;および第二面であ
って、これは、装置の第一および第二面に機械的力を加えるとゲルがセンサと接
触する程に、このアセンブリと接触するように適合されており、ここで、加える
ことができる機械的力の量は、このゲル、センサまたはアセンブリの許容できな
い変形を引き起こす力の量よりも少ない。
【0010】 他の実施態様では、本発明は、経皮サンプリング装置での信号検出を改良する
方法に関し、この装置は、センサと接触したイオン伝導性材料を有する。この方
法は、以下の工程を包含する:力を加えて、このイオン伝導性材料をセンサと接
触させる工程であって、ここで、加える力の量は、この伝導性物質またはセンサ
の許容できない損傷を引き起こす力の量よりも少ない。
【0011】 別の実施態様では、この力は、機械的圧力を介して加えられ、この機械的圧力
は、上記プレス装置により加えられる。
【0012】 本発明の方法および装置は、そのセンサ応答が要素(例えば、イオン伝導性材
料(例えば、ゲル)およびセンサ)間の不充分な界面接触により制限される任意
のセンサ用途に有用である。
【0013】 本発明は、ゲルとセンサとの間の界面接触を改良するために圧力を使用するこ
とを記述しており、それにより、回復速度および測定される全信号の両方の点で
、その検出システムの感度を実質的に相当に高める。
【0014】 本発明のこれらの実施態様および他の実施態様は、本明細書中の開示を考慮し
て、当業者が容易に想起する。
【0015】 (好ましい実施態様の詳細な説明) 本発明を詳細に記述する前に、本発明は、特定の組成物または生体系それ自体
に限定されず、もちろん、変更し得ることが認められる。本明細書中で使用する
術語は、特定の実施態様のみを記述する目的のためにあり、限定するものとは解
釈されないこともまた、認められる。
【0016】 本明細書および添付の請求の範囲で使用する単数形「a」、「an」および「
the」は、文脈で明らかにそうでないと指示していなければ、複数の指示物を
含むことを述べておく。従って、例えば、「a collection ins
ert」の対象物は、2個またはそれ以上のこのようなインサートを含み、「a
n analyte」の対象物は、2個またはそれ以上のこのような分析物の混
合物を含み、「an electrochemically active s
pecies」の対象物は、2個またはそれ以上のこのような種を含むなど。
【0017】 他に指示がなければ、本明細書中で使用する全ての技術用語および科学用語は
、本発明が関連する当業者が通例理解しているものと同じ意味を有する。本発明
を実行する際に、本明細書中で記述したものと類似または同等の任意の方法およ
び材料が使用できるものの、本明細書中では、好ましい材料および方法が記述さ
れている。
【0018】 本発明を記述し請求する際に、以下の術語は、以下で述べる定義に従って、使
用される。
【0019】 (定義) 「分析物」および「標的分析物」との用語は、任意の生理学的な対象分析物(
これは、化学分析、物理分析、酵素分析または光学分析において、検出および/
または測定される特定の物質または成分である)を意味するように、本明細書中
で使用される。検出可能な信号(例えば、化学信号または電気化学信号)は、こ
のような分析物またはそれらの誘導体から、直接的または間接的にいずれかで、
得ることができる。さらに、「分析物」および「物質」との用語は、本明細書中
では、交換可能に使用され、そして同じ意味を有すると解釈され、それゆえ、任
意の対象物質を包含する。好ましい実施態様では、この分析物は、生理学的な対
象分析物(例えば、グルコース、または生理学的作用を有する化学薬品(例えば
、薬剤または薬物))である。
【0020】 「試料採取装置」または「試料採取システム」とは、対象分析物の濃度を測定
する目的で、生体系から試料を得るための任意の装置を意味する。本明細書中で
使用する「試料採取」との用語は、一般に、膜(例えば、皮膚または粘膜)を横
切って、生体系から物質を、侵襲的に、観血を最小にして、または非侵襲的に抽
出することを意味する。この膜は、天然または人工であり得、植物性または動物
性(例えば、天然皮膚または人工皮膚、血管組織、腸組織など)であり得る。典
型的には、その試料採取手段は、「レザバ」または「収集レザバ」と操作可能に
接触しており、ここで、この試料採取手段は、生体系からレザバへと分析物を抽
出してレザバ中で分析物を得るために、使用される。「生体系」とは、生きてい
る系および人工的に維持された系の両方を含む。観血を最小にした試料採取法お
よび非侵襲的試料採取法の例には、イオン泳動、音波泳動(sonophore
sis)、吸引、電気穿孔、熱穿孔(thermal poration)、受
動拡散、マイクロファイン(ミニチュア)ランスまたはカニューレ、皮下移植片
またはインサート、およびレーザー装置が挙げられる。音波泳動は、皮膚の透過
性を高めるために、超音波を使用する(例えば、Menonら、(1994)S
kin Pharmacology 7:130〜139を参照)。適当な音波
泳動試料採取システムは、国際公開第WO91/12772号(これは、199
1年9月5日に公開された)で記述されている。受動拡散試料採取装置は、例え
ば、国際公開第WO97/38126号(これは、1997年10月16日に公
開された);第WO97/42888号、第WO97/42886号、第97/
42885号、および第WO97/42882号(1997年11月20日に全
て公開された);および第WO97/43962号(これは、1997年11月
27日に公開された)で記述されている。レーザー装置は、小さなレーザー光線
を使用して、患者の皮膚上層を通る穴を焼く(例えば、Jacqueら、(19
78)J.Invest.Dermatology 88:88〜93を参照)
。侵襲的な試料採取法の例には、伝統的な針および注射器または真空試料チュー
ブ装置が挙げられる。
【0021】 「収集レザバ」との用語は、生体系から抽出した試料を含有するための任意の
適当な閉じこめ手段を記述するのに使用される。例えば、この収集レザバは、イ
オン伝導性物質(例えば、その中にイオンを有する水)を含有する容器であり得
、あるいは、それは、この水を適所に保つのに使用される物質(例えば、スポン
ジ様物質または親水性高分子)であり得る。このような収集レザバは、ゲルの形
状(例えば、ディスクまたはパッドの形状のヒドロゲル)であり得る。ヒドロゲ
ルは、典型的には、「収集インサート」と呼ばれる。他の適当な収集レザバには
、チューブ、バイアル、毛細管収集装置、カニューレ、および小型化したエッチ
ングされた、切除流路または成形流路が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の好ましい実施態様では、この収集レザバは、ヒドロゲルである。
【0022】 この試料採取システム用の「ハウジング」は、さらに、試料採取システムを自
動様式で操作するために、適当な電子機器(例えば、マイクロプロセッサ、メモ
リー、表示装置および他の回路要素)および電源を含むことができる。
【0023】 本明細書中で使用する「モニタリングシステム」とは、生体系で存在している
生理学的な分析物を継続的または連続的に測定するのに有用なシステムを意味す
る。このようなシステムには、典型的には、試料採取手段、感知手段、およびマ
イクロプロセッサ手段(これは、試料採取手段および感知手段と操作可能に連絡
している)が挙げられるが、これらに限定されない。
【0024】 本明細書中で使用する「人工」との用語は、例えば、インビボまたはインビト
ロで増殖または培養された単層異常の厚さの細胞の集合体を意味し、これは、生
物の組織として機能するが、実際には、既存の原料またはホストから誘導または
切除されない。
【0025】 「被験体」との用語は、任意の温血動物を包含し、これには、哺乳類(例えば
、ヒトおよび非ヒト霊長類(例えば、チンパンジーおよび他の類人猿類および猿
種);家畜類(例えば、ウシ、ヒツジ、ブタ、ヤギおよびウマ);家庭で飼われ
る哺乳類(例えば、イヌおよびネコ);実験動物(齧歯類(例えば、マウス、ラ
ットおよびモルモット)を含めて)などであるが、これらに限定されない)のメ
ンバーが挙げられる。この用語は、特定の年齢および性別を指定しない。それゆ
え、雄性または雌性に関わらず、成人(成体)および新生児(新生動物)の被験
体を含むと解釈される。
【0026】 本明細書中で使用する「継続測定」との用語は、特定の生体系から得られる一
連の2回以上の測定を意図しており、これらの測定は、これらの一連の測定が得
られる時間にわたって、生体系と操作可能に接触して維持される単一の装置を使
用して、得られる。この用語は、それゆえ、連続測定を含む。
【0027】 本明細書中で使用する「経皮」との用語は、経皮法および経粘膜法の両方(す
なわち、皮膚組織または粘膜組織を横切る標的分析物の抽出)を含む。「経皮」
に関連して本明細書中で記述されている本発明の局面は、他に特定されていなけ
れば、経皮法および経粘膜法の両方に適用することを意味している。
【0028】 「経皮抽出」または「経皮抽出した」との用語は、任意の非侵襲的または少な
くとも観血を最小にした試料採取方法を意図し、これは、例えば、皮膚(例えば
、角質層)または粘膜組織の表面を横切って、組織面の下から分析物を抽出およ
び/または輸送することを伴う。この用語は、それゆえ、イオン泳動(逆イオン
泳動)、電気浸透、音波泳動、微小透析、吸引、および受動拡散を使用する分析
物の抽出を含む。これらの方法は、もちろん、皮膚貫入エンハンサーまたは皮膚
浸透性向上法(例えば、テープ微小針を使ったテープ剥離または穿刺)と組み合
わせることができる。「経皮抽出した」との用語はまた、熱穿孔、電気穿孔、マ
イクロファインランス、マイクロファインカニューレ、皮下移植片またはインサ
ートなどを使用する抽出法を包含する。
【0029】 「イオン泳動」との用語は、組織に電気エネルギーを加えることによって、組
織を横切って物質を輸送する方法を意味する。従来のイオン泳動では、輸送され
る物質の容器として供するために、組織面には、レザバが設けられる。イオン泳
動は、例えば、固定したアノードおよびカソード「イオン泳動電極」間で直流(
DC)を使用して電位を確立することにより、アノードおよびカソードイオン泳
動電極間で直流を交互にすることにより、または(各電極が交互にアノードまた
はカソードとなるように)イオン泳動電極間で交互極性(AP)で電流を流すよ
うにより複雑な波形を使用することにより、当業者に公知の標準方法を使用して
、実行できる。
【0030】 「逆イオン泳動」との用語は、加えた電位または電流を経由して膜を横切る生
体液からの物質の移動を意味する。逆イオン泳動では、抽出した物質を受容する
ために、組織面には、レザバが設けられる。
【0031】 「電気浸透」とは、電場で誘発した対流流れを経由して膜を通る物質の移動を
意味する。イオン泳動、逆イオン泳動および電気浸透との用語は、本明細書中で
は、イオン伝導性媒体を介して膜に電位を加えると、膜(例えば、上皮膜)を横
切る任意のイオン的に荷電したまたは非荷電の物質の移動を意味するように、交
換可能に使用される。
【0032】 「感知装置」、「感知手段」または「バイオセンサ装置」との用語は、対象分
析物またはその誘導体の濃度を測定するのに使用できる任意の装置を包含する。
血液分析物を検出するのに好ましい感知装置には、一般に、電気化学装置および
化学装置が挙げられる。電気化学装置の例には、Clark電極システム(例え
ば、Updikeら、(1967)Nature 214:986〜988を参
照)、および他の電流測定装置、電量測定装置または電位差測定電気化学装置が
挙げられる。化学装置の例には、Lifescan(登録商標)グルコースモニ
ターで使用されるような通常の酵素ベース反応が挙げられる(Johnson
and Johnson,New Brunswick,NJ)(例えば、Ph
illipsらの米国特許第4,935,346号を参照)。
【0033】 「バイオセンサ」または「バイオセンサ装置」には、「センサ要素」が挙げら
れるが、これに限定されず、これには、「バイオセンサ電極」、「感知電極」ま
たは「作用電極」が挙げられるが、これらに限定されず、これは、ある時点でま
たは所定時間にわたって電気信号の量を測定するためにモニターされる電極を意
味し、この信号は、次いで、ある化学化合物の濃度と相関している。この感知電
極は、この分析物またはその誘導体を電気信号に変換する反応表面を含む。この
反応表面は、任意の導電性材料、例えば、白金族金属(白金、パラジウム、ロジ
ウム、ルテニウム、オスミウムおよびイリジウムを含めて)、ニッケル、銅、銀
および炭素だけでなく、それらの酸化物、二酸化物、配合物または合金から構成
できるがこれらに限定されない。電流測定バイオセンサを作成するのに適当な触
媒物質、膜、および製作技術は、Newman,J.D.,ら、(Analyt
ical Chemistry 67(24),4594〜4599,1995
)により、記述されている。
【0034】 この「センサ要素」は、バイオセンサ電極に加えて、他の要素を含むことがで
き、例えば、それは、「参照電極」および「対電極」を含むことができる。「参
照電極」との用語は、本明細書中では、参照電位を供給する電極を意味するよう
に使用され、例えば、電位は、参照電極と作用電極との間で、確立できる。「対
電極」との用語は、本明細書中では、電気化学回路にある電極であって、電源ま
たはシンク(sink)として作用して電気化学回路を完成させる、電気化学回
路中の電極を意味するように使用される。この回路に参照電極が含まれていてこ
の電極が対電極の機能を果たすことができる場合、対電極を使用することは必須
ではないものの、この参照電極が供給する参照電位は、平衡状態にあるとき、最
も安定であるので、別個の参照電極および対電極を有することが好ましい。もし
、この参照電極が対電極としてさらに作用する必要があるなら、参照電極を通っ
て流れる電流は、この平衡を乱し得る。結果的に、対電極および参照電極として
機能する別個の電極が最も好ましい。
【0035】 1実施態様では、この「センサ要素」の「対電極」は、「双峰(bimoda
l)電極」を含む。本明細書中で使用される「双峰電極」との用語は、典型的に
は、例えば、(この「センサ要素」の)対電極および(この「試料採取手段」の
)イオン泳動電極の両方として、非同時的に作用できる電極を意味する。
【0036】 「反応表面」および「反応面」との用語は、この感知電極の表面であって、以
下の(1)、(2)、(3)および(4)である表面を意味するように、本明細
書中にて、交換可能に使用される:(1)分析物を含有する電解質含有物質(例
えば、ゲル)の表面と接触している表面か、または分析物またはその誘導体がそ
の供給源からそこを通って流れる表面;(2)触媒物質(例えば、炭素、白金、
パラジウム、ロジウム、ルテニウム、またはニッケルおよび/またはそれらの酸
化物、二酸化物および配合物または合金)または電気化学反応部位を与える物質
から構成される表面;(3)化学信号(例えば、過酸化水素)を電気信号(例え
ば、電流)へと変換する表面;および(4)その電極面を規定する表面であって
、この電極面は、反応性物質から構成されるとき、検出可能で再現的に測定可能
な電気信号(これは、この電解質中に存在している分析物の量と相関する)を生
じるのに充分な速度で、この電気化学反応を駆動するのに充分である。
【0037】 「収集レザバ」および「収集インサート」との用語は、生体系から抽出された
試料を含有するための任意の適当な閉じ込め手段を記述するために、使用される
。このレザバは、イオン伝導性である物質(例えば、その中にイオンを有する水
)を含有でき、ここで、他の物質(例えば、スポンジ様物質または親水性高分子
)は、この水を適所に保つのに使用される。このような収集レザバは、ヒドロゲ
ルの形状(例えば、ディスクまたはパッドの形状)であり得る。他の適当な収集
レザバには、チューブ、バイアル、毛細管収集装置、カニューレ、および小型化
したエッチングされた、切除流路または成形流路が挙げられるが、これらに限定
されない。
【0038】 「イオン伝導性材料」とは、イオン伝導性を与える任意の材料を意味し、この
材料を介して、電気化学的に活性な種が拡散できる。このイオン伝導性材料は、
例えば、電解質を含有する固体、液体または半固体(例えば、ゲル形状)の材料
であり得、これは、主として、水およびイオン(例えば、塩化ナトリウム)から
構成でき、一般に、50重量%以上の水を含有する。この材料は、ゲル、スポン
ジまたはパッドの形状であり得る(例えば、電解質溶液で浸すことができる)か
、または電解質を含有しかつ電気的に活性な種(特に、対象分析物)がそこを通
って通過できる任意の他の材料であり得る。
【0039】 「生理学的な効果」との用語は、被験体で生じる効果であって、予定した治療
目的を達成する効果を包含する。好ましい実施態様では、生理学的な効果とは、
治療する被験体の症状が阻止または改善されることを意味する。例えば、生理学
的な効果は、患者の生存を延長する効果である。
【0040】 本明細書中で使用する「積層体」とは、少なくとも2層の結合した層から構成
される構造体を意味する。これらの層は、溶接によりまたは接着剤の使用を介し
て、結合され得る。溶接の例には、以下が挙げられるが、これらに限定されない
:超音波溶接、熱結合、および誘導的に連結した局在化加熱に続く局在化流動。
通例の接着剤の例には、感圧接着剤、熱硬化性接着剤、シアノアクリレート(c
yanocrylate)接着剤、エポキシド、接触接着剤、および感熱接着剤
が挙げられるが、これらに限定されない。
【0041】 本明細書中で使用する「収集アセンブリ」とは、数層から構成される構造体を
意味し、この場合、このアセンブリは、少なくとも1個の収集インサート(例え
ば、ヒドロゲル)を含有する。本発明の収集アセンブリの一例には、マスク層、
収集インサートおよび保持層があり、この場合、これらの層は、互いに適当な機
能的関係で保持されるが、必ずしも積層体ではない(すなわち、これらの層は、
共に結合され得ない)。これらの層は、例えば、連動形状または摩擦により、共
に保持され得る。
【0042】 本明細書中で使用する「自動センサアセンブリ」とは、一般に、マスク層、収
集インサート、保持層、電極アセンブリおよび支持トレイを含む構造体を意味す
る。この自動センサアセンブリはまた、ライナーを含み得る。このアセンブリの
層は、互いに適当な機能的関係で保持されている。
【0043】 このマスク層および保持層は、好ましくは、検出する分析物(化学信号)(例
えば、グルコース)に実質的に不浸透性の材料から構成される;しかしながら、
この材料は、他の物質を浸透できる。「実質的に不浸透性」とは、この材料が、
(例えば、拡散による)化学信号の輸送を少なくするかまたはなくす材料を意味
する。この材料は、低レベルの化学信号の輸送を許容できるが、但し、この材料
を通る化学信号は、この感知電極において、著しいエッジ効果を引き起こさない
【0044】 本明細書中で使用される「実質的に平坦な」とは、僅かに曲がった表面(例え
ば、被験体の前腕または上腕)と接触する平面を含む。「実質的に平坦な」表面
は、例えば、(すなわち、この表面と皮膚との間の接触に)適合できる形状を有
する表面である。
【0045】 本明細書中で使用する「印刷された」との用語は、電極用調合物(elect
rode formulation)を基板(すなわち、ベース支持体)の表面
上へと実質的に均一に付着させることを意味している。当業者は、ある物質を基
板上へと実質的に均一に付着させるために、種々の方法(例えば、グラビア型印
刷、押出塗装、スクリーン塗装、噴霧、塗布など)が使用され得ることを理解し
ている。
【0046】 本明細書中で記述する「機械的力」は、このゲルをこのセンサに適用するのに
使用される。機械的力の量(例えば、加える圧力の量)および機械的力を加えて
いる時間は、このゲルおよびセンサの特性により、左右される。この力および時
間の量は、選択したゲル/センサに経時的に圧力を加えることにより、そしてど
の時点で、このゲルの変形またはセンサに対する損傷が起こるかを観察すること
により、経験的に決定できる。機械的力の量、この力を加える時間、およびこの
力を加える温度は、このゲル/センサ界面に対して最適な圧力を与える(その結
果として、このヒドロゲルとセンサとの間で、所望の接触度が得られる)ように
、選択される。
【0047】 「圧力」とは、一定領域にわたって力を加えることとして、定義される。
【0048】 「機械的力」とは、機械類または機構によって発生または作用する力として、
定義される。
【0049】 「機構」とは、その部品が機械の部品と共に作用するシステム;ある機械の部
品の配置;または何かを行うための任意のシステムまたは手段として、定義され
る。
【0050】 (一般方法) 本発明は、一般に、ゲルをセンサと接触したとき、ゲルに加えられる力を高め
ることによってゲルとセンサ装置との間の接触を改良するために、ゲル/センサ
アセンブリに圧力を加えるための方法に関する。さらに、本発明は、プレス装置
およびその使用方法を含む。このような圧力を適用すると、センサの応答が向上
し、それにより、生体系に存在している標的分析物の濃度に対する信号応答およ
び収集データの相関が改良される。さらに、本発明の装置および方法は、センサ
の応答を最適化することにより、検出システム間の変動を少なくする。本発明の
装置および方法は、このセンサ応答が部品間の不充分な界面接触により制限され
る任意のセンサ用途と共に、使用できる。生体系で存在している標的分析物を経
皮抽出しその濃度を測定するために、試料採取装置で有用な積層体、収集アセン
ブリ、および他の部品は、以下で記述する。
【0051】 この分析物は、化学分析、物理分析、酵素分析または光学分析において検出お
よび/または測定したいと思っている任意の特定の物質または成分であり得る。
このような分析物には、アミノ酸、疾患状態または疾患を表示する酵素基質また
は産物、疾患状態または疾患の他のマーカー、嗜癖薬物、治療剤および/または
薬物(例えば、テオフィリン、抗HIV剤、リチウム、抗癲癇剤、サイクロスポ
リン、化学療法剤)、電解質、生理学的な対象分析物(例えば、尿酸塩/尿酸、
炭酸塩、カルシウム、カリウム、ナトリウム、塩化物、重炭酸塩(CO2)、グ
ルコース、尿素(血中尿素窒素)、乳酸塩/乳酸、ヒドロキシ酪酸塩、コレステ
ロール、トリグリセリド、クレアチン、クレアチニン、インシュリン、ヘマトク
リット、およびヘモグロビン)、血液ガス(二酸化炭素、酸素、pH)、脂質、
重金属(例えば、鉛、銅)などが挙げられるが、これらに限定されない。好まし
い実施態様では、この分析物は、生理学的な対象分析物(例えば、グルコース)
、または生理学的な作用を有する化学薬品(例えば、薬剤または薬物)である。
【0052】 この分析物を検出し易くするために、この収集レザバには、酵素が配置でき、
または、もし、数個の収集レザバを使用するなら、この酵素は、これらのレザバ
の一部または全部に配置できる。選択した酵素は、抽出した分析物(この場合は
、グルコース)との反応の生成物が感知できる(例えば、電流の発生から電気化
学的に検出でき、この電流は、検出可能であり、反応する分析物の濃度または量
に比例している)程度まで、この反応を触媒できる。適当な酵素には、グルコー
スオキシダーゼがあり、これは、グルコースをグルコン酸と過酸化水素に酸化す
る。適当なバイオセンサ電極上で過酸化水素を引き続いて検出すると、過酸化水
素分子1個あたり、2個の電子が発生し、これらは、電流を生じ、これは、検出
でき、この装置に入るグルコースの量と関連している。グルコースオキシダーゼ
(GOx)は、容易に入手でき、そして周知の触媒特性を有する。しかしながら
、他の酵素もまた、対象分析物または基質との反応を特異的に触媒してそのよう
に反応する分析物の量と比例する検出可能な生成物を発生する限り、使用できる
【0053】 類似した様式で、本発明では、多数の他の分析物特異的な酵素システムが使用
でき、これらの酵素システムは、ほぼ同じ一般方式で、作用する。例えば、過酸
化水素を検出するバイオセンサ電極は、アルコールオキシダーゼ酵素システムを
使って、エタノールを検出するように使用でき、または、同様に、尿酸塩オキシ
ダーゼシステムを使って尿酸を、ウレアーゼシステムを使って尿素を、コレステ
ロールオキシダーゼシステムを使ってコレステロールを、そしてキサンチンオキ
シダーゼシステムを使ってテオフィリンを検出するように使用できる。
【0054】 それに加えて、(過酸化水素分解酵素ベースの検出に使用する)オキシダーゼ
酵素は、他のレドックス系(例えば、デヒドロゲナーゼ酵素NAD−NADH)
(これは、追加分析物を検出するための別の経路を提供する)で置き換えること
ができる。デヒドロゲナーゼベースのセンサは、(媒介化学作用を介して)、金
または炭素から作製された作用電極を使用できる。この型のモニタリングに適当
な分析物の例には、コレステロール、エタノール、ヒドロキシ酪酸塩、フェニル
アラニン、トリグリセリドおよび尿素が挙げられるが、これらに限定されない。
さらに、この酵素は、除去することができ、そして検出は、分析物の直接的な電
気化学的検出または電位差測定的検出に頼ることができる。このような分析物に
は、重金属(例えば、コバルト、鉄、鉛、ニッケル、亜鉛)、酸素、炭酸塩/二
酸化炭素、塩化物、フッ化物、リチウム、pH、カリウム、ナトリウム、および
尿素が挙げられるが、これらに限定されない。また、本明細書中で記述した試料
採取システムは、治療薬のモニタリング、例えば、抗癲癇剤(例えば、フェニト
イン)、化学療法剤(例えば、アドリアマイシン)、機能亢進(例えば、リタリ
ン(ritalin))、および抗臓器拒絶(例えば、サイクロスポリン)をモ
ニターするために、使用できる。
【0055】 本発明の1実施態様では、試料採取装置は、生体系で存在しているグルコース
を経皮抽出しその濃度を測定するために、使用される。「バイオセンサ」は、グ
ルコースの酵素酸化および酸素の還元から発生する過酸化水素の量を測定する。
1形態では、過酸化物を発生する酵素は、ヒドロゲルに含有されるが、これは、
白金/炭素作用電極上に配置されている。この作用電極は、この過酸化水素を電
気信号に変換するが、これは、グルコースの量に比例している。このシステムの
性能を最適化するために、このセンサ層とヒドロゲル層との間の接触は、最大に
される。本発明は、このヒドロゲルがセンサと接触したとき、ヒドロゲルに機械
的力を加えることにより、このヒドロゲルとセンサとの接触を改良することに関
する。このヒドロゲルとセンサとの間を接触させるのに使用する圧力を高めるた
めに機械的力を使用することにより、このヒドロゲル/センサ界面の性能は、(
機械的力を加えないヒドロゲル/センサアセンブリと比べて)、著しく向上する
【0056】 また、本明細書中では、代表的な積層体、収集アセンブリ、および生体系で存
在している標的分析物を経皮的に抽出しその濃度を測定するための試料採取装置
で有用な他の部品もまた、記述されている。このような試料採取装置は、一般に
、生体系から少量の標的分析物を抽出するため、次いで、標的分析物の濃度を感
知および/または定量するために、使用される。この試料採取装置を使った測定
および/または試料採取は、連続様式で、実行できる。継続的または連続的に測
定することで、標的分析物の濃度の変動をより厳密にモニタリングできるように
なる。一般に、この試料採取装置は、電気化学感知要素を備えたバイオセンサを
含み、そしてこの試料採取装置は、好ましくは、血糖の連続的な経皮的または経
粘膜的試料採取を実行するのに使用される。
【0057】 さらに具体的には、非侵襲性のグルコースモニタリング(試料採取)装置は、
広範囲のグルコース濃度にわたって、動物被験体のグルコース値の変化を測定す
るのに使用される。この試料採取方法は、経皮的なグルコース抽出に基づいてお
り、この感知方法は、電気化学的な検出技術に基づいている。この装置は、この
生体系と連続的に接触でき、種々の選択した間隔でグルコース濃度を測定するた
めに、グルコース試料を自動的に得ることができる。
【0058】 試料採取は、患者の皮膚を通ってグルコースを非侵襲的に抽出することにより
、継続的に実行される。さらに特定すると、患者の皮膚の表面には、イオン泳動
電流が流される。この電流を流したとき、イオンまたは荷電した分子は、他の無
電荷分子または粒子(例えば、グルコース)に沿って引き、これらは、皮膚の表
面に配置された収集インサートに引き込まれる。この収集インサートは、任意の
イオン伝導性材料を含有し得、好ましくは、親水性物質、水および電解質から構
成されたヒドロゲルの形状である。
【0059】 この収集インサートは、さらに、グルコースの反応を触媒して検出し易い種を
形成する酵素を含有し得る。この酵素は、好ましくは、グルコースオキシダーゼ
(GOx)であり、これは、グルコースと酸素との間の反応を触媒して、過酸化
水素を生成する。この過酸化水素は、バイオセンサ電極の触媒面で反応して、電
子を発生させ、これらは、検出可能なバイオセンサ電流(生信号)を作る。一定
時間にわたって得られたバイオセンサ電流の量に基づいて、測定を行うが、この
測定は、一定時間にわたって収集インサートに引き込まれるグルコースの量に関
連している。
【0060】 この反応が完結すると、このプロセスは、繰り返すことができ、次の測定がな
される。さらに具体的には、このイオン泳動電流は、再度、流されて、グルコー
スは、皮膚表面を通って、この収集インサートへと引き出され、この反応は、バ
イオセンサ電流を生じるために、触媒される。これらの試料採取(抽出)および
感知操作は、グルコースがヒドロゲル収集パッドへと抽出されてその場所でGO
x酵素と接触するように、一体化できる。このGOx酵素は、このヒドロゲル中
のグルコースおよび酸素を過酸化水素へと変換し、これは、このセンサに拡散し
て、センサにより触媒され、酸素を再生し電子を形成する。これらの電子は、電
気信号を発生し、これは、測定され、分析され、そして血糖値と相関できる。
【0061】 生理学的な分析物を連続的にモニターするための一般化した方法は、国際公開
第WO97/24059号(これは、1997年7月10日に公開された)で開
示されている。その公報で述べられているように、この分析物は、ヒドロゲル(
これは、好ましくは、国際公開第WO97/02811号(これは、1997年
1月30日に公開された)で記述された種類の親水性物質から構成される)を含
有するレザバへと抽出される。適当なヒドロゲル物質には、ポリエチレンオキシ
ド、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、および関連した親水性高分子物質
(これは、水と配合して、水性ゲルを形成する)が挙げられるが、これらに限定
されない。
【0062】 上記の非侵襲性のグルコースモニタリング装置では、バイオセンサ電極は、こ
のヒドロゲルの表面であって皮膚と接触するヒドロゲルの表面とは反対の表面に
接して、位置している。このセンサ電極は、検出器として作用し、これは、その
レドックス反応において過酸化水素により発生する電流を検出し、さらに具体的
には、この電極の反応面で触媒されたレドックス反応により生じる電子により発
生する電流を検出する。グルコースのイオン泳動抽出用のこのような電極アセン
ブリおよび装置の詳細は、国際公開第WO96/00110号(これは、199
6年1月4日に公開された)および国際公開第WO97/10499号(これは
、1997年3月2日に公開された)で開示されている。
【0063】 1実施態様では、この試料採取システムは、2個の収集レザバを有することが
でき、これらは、例えば、活性収集レザバ(これは、このGOx酵素を有する)
、およびブランク収集レザバ(このGOx酵素がない)を含有するか、あるいは
、2個の活性レザバ(すなわち、このGOx酵素を含むレザバ)を含有する。活
性レザバおよびブランクレザバの場合、信号は、この活性レザバから得られた信
号からブランクレザバ信号を差し引くことにより、調節できる。2個の活性収集
レザバの場合、それらの信号は、例えば、合計されて平均化できるか、またはこ
れらの2つの信号の全体を使用できる。この信号(例えば、検出した電流)は、
次いで、単独で、または他の因子(例えば、較正点でのグルコース濃度、皮膚温
度、導電性、電圧、このシステムの検定以来の時間など)と組み合わされて、グ
ルコース濃度値を与える。
【0064】 特定の実施態様では、検出した電流は、このシステムの制御装置が被験体の実
際の血糖濃度(これは、この試料採取システムにより、測定される)を表示し得
るように、(典型的には、マイクロプロセッサに関連した統計的なアルゴリズム
を使用して)、被験体の血糖濃度と相関できる。例えば、このシステムは、標準
的なグルコース負荷試験中に被験体の血液を試料採取することにより、そして標
準血糖モニターおよびこの試料採取システムの両方を使用して、この血糖値を分
析することにより、被験体の実際の血糖濃度に較正できる。それに加えて、また
はその代わりに、この試料採取システムは、較正時間点で較正でき、この場合、
その時点で試料採取システムから得られる信号は、直接的な血液試験で測定した
その時点での血糖濃度(例えば、血糖濃度は、HemoCue(登録商標)臨床
分析器(HemoCue AB,Sweden)を使用して、測定できる)と相
関される。このようにして、この試料採取システムにより得られた測定値は、公
知の統計的な技術を使用して、実際の値と相関できる。このような統計的な技術
は、アルゴリズムとして公式化でき、この試料採取システムに付随したマイクロ
プロセッサに組み込むことができる。
【0065】 さらに、この試料採取システムは、指定した時点でその信号測定(または他の
機能)の実行を開始するように、プログラム化できる。この機能の1用途には、
この試料採取システムを被験体と接触させて、試料採取システムをプログラム化
し、夜の間にシークエンス実行(sequence execution)を開
始し、目を覚ました直後の較正にそれを利用できるようにすることである。この
機能の1つの利点には、この試料採取システムが較正前にウォームアップするの
を待つ必要がなくなることがある。 (A.代表的な積層体、収集アセンブリ、および試料採取装置で有用な他の構成
要素) 今ここで、図1Aおよび1Bを参照すると、経皮感知装置で使用される代表的
なイオン泳動収集レザバおよび電極アセンブリは、一般に、2で示されている。
このアセンブリは、2個のイオン泳動収集レザバ(4および6)を含み、各々に
は、一般に、その中に、それぞれ、導電性媒体8および10(好ましくは、円筒
形ヒドロゲルパッド)が配置されている。第一(12)および第二(14)リン
グ形イオン泳動電極は、それぞれ、導電性媒体8および10と接触している。第
一イオン泳動電極12は、3個のバイオセンサ電極を取り囲み、これらは、また
、導電性媒体8、作用電極16、参照電極18、および対電極20と接触してい
る。ガードリング22は、これらのバイオセンサ電極をイオン泳動電極12から
分離して、このイオン泳動回路から生じるノイズを最小にする。導電性接点は、
これらの電極と、付随した電源および制御手段(下記)との間の連絡を与える。
導電性媒体10には、類似のバイオセンサ電極配置を接触でき、この媒体は、(
例えば、ブランクを与えるために)、それと接触していない酵素感知手段を有し
てもよい。
【0066】 今ここで、図2を参照すると、図1Aおよび1Bのイオン泳動収集レザバおよ
び電極アセンブリ2は、適当なイオン泳動試料採取装置ハウジング32と組み合
わせて、分解図で示されている。図2は、試料採取装置の一例を提示している。
このハウジングは、プラスチックケース、または他の適当な構造体(これは、好
ましくは、腕時計と類似とした様式で、被験体の腕に巻き付けられるように、構
成されている)であり得る。図面で分かるように、導電性媒体8および10(ヒ
ドロゲルパッド)は、アセンブリ2から分離できる;しかしながら、アセンブリ
2およびハウジング32を組み合わせて操作可能なイオン泳動試料採取装置30
を提供するとき、この媒体は、これらの電極と接触されて、その間で電気的な接
触を与える。
【0067】 他の局面では、この試料採取装置は、第一および第二双峰電極(図26、26
40および2641)および2個の収集レザバ(図26、2647および264
8)を使用して、交互極性モードで、操作できる。各双峰電極(図25、253
0;図26、2640および2641)は、その操作の局面に依存して、2つの
機能を果たす:(1)電気浸透電極(またはイオン泳動電極)(これは、分析物
を、供給源から、水および電解質を含有する収集レザバへと、そしてこの電極サ
ブアセンブリの領域に電気的に引き入れるために、使用される);および(2)
第一感知電極に対する対電極(ここで、その化学物質は、この感知電極の面で触
媒変換されて、電気信号を生じる)。
【0068】 参照電極(図26、2644および2645;図25、2532)および感知
電極(図26、2642および2643;図25、2531)ならびに双峰電極
(図26、2640および2641;図25、2530)は、感知中、標準的な
ポテンシオスタット回路に接続される。一般に、このシステムの実用限界がある
ために、この双峰電極は、対電極およびイオン泳動電極の両方として同時に作用
しないことが必要である。
【0069】 この実施態様でのイオン泳動試料採取システムの一般的な操作は、2つの段階
の周期的な繰り返しにある:(1)逆イオン泳動段階に続いて、(2)感知段階
。この逆イオン泳動段階中、第一双峰電極(図26、2640)は、イオン泳動
カソードとして作用し、そして第二双峰電極(図26、2641)は、イオン泳
動アノードとして作用して、この回路を完成する。これらのレザバでは、分析物
(例えば、ヒドロゲル)が収集される(図26、2647および2648)。こ
の逆イオン泳動段階の終わりでは、このイオン泳動電流は、止められる。この感
知段階中、グルコースの場合、この参照電極(図26、2644)と感知電極(
図26、2642)との間では、電位が加えられる。その化学信号は、第一感知
電極(図26、2642)の触媒面にて、触媒で反応するのに対して、第一双峰
電極(図26、2640)は、対電極として作用して、この電気回路を完成する
【0070】 記述した電極は、そのヒドロゲルマトリックス中に存在している酵素グルコー
スオキシダーゼと収集したグルコースとの反応によって、被験体中のグルコース
値をモニターするために、ヒドロゲル収集レザバシステムと共に使用するように
特に適応されている。
【0071】 この双峰電極は、好ましくは、Ag/AgClから構成される。この電極の表
面で起こる電気化学反応は、電流用の容易な電源またはシンクとして役立つ。こ
の特性は、この電極のイオン泳動機能に特に重要である。この反応がないと、こ
の電気泳動電流は、これらのイオン泳動電極において、水の加水分解を起こして
、pH変化および潜在的な気泡形成を引き起こす。酸性pHまたは塩基性pHへ
のpH変化は、皮膚の刺激または火傷を引き起こし得る。Ag/AgCl電極が
シンク電流の電源として容易に作用する性能はまた、その対電極の機能にも有利
である。3個の電極電気化学セルが正しく機能するためには、この対電極の電流
発生能力は、この感知電極での反応速度を制限してはいけない。大きな感知電極
の場合、この対電極が比例的に大きな電流を調達する性能が必要である。
【0072】 この試料採取システムの設計では、以前に設計されたものよりも大きな感知電
極(例えば、図25を参照)が提供される。結果として、この双峰電極のサイズ
は、この感知電極として作用するとき、この対電極が感知電極触媒面での触媒反
応速度を制限しない程度に、充分でなければならない。
【0073】 この対電極が感知電極での電流を制限しないことを保証する2つの方法がある
:(1)この双峰電極は、感知電極よりもずっと大きく作製されるか、または(
2)容易な対反応(counter reaction)が得られる。
【0074】 この逆イオン泳動段階中、その電源は、第一双峰電極に電流を供給して、その
化学信号をこのレザバへと抽出し易くする。この感知段階中、この電源は、第一
感知電極で電圧を供給して、レザバ内で保持された化学信号を感知電極の触媒面
での電気信号に変換するように、使用される。この電源はまた、この電極(この
場所で、例えば、過酸化水素は、酸素分子、水素イオンおよび電子に変換される
)において、一定電位を維持し、これは、この感知段階中、その参照電極の電位
と比較される。1個の感知電極が感知モードで作動している間、それは、隣接し
た双峰電極と電気的に接続され、これは、対電極として作用し、ここで、この感
知電極で発生した電子は、消費される。
【0075】 この電極サブアセンブリは、これらの双峰電極の各電極が適当な感知電極およ
び参照電極と共にイオン泳動電極および対電極の両方として作用して標準ポテン
シオスタット回路を作成するように、双峰電極に電気的に接続することにより、
操作できる。
【0076】 ポテンシオスタットとは、3個の電極電気化学セルでの電気化学測定で使用さ
れる電気回路である。この参照電極と感知電極との間に、電位が加えられる。こ
の感知電極で発生した電流は、回路網を通って、この対電極に流れる(すなわち
、この参照電極を通って流れてその平衡電位を変えることはない)。2個のバイ
オセンサを操作するために、2個の独立したポテンシオスタット回路が使用でき
る。現在の試料採取システムの目的上、この感知電極アセンブリで測定された電
流は、一定量の化学信号と相関した電流である。
【0077】 長期間にわたる連続操作に関連して、ここでは、Ag/AgCl電極が設けら
れ、これらは、不要な電気化学的副反応なしで作動する可逆的結合を繰り返し形
成できる(これは、pH変化、および水の加水分解による水素および酸素の遊離
を生じ得る)。本発明の試料採取システムのAg/AgCl電極は、それゆえ、
1cm2の電極面積あたり約0.01〜1.0mAの範囲で電流を通す繰り返し
サイクルに耐えるように、調合される。高い電気化学的な純度に関連して、これ
らのAg/AgCl成分は、適当な高分子結合剤内で分散されて、この収集レザ
バ中の成分(例えば、このヒドロゲル組成物)による攻撃(例えば、可塑化)を
受けにくい電極用組成物を与える。これらの電極用組成物はまた、分析等級また
は電極等級の試薬および溶媒を使用して調合され、この高分子結合剤組成物は、
このバイオセンサに拡散して背景電流を生じ得る電気化学的に活性な不純物を含
まないように、選択される。
【0078】 これらのAg/AgClイオン泳動電極は、長期間にわたって連続的に反復で
きなければならないので、これらの電極で利用できるAgおよびAgClの絶対
量、および全体的なAg/AgCl利用率は、高い電荷量が通過するように、調
節できる。このAg/AgCl比は、本明細書中で記述した試料採取システムで
は限定されないものの、統一した値に近づけることができる。0.1〜3cm2
の外形面積を有するバイオセンサを使用する好ましいシステム内で操作するため
に、これらのイオン泳動電極は、0.3〜1.0cm2、好ましくは、約0.8
5cm2の概算電極面積を有するように、構成される。これらの電極は、1cm2 の電極面積あたり、約0.01〜1.0mA/cm2の範囲の電流密度で、再現
可能な繰り返し電荷通過サイクルを提供する。さらに特定すると、上記調合パラ
メータに従って作成された電極(これは、0.85cm2の概算電極面積を有す
る)は、24時間で、48サイクルに対して、約0.3mAの電流(0.35m
A/cm2の電流密度)で、270mCの再現可能な全電荷通過(アノード方向
およびカソード方向の両方)ができる。
【0079】 このAg/AgCl電極用組成物は、一旦、調合すると、このバイオセンサ電
極用組成物に対して、上記のような適当な剛性または可撓性の非導電性表面に固
着される。均一な伝導を与えるために、この表面には、まず、銀(Ag)下層が
塗布される。このAg/AgCl電極用組成物は、次いで、種々の薄膜技術(例
えば、スパッタリング、蒸発、気相蒸着など)を使用して、または種々の厚膜技
術(例えば、膜積層、電気メッキなど)を使用して、任意の適当な模様または形
状で、このAg下層を覆って塗布される。
【0080】 あるいは、このAg/AgCl組成物は、スクリーン印刷、パッド印刷、イン
クジェット法、転写ロール印刷、または類似の手法を使用して、塗布できる。好
ましくは、このAg下層およびAg/AgCl電極の両方は、高分子基板上への
低温スクリーン印刷を使用して、塗布される。この低温スクリーン印刷は、約1
25℃〜160℃で実行でき、このスクリーニングは、約100〜400メッシ
ュの範囲の適当なメッシュを使用して、実行できる。
【0081】 この試料採取装置の感度を最高にするために、このゲル/センサアセンブリに
、このヒドロゲルとセンサとの間で所望程度の接触を生じる最適な圧力を与える
のに充分な指定期間にわたって、この導電性媒体(例えば、ヒドロゲルパッド)
に対して、機械的力(例えば、圧力)が加えられる。図16〜24で図示した下
記の装置を使用すると、このような圧力適用期間は、約5〜20秒の範囲、好ま
しくは、約10秒であり得る。
【0082】 ゲル/センサアセンブリを本発明のプレス装置に配置するとき、このアセンブ
リは、好ましくは、この圧力を加えている間、このプレス装置に実質的に固定(
または確保)される。固定手段の例には、例えば、このゲル/センサアセンブリ
の縁部をプレス装置の縁部と堅く接触してこのゲル/センサアセンブリの実質的
な運動を防止する場合が挙げられ、あるいは、またはそれに加えて、このアセン
ブリのプレス装置内での運動を防止するかまたは低減するために、ペグ(または
他の保持手段)が接触したアセンブリでは、他の手段(例えば、穴)が使用され
得る。このアセンブリを確保する方法の一例は、以下で記述されており、そして
図20Fで示されており、この場合、このプレス装置の2本のペグおよび2個の
縁部は、このゲル/センサアセンブリを固定するのに使用される。
【0083】 電源(例えば、1個またはそれ以上の再充電可能または再充電不可能な電池)
は、ハウジング32内またはストラップ34(これは、この装置を、被験体の皮
膚面または粘膜面で保持する)内で配置できる。使用中、2個のイオン泳動電極
12および14の間では、電位(直流またはさらに複雑な波形のいずれか)が加
えられ、電流が、第一イオン泳動電極12から、第一導電性媒体8を通って、皮
膚面または粘膜面へと流れ、次いで、第二導電性媒体10を通って、第二イオン
泳動電極14へと戻るようにされる。この電流の流れは、対象分析物を含む物質
を、皮膚を介して収集レザバ4および6の一方または両方へと抽出するのに充分
である。この電位は、任意の適当な技術を使用して加えられ得、例えば、加えた
電流密度は、約0.01〜0.5mA/cm2の範囲であり得る。好ましい実施
態様では、この装置は、継続的なモニタリングのために使用され、イオン泳動電
極12および14の極性は、各電極が交互にカソードまたはアノードとなるよう
に、10秒ごとに1回の切り換えから1時間ごとに約1回の切り換えまでの割合
で、交互にされる。適当なイオン泳動抽出期間の後、それらのセンサ電極セット
の一方または両方は、対象分析物またはその誘導体を含む抽出物質を検出するた
めに、活性化できる。イオン泳動試料採取装置30の操作は、好ましくは、制御
装置36(例えば、マイクロプロセッサ)により制御され、これは、これらのイ
オン泳動電極、センサ電極、電源だけでなく、任意の温度および/または伝導性
感知構成要素、表示装置および他の電子機器と連動する。例えば、制御装置36
は、これらのイオン泳動電極を駆動するためのプログラム化可能な回路源/シン
ク駆動装置を含むことができる。これらのセンサ電極には、出力および参照電圧
が供給され、信号増幅器が使用されて、単数または複数の作用電極からの信号を
処理できる。一般に、この制御装置は、感知期間中、このイオン泳動電流駆動装
置を中断する。
【0084】 今ここで、図27を参照すると、イオン泳動試料採取システムの1実施態様に
由来の重要な構成要素の分解図が提示されている。これらの試料採取システム構
成要素には、以下が挙げられるが、これらに限定されない:センサ−トレイアセ
ンブリ2704(これは、2個の双峰電極アセンブリおよび支持トレイを含む)
;この試料採取装置で支持トレイの正しい整列を保証するための2個の穴270
6(これらの穴はまた、本発明のプレス装置での正しい整列をもたらすのに役立
ち得るだけでなく、機械的力を加えている間、このようなアセンブリの運動を防
止または低減する手段を提供する);プラウホールド(plowfold)ライ
ナー2708(これは、これらのセンサをヒドロゲル2712(例えば、保存中
)から分離するのに使用される);ゲル保持層2710;マスク層2714(こ
こで、このゲル保持層、ヒドロゲルおよびマスク層は、収集アセンブリを形成し
、これは、例えば、積層体であり得る);および患者ライナー2716。本発明
を実施するに際して、このようなアセンブリに機械的力を加えるとき、このプラ
ウホールドライナーは、典型的には、取り外され、この患者ライナーは、このセ
ンサ−トレイアセンブリ上のヒドロゲルとセンサとの間の接触を改善するのに使
用される圧力を加えている間、適所に残され得る。
【0085】 図27にて分解図で示した構成要素は、自動試料採取装置(これは、通常の腕
時計のごとく装着されるように構成されている)で使用する予定である。国際公
開第96/00110号(これは、1996年1月4日に公開された)で記述さ
れているように、その腕時計ハウジング(図示せず)は、導電性リード線を含み
、これらは、これらのイオン泳動電極およびバイオセンサ電極と連絡して、反復
を制御し、これらのイオン泳動電極に出力を供給し、そしてバイオセンサ表面で
生じる電気化学信号を検出する。この腕時計ハウジングは、さらに、適当な電子
機器(例えば、マイクロプロセッサ、メモリー、表示装置および他の回路構成要
素)およびこの自動試料採取を操作するための電源を含むことができる。
【0086】 図27の実施態様の改良および追加は、本明細書の教示に照らして、当業者に
明らかとなる。以下では、代表的なアセンブリをさらに記述する。
【0087】 本明細書中で記述した積層体および収集アセンブリは、イオン泳動試料採取装
置において、消耗構成要素として適当である。今ここで、図3を参照すると、こ
のような試料採取装置で使用する収集アセンブリの1実施態様は、一般に、50
で示されている。このアセンブリは、電極アセンブリ60(これは、上記イオン
泳動電極59および感知電極61の両方を含む)と整列されている。トレイ70
は、この電極および収集アセンブリを操作可能な整列状態で保持するように適応
されており、そしてこの電極アセンブリと制御構成要素(これらは、付属ハウジ
ング構成要素(例えば、図2のハウジング32)により提供される)との間で、
電気的な接続を与える。もし望ましいなら、トレイ70は、実質的に剛性の材料
から構成され、そしてこの試料採取装置にある種々の構成要素の整列を協力およ
び/または援助する機能または構造を有する。例えば、このトレイは、1個また
はそれ以上のウエルまたは陥凹部、および/または1個またはそれ以上のリップ
、リム、または他の構造体(これらは、この基板から垂れ下がっている)を有す
ることができ、それらの機能または構造の各々は、この試料採取装置の電極アセ
ンブリ、収集アセンブリおよび付属構成要素間の位置合わせを容易にする。
【0088】 収集アセンブリ50は、1個またはそれ以上の収集インサート52を含み、こ
れらは、イオン伝導性材料から構成されている。各収集インサートは、それぞれ
、第一および第二対向面54および56を有する。この収集インサートは、好ま
しくは、実質的に平坦なヒドロゲルディスクから構成される。このインサートの
第一対向面54は、標的面(皮膚または粘膜)と接触するように向けられており
、そして第二対向面56は、電極アセンブリ60と接触するように向けられてお
り、それにより、これらのイオン泳動電極および感知電極と標的面と間の流路を
確立する。マスク層58は、この収集インサートの第一面54の上を覆って位置
している。このマスク層は、この電極アセンブリの感知電極と標的面から放射方
向で輸送され得る化学信号との間の接触を阻止するように、使用される。マスク
層58は、少なくとも1個の開口部62を含み、検出可能な量の化学信号がこの
感知電極に達することができるような大きさにされており、この間、この感知電
極の縁部に向かって放射方向で、このインサートを通ってこの流路に輸送される
可能性がある化学信号が入るのを、(例えば、拡散によって)、防止または低減
している。本出願人が所有している米国特許第5,735,273号で説明され
ているように、この型のマスク層は、「エッジ効果」流れを実質的になくすのに
役立ち、すなわち、このマスクは、化学信号がこの感知電極の表面と実質的に垂
直に流れないなら、この信号がこの電極と接触するのを防止する。従って、この
マスク層にある開口部62は、この収集インサートの第一面54の少なくとも一
部を露出するような大きさにされている。図3で描写した特定の実施態様では、
このマスク層の境界領域66は、一般に、この収集インサートの第一面を超えて
伸長して、オーバーハングを生じる。
【0089】 保持層68は、収集インサート52の第二面56に面した関係で位置している
。この保持層は、少なくとも1個の開口部72を有し、これは、この収集インサ
ートの第二面56の少なくとも一部を露出する。再度、図3の特定の実施態様で
は、保持層68の境界領域74は、オーバーハングを与えるために、第二面56
を超えて伸長している。このマスク層および保持層により得られたオーバーハン
グは、これらの2層間の装着点として役立つ。これらの層をそのオーバーハング
部分で互いに装着するとき、積層体が形成され、ここで、この収集インサートは
、これらの2層間で挟まれて、3層構造を提供する。境界層66および74によ
り得られたオーバーハングは、このマスク層および保持層の縁部に沿って伸長し
ているように図3に描写されているものの、これらのオーバーハングは、もちろ
ん、1個またはそれ以上の対応するタブオーバーハング(これは、対象層のどこ
かに位置している)、1個またはそれ以上の対応する縁部(対向縁部および/ま
たは隣接縁部)、またはこの収集インサートを包含する連続オーバーハング(例
えば、卵形インサートまたは円形インサートを囲むオーバーハング、または正方
形インサート、長方形インサート、菱形インサートまたは三角形インサートを囲
むオーバーハング)から形成できる。
【0090】 このマスク層にある1個またはそれ以上のオーバーハング62、およびこの保
持層にある1個またはそれ以上のオーバーハング72は、任意の適当な外形を有
することができ、これは、一般に、収集インサート52の形状および/または電
極アセンブリ60で使用されるイオン泳動電極59および感知電極61の形状に
より、左右される。図3で描写した実施態様では、これらの電極は、円形形状で
配列されており、この収集レザバは、円形ディスクであり、開口部62および7
2は、好ましくは、円形、卵形、楕円形または「D」形であり、これは、化学信
号がこの収集アセンブリを通って電極アセンブリ60に向かうにつれて、その流
れを平行にする(すなわち、このエッジ効果流れをなくすかまたは低減する)の
に役立つ。
【0091】 本発明のプレス装置の接触手段は、そのセンサと接触されるとき、これらの収
集インサートに送達される力を最適にするような形状にされ適合できる。この接
触手段の形状は、例えば、これらの収集インサートおよび電極アセンブリの形状
と合致され得る(例えば、図3、図12および図13を参照)。
【0092】 このマスク層および保持層の開口部62および72は、同じ大きさまたは異な
る大きさであり得、ここで、これらの開口部の特定のサイズは、一般に、この感
知装置でこの収集アセンブリが操作しなければならない感知電極61の全表面積
により、設定される。本発明の収集アセンブリは、標的化した皮膚または粘膜表
面に適当な任意のサイズで提供できるものの、被験体の腕と接触する試料採取装
置と共に使用されるアセンブリは、一般に、各面において、約0.5cm2〜1
5cm2の範囲の表面積を有する。開口部62および72は、一般に、この感知
電極の面積の約50%を露出するが、製造公差は、約±20%である。一般に、
これらの開口部は、このマスク層または保持層+開口部により取り囲まれる表面
積の1%〜90%の範囲の領域を構成する。これらの開口部は、しかしながら、
少なくとも1つの寸法では、この収集インサートの全表面よりも小さいサイズで
ある。
【0093】 感知電極61のサイズまたは外形表面積、収集インサート52の厚さ、このマ
スク層および保持層にある開口部62および72のサイズ、およびマスク層およ
び保持層の境界領域66および74により得られるオーバーハングのサイズは、
全て、相互に関係している。例えば、この収集インサートの厚さを大きくすると
き、この開口部のサイズは、輸送される化学信号のエッジ効果流れ(放射輸送)
を同程度で減少するために、小さくされなければならない。このマスク層および
保持層にある開口部のサイズをいくらか小さくすると、このような不要な流れを
阻止する性能が高まる。しかしながら、感知電極61の反応面と接触する化学信
号の量を最大にするために、これらの開口部のサイズを最大にすることもまた、
望ましい。
【0094】 このマスク層および保持層の物理的な特性は、この収集アセンブリの操作性能
を最適にするように、選択される。さらに特定すると、このアセンブリは、長期
間にわたって標的面と接触するように向けられているので、これらの層は、好ま
しくは、このような長期間の使用に備えるために、充分な機械的完全性を有する
。さらに、これらの層は、この標的面での通常の運動(例えば、この試料採取装
置が前腕または手首と接触するときの被験体の腕の移動)があるために、引き裂
きまたは破裂に抵抗する充分な可撓性および伸展性を有するべきである。これら
の層はまた、例えば、丸い角部を有することができ、これらは、角張った角部を
有する層よりも、(接触を中断することなく)大きな程度の捻れおよび曲げに耐
える。これらの層はまた、この標的面と収集アセンブリ50との間、および収集
アセンブリと電極アセンブリ60との間で、ある程度の密封を与え、また、収集
アセンブリにある複数の収集インサートと電極アセンブリにあるそれらの対応す
る電極との間で、電気的、化学的および/または電気化学的な隔離を提供する。
他の物理的な特徴には、このマスク層により得られる閉塞度、この標的面および
/または電極アセンブリに対する接着性、および付属収集インサートの機械的な
閉じ込めが挙げられる。1実施態様では、この収集アセンブリは、(図3で描写
するような)2個の収集インサートを含み、このマスク層および保持層は、それ
ぞれ、対応する中心領域76および78を有し、これらは、これらの層にある対
応する開口部の間に配置されており、これらの2層間のさらに遠い装着点を提供
する。本明細書を読めば当業者が理解するように、このさらに遠い装着点は、こ
れらの2個の収集インサート間で、化学的および物理的な隔離を与える。
【0095】 このマスク層および保持層は、好ましくは、(1)検出する分析物(化学信号
)(例えば、グルコース)および(2)電解質(イオン)に実質的に不浸透性で
ある材料から構成される;しかしながら、この材料は、他の物質に浸透性であり
得る。「実質的に不浸透性」とは、この材料が、(例えば、拡散による)化学信
号の輸送を少なくするかまたはなくす材料を意味する。この材料は、低レベルの
化学信号の輸送を許容できるが、但し、この物質を通る化学信号は、このマスク
層および保持層と共に使用される感知電極において、著しいエッジ効果を引き起
こさない。これらの層を形成するのに使用できる材料の例には、高分子材料(例
えば、ポリエチレン(PE)および超低密度ポリエチレン(VLDPE)、ポリ
ウレタン(PU)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、ナイロンなど);接着材料(例えば、アクリレートおよびスチレンブタ
ジエンゴム(SBR));および天然ゴムおよび合成ゴム(例えば、ラテックス
)が挙げられるが、これらに限定されない。このことに関して、各層は、単一の
材料から構成できるか、または2種またはそれ以上の材料から構成でき(例えば
、同じ材料または異なる材料の複数の層)、化学信号が不浸透性の組成を形成す
る。
【0096】 このマスク層および保持層を作製する方法は、押出法、流動成形技術および型
成形技術、ダイス切断、および打ち抜き加工技術(これらは、全て、当業者に周
知の方法に従って、実行される)が挙げられるが、これらに限定されない。最も
好ましくは、これらの層は、性能(例えば、化学信号に対する不浸透性、これら
の層を破壊したり作業性を弱めることなく手で操作する性能)を弱めることなく
、最も経済的な様式で、製造される。これらの層は、さらに、片面または両面に
接着性塗装(例えば、感圧接着剤)を有し得る。さらに、このマスク層および保
持層は、打ち抜き加工中にこの収集インサートに抽出され得る1種またはそれ以
上の化合物またはイオンを吸収する材料で被覆され得る。
【0097】 本発明の収集アセンブリは、試料採取装置用の消耗(交換可能)構成要素とし
て使用するように向けられているので、これらのアセンブリの種々の構成要素は
、好ましくは、挿入できる使い易い積層構造体で、製造されて、次いで、予め組
み立てられ、次いで、被験者により、この試料採取装置から取り除かれる。この
ことに関して、マスク層58、保持層68および収集アセンブリ56を製造した
後、それらは、図3で示すように整列され、境界66および74により得られた
オーバーハングは、互いに装着されて、3層の積層体を提供し、これらは、この
収集インサートを、上記のように、このマスク層と保持層との間で挟む。この積
層体、または複数のこのような積層体は、使用前、この収集アセンブリを清浄性
を維持するために(例えば、製造または取扱による化学不純物を回避するために
)、さらに、使用前、この収集インサートの有害な乾燥を回避するために、密封
包装中で設けることができる。もし望ましいなら、この包装は、水分補給源(例
えば、水浸漬パッドまたはゲルから形成された水分補給インサート)を含むこと
ができ、これは、これらの収集インサートが使用前に乾燥しないことを保証する
。この水分補給源は、この包装積層体を包装から取り出した後、廃棄され、それ
ゆえ、この試料採取装置の構成要素を成さない。
【0098】 予め組み立てた収集アセンブリ積層体は、1個またはそれ以上の任意のライナ
ーを含むことができ、これらは、このアセンブリを取り扱い易くする。例えば、
特に、マスク層58が接着剤で塗装されるとき、取り外し可能ライナー80は、
このマスク層の上を覆って塗布できる。別の取り外し可能ライナー90は、保持
層68の上を覆って塗布される。取り外し可能ライナー80および90は、この
アセンブリの使用直前に、適所にとどめるように向けられており、それゆえ、取
り外しがそれ程困難ではない任意の適当な材料であって、包装中、出荷中および
保管中に適所でとどまってこのアセンブリをさらに保護する材料から製造される
。もし、このマスク層および/または保持層が接着剤で塗装されてい(または実
際、接着剤から形成されている)なら、これらの取り外し可能ライナーは、好ま
しくは、一般的に使用される接触接着剤にはあまり接着しないポリエステル材料
から構成される。他の適当な材料には、水および/または溶媒不浸透性高分子、
金属箔などが挙げられるが、これらに限定されない。
【0099】 取り外し可能ライナー80および90は、一般に、このマスク層および保持層
の外面を被覆するような形状にされる。これらのライナーは、握り手段(例えば
、図3で描写したタブ82)、および直感(intuitive)刻印(例えば
、番号付け)を含むことができ、この刻印は、これらのライナーをこの試料採取
装置の組立中に取り外す順序を表示している。もし望ましいなら、これらのライ
ナーは、折り畳んだ「V」の形状(例えば、図3のライナー90を参照)または
「Z」の形状(これは、使用者に対して、握り手段を提供するだけでなく、この
ライナーにおける解除運動を抑制する)にできる。あるいは、これらのライナー
は、内部切り込み(例えば、このライナーの一端から伸長してライナーの表面で
終わっている螺旋状切り込み)または刻み目模様(これは、このライナーを取り
外し易くする)を有することができる。特に、このライナーの材料、形状、およ
び関連した切り込みまたは模様または弱点は、これらのライナーを取り外しても
この収集アセンブリを剥離しないか、そうでなければ、この収集アセンブリの種
々の構成要素間の整列(すなわち、このマスク層、保持層および収集インサート
の間の整列)を乱さないことを保証するように、選択される。
【0100】 本発明の1実施態様では、この収集アセンブリおよび電極アセンブリには、機
械的力が加えられて、これらの収集インサートと電極との間の界面接触を改良す
る。図3で記述したアセンブリでは、取り外し可能ライナー80は、適所に残っ
たままであり得、取り外し可能ライナー90は、この機械的力を加える前に、取
り外される。感知装置で収集/電極アセンブリを使用する前に、ライナー80も
同様に、取り外される。
【0101】 今ここで、図4を参照すると、本発明に従って作製した収集アセンブリの関連
実施態様は、一般に、100で示されている。アセンブリ110は、電極アセン
ブリ110と整列され、これは、上記のように、イオン泳動電極109および感
知電極111を含み、そして、また、上記のように、トレイ120で保持される
ように適応されている。収集アセンブリ100は、1個またはそれ以上の収集イ
ンサート102を含み、これらは、イオン伝導性材料から構成されており、各収
集インサートは、それぞれ、第一および第二対向面104および106を有する
【0102】 収集インサート102の第一対向面104は、標的面(皮膚または粘膜)と接
触するように向けられており、そして第二対向面106は、電極アセンブリ11
0と接触するように向けられており、それにより、これらのイオン泳動電極およ
び感知電極と標的面と間の流路を確立する。上記のように、マスク層108は、
この収集インサートの第一面104の上を覆って位置しており、そして1個また
はそれ以上の開口部112を含み、これらは、また、上記のように、この標的面
と電極アセンブリとの間で、平行流路を提供する。マスク層108にある開口部
112は、少なくとも1つの寸法では、収集インサート102の表面積よりも小
さい大きさである。
【0103】 第二層118の上面124は、マスク層108の下面114に面した関係で位
置している。この第二層は、少なくとも1個の開口部122を有するガスケット
を含む。このマスク層および第二層がそれぞれの面した表面で装着されるとき、
2層積層体が形成される。この第二層はまた、収集インサート102を含み、こ
れは、開口部122内に配置されて、それを実質的に満たす。
【0104】 このマスク層の物理的特性および材料特性は、上記マスク層と実質的に同じで
あり、これらの1個またはそれ以上の開口部の大きさおよび形状もまた、上記選
択規準を使用して、決定される。さらに、マスク層108を製造し操作する技術
は、上記技術と実質的に同じである。しかしながら、上記保持層とは異なり、本
実施態様の第二層118にあるガスケットは、この収集インサート用の囲いとし
ての役割を果たすように向けられている。さらに特定すると、このガスケットは
、この収集アセンブリを電極アセンブリと組み合わせた(接触した)とき、この
収集インサートがイオン泳動電極および感知電極と正しい整列するように、特定
の配向で、この収集インサートを維持する。このガスケットの材料は、さらに、
複数の収集インサート間での電気的および/または化学的な隔離を与え、この収
集アセンブリに対して構造体を提供する。
【0105】 この第二層のガスケットは、任意の適当な材料(例えば、本発明のマスク層お
よび保持層で使用される材料)から形成できる。しかしながら、このガスケット
材料は、好ましくは、トレイ120の寸法内に嵌るような大きさにした発泡材料
である。このガスケット材料は、さらに、接着性の被覆または層を有することが
でき、これは、この電極アセンブリと接触して、この電極アセンブリと収集アセ
ンブリとの間での容易な整列をもたらす。
【0106】 上記のように、この収集アセンブリを取り扱い易くするために、マスク層10
8および第二層118には、それぞれ、任意のリリースライナー130および/
または140もまた適用できる。さらに、予め組み立てた収集アセンブリは、好
ましくは、また、先に記述したように、個々にまたは群で、いずれかで包装され
る。
【0107】 今ここで、図5を参照すると、試料採取システム収集アセンブリのさらに他の
関連実施態様は、一般に、150で示されている。収集アセンブリ150は、電
極アセンブリ160と整列され、これは、上記のように、イオン泳動電極159
および感知電極161を含み、そして、トレイ170で保持されるように適応さ
れている。収集アセンブリ150は、1個またはそれ以上の収集インサート15
2を含み、これらは、イオン伝導性材料から構成されており、各収集インサート
は、それぞれ、第一および第二対向面154および156を有する。
【0108】 収集インサート152の第一対向面154は、標的面(皮膚または粘膜)と接
触するように向けられており、そして第二対向面156は、電極アセンブリ16
0と接触するように向けられており、それにより、これらのイオン泳動電極およ
び感知電極と標的面と間の流路を確立する。上記のように、マスク層158は、
この収集インサートの第一面154の上を覆って位置しており、そして1個また
はそれ以上の開口部162を含み、これらは、また、上記のように、この標的面
と電極アセンブリとの間で、平行流路を提供する。マスク層158にある開口部
162は、少なくとも1つの寸法では、収集インサート152の表面積よりも小
さい大きさである。
【0109】 第二層168の上面174は、マスク層158の下面164に面した関係で位
置している。この第二層は、少なくとも1個の開口部172を有するガスケット
を含む。この第二層はまた、収集インサート152を含み、これは、開口部17
2内に配置されて、それを実質的に満たす。
【0110】 収集アセンブリ150は、さらに、保持層178を含み、これは、第二層16
8の下面176に面した関係で位置している上面180を有する。この保持層は
、少なくとも1個の開口部182を有し、これは、収集インサート152の第二
面156の少なくとも一部を露出する。このマスク層および保持層の対向面を互
いに装着するとき、そして第二層および保持層の対向面を互いに装着するとき、
積層体が形成され、ここで、この収集インサートは、このマスク層と保持層の間
で挟まれて、3層構造を提供する。
【0111】 このマスク層および保持層の物理的特性および材料特性は、上記マスク層およ
び保持層と実質的に同じであり、これらの1個またはそれ以上の開口部の大きさ
および形状もまた、上記選択規準を使用して、決定される。さらに、マスク層1
58および保持層178を製造し操作する技術は、上記技術と実質的に同じであ
る。さらに、この第二層ガスケットの物理的特性および材料特性は、上記のもの
と実質的に同じである。
【0112】 上記のように、この収集アセンブリを取り扱い易くするために、マスク層15
8および保持層178には、任意のリリースライナーもまた塗布できる。さらに
、予め組み立てた収集アセンブリは、好ましくは、また、先に記述したように、
個々にまたは群で、いずれかで包装される。
【0113】 (B.本発明の代表的な装置および方法) 1局面では、本発明は、ゲルとセンサとの間の接触を改良するために機械的力
を加えるための装置を含む。一般的な実施態様では、この装置は、以下の要素を
含む:第一面であって、第一面上には、その収集アセンブリおよびセンサアセン
ブリ(例えば、電極アセンブリ)が適当に整列した後に配置されている; 第二
面であって、第二面は、その収集インサート(例えば、ヒドロゲルディスク)を
センサアセンブリに押し付ける機械的力を加えるような様式で、この収集/セン
サアセンブリと接触するように、適合されている。使用する機械的力の量は、こ
の収集/センサアセンブリの任意の部品(特に、この収集インサートまたはセン
サ)の許容できない変形を引き起こす力の量よりも少ない。許容できない変形に
は、以下が挙げられるが、これらに限定されない:このイオン伝導性ゲルの機能
を壊すかまたは損なうこと、(ゲル/センサアセンブリ用の)支持トレイがこの
標的装置に嵌らないようにそれを変形または破損すること、ゲル/センサアセン
ブリがその標的装置で機能しないようにそれを変形または破損すること、および
センサ(例えば、電極)の機能を壊すかまたは損なうこと。
【0114】 典型的には、この装置の第一面および第二面は、可撓性の接続手段(例えば、
ヒンジ)で接合される。これらの2面を共に押し付けたとき、これらの面間の接
触度は、阻止手段(例えば、これらの2面をどの程度近づいて接触して押し付け
ることができるを制限する手段)を追加することにより、影響され得る。このよ
うな阻止手段は、ゲル/センサアセンブリに加える圧力の量を規制する方法を与
える。第一面および第二面に加えて、このプレス装置は、第一面および第二面を
共に保持するために、ラッチ手段を含み得る。さらに、このラッチ手段は、指定
期間後に外れるように、調節され得る。
【0115】 本発明のプレス装置およびその部品を作製する方法には、押出法、流動成形技
術および型成形技術(例えば、射出成形)、ダイ切断、および打ち抜き加工技術
(これらは、全て、当業者に周知の方法に従って、実行される)が挙げられるが
、これらに限定されない。好ましい実施態様では、この装置の部品は、射出成形
で形成され、次いで、この装置が組み立てられる。
【0116】 (1.プレス装置の第一実施態様) 本発明の装置の第一実施態様は、図6で描写されている。この図では、第一面
184は、プレス基部183の上面であり、そして第二面186は、プレス頂部
185の下面である。第一面184および第二面186は、ヒンジ188で接続
されている。この第二面は、第二面にエラストマー性パッド187(接触手段)
を接続することにより、(その収集インサート(例えば、ヒドロゲルディスク)
をセンサアセンブリに押し付けるのに適当な量の機械的力を加えるような様式で
)、この収集/センサアセンブリと接触するように適合されている。エラストマ
ー性パッドは、任意の選択したエラストマー材料(シリコーンまたはポリウレタ
ンを含めるが、これらに限定されない)から構成できる。第一面184は、エラ
ストマー性パッド187に対して適当な配向で、この収集/センサアセンブリを
保持するように、形成されている。このエラストマー性パッドの厚さおよび表面
曲率は、この収集/センサアセンブリに最適な圧力を加えるように実験的に調節
でき、その結果、このヒドロゲルとセンサとの間で、所望の接触度が得られる。
【0117】 本発明を実施する際に使用する圧力の例(典型的には、室温で)には、(1)
3〜900秒間(好ましくは、10秒間)で50psi、および(2)約10秒
間で約15psi程度の低圧が挙げられるが、これらに限定されない。他の有用
な圧力および時間は、上記のようにして、決定できる。
【0118】 図7は、図6で示した装置の「ソリッド」型を描写している。
【0119】 本発明のこの実施態様(図6および7)では、使用者は、プレス頂部185を
持ち上げ、そして収集/センサアセンブリをこのプレス装置の第一面184上に
置く。(そのプラウホールドライナー(例えば、図4の140)は、このゲルと
センサとの間の接触を可能にするように、取り外される)。プレス頂部185は
、次いで、エラストマー性パッド187がこの収集/センサアセンブリと接触す
るまで、下げられる。この使用者は、次いで、(例えば、押し下げることにより
)、プレス頂部185に機械的力を加え、そして指定時間(典型的には、約5秒
間よりも長く約2分間よりも短い時間)にわたって、この機械的力を維持する。
【0120】 あるいは、この装置の2面を接触した状態で保持するために、ラッチ手段(例
えば、フックまたはインターロック機構)が使用できる。このラッチ手段もまた
、指定時間後、解除するように調節され得る。
【0121】 さらに、図6では、第二面186は、それぞれが規定の厚さおよび表面曲率を
備えた2個のエラストマー性パッド187を追加することにより、この収集/セ
ンサアセンブリと接触するように適合されている。本発明のプレス装置を形成す
るとき、この第二面は、この収集/センサアセンブリとの適当な接触度を得るた
めに、種々の様式で適合でき、これには、以下が挙げられるが、これらに限定さ
れない:(1)その立体配置を第二面それ自体に対して固有にすること(例えば
、適当に適合させた第二面を有する、プラスチック射出成形したプレス頂部);
または(2)第二面に接触手段を追加すること(例えば、上記エラストマー性パ
ッドであって、これには、シリコーンパッド、または成形した可撓性ウレタンパ
ッドが含まれるが、これらに限定されない)。このような接触手段は、適当な圧
縮/圧力発生特性を有する種々の物質から形成できる。
【0122】 (2.プレス装置の第二実施態様) 本発明のプレス装置の第二実施態様は、図16〜24で図示されている。この
実施態様のプレス装置の主要部品は、図24で示されており、これには、装置2
401の上部要素、単一ピース2402として形成された一対のエラストマー性
ドーム(接触手段の一例)、この一対のドームを保持するように設計されたリン
グマウント(これは、単一ピースとして形成された)、装置の基部(下部要素)
2406、および装置の上部および下部を共に保持するための接続手段(この場
合、ヒンジ手段であるが、これには、ピボットピン2405および対応するラッ
チピン2404が含まれる)が挙げられる。図24では、この一対のエラストマ
ー性ドームに対応する接触位置で、この装置の下部において、自動センサ(これ
は、2個のヒドロゲルおよびセンサ電極を含む)が示されている。これは、この
ゲル/センサに圧力を加えるのに使用されるゲル、センサおよびエラストマー材
料を機能的に整列したものの一例である。
【0123】 図23は、この装置を閉じてプレスしたときの図を提示する。この図では、保
護ライナーは、その2個のヒンジ手段間で突出して見える。このゲルとセンサと
の間のライナー(例えば、プラウホールドライナー2708(図27))は、ゲ
ルおよびセンサに力を加える前に、取り外される。患者ライナーは、例えば、こ
の装置のエラストマー性表面と接触するゲル面の上部を覆うが、典型的には、こ
の力を加えている間、適所にとどまる。この種の取り外し可能ライナーは、図2
7では、取り外し可能ライナー2716として、図示されている。
【0124】 図16Aは、図23および24で示したソリッド装置の分解図を図解する。図
16Aでは、以下の部品が一般に示されている:装置1601の上部;単一ピー
スとして形成された一対のエラストマー性ドーム1603、この一対のドームを
保持するように設計されたリングマウント(これは、単一ピースとして形成され
た)、装置の基部1606、および装置の上部および下部を共に保持するための
接続手段(この場合、ヒンジ手段であるが、これには、ピボットピン1605お
よび対応するラッチピン1604が含まれる)が挙げられる。図16Aでは、ま
た、この装置の下部の輪郭形状が示されており、ここで、この下部の中心部は、
凸面(これは、この装置を保持し易くする)だけでなく、平面(これにより、こ
の装置を、ある表面(例えば、テーブル)上で水平に置くことが可能になる)を
有し、この装置の下部のこのような平面の一方は、(このヒンジ手段により)、
その前端の近くにあり、他方は、この装置の後端の近くにある。図16Bは、こ
の装置の上部をさらに詳細に図解する。図16Bでは、この装置を保持し易くす
るために、また、(例えば、この装置の上部のこの領域および装置の下部の凸部
領域を保持することにより、そして装置の上部および下部を押し付けて閉じるま
で締め付けることにより)、この装置に力を加えるための特定の位置を提供する
ために、この上部の後端近くに陥凹領域がある。この装置の上部のうち前端に向
かう領域(これは、破線で長方形して示されている;このヒンジ手段の近く)は
、例えば、この装置に商品名のラベルを付ける領域を提供する。
【0125】 図17A〜Fは、このプレス装置の上部要素の形状および寸法を図解する。こ
の図および以下の図では、小さな「R」は、半径を意味し、そして線が貫通した
円(struck−through circle)(「φ」)は、直径を意味
し、小枠内の文字(例えば、「A」または「B」)は、寸法測定のためのデータ
であり、そして破線を伴う大文字AおよびBは、断面図(例えば、横断面図)を
意味する。「面取」とは、典型的には、面取角度であり、これは、傾斜面が初期
面と作る角度である。「面取」の前には、典型的には、長さ(インチ)(これは
、この表面の長さを示す)および角度(第一面に対して)が記載されている(例
えば、0.015×45°の面取)。
【0126】 図17Aは、この装置の上部の側面図を図解しており、ここで、「B」は、図
17Eで示した断面図を指示する。図17Bは、この装置の上部の内部図を提示
する。図17Cは、この装置の上部の外部図を提示し、断面領域A−Aが指示さ
れている。図17Dは、断面領域A−Aの図を提示する。図17Fは、この装置
の上部の異なる図を示す。図17Fでは、1701は、このエラストマー性ドー
ムピースを整列することに次いでエラストマー性ドームピースを適所で保持する
ために保持リングを配置するのに使用されるピンの1本の位置を示す。これらの
ピンは、この保持リングを適所でロックするために、変形できる(例えば、熱で
あぶって、キノコ型ヘッドを形成する)。図17Fでは、1703は、これらの
エラストマー性ドームの1個が載っている1つの領域(すなわち、この図で示し
た群の同心円リング上)を示し、そして1702は、この装置の上部および下部
要素を接続するヒンジ手段を作成するために使用される開口部の1つを示す。
【0127】 図18A〜Eは、このプレス装置のこの実施態様のエラストマー性ドーム ピース(接触手段の一例)を図解している。図18Aは、一対のエラストマー性
ドームを有する単一ピースを示す。このピースは、例えば、シリコーンゴムを使
用する液体射出成形により、形成できる。この場合の最終生成物は、約30〜3
5±5の間のデュロメーター読み取り値(硬度の尺度)を有する。典型的には、
この材料の硬度は、「ショアA」スケール(これは、典型的には、柔軟な材料を
測定するのに用いられる)を使用して、デュロメーターで測定される。本発明の
プレス装置で使用されるエラストマー材料のデュロメーター読み取り値は、典型
的には、約20と約60の間、好ましくは、約20〜40、さらに好ましくは、
約30〜40の範囲であり、全ての値は、±5である。
【0128】 図18Bは、半ピース(すなわち、単一のエラストマー性ドーム)を示す。図
18Aおよび18Bで示したエラストマー性ドームピースの周囲を囲む小さい円
は、このエラストマー性ドームピースを、例えば、図17Fで図示したピン(ピ
ン1701)の上に置くための穴を示す。
【0129】 図18Cは、このエラストマー性ドームピースの図を示し、これには、インチ
単位の寸法だけでなく、断面A−A(図18D)およびB−B(図18E)のた
めの切断線を付けている。
【0130】 各エラストマー性ドームの形状は、典型的には、(すなわち、ヒンジ付き上部
および下部要素を共に接触点まで押し付けることにより)完全に圧縮したとき、
各圧縮したドームがゲルの縁部まで伸長してそれと接触するようにされる。この
場合には、各センサの中心線、各ゲルの中心線、および各ドームの中心線は、整
列される。
【0131】 図19A〜Cは、このエラストマー性ドームピースの保持リングを図解してい
る。図19Aは、この保持リングを示す。この保持リングの周囲を囲む小さい円
は、このエラストマー性ドームピースを適所に置いた後(例えば、図16Aを参
照)、この保持リングを、例えば、図17Fで図示したピン(ピン1701)の
上に置くための穴を示す。図19Bは、この保持リングの図を示し、これには、
インチ単位の寸法だけでなく、断面A−A(図19C)のための切断線を付けて
いる。
【0132】 図20A〜Fは、このプレス装置の下部を図解している。図20Aは、この装
置の下部要素の内側の図を示し、これには、インチ単位の寸法だけでなく、断面
A−A(図20D)およびB−B(図20E)のための線を付けている。図20
Bは、このプレス装置の下部要素の側面図を示す。図20Cは、このプレス装置
の下部要素の末端図を示す。図20Fは、このプレス装置の下部要素の等大図だ
けでなく、内部構造の詳細を示す。図20Fでは、2本のピンは、2001で示
されており、これらは、このゲルおよびセンサ用の固体支持体を、このエラスト
マー性ドームピースのエラストマー性ドームに対して正しい配向で保持するのに
役立つ。このようなピンが、この固体支持体の2個の類似した穴(例えば、図2
7を参照、2706で示す穴)に合致するとき、これらのピンは、非対称性を与
えることができ、それにより、この固体支持体(例えば、図27では2704)
が、正しい配向で、このプレス装置に配置されるのを保証する。この固体支持体
は、典型的には、図20Fにて2007で一般に示す領域(これは、2個の円筒
形構造体を含む)に載っている。一般に2003および2005で示される下部
要素の縁部は、このゲル/センサの固体支持体を、このエラストマー性ドームピ
ースのエラストマー性ドームに対して、正しい配向で維持し、この装置の圧力を
加えたとき、この固体支持体の不要な移動を防止するのに役立つ。ピン2001
と縁部2003および2005の両方は、この圧力を加えている間、このゲル/
センサアセンブリを実質的に不動に保つのに使用される固定手段の例である。
【0133】 図21A〜Dは、このプレス装置の上部および下部要素を接続するためのヒン
ジ手段を作成する際に関与するラッチピンを図解している。図21Aは、このラ
ッチピンの図を示し、これは、2本のプロングを含み、その末端は、下記の旋回
ピンにスナップ留めするかまたはロックするように、適応されている。図21B
は、このラッチピンの側面図を提供する。図21Cおよび21Dは、寸法を表示
したこのラッチピンの図面を示す。図21Cの「CL」は、「中心線」を表わす
【0134】 図22A〜Dは、このプレス装置の上部および下部要素を接続するためのヒン
ジ手段を作成する際に関与する旋回ピンを図解している。図22Aは、この旋回
ピンの図を示し、これは、ロック様構造体(旋回ピンの開放末端)(これは、こ
のラッチピンの2本のプロングに対する挿入配向を決定する)、および旋回ピン
のキャップ近くの開口部(そこには、このラッチピンの末端がスナップ留めされ
ロックされるように適応されている)を含む。図22Bは、この旋回ピンの図面
を示し、これは、寸法およびA−A(図22Cで示す)用の断面線を含む。図2
2Dは、寸法を表示したこの旋回ピンの図面を示す。このラッチおよび旋回ピン
を使用して(このプレス装置の上部および下部要素を接続するための)ヒンジ手
段を作成することは、図16Aで図示されている。
【0135】 本発明のこの実施態様用の上記構成要素の全て(このエラストマー性ドームピ
ースを除いて)は、例えば、熱可塑物を使用する射出成形により、形成でき、こ
れらには、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS;例えば、「CY
CLOLAC」(これは、GE Plastics,Pittsfield,M
ass.,U.S.A.から入手できる))、ポリカーボネート、およびポリカ
ーボネート/ABSブレンドが含まれるが、これらに限定されない。このエラス
トマー性ドームピースは、上記のようにして、液体射出成形により、形成できる
【0136】 上記説明は、本発明を実行するための特定の実施態様の例を述べているものの
、それらは、例示の目的のためにのみ提供されており、いずれの様式でも、本発
明の範囲を限定するものとは解釈されない。
【0137】 (3.プレス装置のさらに他の実施態様) 本発明のプレス装置のさらに他の局面および実施態様は、以下を含む。図8は
、上面および下面を備えたカバー189を含むプレス装置を描写しており、この
場合、この下面は、上記第二面190である。該第二面190には、接触手段1
91が接続されている。カバー189は、上面および下面を備えた基部192に
接続されており、この場合、この上面は、上記第一面193であり、この場合、
該第一面193は、194が収集/センサアセンブリ195を支持するように、
適応されている。代表的な収集/センサアセンブリは、図3で描写されている。
【0138】 収集/センサアセンブリ195は、第一面193上の支持領域194に配置さ
れている。このプレス装置のカバー189は、基部192と接触され、このよう
な閉鎖は、典型的には、ヒンジ手段196により、容易となる。その収集インサ
ートをその電極アセンブリから分離する取り外し可能ライナーは、197で取り
外される(図3、取り外し可能ライナー90)。さらに、このプレス装置は、こ
のライナーが閉鎖したプレス装置のいずれかの末端またはいずれかの側面から取
り外しできるように、構成できる。あるいは、このライナーは、この収集/セン
サアセンブリをこのプレス装置に配置する前に、取り外しできる。次いで、この
収集/センサアセンブリに最適な圧力を与えるのに充分な指定時間にわたって、
このプレス装置のカバー(および/または基部)には、機械的力198(例えば
、圧力)が加えられ、その結果、この収集/センサアセンブリに含有されている
ヒドロゲルとセンサとの間で、所望の接触度が得られる。
【0139】 プレス装置189の上部カバーは、次いで、持ち上げられ、第一面193と第
二面190との間の接触を外す。この収集/センサアセンブリは、次いで、取り
外され、そのモニタリング装置で使える状態となる。
【0140】 このプレス装置は、例えば、ラッチ手段と共にまたはそれなしで、構成できる
。代表的なラッチ手段は、図9A、9Bおよび9Cで示している。図9Aは、ヒ
ンジ手段でプレス装置のカバーまたは基部のいずれかに装着される金属ラッチを
描写している。この金属ラッチを閉じるとき、それは、このカバーおよび基部を
共に保持して、この第一面および第二面を接触させる。このラッチ手段は、この
収集/センサアセンブリに含まれるヒドロゲルとセンサとの間の所望の接触度を
与えるのに望ましい機械的力を加えるように、(例えば、バネ、または適当な可
撓性を有する金属と共に)、構成され得る。あるいは、このラッチ手段は、適当
な機械的力を加えることができるように、このカバーおよび基部を共に保持し得
る。図9Aでは、その矢印は、いかにして、この金属ラッチが下にはじかれて解
除され得るかを示している。
【0141】 同様に、図9Bは、プッシュボタン解除式ラッチ手段を描写している。図9B
では、その矢印は、このラッチ手段を解除するために押すことができるボタンを
表示している。図9Cは、「スライドスリーブ」ラッチ手段を描写しており、こ
の場合、このプレス装置の上を滑ってこのカバーおよび基部を共に保持する(す
なわち、ラッチを付ける)スリーブが設けられている。
【0142】 本発明のプレス装置の他の代表的な実施態様は、図10A、10Bおよび10
Cで描写されている。この実施態様では、トレイカートリッジ199が設けられ
、これは、この収集/センサアセンブリを支持する(図10A)。このトレイカ
ートリッジは、図10Bでは、断面で示されており、この場合、接触手段200
およびスライドレール201が表示されている。収集/センサアセンブリは、こ
のトレイカートリッジに挿入され、このトレイカートリッジは、次いで、「基部
ユニット」202へと滑らされる(図10C)。このトレイカートリッジを基部
ユニットへと滑らせることにより、所望の機械的力が加えられ、この収集/セン
サアセンブリに含まれるヒドロゲルとセンサとの間で、所望の接触度が得られる
。図10Cでは、その矢印は、滑り方向を表示している。あるいは、このトレイ
カートリッジを基部ユニットへと滑らせた後、適当な機械的力を加えることがで
きる。
【0143】 本発明のプレス装置のさらに他の実施態様は、図11で描写されている。この
実施態様では、収集/センサアセンブリ203(例えば、図3で示すようなもの
)は、トレイカートリッジ204に配置されている。このトレイカートリッジは
、次いで、ローラー手段206(これは、必要な所望の機械的力を送達できる)
を含む「基部ユニット」205によって押し付けられるかまたは引き出されて、
この収集/センサアセンブリに含まれるヒドロゲルとセンサとの間で、所望の接
触度を与える。この機械的力は、トレイカートリッジ204がローラー手段20
6と接触するにつれて、加えられる。この機械的力の量は、引張り手段(例えば
、金属棒またはバネ)により、規制できる。
【0144】 本発明のプレス装置では、この接触手段は、このヒドロゲルとセンサとの間で
所望の接触度を与えるのに必要な所望の機械的力を送達するのに適当な特性を有
するように、多数の立体配置で形成でき、そして種々の材料から作製できる。本
発明の1局面では、この接触手段は、図12で示した形状であり、支持体基部2
07、縁部を高くした2個のレザバ208、および各レザバを満たす適当な材料
209(これは、所望の機械的力を加える)を有する。この一段高い縁部は、そ
の収集インサート(例えば、ヒドロゲルディスク)を捕捉するための手段、すな
わち、この収集インサートを、この接触手段およびセンサと規定の関係で保持す
るための手段を提供する(図13を参照)。この接触手段全体は、単一の物質(
例えば、シリコーンまたはウレタン)から形成され得る。あるいは、この支持体
基部およびレザバは、このレザバ内の物質とは異なる屈曲特性を有する材料(例
えば、より剛性の材料)であり得る。他の実施態様では、部品208および20
9は、同じ材料(例えば、シリコーン)から形成され得、この接触手段の基部2
07は、異なる屈曲特性を有する材料(例えば、より剛性の材料)であり得る。
【0145】 図13は、単一パッド210として、例えば、シリコーンから形成した接触手
段の一例を描写しており、この場合、この接触手段は、さらに、裏打ちプレート
211を含む。図13はまた、接触手段210と、収集インサート212と、セ
ンサ213との関係を、断面で明示している。図13は、ゲルプロフィールにシ
リコンパッドの一例を提示している。図14は、約0.020インチ厚までの(
それに限定されない)2枚のヒドロゲル収集ディスク(1403)と関連して、
シリコーンパッド(1401)(例えば、デュロメーター、ショアーAスケール
、40の読み取り値)接触手段の代表的な測定値を提供する。
【0146】 以下は、本発明を実行するための特定の実施態様の例である。これらの実施例
は、例示の目的のためにのみ提供されており、いずれの様式でも、本発明の範囲
を限定するものとは解釈されない。
【0147】 使用する数値(例えば、量、温度など)に関して、正確を期すべく努力がなさ
れているが、ある程度の実験誤差および偏差は、もちろん、許容すべきである。
【0148】 (実施例1) 本明細書中で記述した非侵襲的グルコースモニタリング(試料採取)装置を使
用して、そのヒドロゲルがセンサと接触したときに圧力を加えることにより、こ
のヒドロゲルとセンサとの接触を改良する有効性を立証した。この試料採取装置
は、2つの条件下にて、試験した:(1)このヒドロゲルを、圧力を使用するこ
となく、このセンサの表面に塗布する場合;および(2)このヒドロゲルを、こ
のセンサの表面に塗布して、続いて、圧力を加える場合。
【0149】 このゲル/センサシステム上には、既知量のグルコースを注入し、グルコース
「回収」速度を測定した。この回収は、このグルコースとこのゲル中の酵素との
反応により生じる電気信号により、示される。この試験で対象となる2つの点は
、この回収速度、およびこの回収の理論値の100%が達成されるかどうかであ
った。
【0150】 この試験では、圧力処理したゲル/センサは、グルコースの機能的回収を大き
く高めることが明らかとなった。(機能的回収とは、この試料採取装置の感度の
尺度である)。圧力処理したゲル/センサシステムの回収率から、さらに速い応
答、および良好な全グルコース回収が明らかとなった。このセンサ信号を7分間
隔で統合するとき、これらの2個のシステム間で測定した信号全体は、圧力を加
えたゲル/センサでは、約70%の回収率であったのに対して、圧力を加えなか
ったゲル/センサでは、約25%の回収率であった。
【0151】 このヒドロゲルとセンサとの間の界面接触を改良するのに圧力を使用すると、
回収速度および測定した全信号の両方について、このシステムの感度が実質的に
向上した。
【0152】 本発明を支持して実行した実験から、(ゲルをセンサと長時間接触させること
またはセンサの前処理により)センサ上のゲルの「濡れ性」が向上すると、接触
を改善して、さらに高い感度を生じることが明らかとなった。しかしながら、こ
のヒドロゲルとセンサとの界面接触を改良するための圧力を使用すると、それら
に他の手段によってこの界面を改良することにより、目に見える以上の改善が得
られるということは、これまで予測されていなかった。
【0153】 実際のヒト研究から得られた相関統計値(correlation stat
istics)から、このヒドロゲルとセンサとの界面接触を改良するために圧
力処理を使用するとき、このデータの質が劇的に高まることが明らかとなった。
【0154】 (実施例2) 図15で示した寸法を有するプレス装置を使用して、実施例1で記述した実験
を繰り返した。このプレス装置の上部を持ち上げ、その収集/センサアセンブリ
(これは、約0.129インチの全厚を有する)を、適当な配向(一般的な位置
については、図15で、星印で示している)で、このプレス装置に配置した。こ
のプレス装置の上部を下げ、この装置の第一面(すなわち、その基部の上面)を
装置の第二面(すなわち、このプレス装置のカバーの下面)と接触させるのに充
分な圧力を加えた。この圧力は、室温で、約10秒間維持した。
【0155】 実施例1で分かるように、このヒドロゲルとセンサとの間の界面接触を改良す
るために圧力(この場合、機械的に発生した圧力)を使用すると、回収速度およ
び測定した全信号の両方について、このシステムの感度が実質的に向上した。
【0156】 対象発明の好ましい実施態様がある程度詳細に記述されているものの、添付の
特許請求の範囲で規定した本発明の精神および範囲から逸脱することなく、明ら
かな変更を行うことができることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 図1Aは、経皮試料採取装置で使用するイオン泳動収集レザバおよび電極アセ
ンブリの平面図である。
【図1B】 図1Bは、図1Aで示したイオン泳動収集レザバおよび電極アセンブリの側面
図である。
【図2】 図2は、イオン泳動試料採取装置の絵図であり、これは、図1Aおよび1Bの
イオン泳動収集レザバおよび電極アセンブリを含む。
【図3】 図3は、ゲル/センサ収集アセンブリの1実施態様の分解図を描写している。
【図4】 図4は、収集アセンブリの他の実施態様の分解図を描写している。
【図5】 図5は、収集アセンブリのさらに他の実施態様の分解図を描写する。
【図6】 図6は、本発明のプレス装置の1実施態様の線図を示す。
【図7】 図7は、図6で描写したプレス装置の斜線を付した「ソリッド」描写を示す。
【図8】 図8は、本発明のプレス装置の他の実施態様を描写する。
【図9A】 図9Aは、本発明のプレス装置で使用する代表的なラッチ手段を描写する。こ
のラッチ手段は、この収集/センサアセンブリに含有されるヒドロゲルとセンサ
との間で所望の接触度を与えるのに、使用され得る。
【図9B】 図9Bは、本発明のプレス装置で使用する代表的なラッチ手段を描写する。この
ラッチ手段は、この収集/センサアセンブリに含有されるヒドロゲルとセンサと
の間で所望の接触度を与えるのに、使用され得る。
【図9C】 図9Cは、このプレス装置を閉じるための滑り手段を描写する。このような滑り
手段はまた、このゲルとセンサとの間で所望の接触度を与えるのに、使用され得
る。
【図10A】 図10Aは、代表的なプレス装置を描写し、これは、この収集/センサアセン
ブリを入れ、このヒドロゲルとセンサとの間で所望の接触度を与えるために、所
望の機械的力を送達するのに滑り手段を使用する。
【図10B】 図10Bは、代表的なプレス装置を描写し、これは、この収集/センサアセン
ブリを入れ、このヒドロゲルとセンサとの間で所望の接触度を与えるために、所
望の機械的力を送達するのに滑り手段を使用する。
【図10C】 図10Cは、代表的なプレス装置を描写し、これは、この収集/センサアセン
ブリを入れ、このヒドロゲルとセンサとの間で所望の接触度を与えるために、所
望の機械的力を送達するのに滑り手段を使用する。
【図11】 図11は、代表的なプレス装置を描写し、これは、この収集/センサアセンブ
に含有されるヒドロゲルとセンサとの間で所望の接触度を与えるために、所望の
機械的力を送達するのにローラー手段を使用する。
【図12】 図12は、本発明のプレス装置で使用する接触手段の一例を図示している。
【図13】 図13は、単一パッドとして形成された接触手段の例を描写し、この場合、こ
の接触手段は、さらに、裏打ちプレートを含む。さらに、この図は、この接触手
段と収集インサートとセンサとの間の関係を(断面で)示す。
【図14】 図14は、約0.020インチ厚までの(それに限定されない)2枚のヒドロ
ゲル収集ディスクと関連して、シリコーンパッド接触手段の代表的な寸法値を提
供する。
【図15】 図15は、本発明のプレス装置の1実施態様に対して示した適当な寸法(イン
チ)を付けた線図を示す。
【図16A】 図16Aは、図23および24で示した装置のソリッド図に対応する本発明の
プレス装置の1実施態様の分解図の例を示す。
【図16B】 図16Bは、この装置の上部をさらに詳細に図解する。
【図17A】 図17Aは、図16Aで示したプレス装置の上部構成要素の形状および寸法を
図解している。
【図17B】 図17Bは、図16Aで示したプレス装置の上部構成要素の形状および寸法を
図解している。
【図17C】 図17Cは、図16Aで示したプレス装置の上部構成要素の形状および寸法を
図解している。
【図17D】 図17Dは、図16Aで示したプレス装置の上部構成要素の形状および寸法を
図解している。
【図17E】 図17Eは、図16Aで示したプレス装置の上部構成要素の形状および寸法を
図解している。
【図17F】 図17Fは、図16Aで示したプレス装置の上部構成要素の形状および寸法を
図解している。
【図18A】 図18Aは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース(接
触手段の例)を図解している。
【図18B】 図18Bは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース(接
触手段の例)を図解している。
【図18C】 図18Cは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース(接
触手段の例)を図解している。
【図18D】 図18Dは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース(接
触手段の例)を図解している。
【図18E】 図18Eは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース(接
触手段の例)を図解している。
【図19A】 図19Aは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース保持
リングを図解している。
【図19B】 図19Bは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース保持
リングを図解している。
【図19C】 図19Cは、図16Aで示したプレス装置のエラストマー性ドームピース保持
リングを図解している。
【図20A】 図20Aは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図20B】 図20Bは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図20C】 図20Cは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図20D】 図20Dは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図20E】 図20Eは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図20F】 図20Fは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図20G】 図20Gは、図16Aで示したプレス装置の下部を図解している。
【図21A】 図21Aは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与するラッチピンを図解している。
【図21B】 図21Bは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与するラッチピンを図解している。
【図21C】 図21Cは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与するラッチピンを図解している。
【図21D】 図21Dは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与するラッチピンを図解している。
【図22A】 図22Aは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与する旋回ピンを図解している。
【図22B】 図22Bは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与する旋回ピンを図解している。
【図22C】 図22Cは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与する旋回ピンを図解している。
【図22D】 図22Dは、図16Aで示したプレス装置の上部および下部構成要素を接続す
るヒンジ手段を作成する際に関与する旋回ピンを図解している。
【図23】 図23は、このプレス装置が閉じた位置にあるとき、図24で示したプレス装
置を図解(ソリッド図)している。
【図24】 図24は、図16Aで示したプレス装置の1実施態様の主要構成要素を図解(
ソリッド図)している。
【図25】 図25は、双峰電極設計の1実施態様の描写である。この図は、電極アセンブ
リ2533のオーバーヘッド概略図を示す。この図では、この双峰電極は、25
30で示されており、例えば、Ag/AgClイオン泳動/対電極であり得る。
その感知電極または作用電極(これは、例えば、白金から作製される)は、25
31で示されている。その参照電極は、2532で示され、例えば、Ag/Ag
Cl電極であり得る。これらの構成要素は、適当な非導電性基板2534(例え
ば、プラスチックまたはセラミック)に取り付けられている。接続パッド253
5に通じる導電性リード線2537(これは、点線で表されている)は、類似の
材料または異なる材料(例えば、プラスチックまたはセラミック)の第二非導電
性ピース2536(その領域は、垂直の縞で表されている)で覆われている。こ
のような電極のこの例では、この作用電極の面積は、およそ1.35cm2であ
る。図25の破線は、図26で示される断面図の平面を表わす。
【図26】 図26は、参照電極およびヒドロゲルパッドと共に使用され得る双峰電極の断
面概略図の描写である。この図では、その構成要素は、以下である:双峰電極2
640および2641;感知電極2642および2643;参照電極2644お
よび2645;基板2646;およびヒドロゲルパッド2647および2648
【図27】 図27は、ゲル/センサ含有収集アセンブリの1実施態様の分解図を描写する
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月21日(2001.3.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1A】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1B】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9A】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9B】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9C】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10A】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10B】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10C】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16A】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16B】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17A】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17B】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17C】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17D
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17D】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17E
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17E】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17F
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17F】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18A】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18B】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18C】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18D
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18D】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18E
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18E】
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19A】
【手続補正35】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19B】
【手続補正36】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19C】
【手続補正37】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20A】
【手続補正38】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20B】
【手続補正39】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20C】
【手続補正40】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20D
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20D】
【手続補正41】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20E
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20E】
【手続補正42】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20F
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20F】
【手続補正43】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20G
【補正方法】追加
【補正内容】
【図20G】
【手続補正44】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21A】
【手続補正45】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21B】
【手続補正46】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21C】
【手続補正47】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21D
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21D】
【手続補正48】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22A】
【手続補正49】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22B】
【手続補正50】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22C
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22C】
【手続補正51】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22D
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22D】
【手続補正52】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正53】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
【手続補正54】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正55】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図26
【補正方法】変更
【補正内容】
【図26】
【手続補正56】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/46 386G (72)発明者 リュー, デイビッド エム. アメリカ合衆国 カリフォルニア 94024, ロス アルトス, カーメル テラス 1219 (72)発明者 パリス, ノーマン エイ. アメリカ合衆国 カリフォルニア 94002, ベルモント, シェルボルン ドライブ 2551 (72)発明者 レイディー, マイケル アメリカ合衆国 カリフォルニア 94019, ハーフ ムーン ベイ, ポプラ スト リート 475 (72)発明者 ソニ, プラビン アメリカ合衆国 カリフォルニア 94087, サニーベール, ベッドフォード アベ ニュー 1320 Fターム(参考) 2G045 AA13 CA25 CB09 DA31 FA01 FB01 FB05 HA06 JA07 4C038 KK00 KK04 KK05 KK08 KK10 KL01 KL02 KL05 KL09 KM00 KY01 KY04 KY11

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン伝導性ゲルとセンサとの間の接触を改良するために機
    械的力を加えるためのプレス装置であって、該プレス装置は、第一面および第二
    面を含み、ここで、 該第一面は、ゲルおよびセンサアセンブリを保持するように適合されており、
    そして 該第二面は、該第一および第二面に該機械的力を加えると該ゲルが該センサと
    接触する程に、該アセンブリと接触するように適合されており、ここで、加える
    ことができる機械的力の量は、該ゲル、センサまたはアセンブリの許容できない
    変形を引き起こす力の量よりも少ない、 装置。
  2. 【請求項2】 前記第一面の末端が、前記第二面の末端に接続されている、
    請求項1に記載のプレス装置。
  3. 【請求項3】 前記第一面の前記末端が、ヒンジ手段により、前記第二面の
    末端に接続されている、請求項2に記載のプレス装置。
  4. 【請求項4】 前記第二面が、接触手段の追加により、適合される、請求項
    1に記載のプレス装置。
  5. 【請求項5】 前記接触手段が、エラストマー材料から形成される、請求項
    4に記載のプレス装置。
  6. 【請求項6】 前記エラストマー材料が、シリコーンまたはポリウレタンで
    ある、請求項5に記載のプレス装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第一および第二面を共に保持するためのラッチ
    手段を含む、請求項2に記載のプレス装置。
  8. 【請求項8】 前記ラッチ手段が、規定時間後に解除されるように時間調節
    されている、請求項7に記載のプレス装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記第一および第二面を共に保持するための滑り手
    段を含む、請求項1に記載のプレス装置。
  10. 【請求項10】 前記機械的力を加えることが、ローラー手段を使用して達
    成される、請求項1に記載のプレス装置。
  11. 【請求項11】 経皮サンプリング装置での信号検出を改良する方法であっ
    て、該装置は、センサと接触したイオン伝導性材料を使用し、該方法は、以下の
    工程を包含する: 力を加えて、該イオン伝導性材料を該センサと接触させる工程であって、ここ
    で、加える力の量は、該伝導性物質またはセンサの許容できない損傷を引き起こ
    す力の量よりも少ない、 方法。
  12. 【請求項12】 前記力が、圧力である、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記力が、機械的圧力である、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記力が、機械的圧力であり、そして該機械的圧力が、プ
    レス装置により加えられ、該プレス装置が、以下の部分を含む: 第一面であって、該第一面上には、前記イオン伝導性材料およびセンサが配置
    されており、該イオン伝導性材料およびセンサは、機能的に整列されている;お
    よび 第二面であって、該第二面は、該イオン伝導性材料を該センサと接触させる機
    械的力を加えるような様式で、該イオン伝導性材料およびセンサを接触するよう
    に、適合されており、ここで、加えられる機械的力の量は、該イオン伝導性材料
    またはセンサの許容できない変形を引き起こす力の量よりも少ない、 請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記イオン伝導性材料が、ヒドロゲルである、請求項14
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第一および第二面が、ヒンジ手段により、接続されて
    いる、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第二面が、接触手段の追加により、適合される、請求
    項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記接触手段が、エラストマー材料から形成される、請求
    項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記エラストマー材料が、シリコーンまたはポリウレタン
    である、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 さらに、前記第一および第二面を共に保持するためのラッ
    チ手段を含む、請求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ラッチ手段が、規定時間後に解除されるように時間調
    節されている、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記プレス装置が、さらに、前記第一および第二面を共に
    保持するための滑り手段を含む、請求項14に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記機械的力を加えることが、ローラー手段を使用して達
    成される、請求項14に記載の方法。
JP2000569696A 1998-09-17 1999-09-17 ゲル/センサアセンブリ用のプレス装置 Pending JP2002524178A (ja)

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