JP2007295399A - 撮影投影制御装置、画像入出力装置、撮影投影制御方法及びプログラム - Google Patents

撮影投影制御装置、画像入出力装置、撮影投影制御方法及びプログラム Download PDF

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博昭 河田
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保 町野
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紋子 竹野内
Yoshimasa Yanagihara
義正 柳原
Yoshito Nanjo
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Abstract

【課題】撮影装置と投影装置とについて光軸を一致させた場合に、撮影装置による撮影画像の認識精度を向上させる。
【解決手段】本発明の一態様において、撮影投影制御装置8は、撮影装置4と投影装置5とについて光軸一致機構6を持つ画像入出力装置1を制御する。
撮影投影制御装置8は、撮影装置4による画像取得タイミングTと、投影装置5による投影タイミングT−1とが異なるタイミングとなるように、画像取得タイミングTと投影タイミングT−1とを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投影装置と撮影装置とについて光軸一致機構を持つ投影撮影装置を制御する撮影投影制御装置、画像入出力装置、撮影投影制御方法及びプログラムに関する。
従来より、プロジェクタなどの映像投影装置により実空間上に映像を投影し、この投影された映像の映像情報を撮影装置により取得して種々の処理を行う映像入出力装置が開発されている。
このような従来の映像入出力装置は、映像を撮影するカメラと映像を投影するプロジェクタとを各光軸が直交するように配置し、この光軸の交点にハーフミラーを配置する構成を採用している(特許文献1、特許文献2参照)。
このような構成により、光軸が一致するため投影対称面までの距離などに依存せずに投影映像と撮影映像とを関連付けた処理を行うことができる。つまり、投影映像の処理及び撮影映像の処理時に投影映像と撮影映像の位置合わせを行う必要がない。
特開2001−211372号公報
特開2004−233126号公報
実空間上の認識対象物と投影装置によって投影された投影対象画像とを撮影装置で撮影したデータに基づいて、認識対象物の画像認識を行う場合、投影対象画像が画像認識におけるノイズとなる場合がある。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、認識対象物の画像認識において投影対象画像が画像認識のノイズとなることを防止する圧榮投影制御装置、撮影投影装置、撮影投影制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1例に係る撮影投影制御装置は、撮影装置と投影装置とについて光軸一致機構を持つ画像入出力装置を制御する。この撮影投影制御装置は、撮影装置による画像取得タイミングと、投影装置による投影タイミングとが異なるタイミングとなるように、画像取得タイミングと投影タイミングとを制御する。
本発明の第2例に係る画像入出力装置は、撮影装置と、投影装置と、撮影装置と投影装置との光軸を一致させるための光軸一致機構と、撮影装置による画像取得タイミングと、投影装置による投影タイミングとが異なるタイミングとなるように、画像取得タイミングと投影タイミングとを制御する撮影投影制御手段とを具備する。
上記第1例又は第2例により、投影タイミングと画像取得タイミングとが異なるタイミングに制御されるため、撮影装置と投影装置とについて光軸一致機構を持つ画像入出力装置を用いる場合に、認識対象物の画像認識において投影対象画像がノイズとなることを防止することができる。
本発明の第3例に係る画像入出力装置は、上記第2例において、画像取得タイミングにおいて撮影装置によって取得された撮影画像データを記憶する第1記憶手段と、第1記憶手段に記憶されている撮影画像データに基づいて、認識対象物の位置を示す認識位置データを求める画像認識手段と、認識位置データを記憶する第2記憶手段と、投影タイミングにおいて投影装置によって投影された投影画像データにおける投影対象画像の位置を示す投影位置データを予め記憶する第3記憶手段と、第2記憶手段の認識位置データと第3記憶手段の投影位置データとに基づいて、認識対象物の位置と投影対象画像の位置との一致性を判断する一致判断手段とをさらに具備する、としている。
上記第3例により、撮影装置と投影装置とについて光軸一致機構を持つ画像入出力装置を用いる場合に、投影装置によって投影された投影対象画像が認識対象物の画像認識におけるノイズとなることがなく、認識対象物の位置と投影対象画像の位置との一致性を高精度で判断することができる。
本発明の第4例に係る画像入出力装置は、上記第3例において、第2記憶手段は、画像取得タイミングと認識位置データとを関連付けて記憶し、第3記憶手段は、投影タイミングと投影位置データと投影対象画像を示す投影コンテンツとを関連付けて記憶し、投影装置は、投影タイミングにおいて、投影位置データの示す位置に、投影コンテンツで示される投影対象画像を投影し、一致判断手段は、画像取得タイミングと投影タイミングとが隣接関係にある認識位置データと投影位置データとに基づいて、認識対象物の位置と投影対象画像の位置との一致性を判断する、としている。
上記第4例においては、認識位置データと画像取得タイミングとが関連付けされ、投影コンテンツと投影位置データと投影タイミングとが関連付けされている。上記第4例では、認識対象物の位置と、この認識対象物の撮影された画像取得タイミングに近い投影タイミングで投影された投影対象画像の位置とを比較することができる。
本発明の第5例に係る画像入出力装置は、上記第2例乃至第4例のいずれかにおいて、投影タイミングにおいて開状態となり、画像取得タイミングにおいて閉状態となる投影側液晶シャッターをさらに具備する、としている。
この投影側液晶シャッターにより、画像取得タイミングにおいて投影対象画像が投影されることを防止することができる。
本発明の第6例に係る画像入出力装置は、上記第5例において、画像取得タイミングにおいて開状態となり、撮影タイミングにおいて閉状態となる撮影側液晶シャッターをさらに具備する、としている。
この撮影側液晶シャッターにより、投影タイミングにおいて投影対象画像が取得されることを防止することができる。
本発明の第7例に係る画像入出力装置は、上記第2例において、画像取得タイミングにおいて撮影装置によって取得された撮影画像データを記憶する第1記憶手段と、第1記憶手段に記憶されている撮影画像データに基づいて、認識対象物の位置を示す位置データを求める画像認識手段と、認識位置データを記憶する第2記憶手段と、第2記憶手段に記憶されている認識位置データに基づいて、投影対象画像の投影位置を決定し、投影タイミングにおいて投影装置により投影対象画像を投影位置に投影するための投影画像データを作成する投影画像作成手段とをさらに具備する、としている。
上記第7例においては、認識対象物の画像認識において投影対象画像がノイズとなることを防止しつつ、認識対象物の位置に応じた位置に、投影対象画像を表示させることができる。
なお、上記の第1例乃至第7例は装置として表現されている。しかしながら、これに限らず、上記第1例乃至第7例は、方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体などで表現されるとしてもよい。
本発明により、投影装置から投影された投影対象画像が、投影装置と光軸の一致している撮影装置によって撮影され、認識対象物の画像認識において、投影対象画像が撮影領域に写りこんで変色などにより認識を妨げることを防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各図において同様の機能を実現する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図である。
図2は、本実施の形態に係る画像入出力装置によって撮影及び投影される実空間の状態の一例を示す概念図である。なお、この図2では、撮影と投影とを行うという概念を分かりやすく説明するために、光軸一致機構6を省略した状態で撮影装置4と投影装置5とを図示している。しかしながら、本実施の形態においては、例えば下記図3に示すような手法により、光軸一致機構6を用いて撮影装置4の光軸と投影装置5の光軸との一致化が図られているとする。
画像入出力装置1は、本体2と、制御部3とを具備する。本体2は、撮影装置4、投影装置5、光軸一致機構6、駆動部7を具備し、制御部3は、撮影投影制御部8、投影画像記憶装置9、撮影画像記憶装置10、画像認識部11、認識位置記憶装置12、投影位置記憶装置13、一致判断部14、投影画像作成部15を具備する。
撮影装置4は、例えばカメラであり、画像取得タイミングTにおける実空間の撮影画像データ16を取得する。
投影装置5は、例えばプロジェクタであり、投影タイミングT−1において投影画像記憶装置9に記憶されている投影画像データ17に基づく画像を投影する。
光軸一致機構6は、撮影装置4と投影装置5とについて光軸及び画角を一致させるための機構である。例えば、図3に示すように、投影装置5の光軸5aがハーフミラー18を経由し、撮影装置4の光軸4aがハーフミラー18によって反射されることで、光軸4a,5aを一致させることができる。この図3では、光軸一致機構6としてハーフミラー18が用いられている。撮影装置4と投影装置5とを各光軸4a,5aが直交するように配置し、この光軸4a,5aの交点にハーフミラー18が配置されている。
駆動部7によって、撮影装置4、投影装置5、光軸一致機構6は自由に移動可能であり、光軸4a,5aの方向(撮影方向、投影方向)を変更可能である。駆動部7は、例えば無線又は有線による操作にしたがって動作する。
撮影投影制御部8は、撮影装置4による画像取得タイミングと、投影装置5による投影タイミングとが異なるタイミングとなるように、画像取得タイミングと投影タイミングとを制御する。例えば、画像取得タイミングを…,T−2,T、T+2,…とし、投影タイミングを…,T−1,T+1,…とする。
撮影画像記憶装置10は、撮影装置4によって撮影された撮影画像データ16を記憶する。
画像認識部11は、撮影画像記憶装置10の撮影画像データ16に基づいて、認識対象物19a,19b(図2の例では、人の手19a、実体物19b、あるいは実体物19bに触れた状態の人の手19aなど)を認識し、この認識された認識対象物19a,19bの位置を示す認識位置データ20を求める。
認識位置記憶装置12は、画像取得タイミングTを、この画像取得タイミングTに対応する認識位置データ20と関連付けて記憶する。
投影位置記憶装置13は、投影タイミングT−1と、この投影タイミングT−1における投影対象画像21の投影位置を示す投影位置データ22とを関連付けて記憶するとともに、投影対象画像21を示す投影コンテンツ23を記憶する。
なお、投影対象画像21とは、例えば、図4に示すように、投影される画像の一部分に表示される文字、図形、記号、これらの組み合わせなどである。
一致判断部14は、認識位置記憶装置12の認識位置データ20と、この認識位置データ20に関連付けられている画像取得タイミングTとを読み出し、投影位置記憶装置13の投影位置データ22と、この投影位置データ22に関連付けられている投影タイミングT−1と一致時の処理コマンドを読み出す。
そして、一致判断部14は、隣接したタイミングの関係にある画像取得タイミングTの認識位置データ20と投影タイミングT−1の投影位置データ22とに基づいて、認識対象物19a,19bの位置と投影対象画像21の位置との一致性を判断し、一致していると判断された場合に、この投影位置データ22に関連付けられている処理コマンドを実行する。ここでは、画像取得タイミングTにおける認識対象物19a,19bの位置と、この画像取得タイミングTより1ステップ前の投影タイミングT−1における投影対象画像21との位置とが比較され、一致性が判断されるとしている。
投影画像作成部15は、次の投影タイミングT+1において、投影装置5により、投影コンテンツ23を示す投影対象画像21を投影位置データ22の示す投影位置に投影するための投影画像データ17を作成し、投影画像記憶装置9に記憶する。
図5は、本実施の形態に係る画像取得タイミングと投影タイミングとの関係の一例を示す図である。
画像取得タイミングT,T+2においては、投影装置5からの投影対象画像21の投影が行われない。したがって、撮影装置4により、実空間に存在する認識対象物19a,19bの撮影画像が、投影画像がノイズとしてうつり込むことなく取得される。
投影タイミングT+1においては、投影装置5からの投影対象画像21の投影が行われる。このため、実空間には、認識対象物19a,19bが存在するとともに、投影対象画像21が映される。しかしながら、この投影タイミングT+1において取得された画像に基づいて認識対象物19a,19bが画像認識されることはないため、投影対象画像21が認識対象物19a,19bの画像認識においてノイズとなることを防止することができる。
図6は、本実施の形態に係る撮影装置4の撮影面と投影装置5の投影面との関係の一例を示す図である。
本実施の形態においては、撮影装置4と投影装置5との光軸と画角が一致しているとする。この場合、撮影装置4の撮影面における座標系(Xc,Yc)と、投影装置5の投影面における座標系(Xp,Yp)とは一致する。したがって、座標系を整合させるための処理を除くことができ、一致判断部14による処理量を低減させることができ、処理を簡略化できる。
図7は、本実施の形態に係る認識位置データ20と投影位置データ22との一致判断の一例を示す図である。
この図7において、画像取得タイミングT−2における認識対象物19a,19bの認識座標(認識位置)は(xa1,ya1)であり、画像取得タイミングTにおける認識対象物19a,19bの認識座標(認識位置)は(xa2,ya2)である。
また、投影タイミングT−1における投影対象画像21の投影座標(投影位置)は(xb1,yb1)である。
本実施の形態において、一致判断部14は、タイミングが隣り合う関係の認識座標(xa2,ya2)と投影座標(xb1,yb1)とが一致と判断される範囲に含まれるか判断する。
図8は、本実施の形態に係る投影位置記憶装置13の記憶内容の一例を示す図である。
この投影位置記憶装置13においては、投影対象画像21A,21Bごとに、投影コンテンツ23A,23B、投影位置(xb1,yb1),(xb2,yb2)、投影タイミングT+1,T+3、一致判断部14において一致と判断された場合に実行する処理のコマンドA,Bが管理されている。なお、この投影位置記憶装置13の記憶内容は、テーブルとして管理してもよく、互いに関連するデータがリンクされているとしてもよい。
図9は、本実施の形態に係る画像入出力装置1の制御部3の動作の一例を示すフローチャートである。なお、この図9において、撮影投影制御部8と画像認識部11と一致判断部14とは、マルチスレッドにより並列に動作可能とする。
ステップS1において、投影位置記憶装置13は、投影タイミングT−1、投影位置データ22、投影コンテンツ23、一致時の処理コマンドを関連付けて記憶する。
ステップS2において、投影画像作成部15は、投影位置記憶装置13に記憶されている投影位置データ22と投影コンテンツ23とに基づいて、投影画像データ17を作成し、投影画像記憶装置9に記憶する。
ステップS3において、撮影投影制御装置8は、投影装置5による投影タイミングT−1における投影画像データ17の投影を許可する。
ステップS4において、撮影投影制御部8は、投影タイミングT−1における投影画像データ17の投影からTp時間経過したか判断する。
投影開始からTp時間経過していない場合、処理は、ステップS3に戻る。
投影開始からTp時間経過した場合、ステップS5において、撮影投影制御部8は、投影装置5による投影画像データ17の投影を止める。
ステップS6において、撮影投影制御部8は、撮影装置4による画像取得タイミングTにおける撮影画像データ16の撮影を許可する。
ステップS7において、撮影画像記憶装置10は、画像取得タイミングTにおける撮影画像データ16を記憶する。
ステップS8において、撮影投影制御部8は、撮影をしている間の時間Trが経過したか否か判断する。
撮影をしている間の時間Trが経過していない場合、処理は、ステップS7に戻る。
撮影をしている間の時間Trが経過した場合、ステップS9において、撮影投影制御部8は、投影装置5の投影を終了するか判断する。投影を終了する場合は、処理が終了する。
投影が終了されない場合は、処理は、ステップS3に戻る。
ここで、上記ステップS7において撮影画像データ16が記憶された場合、ステップT1において、画像認識部11は、認識位置データ20を求め、画像取得タイミングTと認識位置データ20とを関連付けて認識位置記憶装置12に記憶する。
ステップT2において、一致判断部14は、認識位置記憶装置12に記憶されている認識位置データ20と画像取得タイミングTとを読み出すとともに、投影位置記憶装置13に記憶されている投影位置データ22と投影タイミングT−1とを読み出す。
ステップT3において、一致判断部14は、互いに隣接する関係の画像取得タイミングTと投影タイミングT−1とに関連付けられている認識位置データ20と投影位置データ22との差異が所定範囲内か否か判断する。
差異が所定範囲内の場合には、一致判断部14は、投影位置記憶装置13における投影位置データ22に関連付けられている一致時の処理コマンドを実行する。
差異が所定範囲内ではない場合には、+処理コマンドは実行されない。
以上説明した本実施の形態においては、撮影装置4と投影装置5とに対して光軸一致機構6が適用されるため、撮影面の座標系(Xc,Yc)と投影面の座標系(Xp,Yp)との一致性を確保できる。これにより、画像入出力装置1において座標系を一つにして管理することができ、処理の簡略化、高速化を実現することができる。
また、本実施の形態においては、画像取得タイミングと投影タイミングとが一致しないように制御されるため、投影装置5によって投影された投影対象画像21が撮影装置4に撮影されることにより画像認識のノイズとなることを防止することができ、認識対象物19a,19bの認識精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、撮影装置4による1回の撮影時間は、撮影装置4の露光時間を内包するように、1回の撮影時間又は露光時間が設定される。
本実施の形態において、撮影装置4の光軸4aと投影装置5の光軸5aとは、一致していることが好ましいが、例えば装置又はユーザが許容する範囲でほぼ一致の状態であるとしてもよい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第1の実施の形態の変形例であり、閉状態の場合に投影装置による画像出力を阻止し、開状態の場合に投影装置による画像出力を許可する投影側液晶シャッターを具備する画像入出力装置について説明する。
図10は、本実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図である。
この画像入出力装置24において、投影側液晶シャッター25は、投影装置5に対して設置されている。
投影側液晶シャッター25は、投影タイミングにおいて開状態となり投影を許可し、画像取得タイミングにおいて閉状態となり投影を阻止する。
撮影投影制御装置26は、投影側液晶シャッター25を、投影タイミングにおいて開状態とし、画像取得タイミングにおいて閉状態とする制御を行う。
図11は、画像入出力装置24の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS2aにおいて、投影画像作成部15は、投影位置記憶装置13に記憶されている投影位置データ22と投影コンテンツ23とに基づいて、投影画像データ17を作成し、投影画像記憶装置9に記憶する。また、投影装置5は、投影画像データ17に基づく投影を行う。
ステップS3aにおいて、撮影投影制御装置26は、投影側液晶シャッター25を開ける。
ステップS5aにおいて、撮影投影制御装置26は、投影側液晶シャッター25を閉める。
本実施の形態では、投影側液晶シャッター25を用いて、画像取得タイミングと投影タイミングとが一致しないように制御することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第2の実施の形態の変形例であり、閉状態の場合に撮影装置による画像入力を阻止し、開状態の場合に撮影装置による画像入力を許可する撮影側液晶シャッターを具備する画像入出力装置について説明する。
図12は、本実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図である。
この画像入出力装置27において、撮影側液晶シャッター28は、撮影装置4に対して設置されている。
撮影側液晶シャッター28は、画像取得タイミングにおいて開状態となり撮影を許可し、投影タイミングにおいて閉状態となり撮影を阻止する。
撮影投影制御装置29は、撮影側液晶シャッター28を、画像取得タイミングにおいて開状態とし、投影タイミングにおいて閉状態とする制御を行う。
図13は、画像入出力装置27の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS31aにおいて、撮影投影制御装置29は、撮影側液晶シャッター28を閉める。
ステップS32aにおいて、撮影投影制御装置29は、投影側液晶シャッター25を開ける。
ステップS5aにおいて、撮影投影制御装置29は、投影側液晶シャッター25を閉める。
ステップS6aにおいて、撮影投影制御装置29は、撮影側液晶シャッター28を開ける。
本実施の形態では、投影側液晶シャッター25及び撮影側液晶シャッター28を用いて、画像取得タイミングと投影タイミングとが一致しないように制御することができる。
本実施の形態においては、例えば、図14に示すように、撮影側液晶シャッター28は、撮影装置4の受光口側に設置され、投影側液晶シャッター25は、投影装置5の投影口側に設置されるとしてもよい。
(第4の実施の形態)
本実施の形態においては、撮影装置4によって撮影された撮影画像ストリームを逐次的かつ一次的にバッファに記憶し、投影装置5による投影コンテンツの投影が中止されている時点においてバッファから撮影画像データを読み出すことで、画像取得タイミングと投影タイミングとが異なるタイミングとなるように制御する場合について説明する。
図15は、本実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る画像入出力装置30の制御部31は、バッファ32、撮影投影制御部33、画像認識部34、出力制御部35に特徴があり、他の部分については上記各実施の形態と同様である。
バッファ32は、撮影装置4による撮影によって得られる撮影画像ストリームを、逐次的かつ一時的に記憶する。本実施の形態においては、このバッファ32に記憶されているデータを、撮影画像データ16とする。
そして、バッファ32は、撮影投影制御部33から撮影画像データ16の提供許可通知を受けた場合に、撮影画像データ16を画像認識部34に提供し、撮影投影制御部33から撮影画像データ16の提供不許可通知を受けた場合に、画像認識部34への撮影画像データ16の提供を停止する。
撮影投影制御部33は、投影タイミングにおいて、撮影画像データ16の提供不許可通知をバッファ32に提供するとともに、投影許可通知を出力制御部35に提供する。
また、撮影投影制御部33は、画像取得タイミングにおいて、投影不許可通知を出力制御部35に提供するとともに、撮影画像データ16の提供許可通知をバッファ32に提供する。
画像認識部34は、バッファ32から撮影画像データ16を受けた場合に、撮影画像データ16に基づいて、認識位置データ20を求める。
出力制御部35は、撮影投影制御部33から投影許可通知を受けた場合に、投影画像記憶装置9に記憶されている投影画像データ17を、投影装置5に提供する。
一方、出力制御部35は、撮影投影制御部33から投影不許可通知を受けた場合に、投影画像記憶装置9に記憶されている投影画像データ17の投影装置5への提供を停止する。
図16〜18は、本実施の形態に係る画像入出力装置30の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップU1aにおいて、撮影装置4は、撮影を開始する。
ステップU2aにおいて、バッファ32は、撮影装置4から得られた撮影画像ストリームを逐次的かつ一次的に記憶する。
ステップU1bにおいて、画像認識部34及び一致判断部14は、待機状態となる。
ステップU2bにおいて、画像認識部34は、バッファ32から撮影画像データ16を受けたか否か判断する。画像認識部34が撮影画像データ16を受けていない場合、処理は上記ステップU1bに戻る。
画像認識部34が撮影画像データ16を受けた場合、ステップU3bにおいて、画像認識部34は、認識位置データ20を求め、認識位置データ20を認識位置記憶装置12に記憶する。
ステップU4bにおいて、一致判断部24は、認識位置データ20と投影位置データ22との差異が所定範囲内か否か判断する。
差異が所定範囲内の場合には、一致判断部14は、投影位置記憶装置13における投影位置データ22に関連付けられている一致時の処理コマンドを実行し、処理は上記ステップU1bに戻る。
差異が所定範囲内ではない場合には、処理コマンドは実行されず、処理は上記ステップU1bに戻る。
ステップU1cにおいて、投影位置記憶装置13は、投影タイミング、投影位置データ22、投影コンテンツ23、一致時の処理コマンドを関連付けて記憶する。
ステップU2cにおいて、投影画像作成部15は、投影位置記憶装置13に記憶されている投影位置データ22と投影コンテンツ23とに基づいて、投影画像データ17を作成し、投影画像記憶装置9に記憶する。
ステップU3cにおいて、撮影投影制御装置33は、バッファ32に対して、撮影画像データ16の提供不許可通知を与える。これにより、バッファ32から画像認識部34への撮影画像データ16の提供が停止される。
ステップU4cにおいて、撮影投影制御装置33は、出力制御部35に対して、投影許可通知を与える。これにより、投影画像データ17の投影が開始される。
ステップU5cにおいて、撮影投影制御部33は、投影開始からTp時間経過したか判断する。本実施の形態において、Tp時間は投影間隔を表す。
投影開始からTp時間経過していない場合、処理は投影開始からTp時間経過するまで待ち状態となる。
投影開始からTp時間経過した場合、ステップU6cにおいて、撮影投影制御部33は、出力制御部35に対して、投影不許可通知を与える。これにより、投影装置5による投影画像データ17の投影が停止される。
ステップU7cにおいて、撮影投影制御部33は、バッファ32に対して、撮影画像データ16の提供許可通知を与える。これにより、バッファ32から画像認識部34への撮影画像データ16の提供が開始される。
ステップU8cにおいて、撮影投影制御部33は、撮影画像データ16の提供開始からTg時間経過したか判断する。本実施の形態において、Tg時間は撮影画像データ16の提供実行時間を表す。
撮影画像データ16の提供開始からTg時間経過していない場合、処理はTg時間経過するまで待ち状態となる。
撮影画像データ16の提供開始からTg時間経過した場合、処理は上記ステップU3cに戻る。
(第5の実施の形態)
本実施の形態においては、上記第4の実施の形態の変形例について説明する。
図19は、本実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る画像入出力装置36の制御部37は、投影画像作成部38と撮影投影制御部39に特徴があり、他の部分については上記第4の実施の形態と同様である。
投影画像作成部38は、上記各実施の形態に係る投影画像作成部15と同様の処理に加えて、投影状態から撮影状態に切り替える時点において、例えば図20,21に示すような特徴画像を含む投影画像データ17を作成する。
撮影投影制御部39は、撮影装置4からの撮影画像ストリームにおいて特徴画像が提示された場合に、出力制御部35に投影不許可通知を与え、バッファ32に撮影画像データ16の提供許可通知を与える。
本実施の形態に係る画像入出力装置36は、上記図16,17に示す処理を実行するとともに、図22に示す処理を実行する。
図22のステップV1c〜V4cまでは、上記図18のステップU1c〜U4cと同様である。
ステップV5cにおいて、投影画像作成部38は、投影開始からTp時間経過したか判断する。本実施の形態において、Tp時間は投影間隔を表す。
投影開始からTp時間経過していない場合、処理は投影開始からTp時間経過するまで待ち状態となる。
投影開始からTp時間経過した場合、ステップV6cにおいて、投影画像作成部38は、特徴画像を含む投影画像データ17を作成する。これにより、特徴画像を含む投影画像が投影装置5によって投影される。
ステップV7cにおいて、撮影投影制御部39は、撮影装置4によって得られた撮影画像ストリームより特徴画像を認識する。
特徴画像が認識されると、ステップV8cにおいて、撮影投影制御部39は、出力制御部35に対して、投影不許可通知を与える。これにより、投影装置5による投影画像データ17の投影が停止される。
ステップV9cにおいて、撮影投影制御部39は、バッファ32に対して、撮影画像データ16の提供許可通知を与える。これにより、バッファ32から画像認識部34への撮影画像データ16の提供が開始される。
ステップV10cにおいて、撮影投影制御部39は、撮影画像データ16の提供開始からTg時間経過したか判断する。本実施の形態において、Tg時間は撮影画像データ16の提供実行時間を表す。
撮影画像データ16の提供開始からTg時間経過していない場合、処理はTg時間経過するまで待ち状態となる。
撮影画像データ16の提供開始からTg時間経過した場合、処理は上記ステップV3cに戻る。
上記第4及び第5の実施の形態においては、撮影投影制御装置33,39がバッファ32に撮影画像データ16の提供許可通知又は提供不許可通知を与えるとしているが、これに代えて、撮影投影制御装置33,39が画像認識部34に画像認識許可通知又は画像認識不許可通知を与えるように変更してもよい。この場合、バッファ32は撮影画像データ16を逐次画像認識部34に提供し、画像認識部34は、画像認識が許可された場合に、画像認識処理を実行する。
また、本実施の形態においては、撮影投影制御装置33,39が一致判断部14に一致判断許可通知又は一致判断不許可通知を与えるように変更してもよい。この場合、バッファ32は撮影画像データ16を画像認識部34に随時提供するとともに画像認識部34は画像認識処理を随時実行し、一致判断部14は、一致判断処理が許可された場合に、一致判断処理を実行する。
また、本実施の形態においては、撮影投影制御装置33,39が出力制御部35に投影許可通知又は投影不許可通知を与えるとしているが、これに代えて、撮影投影制御装置33,39が投影画像作成部15,38に、投影コンテンツ組込通知又は投影コンテンツ不要通知を与えるように変更してもよい。この場合、出力制御部35を除去することができる。投影画像作成部15,38は、投影コンテンツ組込通知を受けた場合に、投影コンテンツ23を投影位置データ22の示す投影位置に組み込んだ投影画像データ17を作成し、投影コンテンツ不要通知を受けた場合に、投影コンテンツ23を含まない投影画像データ17を作成する。投影装置5は、投影画像データ17に基づいて投影を行う。
上記各実施の形態においては、同一の機能が実現可能であれば、様々に変更してもよい。例えば、投影画像記憶装置9、撮影画像記憶装置10、認識位置記憶装置12、投影位置記憶装置13は、自由に統合又は分割することができる。
また、撮影投影制御装置8,26,29,33,39、画像認識部11、一致判断部14、投影画像作成部15,38の各処理も、自由に統合又は分割することができる。
上記各実施の形態に係る制御部は、上記各実施の形態に係る本体に搭載されるとしてもよい。また、制御部と本体との間は、無線又は有線によりデータ送受信可能としてもよい。
上記第2及び第3の実施の形態において、投影側液晶シャッター25は、投影装置5に組み込まれる構成を用いるとしてもよい。また、本実施の形態において、撮影側液晶シャッター28は、撮影装置4に組み込まれる構成を用いるとしてもよい。
上記各実施の形態に係る制御部の機能は、例えばプログラムによって制御されるプロセッサにより実現されるとしてもよい。
この場合におけるプログラムは、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記憶媒体に書き込んで、プロセッサを持つコンピュータに適用可能である。また、プログラムは、通信媒体により伝送してコンピュータに適用することも可能である。コンピュータは、プログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上記各実施の形態に係る制御部としての機能を実現する。プログラムは、複数のコンピュータに分散して配置され、複数のコンピュータ間で互いに連携しつつ処理が実行されるとしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図。 第1の実施の形態に係る画像入出力装置によって撮影及び投影される実空間の状態の一例を示す概念図。 光軸一致機構の一例を示すブロック図。 投影対象画像の投影されている状態を示す図。 第1の実施の形態に係る画像取得タイミングと投影タイミングとの関係の一例を示す図。 第1の実施の形態に係る撮影装置の撮影面と投影装置の投影面との関係の一例を示す図。 第1の実施の形態に係る認識位置データと投影位置データとの一致判断の一例を示す図。 第1の実施の形態に係る投影位置記憶装置の記憶内容の一例を示す図。 第1の実施の形態に係る画像入出力装置の制御部の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図。 第2の実施の形態に係る画像入出力装置の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図。 第3の実施の形態に係る画像入出力装置の動作の一例を示すフローチャート。 撮影側液晶シャッターと投影側液晶シャッターとの設置例を示す図。 本発明の第4の実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図。 第4の実施の形態に係る画像入出力装置の第1の動作の一例を示すフローチャート。 第4の実施の形態に係る画像入出力装置の第2の動作の一例を示すフローチャート。 第4の実施の形態に係る画像入出力装置の第3の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第5の実施の形態に係る画像入出力装置の一例を示すブロック図。 特徴画像の第1の例を示す図。 特徴画像の第2の例を示す図。 第5の実施の形態に係る画像入出力装置の動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1,24,27,30,36…画像入出力装置、2…本体、3,31,37…制御部、4…撮影装置、5…投影装置、6…光軸一致機構、7…駆動部、8,26,29,33,39…撮影投影制御部、9…投影画像記憶装置、10…撮影画像記憶装置、11,34…画像認識部、12…認識位置記憶装置、13…投影位置記憶装置、14…一致判断部、15,38…投影画像作成部、16…撮影画像データ、17…投影画像データ、18…ハーフミラー、19a,19b…認識対象物、20…認識位置データ、21…投影対象画像、22…投影位置データ、23…投影コンテンツ、25…投影側液晶シャッター、28…撮影側液晶シャッター、T…画像取得タイミング、T−1…投影タイミング、32…バッファ、35…出力制御部

Claims (9)

  1. 撮影装置と投影装置とについて光軸一致機構を持つ画像入出力装置を制御する撮影投影制御装置において、
    前記撮影装置による画像取得タイミングと、前記投影装置による投影タイミングとが異なるタイミングとなるように、前記画像取得タイミングと前記投影タイミングとを制御することを特徴とする撮影投影制御装置。
  2. 撮影装置と、
    投影装置と、
    前記撮影装置と前記投影装置との光軸を一致させるための光軸一致機構と、
    前記撮影装置による画像取得タイミングと、前記投影装置による投影タイミングとが異なるタイミングとなるように、前記画像取得タイミングと前記投影タイミングとを制御する撮影投影制御手段と
    を具備することを特徴とする画像入出力装置。
  3. 請求項2記載の画像入出力装置において、
    前記画像取得タイミングにおいて前記撮影装置によって取得された撮影画像データを記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶されている前記撮影画像データに基づいて、認識対象物の位置を示す認識位置データを求める画像認識手段と、
    前記認識位置データを記憶する第2記憶手段と、
    前記投影タイミングにおいて前記投影装置によって投影された投影画像データにおける投影対象画像の位置を示す投影位置データを予め記憶する第3記憶手段と、
    前記第2記憶手段の前記認識位置データと前記第3記憶手段の前記投影位置データとに基づいて、前記認識対象物の位置と前記投影対象画像の位置との一致性を判断する一致判断手段と
    をさらに具備することを特徴とする画像入出力装置。
  4. 請求項3記載の画像入出力装置において、
    前記第2記憶手段は、前記画像取得タイミングと前記認識位置データとを関連付けて記憶し、
    前記第3記憶手段は、前記投影タイミングと前記投影位置データと前記投影対象画像を示す投影コンテンツとを関連付けて記憶し、
    前記投影装置は、前記投影タイミングにおいて、前記投影位置データの示す位置に、前記投影コンテンツで示される投影対象画像を投影し、
    前記一致判断手段は、前記画像取得タイミングと前記投影タイミングとが隣接関係にある前記認識位置データと前記投影位置データとに基づいて、前記認識対象物の位置と前記投影対象画像の位置との一致性を判断する
    ことを特徴とする画像入出力装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像入出力装置において、
    前記投影タイミングにおいて開状態となり、前記画像取得タイミングにおいて閉状態となる投影側液晶シャッターをさらに具備することを特徴とする画像入出力装置。
  6. 請求項5記載の画像入出力装置において、
    前記画像取得タイミングにおいて開状態となり、前記投影タイミングにおいて閉状態となる撮影側液晶シャッターをさらに具備することを特徴とする画像入出力装置。
  7. 請求項2記載の画像入出力装置において、
    前記画像取得タイミングにおいて前記撮影装置によって取得された撮影画像データを記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶されている前記撮影画像データに基づいて、認識対象物の位置を示す認識位置データを求める画像認識手段と、
    前記認識位置データを記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶されている前記認識位置データに基づいて、投影対象画像の投影位置を決定し、前記投影タイミングにおいて前記投影装置により前記投影対象画像を前記投影位置に投影するための投影画像データを作成する投影画像作成手段と
    をさらに具備することを特徴とする画像入出力装置。
  8. 撮影装置と投影装置とについて光軸一致機構を持つ画像入出力装置を制御する撮影投影制御方法であって、
    投影タイミングにおいて前記投影装置によって投影された投影画像データにおける投影対象画像の位置を示す投影位置データを投影位置記憶装置に記憶し、
    前記投影タイミングと異なる画像取得タイミングにおいて前記撮影装置によって取得された撮影画像データを撮影画像記憶装置に記憶し、
    前記撮影画像記憶装置に記憶されている前記撮影画像データに基づいて、認識対象物の位置を示す認識位置データを求め、前記認識位置データを認識位置記憶装置に記憶し、
    前記投影位置記憶装置の前記投影位置データと、前記認識位置記憶装置の前記認識位置データとに基づいて、前記認識対象物の位置と前記投影対象画像の位置との一致性を判断する
    ことを特徴とする撮影投影制御方法。
  9. 撮影装置と投影装置とについて光軸一致機構を持つ画像入出力装置を制御するプログラムであって、
    コンピュータを、
    投影タイミングにおいて前記投影装置によって投影された投影画像データにおける投影対象画像の位置を示す投影位置データを投影位置記憶装置に記憶する手段、
    前記投影タイミングと異なる画像取得タイミングにおいて前記撮影装置によって取得された撮影画像データを撮影画像記憶装置に記憶する手段、
    前記撮影画像記憶装置に記憶されている前記撮影画像データに基づいて、認識対象物の位置を示す撮影位置データを求め、前記認識位置データを認識位置記憶装置に記憶する手段、
    前記投影位置記憶装置の前記投影位置データと、前記認識位置記憶装置の前記認識位置データとに基づいて、前記認識対象物の位置と前記投影対象画像の位置との一致性を判断する手段
    として機能させるためのプログラム。
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