JP2005284874A - プロジェクタおよびコマンド抽出方法 - Google Patents

プロジェクタおよびコマンド抽出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005284874A
JP2005284874A JP2004099829A JP2004099829A JP2005284874A JP 2005284874 A JP2005284874 A JP 2005284874A JP 2004099829 A JP2004099829 A JP 2004099829A JP 2004099829 A JP2004099829 A JP 2004099829A JP 2005284874 A JP2005284874 A JP 2005284874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
data
screen
projector
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004099829A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ouchi
真 大内
Masashi Aiiso
政司 相磯
Junichiro Shinozaki
順一郎 篠▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004099829A priority Critical patent/JP2005284874A/ja
Publication of JP2005284874A publication Critical patent/JP2005284874A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 プロジェクタの操作性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】 プロジェクタ10は、投影画像を投影するスクリーン投影部120と、投影画像を撮影するスクリーン撮影部150と、ポインタ光PLの位置データを検出する位置検出部160と、複数の位置データに基づいてポインタ光PLの軌跡パターンを抽出し、該抽出パターンに基づいてコマンドデータを選定するコマンド選定部170とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プロジェクタおよびコマンド抽出方法に関するものである。
プロジェクタは、光を発する光源ランプと、液晶パネル等を用いて光源ランプからの光を画像データに基づいて変調する光変調装置と、変調された光をスクリーン上に結像させる結像光学系とを備え、スクリーン上に画像を投影する。プロジェクタには、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)等の外部機器との入出力装置を備えることによって、外部機器からの画像データに基づいた画像をスクリーン上に投影するものもある。プロジェクタが使用される際には、レーザポインタなどのポインタ発生器から投射されたポインタ光を用いてスクリーン上に投影された画像の所望の箇所を指し示す、いわゆるポインタ表示が行われることがある。
従来、スクリーン上を撮影する撮影装置を備え、スクリーン上を撮影した撮影画像データと、その際に投影した投影画像データとを比較することによって、スクリーン上のポインタ光の位置を検出するプロジェクタがあった。下記特許文献には、スクリーン上のポインタの位置を検出するプロジェクタが開示されている。
特開2003−76494号公報
しかしながら、従来のプロジェクタの使用者が、プロジェクタに接続された外部機器を操作する際には、使用者は、ポインタ発生器によってポインタ表示を行いつつ、外部機器に付属のマウスやキーボード等を用いて操作する必要があり、プロジェクタに接続された外部機器を操作する上で難があった。
本発明は、上記した課題を解決することを目的としてなされ、プロジェクタの操作性を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、本発明のプロジェクタは、投影画像データに基づく画像をスクリーン上に投影するプロジェクタであって、前記スクリーン上に投影された画像を撮影し、該撮影した画像を撮影画像データとして取得するスクリーン撮影部と、前記撮影画像データと、該撮影の際に投影した投影画像データとを比較することによって、ポインタ発生器から前記スクリーン上に照射されたポインタ光の位置データを検出するポインタ位置検出部と、所定の期間内に前記検出された複数の前記位置データに基づき、該所定の期間内の前記ポインタ光の軌跡パターンを抽出する軌跡パターン抽出部と、前記抽出した軌跡パターンに基づいて、所定の処理を実行するコマンドデータを選定するコマンド選定部とを備えたことを特徴とする。本発明のプロジェクタによれば、プロジェクタのユーザがポインタ発生器を用いてコマンドの入力を行うことができるため、プロジェクタの操作性を向上させることができる。
上記の構成を有する本発明のプロジェクタは、以下の態様を採ることもできる。前記軌跡パターン抽出部は、前記位置データが所定の閾値内を所定の期間継続した後の前記複数の位置データに基づいて前記抽出を行うこととしても良い。これによって、コマンド選定の誤動作を低減することができる。
また、前記コマンド選定部は、前記コマンドデータを前記ポインタ光の軌跡パターンに対応させたコマンドデータベースを予め記憶したコマンド記憶部を備え、該コマンドデータベースを照合することによって前記選定を行うこととしても良い。これによって、ポインタ光の軌跡パターンに応じた種々のコマンドの入力を実現することができる。
また、前記コマンド選定部は、前記抽出した軌跡パターンに加え、該軌跡パターンを抽出した際に検出された位置データに基づいて、前記選定を行うこととしても良い。これによって、ポインタ光の軌跡パターンに加え、そのポインタ位置に応じた種々のコマンドの入力を実現することができる。
また、前記コマンド選定部が選定するコマンドデータは、前記投影画像データの提供を行う外部機器によって実行可能なコマンドデータであることとしても良い。これによって、プロジェクタに接続された外部機器の操作性を向上させることがきる。なお、この前記外部機器は、パーソナルコンピュータであっても良い。これによって、プロジェクタのユーザは、パソコンに付属のマウスと同様に、ポインタ発生器を用いてパソコンを操作することができる。
また、前記コマンド選定部の処理状態をユーザに認識させるための処理状態画像の前記スクリーン上への投影を実現する処理状態認識部を備えても良い。これによって、プロジェクタのユーザは、ポインタ発生器によるコマンド入力に対する処理状態の確認を行うことができる。
また、前記軌跡パターン抽出部は、前記複数の位置データのうち、前記投影された画像の所定の領域内から前記検出された位置データに基づき前記抽出を行うこととしても良いし、さらに、前記所定の領域をユーザに認識させるための特定領域画像の前記スクリーン上への投影を実現する特定領域認識部を備えても良い。これによって、プロジェクタのユーザによるコマンドの誤入力を防止することができる。
上記した課題を解決するため、本発明のコマンド抽出方法は、所定の処理を実行するコマンドデータを抽出するコマンド抽出方法であって、投影画像データに基づく画像をスクリーン上に投影し、前記スクリーン上に投影された画像を撮影し、該撮影した画像を撮影画像データとして取得し、前記撮影画像データと、該撮影の際に投影した投影画像データとを比較することによって、ポインタ発生器から前記スクリーン上に照射されたポインタ光の位置データを検出し、所定の期間内に前記検出された複数の前記位置データに基づき、該所定の期間内の前記ポインタ光の軌跡パターンを抽出し、前記抽出した軌跡パターンに基づいて前記コマンドデータを選定することを特徴とする。本発明のコマンド抽出方法によれば、プロジェクタのユーザがポインタ発生器を用いてコマンドの入力を行うことができるため、プロジェクタの操作性を向上させることができる。
本発明のコマンド抽出方法は、以下の態様を採ることもできる。前記位置データが所定の閾値内を所定の期間継続した後の前記複数の位置データに基づいて前記抽出を行うこととしても良い。また、前記コマンドデータは、前記投影画像データの提供を行う外部機器によって実行可能なコマンドデータであっても良い。
以上説明した本発明の構成および作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用したプロジェクタについて、次の順序で説明する。
目次
A.実施例
A−(1).投影システムPSの構成
A−(2).プロジェクタ10の構成
A−(3).プロジェクタ10の動作
B.その他の実施形態
A.実施例:
A−(1).投影システムの構成:
本発明の実施例の1つであるプロジェクタ10を備えた投影システムPSの構成について説明する。図1は、投影システムPSの構成を示す説明図である。投影システムPSは、投影画像GPをスクリーンSC上に投影するプロジェクタ10と、投影画像GPの基となる投影画像データをプロジェクタ10に送信するパソコンPCと、スクリーンSC上にポインタ光PLを照射するポインタ発生器PGとを備える。パソコンPCは、ユーザからの操作入力を受けるマウスMSを備える。
A−(2).プロジェクタ10の構成:
プロジェクタ10の構成について説明する。図2は、プロジェクタ10の構成を機能的に示したブロック図である。プロジェクタ10は、プロジェクタ10の各部間を取りまとめる制御を行う主制御部110と、投影画像GPの投影を実現するスクリーン投影部120と、パソコンPCとのデータのやり取りを行うPCインタフェース130と、ユーザとのやり取りを行うユーザインタフェース140と、投影画像GPを撮影するスクリーン撮影部150と、ポインタ光PLの位置データを検出する位置検出部160と、パソコンPCによって実行可能なコマンドデータをポインタ光PLの軌跡パターンに対応させたコマンドデータベース182を予め記憶した記憶部180と、ポインタ光PLの軌跡パターンに対応するコマンドデータを選定するコマンド選定部170とを備える。
主制御部110は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等から構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに読み込み実行することによって、各部を取りまとめる制御を実現する。
スクリーン投影部120は、光源ランプ,液晶パネル等の光変調装置,結像光学系等から構成され、PCインタフェースを介してパソコンPCから送信された投影画像データに基づく投影画像GPの投影を実現する。
PCインタフェース130は、RS−232C(Recommended Standard 232c)等の規格に準拠したインタフェース機器であり、パソコンPCから投影画像データの受信や、パソコンPCへコマンドデータの送信等、パソコンPCとのデータのやり取りを実現する。
ユーザインタフェース140は、ユーザからの入力を受け付ける種々のスイッチボタンや、プロジェクタ10の処理状態等を表示する液晶パネル等から構成され、ユーザとのやり取りを実現する。
スクリーン撮影部150は、オートフォーカス機構を備えたデジタルカメラ機器であり、スクリーンSC上に投影された投影画像GPを撮影し、該撮影した画像を撮影画像データとして取得する。
位置検出部160は、画像解析回路が形成されたASIC(Application Specified IC)によって構成され、スクリーン撮影部150で取得された撮影画像データと、該撮影の際に投影した投影画像データとを比較することによって、ポインタ光PLの位置データを検出する。
コマンド選定部170は、コマンド選定部170における処理状態を記憶するフラグ172と、ポインタ光PLの移動方向と移動量とを含むデータである移動ベクトルデータを格納する軌跡バッファ174とを備え、これらフラグ172,軌跡バッファ174や、画像解析回路等が形成されたASICによって構成されている。コマンド選定部170は、所定の期間内に検出された複数の位置データに基づき、該所定の期間内のポインタ光PLの軌跡パターンを抽出し、コマンドデータベース182を照合することによって、該所定の期間内のポインタ光PLの軌跡パターンに対応するコマンドデータを選定する。
記憶部180は、ROMやRAMなどの記憶回路で構成され、プロジェクタ10の通常動作が開始される前に、コマンドデータベース182を予め記憶する。ここで、コマンドデータベース182のデータ構成について説明する。図3は、コマンドデータベース182のデータ構成の概略を示す説明図である。図3の左欄には、パソコンPCに付属のマウスMSのボタン操作によるコマンドの俗称が示され、図3の右欄には、ポインタ光PLの軌跡パターンが示されている。各軌跡パターンでは、黒丸によってポインタ光PLの停止が示され、線分によって黒丸から矢印へと向かうポインタ光PLの軌跡が示されている。コマンドデータベース182のデータ構成は、図3の左欄の俗称の各コマンドデータに対して、その右欄の軌跡パターンがそれぞれ対応付けされている。例えば、マウスMSの「左クリック」に相当するコマンドデータには、「停止状態から右下方向へ移動の後、右上方向へ移動する軌跡パターン」が対応付けされている。
A−(3).プロジェクタ10の動作:
次に、プロジェクタ10の動作について説明する。プロジェクタ10では、主制御部110の管理の下、スクリーン投影部120が、PCインタフェース130を介してパソコンPCから送信された投影画像データに基づいて投影画像GPの投影を行う。この投影画像GPの投影と並行して、スクリーン撮影部150が、投影画像GPを撮影し、撮影画像データを取得する。位置検出部160は、投影画像データと撮影画像データとを比較してポインタ光PLの位置データを検出する。コマンド選定部170は、コマンド選定処理として、検出された位置データに基づいてポインタ光PLの軌跡パターンに対応するコマンドデータを選定し、PCインタフェース130を介して、そのコマンドデータをパソコンPCに送信する。
ここで、コマンド選定部170が実行するコマンド選定処理について説明する。図4は、コマンド選定処理を示すフローチャートである。コマンド選定部170は、プロジェクタ10の起動の際に、フラグ172をリセットすると共に軌跡バッファ174をクリアして初期化を行った後、コマンド選定処理を所定のタイミングで繰り返し実行する。
コマンド選定部170は、コマンド選定処理を開始すると、位置検出部160が検出したポインタ光PLの位置データを受信する(ステップS110)。その後、今回のコマンド選定処理で受信した位置データと、前回のコマンド選定処理で受信した位置データとを比較して、ポインタ光PLの移動ベクトルデータを算出する(ステップS120)。なお、初回のコマンド選定処理の実行時には、前回の位置データが無いため、ポインタ光PLの移動量を「0」とする。
移動ベクトルを算出した後(ステップS120)、フラグ172がセットされているか否かを判断する(ステップS130)。なお、初回のコマンド選定処理の実行時には、フラグ172はリセットされているため、フラグ172がセットされていないと判断される。
フラグ172がセットされていないと判断した場合には(ステップS130)、ポインタ光PLが停止状態を継続(例えば、2秒間)しているか否かを判断する(ステップS140)。ポインタ光PLが停止状態であるか否かの判別は、位置データが所定の閾値内(例えば、半径50ミリメール(以下、mmと表記)以内)であることが継続した場合や、移動ベクトルの大きさ(移動量)が所定の閾値内(例えば、50mm以内)であることが継続した場合などで判別することができる。
ポインタ光PLが停止状態を継続していないと判断した場合には(ステップS140)、ステップS120にて算出した移動ベクトルデータを、PCインタフェース130を介してパソコンPCに送信し(ステップS150)、コマンド選定処理を終了する。
コマンド選定処理を何回か繰り返す中で、ポインタ光PLが停止状態を継続している判断した場合には(ステップS140)、コマンドデータを選定する処理状態であるコマンドモードへ移行するためフラグ172をセットし(ステップS160)、コマンド選定処理を終了する。
コマンドモードに移行した後、コマンド選定処理を実行する場合には、フラグ172がセットされていると判断され(ステップS130)、ステップS120にて算出した移動ベクトルデータを軌跡バッファ174に格納する(ステップS210)。軌跡バッファ174には、コマンドモードに移行中にコマンド選定処理が繰り返し行われる限り、時系列順に次々と移動ベクトルデータが格納される。
移動ベクトルデータを格納した後(ステップS210)、軌跡バッファ174に格納された複数の移動ベクトルデータから抽出した軌跡パターンと、記憶部180に記憶されたコマンドデータベース182の軌跡パターンとを照合する(ステップS220)。その後、軌跡バッファ174に格納された軌跡パターンと、コマンドデータベース182の軌跡パターンとが整合するか否かを判断する(ステップS230)。
軌跡バッファ174に格納された軌跡パターンと、コマンドデータベース182の軌跡パターンとが整合する場合には(ステップS230)、整合した軌跡パターンに対応するコマンドデータをコマンドデータベース182から読み出し、このコマンドデータを、PCインタフェース130を介してパソコンPCに送信する(ステップS240)。その後、フラグ172をリセットすると共に軌跡バッファ174をクリアして初期化を行った後(ステップS250)、コマンド選定処理を終了する。
一方、軌跡バッファ174に格納された軌跡パターンと、コマンドデータベース182の軌跡パターンとが整合しない場合には(ステップS230)、コマンドモードに移行してから所定の時間を超過したか否かを判断する(ステップS260)。この所定の時間は、コマンドモードに移行してポインタ光PLによるコマンド入力を受け付ける待受時間を規定したものであり、例えば、5秒程度に設定しても良い。
コマンドモードに移行してから所定の時間を超過していないと判断した場合には(ステップS260)、コマンドモードの処理状態を維持してコマンド選定処理を終了する。コマンドモードに移行してから所定の時間を超過していると判断した場合には(ステップS260)、フラグ172をリセットすると共に軌跡バッファ174をクリアして初期化を行った後(ステップS250)、コマンド選定処理を終了する。
以上説明した本発明のプロジェクタ10によれば、プロジェクタ10のユーザがポインタ発生器PGを用いてパソコンPCの操作を行うことができるため、プロジェクタ10に接続されたパソコンPCの操作性を向上させることができる。また、コマンド選定部170は、ポインタ光PLが停止継続した後にコマンドモードに移行するため(図4中のステップS140)、コマンドデータ選定の誤動作を低減することができる。また、コマンド選定部170は、移動ベクトルデータをパソコンPCに送信するため(図4中のステップS150)、プロジェクタ10のユーザは、パソコンPCに付属のマウスMSと同様に、ポインタ発生器PGを用いてパソコンPCを操作することができる。
B.その他の実施形態:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。
例えば、コマンド選定部170は、コマンド選定処理の処理状態をユーザに認識させるための処理状態画像データを、スクリーン投影部120に送信することによって、スクリーンSC上の投影画像GP内に処理状態画像データに基づく処理状態画像の投影を実現させることとしても良い。図5および図6は、処理状態画像を投影した投影画像GPの一例を示す説明図である。図5には、コマンド選定部170がパソコンPCに対して「左クリック」のコマンドデータを選定し送信した処理状態を示す例として、「左クリック」の文字による処理状態画像GS1を、投影画像GPの右下部に投影した状態を示す。図6には、コマンド選定部170がパソコンPCに対して「左クリック」のコマンドデータを選定し送信した処理状態を示す例として、「左クリック」に対応する軌跡パターンである図3に示した図形による処理状態画像GS2を、投影画像GPにおけるポインタ光付近に投影した状態を示す。これによって、プロジェクタ10のユーザは、ポインタ発生器PGによるコマンド入力に対する処理状態の確認を行うことができる。
また、コマンド選定部170は、スクリーンSC上の投影画像GPの所定の領域をユーザに認識させるための特定領域画像データを、スクリーン投影部120に送信することによって、スクリーンSC上の投影画像GP内に特定領域画像データに基づく特定領域画像の投影を実現させ、特定領域から検出されたポインタ光PLの位置データに基づいてコマンド選定処理を行うこととしても良い。図7は、特定領域画像を投影した投影画像GPの一例を示す説明図である。図7には、「前へ」の文字が記載された特定領域画像GF1と、「次へ」の文字が記載された特定領域画像GF2を、投影画像GPの下部に投影した状態を示す。コマンド選定部170は、これらの特定領域画像GF1,GF2の領域内におけるポインタ光PLの軌跡パターンに基づいて、コマンドデータをパソコンPCへ送信する。これによって、プロジェクタ10のユーザによるコマンドの誤入力を防止することができる。なお、特定領域画像データをパソコンPCが投影画像データとしてプロジェクタ10に送信し、スクリーンSC上に投影することとしても良い。
また、プロジェクタ10に接続する機器は、パソコンPCに限るものではなく、携帯電話やビデオレコーダ,DVDプレーヤ,ハードディスクレコーダなどの外部機器であっても良い。また、コマンド選定部170が選定するコマンドデータは、外部機器によって実行可能なコマンドデータに限るものではなく、プロジェクタ10によって実行可能なコマンドデータであっても良い。このコマンドデータとしては、投影画像GPの拡縮や明るさの調整、スクリーンSCへの投影の開始や終了、プロジェクタ10の電源OFFなどを実行するコマンドが考えられる。
投影システムPSの構成を示す説明図である。 プロジェクタ10の構成を機能的に示したブロック図である。 コマンドデータベース182のデータ構成の概略を示す説明図である。 コマンド選定処理を示すフローチャートである。 処理状態画像を投影した投影画像GPの一例を示す説明図である。 処理状態画像を投影した投影画像GPの一例を示す説明図である。 特定領域画像を投影した投影画像GPの一例を示す説明図である。
符号の説明
10...プロジェクタ
110...主制御部
120...スクリーン投影部
130...PCインタフェース
140...ユーザインタフェース
150...スクリーン撮影部
160...位置検出部
170...コマンド選定部
172...フラグ
174...軌跡バッファ
180...記憶部
182...コマンドデータベース
GP...投影画像
GS1...処理状態画像
GS2...処理状態画像
GF1...特定領域画像
GF2...特定領域画像
PS...投影システム
SC...スクリーン
PC...パソコン
MS...マウス
PG...ポインタ発生器
PL...ポインタ光

Claims (12)

  1. 投影画像データに基づく画像をスクリーン上に投影するプロジェクタであって、
    前記スクリーン上に投影された画像を撮影し、該撮影した画像を撮影画像データとして取得するスクリーン撮影部と、
    前記撮影画像データと、該撮影の際に投影した投影画像データとを比較することによって、ポインタ発生器から前記スクリーン上に照射されたポインタ光の位置データを検出するポインタ位置検出部と、
    所定の期間内に前記検出された複数の前記位置データに基づき、該所定の期間内の前記ポインタ光の軌跡パターンを抽出する軌跡パターン抽出部と、
    前記抽出した軌跡パターンに基づいて、所定の処理を実行するコマンドデータを選定するコマンド選定部と
    を備えたプロジェクタ。
  2. 前記軌跡パターン抽出部は、前記位置データが所定の閾値内を所定の期間継続した後の前記複数の位置データに基づいて前記抽出を行う請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記コマンド選定部は、前記コマンドデータを前記ポインタ光の軌跡パターンに対応させたコマンドデータベースを予め記憶したコマンド記憶部を備え、該コマンドデータベースを照合することによって前記選定を行う請求項1または2記載のプロジェクタ。
  4. 前記コマンド選定部は、前記抽出した軌跡パターンに加え、該軌跡パターンを抽出した際に検出された位置データに基づいて、前記選定を行う請求項1ないし3のいずれか記載のプロジェクタ。
  5. 前記コマンド選定部が選定するコマンドデータは、前記投影画像データの提供を行う外部機器によって実行可能なコマンドデータである請求項1ないし4のいずれか記載のプロジェクタ。
  6. 前記外部機器は、パーソナルコンピュータである請求項5記載のプロジェクタ。
  7. 前記コマンド選定部の処理状態をユーザに認識させるための処理状態画像の前記スクリーン上への投影を実現する処理状態認識部を備えた請求項1ないし6のいずれか記載のプロジェクタ。
  8. 前記軌跡パターン抽出部は、前記複数の位置データのうち、前記投影された画像の所定の領域内から前記検出された位置データに基づき前記抽出を行う請求項1ないし7のいずれか記載のプロジェクタ。
  9. 前記所定の領域をユーザに認識させるための特定領域画像の前記スクリーン上への投影を実現する特定領域認識部を備えた請求項8記載のプロジェクタ。
  10. 所定の処理を実行するコマンドデータを抽出するコマンド抽出方法であって、
    投影画像データに基づく画像をスクリーン上に投影し、
    前記スクリーン上に投影された画像を撮影し、該撮影した画像を撮影画像データとして取得し、
    前記撮影画像データと、該撮影の際に投影した投影画像データとを比較することによって、ポインタ発生器から前記スクリーン上に照射されたポインタ光の位置データを検出し、
    所定の期間内に前記検出された複数の前記位置データに基づき、該所定の期間内の前記ポインタ光の軌跡パターンを抽出し、
    前記抽出した軌跡パターンに基づいて前記コマンドデータを選定する
    コマンド抽出方法。
  11. 前記位置データが所定の閾値内を所定の期間継続した後の前記複数の位置データに基づいて前記抽出を行う請求項10記載のコマンド抽出方法。
  12. 前記コマンドデータは、前記投影画像データの提供を行う外部機器によって実行可能なコマンドデータである請求項10または11記載のコマンド抽出方法。
JP2004099829A 2004-03-30 2004-03-30 プロジェクタおよびコマンド抽出方法 Pending JP2005284874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004099829A JP2005284874A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 プロジェクタおよびコマンド抽出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004099829A JP2005284874A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 プロジェクタおよびコマンド抽出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005284874A true JP2005284874A (ja) 2005-10-13

Family

ID=35183168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004099829A Pending JP2005284874A (ja) 2004-03-30 2004-03-30 プロジェクタおよびコマンド抽出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005284874A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2445012A (en) * 2006-05-25 2008-06-25 Everest Display Inc Presentation system with image capturing projector
JP2008172510A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Casio Comput Co Ltd 投影システム、投影装置、光ポイント装置、投影制御方法、ポイント光制御方法及びプログラム
WO2009096175A1 (en) * 2008-01-31 2009-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Projection apparatus
JP2010061433A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Casio Comput Co Ltd 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2011081586A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Seiko Epson Corp 位置検出機能付き投射型表示装置
JP2011086029A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Seiko Epson Corp 位置検出機能付き投射型表示装置
WO2011092746A1 (ja) * 2010-01-29 2011-08-04 三菱電機株式会社 地図情報処理装置
JP2012203311A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fujitsu Ltd 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP2012237921A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Seiko Epson Corp インタラクティブシステム、およびインタラクティブシステムの制御方法
JP2013037420A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Dainippon Printing Co Ltd コンテンツ表示システム、コンテンツ表示制御方法、コンテンツ表示制御装置、プログラム
JP2013178785A (ja) * 2013-03-13 2013-09-09 Mitsubishi Electric Corp 地図情報処理装置
JP2015045730A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社リコー 画像表示装置、画像表示システム、画像表示制御方法及び画像表示制御プログラム
JP2015096963A (ja) * 2014-12-24 2015-05-21 セイコーエプソン株式会社 インタラクティブシステム、プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2015146611A (ja) * 2015-03-17 2015-08-13 セイコーエプソン株式会社 インタラクティブシステム、およびインタラクティブシステムの制御方法
CN105227882A (zh) * 2015-09-25 2016-01-06 联想(北京)有限公司 一种显示方法及对应装置
WO2016157803A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、書画カメラ、及び、書画カメラの制御方法
JPWO2019188046A1 (ja) * 2018-03-26 2021-02-12 富士フイルム株式会社 投影システム、投影制御装置、投影制御方法、投影制御プログラム
US11402927B2 (en) 2004-05-28 2022-08-02 UltimatePointer, L.L.C. Pointing device
US11841997B2 (en) 2005-07-13 2023-12-12 UltimatePointer, L.L.C. Apparatus for controlling contents of a computer-generated image using 3D measurements

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11409376B2 (en) 2004-05-28 2022-08-09 UltimatePointer, L.L.C. Multi-sensor device with an accelerometer for enabling user interaction through sound or image
US11402927B2 (en) 2004-05-28 2022-08-02 UltimatePointer, L.L.C. Pointing device
US11416084B2 (en) 2004-05-28 2022-08-16 UltimatePointer, L.L.C. Multi-sensor device with an accelerometer for enabling user interaction through sound or image
US11755127B2 (en) 2004-05-28 2023-09-12 UltimatePointer, L.L.C. Multi-sensor device with an accelerometer for enabling user interaction through sound or image
US11841997B2 (en) 2005-07-13 2023-12-12 UltimatePointer, L.L.C. Apparatus for controlling contents of a computer-generated image using 3D measurements
GB2445012A (en) * 2006-05-25 2008-06-25 Everest Display Inc Presentation system with image capturing projector
JP2008172510A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Casio Comput Co Ltd 投影システム、投影装置、光ポイント装置、投影制御方法、ポイント光制御方法及びプログラム
WO2009096175A1 (en) * 2008-01-31 2009-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Projection apparatus
JP2009181019A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Canon Inc 投射装置
JP2010061433A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Casio Comput Co Ltd 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2011081586A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Seiko Epson Corp 位置検出機能付き投射型表示装置
JP2011086029A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Seiko Epson Corp 位置検出機能付き投射型表示装置
CN102725783A (zh) * 2010-01-29 2012-10-10 三菱电机株式会社 地图信息处理装置
JPWO2011092746A1 (ja) * 2010-01-29 2013-05-23 三菱電機株式会社 地図情報処理装置
WO2011092746A1 (ja) * 2010-01-29 2011-08-04 三菱電機株式会社 地図情報処理装置
JP2012203311A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Fujitsu Ltd 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP2012237921A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Seiko Epson Corp インタラクティブシステム、およびインタラクティブシステムの制御方法
JP2013037420A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Dainippon Printing Co Ltd コンテンツ表示システム、コンテンツ表示制御方法、コンテンツ表示制御装置、プログラム
JP2013178785A (ja) * 2013-03-13 2013-09-09 Mitsubishi Electric Corp 地図情報処理装置
JP2015045730A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社リコー 画像表示装置、画像表示システム、画像表示制御方法及び画像表示制御プログラム
JP2015096963A (ja) * 2014-12-24 2015-05-21 セイコーエプソン株式会社 インタラクティブシステム、プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2015146611A (ja) * 2015-03-17 2015-08-13 セイコーエプソン株式会社 インタラクティブシステム、およびインタラクティブシステムの制御方法
US10536627B2 (en) 2015-03-30 2020-01-14 Seiko Epson Corporation Display apparatus, method of controlling display apparatus, document camera, and method of controlling document camera
JP2016189517A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、書画カメラ、及び、書画カメラの制御方法
WO2016157803A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示装置の制御方法、書画カメラ、及び、書画カメラの制御方法
CN105227882B (zh) * 2015-09-25 2019-01-15 联想(北京)有限公司 一种显示方法及对应装置
CN105227882A (zh) * 2015-09-25 2016-01-06 联想(北京)有限公司 一种显示方法及对应装置
JPWO2019188046A1 (ja) * 2018-03-26 2021-02-12 富士フイルム株式会社 投影システム、投影制御装置、投影制御方法、投影制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005284874A (ja) プロジェクタおよびコマンド抽出方法
JP2009245392A (ja) ヘッドマウントディスプレイ及びヘッドマウントディスプレイシステム
US8827461B2 (en) Image generation device, projector, and image generation method
JP4283317B2 (ja) プロジェクタシステム
JP5943335B2 (ja) プレゼンテーション装置
JP4710734B2 (ja) ポインティング装置、ポインティング位置検出方法及びプログラム
JP2009100084A (ja) 情報処理装置、指示システム及び制御プログラム
JP5358548B2 (ja) ジェスチャ認識装置
CN107239178A (zh) 显示系统、信息处理装置、投影仪及信息处理方法
JP2010034820A (ja) プロジェクタ、プロジェクタの制御方法、及び、制御プログラム
JP4501701B2 (ja) 撮影装置、撮影装置の画像処理方法及びプログラム
US20060013508A1 (en) Projection apparatus and image acquisition method
JP2000259338A (ja) 入力システム、表示システム、プレゼンテーションシステム及び情報記憶媒体
US20110296297A1 (en) Display device, display method, and computer-readable non-transitory recording medium encoded with display program
JP2000013680A (ja) 赤目防止方法および画像処理装置
JP2009200846A (ja) 指示システム、指示プログラム及び指示装置
US20170270700A1 (en) Display device, method of controlling display device, and program
JP4932554B2 (ja) 文字入力システム、文字入力装置、文字入力方法、及びプログラム
JP2007219217A (ja) プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体
JP2007295399A (ja) 撮影投影制御装置、画像入出力装置、撮影投影制御方法及びプログラム
JP2010034720A (ja) 指示システム、指示装置、端末装置、指示プログラム及び端末用プログラム
JP2015156167A (ja) 画像投影装置、画像投影装置の制御方法、および画像投影装置の制御プログラム
JP2014167701A (ja) 投映制御装置
US20090096880A1 (en) Information processing apparatus, storing method, and computer readable recording medium
US11671568B2 (en) Method for controlling projector, and projector