JP2007295324A - 補聴器調整装置 - Google Patents

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裕史 古家一
Hiroshi Kondo
浩 近藤
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成清 藤井
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Yoshiyuki Yoshizumi
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Abstract

【課題】音響パラメーターを選択しやすく、調整のステップ数を減らすことができる補聴器調整装置を提供する。
【解決手段】補聴器調整装置1は少なくとも1つの音響パラメーター2と、音響パラメーターを表示する表示手段3と、表示手段3に表示された前記音響パラメーター2を変更するための変更手段5と、表示手段に表示されたカーソル4と、カーソルの位置を制御するカーソル制御手段6と、カーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段7と、カーソル4が変更手段5の表示される範囲に配置されたことを判定する判定手段8と、音響パラメーター2を選択する対象パラメーター選択手段9と、変化量入力手段10から変化量を受け付ける変化量指示手段11と、通信手段12を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、補聴器調整装置に関する。
従来、補聴器はアナログ回路を用いて、補聴機能を実現してきたが、近年は技術の発達によりデジタル化が進み、DSP(Digital Signal Processing)などによりデジタル信号処理を行い、補聴機能を実現する機器が多くなってきた。デジタル信号処理を用いた補聴器(以下デジタル補聴器)は音響特性を変更するための変更可能な音響パラメーターを複数有し、補聴器に接続した補聴器調整装置を操作することによりそれらの音響パラメーターを変更することができる。
従来の補聴器調整装置の音響パラメーターは、補聴器調整装置の画面上に配置されたスライダーコントロールやスピナに音響パラメーターを割り当て、補聴器調整装置の画面上でそれらを操作することにより、音響パラメーターを変更している(特許文献1参照)。
特許文献1記載の変数調整機構について、図11を用いて説明する。
変数調整機構100の表示画面上にはテキストボックス140、スライダーコントロール150、スピナ160が配置され、テキストボックス140に表示される表示値145とスライダーコントロール150、スピナ160は、ある変更可能な音響パラメーターに対応している。表示値145に対応した音響パラメーターの値は、スライダーコントロール150を調整ツマミ155をスライダーコントロールの矢印方向170、175に動かすことによって大・小に変更でき、それに伴い表示値145の表示も更新される。また、表示値145に対応した音響パラメーターの値は、スピナ160の矢印162および164をマウスでクリックすることによっても変更され、表示値145の表示もそれに伴って変更される。
特開2002−163052号公報
しかしながら、技術の発達によって、デジタル補聴器の性能も上がり、変更できる音響パラメーターの種類の数が増加してきている。補聴器調整装置の画面上に同時に多くの音響パラメーターを配置すればするほど、個々の音響パラメーターの表示が小さくなり、特許文献1に記載された方法では、調整したい音響パラメーターに対応するスライダーコントロール150の調節つまみ155やスピナ160に対して、小さな表示にカーソルを合わせるためにマウスでカーソルを移動させクリックすることが難しくなり、変更したい音響パラメーターと異なる場所をマウスでクリックしてしまい、行いたい操作と異なった操作をしてしまう可能性が高まるなど、作業性が悪く補聴器調整者(操作者)に負担がかかっている。
本発明は、音響パラメーターを選択しやすく、調整のステップ数を減らすことができ、補聴器調整者の補聴器調整時間を短縮することにより補聴器調整者の負担も軽減でき作業性のよい補聴器調整装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明の補聴器調整装置は、少なくとも1つ以上の音響パラメーターと、前記音響パラメーターを表示する表示手段を有し、前記表示手段に表示された前記音響パラメーターを変更するための少なくとも1つ以上の変更手段と、前記表示手段に表示されたカーソルと、前記カーソルの動作を制御するカーソル制御手段と、前記表示手段内における前記カーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段と、前記カーソルが前記変更手段の予め定められた表示範囲内に配置されたことを判定する判定手段と、変更可能な前記音響パラメーターを選択する対象パラメーター選択手段と、前記補聴器調整装置に変化量を入力する変化量入力手段と、変化量入力手段からの連続的な変化量を受け付ける変化量指示手段を備える。
この構成により、前記対象パラメーター選択手段により前記音響パラメーターが選択された状態で、前記変化量指示手段が変化量入力手段から変化量を受け付けると、前記音響パラメーターを変更し、前記通信手段を用いて補聴器を調整することができる。
また、前記対象パラメーター選択手段が選択した複数の音響パラメーターを記憶するための選択パラメーター記憶手段と、前記補聴器調整装置に入力する入力手段と、入力手段からの入力を受け付ける入力受付手段を有する。
この構成により、選択された複数の音響パラメーターを同時に変更することができる。
また、前記カーソルが前記変更手段の予め定められた表示範囲内に配置された時間を検出する配置時間検出手段と、前記対象パラメーターが選択した複数の音響パラメーターを記憶するための選択パラメーター記憶手段を有する。
この構成により、前記カーソル制御手段を用いて複数の変更手段を選択することができ、選択された複数の音響パラメーターを同時に変更することができる。
また、少なくとも1つ以上の前記変更手段は、個々に変化幅を設定できる変化幅設定手段を有する。
この構成により、一度の変更操作で複数の音響パラメーターを同時にそれぞれの変化幅に応じて変更することができる。
また、前記変化量入力手段からの連続的な変化量の変化速度を検出する変化速度検出手段を有し、前記変化速度検出手段が検出した変化速度に応じて音響パラメーターの変化幅を変更するパラメーター変化幅調整手段を有する。
この構成により、前記変化量指示手段の変化量の変化速度で音響パラメーターの変化幅を調節できる。
本発明の補聴器調整装置は、音響パラメーターを選択しやすく、調整のステップ数を減らすことができ、作業性がよく補聴器調整者の補聴器調整時間を短縮することにより、補聴器調整者の負担も軽減できる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における補聴器調整装置の概略図で、図2は補聴器調整装置の動作を説明するフローチャートである。
次に、図1と図2を使い、本実施の形態の補聴器調整装置1を説明する。
本実施の形態の補聴器調整装置1は、デジタル補聴器(音響特性を決定する音響パラメーターを係数デジタルデータとして保存する少なくとも1つ以上の記憶手段を有し、外部機器による前記係数デジタルデータの書き込み、読み込みを制御する通信手段を有する補聴器)を調整対象として、少なくとも1つ以上の音響パラメーター2を有し、音響パラメーター2は表示手段3によってディスプレイなどの補聴器調整装置1の画面上に表示される。補聴器調整装置1の画面上には、音響パラメーター2の他にマウスポインターなどのカーソル4とスライダーコントロール6aやスピナ6bなどの音響パラメーター2の変更手段5が表示される。補聴器調整装置1の画面上に表示されるカーソル4はマウスなどのカーソル制御手段6により画面上を動かすことができる。補聴器調整装置1の画面に表示されるカーソル4の位置情報はカーソル位置検出手段7により検出される。
カーソルを移動し、任意に選択した音響パラメータ2の変更手段5の占有領域5a(変更手段5の表示が、ソフト的に変更手段5であると認識される画面上の範囲。一般に、変更手段5の図(アイコン)表示そのものの範囲<占有領域5a)内で、クリックするなどして選択指示すると、カーソル位置検出手段7の検出したカーソル4の位置が変更手段5の表示範囲内(または占有領域5a内(以下同様で、いずれか一方で記載すること有り))であると判定手段8が判定を下すと、対象パラメーター選択手段9により、変更される音響パラメーター2が選択される。選択された音響パラメーター2は選択されていることがわかるように表示範囲(または占有領域5a)を点線で囲う、色を変える、輝度を変えるなどすることが好ましい。この状態で変化量指示手段11が、例えばホイールマウスのホイール回転動作など変化量入力手段10の入力を受け付けると(図2のS102)、補聴器調整装置1は対象パラメーター選択手段9により選択された音響パラメーター2に対応した変更手段5を選択し、音響パラメーター2の値をホイール回転動作などの変化量に応じて変更し、通信手段12を通して、補聴器の記憶手段13に記憶された音響パラメーター2を変更し、補聴器14の音響特性を変更する。
これにより、表示手段3の表示画面上での変更手段5(スライダーコントロール6aやスピナ6bなど)の表示された図よりも、変更手段が有する占有領域5aを広くすることで、音響パラメーター2を選択しやすくなり、変更するときのクリック動作などを減らすことができ、調整のステップ数を減らすことができ、作業性がよく補聴器調整者の補聴器調整時間を短縮することにより、補聴器調整者の負担も軽減できる便利な補聴器調整装置を提供することができる。
なお、本実施の形態では音響パラメーター2の変更手段5の説明にスライダーコントロール6aやスピナ6bを用いたが、補聴器調整装置1の表示手段3の画面上に表示されるつまみの図(アイコン)など音響パラメーターを変更する手段であれば良い。また、カーソルの制御手段6にマウスを用いて説明したが、ジョイスティックやノートパソコンのマウスパッドなどカーソルを制御できる手段であれば良い。また、変化量入力手段10をホイールマウスのホイール回転動作を用いて説明したが、ペンタッチやノートパソコンのマウスパッドのホイール回転動作など変化量入力ができる手段であれば良い。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態における補聴器調整装置の概略図で、図4は補聴器調整装置の動作を説明するフローチャートである。
次に、図3と図4を使い、本実施の形態の補聴器調整装置1を説明する。
本実施の形態の補聴器調整装置1は、少なくとも1つの音響パラメーター2を有し、音響パラメーター2は表示手段3によってディスプレイなどの補聴器調整装置1の画面上に表示される。補聴器調整装置1の画面上には、音響パラメーター2の他にマウスポインターなどのカーソル4とスライダーコントロール6aやスピナ6bなどの音響パラメーター2の変更手段5が表示される。補聴器調整装置1の画面上に表示されるカーソル4はマウスなどのカーソル制御手段6により画面上を動かすことができる。補聴器調整装置1の画面に表示されるカーソル4の位置情報はカーソル位置検出手段7により検出される。判定手段8が、カーソル位置検出手段7の検出した位置を変更手段5の表示範囲内であると判定を下した状態で(図4のS101)、入力手段16からクリック動作などの入力を入力受付手段15が受け付けると、対象パラメーター選択手段9により、変更される音響パラメーター2が選択される(図4のS104)。ここで、選択された音響パラメーター2がわかるように表示範囲を点線で囲うなどすることが好ましい。選択された音響パラメーター2を選択パラメーター記憶手段17が記憶する(図4のS105)。複数回上記の動作を繰り返し、1つ以上の音響パラメーター2(音響パラメーターa、b・・・)を選択パラメーター記憶手段17が記憶した状態で変化量指示手段11が例えばホイールマウスのホイール回転動作など変化量入力手段10からの変化量入力を受け付けると(図4のS102)、補聴器調整装置1は選択パラメーター記憶手段17に記憶された複数の音響パラメーター2にそれぞれ対応した複数の変更手段5(変更手段a、b・・・)を変更する(図4のS103)。変更手段5は音響パラメーター2を変更し、通信手段12を通して、補聴器の記憶手段13に記憶された音響パラメーター2を変更し、補聴器14の音響特性を変更する。
これにより、複数の音響パラメーター2を同時に変更でき、複数の音響パラメーターを個々に変更するよりもクリック動作などの回数を減らすことができ、補聴器調整者の調整時間を減らし、補聴器装用者に対しても作業性のよい補聴器調整装置を提供することができる。
なお、本実施の形態では音響パラメーター2の変更手段5の説明にスライダーコントロール6aやスピナ6bを用いたが、補聴器調整装置1の表示手段3の画面上に表示されるつまみなど音響パラメーターを変更する手段であれば良い。また、カーソルの制御手段にマウスを用いて説明したが、ジョイスティックやノートパソコンのマウスパッドなどカーソルを制御できる手段であれば良い。また、変化量入力手段10をホイールマウスのホイール回転動作を用いて説明したが、ペンタッチやノートパソコンのマウスパッドのホイール回転動作など変化量入力ができる手段であれば良い。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態における補聴器調整装置の概略図で、図6は補聴器調整装置の動作を説明するフローチャートである。
次に、図5と図6を使い、本実施の形態の補聴器調整装置1を説明する。
本実施の形態の補聴器調整装置1は、少なくとも1つ以上の音響パラメーター2を有し、音響パラメーター2は表示手段3によってディスプレイなどの補聴器調整装置1の画面上に表示される。補聴器調整装置1の画面上には、音響パラメーター2の他にマウスポインターなどのカーソル4とスライダーコントロール6aやスピナ6bなどの音響パラメーター2の変更手段5が表示される。補聴器調整装置1の画面上に表示されるカーソル4はマウスなどのカーソル制御手段6により画面上を動かすことができる。補聴器調整装置1の画面に表示されるカーソル4の位置情報はカーソル位置検出手段7により検出される。判定手段8が、カーソル位置検出手段7の検出した位置を変更手段5の表示範囲内であると判定を下した状態で(図6のS101)、配置時間検出手段18が変更手段5の表示範囲内にカーソル4が配置されている時間を検出し、予め定められた時間より長い場合、対象パラメーター選択手段9により、変更される音響パラメーター2が選択される(図6のS106)。ここで、選択された音響パラメーター2がわかるように表示範囲を点線で囲うなどすることが好ましい。選択された音響パラメーター2を選択パラメーター記憶手段17が記憶する(図6のS105)。複数回上記の動作を繰り返し、1つ以上の音響パラメーター2を選択パラメーター記憶手段17が記憶した状態で変化量指示手段11が例えばホイールマウスのホイール回転動作など変化量入力手段10からの変化量入力を受け付けると(図6のS102)、補聴器調整装置1は選択パラメーター記憶手段17に記憶された1つ以上の音響パラメーター2にそれぞれ対応した複数の変更手段5を変更する(図4のS103)。変更手段5は音響パラメーター2を変更し、通信手段12を通して、補聴器の記憶手段13に記憶された音響パラメーター2を変更し、補聴器14の音響特性を変更する。
これにより、音響パラメーター2の選択を簡単にでき、複数の音響パラメーター2を同時に変更できる。その結果、複数の音響パラメーターを個々に変更するよりもクリック動作などを減らすことができ、補聴器調整者の調整時間を減らし、補聴器装用者に対しても便利な補聴器調整装置を提供することができる。
なお、本実施の形態では音響パラメーター2の変更手段5の説明にスライダーコントロール6aやスピナ6bを用いたが、補聴器調整装置1の表示手段3の画面上に表示されるつまみなど音響パラメーター2を変更する手段であれば良い。また、カーソル4の制御手段にマウスを用いて説明したが、ジョイスティックやノートパソコンのマウスパッドなどカーソル4を制御できる手段であれば良い。また、変化量入力手段10をホイールマウスのホイール回転動作を用いて説明したが、ペンタッチやノートパソコンのマウスパッドのホイール回転動作など変化量入力10ができる手段であれば良い。
(第4の実施の形態)
図7は、本発明の第4の実施の形態における補聴器調整装置の概略図で、図8は補聴器調整装置の動作を説明するフローチャートである。
次に、図7と図8を使い、本実施の形態の補聴器調整装置1を説明する。
本実施の形態の補聴器調整装置1は、少なくとも1つ以上の音響パラメーター2を有し、音響パラメーター2は表示手段3によってディスプレイなどの補聴器調整装置1の画面上に表示される。補聴器調整装置1の画面上には、音響パラメーター2の他にマウスポインターなどのカーソル4とスライダーコントロール6aやスピナ6bなどの音響パラメーター2の変更手段5が表示される。変更手段5は、スライダーコントロール6aの上部に音響パラメーター2を変更するときの変化幅を設定できるテキストボックスなどの変化幅設定手段19を持っている。補聴器調整装置1の画面上に表示されるカーソル4はマウスなどのカーソル制御手段6により画面上を動かすことができる。補聴器調整装置1の画面に表示されるカーソル4の位置情報はカーソル位置検出手段7により検出される。判定手段8が、カーソル位置検出手段7の検出した位置を変更手段5の表示範囲内であると判定を下した状態で(図8のS101)、入力手段16からクリック動作などの入力を入力受付手段15が検出すると(図8のS104)、対象パラメーター選択手段9により、変更される音響パラメーター2が選択される(図8のS104)。ここで、選択された音響パラメーター2がわかるように表示範囲を点線で囲うなどすることが好ましい。複数回上記作業を繰り返し、選択された複数の音響パラメーター2を選択パラメーター記憶手段15が記憶する(図8のS105)。1つ以上の音響パラメーター2を選択パラメーター記憶手段15が記憶した状態で変化量指示手段11が、例えばホイールマウスのホイール回転動作など変化量入力手段10からの変化量入力を受け付けると(図8のS102)、補聴器調整装置1は選択パラメーター記憶手段17に記憶された1つ以上の音響パラメーター2に対応した変更手段5をあらかじめ変化幅設定手段19で設定された変化幅で変更する(図8のS107)。変更手段5は音響パラメーター2を変更し、通信手段12を通して、補聴器の記憶手段13に記憶された音響パラメーター2を変更し、補聴器14の音響特性を変更する。
これにより、1つ以上の音響パラメーター2を同時に異なった変化幅で変更でき、1回のホイール動作で音響パラメーターの様々な変更ができ、補聴器調整者がより少ない動作で補聴器を調整できる効果がある。
なお、本実施の形態では、カーソルの制御手段にマウスを用いて説明したが、ジョイスティックやノートパソコンのマウスパッドなどカーソルを制御できる手段であれば良い。また、変化量入力手段10をホイールマウスのホイール回転動作を用いて説明したが、ペンタッチやノートパソコンのマウスパッドのホイール回転動作など変化量入力ができる手段であれば良い。
音響パラメーター2の変更手段5の説明にスライダーコントロール6aやスピナ6bを用いたが、キーボードなど音響パラメーターを変更する手段であれば良い。
(第5の実施の形態)
図9は、本発明の第5の実施の形態における補聴器調整装置の概略図で、図10は補聴器調整装置の動作を説明するフローチャートである。
次に、図9と図10を使い、本実施の形態の補聴器調整装置1を説明する。
本実施の形態の補聴器調整装置1は、少なくとも1つ以上の音響パラメーター2を有し、音響パラメーター2は表示手段3によってディスプレイなどの補聴器調整装置1の画面上に表示される。補聴器調整装置1の画面上には、音響パラメーター2の他にマウスポインターなどのカーソル4とスライダーコントロール6aやスピナ6bなどの音響パラメーター2の変更手段5が表示される。補聴器調整装置1の画面上に表示されるカーソル4はマウスなどのカーソル制御手段6により画面上を動かすことができる。補聴器調整装置1の画面に表示されるカーソル4の位置情報はカーソル位置検出手段7により検出される。判定手段8が、カーソル位置検出手段7の検出した位置を変更手段5の表示範囲内であると判定を下すと(図10のS101)、対象パラメーター選択手段9により、変更される音響パラメーター2が選択される(図8のS104)。ここで、選択された音響パラメーター2がわかるように表示範囲を点線で囲うなどすることが好ましい。音響パラメーター2を対象パラメーター選択手段9が選択した状態で変化量指示手段11が例えばホイールマウスのホイール回転動作など変化量入力手段10からの変化量入力を受け付けると(図10のS102)、ホイールマウスのホイール回転動作の速度を変化速度検出手段20が検出する。パラメーター変化幅調整手段21は、変化速度検出手段20が検出したホイールマウスのホイール回路の速度から変化幅を決定し、パラメーター変化幅調整手段21が決定した変化幅で音響パラメーター2に対応した変更手段5を変更する(図8のS108)。変更手段5は音響パラメーター2を変更し、通信手段12を通して、補聴器の記憶手段13に記憶された音響パラメーター2を変更し、補聴器14の音響特性を変更する。
これにより、ホイールマウスのホイール動作で音響パラメーター2の粗調整と微調整の両方できる補聴器調整装置を提供することができ、クリック動作を減らし、補聴器の調整値の変更が容易な補聴器調整装置を提供できる。
なお、本実施の形態では、請求項1記載の補聴器調整装置を例に説明を行ったが、請求項2または3記載の補聴器調整装置でも良い。音響パラメーター2の変更手段5の説明にスライダーコントロール6aやスピナ6bを用いたが、補聴器調整装置1の表示手段3の画面上に表示されるつまみなど音響パラメーターを変更する手段であれば良い。また、カーソルの制御手段にマウスを用いて説明したが、ジョイスティックやノートパソコンのマウスパッドなどカーソルを制御できる手段であれば良い。また、変化量入力手段10をホイールマウスのホイール回転動作を用いて説明したが、ペンタッチやノートパソコンのマウスパッドのホイール動作など変化量入力ができる手段であれば良い。また、変化速度検出手段20がホイールの回転速度を検出すると説明したが、ホイールの回転速度だけではなく、ペンタッチやノートパソコンのマウスパッドのホイール動作など変化量の速度がわかるものであれば良い。
以上のように、本発明にかかる補聴器調整装置は、音響パラメーターを選択しやすく、補聴器の調整のステップ数を減らすことができ、補聴器調整者の補聴器調整時間を短縮するという効果を有し、補聴器調整装置などに用いる音響パラメーターの変更などに有効である。また、本発明は、補聴器に限らず、調整装置の画面上でパラメーターを変更するものに使っても良い。
本発明の第1の実施の形態における補聴器調整装置の概略ブロック図 (a)本発明の第1の実施の形態における補聴器調整装置のフローチャート(b)フローチャートのステップに対応した表示画面イメージ図 本発明の第2の実施の形態における補聴器調整装置の概略ブロック図 (a)本発明の第2の実施の形態における補聴器調整装置のフローチャート(b)フローチャートのステップに対応した表示画面イメージ図 本発明の第3の実施の形態における補聴器調整装置の概略ブロック図 (a)本発明の第3の実施の形態における補聴器調整装置のフローチャート(b)フローチャートのステップに対応した表示画面イメージ図 本発明の第4の実施の形態における補聴器調整装置の概略ブロック図 (a)本発明の第4の実施の形態における補聴器調整装置のフローチャート(b)フローチャートのステップに対応した表示画面イメージ図 本発明の第5の実施の形態における補聴器調整装置の概略ブロック図 本発明の第5の実施の形態における補聴器調整装置のフローチャート 従来技術の補聴器調整装置のブロック図
符号の説明
1 補聴器調整装置
2 音響パラメーター
3 表示手段
4 カーソル
5 変更手段
6 カーソル制御手段
6a スライダーコントロール
6b スピナ
7 カーソル位置検出手段
8 判定手段
9 対象パラメーター選択手段
10 変化量入力手段
11 変化量指示手段
12 通信手段
13 記憶手段
14 補聴器
15 入力受付手段
16 入力手段
17 選択パラメーター記憶手段
18 配置時間検出手段
19 変化幅設定手段
20 変化速度検出手段
21 パラメーター変化幅調整手段

Claims (5)

  1. 補聴器の音響パラメーターのデジタルデータを設定する補聴器調整装置において、前記補聴器調整装置は少なくとも1つの前記音響パラメーターと、前記音響パラメーターを表示する表示手段を有し、前記表示手段に表示された前記音響パラメーターを変更するための少なくとも1つの変更手段と、前記表示手段に表示されたカーソルと、前記カーソルの動作を制御するカーソル制御手段と、前記表示手段内における前記カーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段と、前記カーソルが前記変更手段の予め定められた表示範囲内に配置されたことを判定する判定手段と、変更可能な前記音響パラメーターを選択する対象パラメーター選択手段と、前記補聴器調整装置に変化量を入力する変化量入力手段と、変化量入力手段からの連続的な変化量を受け付ける変化量指示手段を備えたことを特徴とする補聴器調整装置。
  2. 前記対象パラメーター選択手段が選択した複数の音響パラメーターを記憶するための選択パラメーター記憶手段と、前記補聴器調整装置に指示を入力する入力手段と、入力手段からの入力を受け付ける入力受付手段を有し、選択された複数の音響パラメーターを同時に変更できることを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  3. 前記カーソルが前記変更手段の予め定められた表示範囲内に配置された時間を検出する配置時間検出手段と、前記対象パラメーターが選択した複数の音響パラメーターを記憶するための選択パラメーター記憶手段を有し、選択された複数の音響パラメーターを同時に変更できることを特徴とする請求項1記載の補聴器調整装置。
  4. 少なくとも1つ以上の前記変更手段は、個々に変化幅を設定できる変化幅設定手段を有することを特徴とする請求項2または3記載の補聴器調整装置。
  5. 前記変化量入力手段からの連続的な変化量の変化速度を検出する変化速度検出手段を有し、前記変化速度検出手段が検出した変化速度に応じて音響パラメーターの変化幅を変更するパラメーター変化幅調整手段を備えることを特徴とする請求項1または2または3記載の補聴器調整装置。
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