JP2007294230A - 導光板および平面照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源からの強い光や指向性を有する光源等の映り込みを回避する。
【解決手段】導光板2は、光を導く入射端面部3、当該光を出射する表面部5または/および裏面部6、これら表面部5と裏面部6とに交わる側面部9を有して薄板状矩形立方体形状を成し、表面部5または/および裏面部6には入射端面部3から任意の距離の間に円弧状や楕円状の凸状部7や凹状部8を並列に並設するとともに微細な光制御要素10を設ける。これにより、入射端面部3近傍の高輝度の光を、入射端面部3から離れた位置に反射する。また、凸状部7や凹状部8の両壁面によって入射端面部3から偏移した離れた位置に光を反射したり屈折し、偏向して出射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、導光板の表面部や裏面部の入射端面部から任意の距離にドット状の凸状部や凹状部を並列に並設し、入射端面部近傍に光源からの強い光の映り込みを回避するとともに導光板の側面近傍に光源を備える場合において光源が少ない時による導光板の入射端面部付近の両端部での暗部発生を回避することができる導光板および平面照明装置に関するものである。
従来の導光板および平面照明装置では、導光板の出射面と反対側に白色の光散乱剤を印刷する場合に入射端面部から遠ざかるほど印刷部を増加させたり、導光板に凸凹等のドットを設ける場合でも入射端面部から遠ざかるほどドットを増加させていた。
また、従来の光源がLED等の点光源を用いた平面照明装置は、導光板の側面にLEDを複数並べ、これらLEDに対向する位置の導光板の入射端面部にプリズム等の凸や凹の形状を設け、導光板の両端隅部分的まで光線が達するようにしたものが知られている。
特開2003−029260号公報
上述した従来の導光板および平面照明装置では、導光板の出射面と反対側に白色の光散乱剤を印刷する場合に入射端面部から遠ざかるほど印刷部を増加させたり、導光板に凸凹等のドットを設ける場合でも入射端面部から遠ざかるほどドットを増加させているが、導光板に入射した光は、屈折角γが0≦|γ|≦Sin-1(1/n)を満たす範囲で導光板内に進む。例えば一般の導光板に使用されている樹脂材料であるアクリル樹脂の屈折率はn=1.49程度であるので、最大入射角は、入射端面部の表面部方向から裏面部方向への光および裏面部方向から表面部方向への光が入射角90°となる。また、入射端面部で屈折する屈折角γは、γ=0〜±42°程度の範囲内になる。
但し、表面部近傍では裏面部方向のみのγ=−42°のみ、裏面部近傍では表面部方向のみのγ=+42°のみとなる。
さらに、屈折角γ=0〜±42°の範囲内で導光板内に入射した光は、導光板と空気層(屈折率n=1)との境界面において、Sinα=(1/n)により臨界角を表わすことができる。例えば一般の導光板に使用されている樹脂材料であるアクリル樹脂の屈折率はn=1.49程度であるので、臨界角αはα=42°程度になる。そして、導光板の表面部や裏面部に光線を偏向する凸や凹等が無かったり、臨界角αを越えなければ、導光板内の光は表面部や裏面部で全て全反射しながら反入射端面部方向へ進むことになる。
このように、導光板の表面部や裏面部に溝や凸や凹等の光を偏向させるものがあったり、導光板が入射端面部から離れる程導光板の厚さが薄くなる様な楔形状の場合には、表面部や裏面部から臨界角αを破り出射し、凸や凹等が一様に表面部や裏面部に分布しているために導光板全体を出射面から観測すると入射端面部の近傍で光源の形状が(映り込み)見えてしまう課題がある。また、線状の光源の場合には、線(輝線)が入射端面部の近傍で見えてしまう課題がある。
また、図7(b)に示すように、導光板が楔形状の場合、入射端面部から入射端面部の反対方向に向かう光のテーパーリークを利用する方法では、入射端面部の近傍で直ちに臨界角を破り、即ちテーパーリークによって高輝度な出射がなされる。況して高輝度で指向性の強い出射光のため、光源全体、例えば半導体発光素子(LED)の光源の場合には半導体発光素子自身の形状64が出射面から観測(映り込み)されてしまう課題がある。
さらに、上記のように導光板の厚さを入射端面部から離れるほど厚さを薄くした導光板では、半導体発光素子自身の形状が出射面から観測されてしまうのを回避するために入射端面部近傍を実際には利用しないで用いる。このため、平面照明装置の必要面積以上に大きな導光板を使用しなければならない課題がある。
また、従来の光源にLED等の点光源を用いた平面照明装置は、導光板の入射端面部にLEDを複数並べ、これらLEDに対向する位置の導光板の入射端面部にプリズム等の凸や凹の形状を設けた構成では、光源が点光源であるために光ビーム強度分布が円状や楕円状である。このため、光源の左右方向に光を分散させて導光板全体から均一に出射させる目的で光源に対向する導光板の入射端面部にプリズム加工を施しているが、隣り合っているLED等の光源の光が重なり合って輝度の斑が発生してしまう課題がある。
さらに、従来の導光板と、1つのLED等の点光源を入射端面部の中心に用いた平面照明装置では、図7(a)および図7(b)に示すように、LED等の半導体発光素子の光源91では指向性を有するために光束が狭い範囲で反入射端面部41方向に進むとともに入射端面部31から反入射端面部41方向に進む間に臨界角を破り出射してしまう。このために、入射端面部31の両端部分(入射端面部31と入射光線L0との間)が暗部となってしまう課題がある。
(発明の目的)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、入射端面部から任意の距離の間に円弧状、楕円状、三角柱、四角柱などの凸状部または凹状部を単独や組み合わせて、入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲で並列に並設するとともに表面部や裏面部には微細な光制御要素を設けて、入射端面部近傍に光源からの強い光を、より入射端面部から遠くへ反射したり、入射端面部近傍で裏面部の外部に屈折出射させたりして入射端面部近傍に光源からの強い光や指向性を有する半導体発光素子の光源等の映り込みを回避することができる導光板および平面照明装置を提供することにある。
また、凸状部や凹状部を入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲で並列に並設することによって導光板の側面近傍に光源が少ない時による導光板の入射端面部付近の両端部での暗部発生を回避することができる導光板および平面照明装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る導光板は、光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部を有して、薄板状矩形立方体形状を成し、表面部または/および裏面部には入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けることを特徴とする。
請求項1に係る導光板は、光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部を有して、薄板状矩形立方体形状を成し、表面部または/および裏面部には入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けるので、入射端面部近傍の高輝度の光を入射端面部から離れた位置に反射したり、屈折して偏向して出射することができる。
また、請求項2に係る導光板は、凸状部または凹状部を、入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲に設けることを特徴とする。
請求項2に係る導光板は、凸状部または凹状部を、入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲に設けるので、凸状部や凹状部を並設して並列するピッチによってモアレの発生を入射端面部に対してある角度で振ることによって防ぐことができる。
また、導光板の上部にプリズムシート等を用いた(1枚および2枚)時もモアレの発生を防ぐことができる。
さらに、請求項3に係る導光板は、凸状部または凹状部を、円弧状、楕円状、三角柱、四角柱の形状で単独または組み合わせて設けることを特徴とする。
請求項3に係る導光板は、凸状部または凹状部を、円弧状、楕円状、三角柱、四角柱の形状で単独または組み合わせて設けるので、凸状部や凹状部の入射光に対して左右の壁の形状により偏向方向を変えることができる。
さらに、これらを組み合わせた時には同方向線上からの光でも固有の形状によって異なる方向へ偏向することができる。
また、請求項4に係る導光板は、凸状部または凹状部を、高さまたは深さを2μm〜15μmならびに幅または直径を5μm〜50μmおよび間隔を10μm〜100μmの範囲で設けることを特徴とする。
請求項4に係る導光板は、凸状部または凹状部を、高さまたは深さを2μm〜15μmならびに幅または直径を5μm〜50μmおよび間隔を10μm〜100μmの範囲で設けるので、例えば入射端面部に対し略直角方向に並列等した場合にモアレの発生等を防止するために間隔をある程度確保し、間に微細な光制御要素を設けることができる。
また、導光板の幅や長さおよび厚さ等の寸法によって大きさや密度を調整することができる。
さらに、請求項5に係る平面照明装置は、光源と、
光源からの光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部を有した薄板状矩形立方体形状を成し、表面部または/および裏面部には入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けた導光板とを少なくとも備えたことを特徴とする。
請求項5に係る平面照明装置は、光源と、
光源からの光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部を有した薄板状矩形立方体形状を成し、表面部または/および裏面部には入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けた導光板とを少なくとも備えたので、入射端面部近傍の高輝度の光を入射端面部から離れた位置に反射するとともに凸状部や凹状部の両壁面によって入射端面部から偏移した離れた位置に反射したり、屈折して偏向して出射することができる。
また、請求項6に係る平面照明装置は、さらに、導光板の上方にプリズム体を設けたことを特徴とする。
請求項6に係る平面照明装置は、さらに、導光板の上方にプリズム体を設けたので、凸状部や凹状部によって偏向され利用され難い光を集光させることができる。
以上のように、請求項1に係る導光板は、光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部を有して、薄板状矩形立方体形状を成し、表面部または/および裏面部には入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けるので、入射端面部近傍の高輝度の光を入射端面部から離れた位置に反射するとともに凸状部や凹状部の両壁面によって入射端面部から偏移した離れた位置に反射したり、屈折して偏向して出射することができる。
そのため、光量をコントロールすることができるとともに光源の映り込みが無く、入射端面部近傍の入射端面部の両端をも暗部がなく明るく均一な出射光を得ることができ、その分実際に使用でき得る導光板の面積が大きく取れ、さらに光源が並列(アレー状)に設けてあっても互いに隣り合う光源からの光を重ならずに輝度斑の発生を防ぐことができる。
請求項2に係る導光板は、凸状部または凹状部を、入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲に設けるので、凸状部や凹状部を並設して並列するピッチによってモアレの発生を入射端面部に対してある角度で振ることによって防ぐことができる。
また、導光板の上部にプリズムシート等を用いた(1枚および2枚)時もモアレの発生を防ぐことができる。
そのために、見やすい出射光を得ることができるとともにあらゆる寸法の導光板にも対応することができる。
請求項3に係る導光板は、凸状部または凹状部を、円弧状、楕円状、三角柱、四角柱の形状で単独または組み合わせて設けるので、凸状部や凹状部の入射光に対して左右の壁の形状により偏向方向を変えることができる。
さらに、これらを組み合わせた時には同方向線上からの光でも固有の形状によって異なる方向へ偏向することができる。
そのために、入射端面部近傍での高輝度の出射光や半導体発光素子自身等の光源の形状が出射面から観測(映り込み)や輝度斑が無く、さらにモアレの発生を防止することができ見やすい出射光を得ることができる。
請求項4に係る導光板は、凸状部または凹状部を、高さまたは深さを2μm〜15μmならびに幅または直径を5μm〜50μmおよび間隔を10μm〜100μmの範囲で設けるので、例えば入射端面部に対し略直角方向に並列等した場合にモアレの発生等を防止するために間隔をある程度確保し、間に微細な光制御要素を設けることができる。
そのために、微細な光制御要素によってモアレの発生を防止することができる。
また、導光板の幅や長さおよび厚さ等の寸法によって大きさや密度を調整することができる。
そのために、どの様な導光板にも対応することができる。
請求項5に係る平面照明装置は、光源と、
光源からの光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部を有した薄板状矩形立方体形状を成し、表面部または/および裏面部には入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けた導光板とを少なくとも備えたので、入射端面部近傍の高輝度の光を入射端面部から離れた位置に反射するとともに凸状部や凹状部の両壁面によって入射端面部から偏移した離れた位置に反射したり、屈折して偏向して出射することができる。
そのために、指向性の強い光源でも入射端面部近傍での高輝度の出射光や半導体発光素子自身等の光源の形状が出射面から観測(映り込み)や輝度斑が無く、さらにモアレの発生を防止することができ見やすい出射光を得ることができる。
さらに、光量をコントロールすることができるとともに入射端面部近傍の入射端面部の両端をも暗部がなく明るく均一な出射光を得ることができ、その分実際に使用でき得る導光板の面積が大きく取れる。
請求項6に係る平面照明装置は、さらに、導光板の上方にプリズム体を設けたので、凸状部や凹状部によって偏向され利用され難い光を集光させることができる。
そのために、平面照明装置全体からの出射光を明るくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
なお、本発明は、導光板の表面部や裏面部に円弧状、楕円状、三角柱、四角柱などの凸状部や凹状部を入射端面部から任意の距離の間に入射端面部に対し略直角方向〜左右45°範囲に並列に並設するとともに表面部や裏面部には微細な光制御要素を設けて入射端面部近傍の高輝度の光を入射端面部から離れた位置に反射するとともに凸状部や凹状部の両壁面によって入射端面部から偏移した離れた位置に反射したり、屈折して偏向して出射し光源の映り込みが無く、モアレの発生を防止でき、入射端面部近傍の入射端面部の両端をも暗部がなく明るく均一な出射光を得ることができ、さらに光源が並列(アレー状)に設けてあっても互いに隣り合う光源からの光を重ならずに輝度斑の発生を防ぐことができ、特に指向性の強い光源の出射光に対して有効であり、光量をコントロールすることができる導光板および平面照明装置を提供するものである。
図1は本発明に係る平面照明装置の略斜視図、図2は本発明に係る導光板の略斜視図、図3および図4は本発明に係る導光板の裏面部の略部分図、図5および図6は本発明に係る導光板の部分略断面図および軌跡図である。
である。
図1に示すように、平面照明装置1は、導光板2と光源11と反射体12から構成されている。
導光板2は、屈折率が1.4〜1.7程度の透明なアクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(PC)等で形成される。図1に示すように、導光板2は、光源11からの光を導く入射端面部3と、この入射端面部3と反対側に位置する反入射端面部4と、光を出射する表面部5と、この表面部5と反対側に位置する裏面部6と、これら表面部5と裏面部6とに略直角に接続する側面部9とからなる。そして、詳細には図示はしないが、導光板2の表面部5には、例えば特開2003−035824号公報などに記載されたもの等の加工が施され、光を全反射や屈折する光制御要素10が設けられている。
尚、ここでは入射端面部3に矩形形状の導光板2の1側面を用いているが、入射端面部3は導光板2の周辺側のどこでも良く、形状も規定していない。
また、導光板2は、表面部5と裏面部6との間の間距離(導光板2の厚さ)が入射端面部3と反入射端面部4とが同じな均一な厚さであるが、これに限定されるものではない。すなわち、導光板2としては、入射端面部3で最大(厚く)になり、入射端面部3から最大離距離(入射端面部3の反対側に位置する反入射端面部4)において間距離(厚さ)が最小(薄く)になるような形状、入射端面部3で最小(薄く)になり、入射端面部3から最大離距離(入射端面部3の反対側に位置する反入射端面部4)において間距離(厚さ)が最大(厚く)になるような形状であっても良い。
さらに、導光板2の裏面部6には、入射端面部3から反対方向(反入射端面部4)に楕円状の凸状部7を任意の距離まで並設し、これら並設した凸状部7を側面部9方向に間隔を持って並列に設ける。また、導光板2の表面部5や裏面部6には微細な光制御要素10を設ける。
なお、これら表面部5や裏面部6および凸状部7の表面や図示しない凹状部の表面は鏡面をなしている。
また、導光板2の入射端面部3から入射した光は、屈折角γが0≦|γ|≦Sin-1(1/n)を満たす範囲で導光板2内に進む。例えば一般の導光板2に使用されている樹脂材料であるアクリル樹脂の屈折率はn=1.49程度であるので、最大入射角は、入射端面部3の表面部5方向から裏面部6方向への光および裏面部6方向から表面部5方向への光が入射角90°となる。そして、入射端面部3で屈折する屈折角γはγ=0〜±42°程度の範囲内になる。
特に入射端面部3近傍での表面部5近傍では裏面部6方向のみのγ=−42°のみ、裏面部6近傍では表面部5方向のみの+42°のみとなる。
さらに、屈折角γ=0〜±42°の範囲内で導光板2内に入射した光は、導光板2と空気層(屈折率n=1)との境界面において、Sinα=(1/n)により臨界角を表わすことができる。例えば一般の導光板2に使用されている樹脂材料であるアクリル樹脂の屈折率はn=1.49程度であるので、臨界角αはα=42°程度になる。そして、導光板2の表面部5や裏面部6に光線を偏向する凸や凹等が無かったり、臨界角αを越えなければ導光板2内の光は表面部5や裏面部6で全て全反射しながら反入射端面部4方向へ進むことになる。
凸状部7は、楕円状(略蒲鉾型)を成し、入射端面部3から垂直に接続され、反入射端面部4方向に並設され、互いに間隔を有して側面部9方向に並列に設けてある。
尚、ここでは凸状部7が入射端面部3から垂直に接続(同一面)されているが、入射端面部3とは分離され入射端面部3からやや離れた位置に設けても良く、これら凸状部7の両端部分は平面でなく丸みを有した曲面から成る。
また、ここでは凸状部7を裏面部6のみに設けたが、表面部5のみに設けたり表面部5と裏面部6との両面に設けても良い。
さらに、ここでは凸状部7のみを設けたが、凹状部8を設けても良く、またこれら凸状部7と凹状部8とを組み合わせても良い。
また、凸状部7cは、図2に示すように、三角柱状を成し、入射端面部3から垂直に接続され、反入射端面部4方向に並設され、互いに間隔を有して側面部9方向に並列に設けることができる。
尚、ここでは凸状部7cが凸状部7と同様に入射端面部3から垂直に接続(同一面)されているが、入射端面部3とは分離され入射端面部3からやや離れた位置に設けても良く、これら凸状部7cの両端部分は平面でなく丸みを有した曲面から成る。
また、凸状部7や凹状部8は、図3に示すような形状とすることができる。図3(a)は、入射端面部3から楕円状7を反入射端面部4方向へ2つ並設し、互いに間隔を持って並列に設けたものである。
同様に、図3(b)は、円弧状7bを入射端面部3から反入射端面部4方向へ4つ並設し、互いに間隔を持って並列に設けたものである。
さらに、図3(c)は、1つの楕円状7を入射端面部3から垂直に接続し、反入射端面部4方向へ2つの楕円状7の間に1つの円弧状7bを並設し、互いに間隔を持って並列に設けたものである。
また、図3(d)は、1つの楕円状7を入射端面部3から垂直に接続し、反入射端面部4方向へ2つの楕円状7の間に2つの円弧状7bを並設し、互いに間隔を持って並列に設けたものである。
さらに、図4に示すように、凸状部7や凹状部8を、入射端面部3に対し左右45°以内の傾斜範囲に設けることができる。
図4(a)は、入射端面部3から楕円状7を反入射端面部4方向へ傾斜角度を持って2つ並設し、さらにこの2つの楕円状8に円弧状7bを並設し、これらを互いに間隔を持って並列に設けたものである。
また、図4(a)において、側面部9に近い位置では、反入射端面部4方向へ傾斜角度を持って円弧状7bを並設し、同様に並列に設けたものである。
さらに、図4(b)は、両側面部9から同距離の中心位置の入射端面部3近傍から反入射端面部4方向に2つの円弧状7bを並設し、この2つの円弧状7bを中心として両側面部9方向へ左右に入射端面部3から楕円状7を反入射端面部4方向へ左右対称に傾斜角度を持って2つ並設し、これらを互いに間隔を持って並列に設けたものである。
また、両側面部9近傍では、互いに側面部9方向に傾き楕円状7と円弧状7bとを並設し、これら互いに間隔を持って並列に設けたものである。
尚、図示はしないが、楕円状7や円弧状7bに限らず、三角柱や四角柱等の凸状部7や凹状部8を用いても良い。
さらに、図示はしないが、本発明の導光板2の表面部5や裏面部6には、光制御要素10を導光板2の形状に対応させて数量または面積が増加するように設ける。
ここで図5に凸状部7に対する光の軌跡を示す。
入射端面部3から導光板2内に入射した光は、屈折し、屈折角γ=0〜±42°程度の範囲内で反入射端面部4方向に進む。ここでは裏面部6方向に屈折角γ=−42°の光L01が裏面部6の楕円状7に進み、楕円状7で全反射を起こし、反射光Lr17として表面部5方向に進む。
同様に光線L02は楕円状7に進み、楕円状7で全反射を起こし、反射光Lr27としてやや低い角度で表面部5方向に全反射する。
このように、楕円状7の底部(頂部)は、裏面部6に対し同等な入射面であるので、大部分の入射光を表面部5方向に全反射する。
同様に光線L03は曲率半径の大きな円弧状7bに進み、円弧状7bで全反射を起こし、反射光Lr37として表面部5方向に進む。
また、光線L04は曲率半径の小さな円弧状7bに進み、円弧状7bで屈折し、屈折光Lt7として裏面部6の外部に出射する。
このように、円弧状7bの曲率半径に依存し、曲率半径の大きな円弧状7bでは表面部5方向に全反射し、曲率半径の小さな円弧状7bでは屈折する。そして、裏面部6の外部に出射する様に円弧状7bに向かう入射角に接する面が入射角よりも6°程度小さな入射角になる様な場合には臨界角α=42°を破って外部に出射する。
尚、図5のでは全て裏面部6方向に屈折角γ=−42°の光で示したが、この屈折角よりも小さい屈折角では、裏面部6に対して入射角が大きくなるので、より全反射しやすい。
次に、図6に凹状部8に対する光の軌跡を示す。
入射端面部3から導光板2内に入射した光は、屈折し、屈折角γ=0〜±42°程度の範囲内で反入射端面部4方向に進む。ここでは裏面部6方向に屈折角γ=−42°の光L01が裏面部6の楕円状8に進み、楕円状8で全反射を起こし、反射光Lr31として表面部5方向に進む。
同様に光線L02は楕円状8の円弧部に進み、楕円状8で屈折し、屈折光Lt81として再度楕円状8の端部に進み、楕円状8で再度屈折し、屈折光Lttとして導光板2の内部に進む。さらに屈折光Lttは、裏面部6の鏡面によって全反射を行い、反射光Lrrとして表面部5方向に進む。
このように、楕円状8の底部(頂部)は、裏面部6に対し同等な入射面であるので、大部分の入射光を表面部5方向に全反射し、楕円状8の端部の円弧部分では屈折する。
同様に光線L03は曲率半径の大きな円弧状8bに進み、円弧状8bで全反射を起こし、反射光Lr38として表面部5方向に進む。
また、光線L04は曲率半径の小さな円弧状8bに進み、円弧状8bで屈折し、屈折光Lt8として裏面部6の外部に出射する。
このように、円弧状8bの曲率半径に依存し、曲率半径の大きな円弧状8bでは表面部5方向に全反射し、曲率半径の小さな円弧状8bでは屈折する。そして、裏面部6の外部に出射する様に円弧状7bに向かう入射角に接する面が入射角よりも6°程度小さな入射角になる様な場合には臨界角α=42°を破って外部に出射する。
尚、図6の例では、全て裏面部6方向に屈折角γ=−42°の光で示したが、この屈折角よりも小さい屈折角では、裏面部6に対して入射角が大きくなるので、より全反射しやすい。
また、上記の説明は裏面部6に設けた凸状部7や凹状部8であるが、図5や図6を上下逆にすれば表面部5にこれら凸状部7や凹状部8を設けたものと同じになり、作用および効果が同様な結果となるのでここでは説明を省略する。
さらに、図5や図6は光線の軌跡の説明の為であって、導光板2に設けた凸状部7や凹状部8の位置は図1〜図4までとは異なっている。
尚、図5および図6に示した光線の軌跡は凸状部7や凹状部8の楕円状7、円弧状7bおよび楕円状8、円弧状8b等の底部や頂部(中心位置)に対応したものである。これら凸状部7や凹状部8の両(壁面)辺部(光線の進行する両辺(左右)方向)に光が進行した場合には、凸状部7や凹状部8の両辺部の傾斜面にて光線の進行する両辺(左右)方向に偏向される。
このように、導光板2の表面部5や裏面部6の入射端面部3から任意の距離の間に凸状部7または凹状部8を並列に並設することによって、光源11等からの高輝度の光を凸状部7や凹状部8によって入射端面部3よりも離れた位置に反射することができる。そして、これらが部分的な位置や凸状部7や凹状部8の両辺部の傾斜面による偏向された位置への反射光および凸状部7や凹状部8の形状によって異なる方向への偏向等によって、例えば入射端面部3の近傍での裏面部6に何も無いと、裏面部6で連続的に全反射を起こし、「Cot(42°)×導光板2の厚さ」の式に当てはまる位置に輝線や光源自身を表面部5で観測(光源の映り込み)してしまう事を回避することができる。
尚、これら導光板2の表面部5等に臨界角αを破るものが無くとも、導光板2の厚さが入射端面部3から反入射端面部4方向に進むに従って薄くなる様な楔型形状の場合には、顕著にこれら輝線や光源自身を観測してしまう。
これに対し、本例の構成によれば、光源の映り込みが無く、入射端面部近傍の入射端面部の両端をも暗部がなく明るく均一な出射光を得ることができ、その分実際に使用でき得る導光板の面積が大きく取れ、さらに光源が並列(アレー状)に設けてあっても互いに隣り合う光源からの光を重ならずに輝度斑の発生を防ぐことができる。
また、図示しないが、凸状部7や凹状部8は、凸状部7の高さを2μm〜15μmの範囲または凹状部8の深さを2μm〜15μmの範囲にし、これら凸状部7や凹状部8の楕円状、三角柱、四角柱等の幅を5μm〜50μmの範囲ならびに円弧状などの直径を5μm〜50μmの範囲で形成し、これら円弧状、楕円状、三角柱、四角柱等の凸状部7や凹状部8を並設するとともに間隔を10μm〜100μmの範囲で並列に設けることができる。これよって、例えば、入射端面部3に対し略直角方向に並列にした時にも間隔をある程度確保することでモアレの発生等を防止することができる。
また、間隔を確保した間に微細な光制御要素10を設けることにより規則性を破り、より効果的にモアレの発生を防止することができる。
さらに、形状やサイズを組み合わせることによって反射光の反射(偏向)方向が異なるため、なお一層、光源の映り込みの発生を防止するとともに凸状部7や凹状部8自身によるモアレの発生を防止することができる。
尚、これら凸状部7や凹状部8の円弧状、楕円状、三角柱、四角柱等を組み合わせて並設した時に、製作上互いに隣り合う部分が接触しても高さや深さ等が異なるので、各凸状部7や凹状部8から偏向された光は異なる方向に偏向される。
また、凸状部7や凹状部8は、入射端面部3に対し略直角方向から左右45°の範囲に設けることで、上記説明したように光の軌跡において円弧状の場合には入射端面部3に対し傾斜角を持って設けても変化は無い。
さらに、楕円状、三角柱、四角柱等の凸状部7や凹状部8は、楕円状、三角柱、四角柱等の長さ方向に沿った反射光は微量で、常に異なる方向への偏向した反射光である。このため、光源11が例えばCCFL等の線状の出射光であっても、凸状部7や凹状部8の傾斜角に対応した傾斜を有した反射光を得る。
このように、凸状部7や凹状部8は、入射端面部3に対し略直角方向から左右45°の範囲に設けることで、例えば細長く間隔を狭めた凸状部7や凹状部8自身でも入射端面部3に対してある角度で振ることによってモアレの発生を防ぐことができる。
また、導光板2の上部にプリズムシート等を用いた(1枚および2枚)場合でも、互いに干渉せず、モアレの発生を防ぐことができる。そのために、見やすい出射光を得ることができ、あらゆる寸法の導光板2にも対応することができる。
さらに、図4(b)に示すように、導光板2の両側面部9方向へ左右に凸状部7や凹状部8を、傾斜角度を持って設けることによって、例えば特に入射端面部3の近傍の中心よりに指向性の強い光源11を備えた場合には、入射端面部3の近傍の両側面部9方向部分が暗くなってしまうのを防ぐように出射光量をコントロールすることができる。
微細な光制御要素10は、微細な円弧形状、楕円形状、三角柱、三角錐、四角柱および四角錐などの凸状や凹状のドット状から成る。この光制御要素10は、高さや深さおよび大きさならびに傾斜面の傾斜角度等をコントロールしたものを表面部5や裏面部6に任意の分布で設けて、全反射や屈折によって偏向し、導光板2内の光を臨界角αを破るようにして導光板2の表面部5や裏面部6から出射させる。また、出射光の出射角度もコントロールすることができる。
光源11は、CCFL(冷陰極管)や半導体発光素子やその他小型で光が出射するものであれば何れでも良く、特に指向性が強いLEDやレーザ等ではRGB(赤色、緑色、青色)の各単色光を入射端面部3の近傍に設けたり、RGB(赤色発光、緑色発光、青色発光)からなる複数の半導体発光素子を組み合わせたアレー状に構成したユニットを入射端面部3に設けても良い。
さらに、半導体発光素子と波長変換材とを用いて白色光を得ても良く、例えば、InGaAlN系の半導体発光素子の青色発光の出射光によって励起し黄色や橙色等に発光する波長変換材(YAG系)を設け、半導体発光素子自身の青色発光色と波長変換材からの黄色や橙色等の発光色とによって混合された発光色が白色となる光源11でも良い。
また、光源11は、入射端面部3が大きい場合や導光板2自体が大きい場合にCCFL(冷陰極管)を用いても良く、これらは線状をなし、直接光は導光板2の入射端面部3から導光板2内に入射し、他の光は図示しないリフレクタで反射されながら光源11とリフレクタとの空間を通って導光板2内に入射する。
さらに、ここでは図示しないがリフレクタは白色の絶縁性材料やアルミニウム等の金属を蒸着したシート状または金属等からなる。
尚、この線状の光源11の場合、従来の導光板2では、入射端面部31の近傍に高輝度な輝線が現れてしまうが、本発明の導光板2を用いることによって輝線の発生を防ぐことができる。
反射体12は、熱可塑性樹脂に例えば酸化チタンのような白色材料を混入したシートや熱可塑性樹脂のシートにアルミニウム等の金属蒸着を施したり、金属箔を積層した物やシート状金属からなり、反射面が凹凸形状またはプリズム形状を成しても良い。図1に示すように、反射体12をケース状にすれば更に良く、入射端面部3と表面部5以外の部分を覆い、光源11からの光が導光板2によって表面部5に出射した以外の光を反射または乱反射し、再び導光板2に入射させて光源11からの光を全て表面部5から出射することができる。
また、ここでは図示しなが、平面照明装置1の導光板2の上方にプリズム体を設けることもできる。
プリズム体は、PET(ポリエチレンテレフタレート)やアクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(PC)等で形成される。プリズム体は、断面が三角形状や円弧形状を成し、微小な柱レンズ(半面)を平行に多数並べたもので、入射端面部3から反入射端面部4まで同じ断面を有し、入射端面部3と平行方向に多数並べて一体化されたもので、導光板2からの出射光を集光させ、平面照明装置1全体からの出射光を明るくすることができる。
このように、本発明の導光板2および平面照明装置1は、導光板2の表面部5や裏面部6に入射端面部3から任意の距離の間に円弧状、楕円状、三角柱、四角柱などの凸状部7や凹状部8を単独や組み合わせて、入射端面部3に対し略直角方向〜左右45°の範囲で並列に並設するとともに表面部5や裏面部6には微細な光制御要素10を設けて、凸状部7や凹状部8によって入射端面部3近傍に光源からの強い光を、より入射端面部3から離れた位置に反射したり、入射端面部3近傍で裏面部6の外部に屈折出射させ、さらに凸状部7や凹状部8の両壁面によって入射端面部3から偏移した離れた位置に反射、屈折し入射端面部3近傍に光源11からの強い光や指向性を有する例えば半導体発光素子等の光源11等の映り込みを回避する。
また、凸状部や凹状部を入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲で並列に並設することによって、モアレの発生を防止でき、入射端面部近傍の入射端面部の両端の暗部をも回避し明るく均一な出射光を得ることができる。さらに、光源が並列(アレー状)に設けてあっても、互いに隣り合う光源からの光を重ならずに輝度斑の発生を防ぐことができ、特に指向性の強い光源の出射光に対して有効であり、光量をコントロールすることができる導光板および平面照明装置を提供するものである。
小型の液晶表示装置等のバックライトから大型の液晶表示装置等のバックライトまで適し、特に高輝度で輝度斑や色温度斑の無い出射光を得ることができるため、例えばモバイル製品から液晶テレビ等の汎用品から特殊な用途に至る導光板および平面照明装置を提供することができる。
本発明に係る平面照明装置の略斜視図である。 本発明に係る導光板の略斜視図である。 本発明に係る導光板の裏面部の略部分図である。 本発明に係る導光板の裏面部の略部分図である。 本発明に係る導光板の部分略断面図および軌跡図である。 本発明に係る導光板の部分略断面図および軌跡図である。 従来の導光板等の略図である。
符号の説明
1 平面照明装置
2,2b 導光板
3 入射端面部
4 反入射端面部
5 表面部
6 裏面部
7 凸状部(楕円状)
7b 凸状部(円弧状)
7c 凸状部(三角柱)
8 凹状部(楕円状)
8b 凹状部(円弧状)
8c 凹状部(三角柱)
9 側面部
10 光制御要素
11 光源
12 反射体
21 導光板
31 入射端面部
41 反入射端面部
61 表面部
64 映り込み(半導体発光素子自身の形状
71 裏面部
91 光源
L0,L01,L02 光線
L03,L04 光線
Lr17,Lr27 光線
Lr37,Lr7 光線
Lr31,Lr38 光線
Lt8,Lt81 光線
Ltt,Lrr 光線
γ 屈折角
n 屈折率
α 臨界角

Claims (6)

  1. 光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら前記表面部と前記裏面部とに交わる側面部を有する導光板であって、
    薄板状矩形立方体形状を成し、前記表面部または/および前記裏面部には前記入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けることを特徴とする導光板。
  2. 前記凸状部または前記凹状部は、前記入射端面部に対し略直角方向〜左右45°の範囲に設けることを特徴とする請求項1記載の導光板。
  3. 前記凸状部または前記凹状部は、円弧状、楕円状、三角柱、四角柱の形状で単独または組み合わせて設けることを特徴とする請求項1記載の導光板。
  4. 前記凸状部または前記凹状部は、高さまたは深さを2μm〜15μmならびに幅または直径を5μm〜50μmおよび間隔を10μm〜100μmの範囲で設けることを特徴とする請求項1記載の導光板。
  5. 光源と、
    前記光源からの光を導く入射端面部と、当該光を出射する表面部または/および裏面部と、これら前記表面部と前記裏面部とに交わる側面部を有した薄板状矩形立方体形状を成し、前記表面部または/および前記裏面部には前記入射端面部から任意の距離の間に凸状部または凹状部を並列に並設するとともに微細な光制御要素を設けた導光板とを少なくとも備えたことを特徴とする平面照明装置。
  6. さらに、前記導光板の上方にプリズム体を設けたことを特徴とする請求項5記載の平面照明装置。
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