JP2007294038A - センタリング機能を有する記録再生装置 - Google Patents

センタリング機能を有する記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】成形誤差の影響を受けることなく、ターンテーブルと対向するクランパを確実にセンタリングする。
【解決手段】クランパ14の内部に第1のマグネット20を組み込み、クランパ14を取り付ける支持プレート11の取付孔13の内周面に第1のマグネット20と同極に着磁した第2のマグネット20を取り付ける。クランパ14は係止爪28によって取付孔13に遊動自在に取り付け、クランパ14内の第1のマグネット20と取付孔13の第2のマグネット22との磁気的な反発力によって、クランパ14を取付孔13の中心にセンタリングする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスク状記憶媒体(以下、単にディスクと称す)をターンテーブルとクランパで挟持してディスクを回転させる記録再生装置、特に、取付孔に対するクランパのセンタリング機能を有する記録再生装置に関する。
一般に、記録再生装置は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体を装置内部において回転させ、この回転した状態の記憶媒体の記録面にピックアップユニットより照射するレーザー光を当接し、前記記憶媒体の記録面より反射したレーザー光を前記ピックアップユニットによって受光することで前記記憶媒体に予め記録されている情報を読み込み再生する、或いは前記記憶媒体へ情報を書き込み記録する機能を有する。
通常、この種の着脱可能なディスクは、その中央に中心孔が設けられ、ディスクへの記録または再生を行なう場合は、ディスクの中心孔が記録再生装置のターンテーブルと嵌合し、さらにターンテーブルが上昇し、ターンテーブルの対向位置に備えたクランパが前記ディスクのレーベル面側より押圧してターンテーブルとクランパとでディスクを挟持する。
ディスクをターンテーブルとクランパとで挟持する場合、クランパが、そのクランパと対向位置にあるターンテーブルとずれている場合、ディスクを安定して挟持することが困難となる。このため、クランパを支持部材に取り付ける際、クランパを正確に位置合わせするためのセンタリング機能を備えた記録再生装置が種々提案されている。例えば特許文献1では、クランパを取り付けるための取付孔(特許文献1では装備孔と記載)の上面周縁に断面V字状の溝部を設けるとともに、クランパの外周に複数の摺動部を設け、摺動部の先端部を断面V字状の溝部の底部と当接させてクランパをセンタリングするディスク記録/再生装置のディスククランプ機構が開示されている。なお、特許文献1における摺動部は弾性変形可能なフック状に形成され、クランパを取付孔に装着する際、摺動部をそれぞれ内側に撓ませて取付孔を貫通させた後、弾性復帰させることによって摺動部の先端部を断面V字状の溝部に当接させている。
特開平10−208345号公報
特許文献1に示すディスククランプ機構は、摺動部と係合させる溝部を断面V字状に形成することによって、溝部のテーパ面に沿って摺動部が内側に案内され、これにより取付孔とクランパとの中心を一致させることから、クランパの取付時において、摺動部を内側に撓ませた際、摺動部が変形し易い。また、摺動部の成形誤差などによって摺動部の曲がり、反りなど変形が生じるなどして摺動部が溝部の途中で引っ掛かる場合もあり、取付孔の中心にクランパを正確にセンタリングできず、所定位置に搬入されたディスクの中心と前記クランパの中心との位置がずれた状態で前記ディスクを挟持する虞がある。このように、前記ディスクの中心と前記クランパの中心とがずれた状態で挟持すれば、前記ディスクの上面に前記クランパが一時的に乗り上げた後にターンテーブルとの挟持動作に移行することとなり、その際に異音が発生したり、或いはディスクの挟持が不完全な状態となる不具合が生じる。さらに、クランパは単に自重によって溝部上に載置しているに過ぎないから、仮にディスク記録/再生装置が傾いた状態でディスクの搬入/搬出を行った場合、非挟持状態のクランパはフレームに対して上下方向に移動可能に取り付けられていることから、ターンテーブルに対するクランパの平行度に狂いが生じ、搬入されたディスクが所定の位置を過ぎて装置の奥側に滑落し、最悪の場合、搬入したディスクを取り出すことが出来ず、装置の故障に繋がる危険性がある。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、成形誤差の影響を受けることなく、ターンテーブルと対向するクランパを確実にセンタリングしてディスクを挟持する際の異音を抑制することができるとともに、仮に記録再生装置が傾斜した状態でディスクの搬入/搬出を行った場合であってもターンテーブルに対するクランパの平行度を保ってディスクが所定の位置を過ぎて装置の奥側に滑落することを防止することができるクランパのセンタリング機能を有する記録再生装置を提供することを目的とする。
請求項1のセンタリング機能を有する記録再生装置は、搬送機構で搬送されたディスク状の記憶媒体を載置するターンテーブルと、このターンテーブルと対向して支持部材に取付けられるクランパとを備え、前記クランパと前記ターンテーブルとで前記ディスクを挟持して回転駆動する記録再生装置であって、前記クランパを前記支持部材に形成する取付孔に対して遊動自在に支承保持するとともに、このクランパに第1のマグネットを設け、前記取付孔の内周には前記第1のマグネットと同極に着磁された第2のマグネットを設け、この第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって前記クランパを前記取付孔に対してセンタリングするように構成したことを特徴とする。
請求項1の構成により、取付孔に装着したクランパには、常に第1のマグネットと第2のマグネットとの磁気的な反発力が作用し、その第1のマグネットと第2のマグネットによる磁気的な反発力によってクランパが取付孔に対してセンタリングされる。
請求項2のセンタリング機能を有する記録再生装置は、請求項1に記載のセンタリング機能を有する記録再生装置において、前記クランパは、前記取付孔の内周より径小に形成されたホルダを備え、このホルダに前記支持プレートに対して前記クランパを上下動自在に取り付けるための複数の係止爪を設けたことを特徴とする。
請求項2の構成により、取付孔にクランパを組み付けた際、クランパは取付孔内において径方向に移動自在となり、クランパに組み付けた第1のマグネットと取付孔に装着した第2のマグネットとの磁気的な反発力によって、クランパが取付孔に対してセンタリングされることになる。
請求項3のセンタリング機能を有する記録再生装置は、請求項2記載のセンタリング機能を有する記録再生装置において、前記第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって、少なくとも前記ディスクの非挟持状態において、ホルダを下限位置に保持するように構成したことを特徴とする。
請求項3の構成により、クランパが第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって、ホルダが下限位置に保持されるから、仮に記録再生装置を傾けた状態で前記ディスクの搬入/搬出を行ったとしても、ターンテーブルに対するクランパの平行度を保つことができる。
請求項1の記録再生装置によれば、搬送機構で搬送されたディスク状の記憶媒体を載置するターンテーブルと、このターンテーブルと対向して支持部材に取付けられるクランパとを備え、前記クランパと前記ターンテーブルとで前記ディスクを挟持して回転駆動する記録再生装置であって、前記クランパを前記支持部材に形成する取付孔に対して遊動自在に支承保持するとともに、このクランパに第1のマグネットを設け、前記取付孔の内周には前記第1のマグネットと同極に着磁された第2のマグネットを設け、この第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって前記クランパを前記取付孔に対してセンタリングするように構成したものであるから、クランパや支持部材の成形精度の影響を受けることなく、第1及び第2のマグネットの磁力によってクランパを取付孔に対して正確かつ確実にセンタリングすることができ、これにより、クランパとターンテーブルとの中心位置を一致させてディスクを確実に挟持することができる。
請求項2のセンタリング機能を有する記録再生装置によれば、請求項1記載のセンタリング機能を有する記録再生装置において、前記クランパは、前記取付孔の内周より径小に形成されたホルダを備え、このホルダに前記支持プレートに対して前記クランパを上下動自在に取り付けるための複数の係止爪を設けたものであるから、クランパに組み付けた第1のマグネットと取付孔に装着した第2のマグネットとの磁気的な反発力によって、クランパを取付孔の中心に正確にセンタリングすることが可能となる。
請求項3のセンタリング機能を有する記録再生装置によれば、請求項2記載のセンタリング機能を有する記録再生装置において、前記第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって、少なくとも前記ディスクの非挟持状態において、ホルダを下限位置に保持するように構成したものであるから、仮に記録再生装置を傾けた状態で前記ディスクの搬入/搬出を行ったとしても、記録再生装置の奥側へディスクが滑落することを防止することが可能となる。
以下、本発明の記録再生装置(以下、ディスク装置と称す)の具体的実施例としてトレイ方式のディスク装置について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するためのものではない。
図1〜図5は本発明の実施例1を示すものであり、図1はディスクを挟持した状態を示すディスク装置の断面図、図2はクランパの取付部近傍を示す部分拡大断面図、図3はクランパの分解斜視図、図4はクランパの取付状態を示す斜視図、図5はディスクを挟持する前の状態を示すディスク装置の断面図である。
同図に示すように、本実施例のディスク装置1は、ディスク2を回転駆動するターンテーブル3及びディスク2の半径方向へ進退可能に設けたピックアップユニット(図示せず)などを金属製シャーシ4に組み付けたトラバースユニット5を主要構成部品とし、これらの主要構成部品を合成樹脂製のフレーム10に組み付けている。
前記フレーム10は、搬送機構としてのトレイを案内する水平壁部(何れも図示せず)と、この水平壁部の両側縁に一体成形する左右一対の側壁部10Aと、この側壁部10Aの上端部に架設した支持部材たる帯状の支持プレート11とを有して合成樹脂によって形成され、支持プレート11に前記ターンテーブル3と対向する位置に取付孔13が形成され、この取付孔13にクランパ14を取り付けている。
前記トラバースユニット5の金属製シャーシ4には、前記ターンテーブル3の駆動モータ6や前記ピックアップユニットをディスク2の半径方向へと進退自在に移動させるモータ及び該モータの駆動をピックアップユニットに伝達するためのギア機構(何れも図示せず)などが組み込まれている。また、金属製シャーシ4は、その後端部をフレーム10に枢着し、その枢着部を支点としてその反対側の金属製シャーシ4の自由端(前端側)を上下方向に移動自在に組み付けることによって、フレーム10に対して金属製シャーシ4を傾動自在に取り付け、その金属製シャーシ4の自由端(前端側)にトレイの動作と連動して左右方向に摺動するカムなどの連動機構(図示せず)を配置し、この連動機構によって、前記金属製シャーシ4を含むトラバースユニット5の自由端(前端側)を上下方向に昇降するように構成されている。これにより、トレイを出し入れする際、トレイがフレーム10の内部に進入しきった際、連動機構によって金属製シャーシ4の自由端(前端側)を上方へと移動させ、支持プレート11に組み付けたクランパ14と金属製シャーシ4に組み付けたターンテーブル3とでディスク2を挟持してトレイに載置したディスク2を回転駆動することが可能となる。
次にクランパ14のセンタリング機能について説明する。クランパ14には第1のマグネット20が内蔵され、そのクランパ14を取り付ける前記支持プレート11の取付孔13の内周面に前記第1のマグネット20と同極に着磁された第2のマグネット22が装着されている。すなわち、クランパ14に設けた第1のマグネット20がN極であれば取付孔13には少なくとも前記第1のマグネット20と対向する面がN極となる第2のマグネット22を装着し、クランパ14の第1のマグネット20がS極であれば取付孔13には少なくとも前記第1のマグネット20と対向する面がS極となる第2のマグネット22を装着する。
次にクランパ14の構成について主に図2及び図3を参照して詳述する。前記クランパ14は前記第1のマグネット20を組み付ける合成樹脂製のホルダ23を備えている。このホルダ23は、その中心に前記第1のマグネット20の中心に設けた孔部20Aと嵌合する中空状のボス部24を有した第1のマグネット20を収容する筒部25と、この筒部25の下端部周縁から突設して前記ディスク2を押えるためのフランジ26とで構成されている。また、前記ホルダ23の筒部25の外径は前記取付孔13の内径より径小に形成され、取付孔13に対して遊動自在に組み込まれるものであり、この筒部25には前記第1のマグネット20を載置するための受部27が前記ボス部24の下端部から筒部25の内周面に向かって放射状に一体成形され、この受部27の先端に前記ホルダ23を取り付けるための係止爪28を一体形成している。この係止爪28は、前記筒部25と連続するように受部27の先端から垂直に立設している。なお、第1のマグネット20の底面には前記受部24と嵌合してホルダ23に対して第1のマグネット20を位置決めするための溝部29が形成されている。符号31は前記ホルダ23内に収納した第1のマグネット20を固定するための固定用フックであり、前記筒部25に形成した複数の割り溝30によって弾性変形可能に形成され、前記筒部25及び係止爪28と同心円状に連続している。
前記取付孔13の内周下部には段差部32が形成され、この段差部32に前記第2のマグネット22が例えば両面テープなどの適宜手段によって固定され、この取付孔13の内周面に設けた第2のマグネット22と、前記ホルダ23内に設けた第1のマグネット20との磁性的な反発力によって取付孔13に対してクランパ14をセンタリングしている。また、前記ターンテーブル3はディスク2の中心に設けた開口部2Aに挿入嵌合する凸部35を備え、その凸部35の上面に前記クランパ14に内蔵した第1のマグネット20と磁気的に吸着するように着磁されたマグネット36が配置されている。なお、このマグネット36に代えて単にクランパ14に内蔵した第1のマグネット20と磁気的に吸着する磁性体を設けてもよく、要はクランパ14とターンテーブル3とが近接した際、相互に吸着してディスク2を挟持する方向に作用する構成であればよい。
以上のように構成されるディスク装置1は、取付孔13に形成する段差部32に第2のマグネット22を固定した後、クランパ14のホルダ23に形成する係止爪28を内側に撓ませながら支持プレート11の下方側から前記ホルダ23を取付孔13に挿入して前記係止爪28を弾性復帰させる。そして、支持プレート11に取り付けたホルダ23の内側に第1のマグネット20を収納し、固定用フック31によって受部27に載置したマグネット20を固定することにより、第1のマグネット20を内蔵するホルダ23が支持プレート11の取付孔13に取り付けられる。支持プレート11に取り付けたホルダ23は、取付孔13より径小に形成され、取付孔13に対して遊動自在に取り付けられているため、クランパ14内の第1のマグネット20と取付孔13の内周面に装着した第2のマグネット22との磁気的な反発力によって、取付孔13の中心にセンタリングされる。このように、クランパ14内の第1のマグネット20と取付孔13の内周面に装着した第2のマグネット22との磁気的な反発力によって、前記クランパ14は取付孔13の中心位置にクランパ14を正確にセンタリングすることによって、ディスク2を搬送するトレイ(図示せず)がフレーム10の内部に進入しきって、金属製シャーシ4の自由端(前端側)を上方へと移動させた際、金属製シャーシ4に組み付けたターンテーブル3と支持プレート11に組み付けたクランパ14との回転中心が一致するため、係止爪28や支持プレート11などの成形誤差などの影響を受けることなく、搬入されたディスク2の中心との位置を合わせることができるから、ディスク2を挟持する際の異音の発生を防止することができるとともに、ターンテーブル3とクランパ14とでディスク2を確実にかつ安定的に挟持することができる。また、支持プレート11に取り付けたホルダ23は、係止爪28によって支持プレート11に対して上下動自在に組み込まれ、ディスク2の非挟持時においてホルダ23内の第1のマグネット20が取付孔13の水平中心部より下方に位置し、第1のマグネット20と第2のマグネット22との磁気的な反発力によって、クランパ14が浮き上がることなく常に下限位置で保持でき、仮に、ディスク装置1が傾斜していたとしても、クランパ14とターンテーブル3との平行度を保つことができる。このため、例えば、ディスク装置1を傾けた状態でディスク2の搬入/搬出を行った場合であっても、ディスク2が所定の位置を過ぎて装置の奥側に滑落するのを防止することができる。
図6〜図10は、本発明の実施例2を示すものであり、図6はディスクを挟持した状態を示すディスク装置の断面図、図7はクランパの取付部近傍を示す部分拡大断面図、図8はクランパの分解斜視図、図9はクランパの取付状態を示す斜視図、図10はディスクを挟持する前の状態を示すディスク装置の断面図である。
なお、本実施例においては、クランパ14及びクランパ14の取付部近傍における構成が異なる以外、前記実施例1と実質同一であり、前記実施例1と共通する部分には同一符号を付し、重複する部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。前記実施例1においては、受部24と係止爪28とを一体形成した例を示したが、本実施例では、受部24と係止爪28Aとを別体で形成している。すなわち、本実施例では、ホルダ23の上端縁から係止爪28Aを突設させることで、係止爪28Aを弾性変形可能としている。また、本実施例では係止フック爪28Aをホルダ23の上端縁から突出することで、前記第1実施例より、係止爪28Aの上端位置が高くなり、ターンテーブル3とクランパ14とでディスク2を挟持した際、係止フック39が支持プレート11から突出しないように、取付孔13の周縁から環状凸部40を一体に形成している。
以上のように構成される本実施例においては、前記実施例1と同様、クランパ14内の第1のマグネット20と取付孔13の内周面に装着した第2のマグネット22との磁気的な反発力によって、クランパ14を取付孔13の中心にセンタリングすることができ、ディスク2を挟持する際の異音の発生を防止することができるとともに、ターンテーブル3とクランパ14とでディスク2を確実にかつ安定的に挟持することができる。さらに、第1のマグネット20と第2のマグネット22との磁気的な反発力によってクランパ14の浮き上がりを抑えて下限位置で保持することで、仮に、ディスク装置1を傾けた状態でディスク2の搬入/搬出を行った場合であっても、ディスク2が所定の位置を過ぎて装置の奥側に滑落するのを防止することができる。
以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、支持プレートを取り付ける係止爪の形状やマグネットを固定する固定用フックを含むホルダの形状などは前記実施例に限定されることなく、適宜選定すればよい。また、本発明の実施例においてはディスクの搬送機構としてトレイを備えた所謂トレイ方式のディスク装置について説明したが、本発明はトレイ方式のディスク装置に限定するものではなく、記憶媒体の挿入を直接行うことが可能なスロットイン方式のディスク装置や、複数の記憶媒体の収納を可能とするチェンジャー方式のディスク装置などの構成であってもよい。
本発明の実施例1におけるディスクを挟持した状態を示すディスク装置の断面図である。 同上、クランパの取付部近傍を示す部分拡大断面図である。 同上、クランパの分解斜視図である。 同上、クランパの取付状態を示す斜視図である。 同上、ディスクを挟持する前の状態を示すディスク装置の断面図である。 本発明の実施例2におけるディスクを挟持した状態を示すディスク装置の断面図である。 同上、クランパの取付部近傍を示す部分拡大断面図である。 同上、クランパの分解斜視図である。 同上、クランパの取付状態を示す斜視図である。 同上、ディスクを挟持する前の状態を示すディスク装置の断面図である。
符号の説明
1 ディスク装置
2 ディスク
3 ターンテーブル
11 支持プレート(支持部材)
14 クランパ
20 第1のマグネット
22 第2のマグネット
23 ホルダ
28,28A 係止爪

Claims (3)

  1. 搬送機構で搬送されたディスク状の記憶媒体を載置するターンテーブルと、このターンテーブルと対向して支持部材に取付けられるクランパとを備え、前記クランパと前記ターンテーブルとで前記ディスクを挟持して回転駆動する記録再生装置であって、前記クランパを前記支持部材に形成する取付孔に対して遊動自在に支承保持するとともに、このクランパに第1のマグネットを設け、前記取付孔の内周には前記第1のマグネットと同極に着磁された第2のマグネットを設け、この第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって前記クランパを前記取付孔に対してセンタリングするように構成したことを特徴とするセンタリング機能を有する記録再生装置。
  2. 前記クランパは、前記取付孔の内周より径小に形成されたホルダを備え、このホルダに前記支持プレートに対して前記クランパを上下動自在に取り付けるための複数の係止爪を設けたことを特徴とする請求項1記載のセンタリング機能を有する記録再生装置。
  3. 前記第1及び第2のマグネットの磁気的な反発力によって、少なくとも前記ディスクの非挟持状態において、ホルダを下限位置に保持するように構成したことを特徴とする請求項2記載のセンタリング機能を有する記録再生装置。
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